JP2006159224A - 金属円管の口絞り加工方法 - Google Patents

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孝 久保木
Makoto Murata
眞 村田
Yasuhiko Kimura
康彦 木村
Takeshi Shimoda
健 下田
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Abstract

【課題】 設備機構が簡単なダイス方式を用い、変形能の高い材料ないし比較的変形能の低い材料であって高肉厚比t0/D0の金属円管の先端口絞り率(D0−D1)/D0を高くした場合でも口絞り先端に設けられる平行部の内面割れ発生を抑制することができる金属円管の口絞り加工方法を提供する。
【解決手段】金属円管1を、金属円管1を口絞加工する口絞部を有するダイス、及び、口絞部とにより金属円管1を外周面と内周面から挟圧するためのプラグ3に対して、プラグ3の軸方向に相対的に移動させて口絞加工する口絞工程を有する金属円管の口絞り加工方法であって、口絞工程は、金属円管1において口絞加工が施された口絞加工部の肉厚圧下率γが14%以上となるように行われる。ここでγ=(tc−t1)/tc×100(%)とする。(tcはプラグを配しない場合の口絞部の肉厚平均値、t1はプラグを配した場合の口絞部の肉厚平均値を指す。)
【選択図】 図3

Description

本発明は、ボンベ、排気管、エアバック容器等に用いられる先端が口絞り加工された金属円管の口絞り加工方法に関し、特に、肉厚の厚い金属円管を、高口絞り率で口絞りしても、金属円管の先端に設けられた平行部の内面に内面割れが発生しない金属円管の口絞り加工方法に関する。
従来より、ボンベ、排気管、エアバック容器等に用いられる先端が口絞り加工された金属円管の口絞り加工方法において、金属円管の先端開口部をダイスに押し当てて口絞りするダイス方式と、回転自在なローラや回転しないヘラ等を金属円管の開口部周縁に押し当てて成形するスピニング方式とがあった。
ダイス方式の場合、金属円管の肉厚等の条件に応じて、金属円管内側に円柱状のプラグを配する場合とプラグを配さない場合とがあり、例えば飲料缶のように薄肉の金属円管を口絞りする場合は、口絞りする先端に皺が発生することがあるため、皺の発生を抑制する目的でプラグを金属円管の内部に配置することがあった。
また、特許文献1に開示されているように、口絞りする先端部分に階段状の複雑な口絞り形状を成形する場合には、金属円管とプラグとの接触が滑らかになるように予め工夫されたプラグを適用し、成形加工の進行方向に合わせてプラグを軸方向に移動させ、複雑な口絞り形状を実現していた。
一方、スピニング方式も薄肉の金属円管や比較的肉厚比の大きい金属円管の口絞り加工に適用されている。発明者らも、アルミニウムやその合金などの軽金属を口絞りする加工方法としてスピニング方式を提案しており(非特許文献1)、変形能の高い軽金属に対して口絞り率90%の大変形を実現している。
特開平8−309461号公報 特開平11−114640号公報 Yao Ji., Murata M., "An experimental study on paraxial spinning of one tube end", Journal of Materials Processing Technology, pp. 324-329
上述したように、ダイス方式は、飲料缶等のように薄肉缶を対象とした皺発生の抑制方法としては非常に有効的な方法であるが、金属円管の素管肉厚をt0、素管外径をD0とした場合に求められる肉厚比t0/D0が、例えば3%以上となる肉厚の厚い金属円管を口絞りする場合に発生する内面割れを抑制する方法としては必ずしも充分な方法とはいえない。(尚、飲料缶よりも肉厚比t0/D0が大きい金属円管を口絞り加工する場合において、金属円管内にプラグを配さず口絞り加工する方法も存在するが、これは肉厚比t0/D0が大きくなると、通常薄肉缶で発生する外表面の皺が発生しにくくなるためである。)
しかしながら、肉厚の厚い金属円管の内表面には皺が発生する場合がある。内表面に皺が発生すると製品の特性を悪化させるため、この場合はプラグを円管内部に配して皺の発生を抑制する必要がある。
一方、スピニング方式は、アルミニウムなどの変形能の高い材料に対しては高い口絞り率を達成することができるが、中炭素鋼程度の比較的変形能の低い材料に対しては高い口絞り率を達成した例がこれまでにない。
また、スピニング方式は、特許文献2記載の通り口絞り率3.5%程度の加工は実現されているが、比較的変形能の低い中炭素鋼や高炭素鋼を材料とする金属円管に適用して、例えば20%以上のような高い口絞り率を達成することは非常に難しいといわれている。現在、このような炭素鋼を材料とした金属円管の加工方法における口絞り率は、特許文献2記載の通り3.5%程度が限界であり、口絞り率20%以上の加工には程遠い。
更にスピニング方式を用いて実現するためには、設備機構がダイス方式に比べて複雑になるため設備コストが増加するという問題がある。
ここで上記問題をまとめると、発明者らの研究及び実験によりと、特に以下のような加工条件(1)〜(3)において円管内側に内面割れが多発することが分かっている。
(1)肉厚比t0/D0が3%以上の厚肉円管の場合。金属円管の外表面の皺は発生しなくなるが、内面割れが発生することがある。薄肉円管の場合は外表面、内表面共に皺が発生しやすいが、内面割れが発生することは少ない。(2)口絞り率(D0−D1)/D0が20%以上の場合。金属円管の内面割れ発生の確率が急激に増大する。式中のD0は素管外径を指し、D1は口絞り加工後の口絞り部の外径を指している。(3)口絞り加工した先端に平行部を設ける場合。口絞り部分と平行部の連結部周辺における内面割れの発生確率が急増する。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、設備機構が簡単なダイス方式を用い、変形能の高い材料ないし比較的変形能の低い材料であって高肉厚比t0/D0の金属円管の先端口絞り率(D0−D1)/D0を高くした場合でも口絞り先端に設けられる平行部の内面割れ発生を抑制することができる金属円管の口絞り加工方法を提供することにある。
請求項1記載の本発明は、金属円管を、この金属円管を口絞加工する口絞部を有するダイス及び口絞部とにより金属円管を外周面及び内周面から挟圧するためのプラグに対して、このプラグの軸方向に相対的に移動させて口絞加工する口絞工程を有する金属円管の口絞り加工方法であって、口絞工程は、金属円管において口絞加工が施された口絞加工部の肉厚圧下率γが14%以上となるように行われることを特徴とする金属円管の口絞り加工方法。このとき肉厚圧下率γは、γ=(tc−t1)/tc×100(%)と表される。ここでtcとは、プラグを配しない場合の口絞部の肉厚(即ち、ダイスベアリング半径−口絞り平行部における内面最小半径)であり、t1とはプラグを配した場合の口絞部の肉厚平均値である。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の金属円管の口絞り加工方法であって、口絞工程は、口絞加工部の肉厚平均値の2倍以下の長さを有するプラグを用いることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1記載の金属円管の口絞り加工方法であって、金属円管を口絞加工する口絞部を有するダイスに、ダイスの軸方向に相対的に金属円管を移動させて口絞加工する口絞工程を有する金属円管の口絞り加工方法であって、口絞工程は、金属円管において口絞加工が施された口絞加工部が、曲率半径が口絞加工部の肉厚平均値の20倍以上の円弧部を有するように、金属円管を内側に向けて曲成させることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1記載の金属円管の口絞り加工方法であって、口絞部の端部内周面に切欠部を有するダイスを用いることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1記載の金属円管の口絞り加工方法であって、口絞工程は、長手方向切断面が曲成された金属円管を用いることを特徴とする。
本発明に係る金属円管の口絞り加工方法によれば、設備機構が簡単なダイス方式を用い、特に、変形能の高い材料ないし比較的変形能の低い材料であって肉厚比t0/D0が3%以上の金属円管を、口絞り率(D0−D1)/D0が20%以上となるような口絞り率を実現すると共に、そのときの口絞り先端に設けられる平行部の内面割れ発生を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
まず、発明者らは、口絞り加工中の金属円管の表面、内面割れの発生状況を詳細に観察すると共に、有限要素法による数値解析により内面割れ発生のメカニズムを明らかにした。そこでまず従来の構成で実験した実験結果を図1、図2を参照して、その内面割れ発生のメカニズムを説明し、図3以降で本発明に係る内面割れ発生を抑制する金属円管の口絞り加工方法について説明する。
図1は、内面割れ発生のメカニズムを解明するために用意した従来のダイス機構及び金属円管の縦断面図である。具体的に図1(a)は、ダイスに金属円管を押し当てて口絞り加工する段階の工程図であり、図1(b)は、更に金属円管を押し当てて口絞り先端部に平行部を形成する段階の工程である。また図1(c)は、口絞り先端部及び平行部の内面に形成された凹凸や皺を示す横断面図である。
まず図1(a)に示すように、ダイス2には、成形加工の進行方向に沿って、金属円管1の外径とほぼ同径を有する筒状のストレート部4と、このストレート部4に連続して設けられる円錐形のアプローチ部5と、このアプローチ部5の先に設けられるベアリング部6とで構成される貫通口が開口されている。
ここでストレート部4の円管内径(即ち、金属円管1の外径)をD0、ベアリング部6の内径をD1、金属円管1の加工前の肉厚をt0、口絞り加工後の肉厚をt1、プラグを配しないで口絞り先端部に形成された平行部8の肉厚をtcとして以下説明する。
図1(a)に示すように、金属円管1を口絞り加工する際には、金属円管1の端部にダイス2のストレート部4に押し当て(又は「被せ」)、その後成形加工方向に沿って金属円管1が押し込まれることによりアプローチ部5で金属円管1の先端が円管内側に押圧される。このときの金属円管1の断面は、図1(c)[A−A断面図]に示すように、弱冠の表面凸凹が観察された。
更に図1(b)に示すように、金属円管1を成形加工方向に向って更に押し込み、金属円管1の先端をベアリング部6に押し込むことで口絞り先端部に平行部8を形成する。このとき加工の進行と共に金属円管1内部には、図1(c)[B−B断面図]に示すように、各所で微小な凹凸や皺9が発生することが観察された。これは、金属円管1がアプローチ部5で口絞り加工を受け、そのままベアリング部6に侵入し、平行部8が形成された時点で内面割れ10が発生しているといえる。
金属円管1の内面に発生した皺9や内面割れの原因を解明するために、弾塑性有限要素法による数値解析を用いて、金属円管の先端を開口させる方向に働く円管内面における円周方向応力σθの変化を観察した。
このときの解析条件を表1に示し、解析結果を図2に示す。図2(a)は金属円管の軸方向位置に対する円周方向応力σθの変化を示すグラフであり、横軸は円管先端部の内側点Pの口絞り加工中の位置z(mm)を示し、縦軸は、円管先端部の内側点Pに発生する円周方向応力σθ(MPa)を示している。図2(b)、(c)は、解析グラフにおけるPa、Pb点を図示するためのダイス及び金属円管の縦断面図であり、位置Zの原点0は、アプローチ部5とベアリング部6の境界を指している。
Figure 2006159224
図2(b)に示すように円管先端に平行部8が形成されていない時は、円周方向応力σθの値は負であるが(図2(a)、(b)におけるPa点)、図2(b)に示すように、円管先端に平行部8が形成されると同時に、円周方向応力σθは急激に増加する(Pb点)。
このような結果から、内面割れ10の発生メカニズムは次の通りと考えられる。(1)口絞り加工の進行と共に円管内面に微小な凹凸や皺9が新たに発生、或いは元々存在していた凹凸や皺9が増大する。そして(2)円管先端に平行部8が形成されると同時に、円管内面に高い円周方向応力σθが発生する。そして(3)応力集中により更に高い応力が凹凸や皺9の先端に生じ、この凹凸や皺9を切欠にして内面割れ10が発生する。
以上の考察結果から、内面割れ発生を抑制する方法は、(a)凹凸や皺9の発生や成長を抑制する。或いは、(b)円周方向応力σθを抑制する、のいずれかとなる結論を導いた。そこで発明者らは、円周方向応力σθに着目し、これを抑制するダイス機構として、図3〜図11に示す構成を提案する。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る金属円管の口絞り加工方法を実施するための口絞り装置の縦断面図である。
この口絞り装置は、加工対象物である金属円管1の端部に被せる筒状のストレート部4と、このストレート部4に連結して設けられる円錐状のアプローチ部5と、このアプローチ部5の他方の端に連結して設けられ前述のストレート部4より細径を有するベアリング部6が連続して構成される貫通口が設けられたダイス2と、ベアリング部6の内径よりも小さい断面外径を有し、加工対象物である金属円管1の肉厚を14%以上圧する断面外径を有した円柱状のプラグ3とを少なくとも備える。
ここでストレート部4の円管内径(即ち、金属円管1の外径)をD0、ベアリング部6の内径をD1、金属円管1の加工前の肉厚をt0、口絞り加工後に形成された平行部8の肉厚をt1、プラグ3を配しない場合の口絞部の肉厚(即ち、ダイスベアリング半径−口絞り平行部における内面最小半径)の平行部8の肉厚をtcとする。円管内径D0はベアリング部の内径D1より大きい断面外径を有している。また加工前の金属円管1の肉厚t0は、加工後の金属円管1の肉厚t1よりも厚い肉厚を有する。
プラグ3は、一定長Lpを有する円柱状の中子である。このプラグ3の外周面とベアリング部6の内周面との間に金属円管を挟持ように配置し、この金属円管の肉厚t0を14%以上圧して最終的に肉厚t1となるような断面外径をプラグ3は有している。
ここで数値解析による検討結果を図4に示す。図4において、横軸は金属円管1の肉厚圧下率γを示しており、縦軸は肉厚圧下率γに対する平行部8形成時における円管先端内側点Pの円周方向応力σθmax(MPa)を示している。この縦軸は金属円管1の先端が口絞りされるときに発生する金属円管1先端の内側点Pでの円周方向応力最大値σθmaxであり、これは図2(c)における点Qの応力値に相当する。
いる。尚、ここで肉厚圧下率γは、以下に示す式(2)に基づいて算出している。
γ=(tc−t1)/tc×100(%) ・・・式(2)
式(2)中のtcは、プラグ3を配しない場合の「ベアリング部6の半径」から「口絞り平行部8における内面最小半径」を減算した値であり、t2はプラグ3を配する場合の加工後の円管先端肉厚の平均値である。
ここで図4に示すように、肉厚圧下率γが14%を超えると、円管先端の内側点Pでの円周方向応力最大値σθmaxが急激に減少する。
本実施の形態は、表1に示した性質を有する金属円管を対象としているが、金属円管の材料はこれに限らず、この金属円管よりも変形抵抗や加工硬化率の大きいものや、又は小さいものにも適用できる。ここで図5、図6を参照して、応力の異なる材料に本発明の加工方法を適用する場合を検証する。
図5は、加工硬化率(または、変形抵抗特性)の異なる金属円管を3種類想定し、この金属円管の対数ひずみに対する真応力を表したものである。同図に示すように、加工硬化率H(ここでHとは、グラフ中の直線の傾きを表す。)が4000MPaの金属円管(グラフ(a))の真応力が最も大きく、続いて加工硬化率Hが2000MPaの金属円管(グラフ(b))、加工硬化率Hが500MPaの金属円管(グラフ(c))の順に真応力が小さい金属円管を用意した。このような加工硬化率(または、変形抵抗特性)の異なる金属円管を、図3に示した口絞り装置を用いて口絞り加工した際の肉厚圧下率γに対する円周方向応力を解析した。その結果、図6に示すように、加工硬化率Hが4000(MPa)の金属円管は、肉厚圧下率γが約8%のところを境に円周方向応力が急激に減少した(グラフ(a1))。また真加工硬化率Hが2000(MPa)の金属円管は、肉厚圧下率γが約10%のところを境に円周方向応力が減少した(グラフ(b1))。更に真加工硬化率Hが500(MPa)の金属円管は、肉厚圧下率γが14%のところを境に円周方向応力が減少した(グラフ(c1))。
このような結果から、肉厚圧下率γを14%以上とすることで円周方向応力σθを抑制でき、その結果、内面割れ10を防止できることができることから、プラグ3の外径をベアリング部6の内径よりも小さく、加工対象物である金属円管1の肉厚を14%以上圧する断面外径とし、このようなプラグ3を金属円管1の内側に配すると共に、金属円管1の口絞り加工時に同時に押し当てることで、ベアリング部6における円管の肉厚圧下率γを14%以上として、円周方向応力σθを大幅に低減させ、結果として平行部8における内面割れ10の発生を抑制することができる。
そこで、このような加工装置で口絞り加工を行うときは、まずダイス2のストレート部4に金属円管1の先端を被せ(ダイス取付工程)、金属円管1の内側にプラグ3を配置する(プラグ配置工程)。そして金属円管1を成形方向に沿って(同図においてZ方向)移動させる。金属円管1の先端が円錐状のアプローチ部5に押し当てられると、先端部が口絞り加工される(口絞工程)。これと同時にベアリング部6の入口とプラグ3の外周面により金属円管1が挟持される。この状態で更に成形方向にプラグ3と金属円管1を相対的に移動させると、金属円管1がプラグ3により内面側から一定圧力で挟圧される。この状態でベアリング部6を通過すると、円周方向応力σθの増加を抑制しつつ金属円管1の先端部に平行部を形成することができる(平行部形成工程)。以上の金属円管1の口絞加工が終了したら、プラグ3を引き抜き(引き抜き工程)、ダイス2を取り外す(ダイス取り外し工程)ことで、先端が口絞り加工され、その口絞りされた先端に平行部が設けられた金属円管を作製することができる。
上述したように、金属円管1の内側にプラグ3を配し、円管内面をプラグ3の外周面でしごき加工すると共に、円管外面をベアリング部6の内周面でしごき加工する場合に、プラグ3の断面外径をベアリング部6の内径よりも小さく、加工対象物である金属円管1の肉厚を14%以上圧する断面外径とすることで、ベアリング部6における円管の肉厚圧下率γを14%以上とし、円周方向応力σθを大幅に低減することができる。これにより平行部8における内面割れ10の発生を抑制することができる。
次に、図7、図8を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。図7は、第2の実施の形態に係る口絞り加工方法を実施するための口絞り装置の縦断面図である。図8は、本発明の口絞り加工方法における円周方向応力σθと、プラグの引き抜き力Fpの関係を示したグラフである。図8において横軸は加工後の円管肉厚t1に対するプラグの長さLp(このとき肉厚圧下率は20%)を示し、縦軸は、プラグの長さLp/t1に対する円周方向応力σθの変化、及びプラグの長さLp/t1に対するプラグの引き抜き力Fpを示している。
図7に示すようにこの口絞り装置は、図3に示した口絞り装置とほぼ同じ構成を有しているが、プラグ3の形状及び長さが異なる。図3に示した口絞り装置では、金属円管1の内側に円柱状のプラグ3を配して口絞り加工する場合は、加工後にプラグ3を引き抜く必要があり、材料の変形抵抗が高い場合はプラグ3の引抜き力Fpが増大してプラグ3やプラグを引き抜くための棒3aが破損する恐れがあった。そこで発明者らは、図7に示すように、プラグ3の平行部の長さLpに関して数値解析を行い種々の検討を行った。
その結果、(1)プラグ3の長さLpを短くしても、図3に示した円周方向応力σθを抑制する効果は維持される。(2)図8に示すように、プラグの長さLpを短くすることによりプラグの引抜き力Fpを抑制することが可能になる。しかも、更にプラグの長さLpを加工後の円管先端肉厚平均値t1の2倍以下とすることにより、プラグの引抜き力Fpを抑制する効果が顕著になることが分かった。
そこで第1の実施の形態に示したプラグよりもプラグ長が短い、即ち金属円管1の平行部8との接触部分が少ないプラグ3bを用意し、このプラグ3bに引き抜き棒3aを接続した。
上記構成を有するプラグ3a,3bを用いて第1の実施の形態と同様の口絞り加工方法を行った。その結果、加工後のプラグ引抜き力Fpを低減できると共に、円周方向応力σθを抑制することが可能になった。更にプラグの長さLp/t1を2以下とした場合には、その効果がより顕著になった。
従って、本発明の第2の実施の形態に係る口絞り加工方法によれば、肉厚比が3%以上の金属円管1を口絞り率20%の口絞り加工する場合において、平行部8の内面に内面割れ10を発生させず、且つプラグ3の引抜きによるプラグ3やプラグを引き抜くための棒3aの破損を生じさせない口絞り加工方法を実現することができた。
次に、図9、図10を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。
更に発明者らは、設備の都合上、円管内側にプラグ3を配すること難しい状況でも、円周方向応力σθを抑制し、内面割れ10を防止する方法を提案する。図9(a)は、第3の実施の形態に係る口絞り加工方法を実施するための口絞り装置の縦断面図であり、図9(b)は、金属円管1の内側にプラグ3を配した場合の口絞り装置の縦断面図である。また図10は図9の口絞り装置における円周方向応力σθの測定結果を示すグラフである。
図9(a)に示すように、この口絞り装置は、アプローチ部5とベアリング部6の間に大きな曲率半径Rを有する円弧部7を配したダイス2を用いる点に特徴がある。
発明者らは、円弧部7の曲率半径Rに対する円周方向応力σθの影響について数値解析を行い種々の検討を行った。
その結果を図10に示す。同図に示すように、円弧部7の曲率半径Rを素管肉厚t0の20倍以上とすると、円周方向応力σθを抑制できることが分かった。
尚、この抑制効果を、金属円管1の内面の表面粗さを低減させるなど、内面性状を改善する必要がある場合には、図9(b)に示すようにプラグ3を設けることで更に円周方向応力σθの発生を抑制することができる。この場合は肉厚圧下率γを、図3に示したように14%以上にする必要は無く、従来の口絞り加工方法の通り、数%以下で実施すればよい。
従って、本発明の第3の実施の形態に係る口絞り加工方法によれば、アプローチ部5とベアリング部6の間に円弧部7を設けることにより、肉厚比が3%以上の金属円管1を口絞り率20%の口絞り加工を行う場合において、プラグ3を用いなくとも、金属円管1の平行部8の内面に内面割れ10を発生させずに口絞り加工方法を実現することができる。
次に、図11、図12を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。
図11は、本発明の第4の実施の形態に係る口絞り加工方法を実施するための口絞り装置の縦断面図である。
図11に示すように、本実施の形態においては、口絞り加工が終了するベアリング部6の先端部分に凹部12を設けた点に特徴がある。この構成により、更に円周方向応力σθを抑制することができる。即ち、第3の実施の形態に示したようにアプローチ部5とベアリング部6の間に円弧部7を設けなくても、図11(a)に示すように、円弧を有する突起11を設ける、或いは図11(b)に示すように、アプローチ部5とベアリング部6の間に円弧部7が存在している場合に、そのベアリング部6の先端開口部分に凹部12を設けることで円周方向応力σθを低下させることができる。
図12を参照して、アプローチ部5とベアリング部6の間に円弧部7が存在している場合の検討結果を説明する。第3の実施の形態で説明した通り、円弧部7の半径Rが素管肉厚t0の20倍よりも小さい条件では、円周方向応力σθを抑制することは難しい。しかし凹部12を設けることにより、この円弧部の曲率半径Rが素管肉厚t0の20倍よりも小さくても、円周方向応力σθを20%程度低減することが可能となる。
従って、ベアリング部6の先端部分に凹部12を設けることで円周方向応力σθを充分低減することができることから、凹部12で円管先端部に形成された平行部8の内面に発生する内面割れ10の発生を抑制することができる。
次に、図13、図14を参照して本発明の第5の実施の形態を説明する。
図13(a)、(b)は、本発明の第5の実施の形態に係る口絞り加工方法を実施するための口絞り装置及び金属円管1の縦断面図である。図14は、図13の口絞り装置における円周方向応力σθの測定結果を示すグラフである。
発明者らは、ダイス2やプラグ3など工具だけではなく、素管の形状にも着目し、検討を重ねた結果、素管先端に円弧13を設けることにより円周方向応力σθが抑制可能であることを見出した。
図9に示したように、円弧部7の曲率半径Rが素管肉厚t0の20倍よりも小さい条件では、円周方向応力σθを抑制することは難しい。しかしながら素管先端に予め円弧部13を設けることにより、円弧部7の半径Rが素管肉厚t0の20倍よりも小さい条件であっても、円周方向応力σθを10%程度低減することが可能であることが分かった。
従って、素管先端に円弧13を設けることにより円周方向応力が抑制可能となることから、肉厚比が3%以上の金属円管1を口絞り率20%の口絞り加工を行う場合において、プラグを用いず、更にダイスのアプローチ部5とベアリング部6の間に円弧部7を設けなくとも、金属円管1の平行部8の内面に内面割れ10が発生しない口絞り加工方法を実現することができる
以上、上述した第1乃至第5の実施の形態に係る本発明は、重ね合わせて用いることにより、その円周方向応力σθを抑制し、内面割れ10を防止する効果を更に向上させることができる。特に、変形能が低い材料に対して従来の加工方法を実施すると内面割れ10が不可避的に発生していたが、本発明によれば、従来と同様の条件においても内面割れ10の発生を防止することが可能となる。
従って、本発明によれば、(1)素管の肉厚比t0/D0が3%以上、(2) 口絞り率(D0−D1)/D0が20%以上、更に(3)成形後の口絞り先端に平行部8を有する金属円管の口絞り加工を、円管内面において内面割れ10が生じないように作製することができる。
軽金属などの変形能が高い材料を対象とした口絞り率の大きい口絞り加工では、従来、加工の中でもスピニング加工などの逐次加工が有効と考えられており、この逐次加工は、生産能率が劣る場合が多いという問題を有していたが、本発明を適用することにより、大幅な生産能率を向上させる効果が期待できる。
また本発明によれば、加工終了時に内面の円周方向応力σθが負(圧縮)、或いは正(引張)であっても、その値が小さくなることから口絞り円管内面の残留応力も負、或いは小さくすることができる。そのため本発明により製造された口絞り製品は、繰返し疲労において耐久性の高い長寿命の平行部を形成する口絞り加工方法として有効な方法である。
本発明の高肉厚圧下率による口絞り方法を説明する図であり、(a)は 肉厚圧下などの定義、(b)はプラグを配しない場合の肉厚tcの説明を示す図である。 本発明の短尺プラグによる口絞り方法を説明する図である。 本発明のアプローチ部とベアリング部の境界に円弧部を設けることによる口絞り方法を説明する図であり、(a)は内面プラグが無い場合、(b)は内面プラグがある場合を示す図である。 本発明のアプローチ部とベアリング部の境界に突起を設けることによる口絞り方法を説明する図であり、(a)は内面プラグが無い場合、(b)は内面プラグがある場合を示す図である。 応力の異なる金属円管の対数ひずみに対する真応力を測定した結果を示すグラフである。 応力の異なる各金属円管の肉厚圧下率γに対する円周方向応力を測定した結果を示すグラフである。 本発明の先端円弧による口絞り方法を説明する図である。 割れ発生現象を説明する図であり、(a)は内面割れの発生しない状態、(b)は加工に伴う皺の成長を示す図である。 内面割れ発生メカニズムを考察するために行った解析の結果を説明するための図である。 実質的な肉厚圧下率γを14%以上に設定することにより、円周方向応力の抑制が可能であることを説明するための図である。 プラグ平行部長さを小さくすることによって、口絞り後に実施するプラグの引抜きに要する力を低減できることを説明するための図である。 アプローチ部とベアリング部の境界の円弧部Rを素管肉厚tの20倍以上とすることによって円周方向応力の抑制が可能であることを説明するための図である。 口絞り加工終了部分に凹部を設けることによって、円周方向応力の抑制が可能であることを説明するための図である。 素管先端に円弧を設けることによって、円周方向応力の抑制が可能であることを説明するための図である。
符号の説明
1…金属円管
2…ダイス
3…プラグ
3a…引き抜き棒
3b…短尺プラグ
4…ストレート部
5…ベアリング部
6…アプローチ部
7…円弧部
8…平行部
9…皺
10…内面割れ
11…突起
12…凹部
13…素管先端の円弧部

Claims (5)

  1. 金属円管を、前記金属円管を口絞加工する口絞部を有するダイス、及び、前記口絞部とにより前記金属円管を外周面と内周面から挟圧するためのプラグに対して、前記プラグの軸方向に相対的に移動させて口絞加工する口絞工程を有する金属円管の口絞り加工方法であって、
    前記口絞工程は、前記金属円管において口絞加工が施された口絞加工部の肉厚圧下率γが14%以上となるように行われることを特徴とする金属円管の口絞り加工方法。
    γ=(tc−t1)/tc×100(%)
    tc:プラグを配しない場合の口絞部の肉厚平均値
    t1:プラグを配した場合の口絞部の肉厚平均値
  2. 前記口絞工程は、前記口絞加工部の肉厚平均値の2倍以下の長さを有するプラグを用いることを特徴とする請求項1記載の金属円管の口絞り加工方法。
  3. 金属円管を口絞加工する口絞部を有するダイスに、前記ダイスの軸方向に相対的に前記金属円管を移動させて口絞加工する口絞工程を有する金属円管の口絞り加工方法であって、
    前記口絞工程は、前記金属円管において口絞加工が施された口絞加工部が、曲率半径が前記口絞加工部の肉厚平均値の20倍以上の円弧部を有するように、前記金属円管を内側に向けて曲成させることを特徴とする金属円管の口絞り加工方法。
  4. 前記口絞部の端部内周面に切欠部を有するダイスを用いることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の金属円管の口絞り加工方法。
  5. 前記口絞工程は、長手方向切断面が曲成された金属円管を用いることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の金属円管の口絞り加工方法。
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