JP2006158472A - 紙おむつ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の紙おむつはフラット型とパンツ型の二種類のみである。フラット型は構造上平面のため、使用該当者の直立状態での装着が大変困難である。一方パンツ型は構造上直立不動状態での装着には向いているが、使用該当者の動作が加わった場合での装着には不向きであり、ウエストサイズの微調整が不可能でもある
【解決手段】パンツ型、フラット型紙おむつの各々の特性を活かし、片脇部の接合部を従来のパンツ型のように接合・固定し、逆脇部の接合部を従来のフラット型のようにテープ方式とする紙おむつを提供する。これにより片足のみおむつ股部に足を通すだけなので、使用該当者の動きにも柔軟に対応でき、素早くおむつ替えできる。かつ、ウエストサイズの微調整も可能になる。また、上着の脱衣・着衣の簡素化にもつながる。
【選択図】図1
【解決手段】パンツ型、フラット型紙おむつの各々の特性を活かし、片脇部の接合部を従来のパンツ型のように接合・固定し、逆脇部の接合部を従来のフラット型のようにテープ方式とする紙おむつを提供する。これにより片足のみおむつ股部に足を通すだけなので、使用該当者の動きにも柔軟に対応でき、素早くおむつ替えできる。かつ、ウエストサイズの微調整も可能になる。また、上着の脱衣・着衣の簡素化にもつながる。
【選択図】図1
Description
本発明は、紙おむつの形状及び着脱様式に関する。
従来の紙おむつの形状は図2に示すような脇部分1、2が両方テープ4になっているフラット型と図3に示すような脇部分1、2が製造時点で接合・固定されているパンツ型の2種類である。
特開平7−313550号公報
特開平11−107007号公報
しかしながら従来のフラット型紙おむつは平面のため、構造上子どもを寝かした状態で装着するのが本来である。直立状態での装着も可能だが双方ともに、子どもをじっとさせていることは困難であるため装着時の寝返り等により時間も掛かり、またしっかりとした装着が難しいため排泄物の漏れの原因にもつながる。
一方、パンツ型紙おむつは本来立たせた状態で使用することを仮定した形状であるが、思うような状態でいてくれる事は少なく、装着に手間取ってしまう。
例えば片足を股部に通した後、逆足を股部に通している間に子供が動き出し、先に通した方の足が抜けてしまい何度もやり直しすることが多い。また寝かせた状態での装着も可能だが手間や時間がかかる。
更にズボンやスパッツ類をはいているときは、全て脱衣してからでないとおむつ替え出来ず、おむつ装着後いちから着衣させなければならない欠点も伴う。
そこで本発明は、フラット型とパンツ型の双方の利点を活かし、装着時の簡素化を目的とする紙おむつを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、紙おむつの片脇部は従来のパンツ型のように製造過程で接合・固定し、反対脇部は従来のフラット型紙おむつのテープ方式を用いた剥離自在を採用する。
第一発明及び第二発明によれば、おむつの形状の脇部分において片側テープ、片側接合・固定方式にすることで、脱衣・着衣の簡略化、時間の短縮化を図る。
また上記方式を採用することで従来のパンツ型に比べ、片側のテープ利用によりウエストサイズの微調整が可能となり、漏れを防ぐ効果にもつながる。
この発明の一実施形態を図1に示す。
紙おむつの脇部1は、従来のパンツ型通り製造過程で前面・背面を接合・固定する。脇部2は従来のテープ方式とするため、前面にマチ部分3と背面から取り付けたテープ部4を作る。
紙おむつの脇部1は、従来のパンツ型通り製造過程で前面・背面を接合・固定する。脇部2は従来のテープ方式とするため、前面にマチ部分3と背面から取り付けたテープ部4を作る。
なおかつ、使用後まるめて捨てやすいように、背面にもテープ5を取り付けておく。
この実施形態によれば片側のみテープ方式となっているため、パンツ型側股部6に片足を通した後、逆足を股部に通すことなくフラット型側股部の前面を体に固定し、背面側に取り付けられたテープ部4を止めるだけでよい。
付加価値としてズボン、スパッツ等の脱衣・着衣も片足だけで済ませることが出来る。
また従来のパンツ型に比べ、片脇側をテープ部4で止めることが出来るのでウエスト部分のサイズ調整が自在になり、排泄物の漏れを防ぐ効果にもつながる。
また従来のパンツ型に比べ、片脇側をテープ部4で止めることが出来るのでウエスト部分のサイズ調整が自在になり、排泄物の漏れを防ぐ効果にもつながる。
図1の実施形態では左をテープ式、右をパンツ式としているが、他の実施形態では右をテープ式、左をパンツ式とした物でも良い。
1 右脇部分
2 左脇部分
3 マチ部分
4 テープ部
5 背面テープ
6 パンツ型側股部分
2 左脇部分
3 マチ部分
4 テープ部
5 背面テープ
6 パンツ型側股部分
Claims (2)
- フラット型紙おむつの片脇部は製造過程で接合・固定し、反対脇部は従来のテープ方式を用いて剥離自在とすることを特徴とする紙おむつ。
- パンツ型紙おむつの片脇部は従来通り製造過程で接合・固定し、反対脇部にはフラット型おむつのテープ方式を用いた剥離自在を特徴とする紙おむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004350697A JP2006158472A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 紙おむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004350697A JP2006158472A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 紙おむつ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006158472A true JP2006158472A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36661111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004350697A Pending JP2006158472A (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 紙おむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006158472A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072429A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Daio Paper Corp | パンツタイプ使い捨ておむつ |
JP2017118970A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2017118969A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2017118971A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
-
2004
- 2004-12-03 JP JP2004350697A patent/JP2006158472A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011072429A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Daio Paper Corp | パンツタイプ使い捨ておむつ |
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KR20180098288A (ko) * | 2015-12-28 | 2018-09-03 | 유니 참 코포레이션 | 흡수성 물품 |
US10799397B2 (en) | 2015-12-28 | 2020-10-13 | Unicharm Corporation | Absorbent article |
KR102639743B1 (ko) | 2015-12-28 | 2024-02-23 | 유니 참 코포레이션 | 흡수성 물품 |
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