JPH1199178A - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
- Publication number
- JPH1199178A JPH1199178A JP9265638A JP26563897A JPH1199178A JP H1199178 A JPH1199178 A JP H1199178A JP 9265638 A JP9265638 A JP 9265638A JP 26563897 A JP26563897 A JP 26563897A JP H1199178 A JPH1199178 A JP H1199178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wing
- area
- diaper
- girth
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウイング付き使い捨ておむつにおける脚周り
の防漏効果を向上させる。 【解決手段】 使い捨ておむつの後胴周り域7の側縁部
から延出する後ウイング12が、胴周り方向へ延びる仮
想線23上において二分されていて、後胴周り域7の端
縁14寄りの第1ウイング12Aと、股下域8寄りの第
2ウイング12Bとで構成される。
の防漏効果を向上させる。 【解決手段】 使い捨ておむつの後胴周り域7の側縁部
から延出する後ウイング12が、胴周り方向へ延びる仮
想線23上において二分されていて、後胴周り域7の端
縁14寄りの第1ウイング12Aと、股下域8寄りの第
2ウイング12Bとで構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使い捨ておむつ
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使い捨ておむつの後胴周り域およ
び/または前胴周り域の側縁部から側方へウイングが延
出しているおむつは周知である。例えば、大人用の使い
捨ておむつでは、胴周り方向の寸法を特に大きくするこ
とが必要とされる場合があり、そのときにはおむつ本体
部分に対して比較的大きなウイングを取り付けることで
その必要性に応ずることができる。
び/または前胴周り域の側縁部から側方へウイングが延
出しているおむつは周知である。例えば、大人用の使い
捨ておむつでは、胴周り方向の寸法を特に大きくするこ
とが必要とされる場合があり、そのときにはおむつ本体
部分に対して比較的大きなウイングを取り付けることで
その必要性に応ずることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】使い捨ておむつの着用
者が大人である場合には、着用者が乳幼児である場合に
比べて体型が様々であるから、大きなウイングを利用し
て胴周りを覆うことができても、脚周りを十分に覆うこ
とができずに、排泄物が脚周りから漏れるとか、脚周り
を十分に覆うことはできても、胴周りをうまく覆うこと
ができないということが生じがちである。
者が大人である場合には、着用者が乳幼児である場合に
比べて体型が様々であるから、大きなウイングを利用し
て胴周りを覆うことができても、脚周りを十分に覆うこ
とができずに、排泄物が脚周りから漏れるとか、脚周り
を十分に覆うことはできても、胴周りをうまく覆うこと
ができないということが生じがちである。
【0004】そこで、この発明は、胴周りと脚周りとを
同時に覆うことが可能なウイングを備えている使い捨て
おむつの提供を課題にしている。
同時に覆うことが可能なウイングを備えている使い捨て
おむつの提供を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明が前提とするのは、透液性表面シートと、
不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸
液性コアとを有し、前後の長手方向が前胴周り域と、後
胴周り域と、これら両域間に位置する股下域とで構成さ
れているおむつ本体の前記後胴周り域側縁部のそれぞれ
から側方へウイングが延出している使い捨ておむつであ
る。
に、この発明が前提とするのは、透液性表面シートと、
不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸
液性コアとを有し、前後の長手方向が前胴周り域と、後
胴周り域と、これら両域間に位置する股下域とで構成さ
れているおむつ本体の前記後胴周り域側縁部のそれぞれ
から側方へウイングが延出している使い捨ておむつであ
る。
【0006】この発明が特徴とするところは、前記ウイ
ングが、前記おむつの胴周り方向へ延びる仮想線上にお
いて前記前後方向へ二分されていて、前記後胴周り域の
端縁寄りに位置する第1ウイングと、前記股下域寄りに
位置する第2ウイングとで構成されており、前記第1,
2ウイングのそれぞれに前記前胴周り域に対する着脱可
能な係合手段が形成されていること、にある。
ングが、前記おむつの胴周り方向へ延びる仮想線上にお
いて前記前後方向へ二分されていて、前記後胴周り域の
端縁寄りに位置する第1ウイングと、前記股下域寄りに
位置する第2ウイングとで構成されており、前記第1,
2ウイングのそれぞれに前記前胴周り域に対する着脱可
能な係合手段が形成されていること、にある。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、この発明
に係る使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとお
りである。
に係る使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとお
りである。
【0008】図1に部分破断斜視図で示されている使い
捨ておむつは、透液性表面シート2と、不透液性裏面シ
ート3と、これら両シート2,3間に介在する吸液性コ
ア4とからなり、前後の長手方向が前胴周り域6と、後
胴周り域7と、これら両域6,7間に位置する股下域8
とで構成されているおむつ本体9を有する。前後胴周り
域6,7の各側縁部からは、各一対の前後ウイング1
1,12が側方へ延出している。
捨ておむつは、透液性表面シート2と、不透液性裏面シ
ート3と、これら両シート2,3間に介在する吸液性コ
ア4とからなり、前後の長手方向が前胴周り域6と、後
胴周り域7と、これら両域6,7間に位置する股下域8
とで構成されているおむつ本体9を有する。前後胴周り
域6,7の各側縁部からは、各一対の前後ウイング1
1,12が側方へ延出している。
【0009】おむつ本体9は、前後胴周り域6,7の端
縁13,14に沿って延びる胴周り弾性部材16,17
と、股下域8の側縁に沿って延びる脚周り弾性部材18
とを有し、これら弾性部材16,17,18が伸長状態
で表裏面シート2,3のうちの少なくとも一方の内面に
接合している。
縁13,14に沿って延びる胴周り弾性部材16,17
と、股下域8の側縁に沿って延びる脚周り弾性部材18
とを有し、これら弾性部材16,17,18が伸長状態
で表裏面シート2,3のうちの少なくとも一方の内面に
接合している。
【0010】前ウイング11は、その基端部21(図2
参照)が裏面シート3の外面に接合している。
参照)が裏面シート3の外面に接合している。
【0011】後ウイング12は、基端部22(図2参
照)が裏面シート3の外面に接合し、後胴周り域7の側
縁部から延出している部分が、胴周り方向へ延びる切断
線23によって二分されていて、後胴周り域7の端縁1
4寄りに位置する第1ウイング12Aと、股下域8寄り
に位置する第2ウイング12Bとを有する。第1,2ウ
イング12A,12Bの先端部の内面には商品名マジッ
クテープ等で知られるメカニカルファスナの雄部材28
が取り付けられている。前ウイング11と第2ウイング
12Bとは、股下域8の側縁部24と斜めに交差してい
て、おむつ着用者の脚周りに沿って延びることが可能な
傾斜した縁部26,27を有する。
照)が裏面シート3の外面に接合し、後胴周り域7の側
縁部から延出している部分が、胴周り方向へ延びる切断
線23によって二分されていて、後胴周り域7の端縁1
4寄りに位置する第1ウイング12Aと、股下域8寄り
に位置する第2ウイング12Bとを有する。第1,2ウ
イング12A,12Bの先端部の内面には商品名マジッ
クテープ等で知られるメカニカルファスナの雄部材28
が取り付けられている。前ウイング11と第2ウイング
12Bとは、股下域8の側縁部24と斜めに交差してい
て、おむつ着用者の脚周りに沿って延びることが可能な
傾斜した縁部26,27を有する。
【0012】図2は、着用状態にあるおむつの斜視図で
ある。第1,2ウイング12A,12Bは前ウイング1
1に外側から重なり、ファスナの雄部材28が前胴周り
域6の外面に取り付けられたファスナの雌部材29に離
脱可能に係合している。かかる係合の際に、一対の第1
ウイング12Aが着用者の胴部を胴周り方向へ延びて、
おむつのずり下がりを防止している。第2ウイング12
Bは、傾斜した縁部27が脚周り方向へ延びて、前ウイ
ング11の傾斜した縁部26と股下域側縁部24ととも
に脚周りに密着して体液の漏れを防いでいる。第2ウイ
ング12Bは、脚周りによく密着するように、図示の如
く斜め下方へ引張られた状態で雌部材29に止着してい
る。着用者の脚周り寸法が小さければ、第2ウイング1
2Bを矢印A方向へさらに下げることができる。
ある。第1,2ウイング12A,12Bは前ウイング1
1に外側から重なり、ファスナの雄部材28が前胴周り
域6の外面に取り付けられたファスナの雌部材29に離
脱可能に係合している。かかる係合の際に、一対の第1
ウイング12Aが着用者の胴部を胴周り方向へ延びて、
おむつのずり下がりを防止している。第2ウイング12
Bは、傾斜した縁部27が脚周り方向へ延びて、前ウイ
ング11の傾斜した縁部26と股下域側縁部24ととも
に脚周りに密着して体液の漏れを防いでいる。第2ウイ
ング12Bは、脚周りによく密着するように、図示の如
く斜め下方へ引張られた状態で雌部材29に止着してい
る。着用者の脚周り寸法が小さければ、第2ウイング1
2Bを矢印A方向へさらに下げることができる。
【0013】
【発明の効果】この発明に係る使い捨ておむつでは、後
胴周り域のウイングが、端縁寄りの第1ウイングと股下
域寄りの第2ウイングとに分かれていて、第1ウイング
で着用者の胴周りを閉じ、第2ウイングで脚周りを閉じ
ることができるから、おむつ着用者の体型にかかわりな
く、優れた着用感と、脚周りにおける防漏効果とが得ら
れる。
胴周り域のウイングが、端縁寄りの第1ウイングと股下
域寄りの第2ウイングとに分かれていて、第1ウイング
で着用者の胴周りを閉じ、第2ウイングで脚周りを閉じ
ることができるから、おむつ着用者の体型にかかわりな
く、優れた着用感と、脚周りにおける防漏効果とが得ら
れる。
【図1】おむつの部分破断斜視図。
【図2】着用状態にあるおむつの斜視図。
2 表面シート 3 裏面シート 4 コア 6 前胴周り域 7 後胴周り域 9 本体 8 股下域 12 ウイング(後ウイング) 12A 第1ウイング 12B 第2ウイング 14 端縁 23 仮想線(切断線) 28 係合手段
Claims (1)
- 【請求項1】 透液性表面シートと、不透液性裏面シー
トと、これら両シート間に介在する吸液性コアとを有
し、前後の長手方向が前胴周り域と、後胴周り域と、こ
れら両域間に位置する股下域とで構成されているおむつ
本体の前記後胴周り域側縁部のそれぞれから側方へウイ
ングが延出している使い捨ておむつであって、 前記ウイングが、前記おむつの胴周り方向へ延びる仮想
線上において前記前後方向へ二分されていて、前記後胴
周り域の端縁寄りに位置する第1ウイングと、前記股下
域寄りに位置する第2ウイングとで構成されており、前
記第1、2ウイングのそれぞれに前記前胴周り域に対す
る着脱可能な係合手段が形成されていることを特徴とす
る前記おむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265638A JPH1199178A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265638A JPH1199178A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 使い捨ておむつ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199178A true JPH1199178A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17419923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9265638A Pending JPH1199178A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1199178A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160506A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Daio Paper Corp | 使い捨て紙おむつ |
JP2007209457A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Kami Shoji Kk | 使い捨ておむつ |
JP2008079867A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Daio Paper Corp | 紙おむつ |
JP2009061157A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Daio Paper Corp | 止着式使い捨ておむつ |
US9420221B2 (en) | 1999-09-02 | 2016-08-16 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9265638A patent/JPH1199178A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9420221B2 (en) | 1999-09-02 | 2016-08-16 | Fujifilm Corporation | Wide dynamic range electronic image recording and reproducing system |
JP2005160506A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Daio Paper Corp | 使い捨て紙おむつ |
JP4683522B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2011-05-18 | 大王製紙株式会社 | 使い捨て紙おむつ |
JP2007209457A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Kami Shoji Kk | 使い捨ておむつ |
JP2008079867A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Daio Paper Corp | 紙おむつ |
JP2009061157A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Daio Paper Corp | 止着式使い捨ておむつ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030304 |