JP2006158386A - ソフトキャンディ - Google Patents

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Abstract

【課題】歯付きを防止した、新食感ソフトキャンディを提供する。
【解決手段】固形分として1種以上の糖類を含むソフトキャンディ生地2中に、水分含有量が0〜6重量%で、粒状、棒状または板状の打錠物3が3〜30重量%の割合で混入されているソフトキャンディ1、さらにソフトキャンディ生地2中に、水分含有量が10〜20重量%のグミが、打錠物3との合計量が3〜30重量%となるように分散されているソフトキャンディ1は、歯付き防止性に優れる、かつ従来にない新食感のソフトキャンディである。ソフトキャンディ生地2中に、結晶セルロースが0.02〜0.3重量%含有されたものはさらに呈味に優れる。さらに糖衣を施すことで、より多彩な味及び食感を付与することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、新規なお菓子に関し、さらに詳しくは、従来のソフトキャンディに較べて歯付きが改善され、かつ新食感を有するソフトキャンディに関する。
本質的に固形分が糖類からなり、水分含有量が6〜20重量%の飴は、ソフトキャンディとして広く食されてきた。しかし近年、飴の中でもソフトキャンディの販売量は年々下降の一途をたどっている。ソフトキャンディが時代の要請に応えられないのは、いつまでも歯にくっついて離れないことが大きな要因である。そこで、ソフトキャンディの歯付きの解決法が種々提案されてきた。そのうち大部分は添加剤による解決法であった。しかし、添加物による、歯付きの解決法は、ソフトキャンディ自身のおいしさを阻害させる。
また、油脂の入ったソフト生地を煮詰めて冷却したものに、ゼリーシロップを煮詰めて冷却固化(セッティング)させたゼリー細片を混合分散させたソフトキャンディや(特許文献1参照。)、さらに、前記ゼリー細片を混合分散させたソフトキャンディに、クッキー類、ナッツ類、ドライフルーツなどをセンター材として、もしくは分散させて含有させたソフトキャンディ(特許文献2参照。)が提案されている。しかし、これらのソフトキャンディに混合分散させたものはゼラチンゼリーであるため、ソフトキャンディ生地との食感差が殆ど出ず、また、前記ゼリー細片は、粒径が12〜20ミクロン程度の微小粒であることから、歯付き防止効果もあまり期待できない。また、クッキー類、ナッツ類、ドライフルーツなどには歯付き防止効果は期待できないだけでなく、ソフトキャンディとの食感の差が大きすぎて違和感を感じさせるものとなる。
そこで、本発明者らは、従来の、添加剤による歯付きの解決法とは違う解決法を先に提案した。これは、ソフトキャンディ生地中にグミを分散させるというものであり(特許文献3参照。)、さらに結晶セルロースを含有させることで、呈味を向上させたソフトキャンディも提案している(特許文献4参照)。この場合、ソフトキャンディに入れたものは、好ましくは水分含有量がソフトキャンディのそれよりも多いグミである。普通に考えると、水分含有量の異なるものを合わせた場合には、水分含有量の多い方から少ない方へと次第に水分移行が起こり、両者の食感差がなくなることが予想される。しかし、本発明者らの知見によれば、グミとソフトキャンディとの組み合わせの場合には、理由は必ずしも明らかではないが、両者の水分含有量がそのまま保持され、食感差がいつまでも残る。前記グミ入りのソフトキャンディは、このような知見に基づき発明されたものである。
特開平4−370063号公報 特開平10−56号公報 特許第3405323号公報 特許第3555597号公報
前記のような本発明者らの提案した、グミを分散させた新規なソフトキャンディは、たとえ歯付きしても、グミが残存するのですっきりした食後感を示すことが出来た。しかし、このグミ入りソフトキャンディにあっても、グミが分散していないソフトキャンディ生地部分の歯付きまでは防止しきれない。そこで、本発明は、前記の新食感ソフトキャンディの歯付き防止性を更に向上させることを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明では、ソフトキャンディの中に添加剤として種々のものを加えるのではなく、前記グミ入りキャンディと同様に、何らかの固形物をソフトキャンディ生地中に混入させることで歯付きを防止するという方法を採用した。勿論、生地中に混入させる前記固形物は、ソフトキャンディ生地の主成分である糖類に溶け込まず、かつソフトキャンディ生地と食感及び味がマッチし、しかもグミよりも分散性もしくは崩壊性の良いものである必要がある。本発明者らは、種々検討した結果、糖などを圧縮成型した打錠物が、キャンディと非常に良いマッチング性を示すことを見いだし、さらに、本発明者らは、予めある一定の大きさに打錠機等で圧縮成型しておいた打錠物をソフトキャンディの製造工程途中で分散させることにより上記課題を解決できることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成されたものである。
すなわち、本発明は、固形分として1種以上の糖類を含むソフトキャンディ生地中に、水分含有量が0〜6重量%で、粒状、棒状または板状の打錠物が3〜30重量%の割合で混入されていることを特徴とするソフトキャンディである。
また、前記ソフトキャンディ生地中に、水分含有量が10〜20重量%のグミが、前記打錠物との合計量が3〜30重量%となるように分散されていてもよい。
さらに、前記ソフトキャンディ生地中に、結晶セルロースが0.02〜0.3重量%含有されていてもよい。
さらに、前記ソフトキャンディに糖衣を施してもよい。
本発明に係る新規なソフトキャンディは、ソフトキャンディ生地に打錠物が混入されており、ソフトキャンディと打錠物との味及び食感がマッチングした、おいしくて、しかも歯付きの改良された新しい食感のソフトキャンディである。
また、前記ソフトキャンディ生地にグミを分散させたものは、ソフトキャンディ、打錠物及びグミの3種類の味及び食感がマッチングした、おいしくて、しかも歯付きの改良された新しい食感のソフトキャンディである。
さらに、前記ソフトキャンディ生地中に少量の結晶セルロースを含有させることで、キャンディの呈味を向上させることができる。
また、前記ソフトキャンディに糖衣を施すことで、より多彩な味及び食感を付与することができる。
本発明に係るソフトキャンディは、固形分が1種以上の糖類からなるソフトキャンディ生地中に打錠物を混入させてなるものであり、詳細には、粒状、棒状または板状の打錠物を、前記キャンディ生地中に、分散、挿入もしくは埋め込んでなるものである。また、前記打錠物を前記キャンディ生地の表面に付着させてもよい。
前記糖類としては、砂糖、ブドウ糖、果糖、ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、砂糖混合ブドウ糖果糖液糖、砂糖混合果糖ブドウ糖液糖、乳糖、糖アルコール、水飴及び粉飴などを用いることができ、これらの糖類のなかから選択された1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。キャンディ生地中の前記糖類の含有量としては、70〜90重量%の範囲が好ましい。
前記キャンディ生地の水分含有量は、好ましくは6〜20重量%の範囲内である。生地中の水分含有量が6重量%未満の場合にはソフト食感がなくなり、一方、水分含有量が20重量%を超えると、生地中への打錠物の分散がうまくいかない。キャンディ生地のより好ましい水分含有量の範囲は6〜15重量%の範囲である。
また、前記キャンディ生地には、前記のような糖類以外に、ゼラチンを加えて弾力性を増しても良い。前記ゼラチンとしては、豚皮ゼラチン、牛骨ゼラチン、フィッシュゼラチンなどを用いることができる。キャンディ生地中のゼラチン含有量としては、0.2〜10重量%の範囲が好ましい。
本発明のソフトキャンディは、前記のようなキャンディ生地中に、粒状、棒状または板状の打錠物が分散、挿入もしくは埋め込まれている。本発明でいう前記打錠物とは、粉末もしくは微粒状物または顆粒を圧縮成型したものを意味し、好ましくは、糖を主原料とし、打錠機等で圧縮成型したものである。前記打錠物の主原料である糖としては、粉末状のものが適しており、砂糖、ブドウ糖、果糖、乳糖、粉末状の糖アルコールなどが挙げられ、これらは単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、前記打錠物の水分含有量は、0〜6重量%であることが好ましい。打錠物の水分含有量が6重量%を越えるとソフトキャンディ中での打錠物の保型性がなくなるとともに、打錠物がソフトキャンディと一体になってしまい、打錠物の食感が感じられない。
前記キャンディ生地中に混入させる打錠物の量は、3〜30重量%の範囲が好ましい。打錠物の含有量が3重量%未満の場合には打錠物の食感が出てこないし、歯付き防止性の向上も図れない。また、打錠物の含有量が30重量%を超えると、ソフトキャンディの食感が出てこないで、打錠物そのものを食する感じが出てしまう。従って、キャンディ生地の組成や香りにもよるが、打錠物の好ましい含有量は3〜30重量%であり、より好ましくは5〜20重量%である。
打錠物の形状としては、例えば球状、円板状、棒状、板状など種々のものを採用でき、また前記棒状、板状の場合の断面形状としても、例えば円形、正方形、長方形、三角形、星型、ハート型など種々のものがあり、特に限定されない。打錠物1つ当たりの大きさは、最終のソフトキャンディの1〜30重量%であることが好ましい。打錠物が大きすぎるとソフトキャンディに成型するとき著しく外観を損なう。また、1つ当たりの打錠物が小さすぎると打錠物としての存在感がなくなる。従って、打錠物の1つ当たりの大きさは、最終のソフトキャンディの1〜30重量%であることが好ましく、より好ましい範囲は3〜10重量%の範囲である。
本発明のソフトキャンディにおいては、前記キャンディ生地中に、前記打錠物とともにグミを分散あるいは挿入させてもよい。こうすることによって、ソフトキャンディ、打錠物およびグミの、3つの異なる食感を同時に感じることが出来、歯付き防止性をさらに向上させ、より新しい食感のソフトキャンディとなる。グミは、一般にゼラチン溶液をスターチモールド(型)に充填して乾燥後、表面のスターチを除去して作られる。この場合、後述するように本発明にとって適当な大きさの型を用意して成型してもよいし、また、大きなグミをつくっておき、破砕機などで適当な大きさになるように粉砕するようなやりかたも適用できる。
前記グミの水分含有量は10〜20重量%であることが好ましい。グミの水分含有量が10重量%未満では、グミが固すぎて異物感を感じてしまう。また、グミの水分含量が20重量%を越えると、ソフトキャンディ中でのグミの保型性がなくなるとともに、ソフトキャンディと一体になってグミの食感が感じられない。
ソフトキャンディ中に分散させるグミの量は、前記打錠物との合計量で3〜30重量%である。グミの含有量が、前記打錠物との合計量で3重量%未満の場合には、打錠物やグミの食感が出てこないし、歯付き防止性の向上も図れない。また、前記打錠物とグミの含有量が合計で30重量%を超えると、ソフトキャンディの食感が出てこないで、打錠物やグミそのものを食する感じが出てしまう。ソフトキャンディ生地の組成や香りにもよるが、グミの好ましい含有量は、前記打錠物との合計量で3〜30重量%であり、より好ましくは5〜20重量%である。
前記グミの形状についても特に限定はない。また、グミ1つ当たりの大きさは、最終のソフトキャンディの1〜30重量%であることが好ましい。前記打錠物の場合と同様に、グミが大きすぎるとソフトキャンディに成型するときに外観を損し、小さすぎるとグミとしての存在感がなくなる。従って、グミの1つ当たりの大きさは、最終のソフトキャンディの1〜30重量%であることが好ましく、より好ましい範囲は3〜10重量%の範囲である。
更に、本発明のソフトキャンディのキャンディ生地中には、0.02〜0.3重量%の結晶セルロースを含有させることができる。結晶セルロースは高純度の木材パルプを酸で加水分解し、非結晶領域を除去して精製・乾燥することによって得られる。このものは乳化安定化、懸濁安定化、粘度調整といった機能を有するので種々の食品に添加されている。例えばアイスクリームの場合には粘度を高めずホエー分離を抑制するため、また、ココア飲料の場合は粘度を高めず懸濁粒子の沈降を防止するため、さらにフルーツゼリーの場合は離水を防止し果肉感を付与するため、といった例が挙げられる。本発明に係る、打錠物を混入させたソフトキャンディに、さらに結晶セルロースを微量添加することで、その呈味を数段レベルアップさせることができる。
前記結晶セルロースの具体例としては、例えば、旭化成(株)製「アビセル」、「セオラス」、「セオラスクリーム」(いずれも商品名)などを用いることができる。結晶セルロースの含有量が生地中で0.3重量%を超えると、結晶セルロースのざらつき感が増して不都合である。また、結晶セルロースの含有量が生地中で0.02重量%未満だと全く効果が見られない。結晶セルロースのさらに好適な添加量の範囲は0.05〜0.15重量%である。
上記のような本発明のソフトキャンディには糖衣を施しても良い。これにより、より多彩な味及び食感を同時に感じることができ、また歯付き防止性がさらに向上し、より新しい食感のソフトキャンディとなる。このときの糖衣方法は結晶糖衣でも非結晶糖衣でもよい。
なお、本発明のソフトキャンディには、上記した打錠物、グミ、結晶セルロース、糖衣以外に、植物性又は動物性の油脂、一般に歯付き防止のために用いられるフォンダント、その他香料、着色料、酸味成分、さらにPH調整のためのカルボン酸塩等を加えることができる。また、前記打錠物、グミ、糖衣層にも上記以外の成分として、これらを適宜加えることができる。
発明のソフトキャンディを製造するには、例えば、別々に作成したソフトキャンディ生地と打錠物とを混練し、適当な形状に成形する。具体的には、まず、乾式打錠または湿式打錠等、従来公知の製法によって、糖を主原料とする材料を前記所定の大きさに圧縮成型して打錠物を作製する。一方、キャンディ生地は、砂糖と水飴などを混合溶解した後、濃縮し、それに必要に応じてゼラチンを混合し、酸味料や香料などを適宜添加して撹拌し、冷却した後、さらに混合して調製する。このようにして作製した打錠物とキャンディ生地とを用い、例えば図1に示すように、エクストルーダーAに、前記キャンディ生地と打錠物をそれぞれ送り量を調節しながら供給用コンベアB、Cにより投入し、混練して所定の断面形状に押出し、それを一定の長さに切断して、本発明の打錠物入りのソフトキャンディを製造する。図2は、このようにして製造したソフトキャンディの1例を示すものである。本実施形態では、ソフトキャンディ1の形状は、縦横20mm×高さ8mmの直方体であり、キャンディ生地2の内部に、直径6mm、厚さ5mmの円板状の打錠物3が分散した形態となっている。なお、予め従来公知の製法によって前記所定の大きさに成形した粒状グミを前記打錠物3と混合して用いても良い。また、エクストルーダーAにより押出されたキャンディ生地に棒状または板状の打錠物を付着させ、または埋め込み、それを一定の長さに切断しても良い。さらに、図3に示すように、エクストルーダーにより押出され、一定の長さに切断したキャンディ生地2の表面に、打錠物3を押し当てて成型し、キャンディ生地2の表面に打錠物3を付着させて(打錠物3の一部は生地2中に埋め込まれてもよい)もよい。
さらに、糖衣を施したソフトキャンディを製造する場合には、例えば、球状に成型した打錠物入りのソフトキャンディを糖衣パンに入れ、糖衣パンを回転させながら、別に作成したシロップを掛けて被覆した後、乾燥する工程を繰り返し糖衣する。具体的には、図1に示すエクストルーダーAに、前記キャンディ生地と打錠物をそれぞれ送り量を調節しながら供給用コンベアB,Cにより投入し、混練して所定の断面形状に押出し、それを球形のスタンピング型により一定の大きさに切断、成型して、打錠物入りのソフトキャンディを製造する。また、エクストルーダーAにより押出され、一定の長さに切断した打錠物入りのソフトキャンディを丸薬機を用いて球形に成型してもよい。なお、予め従来公知の製法によって前記所定の大きさに成形した粒状グミを前記打錠物と混合して用いてもよい。一方、糖衣液としてのシロップは、糖を主原料とする材料を糖度60%〜80%に調整し、酸味料や香料などを適宜混合して作成する。上記のようにして作製した打錠物入りの球形のソフトキャンディを糖衣パンに入れ、糖衣パンを回転させながら前記シロップを掛けて被覆した後、乾燥する工程を繰り返し、多層になるよう糖衣物を形成する。図4は、このようにして製造したソフトキャンディの断面の1例を示すものである。本実施形態では、ソフトキャンディ1の形状は、直径17mmの球形であり、直径15mmのソフトキャンディ生地2の内部に直径5mm、厚さ4mmの円板状の打錠物3が分散しており、ソフトキャンディ生地2の表面に厚さ1mmの糖衣層4が形成された形態となっている。なお、前記打錠物入りの球形のソフトキャンディを糖衣パンに入れ、糖衣パンを回転させながら、水飴を主成分とするシロップと、微粉末状の糖類とを交互に掛け、糖類を結晶化させることなく糖衣層を乾燥する工程を繰り返し、多層になるよう糖衣してもよい。上記、水飴の成分としては、果糖、ブドウ糖、液糖、酵素糖化水飴、酸糖化水飴、麦芽糖、オリゴ糖、高分子水飴、澱粉、還元基を持たない糖アルコールが挙げられる。また、上記、微粉末状の糖類としては、粉糖、トレハロース、キシリトール、エリスリトール、マルチトール、ソルビトール、マルチトリオール、パラチニット、ラクチトール及びそれらの混合物から選ばれる。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら制限されるものではない。なお、実施例の記載中、とくに断らない限り、「%」は「重量%」を、「部」は「重量部」を表す。
まず、次のようにして打錠物を作製した。砂糖80部、酸味料9部、結晶セルロース6部、粉末レモン果汁1部を粉体混合し、流動層造粒機を使用して造粒品を調製した。さらに、前記のように調製した造粒品に、蔗糖脂肪酸エステル3部、香料1部を混合し、打錠機で直径6mm、厚さ5mmで、1粒あたりの重量が0.2gの円板状に圧縮成型した。この打錠物の水分含有量は0.8%であった。
一方、砂糖24部、水飴37部、濃縮ヨーグルト8部、油脂6部、乳化剤0.4部を真空クッカーで水分5%まで煮詰めた。ついでゼラチン2部、酸味料0.6部、香料0.3部を加圧ミキサーで混合した。フラッペ3.7部、フォンダント3部をニーダーで混和してから一晩エージングし、ソフトキャンディ生地を得た。この生地の水分含有量は7.5%であった。
上記のようにして作製したソフトキャンディ生地と打錠物とを、全量中で打錠物の含有量が15%となるようにエクストルーダーに供給し、混合しつつ押出、延伸したものをカットして、縦横20mm×高さ8mmの直方体に成形して包装した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは、歯付きも改善された新しい食感のヨーグルト味のソフトキャンディであった。
実施例1において、粉末レモン果汁の代わりに粉末グレープ果汁を用いた以外は実施例1と同様にして打錠物を得、ソフトキャンディを製造した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは、歯付きも改善され、白地に紫がちらばった、見た目にもきれいな新食感のソフトキャンディであった。
実施例1において濃縮ヨーグルトの代わりに生クリームを用いてミルク味のソフトキャンディを生地として用い、それ以外は実施例1と同様にして、実施例1と同じ打錠物を分散させたソフトキャンディを製造した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは歯付きも改善された新しい食感のミルク味のソフトキャンディであった。
実施例2において濃縮ヨーグルトの代わりに生クリームを用いてミルク味のソフトキャンディを生地として用い、それ以外は実施例2と同様にして、実施例2と同じ打錠物を分散させたソフトキャンディを製造した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは、歯付きも改善された新しい食感のミルク味のソフトキャンディであった。
砂糖26部、水飴40部、結晶セルロース(旭化成(株)製、商品名:セオラスクリーム)1.2部、濃縮ヨーグルト8部、油脂7部、乳化剤0.5部を真空クッカーで水分5%まで煮詰めた。ついでゼラチン2.4部、酸味料0.7部、香料0.4部を加圧ミキサーで混合した。さらにフラッペ3.7部、フォンダント3部をニーダーで混和してから一晩エージングし、ソフトキャンディ生地を得た。この生地の水分含有量は7.5%であった。また、生地中の結晶セルロース含有量は0.12%である。
上記のようにして作成したソフトキャンディ生地と、実施例1と同様にして作製した水分含有量0.8%の円板状の打錠物とを、全量中で打錠物の含有量が15%となるようにエクストルーダーに供給し、混合しつつ押出、延伸したものをカットして、縦横20mm×高さ8mmの直方体に成形して包装した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは、歯付きも改善され、新しい食感で、かつ結晶セルロースを配合しない場合と比較してミルク感が向上したヨーグルト味のソフトキャンディであった。
砂糖28部、水飴37部、結晶セルロース(旭化成(株)製、商品名:セオラスクリーム)1.5部、練乳7部、油脂6部、乳化剤0.4部を真空クッカーで水分5%まで煮詰めた。ついでココアパウダー4部、ゼラチン2部、香料0.3部を加圧ミキサーで混合した。フラッペ3.7部、フォンダント3部をニーダーで混和してから一晩エージングし、ソフトキャンディ生地を得た。この生地の水分含有量は7.2%であった。また、生地中の結晶セルロース含有量は0.15%である。
上記のようにして作成したソフトキャンディ生地と、実施例1と同様にして作製した水分含有量0.8%の円板状の打錠物とを、全量中で打錠物の含有量が12%となるようにエクストルーダーに供給し、混合しつつ押出、延伸したものをカットして、縦横20mm×高さ8mmの直方体に成形して包装した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは、歯付きも改善され、新しい食感で、かつ結晶セルロースを配合しない場合と比較してミルク感が向上したチョコレート味のソフトキャンディであった。
実施例6において、ココアパウダーの代わりにストロベリーパウダーを用いてストロベリー味のソフトキャンディを生地として用い、それ以外は実施例6と同様にして打錠物入りソフトキャンディを製造した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは、歯付きも改善され、新しい食感で、かつ結晶セルロースを配合しない場合と比較してミルク感が向上したストロベリー味のソフトキャンディであった。
実施例1において打錠物を直径3mm、長さ20mm、1粒あたりの重量が0.2gの棒状になるように打錠した。この棒状の打錠物の水分含有量は1.0%であった。これをエクストルーダーより押出されたソフトキャンディ生地に平行になるように、また、全量中で打錠物の含有量が12%となるように該ソフトキャンディ生地中に埋め込み、延伸したものをカットして、縦横20mm×高さ8mmの直方体に成形して包装した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは歯付きも改善された新しい食感のヨーグルト味のソフトキャンディであった。
実施例8において、前記棒状の打錠物を、図3に示すようにソフトキャンディ生地表面に押し当てて成型し、生地表面に打錠物を付着させる以外は実施例8と同様にして打錠物入りソフトキャンディを製造した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは、歯付きも改善された新しい食感のヨーグルト味のソフトキャンディであった。
まず次のようにしてグミを作成した。砂糖33部、水飴44部、ゼラチン13部、アラビアガム4.5部を加熱溶解後、減圧して濃縮した。これに、オレンジ果汁5部、酸味料0.4部、香料少量を添加して均一にした。精密充填機で一定の容量のスターチモールドに充填して乾燥後、デパウダー・オイリングし、粒状のグミを得た。この場合、出来上がりグミの平均単重を0.2gに設定して行った。得られた粒状グミの水分含有量は13%、大きさは、直径7mm、高さ5mmの砲弾形である。
前記のようにして得られたグミを、実施例1と同様の打錠物と、全量中でグミが10%、打錠物が8%となるよう混合し、エクストルーダーに供給して、実施例1と同様のソフトキャンディ生地と混合しつつ押出、延伸したものをカットして、縦横20mm×高さ8mmの直方体に成形して包装した。このようにして得られたグミ・打錠物入りソフトキャンディは、3つの異なる食感を同時に感じることが出来、歯付き防止性もさらに向上した、より新しい食感のヨーグルト味のソフトキャンディであった。
糖衣液として、酵素糖化水飴にレモン果汁、レモン香料、クエン酸を少量ずつ加えてシロップを作製した。直径15mmの球形のスタンピング型により切断、成型した以外は実施例3と同様にして打錠物入りソフトキャンディを得た。得られたソフトキャンディを糖衣パンに入れ、糖衣パンを回転させながら前記シロップと微粉キシリトールで糖衣を施し、表面にキシリトールと水飴からなる糖衣層が形成された打錠物入りソフトキャンディを製造した。このようにして得られた打錠物入りソフトキャンディは、3つの異なる食感を同時に感じることができ、歯付き防止性もさらに向上した、より新しい食感のミルク味のソフトキャンディであった。
実施例11において、実施例10と同様のグミを、実施例1と同様の打錠物と、全量中でグミが10%、打錠物が8%となるよう混合し、エクストルーダーに供給した以外は実施例11と同様にして、表面にキシリトールと水飴からなる糖衣層が形成されたグミ・打錠物入り糖衣ソフトキャンディを製造した。このようにして得られたグミ・打錠物入りソフトキャンディは、4つの異なる食感を同時に感じることができ、歯付き防止性もさらに向上した、より新しい食感のミルク味のソフトキャンディであった。
実施例12において、ソフトキャンディ生地を実施例5と同様の結晶セルロース入りソフトキャンディ生地に変更した以外は実施例12と同様にして、表面にキシリトールと水飴からなる糖衣層が形成されたグミ・打錠物入りソフトキャンディを製造した。このようにして得られたグミ・打錠物入りソフトキャンディは、4つの異なる食感を同時に感じることができ、歯付きも改善され、新しい食感で、かつ結晶セルロースを配合しない場合と比較してミルク感の向上したヨーグルト味のソフトキャンディであった。
糖衣液として、糖度70%に調整した砂糖水に澱粉、乳化剤、レモン香料を少量ずつ加えてシロップを作製した。直径15mmの球形のスタンピング型により切断、成型した以外は実施例3と同様にして打錠物入りソフトキャンディを得た。得られた打錠物入りソフトキャンディを糖衣パンに入れ、糖衣パンを回転させながら前記シロップを掛けて被覆した後、粉末状のビタミンCを糖衣物総重量に対して1%散布し、乾燥する工程を繰り返し、多層になるよう糖衣層を形成した。このようにして得られた、糖衣層が形成された打錠物入りソフトキャンディは、3つの異なる食感を同時に感じることができ、歯付き防止性もさらに向上した、より新しい食感のミルク味のソフトキャンディであった。
キャンディ生地と打錠物とを混練して所定の断面形状のソフトキャンディに成形するためのエクストルーダーを示す説明図である。 本発明のソフトキャンディの1実施形態の断面図である。 本発明のソフトキャンディの他実施形態の製造例を示す断面図である。 本発明のソフトキャンディの更に他実施形態の製造例を示す断面図である。
符号の説明
A エクストルーダー
B キャンディ生地供給用コンベア
C 打錠物供給用コンベア
1 ソフトキャンディ
2 ソフトキャンディ生地
3 打錠物
4 糖衣層

Claims (4)

  1. 固形分として1種以上の糖類を含むソフトキャンディ生地中に、水分含有量が0〜6重量%で、粒状、棒状または板状の打錠物が3〜30重量%の割合で混入されていることを特徴とするソフトキャンディ。
  2. 前記ソフトキャンディ生地中に、水分含有量が10〜20重量%のグミが、前記打錠物との合計量が3〜30重量%となるように分散されている請求項1に記載のソフトキャンディ。
  3. 前記ソフトキャンディ生地中に、結晶セルロースを0.02〜0.3重量%含有してなる請求項1または請求項2に記載のソフトキャンディ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のソフトキャンディに糖衣を施したソフトキャンディ。
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