JP2006157507A - 音声品質情報取得システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 VoIP通信におけるIP端末装置間の音声品質情報を音声品質情報収集装置3に自動的に収集すること。
【解決手段】 音声品質情報取得部21は、IP端末装置4−1〜4−4間の通話中に於ける音声品質情報を取得し、音声品質情報送信要求部12は、IP端末装置4−1〜4−4に対して、音声品質情報の送信を求め、音声品質情報受入格納部13は、上記IP端末装置4−1〜4−4が取得した上記音声品質情報を受信して音声品質情報収集装置3に格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、VoIPに基づいて通話する端末装置間に於ける音声品質情報取得システムに関し、特にIP−PBXに音声品質情報を収集する音声品質情報取得システムに関するものである。
近年VoIP(Voice over Internet Protocol)方式を用いたネットワークシステムの普及拡大が進んでいる。このシステムでは、特に音声品質が重要視される。この音声品質は、音声パケットの遅延時間、音声パケットのゆらぎ時間、音声パケットの紛失数(送受信)、音声パケット送信数、音声パケット受信数等を指標として評価される。
従来の音声品質情報取得システムでは、音声品質情報の取得、及び収集は、エンドツ−エンド(交信するIP端末装置間)でRTCPパケット等を用いて独自に実行され、取得された音声品質情報は、個々のIP端末装置毎に自己が内部に備えるデータベースに格納することとしている(特許文献1参照)。尚、RTCPパケットとは、VoIP方式に於いてIP端末装置間でやりとりされる制御パケットである。
ここで、一例としてRTCPパケットを用いて、IP端末装置間における音声パケットの遅延時間を測定する方法について説明する。
図7は、遅延情報取得シーケンスの説明図である。
図は、端末装置Aと端末装置BがIP網を介して通話中にRTCPパケットが送受信されるシーケンスを示しており、図の左側に端末装置Aを、右側に端末装置Bを配置し、図の縦軸に上から下に向かって時間経過を表している。
図に於いて、RTCPパケット(n−1)は、端末装置Bから端末装置Aに向けて送信されるパケットを、RTCPパケット(n)は、RTCPパケット(n−1)に基づいて端末装置Aから端末装置Bに向けて送信されるパケットを、RTCPパケット(n+1)は、RTCPパケット(n)に基づいて端末装置Bから端末装置Aに向けて送信されるパケットを表している。以下、同様にRTCPパケット(N)まで続く。この図のように、端末装置Aと端末装置Bとの間で音声品質情報の取得が開始されると、所定の時間間隔(一例として5秒)毎にRTCPパケットが両端末装置間で交信される。
図8は、RTCPパケット構造説明図である。
一例として時刻tn+1で端末装置B(図7)から端末装置A(図7)へ送信されるRTCPパケット(n+1)のデータ格納状態について説明する。但し、遅延時間情報取得に関係する項目のみについて説明する。尚、このRTCPパケットの構造は、RTCPパケット(n−1)、RTCPパケット(n)、及びRTCPパケット(n+1)・・・・・・RTCPパケット(N)の全てが同一構造を有している。
RTCPパケット(n+1)において、NTPタイムスタンプ20には、端末装置Bが、RTCPパケット(n+1)を端末装置Aに向けて送信した時刻tn+1が格納される。LASTSRタイムスタンプ30には、端末装置Aが、RTCPパケット(n)を端末装置Bに向けて送信した時刻Tnが格納される。この時刻Tnは、端末装置Bが端末装置Aから最後に受信したRTCPパケット(n)より取得出来る。LASTSR経過時間35には、端末装置BがRTCPパケット(n)を受信してからRTCPパケット(n+1)を送信するまでの経過時間{(tn+1)−tn}が格納される。
このRTCPパケット(n+1)を受信した端末装置Aは、LASTSRタイムスタンプ30に格納されている時刻Tnと、LASTSR経過時間35に格納されている経過時間{(tn+1)−tn}を取得する。端末装置Aは、RTCPパケット(n+1)を受信した時刻(Tn+1)と、RTCPパケット(n+1)から取得した時刻Tn、及び経過時間{(tn+1)−tn}とから、音声パケット遅延時間Tdを以下の式から求める。
Td=〔[{(Tn+1)−Tn}−{(tn+1)−tn}]/2〕+補正値・・・(1式)
ここで補正値とは、端末装置の内部処理時間等の合計時間を意味する。この音声パケット遅延時間Tdは、端末装置(ここでは端末装置A)のデータベースに格納され、その後の回線制御に適宜用いられることになる。
以上説明したように、従来の音声品質情報取得システムでは、音声品質情報の取得は、交信するIP端末装置間で独自に実行され、取得された音声品質情報は、IP端末装置が内部に備えるデータベースに自己が通話した通話先毎に類別して格納されていた。
特開2004−128798号公報
解決しようとする問題点は、取得された音声品質情報が、IP端末装置が内部に備えるデータベースに格納されているのみなのでネットワーク全体としてのデータの集計が難しく、データの利用価値が半減していた点である。
本発明では、IP−PBXが、所定のIP端末装置に対して音声品質情報の送信を求める音声品質情報送信要求部と、上記IP端末装置が取得した音声品質情報を受信して所定のメモリに格納する音声品質情報受入格納部とを備えることを最も主要な特徴とする。
本発明では、IP−PBXが、所定のIP端末装置に対して音声品質情報の送信を求める音声品質情報送信要求部と、上記IP端末装置が取得した音声品質情報を受信して所定のメモリに格納する音声品質情報受入格納部とを備えることによって、所定のIP端末装置、或いは又、IP−PBXに回線接続可能な全てのIP端末装置に関する音声品質情報を容易に音声品質情報収集装置に収集することが可能になりデータの利用価値が増大するという効果を得る。
本発明による音声品質情報取得システムをIP−PBXの制御プログラム、及びIP端末装置の制御プログラムの変更のみによって実現した。
図1は、実施例1の音声品質情報取得システムの構成図である。
図に示すように、実施例1の音声品質情報取得システムは、IP網1にIP−PBX2と、IP端末装置4−1〜4−4とが接続されている(以下一例として4台に限定して説明するが実際は多数台接続されている)。更に、IP−PBX2には、音声品質情報収集装置3が接続されている。
IP網1は、 Internet Protocolに基づくネットワークである。
IP−PBX(Internet Protocol−Private Branch Exchange)2は、IPプロトコルに基づくディジタル方式の構内交換機である。本実施例では、従来からの機能にプラスしてインタフェース部11と、音声品質情報送信要求部12と、音声品質情報受入格納部13と、操作・表示部14と、回線接続・切断部15と、CPU16と、ROM・RAM17とを備える。
インタフェース部11は、IP−PBX2とIP網1との間に配置され、データリンク層の役目を果たすインタフェース回路である。
音声品質情報送信要求部12は、IP−PBX2に回線接続可能なIP端末装置4−1〜4−4に対し、取得した音声品質情報の送信を要求する部分である。この要求は、ブロードキャストを用いて全てのIP端末装置に対して一斉に実行することも出来るし、又は、特定の装置に対して限定的に実行することも出来る。このIP端末装置の特定は、操作・表示部14のキーボード(図示しない)を介して予め入力することも出来るし、IP端末装置から所定のプロトコルに基づいてIP−PBX2に要求することも出来る。この音声品質情報送信要求部12は、ROM・RAM17に予め格納されている所定のプログラムをCPU16が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
音声品質情報受入格納部13は、IP端末装置から音声品質情報を受け入れて音声品質情報収集装置3に格納する部分である。ここで音声品質情報とは、音声パケット遅延時間、音声パケットゆらぎ時間、音声パケット紛失数(送受信)、音声パケット送信数、音声パケット受信数等、音声品質を評価する指標である。又、この音声品質情報は、通話するIP端末装置間で取得され、通話するIP端末装置間で回線切断された直後に該IP端末装置から送信される。この音声品質情報受入格納部13は、ROM・RAM17に予め格納されている所定のプログラムをCPU16が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
操作・表示部14は、キーボード(図示しない)を介して制御情報(例えば音声品質情報送信要求部12が音声品質情報の送信を要求するIP端末装置のアドレス等)を入力する部分であると共にIP−PBX2が、動作中に於ける制御情報などを操作者に表示する部分でもある。
回線接続・切断部15は、回線接続を求めるIP端末装置4−1〜4−4の要求に基づいて所定の回線を接続し、通話の終了によって該回線を切断する交換機能を実行する部分である。この回線接続・切断部15は、ROM・RAM17に予め格納されている所定のプログラムをCPU16が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
CPU16は、ROM・RAM17に予め格納されている所定のプログラムを実行してIP−PBX2全体を制御するマイクロプロセッサである。更に、本実施例ではROM・RAM17に予め格納されている所定のプログラムを実行し、音声品質情報送信要求部12、音声品質情報受入格納部13、及び回線接続・切断部15を起動する部分でもある。
ROM・RAM17は、CPU16が実行してIP−PBX2全体を制御するプログラム、制御データ、及びCPU16が実行して音声品質情報送信要求部12、音声品質情報受入格納部13、回線接続・切断部15を起動するプログラム、制御データを予め格納するROM(リードオンリメモリ)と、その処理過程で必要になる演算処理領域を提供するRAM(ランダムアクセスメモリ)とを有するメモリである。
IP端末装置4−1〜4−4は、IP電話機等、IP網1に接続して通話可能な通信端末装置であり、音声品質情報取得部21、音声入出力部22、信号変換部23、操作・表示部24、インタフェース部25、音声品質情報記憶部26、音声品質情報要求受入部27、CPU28、ROM・RAM29とを備える。
音声品質情報取得部21は、IP端末装置間で回線接続される度毎に上記音声品質情報の取得を開始し、回線切断されると音声品質情報の取得を終了し、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26へ格納する部分である。この音声品質情報(一例として音声パケット遅延時間情報)の取得シーケンスは、既に図7を用いて説明した内容と同様なので説明を省略する。又、そのシーケンスの中で用いられるRTCPパケットのパケット構造については、図8で説明した内容と全く同様であり、遅延時間Tdを求める式も上記(1式)と全く同様なので説明を省略する。この音声品質情報取得部21は、ROM・RAM29に予め格納されている所定のプログラムをCPU28が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
音声入出力部22は、操作者から音声を受け入れて音声信号を電気信号に変換すると共に、IP網1を介して受け入れた電気信号を音声信号に変換して出力する、マイクロフォン機能及びスピーカ機能を有する電・音変換器である。
信号変換部23は、音声入出力部22から受け入れたアナログ信号をA/D変換器(図示しない)を用いてディジタル信号に変換し、所定の通信パケットを構成してインタフェース部25へ送出する部分であると共に、インタフェース部25から所定の通信パケットを受け入れて分解し、D/A変換器(図示しない)を用いてディジタル信号をアナログ信号に変換して音声入出力部22へ送出する部分である。この信号変換部23は、ROM・RAM29に予め格納されている所定のプログラムをCPU28が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
操作・表示部24は、キーボードスイッチ(図示しない)等を介して通話先のIP番号等を入力する部分であると共に、IP端末装置4−1〜4−4が、動作中に於ける制御情報などを操作者に表示する部分でもある。
インタフェース部25は、IP端末装置4−1〜4−4とIP網1との間に配置されデータリンク層の役目を果たすインタフェース回路である。
音声品質情報記憶部26は、音声品質情報取得部21が取得した音声品質情報をIP端末装置が通話した通話先毎に類別して格納するデータベースである。
音声品質情報要求受入部27は、IP−PBX2から音声品質情報の送信要求を受け入れると、IP端末装置間の通話終了後に該通話中に取得した音声品質情報をIP−PBX2へ送信する部分である。この音声品質情報要求受入部27は、ROM・RAM29に予め格納されている所定のプログラムをCPU28が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
CPU28は、ROM・RAM29に予め格納されている所定のプログラムを実行してIP端末装置4−1〜4−4全体を制御するマイクロプロセッサである。更に、本実施例ではROM・RAM29に予め格納されている所定のプログラムを実行し、音声品質情報取得部21、信号変換部23、音声品質情報要求受入部27を起動する部分でもある。
ROM・RAM29は、CPU28が実行してIP端末装置4−1〜4−4全体を制御するプログラム、制御データ、及びCPU28が実行して音声品質情報取得部21、信号変換部23、音声品質情報要求受入部27を起動するプログラム、制御データを予め格納するROM(リードオンリメモリ)と、その処理過程で必要になる演算処理領域を提供するRAM(ランダムアクセスメモリ)とを有するメモリである。
音声品質情報収集装置3は、IP−PBX2に直接接続され、該IP−PBX2に回線接続されるIP端末装置毎に類別され、該IP端末装置の通話先に対する音声品質情報を格納するデータベースである。
次に、実施例1の音声品質情報取得システムの通常通話の動作について説明する。
図2は、実施例1の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その1)である。
図の横軸に音声品質情報収集装置3、IP−PBX2、IP端末装置4−1、及びIP端末装置4−2との間での信号のやりとりを表し、縦軸に上方から下方へ各装置共通の時間経過を表している。図左端のステップに従ってIP端末装置4−1とIP端末装置4−2間で取得された音声品質情報がIP−PBX2に送信され、IP−PBX2によって音声品質情報収集装置3に格納されるまでの動作を説明する。動作説明の前提条件としてIP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)からIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求(1)が設定されているものとする。
ステップS1−1
IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が開始される。この時点では、動作説明の前提条件としてIP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)がIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求信号(1)が設定されているものとする。この音声品質情報送信要求信号(1)は、設定時にIP端末装置4−1へ送信されるようにしても良いし、或いは又、後記音声回線接続要求信号(5)に含めて送信されても良い。ここでは設定時にIP端末装置4−1へ送信されるものとする。
ステップS1−2
IP端末装置4−1がIP端末装置4−2との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX2に発信信号(2)を送信すると、IP−PBX2は、この発信信号(2)を受信して、IP端末装置4−2に対して着信通知信号(3)を送信する。
ステップS1−3
IP−PBX2がIP端末装置4−2から応答信号(4)を受信する。
ステップS1−4
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、IP端末装置4−1に対して音声回線接続要求信号(5)を、IP端末装置4−2に対して音声回線接続要求信号(6)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。IP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、上記ステップS1−1によってIP−PBX2による音声品質情報の送信要求を既に認識している。IP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)とIP端末装置4−2の音声品質情報取得部21(図1)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
ステップS1−5
IP端末装置4−1は、通話を終了して回線切断信号(7)をIP−PBX2に送信する。
ステップS1−6
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、回線を切断し、IP端末装置4−1に対して音声回線切断要求信号(8)を、IP端末装置4−2に対して音声回線切断要求信号(9)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。このときIP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)は、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26(図1)へ格納する。
ステップS1−7
IP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、音声品質情報記憶部26(図1)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(10)としてIP−PBX2へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
ステップS1−8
IP−PBX2の音声品質情報受入格納部13(図1)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(11)。
ステップS1−9
IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が終了する。この時点では、IP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)がIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求(1)を解除しても良いし、或いは又、そのまま継続させても良い。
次に、実施例1の音声品質情報取得システムの転送通話の動作について説明する。
図3は、実施例1の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その2)である。
図の横軸に音声品質情報収集装置3、IP−PBX2、IP端末装置4−1、IP端末装置4−2、及びIP端末装置4−3との間での信号のやりとりを表し、縦軸に上方から下方へ各装置共通の時間経過を表している。図左端のステップに従って、最初にIP端末装置4−1とIP端末装置4−2間での音声品質情報が取得され、続いて転送後のIP端末装置4−1とIP端末装置4−3間での音声品質情報が取得される動作について説明する。動作説明の前提条件としてIP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)からIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求(21)が設定されているものとする。
ステップS1−21
IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が開始される。この時点では、動作説明の前提条件としてIP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)がIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求信号(21)を既に設定してあるものとする。この音声品質情報送信要求信号(21)は、設定時にIP端末装置4−1へ送信されるようにしても良いし、或いは又、後記音声回線接続要求信号(25)に含めて送信されても良い。ここでは設定時にIP端末装置4−1へ送信されるものとする。
ステップS1−22
IP端末装置4−1がIP端末装置4−2との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX2に発信信号(22)を送信すると、IP−PBX2は、この発信信号(22)を受信して、IP端末装置4−2に対して着信通知信号(23)を送信する。
ステップS1−23
IP−PBX2がIP端末装置4−2から応答信号(24)を受信する。
ステップS1−24
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、IP端末装置4−1に対して音声回線接続要求信号(25)を、IP端末装置4−2に対して音声回線接続要求信号(26)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。このときIP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、IP−PBX2による音声品質情報の送信要求を既に認識している。IP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)とIP端末装置4−2の音声品質情報取得部21(図1)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
ステップS1−25
IP端末装置4−2は、通話の保留要求信号(27)をIP−PBX2に送信する。
ステップS1−26
IP−PBX2の回線接続・切断部15は、IP端末装置4−1に対して音声回線切断要求信号(28)を、IP端末装置4−2に対して音声回線切断要求信号(29)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。このときIP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)は、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26(図1)へ格納する。
ステップS1−27
IP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、音声品質情報記憶部26(図1)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(30)としてIP−PBX2へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
ステップS1−28
IP−PBX2の音声品質情報受入格納部13(図1)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(31)
ステップS1−29
IP端末装置4−2は、保留中の呼を転送するためにIP端末装置4−3との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX2に発信信号(32)を送信すると、IP−PBX2は、この発信信号(32)を受信して、IP端末装置4−3に対して着信通知信号(33)を送信する。
ステップS1−30
IP−PBX2がIP端末装置4−3から応答信号(34)を受信する。
ステップS1−31
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、IP端末装置4−2に対して音声回線接続要求信号(35)を、IP端末装置4−3に対して音声回線接続要求信号(36)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。
ステップS1−32
IP端末装置4−2は、転送信号(36)をIP−PBX2に送信して転送を終了する。
ステップS1−33
IP−PBX2の回線接続・切断部15は、IP端末装置4−2に対して音声回線切断要求信号(37)を、IP端末装置4−3に対して音声回線切断要求信号(38)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。
ステップS1−34
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、IP端末装置4−1に対して音声回線接続要求信号(39)を、IP端末装置4−3に対して音声回線接続要求信号(40)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。IP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)とIP端末装置4−3の音声品質情報取得部21(図1)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
ステップS1−35
IP端末装置4−1は、通話を終了して回線切断信号(41)をIP−PBX2に送信する。
ステップS1−36
IP−PBX2の回線接続・切断部15は、IP端末装置4−1に対して音声回線切断要求信号(42)を、IP端末装置4−3に対して音声回線切断要求信号(43)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。このときIP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)は、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26(図1)へ格納する。
ステップS1−37
IP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、音声品質情報記憶部26(図1)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(44)としてIP−PBX2へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
ステップS1−38
IP−PBX2の音声品質情報受入格納部13(図1)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(45)。
ステップS1−39
IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が終了する。この時点では、IP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)がIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求(21)を解除しても良いし、或いは又、そのまま継続させても良い。
以上説明したように、本実施例によれば、IP−PBXが、所定のIP端末装置に対して音声品質情報の送信を求める音声品質情報送信要求部と、上記IP端末装置が取得した音声品質情報を受信して所定のメモリに格納する音声品質情報受入格納部とを備えることによって、所定のIP端末装置、或いは又、IP−PBXに回線接続可能な全てのIP端末装置に関する音声品質情報を容易(自動的)に音声品質情報収集装置に収集することが可能になりデータの利用価値が増大するという効果を得る。又、転送により通話先が変更される場合であっても転送前と、転送後の通話相手との間の音声品質情報を別々に、自動的に取得することが可能になるという効果を得る。
上記説明では、音声品質情報収集装置をIP−PBXを介してIP網に接続しているが、本発明は、この例に限定されるものでは無い。即ち、IP−PBXを介さずに、IP網に直接接続しても良い。但し、この場合には、プロトコル変換するためのインタフェース部が必要になる。又、上記説明では、音声品質情報送信要求部12、音声品質情報受入格納部13、回線接続・切断部15、音声品質情報取得部21、信号変換部23、及び音声品質情報要求受入部27の全てをCPU16、又はCPU28が、所定のプログラムを実行することによって起動されるコンピュータ制御手段として説明したが、本発明は、この例に限定されるものでは無い。即ち、これら全ての部分、又は、その一部が専用の電子回路で構成されても良い。
上記実施例1では、予めIP−PBXからIP端末装置に対して音声品質情報送信要求が設定されていた。本実施例では、予め音声品質情報送信要求が設定されておらず、通話の途中でIP端末装置側からIP−PBXに対して音声品質情報送信要求の送信を求め、IP−PBXから音声品質情報送信要求を受け入れた後、音声品質情報をIP−PBXに送信することとする。
図4は、実施例2の音声品質情報取得システムの構成図である。
図に示すように、実施例2の音声品質情報取得システムは、IP網1にIP−PBX5と、IP端末装置6−1〜6−4とが接続されている(以下一例として4台に限定して説明するが実際は多数台接続されている)。更に、IP−PBX5には、音声品質情報収集装置3が接続されている。以下に実施例1との相違部分のみについて説明する。実施例1と同一の部分については実施例1と同一の符合を付して説明を省略する。
IP−PBX5は、IPプロトコルに基づくディジタル方式の構内交換機である。本実施例では、従来からの機能にプラスしてインタフェース部11と、音声品質情報送信要求部12と、音声品質情報受入格納部13と、操作・表示部14と、回線接続・切断部15と、情報取得設定要求受信部31と、CPU32と、ROM・RAM33とを備える。
情報取得設定要求受信部31は、何れかのIP端末装置から通話中に音声品質情報の送信要求設定の要求を受信して、該IP端末装置に対する音声品質情報送信要求を通話中に設定する部分である。この情報取得設定要求受信部31は、ROM・RAM33に予め格納されている所定のプログラムをCPU32が実行することなによって起動されるコンピュータ制御手段である。
CPU32は、ROM・RAM33に予め格納されている所定のプログラムを実行してIP−PBX5全体を制御するマイクロプロセッサである。更に、本実施例ではROM・RAM33に予め格納されている所定のプログラムを実行し、音声品質情報送信要求部12、音声品質情報受入格納部13、回線接続・切断部15、及び、情報取得設定要求受信部31を起動する部分でもある。
ROM・RAM33は、CPU32が実行してIP−PBX5全体を制御するプログラム、制御データ、及びCPU32が実行して音声品質情報取送信要求部12、音声品質情報受入格納部13、回線接続・切断部15、情報取得設定要求受信部31を起動するプログラム、制御データを予め格納するROM(リードオンリメモリ)と、その処理過程で必要になる演算処理領域を提供するRAM(ランダムアクセスメモリ)とを有するメモリである。
IP端末装置6−1〜6−4は、IP電話機等、IP網1に接続して通話可能な通信端末装置であり、音声品質情報取得部21、音声入出力部22、信号変換部23、操作・表示部24、インタフェース部25、音声品質情報記憶部26、音声品質情報要求受入部27、情報取得設定要求部41、CPU42、ROM・RAM43とを備える。
情報取得設定要求部41は、何れかのIP端末装置と通話中に音声品質情報の送信要求設定をIP−PBX5に対して求める部分である。通話中にIP−PBX5に対して求める方法は、例えば電話機によるキー操作、特番によるダイヤル操作等どのような方法であっても良い。この情報取得設定要求部41は、ROM・RAM043に予め格納されている所定のプログラムをCPU42が実行することなによって起動されるコンピュータ制御手段である。
CPU42は、ROM・RAM43に予め格納されている所定のプログラムを実行してIP端末装置6−1〜6−4全体を制御するマイクロプロセッサである。更に、本実施例ではROM・RAM43に予め格納されている所定のプログラムを実行し、音声品質情報取得部21、信号変換部23、音声品質情報要求受入部27、情報取得設定要求部41を起動する部分でもある。
ROM・RAM43は、CPU42が実行してIP端末装置6−1〜6−4全体を制御するプログラム、制御データ、及びCPU42が実行して音声品質情報取得部21、信号変換部23、音声品質情報要求受入部27、情報取得設定要求部41を起動するプログラム、制御データを予め格納するROM(リードオンリメモリ)と、その処理過程で必要になる演算処理領域を提供するRAM(ランダムアクセスメモリ)とを有するメモリである。
次に、実施例2の音声品質情報取得システムの動作について説明する。
図5は、実施例2の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その1)である。
図の横軸に音声品質情報収集装置3、IP−PBX5、IP端末装置6−1、及びIP端末装置6−2との間での信号のやりとりを表し、縦軸に上方から下方へ各装置共通の時間経過を表している。図左端のステップに従って、IP端末装置6−1とIP端末装置6−2間で通話中にIP端末装置6−1がIP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を求め、その求めに応じてIP−PBX5がIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求を設定し音声品質情報を収集し、更に、通話を継続したまま音声品質情報の送信を終了する動作について説明する。
ステップS2−1
IP端末装置6−1がIP端末装置6−2との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX5に発信信号(50)を送信すると、IP−PBX5は、この発信信号(50)を受信して、IP端末装置6−2に対して着信通知信号(51)を送信する。
ステップS2−2
IP−PBX5がIP端末装置6−2から応答信号(52)を受信する。
ステップS2−3
IP−PBX5の回線接続・切断部15(図4)は、IP端末装置6−1に対して音声回線接続要求信号(53)を、IP端末装置6−2に対して音声回線接続要求信号(54)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。IP端末装置6−1の音声品質情報取得部21(図4)とIP端末装置6−2の音声品質情報取得部21(図4)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
ステップS2−4
IP端末装置6−1の情報取得設定要求部41(図4)は、音声品質情報の取得設定要求通知(55)を送信し、IP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を要求する。
ステップS2−5
IP−PBX5の情報取得設定要求受信部31(図4)は、音声品質情報取得設定要求通知(55)を受信するとIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求(56)を送信し、IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が開始される。このときIP端末装置6−1の音声品質情報要求受入部27(図4)は、IP−PBX2による音声品質情報の送信要求を認識する。
ステップS2−6
IP端末装置6−1の情報取得設定要求部41(図4)は、音声品質情報取得設定要求解除通知(57)を送信する。
ステップS2−7
IP−PBX5は、音声品質情報送信要求を解除し(58)、IP−PBX5による音声品質情報の取得処理を終了する。
ステップS2−8
IP端末装置6−1の音声品質情報要求受入部27(図4)は、音声品質情報記憶部26(図4)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(59)としてIP−PBX5へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
ステップS2−9
IP−PBX5の音声品質情報受入格納部13(図4)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(60)。
以上説明したように、実施例2では、IP端末装置6−1〜6−4に情報取得設定要求部41と、IP−PBX5に情報取得設定要求受信部31とを備えることによって、実施例2の音声品質情報取得システムでは、予め音声品質情報送信要求が設定されておらず、通話の途中の任意のタイミングでIP端末装置側からIP−PBXに対して音声品質情報送信要求の送信を求め、IP−PBXから音声品質情報送信要求を受け入れた後、音声品質情報をIP−PBXに送信し、更に、通話を継続したまま音声品質情報の送信を任意のタイミングで終了することが出来るという効果を得る。
上記動作説明では、通話の途中でIP端末装置側からIP−PBXに対して音声品質情報送信要求の送信を求め、IP−PBXから音声品質情報送信要求を受け入れた後、音声品質情報をIP−PBXに送信し、更に、通話を継続したまま音声品質情報の送信を終了する動作について説明したが、次に、この動作の拡張例として、通話の途中でIP端末装置側からIP−PBXに対して音声品質情報送信要求の送信を求め、IP−PBXから音声品質情報送信要求を受け入れた後、音声品質情報をIP−PBXに送信し、更に、通話途中で音声品質情報の送信を終了することなく、そのまま通話を継続する場合について説明する。
図6は、実施例2の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その2)である。
図の横軸に音声品質情報収集装置3、IP−PBX5、IP端末装置6−1、及びIP端末装置6−2との間での信号のやりとりを表し、縦軸に上方から下方へ各装置共通の時間経過を表している。図左端のステップに従って、IP端末装置6−1とIP端末装置6−2間で通話中にIP端末装置6−1がIP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を求め、その求めに応じてIP−PBX5がIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求を設定して音声品質情報を収集し、更に、通話途中で音声品質情報の送信を終了することなく、そのまま通話を継続する動作について説明する。
ステップS2−11
IP端末装置6−1がIP端末装置6−2との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX5に発信信号(61)を送信すると、IP−PBX5は、この発信信号(61)を受信して、IP端末装置6−2に対して着信通知信号(62)を送信する。
ステップS2−12
IP−PBX5がIP端末装置6−2から応答信号(63)を受信する。
ステップS2−13
IP−PBX5の回線接続・切断部15(図4)は、IP端末装置6−1に対して音声回線接続要求信号(64)を、IP端末装置6−2に対して音声回線接続要求信号(65)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。IP端末装置6−1の音声品質情報取得部21(図4)とIP端末装置6−2の音声品質情報取得部21(図4)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
ステップS2−14
IP端末装置6−1の情報取得設定要求部41(図4)は、音声品質情報取得設定要求通知(66)を送信し、IP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を要求する。
ステップS2−15
IP−PBX5は、音声品質情報取得設定要求通知(66)を受信するとIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求(67)を送信し、IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が開始される。このときIP端末装置6−1の音声品質情報要求受入部27(図4)は、IP−PBX2による音声品質情報の送信要求を認識する。
ステップS2−16
IP端末装置6−1は、通話を終了して回線切断信号(68)をIP−PBX5に送信する。
ステップS2−17
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図4)は、回線を切断し、IP端末装置6−1に対して音声回線切断要求信号(69)を、IP端末装置6−2に対して音声回線切断要求信号(70)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。このときIP端末装置6−1の音声品質情報取得部21(図4)は、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26(図4)へ格納する。
ステップS2−18
IP端末装置6−1の情報取得設定要求部41(図4)は、音声品質情報取得設定要求解除通知(71)を送信する。
ステップS2−19
IP−PBX5は、音声品質情報送信要求を解除し(72)、IP−PBX5による音声品質情報の取得処理を終了する。
ステップS2−20
IP端末装置6−1の音声品質情報要求受入部27(図4)は、音声品質情報記憶部26(図4)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(73)としてIP−PBX5へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
ステップS2−21
IP−PBX5の音声品質情報受入格納部13(図4)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(74)。
以上説明したように、IP端末装置6−1とIP端末装置6−2間で通話中にIP端末装置6−1がIP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を求め、その求めに応じてIP−PBX5がIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求を設定して音声品質情報を収集し、更に、通話途中で音声品質情報の送信を終了することなく、そのまま通話を継続しても自動的に音声品質情報が音声品質情報収集装置3へ格納される。
上記説明では、実施例1と同様に、収集装置をIP−PBXを介してIP網に接続しているが、本発明は、この例に限定されるものでは無い。即ち、IP−PBXを介さずに、IP網に直接接続しても良い。但し、この場合には、プロトコル変換するためのインタフェース部が必要になる。又、上記説明では、音声品質情報送信要求部12、音声品質情報受入格納部13、回線接続・切断部15、音声品質情報取得部21、信号変換部23、音声品質情報要求受入部27、情報取得設定要求受信部31、及び情報取得設定要求部41の全てをCPU32、又はCPU42が、所定のプログラムを実行することによって起動されるコンピュータ制御手段として説明したが、本発明は、この例に限定されるものでは無い。即ち、これら全ての部分、又は、その一部が専用の電子回路で構成されても良い。
インターネットを介して無線端末装置間で回線接続されるネットワークに本発明による音声品質情報取得システムを適用することによって、一カ所に収集された音声品質情報が有効に活用され、音声品質のランクによって通話料金を設定する等の課金方法を構築することも可能になる。
実施例1の音声品質情報取得システムの構成図である。 実施例1の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その1)である。 実施例1の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その2)である。 実施例2の音声品質情報取得システムの構成図である。 実施例2の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その1)である。 実施例2の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その2)である。 遅延情報取得シーケンスの説明図である。 RTCPパケット構造説明図である。
符号の説明
1 IP網
2 IP−PBX
3 音声品質情報収集装置
4−1 IP端末装置
4−2 IP端末装置
4−3 IP端末装置
4−4 IP端末装置
11 インタフェース部
12 音声品質情報送信要求部
13 音声品質情報受入格納部
14 操作・表示部
15 回線接続・切断部
16 CPU
17 ROM・RAM
21 音声品質情報取得部
22 音声入出力部
23 信号変換部
24 操作・表示部
25 インタフェース部
26 音声品質情報記憶部
27 音声品質情報要求受入部
28 CPU
29 ROM・RAM

Claims (6)

  1. VoIP(Voice over Internet Protocol)に基づいて通話する端末装置間の音声品質情報取得システムであって、
    前記端末装置に対して、音声品質情報の送信を求める音声品質情報送信要求部と、前記端末装置が取得した前記音声品質情報を受信して所定のメモリに格納する音声品質情報受入格納部とを備えるIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch Exchange)を含むことを特徴とする音声品質情報取得システム
  2. 前記所定のメモリは、前記IP−PBXに回線接続される端末装置毎に類別され、該端末装置と通話先間に於ける音声品質情報を格納する音声品質情報収集装置であることを特徴とする請求項1に記載の音声品質情報取得システム。
  3. 前記音声品質情報送信要求部は、前記端末装置間における通話前、及び通話中の何れにおいても前記音声品質情報の送信要求設定が可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の音声品質情報取得システム。
  4. 前記音声品質情報送信要求部は、前記端末装置の要求に基づいて前記音声品質情報の送信要求設定が可能であることを特徴とする請求項3に記載の音声品質情報取得システム。
  5. 前記IP−PBXから音声品質情報の送信要求を受信すると、前記通話する端末装置間における通話終了後に該通話中に取得した音声品質情報を前記IP−PBXへ送信する音声品質情報要求受入部を備える端末装置を含むことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の音声品質情報取得システム。
  6. 前記端末装置は、前記IP−PBXに対して前記送信要求設定を求める情報取得設定要求部を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の音声品質情報取得システム。
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