JP2006157507A - 音声品質情報取得システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 音声品質情報取得部21は、IP端末装置4−1〜4−4間の通話中に於ける音声品質情報を取得し、音声品質情報送信要求部12は、IP端末装置4−1〜4−4に対して、音声品質情報の送信を求め、音声品質情報受入格納部13は、上記IP端末装置4−1〜4−4が取得した上記音声品質情報を受信して音声品質情報収集装置3に格納する。
【選択図】 図1
Description
図7は、遅延情報取得シーケンスの説明図である。
図は、端末装置Aと端末装置BがIP網を介して通話中にRTCPパケットが送受信されるシーケンスを示しており、図の左側に端末装置Aを、右側に端末装置Bを配置し、図の縦軸に上から下に向かって時間経過を表している。
一例として時刻tn+1で端末装置B(図7)から端末装置A(図7)へ送信されるRTCPパケット(n+1)のデータ格納状態について説明する。但し、遅延時間情報取得に関係する項目のみについて説明する。尚、このRTCPパケットの構造は、RTCPパケット(n−1)、RTCPパケット(n)、及びRTCPパケット(n+1)・・・・・・RTCPパケット(N)の全てが同一構造を有している。
Td=〔[{(Tn+1)−Tn}−{(tn+1)−tn}]/2〕+補正値・・・(1式)
ここで補正値とは、端末装置の内部処理時間等の合計時間を意味する。この音声パケット遅延時間Tdは、端末装置(ここでは端末装置A)のデータベースに格納され、その後の回線制御に適宜用いられることになる。
図に示すように、実施例1の音声品質情報取得システムは、IP網1にIP−PBX2と、IP端末装置4−1〜4−4とが接続されている(以下一例として4台に限定して説明するが実際は多数台接続されている)。更に、IP−PBX2には、音声品質情報収集装置3が接続されている。
IP−PBX(Internet Protocol−Private Branch Exchange)2は、IPプロトコルに基づくディジタル方式の構内交換機である。本実施例では、従来からの機能にプラスしてインタフェース部11と、音声品質情報送信要求部12と、音声品質情報受入格納部13と、操作・表示部14と、回線接続・切断部15と、CPU16と、ROM・RAM17とを備える。
音声品質情報送信要求部12は、IP−PBX2に回線接続可能なIP端末装置4−1〜4−4に対し、取得した音声品質情報の送信を要求する部分である。この要求は、ブロードキャストを用いて全てのIP端末装置に対して一斉に実行することも出来るし、又は、特定の装置に対して限定的に実行することも出来る。このIP端末装置の特定は、操作・表示部14のキーボード(図示しない)を介して予め入力することも出来るし、IP端末装置から所定のプロトコルに基づいてIP−PBX2に要求することも出来る。この音声品質情報送信要求部12は、ROM・RAM17に予め格納されている所定のプログラムをCPU16が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
回線接続・切断部15は、回線接続を求めるIP端末装置4−1〜4−4の要求に基づいて所定の回線を接続し、通話の終了によって該回線を切断する交換機能を実行する部分である。この回線接続・切断部15は、ROM・RAM17に予め格納されている所定のプログラムをCPU16が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
インタフェース部25は、IP端末装置4−1〜4−4とIP網1との間に配置されデータリンク層の役目を果たすインタフェース回路である。
音声品質情報要求受入部27は、IP−PBX2から音声品質情報の送信要求を受け入れると、IP端末装置間の通話終了後に該通話中に取得した音声品質情報をIP−PBX2へ送信する部分である。この音声品質情報要求受入部27は、ROM・RAM29に予め格納されている所定のプログラムをCPU28が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
図2は、実施例1の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その1)である。
図の横軸に音声品質情報収集装置3、IP−PBX2、IP端末装置4−1、及びIP端末装置4−2との間での信号のやりとりを表し、縦軸に上方から下方へ各装置共通の時間経過を表している。図左端のステップに従ってIP端末装置4−1とIP端末装置4−2間で取得された音声品質情報がIP−PBX2に送信され、IP−PBX2によって音声品質情報収集装置3に格納されるまでの動作を説明する。動作説明の前提条件としてIP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)からIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求(1)が設定されているものとする。
IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が開始される。この時点では、動作説明の前提条件としてIP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)がIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求信号(1)が設定されているものとする。この音声品質情報送信要求信号(1)は、設定時にIP端末装置4−1へ送信されるようにしても良いし、或いは又、後記音声回線接続要求信号(5)に含めて送信されても良い。ここでは設定時にIP端末装置4−1へ送信されるものとする。
IP端末装置4−1がIP端末装置4−2との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX2に発信信号(2)を送信すると、IP−PBX2は、この発信信号(2)を受信して、IP端末装置4−2に対して着信通知信号(3)を送信する。
ステップS1−3
IP−PBX2がIP端末装置4−2から応答信号(4)を受信する。
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、IP端末装置4−1に対して音声回線接続要求信号(5)を、IP端末装置4−2に対して音声回線接続要求信号(6)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。IP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、上記ステップS1−1によってIP−PBX2による音声品質情報の送信要求を既に認識している。IP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)とIP端末装置4−2の音声品質情報取得部21(図1)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
IP端末装置4−1は、通話を終了して回線切断信号(7)をIP−PBX2に送信する。
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、回線を切断し、IP端末装置4−1に対して音声回線切断要求信号(8)を、IP端末装置4−2に対して音声回線切断要求信号(9)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。このときIP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)は、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26(図1)へ格納する。
IP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、音声品質情報記憶部26(図1)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(10)としてIP−PBX2へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
ステップS1−8
IP−PBX2の音声品質情報受入格納部13(図1)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(11)。
ステップS1−9
IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が終了する。この時点では、IP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)がIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求(1)を解除しても良いし、或いは又、そのまま継続させても良い。
図3は、実施例1の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その2)である。
図の横軸に音声品質情報収集装置3、IP−PBX2、IP端末装置4−1、IP端末装置4−2、及びIP端末装置4−3との間での信号のやりとりを表し、縦軸に上方から下方へ各装置共通の時間経過を表している。図左端のステップに従って、最初にIP端末装置4−1とIP端末装置4−2間での音声品質情報が取得され、続いて転送後のIP端末装置4−1とIP端末装置4−3間での音声品質情報が取得される動作について説明する。動作説明の前提条件としてIP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)からIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求(21)が設定されているものとする。
IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が開始される。この時点では、動作説明の前提条件としてIP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)がIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求信号(21)を既に設定してあるものとする。この音声品質情報送信要求信号(21)は、設定時にIP端末装置4−1へ送信されるようにしても良いし、或いは又、後記音声回線接続要求信号(25)に含めて送信されても良い。ここでは設定時にIP端末装置4−1へ送信されるものとする。
IP端末装置4−1がIP端末装置4−2との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX2に発信信号(22)を送信すると、IP−PBX2は、この発信信号(22)を受信して、IP端末装置4−2に対して着信通知信号(23)を送信する。
ステップS1−23
IP−PBX2がIP端末装置4−2から応答信号(24)を受信する。
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、IP端末装置4−1に対して音声回線接続要求信号(25)を、IP端末装置4−2に対して音声回線接続要求信号(26)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。このときIP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、IP−PBX2による音声品質情報の送信要求を既に認識している。IP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)とIP端末装置4−2の音声品質情報取得部21(図1)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
IP端末装置4−2は、通話の保留要求信号(27)をIP−PBX2に送信する。
ステップS1−26
IP−PBX2の回線接続・切断部15は、IP端末装置4−1に対して音声回線切断要求信号(28)を、IP端末装置4−2に対して音声回線切断要求信号(29)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。このときIP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)は、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26(図1)へ格納する。
IP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、音声品質情報記憶部26(図1)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(30)としてIP−PBX2へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
IP−PBX2の音声品質情報受入格納部13(図1)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(31)
IP端末装置4−2は、保留中の呼を転送するためにIP端末装置4−3との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX2に発信信号(32)を送信すると、IP−PBX2は、この発信信号(32)を受信して、IP端末装置4−3に対して着信通知信号(33)を送信する。
ステップS1−30
IP−PBX2がIP端末装置4−3から応答信号(34)を受信する。
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、IP端末装置4−2に対して音声回線接続要求信号(35)を、IP端末装置4−3に対して音声回線接続要求信号(36)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。
ステップS1−32
IP端末装置4−2は、転送信号(36)をIP−PBX2に送信して転送を終了する。
IP−PBX2の回線接続・切断部15は、IP端末装置4−2に対して音声回線切断要求信号(37)を、IP端末装置4−3に対して音声回線切断要求信号(38)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図1)は、IP端末装置4−1に対して音声回線接続要求信号(39)を、IP端末装置4−3に対して音声回線接続要求信号(40)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。IP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)とIP端末装置4−3の音声品質情報取得部21(図1)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
IP端末装置4−1は、通話を終了して回線切断信号(41)をIP−PBX2に送信する。
IP−PBX2の回線接続・切断部15は、IP端末装置4−1に対して音声回線切断要求信号(42)を、IP端末装置4−3に対して音声回線切断要求信号(43)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。このときIP端末装置4−1の音声品質情報取得部21(図1)は、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26(図1)へ格納する。
IP端末装置4−1の音声品質情報要求受入部27(図1)は、音声品質情報記憶部26(図1)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(44)としてIP−PBX2へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
IP−PBX2の音声品質情報受入格納部13(図1)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(45)。
ステップS1−39
IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が終了する。この時点では、IP−PBX2の音声品質情報送信要求部12(図1)がIP端末装置4−1に対する音声品質情報送信要求(21)を解除しても良いし、或いは又、そのまま継続させても良い。
図に示すように、実施例2の音声品質情報取得システムは、IP網1にIP−PBX5と、IP端末装置6−1〜6−4とが接続されている(以下一例として4台に限定して説明するが実際は多数台接続されている)。更に、IP−PBX5には、音声品質情報収集装置3が接続されている。以下に実施例1との相違部分のみについて説明する。実施例1と同一の部分については実施例1と同一の符合を付して説明を省略する。
図5は、実施例2の音声品質情報取得シーケンスの説明図(その1)である。
図の横軸に音声品質情報収集装置3、IP−PBX5、IP端末装置6−1、及びIP端末装置6−2との間での信号のやりとりを表し、縦軸に上方から下方へ各装置共通の時間経過を表している。図左端のステップに従って、IP端末装置6−1とIP端末装置6−2間で通話中にIP端末装置6−1がIP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を求め、その求めに応じてIP−PBX5がIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求を設定し音声品質情報を収集し、更に、通話を継続したまま音声品質情報の送信を終了する動作について説明する。
IP端末装置6−1がIP端末装置6−2との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX5に発信信号(50)を送信すると、IP−PBX5は、この発信信号(50)を受信して、IP端末装置6−2に対して着信通知信号(51)を送信する。
ステップS2−2
IP−PBX5がIP端末装置6−2から応答信号(52)を受信する。
IP−PBX5の回線接続・切断部15(図4)は、IP端末装置6−1に対して音声回線接続要求信号(53)を、IP端末装置6−2に対して音声回線接続要求信号(54)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。IP端末装置6−1の音声品質情報取得部21(図4)とIP端末装置6−2の音声品質情報取得部21(図4)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
IP端末装置6−1の情報取得設定要求部41(図4)は、音声品質情報の取得設定要求通知(55)を送信し、IP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を要求する。
ステップS2−5
IP−PBX5の情報取得設定要求受信部31(図4)は、音声品質情報取得設定要求通知(55)を受信するとIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求(56)を送信し、IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が開始される。このときIP端末装置6−1の音声品質情報要求受入部27(図4)は、IP−PBX2による音声品質情報の送信要求を認識する。
IP端末装置6−1の情報取得設定要求部41(図4)は、音声品質情報取得設定要求解除通知(57)を送信する。
ステップS2−7
IP−PBX5は、音声品質情報送信要求を解除し(58)、IP−PBX5による音声品質情報の取得処理を終了する。
IP端末装置6−1の音声品質情報要求受入部27(図4)は、音声品質情報記憶部26(図4)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(59)としてIP−PBX5へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
ステップS2−9
IP−PBX5の音声品質情報受入格納部13(図4)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(60)。
図の横軸に音声品質情報収集装置3、IP−PBX5、IP端末装置6−1、及びIP端末装置6−2との間での信号のやりとりを表し、縦軸に上方から下方へ各装置共通の時間経過を表している。図左端のステップに従って、IP端末装置6−1とIP端末装置6−2間で通話中にIP端末装置6−1がIP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を求め、その求めに応じてIP−PBX5がIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求を設定して音声品質情報を収集し、更に、通話途中で音声品質情報の送信を終了することなく、そのまま通話を継続する動作について説明する。
IP端末装置6−1がIP端末装置6−2との通話を求めてアドレスを設定し、IP−PBX5に発信信号(61)を送信すると、IP−PBX5は、この発信信号(61)を受信して、IP端末装置6−2に対して着信通知信号(62)を送信する。
ステップS2−12
IP−PBX5がIP端末装置6−2から応答信号(63)を受信する。
IP−PBX5の回線接続・切断部15(図4)は、IP端末装置6−1に対して音声回線接続要求信号(64)を、IP端末装置6−2に対して音声回線接続要求信号(65)をそれぞれ送信し音声回線を接続する。IP端末装置6−1の音声品質情報取得部21(図4)とIP端末装置6−2の音声品質情報取得部21(図4)とは、RTP(音声)パケットとRTCP(制御)パケットとを交信する。RTCP(制御)パケットによって音声品質情報が取得される。この取得方法は図7を用いて既に説明してあるので説明を省略する。
IP端末装置6−1の情報取得設定要求部41(図4)は、音声品質情報取得設定要求通知(66)を送信し、IP−PBX5に対して音声品質情報送信要求の設定を要求する。
ステップS2−15
IP−PBX5は、音声品質情報取得設定要求通知(66)を受信するとIP端末装置6−1に対して音声品質情報送信要求(67)を送信し、IP−PBX2による音声品質情報の取得処理が開始される。このときIP端末装置6−1の音声品質情報要求受入部27(図4)は、IP−PBX2による音声品質情報の送信要求を認識する。
IP端末装置6−1は、通話を終了して回線切断信号(68)をIP−PBX5に送信する。
IP−PBX2の回線接続・切断部15(図4)は、回線を切断し、IP端末装置6−1に対して音声回線切断要求信号(69)を、IP端末装置6−2に対して音声回線切断要求信号(70)をそれぞれ送信し音声回線を切断する。このときIP端末装置6−1の音声品質情報取得部21(図4)は、取得した音声品質情報を音声品質情報記憶部26(図4)へ格納する。
IP端末装置6−1の情報取得設定要求部41(図4)は、音声品質情報取得設定要求解除通知(71)を送信する。
ステップS2−19
IP−PBX5は、音声品質情報送信要求を解除し(72)、IP−PBX5による音声品質情報の取得処理を終了する。
IP端末装置6−1の音声品質情報要求受入部27(図4)は、音声品質情報記憶部26(図4)から読み出した音声品質情報を音声品質情報信号(73)としてIP−PBX5へ送信する。この音声品質情報に合わせて通話相手のアドレス等、相手を特定出来る情報を送信する。
ステップS2−21
IP−PBX5の音声品質情報受入格納部13(図4)は、受け入れた音声品質情報を音声品質情報収集装置3へ格納する(74)。
2 IP−PBX
3 音声品質情報収集装置
4−1 IP端末装置
4−2 IP端末装置
4−3 IP端末装置
4−4 IP端末装置
11 インタフェース部
12 音声品質情報送信要求部
13 音声品質情報受入格納部
14 操作・表示部
15 回線接続・切断部
16 CPU
17 ROM・RAM
21 音声品質情報取得部
22 音声入出力部
23 信号変換部
24 操作・表示部
25 インタフェース部
26 音声品質情報記憶部
27 音声品質情報要求受入部
28 CPU
29 ROM・RAM
Claims (6)
- VoIP(Voice over Internet Protocol)に基づいて通話する端末装置間の音声品質情報取得システムであって、
前記端末装置に対して、音声品質情報の送信を求める音声品質情報送信要求部と、前記端末装置が取得した前記音声品質情報を受信して所定のメモリに格納する音声品質情報受入格納部とを備えるIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch Exchange)を含むことを特徴とする音声品質情報取得システム - 前記所定のメモリは、前記IP−PBXに回線接続される端末装置毎に類別され、該端末装置と通話先間に於ける音声品質情報を格納する音声品質情報収集装置であることを特徴とする請求項1に記載の音声品質情報取得システム。
- 前記音声品質情報送信要求部は、前記端末装置間における通話前、及び通話中の何れにおいても前記音声品質情報の送信要求設定が可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の音声品質情報取得システム。
- 前記音声品質情報送信要求部は、前記端末装置の要求に基づいて前記音声品質情報の送信要求設定が可能であることを特徴とする請求項3に記載の音声品質情報取得システム。
- 前記IP−PBXから音声品質情報の送信要求を受信すると、前記通話する端末装置間における通話終了後に該通話中に取得した音声品質情報を前記IP−PBXへ送信する音声品質情報要求受入部を備える端末装置を含むことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の音声品質情報取得システム。
- 前記端末装置は、前記IP−PBXに対して前記送信要求設定を求める情報取得設定要求部を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の音声品質情報取得システム。
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