JP2006156023A - シールド付き基板接続用コネクタ - Google Patents

シールド付き基板接続用コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数が少なく低コストで製造可能なシールド付き基板接続用コネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】直方体状絶縁ハウジングの一面中央部にその長手方向に沿った相手プラグ挿入用凹部が形成され、その挿入用凹部の長手方向に沿う対向面にそれぞれ定ピッチで接触子収納部が配列形成され、各接触子収納部にそれぞれレセプタクル接触子が収納されたレセプタクルと、そのレセプタクル挿入凹部と嵌合する絶縁ボディの長手方向の両側にプラグ接触子収納部がレセプタクル側と同一の定ピッチで配列形成され、そのプラグ接触子収納部にプラグ接触子が収納されたプラグとを組とするコネクタにおいて、レセプタクルを基板に堅固に固定する目的で、レセプタクル本体を形成する絶縁ハウジングの両端に設けられる固定板と一体にシールド板を形成し、少なくとも絶縁ハウジングの長手方向両側面を1部品でシールド出来るようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、たとえば接触子を多数備え基板と基板とを接続するマルチコネクタをシールドするようにした基板接続用コネクタに関する。
電磁遮蔽する目的でシールド板を有するコネクタとしては、例えば特開平11−233201に開示されているものが知られている。このコネクタは、コネクタの長手方向の側面をシールドするシールド板2枚と、相手コネクタ側のシールド板2枚の計4枚のシールド板と、コネクタ長手方向で対向する端面に配置される補強板2個の、計6つの部品でコネクタ全体をシールドするものである。
図11(a)にそのシールド板付コネクタの平面図を示す。略直方体状の絶縁ハウジング111の長手方向両側に、基板に半田付けされる結線部112Cと相手コネクタと接触する接触部112Bを外側に向けた複数の接触子112が列をなして植設されている。
図11(b)は図11(a)の丸で囲んだコネクタの一端部分の斜視図である。結線部112Cはコネクタが実装される図示しない基板(以下基板という)の平面と平行であり、結線部112Cと一体の金属導線が屈曲形成された他方の端が接触部112Bを形成している。接触子112が並ぶ両側面に一定間隔で結線部112Cが半田付けされる基板上に形成される接地電極(図示しない)と半田付けされる接地端子113を備えたシールド板117が配置されている。絶縁ハウジング111の接触子非植設面となる長手方向に位置し、対向する側面の両端には、基板へのコネクタの取り付けを堅固にする目的で補強板115が取り付けられている。補強板115は、図11(b)に見られるように金属板をU字状に屈曲成形したもので、絶縁ハウジング長手方向に対向する端面と平行する主部115Aと絶縁ハウジング111の側面方向に屈曲された副部115Bと、主部115Aから絶縁ハウジング111と反対方向に屈曲され基板に半田付けされる固定脚115Cからなる。副部115Bはその板厚方向に弾性撓み可能であり、絶縁ハウジング111に取り付けられた際、副部115Bは、シールド板117の端部と重なり合ってばね力によって押さえるように構成されている。かくしてコネクタ側は、絶縁ハウジング111の長手方向両側面に配置される2つのシールド板117と、長手方向に位置する対向側面両端に配置される2つの補強端子115によって周囲を囲まれシールドされる。
図11(c)に相手コネクタの断面図を示す。相手コネクタ120の断面形状はコネクタ側の略直方体の絶縁ハウジング111と嵌合するために同様な略直方体の外形を持ち、その断面は凹形状をしている。相手コネクタ120は、絶縁ボディ121に植設された相手コネクタ側接触子122と、絶縁ボディ121の側面に設けられた相手コネクタ側シールド板123を有している。
図11(d)に相手コネクタと嵌合したときの図11(a)のXI−XI面の断面図を示す。相手コネクタ側接触子122はバネ性を持つ接触部112Bを絶縁ハウジング111に押し込む形で接触し基板間の電気的導通がなされる。このとき、相手コネクタ側シールド板123とシールド板117はお互いに接触する。
特開平11−233201(段落0022、図8)
従来のシールド板を有する基板接続用コネクタは、シールド構造にする為の部品点数が多かった。一方の基板に実装されるコネクタの周囲を囲むために、コネクタの長手方向の両側面に配置される2枚のシールド板と、コネクタ長手方向で対向する端面に配置される一対の補強板とを必要とし、更に相手コネクタの長手方向の両側面に配置される2枚のシールド板を必要とした。したがって、嵌合したコネクタ全体をシールドするために6つの部品を必要としていた。これは、基板接続用コネクタのコストを上げる要因になっていた。
この発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、部品点数が少なく低コストで製造可能なシールド付き基板接続用コネクタを提供することを目的とする。
この発明では、直方体状絶縁ハウジングの一面中央部にその長手方向に沿った相手プラグ挿入用凹部が形成され、その挿入用凹部の長手方向に沿う対向面にそれぞれ定ピッチで接触子収納部が配列形成され、各接触子収納部にそれぞれレセプタクル接触子が収納されたレセプタクルと、そのレセプタクル挿入凹部と嵌合する絶縁ボディの長手方向の両側にプラグ接触子収納部がレセプタクル側と同一の定ピッチで配列形成され、そのプラグ接触子収納部にプラグ接触子が収納されたプラグとを組とするコネクタにおいて、
レセプタクルの絶縁ハウジングの両端部にそれぞれ取り付けられた金属材料よりなるレセプタクル固定板と、それら両固定板と一体に形成され上記絶縁ハウジングの長手方向両側面と対向し、少なくともこれらの両側面を覆うシールド板とを備えた。
以上のようにこの発明の場合、固定板1つで少なくともコネクタの長手方向両側面をシールド出来るようにした。したがって、低コストでシールド付き基板接続用コネクタが実現できる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1にこの発明によるシールド付き基板接続用コネクタの一実施例を示すレセプタクルとプラグの斜視図を示す。それぞれが別々の基板に実装され、レセプタクルとプラグとを嵌合させることで、基板間を電気的に接続させるものである。
図1(a)はこの発明のシールド付き基板接続用コネクタの一実施例を示す斜視図である。レセプタクル本体を形成する絶縁ハウジング1は直方体であり、その一面中央部の長手方向に沿って相手プラグが挿入される挿入用凹部2が形成されている。その挿入用凹部2の長手方向に沿う対向面にそれぞれ定ピッチで接触子収納部3が配列形成され、各接触子収納部3それぞれにレセプタクル接触子4が収納されている。
このレセプタクル接触子4が収納された絶縁ハウジング1は、レセプタクル固定板5,6によって図示しない基板に固定される。
絶縁ハウジング1の長手方向に対向する両端部に位置するレセプタクル固定板5,6は、それぞれ固定脚12,13と、固定脚12,13と一体で固定脚12,13が半田付けされる基板に対して垂直方向に高い面からなるレセプタクル接触部9,10からなる。固定脚12,13を形成する一辺とその辺と対向する辺を除いたレセプタクル接触部9,10の2辺から他方のレセプタクル固定板5,6に向けてシールド板11a,11bが延長されている。シールド板11a,11bは絶縁ハウジング1の長手方向に、固定脚12,13よりも高い位置から絶縁ハウジング1の天面より突出した位置までの高さで延長される。すなわち、絶縁ハウジング1の長手方向の端部でレセプタクル接触子4が配置されない対向する両端部であるレセプタクル固定板5,6は、絶縁ハウジング1の長手方向両側面に配置されるシールド板部分の11aと11bとによって一体に形成され、シールド板付固定板200を構成している。
この実施例の場合、シールド板付固定板200は絶縁ハウジング1の四隅に形成された凸部1a,1b,1c,1dの肩に、シールド板付固定板200の四隅に形成された係止部201,202,203,204とが係合することで絶縁ハウジング1と一体となっている。
絶縁ハウジング1の長手方向の両端にあるレセプタクル接触部9,10の対向する辺の中央部が切り欠かれていて、その部分にプラグと係合する為の絶縁ハウジング1と一体に形成された係合用突出部14,15が突出している。係合用突出部14,15を中心としてレセプタクル接触部9,10の切り欠かれて奥まった接触子収納部と平行する辺の延長線に切れ込みが入れられている。レセプタクル接触部9,10の一部にほぼ係合用突出部14,15の平面サイズの大きさで、係合用突出部14,15を中心として両シールド板11a,11b側を支点として係合用突出部14,15の突出方向に偏起(切り起されている)された接触片16a,16bと接触片17a,17bが形成されている。
図1(b)にこのレセプタクルと嵌合するプラグの斜視図を示す。レセプタクルの挿入用凹部2と嵌合する絶縁ボディ29の長手方向の両側にプラグ接触子収納部19が、レセプタクル側と同一の定ピッチで配列形成され、プラグ接触子収納部19にプラグ接触子20が収納されている。
絶縁ボディ29の長手方向両端には、プラグ接触子収納部19が形成された面よりもプラグが実装される基板側に低く広い幅で延長されたプラグ端部21と22が、絶縁ボディ29と一体に形成されている。プラグ端部21と22のほぼ中央部分には、レセプタクルの係合用突出部14,15と係合する係合穴16,17が形成されている。係合穴16,17の周囲には、嵌合時にレセプタクル接触部9,10と接触するプラグ接触部18,19を有するプラグ固定板23,24が配されている。
プラグ固定板23,24はプラグ端部21と22の絶縁ボディ29の長手方向に平行な2辺に形成された凹部25a,25b、26a,26bと係合して固定される。すなわち、プラグ固定板23,24は絶縁ボディ29と一体になっている。プラグ固定板23,24のプラグ接触子20が配置される方向と反対側の辺には、プラグを基板に堅固に固定する為のプラグ固定脚27,28が形成されている。
図2にこれらレセプタクルとプラグを嵌合した斜視図を示す。図2では、レセプタクルとプラグが実装されるそれぞれ別体の基板は省略している。図2は、図1で説明した係合用突出部14に係合穴16、係合用突出部15に係合穴17を組み合わせた図である。図2(a)は図1(b)で示したプラグの絶縁ボディ29を裏側から見た図になっている。図2(b)は図2(a)のシールド板11a側から見た側面図である。シールド板11aがレセプタクル接触子4の基板上に半田付けされる端部のすぐ直上からプラグ接触子20の同端部の直下までをカバーしている。すなわち、レセプタクル及びプラグ、それぞれが実装される基板上に半田付けされる接触子の基板と反対側の面の直前までの範囲をシールド板11aが覆っている。
固定脚12と13をレセプタクルが実装される側の基板の接地電極に半田付けするようにすれば、シールド板付固定板200のシールド板11a,11bが電磁遮蔽板として働き外来ノイズ若しくは放射ノイズをシールドすることが可能となる。
また、プラグをプラグが実装される側の基板に固定するプラグ固定脚27,28を接地電位として配線パターンに半田付けすることで、レセプタクルが実装される基板とプラグが実装される基板の接地電位を共通にすることが可能である。この実施例では、レセプタクルのプラグ接触部9,10の一部を偏起させた接触片16a,16bと接触片17a,17bを形成しているので、弾性的にプラグ接触部18に接触片16a,16b、プラグ接触部19に接触片17a,17bを接触させることが出来、より確実な電気的導通が得られる。
〔レセプタクルの構造〕
次にこの発明の理解を深める目的で実施例の各部の詳細な構造について説明する。図3(a)はレセプタクルを図1(a)のIII−III面で切断した斜視図である。図3(b)はIII−III面の断面図である。絶縁ハウジング1が基板に接する底面から垂直に接触子4を固定する保持柱30aと30b(以下、挿入用凹部2を中心として対向する位置にある同じ構成bについては、特に必要が無い限り省略する)が、絶縁ハウジング1の長手方向両側の壁を形成している。保持柱30aを中心に接触子4を収納する接触子収納部3を形成する壁31aが、保持柱30aを中心に左右に、絶縁ハウジング1の短辺方向の中心に向かって延長され挿入用凹部2の壁を形成する。その反対側はシールド板11aまで張り出している。保持柱30aを中心に接触子4を形成する導体線の太さ分の幅、壁31aが切り欠かれて接触子ガイド部32aが形成されている。
絶縁ハウジング1の底面と同一の面で基板と平行に接触子4の結線部4aが形成されている。接触子4は結線部4aから挿入用凹部2の方向に延長され、保持柱30aの部分で垂直方向に立ち上がり延長され、保持柱30aの上端部でヘアピン状に折り返えされ、取付け用ヘアピン部4bを形成する。更に絶縁ハウジング1の底面方向に延長され、絶縁ハウジング1の底部で再び大きくU字状に折り曲げ延長され、保持柱30aのほぼ上端部の位置に結線部4aの他端として接触部4cを形成している。接触部4cは円弧状に形成されその頂点は、挿入用凹部2を向いて壁31aよりも挿入用凹部2側に突出している。接触子4が絶縁ハウジング1の底部で大きくU字状に折り曲げ延長されたことで、接触子4は挿入用凹部2からシールド板11aに向けた横方向のバネ性を持つ。
挿入用凹部2の長手方向の端部中央に係合用突出部15があり、更にその先の端にはレセプタクル接触部10がある。係合用突出部15を真ん中にレセプタクル接触部10に切れ込みを形成し、プレスにより若干の高さプラグ方向に偏起された接触片17a,17bが形成されている。
絶縁ハウジング1の短辺方向の両外側、接触子4の結線部4aの基板と反対側の面から約0.2mm程度の空隙33を空けて垂直に絶縁ハウジング1の天面よりも突出した高い位置までシールド板11aが配置されている。
図4に接触子4を絶縁ハウジング1に挿入する方法を示す。図4(a)に接触子4の拡大図と絶縁ハウジング1を示す。接触子4の結線部4aと取付け用ヘアピン部4bの間に接触子ガイド部32aに案内され接触子4を位置決め固定する楔状の圧入ストッパー40a,40bが接触子4と直交する方向に形成されている。更に取付け用ヘアピン部4bから絶縁ハウジング1の底面まで接触子4が延長される途中に同様に圧入ストッパー41a,41bが形成されている。
図4(a)のIV−IV面の断面図を図4(b)に示す。図4(b)において結線部4aは省略している。圧入ストッパー40a,40b及び圧入ストッパー41a,41bは接触子ガイド部32a側の楔形状(40a,40b)が大きく形成されている。これは、接触子4のピッチ間隔をなるべく狭めたい為にこのようにしている。両側の圧入ストッパーの楔形状を大きくしてしまえば、壁31aの厚みは設計上の最小寸法で設計している為に、接触子4のピッチも広げざる負えなくなるからである。また、片側に接触子4をガイドする溝、この場合、壁31aと接触子ガイド部32aの段差からなる溝が一つあれば接触子4を挿入時にガイドすることが可能である。
圧入ストッパーと接触子ガイド部との作用を付け加えると、接触子4の先端にある接触部4cに挿入用凹部2から外側に押し広げる方向の力が働くと、圧入ストッパー41aの部分には保持柱30aから離れようとする力が働くが、その時その力を抑制するように接触子ガイド部32aと圧入ストッパー41a,41bが作用する。
〔プラグの構造〕
次にレセプタクルの挿入凹部2に挿入されるプラグの構造について説明する。図5(a)は図1(b)をV−V面で切断した斜視図である。図5(b)はその断面図である。絶縁ボディ29を中心として長手方向両側にプラグ接触子収納部19が形成されている。
絶縁ボディ29が基板に接する底面から垂直にボディ中心部51が形成され、ボディ中心部51から両外側に壁52a,52b(以下ここでもボディ中心部51を中心として対向する位置にある同じ構成bについては、特に必要が無い限り省略する)を張り出してプラグ接触子収納部19が形成されている。
プラグ接触子収納部19は、壁52aによって形成される。壁52a,52b及びボディ中心部51の大きさは、それぞれの幅を合わせた長さが、挿入用凹部2の幅より若干短めになるように設定される。壁52aがボディ中心部51から延長される部分である壁52aの根元部分に、プラグ接触子20の圧入ストッパー55が挿入されるストッパーガイド部53が形成されている。
すなわち、絶縁ボディ29はボディ中心部51を中心として、両側に壁52a,52bを張り出した背骨の様な形状をしている。絶縁ボディ29の端部を構成するプラグ端部22の上にはプラグ固定板24が配置されている。プラグ端部22と固定板24とは、絶縁ボディ29の短辺方向両端に形成された爪56a,56bに、プラグ固定板24の基板方向に折り曲げられ矩形状に形成された係止部57a,57bが係合して一体になっている。
プラグ接触子20の一端を形成するプラグ結線部20aは、実装される基板と同一面内で絶縁ボディ29の外側から絶縁ボディ中心部51まで延長されたあと、垂直方向に立ち上がり延長され、絶縁ボディ29の天板の直前の位置で折り返され、折り返されたプラグ接触子20の他方の端は“く”の字状(図5(b)では“く”を逆さまにした形)に形成されプラグ接触部20bとなる。“く”の字の山の部分はボディ中心部51と反対方向である外側を向いている。
図6にプラグ接触子20を絶縁ボディ29に挿入する方法を示す。プラグ接触子20の金属導体線の幅にほぼ等しい幅のプラグ接触子収納部19に、プラグ接触子20が接触部20bと結線部20aをボディ中心部51と反対方向に向けて挿入される。プラグ接触子20の絶縁ボディ29に沿って基板に対して垂直方向に延長される部分の途中に、絶縁ボディ29の長手方向と平行な方向に結線部20aの幅を中心として左右にプラグ圧入ストッパー55a,55bが張り出している。プラグ接触子20のプラグ接触子収納部19への挿入は、プラグ接触子収納部19のボディ中心部51側の根元に形成されたストッパーガイド部53に圧入ストッパー55a,55bが案内される形で行われ、圧入ストッパー55a,55bがストッパーガイド部53の壁に食い込むことで、位置決め固定される。
〔レセプタクルとプラグが嵌合した状態の説明〕
図7(a)は図2(a)のVII−VII面を切断した斜視図である。図7(b)はVII−VII面の断面図であり、レセプタクルの絶縁ハウジング1の挿入凹部2の部分にプラグの絶縁ボディ29が挿入され嵌合している状態を示す。ここまでに説明した部分と対応する部分は、参照符号を同一として説明を省略する。ここでは、レセプタクル接触子4とプラグ接触子20との接触の様子とシールド板11a,11bとの位置関係について説明する。
絶縁ハウジング1の短辺方向の両端には、レセプタクル接触子4及び70を保持する保持柱30a,30bが形成されている。レセプタクル接触子4は、保持柱30aにレセプタクル接触子4の取付用ヘアピン部4bが嵌り込んで、シールド板11a側に結線部4a、挿入用凹部2側に結線部4cを向けた向きに固定されている。結線部4cは、レセプタクル接触子収納部3を形成する壁31aよりも、その円弧状に形成された結線部4cの円弧先端を挿入用凹部2側に突出している。挿入用凹部2を挟んで対称の位置にある保持柱30bは同様に結線部70cの円弧先端を挿入用凹部2側に突出してレセプタクル接触子70を位置決め保持している。
レセプタクルの挿入用凹部2の短辺方向の長さを決めている壁31a,31bにプラグ接触子収納部19を形成する壁52b,52aが案内される形で、挿入用凹部2にプラグの絶縁ボディ29が挿入される。絶縁ボディ29が挿入されると、プラグ接触子20の“く”の字状に形成された接触部20bの“く”形状の先端部分が、円弧状に形成されたレセプタクル接触子の接触部70cを乗り越えて接触子同士の接触が成される。この時、レセプタクル接触子4及びプラグ接触子20は、挿入用凹部2の短辺方向のバネ力を持つのでその方向においてお互いの持つバネ力が拮抗する位置に安定する。このようにそれぞれのレセプタクル接触子及びプラグ接触子がバネ力を持って接触するため、良好な接続が得られる。
この時、シールド板11aがレセプタクル接触子4の基板上に半田付けされる結線部4aの基板と反対側の面から約0.2mm程度の空隙33を空けた位置からプラグが実装される別基板上に半田付けされるプラグ接触子71の基板と反対側の面の直前までを覆っている。プラグ接触子71とシールド板11aとの間隔も約0.2mm程度空けられる。この空隙は、基板製造上の公差の関係でこの程度の値に設定されている。すなわち、レセプタクル接触部4cとプラグ接触部71bが接触する接点部を中心に、それぞれの基板上に半田付けされる接触子の基板と反対側の面の直前までの範囲をシールド板11aが覆っている。
シールド板付固定板200の固定脚12,13をレセプタクルが実装される側の基板の接地電極に半田付けするようにすれば、シールド板11a,11bが電磁遮蔽板として働き外来ノイズ若しくは放射ノイズをシールドすることが可能となる。
この実施例では、レセプタクル接触部9,10とプラグ接触部18,19の電気的な接続をより確実にする目的で、レセプタクル接触部9,10に接触片16,17を設けた。この接触片16の部分の構造を図8を用いて説明する。
図8は図2(a)のVIII−VIII面を切断した斜視図である。図8(b)はVIII−VIII面の断面図である。ここまでに説明した部分と対応する部分は、参照符号を同一として説明を省略する。絶縁ハウジング1の長手方向の端部の実装される基板と接する面と反対側の面の中央部に、プラグの係合穴16と係合する係合用突出部14が絶縁ハウジング1と一体に形成されている。絶縁ハウジング1の底辺を除く辺は、シールド板付固定板200の長手方向の端部を形成するレセプタクル固定板5で覆われている。絶縁ハウジング1の上面を覆うレセプタクル固定板5の係合用突出部14を挟んだ両側には、レセプタクル固定板5の一部に切れ込みを入れてプレスによってプラグ側に偏起された接触片16a,16bが形成されている。接触片16a及び16bは、嵌合するプラグ端部21の表面を覆うプラグ固定板23のそれぞれ対向する接触面であるプラグ接触部18に接触する。この時、弾性的に偏起された接触片16a,16bは嵌合方向にバネ性を持つので、接触片16a,16bとプラグ固定板との電気的な接続は良好に行われる。
〔シールド板付固定板200の製造方法〕
次にこの実施例のシールド板付固定板200の製造方法について説明する。金属材料で作られるシールド板付固定板200は、プレスで簡単に製造することが可能である。通常、このような小型の部品は、短尺状の金属片から複数個を一度に複数の金型を用いて成型する方法、若しくは、一つの成型用金型に対してフープ状の金属を移動させて連続的に成型する方法のどちらかで行われる。このように金属材料の母体の形態としては、大きく分けて2つあるが、プレスの工程としては、最初に外形抜き、次に曲げ、最後に材料の母体から取り出す最終切断の3つの工程からなる。
図9にこの発明のある実施例のシールド板付固定板200の加工中の外観図を示す。図9(a)が外形抜きをした後の外観を示す平面図、図9(b)が曲げ工程後の外観を示す斜視図である。図9では金属材料の母体は省略している。シールド板付固定板200の長手方向両端部には、シールド板付固定板200を基板に半田付けによって固定する固定脚12及び13が形成されている。両固定脚12と13の間は略直方体形状94に切り抜かれている。固定脚12,13よりシールド板付固定板200の長手方向の中央寄りに引かれた破線90は、次の曲げ工程によって折り曲げられる折り曲げ線である。破線90は基板に対して直角に谷折りされる。破線90によって基板に対して垂直に立ち上がる壁部より、シールド板付固定板200の長手方向中央寄りにある破線91と92は、ある径を持ってなだらかに曲げ(山折り)られる。破線92からシールド板付固定板200の長手方向中央寄りの面であるレセプタクル接触部9は基板に対して平行に折り曲げられる。基板に対して平行に折り曲げられたレセプタクル接触部9の、シールド板付固定板200短辺方向の中央部分は、切り抜かれた略直方体形状94につながるように矩形状93に切り欠かれている。矩形状切り欠き部93の固定脚側に奥まった線の延長線が、シールド板付固定板200の短辺方向に切り込み101が入り接触片16a,16bが形成される。接触片16a,16bの矩形状切り欠き部93と反対側の破線95と96が支点となって、接触片16a,16bが基板と反対方向に偏起(切り起こされて)されている。
破線95,96よりシールド板付固定板200の短辺方向外側にある破線97,98と破線99,100とは、ある径を持ってなだらかに曲げ(山折り)られ、破線98及び100より、シールド板付固定板200の短辺方向外側の部分は基板に対して垂直の面となるように折り曲げられる。この結果、この面と同一の面を構成するシールド板11a及び11bも同様に基板に対して垂直な面となる。
以上述べたように、外形抜き工程と曲げ工程の2工程でこの実施例に示すシールド板付固定板200を作ることが可能である。
尚、この発明によるシールド付基板接続コネクタは、この実施例に限定されるものではなく、例えば、接触片16a,16bをシールド板付固定板200の短辺方向外側の破線95,96を支点として偏起させたが、切り込み線101を支点として略直方体切抜き部94側を偏起させてもよい。この場合、切り込み線は95及び96となり、切り込み線101の部分が支点となる。
また、レセプタクル固定板5及び6についてここまでの実施例では、固定脚と、レセプタクル接触部からなる例で説明してきたが、この発明はこの実施例に限定されない。図10にレセプタクル接触部9及び10に設けられた接触片の代わりにシールド板300及び301を配置した例を示すシールド板付固定板400を示す。ここまでに説明した部分と対応する部分は、参照符号を同一として説明を省略する。シールド板300及び301の基板からの高さは、長手方向の側面を覆うシールド板11a,11bと同じに設定されている。固定脚12を基板の接地電位につなぐことで、短辺方向も電磁遮蔽することが出来る。なお、図10に示すシールド板付固定板400も図9を用いて説明した製造方法で容易に作ることが可能である。
この発明によるシールド付き基板接続用コネクタの一実施例を示すレセプタクルとプラグの斜視図を示す。 この発明のレセプタクルとプラグを嵌合した斜視図を示す。 図1(a)をIII−III面で切断した斜視図と断面図を示す。 レセプタクル接触子を絶縁ハウジングに挿入する方法を示す。 図1(b)をV−V面で切断した斜視図と断面図を示す。 プラグ側接触子を絶縁ボディに挿入する方法を示す。 図2(a)をVII−VII面で切断した斜視図と断面図を示す。 図2(a)をVIII−VIII面で切断した斜視図と断面図を示す。 この発明のある実施例のシールド板付固定板の加工中の外観図を示す。 この発明のシールド板付固定板の他の実施例を示す。 従来のシールド板付コネクタを示す。

Claims (4)

  1. 直方体状絶縁ハウジングの一面中央部にその長手方向に沿った相手プラグ挿入用凹部が形成され、
    その挿入用凹部の長手方向に沿う対向面にそれぞれ定ピッチで接触子収納部が配列形成され、各接触子収納部にそれぞれレセプタクル接触子が収納されたレセプタクルと、
    上記挿入用凹部と嵌合する絶縁ボディの長手方向の両側にプラグ接触子収納部が上記と同一の定ピッチで配列形成され、上記プラグ接触子収納部にプラグ接触子が収納されたプラグとを組とするコネクタにおいて、
    上記レセプタクルの絶縁ハウジングの両端部にそれぞれ取り付けられた金属材料よりなるレセプタクル固定板と、
    それら両固定板と一体に形成され上記絶縁ハウジングの長手方向両側面と対向し、少なくともこれらの両側面を覆うシールド板とを備えたことを特徴とするシールド付き基板接続用コネクタ。
  2. 上記絶縁ボディの長手方向両端部に上記嵌合状態で上記レセプタクル固定板と接触する金属材よりなるプラグ固定板を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシールド付き基板接続用コネクタ。
  3. 上記絶縁ハウジング及び上記絶縁ボディの一方の両端部に他方側に突出した係合用突出部が形成され、他方の両端部に上記係合用突出部がそれぞれ挿入係合される係合穴が形成されていることを特徴とする請求項1および請求項2に記載のシールド付き基板接続用コネクタ。
  4. 絶縁ハウジング及び絶縁ボディの各両端部には、レセプタクル固定板及びプラグ固定板と接続されたレセプタクル接触部及びプラグ接触部がそれぞれ形成され少なくともその一方の一部が弾性的に相手側に偏起されていることを特徴とする請求項1および請求項3の何れかに記載のシールド付き基板接続用コネクタ。
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