JP2006155860A - データ記録制御装置、データ記録制御装置の制御方法、プログラム、データ記録システム、及びデータ記録装置 - Google Patents

データ記録制御装置、データ記録制御装置の制御方法、プログラム、データ記録システム、及びデータ記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介した録画において、特定の装置への録画および録画予約の集中
による録画の失敗を防ぐ。
【解決手段】記録媒体を有するデータ記録装置と通信可能に接続され、放送される音声画
像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻の入力を受け、各データ記録装置から各記録
媒体に同時に書き込み可能な音声画像データの数(最大同時録画数)を受信し、各データ
記録装置から記録開始時刻から記録終了時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声
画像データの数(同時録画予約数)を受信し、同時録画予約数が最大同時録画数よりも小
さいデータ記録装置を音声画像データを記録させるデータ記録装置の候補として記憶する
データ記録制御装置に関する。
【選択図】 図16

Description

本発明は、データ記録制御装置、データ記録制御装置の制御方法、プログラム、データ
記録システム、及びデータ記録装置に関する。
テレビ放送番組などの録画は、HDD(ハードディスクドライブ)レコーダ等において
、チューナ等の放送受信装置により受信された番組データをHDDなどのストレージ装置
に記憶して行われる。この時、通常、放送受信装置とストレージ装置とは同一の装置内に
設けられる。そのため、放送受信装置が番組データを受信中である場合には他の番組の録
画はできない。またストレージ装置の残り記憶容量が少ない場合にも番組の録画はできな
い。
一方、近年、IEEE1394ケーブルやEthernet(登録商標)ケーブル、ま
たは無線などによって構築されたネットワークを介して番組の録画を行う技術が開発され
ている。この技術によれば、放送受信装置とストレージ装置とをそれぞれ異なる装置に設
けることが可能となる(例えば、特許文献1、及び特許文献2参照)。
特許文献1においては、所定の番組の録画予約が行われると、その予約された番組を記
録するために必要なデータ量が算出され、ネットワークに接続されている装置の内、算出
されたデータ量を記録できる記録メディアを備える装置が調査される。この調査結果に応
じて、それぞれの装置に記録させるデータ量の配分を決定し、決定されたデータ量が記録
できるように、各記録メディアの記録可能領域の領域確保が行われる。
また特許文献2においては、ネットワークに接続された各装置のリソースの状況を監視
するリソース情報データベースを作成しておき、例えばある装置のリソースに空き記憶容
量がなくなった場合には、リソース情報データベースに基づいて他の装置の中からリソー
スの空いている装置を選定し、選定した装置に対してネットワークを介して実際のリソー
スの空き状況を問い合わせる。そしてリソースの空きがあることを確認できた装置に対し
て、その装置内のリソースをリモートで操作する。
特開2000−349833号公報 特開2004−158969号公報
ところで、放送受信装置とストレージ装置とが同一の装置内に設けられるHDDレコー
ダ等では、同時に録画可能な番組データの数は放送受信装置の数により制約される。
また、放送受信装置で受信された番組データを、ネットワークを介して接続された他の
装置のストレージ装置に録画する場合には、特定の装置に録画もしくは録画予約が集中す
る場合がある。その場合、その装置は同時に多数の録画処理を行わなければならないが、
その装置の録画処理能力を超える場合には、番組が正常に録画できない等の不具合を発生
させる可能性がある。
なお、特許文献1および特許文献2に記載される方法においては、ネットワークに接続
されたストレージ装置を有する装置の中から録画に適したストレージ装置を選択する際に
、空き容量の大きなストレージ装置が選択される。この場合、空き容量の大きなストレー
ジ装置を有する特定の装置に録画もしくは録画予約が集中することになる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、有線または無線で構築されたネットワ
ークを介した録画を行う際に、録画処理性能を超える録画もしくは録画予約が特定の装置
に集中することを防止するデータ記録制御装置、データ記録制御装置の制御方法、プログ
ラム、データ記録システム、及びデータ記録装置を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、放送される音声や画像のデータを記録する記録
媒体を有する少なくとも一つのデータ記録装置とネットワークを介して通信可能に接続さ
れ、放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なく
とも含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の
入力をユーザインタフェースから受けるデータ記録予約情報入力部と、前記各データ記録
装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に同時に書き込み可能な音声や画像のデー
タの数を示す情報を受信する同時データ記録数受信部と、前記各データ記録装置から、前
記各データ記録装置が前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了
時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数を示す情報を受信す
るデータ記録予約数受信部と、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から
記録終了時刻までの間に記録媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記同時に
書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の識別情報を、前記
データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像
のデータを記録させるデータ記録装置の候補として記憶するデータ記録先候補記憶部と、
を備えることを特徴とするデータ記録制御装置に関する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態
の欄、及び図面により明らかにされる。なお、本願明細書で「同時」という表現は、厳密な意味での「同時」という意味ではなく、実質的にほとんど同じタイミングで並列的にという意味である。
本発明によれば、ネットワークを介した録画を行う場合において、効率的に録画を行えることができる。例えば、録画先となる装置でいわゆる処理落ちもしくはハングアップ等が発生することを防止し、録画に失敗することを防ぐことが期待できる。
===全体構成例===
本実施の形態に係るデータ記録システムの全体構成例を図1に示す。
本実施の形態に係るデータ記録システムは、少なくとも一つの録画制御装置(本発明の
データ記録制御装置に相当)200と、少なくとも一つの受信元装置(本発明の受信装置
に相当)100と、少なくとも一つの録画先装置(本発明のデータ記録装置に相当)30
0とがネットワーク400を介して通信可能に接続されてなる。
受信元装置100は、放送される音声や画像を受信する放送受信装置を備える装置であ
る。放送受信装置は、例えばデジタル衛星放送やデジタル地上波放送、デジタルCATV
(Community Antenna TeleVision systemまたはCAble TeleVision)放送などの各種形式
の放送を受信するためのチューナとして構成される。デジタル衛星放送としては既に日本
国内で実施されているデジタルCS(Communication Satellite)放送やデジタルBS(B
roadcast Satellite)放送等があり、デジタル地上波放送としては既に日本国内で実施さ
れているデジタル地上波放送等がある。本実施形態では受信元装置100はデジタル地上
波放送に対する受信装置として説明する。もちろん、本発明はデジタル地上波放送に限定
されるものではなく、例えばアナログテレビ放送やAM、FM、短波等の各種ラジオ放送
等に適用することもできる。さらに、受信元装置100は複数の各種放送形式を受信でき
るように構成してもよい。以降、放送される音声や画像のことを、放送番組とも記す。
録画先装置300は、音声や画像のデータを記録するストレージ装置(本発明の記録媒
体に相当)を有し、上記受信元装置100により受信された放送番組のデータを上記スト
レージ装置に記録する装置である。以降、放送番組のデータをストレージ装置に記録する
ことを、放送番組を録画するとも記す。
録画制御装置200は、データ記録システムを構成する各受信元装置100及び各録画
先装置300の中から、放送番組を受信する受信元装置100、及び放送番組を録画する
録画先装置300を選定する装置である。放送番組の録画指示入力や録画開始時刻、録画
終了時刻、チャンネル、画質モード等を含む各種録画条件(データ記録予約情報)の入力
をユーザインタフェースから受け付ける。そして録画制御装置200は、録画開始時刻に
なったら、上記選定された受信元装置100及び録画先装置300に対して、それぞれ、
放送番組の受信要求、及び放送番組の録画要求(記録要求)を送信する。なお、受信元装
置100により受信された放送番組は、上記選定された録画先装置300に対してネット
ワーク400を介して送信される。そして録画制御装置200は、録画終了時刻になった
ら、上記受信元装置100及び録画先装置300に対して、それぞれ、放送番組の受信の
終了、及び放送番組の録画の終了の指示を行う。
なお、放送番組の受信や録画の開始及び終了を、録画制御装置200からの指示により
行うのではなく、受信元装置100及び録画先装置300がそれぞれ録画制御装置200
からの指示によらずに行うようにすることもできる。この場合は、上記各種録画条件を含
む受信要求や録画要求が、録画開始前にあらかじめ録画制御装置200から受信元装置1
00及び録画先装置300に送信される。
また現在視聴中の放送番組の録画を行うこともできる。この場合は、録画制御装置20
0は、録画指示入力や画質モード等を含む各種録画条件(データ記録要求情報)の入力を
ユーザインタフェースから受け付けると、データ記録システムを構成する各録画先装置3
00の中から、放送番組を録画する録画先装置300を選定する。そして現在放送番組を
受信中の受信元装置100及び上記選定された録画先装置300に対して、それぞれ、受
信中の放送番組の上記録画先装置300への送信、及び放送番組の録画の指示を行う。
<受信元装置>
受信元装置100の構成を図2に示す。
受信元装置100は、CPU110、主記憶120、通信制御装置130、放送受信装
置140を備えて構成される。
CPU110は受信元装置100の全体の制御を司るもので、主記憶120に記憶され
る本実施の形態に係る各種の動作を行うためのコードから構成される受信元装置制御プロ
グラム800を実行することにより、受信元装置100としての各種機能を実現する。例
えばCPU110により受信元装置制御プログラム800が実行され、主記憶120や通
信制御装置130、放送受信装置140等のハードウェア機器と協働することにより、受
信スケジュール記憶部、放送受信制御部、受信予定送信部、受信予定追加制御部が実現さ
れる。
主記憶120は、CPU110によりワークエリアとして用いられたり、受信元装置制
御プログラム800や装置プロファイル情報テーブル700、録画予約管理テーブル75
0を記憶したりする。例えば、前者に対してはRAM(Random Access Memory)、後者に
対してはROM(Read Only Memory)等によって実現することができる。
受信元装置制御プログラム800は、受信元装置100を機能させるためのプログラム
である。例えば、放送される音声や画像を受信し、受信した音声や画像のデータをネット
ワーク400を介して録画先装置300に送信するための制御を行うためのプログラムで
ある。なお、受信元装置制御プログラム800は複数のプログラムにより構成されるよう
にすることもできる。
装置プロファイル情報テーブル700は、データ記憶システムを構成する各装置(受信
元装置100、録画制御装置200、録画先装置300)が備える機能等を示す情報が記
憶されるテーブルである。
装置プロファイル情報テーブル700の例を図5に示す。装置プロファイル情報テーブ
ル700は”アドレス”欄、”装置の種類”欄、”録画先機能”欄、”受信元機能”欄を
備える。”アドレス”欄には、ネットワーク400を介して通信を行う場合における各装
置の識別情報が記憶される。”装置の種類”欄には各装置の種類が記載される。装置の種
類としては、例えばHDDレコーダ、DVDレコーダ、デジタルテレビ、コンピュータ、
携帯電話、デジタルラジオ、携帯型記憶装置(例えばiPOD(登録商標))等とするこ
とが可能である。”録画先機能”欄には、放送される音声や画像のデータを記憶する機能
(放送番組を録画する機能)の有無を示す情報が記載される。”受信元機能”欄には、放
送される音声や画像を受信する機能(放送番組を受信する機能)の有無を示す情報が記載
される。なお、装置プロファイル情報テーブル700に記載される上記各内容のことを、
装置プロファイル情報とも記す。
録画予約管理テーブル750は、放送番組の受信及び録画の予定を示す情報を記憶する
テーブルである。受信元装置100は、録画予約管理テーブル750に記憶された予定に
従って放送番組を受信し、録画先装置300へ送信する。また受信元装置100は、録画
制御装置200から送信される上記放送番組の受信要求に基づいて、音声や画像を受信す
る予定を示す情報を録画予約管理テーブル750記臆する。なお、上述したように、録画
開始の指示及び録画終了の指示が録画制御装置200により行われる場合には、録画予約
管理テーブル750が受信元装置100の主記憶120に記憶されないようにすることも
できる。
録画予約管理テーブル750の一例を図11に示す。図11に示すように、録画予約管
理テーブル750は、”日付”欄、”時間”欄、”チャンネル”欄、”録画モード”欄、
”受信元の装置の種類”欄、”受信元のアドレス”欄、”録画先の装置の種類”欄、”録
画先のアドレス”欄を備える。なお受信元装置100においては、”受信元の装置の種類
”欄、”受信元のアドレス”欄を設けない構成とすることもできる。”日付”欄には、放
送番組を受信及び録画する日付を示す情報が記載される。”時間”欄には、放送番組を受
信及び録画する開始時刻と終了時刻を示す情報が記載される。”チャンネル”欄には、放
送番組を受信するチャンネルを示す情報が記載される。”録画モード”欄には、放送番組
を録画する際の録画モードを示す情報が記載される。”受信元の装置の種類”欄には、放
送番組を受信する受信元装置100の種類が記載される。”受信元のアドレス”欄には、
放送番組を受信する受信元装置100のアドレスが記載される。”録画先の装置の種類”
欄には、放送番組を録画する録画先装置300の種類が記載される。”録画先のアドレス
”欄には、放送番組を録画する録画先装置300のアドレスが記載される。
図2に戻って、放送受信装置140は、放送番組を受信するチューナ等の装置である。
また通信制御装置130は、ネットワーク400を介して録画制御装置200や録画先
装置300、あるいは他の受信元装置100等と通信を行うための装置である。受信元装
置10は、上記放送受信装置140により受信された音声や画像のデータを、通信制御装
置130により、ネットワーク400を介して例えば録画先装置300に送信する。
<録画先装置>
次に録画先装置300の構成を図3に示す。
録画先装置300は、CPU310、主記憶320、通信制御装置330、ストレージ
装置(本発明の記録媒体に相当)370を備えて構成される。
CPU310は録画先装置300の全体の制御を司るもので、主記憶320に記憶され
る本実施の形態に係る各種の動作を行うためのコードから構成される録画先装置制御プロ
グラム820を実行することにより、録画先装置300としての各種機能を実現する。例
えばCPU310により録画先装置制御プログラム820が実行され、主記憶320や通
信制御装置330、ストレージ装置370等のハードウェア機器と協働することにより、
スケジュール記憶部やデータ記録制御部、同時データ記録数送信部、データ記録予約数送
信部、確認要求受信部、記録可否判定部、応答送信部、記録予定追加制御部が実現される
主記憶320は、CPU310によりワークエリアとして用いられたり、録画先装置制
御プログラム820や装置プロファイル情報テーブル700、同時録画可否判断テーブル
760、録画予約管理テーブル750を記憶したりする。例えば、前者に対してはRAM
、後者に対してはROM等によって実現することができる。
録画先装置制御プログラム820は、録画先装置300を機能させるためのプログラム
である。例えば、放送番組のデータを受信元装置100から受信し、録画するための制御
を行うためのプログラムである。なお、録画先装置制御プログラム820は複数のプログ
ラムにより構成されるようにすることもできる。
装置プロファイル情報テーブル700は、上述したように、データ記憶システムを構成
する各装置(受信元装置100、録画制御装置200、録画先装置300)が備える機能
等を示す情報が記憶されるテーブルである。
同時録画可否判断テーブル760は、ストレージ装置370へ複数の放送番組を録画す
る際の可否判断を行うためのテーブルである。例えばネットワーク400に複数の受信元
装置100が接続されている場合に、各受信元装置100によりそれぞれ受信された放送
番組を同時に録画するような要求が特定の録画先装置300に対してなされることがある
。この場合、その録画先装置300の処理能力を超える場合には全ての録画をすることは
できない。処理能力を超えて録画処理を行おうとした場合には、いわゆる処理落ちやハン
グアップ等が発生するおそれがある。そのため、本実施の形態に係る録画先装置300に
おいては、録画制御装置200から放送番組の録画の可否についての確認要求を受信した
場合には、録画の可否についての判定を行い、判定の結果に応じて、録画の可否について
の応答を録画制御装置200に送信する。上記判定は、同時録画可否判断テーブル760
を参照することにより行うことができる。
同時録画可否判断テーブル760の一例を図6に示す。図6には、2つの録画を同時に
行おうとする場合における録画の可否を、それぞれの画質モードにより判定する場合の例
を示す。つまり図6には、2つの録画要求のうち、すくなくともいずれか一方が「高画質
モード」である場合にのみ、同時の録画が可能であることが示される。このような同時録
画可否判断テーブル760を、録画先装置300の例えば製造時に主記憶320に記憶し
ておくようにすることができる。なお画質モードとは、音声や画像の品質レベル(画質)
のことを言う。音声や画像の品質レベルは、ストレージ装置370にデータが記録される
際の単位時間あたりのデータ量により制御することができる。つまり、単位時間あたりの
データ量を少なくすることにより音声や画面をより低品質にすることができる。ただし、
受信元装置100が受信した音声や画面の品質以上に高品質にすることはできない。また
一度画質を低下させて記録した後にその画質よりも高品質にすることはできない。画質を
低下させ単位時間あたりのデータ量を減少させるためには、後述するエンコーダを用いる
。従って、エンコーダを用いて2つの音声や画像データを同時に低画質化することが録画
先装置300の処理能力を超えることになる場合には、図6に示すように、2つの録画要
求のいずれもが「高画質モード」ではない場合には、それらの2つの録画を同時に行うこ
とはできないことになる。
録画予約管理テーブル750は、上述したように、放送番組の受信及び録画の予定を示
す情報を記憶するテーブルである。録画先装置300は、録画予約管理テーブル750に
記憶された予定に従って放送番組を受信元装置100から受信し、ストレージ装置370
に書き込む。また録画先装置300は、録画制御装置200から送信される上記放送番組
の記録要求に基づいて、音声や画像を録画する予定を示す情報を録画予約管理テーブル7
50記臆する。なお録画先装置300においては、”録画先の装置の種類”欄、”録画先
のアドレス”欄を設けない構成とすることもできる。また上述したように、録画開始の指
示及び録画終了の指示が録画制御装置200により行われる場合には、録画予約管理テー
ブル750が録画先装置300の主記憶320に記憶されないようにすることもできる。
ストレージ装置370は、上述したように、放送される音声や画像のデータを記録する
装置(記録媒体)である。
また通信制御装置330は、ネットワーク400を介して録画制御装置200や受信元
装置100、あるいは他の録画先装置300等と通信を行うための装置である。録画先装
置300は、受信元装置100から送信される音声や画像のデータを、通信制御装置33
0によりネットワーク400を介して受信し、ストレージ装置370に記録する。
<録画制御装置>
次に、録画制御装置200の構成を図4に示す。
録画制御装置200は、CPU210、主記憶220、通信制御装置230、入力装置
250、出力装置260を備えて構成される。
CPU210は録画制御装置200の全体の制御を司るもので、主記憶220に記憶さ
れる本実施の形態に係る各種の動作を行うためのコードから構成される録画制御装置制御
プログラム810を実行することにより、録画制御装置200としての各種機能を実現す
る。例えばCPU210により録画制御装置制御プログラム810が実行され、主記憶2
20や通信制御装置230、入力装置250、出力装置260等のハードウェア機器と協
働することにより、データ記録予約情報入力部、同時データ記録数受信部、データ記録予
約数受信部、データ記録先候補記憶部、記憶容量受信部、データ記録先選定部、記録要求
送信部、確認要求送信部、データ記録先候補選出部、データ記録先候補記憶部、データ記
録要求情報入力部、受信予定受信部、受信先選定部、受信要求送信部が実現される。
主記憶220は、CPU210によりワークエリアとして用いられたり、録画制御装置
制御プログラム810やネットワーク接続装置情報テーブル710、録画予約情報テーブ
ル720、録画先候補情報テーブル730、受信元候補情報テーブル740、録画予約管
理テーブル750を記憶したりする。例えば、前者に対してはRAM、後者に対してはR
OM等によって実現することができる。
録画制御装置制御プログラム810は、録画制御装置200を機能させるためのプログ
ラムである。例えばユーザインタフェースから入力された録画予約の受け付けや、受信元
装置100の選定や録画先装置300の選定を行う。なお、録画制御装置制御プログラム
810は複数のプログラムにより構成されるようにすることもできる。
ネットワーク接続装置情報テーブル710は、ネットワーク400に接続される受信元
装置100、録画先装置300、録画制御装置200に関する情報を記憶するテーブルで
ある。ネットワーク接続装置情報テーブル710を図7示す。ネットワーク接続装置情報
テーブル710は、”装置ID”欄、”アドレス”欄、”装置の種類”欄、”録画先機能
”欄、”受信元機能”欄を備える。”装置ID”欄には、ネットワーク400に接続され
た各装置を識別するために録画制御装置200により付与される識別番号(ID)が記載
される。”アドレス”欄、”装置の種類”欄、”録画先機能”欄、”受信元機能”欄には
、録画制御装置200がネットワーク400に接続された各装置から取得した、例えば、
装置プロファイル情報テーブル700に示される各装置の装置プロファイル情報の内容が
記載される。各装置の装置プロファイル情報の取得は、録画制御装置200に対しユーザ
からリモコン等を用いて録画制御を開始する要求が入力されたときに、録画制御装置20
0が、ネットワーク400に接続された全ての装置に対し装置プロファイル情報の送信を
要求する制御信号を送信し、ネットワーク400に接続された各装置から送信されてくる
装置プロファイル情報を受信することにより行うことができる。
録画予約情報テーブル720は、録画制御装置200にユーザインタフェースから入力
された、放送番組の録画に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報を記憶するテー
ブルである。録画予約情報テーブル720を図8に示す。録画予約情報テーブル720は
、”日付”欄、”時間”欄、”チャンネル”欄、”録画モード”欄を備える。”日付”欄
には、放送番組を録画する日付を示す情報が記載される。”時間”欄には、放送番組の録
画開始時刻と終了時刻を示す情報が記載される。”チャンネル”欄には、放送番組が放送
されるチャンネルを示す情報が記載される。”録画モード”欄には、放送番組を録画する
際の録画モード(画質モード)を示す情報が記載される。
録画制御装置200は、録画予約情報テーブル720に記載されたデータ記録予約情報
により示される録画開始時刻から録画終了時刻までの間の録画の可否についての確認要求
を録画先装置300に送信し、その確認要求に対する各録画先装置300からの応答の結
果に応じて、データ記録予約情報により示される録画開始時刻から録画終了時刻までの間
に放送番組を録画させる録画先装置300の候補を選出する。例えば録画開始時刻から録
画終了時刻までの間の録画が可能である旨の応答を送信してきた録画先装置300を、デ
ータ記録予約情報により示される録画開始時刻から録画終了時刻までの間に放送番組を録
画させる録画先装置300の候補として選出する。もちろん、録画開始時刻から録画終了
時刻までの間の録画が不可能である旨の応答を送信してこなかった録画先装置300を、
データ記録予約情報により示される録画開始時刻から録画終了時刻までの間に放送番組を
録画させる録画先装置300の候補として選出するようにすることも可能である。そして
選出した録画先装置300の識別情報を録画先候補情報テーブル730に記憶する。
あるいは詳しくは後述するが、録画制御装置200は、各録画先装置300から、各録
画先装置300が各ストレージ装置370に同時に書き込み可能な音声や画像のデータの
数を示す情報と、各録画先装置300がデータ記録予約情報により示される録画開始時刻
から録画終了時刻までの間に各ストレージ装置370に書き込む予定の音声や画像のデー
タの数を示す情報とを受信し、各録画先装置300について、同時に書き込み可能な音声
や画像のデータの数と、上記録画開始時刻から録画終了時刻までの間にストレージ装置3
70に書き込む予定の音声や画像のデータの数とを比較し、その録画開始時刻から録画終
了時刻までの間にストレージ装置370に書き込む予定の音声や画像のデータの数が同時
に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいものを、その録画開始時刻から録
画終了時刻までの間に録画させる録画先装置300の候補として選出するようにすること
もできる。そして選出した録画先装置300の識別情報は録画先候補情報テーブル730
に記憶される。
なお、上記の同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数と録画開始時刻から録画終
了時刻までの間にストレージ装置370に書き込む予定の音声や画像のデータの数とを比
較は、各録画先装置300において行うようにすることも可能である。この場合は、各録
画先装置300は、録画制御装置200から、データ記録予約情報により示される録画開
始時刻から録画終了時刻までの間の録画の可否についての確認要求を受信し、その録画開
始時刻から録画終了時刻までの間にストレージ装置370に書き込む予定の音声や画像の
データの数がストレージ装置370に同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数より
も小さい場合には、その録画開始時刻から録画終了時刻までの間の音声や画像のデータの
記録は可能である旨の判定を行い、判定の結果に応じて、その録画開始時刻から録画終了
時刻までの間の音声や画像のデータの記録の可否についての応答を、録画制御装置200
に送信するようにする。
録画先候補情報テーブル730は、上記のようにして選定された録画先装置300の候
補を記憶するテーブルである。録画先候補情報テーブル730を図9に示す。録画先候補
情報テーブル730は”装置ID”欄、”アドレス”欄、”装置の種類”欄、”録画可能
記憶容量”欄を備える。
”録画可能記憶容量”欄には、各録画先装置300の候補が備える各ストレージ装置3
70の空き記憶容量を示す情報が記載される。この情報は、上記候補として選定された各
録画先装置300から録画制御装置200に送信される。そして詳しくは後述するが、録
画制御装置200は、各候補の中で空き記憶容量が最も大きなストレージ装置370を有
する録画先装置300を、放送番組を録画させる録画先装置300として選定することが
できる。
受信元候補情報テーブル740は、放送番組を受信させる受信元装置100の候補を記
憶するテーブルである。放送番組を受信させる受信元装置100の候補は、録画制御装置
制御プログラム810が実行されることにより選定される。受信元候補情報テーブル74
0を図10に示す。受信元候補情報テーブル740は”装置ID”欄、”アドレス”欄、
”装置の種類”欄を備える。録画制御装置200はこれらの候補の中から選択した受信元
装置100に放送番組の受信を行わせる。詳しくは後述する。
録画予約管理テーブル750は、上述したように、放送番組の受信及び録画の予定を示
す情報を記憶するテーブルである。
通信制御装置230は、ネットワーク400を介して他の録画制御装置200や受信元
装置100、あるいは録画先装置300等と通信を行うための装置である。
入力装置250は録画制御装置200へのデータ入力等のために用いられる装置であり
ユーザインタフェースとして機能する。入力装置250としては例えば操作スイッチやタ
ッチパネル、リモートコントロール装置、あるいはキーボードやマウス等を用いることが
できる。
出力装置260は情報を外部に出力するための装置でありユーザインタフェースとして
機能する。出力装置260としては例えばディスプレイやブザー等を用いることができる
<ネットワーク>
ネットワーク400は、Ethernet(登録商標)や無線LAN(Local Area Net
work)やIEEE1394等を使用したネットワークである。すなわち、ネットワーク4
00に接続された各装置間で、上述したような所定の手順にしたがってデータのやり取り
を行うことを可能とする。ネットワーク400は、家庭内やビル内等において構築される
ネットワーク(宅内ネットワーク)とすることができる。
===デジタルテレビ、HDDレコーダに適用した実施例===
次に、上記各受信元装置100、録画制御装置200、録画先装置300をより具体的
な装置に適用した場合の実施例を説明する。ここでは、受信元装置100と録画制御装置
200とがデジタルテレビ500により構成され、録画先装置300がHDDレコーダ6
00により構成される場合の例を示す。
もちろん、上述したように、各受信元装置100、録画制御装置200、録画先装置3
00はその他様々な装置により構成されるようにすることができる。例えば、受信元装置
100は、放送受信装置140を備えたHDDレコーダやDVDレコーダ、アナログテレ
ビ、デジタルラジオ、アナログラジオ、携帯電話機、パーソナルコンピュータ等により構
成されることができる。また録画先装置300は、ストレージ装置370を備えたDVD
レコーダ、パーソナルコンピュータ、携帯型記憶装置、デジタルテレビ等とすることがで
きる。また録画制御装置200は、HDDレコーダ、DVDレコーダ、デジタルテレビ、
パーソナルコンピュータ等とすることができる。従って、例えば複数台のHDDレコーダ
がネットワーク400で接続されてなるデータ記録システムにおいて、いずれのHDDレ
コーダもが、受信元装置100としても機能するし、録画制御装置200としても機能す
るし、録画先装置300としても機能するような形態も可能である。
本実施形態のネットワーク400を介した録画方法を適用しうるデータ記録システムの
構成例を図12に示す。
図12に示すように本実施の形態に係るデータ記録システムは、デジタルテレビ500
、及びHDDレコーダ600がネットワーク400を介して通信可能に接続されてなる。
ネットワーク400は、有線あるいは無線を用いた宅内ネットワークである。
またHDDレコーダ600にはモニタ900が接続される。モニタ900は、AV(Au
dio Visual)ケーブル等でHDDレコーダ600と接続され、HDDレコーダ600が出
力する映像を表示する機能を有する。
ネットワーク400は、Ethernet(登録商標)や無線LANやIEEE139
4等を使用したネットワークであり、すなわち、ネットワーク400に接続された装置間
である所定の手順にしたがってデータのやり取りを行うことを可能とする。
<デジタルテレビ>
図13は、本実施形態を適用しうるデジタルテレビ500のハードウェア構成図である

デジタルテレビ500はCPU510と、主記憶520と、通信制御装置530と、放
送受信装置540と、映像再生装置580と、表示装置560と、入力装置550とを有
して構成される。そして各構成要素はバスによって接続され、各構成要素間で必要な情報
が伝送可能なように構成されている。
CPU510は、主記憶520にあらかじめ格納されているプログラムによって所定の
動作を行う。
主記憶520は、ワークエリアとして機能したり、必要なプログラムを格納するための
手段であり、例えば、前者に対してはRAM、後者に対してはROM等によって実現でき
る。
通信制御装置530は、上述した通信制御装置130、230、330に相当する。つ
まり、ネットワーク400を介して、他の装置と情報(データ)を送受信するための手段
である。通信制御装置530は例えば、ネットワークアダプタ、無線送受信装置等によっ
て実現される。
放送受信装置540は、上述した放送受信装置140に相当する。つまり放送受信装置
540は、デジタル衛星放送あるいはデジタル地上波放送あるいはデジタルCATV放送
を受信するための手段である。デジタル衛星放送としては既に日本国内で実施されている
デジタルCS放送およびデジタルBS放送、デジタル地上波放送としては既に日本国内で
実施されているデジタル地上波放送等がある。本実施形態では放送受信装置104はデジ
タル地上波放送に対する受信装置として説明するが、もちろん本発明はデジタル地上波放
送に限定されるものではない。さらに、放送受信装置540は複数の放送形式を受信でき
るように構成してもよい。
映像再生装置580は、映像を伸張(デコード)し、デコードされた映像を表示装置5
60に送信する。
表示装置560は、上述した出力装置260に相当する。表示装置560は映像再生装
置580で伸張(デコード)された映像やユーザの操作に応答するための情報を表示する
ための手段である。表示装置560はブラウン管、液晶ディスプレイ、PDP、プロジェ
クタ、スピーカ、ヘッドフォン等によって実現できる。
入力装置550は、上述した入力装置250に相当する。入力装置550はユーザがデ
ジタルテレビ500に対して必要な命令や情報を入力するための手段であり、リモコン等
によって実現できる。
デジタルテレビ500を構成する各要素のうち、データやプログラムの入出力と直接関
係がない装置がある場合には、その装置を設けない構成とすることもできる。
<HDDレコーダ>
図14は、本実施形態を適用しうるHDDレコーダ600のハードウェア構成図である

HDDレコーダ600はCPU610と、主記憶620と、通信制御装置630と、放
送受信装置640と、映像再生装置680と、映像出力装置660と、ストレージ装置6
70と、入力装置650とを有して構成される。そして各構成要素はバスによって接続さ
れ、各構成要素間で必要な情報が伝送可能なように構成されている。
CPU610は、主記憶620やストレージ装置670にあらかじめ格納されているプ
ログラムによって所定の動作を行う。
主記憶620は、ワークエリアとして機能したり、必要なプログラムを格納するための
手段であり、例えば、前者に対してはRAM、後者に対してはROM等によって実現でき
る。
通信制御装置630は、上述した通信制御装置130、230、330に相当する。つ
まりネットワーク400を介して、他の装置と情報(データ)を送受信するための手段で
ある。通信制御装置63は、例えばネットワークアダプタ、無線送受信装置等によって実
現される。
放送受信装置640は、上述した放送受信装置140に相当する。つまり放送受信装置
540は、デジタル衛星放送あるいはデジタル地上波放送あるいはデジタルCATV放送
等を受信するための手段である。デジタル衛星放送としては既に日本国内で実施されてい
るデジタルCS放送およびデジタルBS放送、デジタル地上波放送としては既に日本国内
で実施されているデジタル地上波放送等がある。本実施形態では放送受信装置640はデ
ジタル地上波放送に対する受信装置として説明するが、もちろん、本発明はデジタル地上
波放送に限定されるものではない。さらに、放送受信装置640は複数の放送形式を受信
できるように構成してもよい。
映像再生装置680は、映像を伸張(デコード)し、デコードされた映像を映像出力装
置660に送信する。
映像出力装置660は、上述した出力装置260に相当する。映像出力装置660は、
モニタ900等とAVケーブル等で接続され、映像再生装置680でデコードされた映像
を出力する。
ストレージ装置670は、上述したストレージ装置370に相当する。ストレージ装置
670は、HDDレコーダ600の動作を制御するためのプログラムを保存したり、通信
制御装置630によって受信された映像や、放送受信装置640によって受信され、録画
(記録)された映像を蓄積するための手段であり、例えば、HDD、光ディスク等によっ
て実現できる。
入力装置650は、上述した入力装置250に相当する。入力装置650は、ユーザが
HDDレコーダ600に対して必要な命令や情報を入力するための手段であり、リモコン
等によって実現できる。
HDDレコーダ600を構成する各要素のうち、データやプログラムの入出力と直接関
係がない装置がある場合には、その装置を設けない構成とすることも可能である。
===録画予約処理の流れ===
次に、本実施形態における録画予約処理の流れを、図15に示すフローチャートを用い
て説明する。
図15は、本実施形態における録画予約において、ユーザが録画予約を開始してから録
画予約が設定されるまでの手順を示すフローチャートである。本実施形態における録画予
約においては、ユーザが録画予約情報を入力し、その情報をもとにネットワーク400に
接続された装置が録画先となるストレージ装置670を有する装置と放送データの受信元
となる放送受信装置540を有する装置を決定し、録画予約を設定する。
本実施形態においては、図15においてユーザに必要な情報を表示し、ユーザからの入
力を受け付け、録画予約の制御を行う装置(録画制御装置200)をデジタルテレビ50
0として説明するが、録画制御装置200はHDD600でもよい。録画制御装置200
がHDDレコーダ600の場合には、HDDレコーダ600は、ユーザに必要な情報を映
像出力装置660を通じてモニタ900に表示する。
また、本実施形態における録画方法を適用する各装置は、ネットワーク400を介して
互いに必要なやり取りを行うために、例えば、図5に示すような装置プロファイル情報テ
ーブル700を記憶している。この場合、装置プロファイル情報テーブル700は、例え
ば、装置のネットワーク上の位置を示すアドレス、およびデジタルテレビやHDDレコー
ダ等の装置の種類を表す装置の種類、および本実施形態における録画方法の録画先となる
機能または受信元となる機能を有するかどうかを示す録画先機能、および受信元機能等の
情報を含む。装置プロファイル情報テーブル700のうち、装置の種類、または録画先機
能、または受信元機能等の装置に対し普遍的な情報は、装置出荷時または本実施形態にお
ける録画方法の制御を行うプログラムの装置への導入時にあらかじめ記憶される。アドレ
スは、ユーザが任意に設定し装置内に記憶しておくか、装置起動時またはネットワーク4
00接続時に図12のシステム構成には図示していないルータ等がDHCP(Dynamic Ho
st Configration Protocol)等の技術を用いて自動的に割り当てる。また、アドレスは装
置起動時または装置のネットワーク400への接続時に、装置が自らのアドレスを任意に
宣言し、該アドレスがネットワーク400に接続された他の装置と競合しなかった場合に
該アドレスをアドレスとして記憶する方法によっても割り当てられる。
録画制御装置200は、ネットワーク400に接続された各装置と情報のやり取りを行
うために、例えば、図7に示すようなネットワーク接続装置情報テーブル710を記憶し
ている。ネットワーク接続装置情報テーブル710は、例えば、装置ID、およびアドレ
ス、および装置の種類、および録画先機能、および受信元機能といった情報からなり、装
置IDはネットワーク400に接続された各機器を特定するために録画制御装置200が
任意に付与する番号(ID)であり、アドレスおよび装置の種類および録画先機能および
受信元機能は、録画制御装置200が各装置から取得した、例えば、装置プロファイル情
報テーブル700に示される各装置の装置プロファイル情報の内容である。
ネットワーク接続装置情報テーブル710に示されるネットワーク接続装置情報は、録
画制御装置200が、ネットワーク400に接続された各装置の、装置プロファイル情報
を取得して生成される。例えば、録画制御装置200に対しユーザからリモコン等を用い
て録画制御を開始する要求が入力されたときに、録画制御装置200が、ネットワーク4
00に接続された全ての装置に対し装置プロファイル情報を要求する制御信号を送信する
ことで、録画制御装置200はネットワークに接続された各装置の装置プロファイル情報
を取得し、ネットワーク接続装置情報テーブル710に示される各ネットワーク接続装置
情報を生成することができる。
ここで、図15に示される、本実施形態における録画予約について詳細に説明する。
図15に示される録画予約を実施する例えばデジタルテレビ500等の録画制御装置2
00は、例えば、ユーザからの録画予約開始といったリモコン入力等により録画予約を開
始する。
<録画予約情報入力処理>
録画予約が開始されると、まず、録画制御装置200は録画予約情報入力画面を出力し
、ユーザからの録画予約情報として例えば、図8の録画予約情報テーブル720に示され
るようなデータを入力として受け付ける(S1000)。録画予約情報テーブル720は、例
えば、日付、時間、チャンネル、録画モード等からなる。録画モードは録画の画質を表す
もので、例えば、高画質モード、通常モード、低画質モード等と表され、高画質モードは
低画質モードに比べて録画に必要となるデータ量が大きい。ユーザから録画予約情報テー
ブル720に示される録画予約情報を入力された録画制御装置200は、該録画予約情報
をワークメモリ等に記憶する。また、録画制御装置200は該録画予約情報の時間と録画
モードから該録画予約情報が示す録画に必要なデータ量を計算し、ワークメモリ等に記憶
する。
<録画先決定処理>
次に、録画制御装置200は、該録画予約情報が示す録画の録画先となる録画先装置3
00を決定する(S2000)。
図16は、録画先決定S1010の手順を詳細に示すフローチャートである。
まず、録画制御装置200は、ネットワーク接続装置情報テーブル710に示されるネ
ットワーク接続装置情報から録画先機能を有する装置を調査し、該録画先機能を有する装
置の装置IDを取得する(S2000)。
次に、録画制御装置200は該装置IDの装置の最大同時録画数を取得する(S2010)
。最大同時録画数は、各録画先装置300が各ストレージ装置370に同時に書き込み可
能な音声や画像のデータの数であり、該装置が処理落ちまたはハングアップ等の問題を起
こさずに、失敗なく同時に録画処理を行うことが可能な録画数である。
最大同時録画数は、装置のCPU性能(CPUの処理能力)、もしくはHDD等のスト
レージ装置への書き込み速度、もしくはエンコーダの同時処理数(エンコーダの処理能力
)、もしくはネットワーク帯域(受信元装置から録画先装置に音声や画像のデータが送信
される際の通信速度)等の装置の性能により決まる。本実施形態における録画方法を適用
しうる録画先機能を有する装置において、最大同時録画数は、装置出荷時に装置固有の情
報としてあらかじめ設定(記憶)されているか、または該装置の上記CPU性能もしくは
ストレージ装置への書き込み速度もしくはエンコーダの同時処理数もしくはネットワーク
帯域等の装置の性能から計算または導出可能とし、録画制御装置200の要求に応じて上
記最大同時録画数を応答することが可能な構成とする。
上記装置の性能より最大同時録画数を計算または導出する方法としては、例えば次のよ
うな方法がある。
まず、該装置のCPU性能、およびストレージ装置への書き込み速度、およびエンコー
ダの同時処理数、およびネットワーク帯域に対する、同時録画数を取得もしくは計算する

例えばCPU性能に関しては、1つの録画処理で増加するCPU負荷の増加率(値A)
および、該装置が録画処理に利用可能なCPU性能の割合(値B)を取得し、値Bを値A
で割った答えの整数部分(C=|B/A|、ただし|X|は数Xの整数部分を表す)を、
CPU性能に関する同時録画数とすることができる。
また、例えばストレージ装置への書き込み速度に関しては、該装置のストレージ装置へ
の書き込み速度が最大Dbps(bit per second)で、ハイビジョン映像のビットレート
がEbpsであるとすると、DをEで割った答えの整数部分(F=|D/E|)を、スト
レージ装置への書き込み速度に関する同時録画数とすることができる。これはすなわち、
同時に録画するデータの全てが高画質なハイビジョン映像であったとしても、該装置はF
だけの録画数は同時に処理可能である、という意味である。
また、エンコーダの同時処理数に関しては、エンコーダの同時処理数がGである場合、
エンコーダの同時処理数に関する同時処理数とすることができる。
また、例えばネットワーク帯域に関しては、該装置のネットワーク帯域がHbpsで、
ハイビジョン映像のビットレートがIbpsであるとすると、HをIで割った答えの整数
部分(J=|H/I|)を、ネットワーク帯域に関する同時録画数とすることができる。
これはすなわち、同時に録画するデータの全てが高画質なハイビジョン映像であったとし
ても、該装置はJだけの録画数は同時に処理可能である、という意味である。
ここで、最大同時録画数は、以上で求めた該装置の各性能に関する同時録画数、すなわ
ち、CおよびFおよびGおよびJのうち最も数の小さいものとする。なぜならば、Cおよ
びFおよびGおよびJのうち最も数の小さいものの原因となる性能が、該装置の同時録画
数のボトルネックとなるためである。
もちろん最大同時録画数は、CおよびFおよびGおよびJすべてのうちの最小値とする
のではなく、これらのいずれかの値、またはいずれか2つ以上の組み合わせにおける最小
値により定められるようにすることも可能である。例えばエンコーダを備えない装置にお
いては、C及びF及びJのうちの最小値とすることができる。
次に、録画制御装置200は、録画予約情報テーブル720に示される録画予約情報の
日付および時間における、該装置IDの装置の同時録画予約数を取得する(S2020)。こ
こで、同時録画予約数とは各録画先装置300が録画予約情報(データ記録予約情報)に
より示される録画開始時刻から録画終了時刻までの間に各ストレージ装置370に書き込
む予定の音声や画像のデータの数、つまり該録画予約情報の日付および時間が示す時間帯
において、同時に行われる予約録画の最大数である。例えば、2004年8月24日の1
9時から21時までの録画予約を設定しようと録画予約情報を入力したときに、ある録画
先機能を有する装置に既に同日の18時から20時までの録画予約および同日の19時か
ら20時半までの録画予約および同日の19時半から20時半までの録画予約が設定され
ていた場合、19時半から20時までの間に既に同時に3つの録画予約が設定されている
ことになる。したがって、この場合の同時録画予約数は3となる。
次に、取得した最大同時録画数と同時録画予約数を比較する(S2030)。そして同時録
画予約数が最大同時録画数に比べて小さい場合には、録画制御装置200は、該装置ID
で特定される装置のストレージ装置の空き容量(空き記憶容量)を取得(S2040)し、該
空き容量が録画予約情報の録画を行うのに十分であれば、該装置IDで特定される装置を
録画先候補としてワークエリアに記憶する等して設定する(S2050)。なお、録画先候補
の記憶は、ストレージ装置の空き容量のチェックを行う前に行い、各候補のなかで空き容
量の最も大きなものを録画先装置として選定するようにすることも可能である。このよう
にストレージ装置の空き容量の最も大きな装置を録画先装置300として選定することに
より、各HDDレコーダ600のストレージ装置670の記憶領域を有効に使用すること
が可能となる。
そして、上記S2000乃至S2030の各手順、および場合によりS2040及びS2050の手順を全て
の装置IDの装置について行ったら(S2060)、S2050で録画先候補として設定した装置I
Dの装置のうち、例えば、最も空き容量が大きいものを録画先に決定する(S2070)。
ネットワークを介した録画においては特定の録画先に同時に複数の録画が行われる可能
性が存在する。このとき、例えば、ネットワーク上の装置のうち、ストレージ装置の容量
が最も大きい装置に録画予約が集中する可能性が存在し、録画予約が集中することで、ス
トレージ装置の容量が十分に空いていても録画装置の処理落ちもしくはハングアップ等に
より録画に失敗する可能性がある。
本実施形態の録画方法においては、同時録画予約数が最大同時録画数より小さいことを
確認したうえで録画先を決定する。そのため、録画時に上記CPU性能もしくはストレー
ジ装置への書き込み速度もしくはエンコーダの同時処理数もしくはネットワーク帯域等の
装置の性能の不足により、録画時に、録画先が処理落ちを起こすもしくはハングアップす
る等の問題により録画に失敗することを防ぐことができる。
<録画先決定処理の他の形態>
上記の録画予約では、図16に示したように、同時録画予約数が最大同時録画数より小
さいことを録画制御装置200が確認して録画先を決定することにより、特定の録画先に
装置の処理能力以上の録画予約が集中し、録画に失敗することを防いだ。
この処理は、以下に記すように、録画制御装置200が各録画先装置300に対して録
画可否を問い合わせることによっても行うことが可能である。
図17は、録画先決定S1010の手順を詳細に示すフローチャートである。
まず、録画制御装置200は、ネットワーク接続装置情報テーブル710に示されるネ
ットワーク接続装置情報から、録画先機能を有する装置を調査し、該録画先機能を有する
装置の装置IDを取得する(S3000)。
次に、録画制御装置200は、該装置IDの装置は録画予約情報テーブル720に示す
録画予約情報の録画予約を設定可能かどうかを、該装置IDの装置に問合せる(S3010)
。すなわち、録画制御装置200は、少なくとも、録画予約情報テーブル720に示す録
画予約情報を含む録画予約可否判断情報を該装置IDの装置に送信し、該装置IDの装置
は受信した該録画予約可否判断情報に含まれる録画予約情報をもとに、該装置IDの装置
が、該録画予約可否判断情報に含まれる録画予約情報の録画予約を設定可能かどうかを判
断し、その可否を録画制御装置に送信する。
該装置IDの装置が、録画予約可否判断情報に含まれる録画予約情報テーブル720に
示す録画予約情報の録画予約を設定可能かどうの判断は、例えば次のようにして行うこと
が出来る。
まず、該装置IDの装置は、該装置IDの装置の最大同時録画数を取得する。最大同時
録画数は、該装置が処理落ちまたはハングアップ等の問題を起こさずに、失敗なく同時に
録画処理を行うことが可能な録画数であり、装置のCPU性能、もしくはHDD等のスト
レージ装置への書き込み速度、もしくはエンコーダの同時処理数、もしくはネットワーク
帯域等の装置の性能により決まる。本実施形態における録画方法を適用しうる録画先機能
を有する装置において、最大同時録画数は、装置出荷時に装置固有の情報としてあらかじ
め設定(記憶)されているか、または該装置の上記CPU性能もしくはストレージ装置へ
の書き込み速度もしくはエンコーダの同時処理数もしくはネットワーク帯域等の装置の性
能から計算または導出可能とする。
次に、該装置IDの装置は、該録画予約可否判断情報に含まれる録画予約情報テーブル
720に示される録画予約情報の日付および時間における、該装置IDの装置の同時録画
予約数を取得する。
そして該装置IDの装置は、取得した最大同時録画数と同時録画予約数を比較し、同時
録画予約数が最大同時録画数より小さい場合には、録画制御装置200に対し、該録画予
約可否判断情報に含まれる録画予約情報テーブル720に示す録画予約情報の録画予約を
設定可能な旨を送信する。その他の場合は、設定不可能な旨を送信する。
なお、該装置IDの装置が該録画予約可否判断情報に含まれる録画予約情報テーブル7
20に示す録画予約情報の録画予約を設定可能かどうを判断するために、次のような方法
を用いることも可能である。
まず該装置IDの装置は、録画予約管理テーブル750を参照して、該録画予約可否判
断情報に含まれる録画予約情報テーブル720に示す録画予約情報の日付および時間と同
じ時間帯に、該装置IDの装置に既に設定されている録画予約を全て取得する。該装置I
Dの装置には、あらかじめ、例えば図6に示すような同時録画可否判断テーブル760が
記憶されている。図6に示す同時録画可否判断テーブル760において、行の要素は、該
装置IDの装置に対し、既に設定されている録画予約を示し、列の要素は、これから設定
しようとする録画予約情報を示す。例えば、該装置IDの装置に対し、該録画予約可否判
断情報に含まれる録画予約情報テーブル720に示す録画予約情報の日付および時間に、
既に録画モードが低画質モードである録画予約が設定されていた場合において、該録画予
約可否判断情報に含まれる録画予約情報テーブル720に示す録画予約情報の録画モード
が高画質モードである場合には、該装置IDの装置は、録画制御装置200に対して、該
録画予約可否判断情報に含まれる録画予約情報テーブル720に示す録画予約情報の録画
予約を設定可能な旨を送信する。該録画予約可否判断情報に含まれる録画予約情報テーブ
ル720に示す録画予約情報の録画モードが通常モードもしくは低画質モードの場合には
、録画予約を設定不可能な旨を送信する。
なお、図6に示す同時録画可否判断テーブル760は、最大2つしか同時に録画予約を
設定できない場合について記述しているが、もちろん、該装置IDの装置に対し、同時に
3つ以上の録画予約を設定できる場合には、そのようなテーブルを作成してもよい。
また、録画制御装置200は、各録画先装置300から録画予約の設定が不可能である
旨の情報を受信した場合には、S1000 の録画予約情報の入力処理を再び行うようにするこ
ともできる。その場合のフローチャートを図20に示す。これによれば、ユーザは、画質
の条件を変更した上で、再度録画予約を行うことができる。
<受信元決定処理>
図15に戻って、続いて録画制御装置200はS1020の受信元決定の手順を実行する。
受信元とは予約録画を行う際に放送データを受信し、S1010の手順で決定した録画先に送
信する装置のことである。
図18は、受信元決定処理の手順を詳細に示すフローチャートである。
まず、録画制御装置200は、ネットワーク接続装置情報テーブル710に示されるネ
ットワーク接続装置情報から、受信元機能を有する装置を調査し、該受信元機能を有する
装置の装置IDを取得する(S4000)。
次に、録画制御装置200は、録画予約情報テーブル720に示される録画予約情報の
日付および時間に、該装置IDの装置に既に録画予約が設定されているかを調査する(S4
010)。すなわち、該録画予約情報の日付および時間と、該装置IDの装置に既に設定さ
れている録画予約の日付および時間を比較し、該録画予約情報の日付および時間に該装置
IDの装置において受信元となる放送受信装置が使用可能かどうかを調査する。
該録画予約情報が示す日付および時間に該装置IDの装置に未だ録画予約が設定されて
いない場合には、録画制御装置200はワークエリアに記憶するなどして該装置IDの装
置を受信元候補に設定する(S4020)。
上記S4000乃至S4010、および場合によりS4020を、受信元機能を有する全ての装置ID
の装置について調査したら(S4030)、設定した受信元候補から受信元を決定する(S4040
)。
受信元候補から受信元を決定するには、なんらかの受信元の優先順位を用い、優先順位
の高い装置を受信元とする。例えば、ユーザがテレビ視聴に放送受信装置140を用いる
可能性があるデジタルテレビ500よりはHDDレコーダ600の優先順位を高くしたり
、またはネットワーク400上にデータを流さなくてよいように、録画先に決定した装置
と同一の装置IDの装置の優先順位を高くする等の判断を行い受信元を決定する。
<録画予約設定処理>
受信元が決定したら、図15におけるS1030の録画予約設定を行う。
録画予約設定処理S1030において、録画制御装置200は録画先に決定した装置300
または受信元に決定した装置100または録画制御装置200に録画予約情報テーブル7
20に示す録画予約情報の内容を含む録画予約を設定する。録画予約は、例えば、録画す
る日付、録画する時間、録画するチャンネル、録画モード、受信元の装置の種類、受信元
のアドレス、録画先の装置の種類、録画先のアドレス等の情報からなる。録画予約に含ま
れる情報のうち、録画する日付および録画する時間および録画するチャンネルおよび録画
モードは、録画制御装置200が記憶する画予約情報テーブル720に示される録画予約
情報から取得する。受信元装置の種類および受信元装置のアドレスおよび録画先装置の種
類および録画先装置のアドレスは、録画制御装置200が記憶するネットワーク接続装置
情報テーブル710に示されるネットワーク接続装置情報から取得する。
上記録画予約に含まれる情報のうち、録画予約を設定する装置(受信元装置100ある
いは録画先装置300)にとって必要がない情報は録画予約省くことができる。例えば、
録画予約を録画先装置300に設定する場合には、録画先装置の種類および録画先装置の
アドレスは省くことが可能である。
録画制御装置200は、録画予約情報に含まれる日付、時間、チャンネル、録画モード
に録画先装置300と受信元装置100に関する情報(例えばネットワーク接続装置情報
テーブル710に示すネットワーク接続装置情報に含まれる装置の種類もしくはアドレス
等)を必要に応じて付与して録画予約を生成し、録画先に決定した装置300または受信
元に決定した装置100または録画制御装置200に設定(記憶)する。
録画予約が設定された装置は内部に所持するタイマー等(不図示)によって時間を監視
し、録画予約の開始時間になったら録画元または受信元の装置を制御し、設定したチャン
ネルの放送データを受信して必要に応じて設定した録画モードに合わせてデータの再エン
コード等を行いながら録画(記録)を行う。このとき、上記再エンコード等の手順は録画
先で行われるか、もしくは受信元にて行われる。
===手動録画処理===
本実施形態における録画方法は、録画予約だけでなく、手動(即時)録画にも適用可能
である。
本実施形態における手動録画を行う場合の処理を示したフローチャートを図19に示す
。図19に示すフローチャートはユーザが手動録画の開始要求を行ってから録画を開始す
るまでの手順を示したものである。
ここでは、ユーザの入力を受けて録画の制御を行う録画制御装置200をデジタルテレ
ビ500として説明するが、録画制御装置200は、HDDレコーダ600であってもよ
い。
例えば、デジタルテレビ500でテレビ番組を視聴していたユーザがリモコンの録画ボ
タンを押下げる等の操作により手動録画要求を行うことで、本実施形態における手動録画
は開始する。このとき、デジタルテレビ500が録画制御装置200となり、ネットワー
ク400に接続された他の装置を制御して手動録画を行う。
まず、前提として、手動録画は現在視聴中のテレビ番組を録画する操作であるため、手
動録画における放送データの受信元は現在視聴中の放送データを受信している放送受信装
置540とする。
テレビ番組を視聴中のユーザがリモコンの録画ボタンを押下げる等の操作により手動録
画要求(データ記録要求情報)が録画制御装置200に送信される。つまりこれにより、
録画制御装置200は、受信中の放送番組の録画要求を示す情報を少なくとも含む、放送
番組の録画に際しての条件が記載されたデータ記録要求情報の入力をユーザインタフェー
スから受ける。
そうすると録画制御装置200は、ネットワーク接続装置情報テーブル710に示され
るネットワーク接続装置情報から録画先機能を有する装置の装置IDを取得する(S5000
)。
次に、該装置IDの装置の最大同時録画数を取得する(S5010)。
ここで、手動録画の場合は予約録画の場合と異なり、録画終了時間が指定されないため
いつまで録画を行えばよいかが不明である。そのため、録画制御装置200は、該装置I
Dの装置に対し、現在からある期間(例えば、現在から12時間以内)に設定されている
同時録画予約数(直近同時録画予約数)を取得する(S5020)。
そして、直近同時録画予約数と最大同時録画数とを比較し、直近同時録画予約数が最大
同時録画数より小さいときは(S5030)、該装置IDの装置を録画先候補として選定し、
該装置のストレージ装置の空き容量を取得する(S5040)。
次に、上記S5000 乃至S5030および場合によりS5040の手順を録画先機能を有する全ての
装置IDの装置について調査したかどうかを調査し(S5050)、全ての装置IDの装置に
ついて調査が終了している場合には、録画先候補に設定した装置のうち最もストレージ装
置の空き容量が大きい装置を録画先に決定する(S5060)。
最後に、ユーザが現在視聴しているチャンネルの放送データを、決定した録画先に送信
して録画を開始する(S5070)。なお、録画先候補の記憶は、ストレージ装置の空き容量
のチェックを行う前に行うようにすることも可能である。
以上、本実施の形態について詳細に説明したが、本実施の形態によれば、ネットワーク
を介した録画において特定の録画先に同時に複数の録画が行われることを防止することが
できる。本実施形態においては、同時録画予約数が最大同時録画数より小さいことを確認
したうえで録画先を決定する。そのため、録画時に上記CPU性能もしくはストレージ装
置への書き込み速度もしくはエンコーダの同時処理数もしくはネットワーク帯域等の装置
の性能の不足により、録画時に、録画先が処理落ちを起こすもしくはハングアップする等
の問題により録画に失敗することを防ぐことができる。
図16におけるS2070において、録画先候補のうち最もストレージ装置の空き容量が大きい装置を録画先として自動的に決定すると述べたが、録画先候補から録画先を選択する作業をユーザの手で行うことも可能である。以下、これについて説明する。
図25は、ユーザが録画予約を行う際に、図16の手順で録画先を決定する場合に、複数の録画先候補が発見された場合のユーザによる録画先選択画面イメージ1040である。
図25に示す画面には、ユーザが録画予約を行う番組の情報および録画先候補となる装置に関する情報が表示されており、ユーザは録画先候補から録画先を選択することができる。
図25に示す録画予約を行う番組の情報は、録画予約情報テーブル720から取得することが可能である。図25に示す録画先候補となる装置に関する情報のうち録画可能記憶容量は、図9に示した録画先候補情報テーブル730から取得可能である。また、図25に示す録画先候補となる装置に関する情報のうち同時録画予約数/最大同時録画数は、図16におけるS2030のステップにおいて用いた値から取得可能である。
また、図25に示す録画先候補となる装置に関する情報のうち装置名はユーザが表示されている装置と実際の機器を対応付けるために用いる値であり、例えば次のようにして取得可能である。
まず、図5に示した装置プロファイル情報テーブル730に装置名の項目を追加し、図21に示すような装置プロファイル情報テーブル1000を作成する。装置プロファイル情報テーブル1000における装置名の項目は、ユーザが装置を識別できるような名前をユーザが設定するかシステムであらかじめ設定しておく(例えば、装置の型番等)。
さらに、図7に示したネットワーク接続装置情報テーブル710に装置名の項目を追加し、図22に示すネットワーク接続装置情報テーブル1010を作成する。
また、さらに、図9に示した録画先候補情報テーブル730に装置名の項目を追加し、図23に示す録画先候補情報テーブル1020を作成する。
装置プロファイル情報テーブル1000の装置名の情報をネットワーク接続装置情報テーブル1010に格納し、ネットワーク接続装置情報テーブル1010の装置名の情報を録画先候補情報テーブル1020に格納することで、図25における録画先候補となる装置に関する情報の装置名の項目を録画先候補情報テーブル1020から取得することが可能となる。
図19におけるS5070において、録画先候補のうち最もストレージ装置の空き容量が大きい装置を録画先に決定すると述べたが、録画先候補から録画先を選択する作業をユーザの手で行うことも可能である。
図26は、ユーザが手動録画を行う際に、図19の手順で録画先を決定する場合に、複数の録画先候補が発見された場合のユーザによる録画先選択画面イメージ1050である。
図26に示す画面には、ユーザが手動録画を行う番組の情報および録画先候補となる装置に関する情報が表示されており、ユーザは録画先候補から録画先を選択することができる。
図25に示す手動録画を行う番組の情報は、現在の日付および時間およびチャンネルおよびあらかじめシステムで設定した手動録画を行う際の録画モードより取得可能である。
図26における録画先選択画面イメージ1050における録画先候補となる装置に関する情報の直近同時録画予約数/最大同時録画数の項目は図19におけるS5030のステップにおいて用いた値から取得可能である。
図17におけるS3060において、録画先候補のうち最もストレージ装置の空き容量が大きい装置を録画先に決定すると述べたが、録画先候補から録画先を選択する作業をユーザの手で行うことも可能である。
図27は、ユーザが録画予約を行う際に、図17の手順で録画先を決定する場合に、複数の録画先候補が発見された場合のユーザによる録画先選択画面イメージ1060である。
図27に示す画面には、ユーザが録画予約を行う番組の情報および録画先候補となる装置に関する情報が表示されており、ユーザは録画先候補から録画先を選択することができる。
図18におけるS4040において、受信元候補のうち、なんらかの受信元の優先順位を用い、優先順位の高い装置を受信元とする、例えば、ユーザがテレビ視聴に放送受信装置140を用いる可能性があるデジタルテレビ500よりはHDDレコーダ600の優先順位を高くしたり、またはネットワーク400上にデータを流さなくてよいように、録画先に決定した装置と同一の装置IDの装置の優先順位を高くする等の判断を行い受信元を決定する、と述べたが、受信元候補から受信元を選択する作業をユーザの手で行うことも可能である。
図28は、ユーザが録画予約を行う際に、図18の手順で受信元を決定する場合に、複数の受信元候補が発見された場合のユーザによる受信元選択画面イメージ1070である。
図28に示す画面には、ユーザが録画予約を行う番組の情報および受信元候補となる装置に関する情報が表示されており、ユーザは受信元候補から受信元を選択することができる。
図28に示す受信元候補となる装置に関する情報のうち装置の種類は、図10に示した受信元候補情報テーブル740から取得可能である。
また、図28に示す録画先候補となる装置に関する情報のうち装置名は、ユーザが表示されている装置と実際の機器を対応付けるために用いる値であり、例えば次のようにして取得可能である。
まず、図10に示した受信元候補情報テーブル740に装置名の項目を追加し、図24に示す受信元候補情報テーブル1030を作成する。
装置プロファイル情報テーブル1000の装置名の情報をネットワーク接続装置情報テーブル1010に格納し、ネットワーク接続装置情報テーブル1010の装置名の情報を受信元候補情報テーブル1030に格納することで、図28における受信元候補となる装置に関する情報の装置名の項目を受信元候補情報テーブル1030から取得することが可能となる。
本実施例において、受信元候補または録画先候補が複数発見されば場合に、受信元または録画先をユーザが手動で決定するか、録画制御装置が自動的に決定するかを、録画制御装置において設定することも可能である。
図29は、録画制御装置において、受信元候補または録画先候補が複数発見されば場合に、受信元または録画先をユーザが手動で決定するか、録画制御装置が自動的に決定するかを設定する画面イメージ1080である。
図29において、ユーザは受信元および録画先の選択方法を自動、すなわち録画制御装置が自動的に決定する方法、または手動、すなわちユーザが手動で決定する方法から選択することが可能である。
図25〜図29の表示画面を出力する処理に関するプログラムは、例えば、主記憶520にあらかじめ格納されており、その表示プログラム処理をCPU510によって行わせるように構成する。しかし、これに限定するものではなく、図25〜図29を表示するためのプログラムを、例えば、インターネット経由でインストールすることにより表示可能とする構成にしてもよい。
また、どういったパラメータを用いて最適録画先を決定するかといったことに関してもユーザに選択するようにすれば、使い勝手が向上する。具体定期には、例えば、「簡易決定」と「詳細決定」に分けて、「簡易決定モード」の場合、各データ録画装置の空き容量と最大同時録画数を用いて最適な録画先を決定し、一方、「詳細決定モード」の場合、各データ録画装置の空き容量と最大同時録画数とそれ以外の情報、例えば、装置CPUの性能、データ録画装置への書き込み速度、あるいは、ネットワーク帯域の情報等を用いて最適な録画先を決定する。 これにより、ユーザは、最適録画先決定の選択も行えることができる。
以上発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の
理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本
発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も
含まれる。
本実施形態のデータ記録システムの全体構成を示す図である。 本実施形態の受信元装置の構成を示す図である。 本実施形態の録画先装置の構成を示す図である。 本実施形態の録画制御装置の構成を示す図である。 本実施形態の装置プロファイル情報テーブルを示す図である。 本実施形態の同時録画可否判断テーブルを示す図である。 本実施形態のネットワーク接続装置情報テーブルを示す図である。 本実施形態の録画予約情報テーブルを示す図である。 本実施形態の録画先候補情報テーブルを示す図である。 本実施形態の受信元候補情報テーブルを示す図である。 本実施形態の録画予約管理テーブルを示す図である。 本実施形態のシステム構成例を示す図である。 本実施形態のデジタルテレビのハードウェア構成図である。 本実施形態のHDDレコーダのハードウェア構成図である。 本実施形態の録画予約の動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態の録画先決定の動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態の録画先決定の動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態の受信元決定の動作手順を示すサブルーチンである。 本実施形態の手動録画の動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態の録画予約の動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態の装置プロファイル情報テーブルを示す図である。 本実施形態のネットワーク接続装置情報テーブルを示す図である。 本実施形態の録画先候補情報テーブルを示す図である。 本実施形態の受信元候補情報テーブルを占めす図である。 本実施形態の録画先を決定するための表示画面例である。 本実施形態の録画先を決定するための表示画面例である。 本実施形態の録画先を決定するための表示画面例である。 本実施形態の受信元を選択するための表示画面例である。 本実施形態の録画先及び受信元の選択用表示画面例である。
符号の説明
100 受信元装置 110 CPU
120 主記憶 130 通信制御装置
140 放送受信装置 200 録画制御装置
210 CPU 220 主記憶
230 通信制御装置 250 入力装置
260 出力装置 300 録画先装置
310 CPU 320 主記憶
330 通信制御装置 370 ストレージ装置
400 ネットワーク 500 デジタルテレビ
510 CPU 520 主記憶
530 通信制御装置 540 放送受信装置
550 入力装置 560 表示装置
580 映像再生装置 600 HDDレコーダ
610 CPU 620 主記憶
630 通信制御装置 640 放送受信装置
650 入力装置 660 映像出力装置
680 映像再生装置
700 装置プロファイル情報テーブル
710 ネットワーク接続装置情報テーブル
720 録画予約情報テーブル
730 録画先候補情報テーブル
740 受信元候補情報テーブル
750 録画予約管理テーブル
760 同時録画可否判断テーブル
800 受信元装置制御プログラム
810 録画制御装置制御プログラム
820 録画先装置制御プログラム
900 モニタ

Claims (24)

  1. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置とネットワークを介して通信可能に接続され、
    放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受けるデータ記録予約情報入力部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信する略同時データ記録数受信部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が前記データ記録予約情報により示
    される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像
    のデータの数を示す情報を受信するデータ記録予約数受信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の識別情報を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置の候補として記憶するデータ記録先候補記憶部と、
    を備えることを特徴とするデータ記録制御装置。
  2. 前記データ記録先候補記憶部に記憶された各データ記録装置が備える各記録媒体の空き
    記憶容量を示す情報を、前記各データ記録装置から受信する記憶容量受信部と、
    前記各データ記録装置の中で前記空き記憶容量が最も大きな記録媒体を有するデータ記
    録装置を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの
    間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置として選定するデータ記録先選定部
    と、
    前記選定されたデータ記録装置に対して、前記データ記録予約情報に記載された条件に
    従って音声や画像のデータを記録させるための要求を送信する記録要求送信部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ記録制御装置。
  3. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置とネットワークを介して通信可能に接続されるデータ記録制御装置の制御方法であ
    って、
    放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受け、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信し、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が前記データ記録予約情報により示
    される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像
    のデータの数を示す情報を受信し、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の識別情報を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置の候補として記憶する
    ことを特徴とするデータ記録制御装置の制御方法。
  4. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置とネットワークを介して通信可能に接続されるデータ記録制御装置に、
    放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受ける手順と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信する手順と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が前記データ記録予約情報により示
    される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像
    のデータの数を示す情報を受信する手順と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の識別情報を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置の候補として記憶する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  5. 放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受けるデータ記録制御装置とネットワークを介して通信可
    能に接続され、
    放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体と、
    前記記録媒体に音声や画像のデータを書き込む予定を示す情報を記臆するスケジュール
    記憶部と、
    前記予定に従って、放送される音声や画像のデータを前記記録媒体に書き込むデータ記
    録制御部と、
    前記記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を、前記データ記録制御装置に送信する略同時データ記録数送信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数を、前記データ記録制御装置に送信するデ
    ータ記録予約数送信部と、
    を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  6. 前記記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数は、
    前記データ記録装置が備えるCPUの処理能力に応じて定められる数、
    前記データ記録装置が備える記録媒体へのデータの書き込み速度に応じて定められる数

    前記データ記録装置が備えるエンコーダの処理能力に応じて定められる数、及び
    放送される音声や画像を受信する放送受信装置を備える受信装置から前記データ記録装
    置に音声や画像のデータが送信される際の通信速度に応じて定められる数、
    のいずれか、又はいずれか2つ以上の組み合わせにおける最小値により定められる
    ことを特徴とする請求項5に記載のデータ記録装置。
  7. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置とネットワークを介して通信可能に接続され、
    放送される音声や画像を受信する放送受信装置と、
    受信中の音声や画像のデータの記録要求を示す情報を少なくとも含む、音声や画像のデ
    ータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録要求情報の入力をユーザインタフェー
    スから受けるデータ記録要求情報入力部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信する略同時データ記録数受信部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が現在から所定期間の間に各記録媒
    体に書き込む予定の音声や画像のデータの数を示す情報を受信するデータ記録予約数受信
    部と、
    前記現在から所定期間の間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前
    記略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の識別情報を、受信中の音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置の候補として記憶するデータ記録先候補記憶部と、
    を備えることを特徴とするデータ記録制御装置。
  8. 前記データ記録先候補記憶部に記憶された各データ記録装置が備える各記録媒体の空き
    記憶容量を示す情報を、前記各データ記録装置から受信する記憶容量受信部と、
    前記各データ記録装置の中で前記空き記憶容量が最も大きな記録媒体を有するデータ記
    録装置を、受信中の音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置として選定するデー
    タ記録先選定部と、
    前記選定されたデータ記録装置に対して、前記データ記録要求情報に記載された条件に
    従って受信中の音声や画像のデータを記録させるための要求を送信する記録要求送信部と

    を備えることを特徴とする請求項7に記載のデータ記録制御装置。
  9. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置とネットワークを介して通信可能に接続されるデータ記録制御装置の制御方法であ
    って、
    放送される音声や画像を受信し、
    受信中の音声や画像のデータの記録要求を示す情報を少なくとも含む、音声や画像のデ
    ータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録要求情報の入力をユーザインタフェー
    スから受け、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信し、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が現在から所定期間の間に各記録媒
    体に書き込む予定の音声や画像のデータの数を示す情報を受信し、
    前記現在から所定期間の間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前
    記略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の識別情報を、受信中の音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置の候補として記憶する、
    ことを特徴とするデータ記録制御装置の制御方法。
  10. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置と、放送される音声や画像を受信する放送受信装置を有する少なくとも一つの受信
    装置と、前記各データ記録装置及び前記各受信装置とネットワークを介して通信可能に接
    続される少なくとも一つのデータ記録制御装置とを備えて構成されるデータ記録システム
    であって、
    前記各データ記録制御装置は、
    放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受けるデータ記録予約情報入力部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信する略同時データ記録数受信部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が前記データ記録予約情報により示
    される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像
    のデータの数を示す情報を受信するデータ記録予約数受信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の中から選択したデータ記憶装置を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置として選定するデータ記録先選定部と、
    前記各受信装置から、前記各受信装置が前記データ記録予約情報により示される記録開
    始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像を受信する予定を示す情報を受信する受信
    予定受信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声
    や画像を受信する予定のない受信装置の中から選択した受信装置を、前記データ記録予約
    情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像を受信させる受
    信装置として選定する受信先選定部と、
    前記選定された受信装置に対して、前記データ記録予約情報に記載された条件に従って
    音声や画像を受信し、前記選定されたデータ記録装置に対して前記受信した音声や画像の
    データを送信させるための受信要求を送信する受信要求送信部と、
    前記選定されたデータ記録装置に対して、前記選定された受信装置から音声や画像のデ
    ータを受信し、前記データ記録予約情報に記載された条件に従って前記受信した音声や画
    像のデータを記録させるための記録要求を送信する記録要求送信部と、
    を備え、
    前記各受信装置は、
    放送される音声や画像を受信する放送受信装置と、
    音声や画像を受信する予定を示す情報を記臆する受信スケジュール記憶部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声
    や画像を受信する予定を示す情報を、前記データ記録制御装置に送信する受信予定送信部
    と、
    前記受信スケジュール記憶部に記憶された予定に従って、放送される音声や画像を受信
    しデータ記録装置に送信する放送受信制御部と、
    前記データ記録制御装置から送信される受信要求に基づいて、音声や画像を受信する予
    定を示す情報を受信スケジュール記憶部に記臆する受信予定追加制御部と、
    を備え、
    前記各データ記憶装置は、
    放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体と、
    前記記録媒体に音声や画像のデータを書き込む予定を示す情報を記臆するスケジュール
    記憶部と、
    前記記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を、前記データ記録制御装置に送信する同時データ記録数送信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数を、前記データ記録制御装置に送信するデ
    ータ記録予約数送信部と、
    前記スケジュール記憶部に記憶された予定に従って、放送される音声や画像のデータを
    受信装置から受信し前記記録媒体に書き込むデータ記録制御部と、
    前記データ記録制御装置から送信される記録要求に基づいて、音声や画像を前記記録媒
    体に書き込む予定を示す情報をスケジュール記憶部に記臆する記録予定追加制御部と、
    を備える
    ことを特徴とするデータ記録システム。
  11. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置と、放送される音声や画像を受信する放送受信装置を有する少なくとも一つの受信
    装置とにネットワークを介して通信可能に接続され、
    放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受けるデータ記録予約情報入力部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信する同時データ記録数受信部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が前記データ記録予約情報により示
    される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像
    のデータの数を示す情報を受信するデータ記録予約数受信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の中から選択したデータ記憶装置を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置として選定するデータ記録先選定部と、
    前記各受信装置から、前記各受信装置が前記データ記録予約情報により示される記録開
    始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像を受信する予定を示す情報を受信する受信
    予定受信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声
    や画像を受信する予定のない受信装置の中から選択した受信装置を、前記データ記録予約
    情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像を受信させる受
    信装置として選定する受信先選定部と、
    前記選定された受信装置に対して、前記データ記録予約情報に記載された条件に従って
    音声や画像を受信し、前記選定されたデータ記録装置に対して前記受信した音声や画像の
    データを送信させるための受信要求を送信する受信要求送信部と、
    前記選定されたデータ記録装置に対して、前記選定された受信装置から音声や画像のデ
    ータを受信し、前記データ記録予約情報に記載された条件に従って前記受信した音声や画
    像のデータを記録させるための記録要求を送信する記録要求送信部と、
    を備えることを特徴とするデータ記録制御装置。
  12. 放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受け、
    放送される音声や画像のデータを記録する第1の記録媒体を有し、前記データ記録予約
    情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に前記第1の記録媒体に音声
    や画像のデータの書き込み予約が設定されていない第1のデータ記録装置と、放送される
    音声や画像のデータを記録する前記第1の記録媒体よりも空き記憶容量の大きな第2の記
    録媒体を有し、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻ま
    での間に前記第2の記録媒体に音声や画像のデータの書き込み予約が設定されている第2
    のデータ記録装置とに、ネットワークを介して通信可能に接続されるデータ記録制御装置
    の制御方法であって、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声
    や画像のデータを記録させるデータ記録装置として前記第1のデータ記録装置を選定する
    ことを特徴とするデータ記録制御装置の制御方法。
  13. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置とネットワークを介して通信可能に接続され、
    放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受けるデータ記録予約情報入力部と、
    前記各データ記録装置に、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記
    録終了時刻までの間の音声や画像のデータの記録の可否についての確認要求を送信する確
    認要求送信部と、
    前記確認要求に対する各データ記録装置からの応答の結果に応じて、前記データ記録予
    約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記
    録させるデータ記録装置の候補を選出するデータ記録先候補選出部と、
    前記候補として選出されたデータ記録装置の識別情報を記憶するデータ記録先候補記憶
    部と、
    を備えることを特徴とするデータ記録制御装置。
  14. 前記データ記録先候補記憶部に記憶された各データ記録装置が備える各記録媒体の空き
    記憶容量を示す情報を、前記各データ記録装置から受信する記憶容量受信部と、
    前記各データ記録装置の中で前記空き記憶容量が最も大きな記録媒体を有するデータ記
    録装置を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの
    間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置として選定するデータ記録先選定部
    と、
    前記選定されたデータ記録装置に対して、前記データ記録予約情報に記載された条件に
    従って音声や画像のデータを記録させるための要求を送信する記録要求送信部と、
    を備えることを特徴とする請求項13に記載のデータ記録制御装置。
  15. 前記データ記録先候補選出部は、
    前記確認要求に対して、前記記録開始時刻から記録終了時刻までの間の音声や画像のデ
    ータの記録が可能である旨の応答を送信してきたデータ記録装置を、前記データ記録予約
    情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記録
    させるデータ記録装置の候補として選出する
    ことを特徴とする請求項13に記載のデータ記録制御装置。
  16. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置とネットワークを介して通信可能に接続されるデータ記録制御装置の制御方法であ
    って、
    放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受け、
    前記各データ記録装置に、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記
    録終了時刻までの間の音声や画像のデータの記録の可否についての確認要求を送信し、
    前記確認要求に対する各データ記録装置からの応答の結果に応じて、前記データ記録予
    約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記
    録させるデータ記録装置の候補を選出し、
    前記候補として選出されたデータ記録装置の識別情報を記憶する
    ことを特徴とするデータ記録制御装置の制御方法。
  17. 放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記
    録装置とネットワークを介して通信可能に接続されるデータ記録制御装置に、
    放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受ける手順と、
    前記各データ記録装置に、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記
    録終了時刻までの間の音声や画像のデータの記録の可否についての確認要求を送信する手
    順と、
    前記確認要求に対する各データ記録装置からの応答の結果に応じて、前記データ記録予
    約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記
    録させるデータ記録装置の候補を選出する手順と、
    前記候補として選出されたデータ記録装置の識別情報を記憶する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  18. 放送される音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくと
    も含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入
    力をユーザインタフェースから受けるデータ記録制御装置とネットワークを介して通信可
    能に接続され、
    放送される音声や画像のデータを記録する記録媒体と、
    前記記録媒体に音声や画像のデータを書き込む予定を示す情報を記臆するスケジュール
    記憶部と、
    前記予定に従って、放送される音声や画像のデータを前記記録媒体に書き込むデータ記
    録制御部と、
    前記データ記録制御装置から、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻か
    ら記録終了時刻までの間の音声や画像のデータの記録の可否についての確認要求を受信す
    る確認要求受信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間の音声
    や画像のデータの記録の可否についての判定を行う記録可否判定部と、
    前記判定の結果に応じて、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記
    録終了時刻までの間の音声や画像のデータの記録の可否についての応答を、前記データ記
    録制御装置に送信する応答送信部と、
    を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  19. 前記記録可否判定部は、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に前記
    記録媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さい場合には、前記記録開始時刻から記録終了時刻までの間の音声や画像のデータの記録は可能である旨の判定を行う
    ことを特徴とする請求項18に記載のデータ記録装置。
  20. 前記記録媒体に略同時に書き込み可能な音声や画像のデータの数は、
    前記データ記録装置が備えるCPUの処理能力に応じて定められる数、
    前記データ記録装置が備える記録媒体へのデータの書き込み速度に応じて定められる数

    前記データ記録装置が備えるエンコーダの処理能力に応じて定められる数、及び
    放送される音声や画像を受信する放送受信装置を備える受信装置から前記データ記録装
    置に音声や画像のデータが送信される際の通信速度に応じて定められる数、
    のいずれか、又はいずれか2つ以上の組み合わせにおける最小値により定められる
    ことを特徴とする請求項19に記載のデータ記録装置。
  21. 音声や画像のデータを記録する記録媒体を有する少なくとも一つのデータ記録装置とネットワークを介して通信可能に接続され、
    音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくとも含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入力をユーザインタフェースから受けるデータ記録予約情報入力部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に並行して書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信するデータ記録数受信部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が前記データ記録予約情報により示
    される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像
    のデータの数を示す情報を受信するデータ記録予約数受信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記並行して書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の識別情報を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置の候補として記憶するデータ記録先候補記憶部と、
    前記データ記録先候補記憶部により記憶されたデータ記録装置の候補が複数あった場合に、複数候補の中から1のデータ記録装置を選択するための表示画面を表示する表示部と、を備えることを特徴とするデータ記録制御装置。
  22. 音声や画像のデータを記録する記録媒体を有するデータ記録装置とネットワークを介して通信可能に接続され、
    音声や画像のデータの記録開始時刻及び記録終了時刻を示す情報を少なくとも含む、音声や画像のデータの記録に際しての条件が記載されたデータ記録予約情報の入力をユーザインタフェースから受けるデータ記録予約情報入力部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が各記録媒体に並行して書き込み可能な音声や画像のデータの数を示す情報を受信するデータ記録数受信部と、
    前記各データ記録装置から、前記各データ記録装置が前記データ記録予約情報により示
    される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に各記録媒体に書き込む予定の音声や画像
    のデータの数を示す情報を受信するデータ記録予約数受信部と、
    前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録
    媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数が前記並行して書き込み可能な音声や画像のデータの数よりも小さいデータ記録装置の識別情報を、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に音声や画像のデータを記録させるデータ記録装置の候補として記憶するデータ記録先候補記憶部と、
    前記データ記録先候補記憶部により記憶された前記識別情報を用いて録画予約を行うか否かを選択可能にする制御部と、を備えることを特徴とするデータ記録制御装置。
  23. 請求項22記載のデータ記録制御装置において、
    前記制御部は、前記識別情報を用いて録画予約を行うか否かの選択画面が同一表示画面上に表示され、該同一表示画面を介して録画予約を行うように制御することを特徴とするデータ記録制御装置。
  24. 請求項22又は23のデータ記録制御装置において、
    前記制御部は、前記データ記録予約情報により示される記録開始時刻から記録終了時刻までの間に記録媒体に書き込む予定の音声や画像のデータの数は、前記データ記録制御装置のCPU性能、前記ネットワークの帯域に関する情報を用いて決定されるように制御することを特徴とするデータ記録制御装置。
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