JP2008131231A - 録画制御装置及びコンテンツ録画システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メディアプレーヤ6に、記憶容量の残量がユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、映像表示部641に表示させる表示制御プログラム673cを実行したCPU671と、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツを、ユーザによる操作部66の操作によって選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御プログラム673dを実行したCPU671と、を備えるよう構成した。
【選択図】図4
Description
メディアサーバに搭載されたハードディスクは、例えば、磨耗などの経年変化を受ける部品を利用したデバイスであるため、使用年数等に応じて故障率が上昇する。したがって、例えば、コンテンツを故障率が高いハードディスクに記憶させることは、そのコンテンツを喪失させるリスクを高めることになるという問題がある。
具体的には、例えば、録画予約された放送番組を録画するハードディスク記憶装置において、ハードディスクの異常の有無を検出する自己診断機能を有し、異常を検出すると、自己診断結果を表示部に表示するハードディスク記憶装置が提案された(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、ディスク状記憶媒体(特にハードディスク)を使用してデータの記録再生を行う記録再生部(ハードディスクドライブ)を備えた情報記録再生装置において、記録再生部の寿命に関する情報を検出して記憶するとともに、記録再生部が受けた損傷に関する情報を検出して記憶し、これら記憶された情報に基づいて記録再生部の故障発生の可能性を診断し、その診断結果を表示する情報記録再生装置が提案された(例えば、特許文献2参照)。
また、例えば、ハードディスクにおいて、ハードディスクの累積稼働時間を記憶しておき、ハードディスクの寿命時期が到来したら、その旨を、表示装置を介してユーザに報知する寿命時期自己診断装置を具備したハードディスクが提案された(例えば、特許文献3参照)。
また、特許文献4に開示された技術は、障害が発生したサーバ上で動作していたアプリケーションを他のサーバへ移行するための技術であるため、ハードディスクの故障によりコンテンツが喪失してしまうリスクは回避できない。
複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置において、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の録画制御装置において、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の録画制御装置において、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定する設定手段と、
前記故障率算出手段により算出された故障率と前記設定手段により設定された優先順位とに基づいて、前記複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択する選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記選択手段は、前記設定手段により設定された優先順位が高いほど、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することを特徴とする。
テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置において、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定する設定手段と、
前記故障率算出手段により算出された故障率と前記設定手段により設定された優先順位とに基づいて、前記複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択する選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記選択手段は、前記設定手段により設定された優先順位が高いほど、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することを特徴とする。
すなわち、コンテンツを録画する前に、ユーザは当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該選択に際してメディアサーバを故障率が低いものから順に提示することができるため、ユーザは故障率が低いメディアサーバと高いメディアサーバとを認識した上で当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、ユーザは当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該選択に際してメディアサーバを故障率が低いものから順に提示することができるため、ユーザは故障率が低いメディアサーバと高いメディアサーバとを認識した上で当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、ユーザは当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該選択に際してメディアサーバを故障率が低いものから順に提示することができるため、ユーザは故障率が低いメディアサーバと高いメディアサーバとを認識した上で当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、自動的に当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該コンテンツに設定された優先順位が高いほど故障率が低いメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、自動的に当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該コンテンツに設定された優先順位が高いほど故障率が低いメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
本実施の形態では、録画制御装置としてメディアプレーヤを例示して説明することとする。
まず、第1の実施の形態におけるメディアプレーヤ6及びメディアプレーヤ6を備えるコンテンツ録画システム1について説明する。
コンテンツ録画システム1の構成について、図1〜図5を参照して説明する。
コンテンツ録画システム1は、例えば、図1に示すように、複数のメディアサーバ2(例えば、「第1メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」)と、複数のメディアサーバ2に接続され、複数のメディアサーバ2に関する情報を管理する管理サーバ4と、複数のメディアサーバ2や管理サーバ4に接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバ2の中から選択された一のメディアサーバ2に記憶させる複数のメディアプレーヤ6と、を備えて構成される。
複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアプレーヤ6とは、例えば、ネットワークNを介して互いに接続されている。
また、メディアサーバ2の個数は、「第1メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」の5つの限りでなく、複数であれば任意である。
メディアサーバ2は、例えば、コンテンツを記憶するHDDレコーダなどであり、例えば、図2に示すように、通信制御部21と、信号処理部22と、ハードディスク23と、制御部24と、などを備えて構成される。各部は、バス20によって接続されている。
管理サーバ4は、例えば、メディアサーバ2に搭載されたハードディスク23に関する情報を管理する装置であり、例えば、図3に示すように、通信制御部41と、メモリ42と、制御部43と、などを備えて構成される。各部は、バス40によって接続されている。
また、メモリ42は、コンテンツに関する情報として、例えば、情報量、録画日、録画時間、視聴回数、画質、ジャンルなどを記憶している。
メディアプレーヤ6は、例えば、コンテンツを受信したり或いは当該受信されたコンテンツを再生するテレビジョン受信装置やセットトップボックスなどであり、例えば、図4に示すように、アンテナ61aを備えたチューナ61と、信号処理部62と、OSD回路63と、出力部64と、通信制御部65と、操作部66と、制御部67と、などを備えて構成される。各部は、バス60によって接続されている。
具体的には、チューナ61は、例えば、アンテナ61aにより受信されたテレビジョン放送波から、ユーザによる操作部66の操作によって選択されたユーザ所望の放送番組のチャンネルに対応する周波数帯域に存在するコンテンツ(テレビジョン放送信号)を受信し、そして、当該受信したコンテンツを変調して信号処理部62に出力する。
そして、メディアサーバ2のハードディスク23に記憶されたコンテンツが、ネットワークNを介して通信制御部65により受信されると、信号処理部62は、通信制御部67から入力される制御信号に従って、例えば、当該コンテンツに所定の処理を施して、当該コンテンツから映像データと音声データとなどを分離し、当該映像データをデコードして出力部64の映像表示部641(後述)に出力するとともに、当該音声データをデコードして出力部64の音声出力部642(後述)に出力する。
ここで、映像表示部641に表示されるメディアサーバ2の識別情報は、例えば、ユーザにより予め登録されたメディアサーバ2の名称(例えば、「第1メディアサーバ」、「第2メディアサーバ」など)である。
CPU671は、かかる故障率算出プログラム673aを実行することによって、故障率算出手段として機能する。
CPU671は、かかる残量算出プログラム673bを実行することによって、残量算出手段として機能する。
ここで、CPU671は、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を、例えば、当該コンテンツのEPG(Electronic Program Guide)データなどから取得する。
CPU671は、かかる表示制御プログラム673cを実行することによって、表示制御手段として機能する。
CPU671は、かかる録画制御プログラム673dを実行することによって、録画制御手段として機能する。
コンテンツ録画システム1によるコンテンツの録画に関する処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
すなわち、コンテンツを録画する前に、ユーザは当該コンテンツを録画させるメディアサーバ2を選択することができ、さらに、当該選択に際してメディアサーバ2を故障率が低いものから順に提示することができるため、ユーザは故障率が低いメディアサーバ2と高いメディアサーバ2とを認識した上で当該コンテンツを録画させるメディアサーバ2を選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスク23の故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスク23の故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
次に、第2の実施の形態におけるメディアプレーヤ6A及びメディアプレーヤ6Aを備えるコンテンツ録画システム1Aについて説明する。
なお、第2の実施の形態のメディアプレーヤ6A及びメディアプレーヤ6Aを備えるコンテンツ録画システム1Aは、映像表示部641に表示される“メディアサーバ選択画面”のみが第1の実施の形態のメディアプレーヤ6及びメディアプレーヤ6を備えるコンテンツ録画システム1と異なる。具体的には、メディアプレーヤ6(図4)の制御部67の構成の一部が異なる。したがって、異なる箇所のみについて説明し、その他の共通する部分は同一符号を付して詳細な説明は省略する。
コンテンツ録画システム1Aの構成について、図7〜図9を参照して説明する。
コンテンツ録画システム1Aは、例えば、図7に示すように、複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアサーバ2や管理サーバ4に接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバ2の中から選択された一のメディアサーバ2に記憶させる複数のメディアプレーヤ6Aと、を備えて構成される。
複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアプレーヤ6Aとは、例えば、ネットワークNを介して互いに接続されている。
メディアプレーヤ6Aは、例えば、コンテンツを受信したり或いは当該受信されたコンテンツを再生するテレビジョン受信装置やセットトップボックスなどであり、例えば、図8に示すように、アンテナ61aを備えたチューナ61と、信号処理部62と、OSD回路63と、出力部64と、通信制御部65と、操作部66と、制御部67Aと、などを備えて構成される。各部は、バス60Aによって接続されている。
CPU671は、かかる表示制御プログラム673cAを実行することによって、表示制御手段として機能する。
コンテンツ録画システム1Aによるコンテンツの録画に関する処理については、第1の実施の形態のコンテンツ録画システム1によるコンテンツの録画に関する処理(図6)と略同一であるため、詳細な説明は省略する。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスク23の故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
次に、第3の実施の形態におけるメディアプレーヤ6B及びメディアプレーヤ6Bを備えるコンテンツ録画システム1Bについて説明する。
なお、第3の実施の形態のメディアプレーヤ6B及びメディアプレーヤ6Bを備えるコンテンツ録画システム1Bは、コンテンツを記憶させるメディアサーバ2を自動的に選択する点のみが第1の実施の形態のメディアプレーヤ6及びメディアプレーヤ6を備えるコンテンツ録画システム1と異なる。具体的には、メディアプレーヤ6(図4)の制御部67の構成の一部が異なる。したがって、異なる箇所のみについて説明し、その他の共通する部分は、同一符号を付して説明する。
コンテンツ録画システム1Bの構成について、図10及び図11を参照して説明する。
コンテンツ録画システム1Bは、例えば、図10に示すように、複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアサーバ2や管理サーバ4に接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバ2の中から選択された一のメディアサーバ2に記憶させる複数のメディアプレーヤ6Bと、を備えて構成される。
複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアプレーヤ6Bとは、例えば、ネットワークNを介して互いに接続されている。
メディアプレーヤ6Bは、例えば、コンテンツを受信したり或いは当該受信されたコンテンツを再生するテレビジョン受信装置やセットトップボックスなどであり、例えば、図11に示すように、アンテナ61aを備えたチューナ61と、信号処理部62と、OSD回路63と、出力部64と、通信制御部65と、操作部66と、制御部67Bと、などを備えて構成される。各部は、バス60Bによって接続されている。
すなわち、例えば、コンテンツ録画システム1Bに備えられたメディアサーバ2が、「第1メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」の5つである場合、コンテンツの優先順位が「1位」の場合には故障率が最も低いメディアサーバ2を選択し、コンテンツの優先順位が「2位」の場合には故障率が2番目に低いメディアサーバ2を選択し、コンテンツの優先順位が「3位」の場合には故障率が3番目に低いメディアサーバ2を選択し、コンテンツの優先順位が「4位」の場合には故障率が4番目に低いメディアサーバ2を選択し、コンテンツの優先順位が「5位」の場合には故障率が5番目に低いメディアサーバ2を選択するようになっている。
そして、CPU671は、例えば、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率と、当該設定された優先順位と、に基づいて、当該設定された優先順位が高いほど、当該故障率が低いメディアサーバ2を選択する。
CPU671は、かかる設定選択プログラム673eBを実行することによって、設定手段及び選択手段として機能する。
CPU671は、かかる録画制御プログラム673dBを実行することによって、録画制御手段として機能する。
コンテンツ録画システム1Bによるコンテンツの録画に関する処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。
すなわち、コンテンツを録画する前に、自動的に当該コンテンツを録画させるメディアサーバ2を選択することができ、さらに、当該コンテンツに設定された優先順位が高いほど故障率が低いメディアサーバ2を選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスク23の故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
また、第2の実施の形態において、“メディアサーバ選択画面”は、図9の限りでなく、少なくとも、録画予約するよう指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバ2の名称を、故障率が低いメディアサーバ2の名称から順に表示させるとともに、故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称と故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバ2の名称とを識別可能に表示することができるのであれば任意である。
ここで、録画時間に応じた優先順位は、例えば、録画時間が長いコンテンツほど優先されるよう設定される順位であり、画質順に応じた優先順位は、例えば、画質が高いコンテンツほど優先されるよう設定される順位である。
また、ジャンル順に応じた優先順位は、ユーザにより予め設定されたユーザの趣味嗜好から決定する限りでなく、例えば、これまでに記憶(録画)した全てのコンテンツのジャンルから決定してもよい。
2 メディアサーバ
23 ハードディスク(記憶手段)
6,6A,6B メディアプレーヤ(録画制御装置)
66 操作部(指定手段)
671 CPU(故障率算出手段、残量算出手段、表示制御手段、録画制御手段、設定手段、選択手段)
641 映像表示部(表示手段、選択手段)
673a 故障率算出プログラム(故障率算出手段)
673b 残量算出プログラム(残量算出手段)
673c,673cA 表示制御プログラム(表示制御手段)
673d,673dB 録画制御プログラム(録画制御手段)
673eB 設定選択プログラム(設定手段、選択手段)
Claims (7)
- 複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、前記表示手段に表示させることを特徴とするコンテンツ録画システム。 - 複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、前記表示手段に表示させることを特徴とするコンテンツ録画システム。 - テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置において、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備えることを特徴とする録画制御装置。 - 請求項3に記載の録画制御装置において、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、前記表示手段に表示させることを特徴とする録画制御装置。 - 請求項3に記載の録画制御装置において、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、前記表示手段に表示させることを特徴とする録画制御装置。 - 複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定する設定手段と、
前記故障率算出手段により算出された故障率と前記設定手段により設定された優先順位とに基づいて、前記複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択する選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記選択手段は、前記設定手段により設定された優先順位が高いほど、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することを特徴とするコンテンツ録画システム。 - テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置において、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定する設定手段と、
前記故障率算出手段により算出された故障率と前記設定手段により設定された優先順位とに基づいて、前記複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択する選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記選択手段は、前記設定手段により設定された優先順位が高いほど、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することを特徴とするコンテンツ録画システム。
Priority Applications (1)
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JP2004062425A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Brother Ind Ltd | 通信端末装置 |
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