JP2008131231A - 録画制御装置及びコンテンツ録画システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができるメディアプレーヤ及び当該メディアプレーヤを備えるコンテンツ録画システムを提供する。
【解決手段】メディアプレーヤ6に、記憶容量の残量がユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、映像表示部641に表示させる表示制御プログラム673cを実行したCPU671と、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツを、ユーザによる操作部66の操作によって選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御プログラム673dを実行したCPU671と、を備えるよう構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、録画制御装置及びコンテンツ録画システムに関する。
従来、放送番組などのコンテンツを記憶するための記憶装置(ハードディスク)を搭載した、パソコンやホームサーバ、DVD(Digital Versatile Disk)/HDD(Hard Disk Drive)レコーダなどのメディアサーバが知られている。
メディアサーバに搭載されたハードディスクは、例えば、磨耗などの経年変化を受ける部品を利用したデバイスであるため、使用年数等に応じて故障率が上昇する。したがって、例えば、コンテンツを故障率が高いハードディスクに記憶させることは、そのコンテンツを喪失させるリスクを高めることになるという問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、様々な技術が提案されている。
具体的には、例えば、録画予約された放送番組を録画するハードディスク記憶装置において、ハードディスクの異常の有無を検出する自己診断機能を有し、異常を検出すると、自己診断結果を表示部に表示するハードディスク記憶装置が提案された(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、ディスク状記憶媒体(特にハードディスク)を使用してデータの記録再生を行う記録再生部(ハードディスクドライブ)を備えた情報記録再生装置において、記録再生部の寿命に関する情報を検出して記憶するとともに、記録再生部が受けた損傷に関する情報を検出して記憶し、これら記憶された情報に基づいて記録再生部の故障発生の可能性を診断し、その診断結果を表示する情報記録再生装置が提案された(例えば、特許文献2参照)。
また、例えば、ハードディスクにおいて、ハードディスクの累積稼働時間を記憶しておき、ハードディスクの寿命時期が到来したら、その旨を、表示装置を介してユーザに報知する寿命時期自己診断装置を具備したハードディスクが提案された(例えば、特許文献3参照)。
また、例えば、サーバの障害時にアプリケーションの移行先のサーバを決定する方法において、サーバの正常動作時に各アプリケーションの要求性能を取得し、サーバ稼動時におけるサーバの提供性能を取得し、アプリケーションを移行できる構成を有するサーバの候補を抽出し、当該取得した要求性能と提供性能とを比較することによりアプリケーションの実行性能が近いサーバを特定し、当該特定したサーバの中から、サーバ移行後の負荷の変化が少ないサーバをアプリケーション移行先のサーバとして決定する方法が提案された(例えば、特許文献4参照)。
特開2006−18963号公報 特開2005−267799号公報 特開2000−156024号公報 特開2005−234917号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示された技術は、コンテンツを録画した後に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクが高まった旨をユーザに報知するため、当該リスクを回避するためには、当該コンテンツを他のハードディスクに移動させる必要があり、ユーザにとって煩わしいという問題がある。
また、特許文献4に開示された技術は、障害が発生したサーバ上で動作していたアプリケーションを他のサーバへ移行するための技術であるため、ハードディスクの故障によりコンテンツが喪失してしまうリスクは回避できない。
本発明の課題は、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる録画制御装置及び当該録画制御装置を備えるコンテンツ録画システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置において、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載の録画制御装置において、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項3に記載の録画制御装置において、
前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
前記録画制御装置は、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定する設定手段と、
前記故障率算出手段により算出された故障率と前記設定手段により設定された優先順位とに基づいて、前記複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択する選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記メディアサーバは、
前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
前記選択手段は、前記設定手段により設定された優先順位が高いほど、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、
テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置において、
録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定する設定手段と、
前記故障率算出手段により算出された故障率と前記設定手段により設定された優先順位とに基づいて、前記複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択する選択手段と、
前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
を備え、
前記選択手段は、前記設定手段により設定された優先順位が高いほど、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、録画制御装置は、指定手段によって、録画予約をするコンテンツを指定することができ、故障率算出手段によって、複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出することができ、残量算出手段によって、複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出することができ、表示制御手段によって、残量算出手段により算出された記憶容量の残量が指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させることができ、選択手段によって、表示制御手段により表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択することができ、録画制御手段によって、指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させることができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、ユーザは当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該選択に際してメディアサーバを故障率が低いものから順に提示することができるため、ユーザは故障率が低いメディアサーバと高いメディアサーバとを認識した上で当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
また、表示制御手段は、故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、表示手段に表示させることができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
請求項2に記載の発明によれば、録画制御装置は、指定手段によって、録画予約をするコンテンツを指定することができ、故障率算出手段によって、複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出することができ、残量算出手段によって、複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出することができ、表示制御手段によって、残量算出手段により算出された記憶容量の残量が指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させることができ、選択手段によって、表示制御手段により表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択することができ、録画制御手段によって、指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させることができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、ユーザは当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該選択に際してメディアサーバを故障率が低いものから順に提示することができるため、ユーザは故障率が低いメディアサーバと高いメディアサーバとを認識した上で当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
また、表示制御手段は、故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、表示手段に表示させることができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
請求項3に記載の発明によれば、指定手段によって、録画予約をするコンテンツを指定することができ、故障率算出手段によって、複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出することができ、残量算出手段によって、複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出することができ、表示制御手段によって、残量算出手段により算出された記憶容量の残量が指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させることができ、選択手段によって、表示制御手段により表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択することができ、録画制御手段によって、指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させることができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、ユーザは当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該選択に際してメディアサーバを故障率が低いものから順に提示することができるため、ユーザは故障率が低いメディアサーバと高いメディアサーバとを認識した上で当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、表示制御手段は、故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、表示手段に表示させることができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、表示制御手段は、故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、表示手段に表示させることができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
請求項6に記載の発明によれば、録画制御装置は、指定手段によって、録画予約をするコンテンツを指定することができ、故障率算出手段によって、複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出することができ、設定手段によって、指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定することができ、選択手段によって、故障率算出手段により算出された故障率と設定手段により設定された優先順位とに基づいて、複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択することができ、録画制御手段によって、指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させることができ、そして、選択手段は、設定手段により設定された優先順位が高いほど、故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、自動的に当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該コンテンツに設定された優先順位が高いほど故障率が低いメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
請求項7に記載の発明によれば、指定手段によって、録画予約をするコンテンツを指定することができ、故障率算出手段によって、複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出することができ、設定手段によって、指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定することができ、選択手段によって、故障率算出手段により算出された故障率と設定手段により設定された優先順位とに基づいて、複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択することができ、録画制御手段によって、指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させることができ、そして、選択手段は、設定手段により設定された優先順が高いほど、故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、自動的に当該コンテンツを録画させるメディアサーバを選択することができ、さらに、当該コンテンツに設定された優先順位が高いほど故障率が低いメディアサーバを選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスクの故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
以下、図を参照して、本発明にかかる録画制御装置及び当該録画制御装置を備えるコンテンツ録画システムの最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
本実施の形態では、録画制御装置としてメディアプレーヤを例示して説明することとする。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態におけるメディアプレーヤ6及びメディアプレーヤ6を備えるコンテンツ録画システム1について説明する。
<コンテンツ録画システムの構成>
コンテンツ録画システム1の構成について、図1〜図5を参照して説明する。
コンテンツ録画システム1は、例えば、図1に示すように、複数のメディアサーバ2(例えば、「第1メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」)と、複数のメディアサーバ2に接続され、複数のメディアサーバ2に関する情報を管理する管理サーバ4と、複数のメディアサーバ2や管理サーバ4に接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバ2の中から選択された一のメディアサーバ2に記憶させる複数のメディアプレーヤ6と、を備えて構成される。
複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアプレーヤ6とは、例えば、ネットワークNを介して互いに接続されている。
なお、管理サーバ4は、複数のメディアサーバ2の何れか1つのメディアサーバ2内に組み込まれて構成されていてもよいし、或いは、複数のメディアプレーヤ6の何れか1つのメディアプレーヤ6内に組み込まれて構成されていてもよい。また、1つのメディアサーバ2と、管理サーバ4と、1つのメディアプレーヤ6と、が一体化していてもよい。また、1つのメディアサーバ2と、1つのメディアプレーヤ6と、が一体化したものが複数あってもよい。
また、メディアサーバ2の個数は、「第1メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」の5つの限りでなく、複数であれば任意である。
<メディアサーバの構成>
メディアサーバ2は、例えば、コンテンツを記憶するHDDレコーダなどであり、例えば、図2に示すように、通信制御部21と、信号処理部22と、ハードディスク23と、制御部24と、などを備えて構成される。各部は、バス20によって接続されている。
通信制御部21は、例えば、ネットワークNを介して、外部機器との間で各種データの送受信を行う。
信号処理部22は、制御部24から入力される制御信号に従って、例えば、メディアプレーヤ6などから送信されて通信制御部21により受信されたコンテンツに所定の処理を施して、ハードディスク23に出力する。このハードディスク23に出力されたコンテンツは、例えば、ハードディスク23に記憶されるようになっている。
また、信号処理部22は、制御部24から入力される制御信号に従って、例えば、ハードディスク23に記憶されたコンテンツに所定の処理を施して、通信制御部21に出力する。この通信制御部21に出力されたコンテンツは、例えば、ネットワークNを介してメディアプレーヤ6などに対して送信されるようになっている。
ハードディスク23は、制御部24から入力される制御信号に従って、例えば、信号処理部22から入力されたコンテンツを記憶する。
具体的には、ハードディスク23は、例えば、記憶手段として、メディアプレーヤ6の録画制御プログラム673dを実行したCPU671(後述)からのコンテンツ録画制御信号に従った録画プログラム243aを実行したCPU241によりコンテンツが記憶される。
制御部24は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)241と、RAM(Random Access Memory)242と、記憶部243と、などを備えている。
CPU241は、例えば、記憶部243に記憶されたメディアサーバ2用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM242は、例えば、CPU241によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部243は、例えば、メディアサーバ2で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU241によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部243に記憶されている。
具体的には、記憶部243は、例えば、録画プログラム243aなどを記憶している。
録画プログラム243aは、例えば、メディアプレーヤ6から送信されて通信制御部21により受信されたコンテンツ録画制御信号に従って、当該コンテンツ録画制御信号とともにメディアプレーヤ6から送信されて通信制御部21により受信されたコンテンツを、ハードディスク23に記憶させる機能を、CPU241に実現させる。
<管理サーバの構成>
管理サーバ4は、例えば、メディアサーバ2に搭載されたハードディスク23に関する情報を管理する装置であり、例えば、図3に示すように、通信制御部41と、メモリ42と、制御部43と、などを備えて構成される。各部は、バス40によって接続されている。
通信制御部41は、例えば、ネットワークNを介して、外部機器との間で各種データの送受信を行う。
メモリ42は、例えば、ネットワークN上の複数のメディアサーバ2のそれぞれについて、搭載されたハードディスク23に関する情報や、ハードディスク23に記憶されたコンテンツに関する情報などを記憶している。
具体的には、メモリ42は、ハードディスク23に関する情報として、例えば、ハードディスク23の稼働時間の和、ハードディスク23のMTBF(Mean Time Between Failure:平均故障間隔)、ハードディスク23の記憶容量などを記憶している。
また、メモリ42は、コンテンツに関する情報として、例えば、情報量、録画日、録画時間、視聴回数、画質、ジャンルなどを記憶している。
制御部43は、例えば、図3に示すように、CPU431と、RAM431と、記憶部433と、などを備えている。
CPU431は、例えば、記憶部433に記憶された管理サーバ4用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM432は、例えば、CPU431によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部433は、例えば、管理サーバ4で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU431によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部433に記憶されている。
<メディアプレーヤの構成>
メディアプレーヤ6は、例えば、コンテンツを受信したり或いは当該受信されたコンテンツを再生するテレビジョン受信装置やセットトップボックスなどであり、例えば、図4に示すように、アンテナ61aを備えたチューナ61と、信号処理部62と、OSD回路63と、出力部64と、通信制御部65と、操作部66と、制御部67と、などを備えて構成される。各部は、バス60によって接続されている。
チューナ61は、制御部67から入力される制御信号に従って、例えば、ユーザ所望の放送番組のコンテンツを、テレビジョン放送波から受信する。
具体的には、チューナ61は、例えば、アンテナ61aにより受信されたテレビジョン放送波から、ユーザによる操作部66の操作によって選択されたユーザ所望の放送番組のチャンネルに対応する周波数帯域に存在するコンテンツ(テレビジョン放送信号)を受信し、そして、当該受信したコンテンツを変調して信号処理部62に出力する。
信号処理部62は、制御部67から入力される制御信号に従って、例えば、チューナ61から入力されたコンテンツに所定の処理を施して、当該コンテンツから映像データと音声データとなどを分離し、当該映像データをデコードして出力部64の映像表示部641(後述)に出力するとともに、当該音声データをデコードして出力部64の音声出力部642(後述)に出力する。
また、信号処理部62は、制御部67から入力される制御信号に従って、例えば、チューナ61から入力されたコンテンツに所定の処理を施して、通信制御部65に出力する。この通信制御部65に出力されたコンテンツは、ネットワークNを介してメディアサーバ2などに対して送信されて、メディアサーバ2のハードディスク23に記憶されるようになっている。
そして、メディアサーバ2のハードディスク23に記憶されたコンテンツが、ネットワークNを介して通信制御部65により受信されると、信号処理部62は、通信制御部67から入力される制御信号に従って、例えば、当該コンテンツに所定の処理を施して、当該コンテンツから映像データと音声データとなどを分離し、当該映像データをデコードして出力部64の映像表示部641(後述)に出力するとともに、当該音声データをデコードして出力部64の音声出力部642(後述)に出力する。
OSD回路63は、制御部67から入力される制御信号に従って、例えば、出力部64の映像表示部641(後述)に所定のオンスクリーンディスプレイ(OSD)表示をさせるためのOSD表示信号を、信号処理部62から映像表示部641に出力される映像データに合成する。
出力部64は、例えば、図4に示すように、表示手段としての映像表示部641と、音声出力部642と、などを備えている。
映像表示部641は、例えば、液晶表示機器等であり、信号処理部62により出力された映像データに基づく映像を表示したり、或いは、信号処理部62により出力されて、OSD回路62によりOSD表示信号が合成された映像データに基づく映像を表示する。
音声出力部642は、例えば、スピーカ機器等であり、信号処理部62により出力された音声データに基づく音声を出力する。
通信制御部65は、例えば、ネットワークNを介して、外部機器との間で各種データの送受信を行う。
操作部66は、例えば、メディアプレーヤ6の外面に備えられた操作ボタン(図示省略)と、メディアプレーヤ6用のリモートコントローラ(図示省略)及び当該リモートコントローラと通信可能なリモコン受信部(図示省略)と、などから構成されており、例えば、ユーザにより操作されると、当該操作に伴う各種信号を制御部67に出力する。
具体的には、操作部66は、例えば、指定手段として、ユーザが録画予約をするコンテンツを指定する際に操作される。
また、操作部66は、例えば、選択手段として、ユーザが表示制御プログラム673cを実行したCPU671(後述)により映像表示部641に表示されたメディアサーバ2の識別情報の中から、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバ2の識別情報を選択する際に操作される。
ここで、映像表示部641に表示されるメディアサーバ2の識別情報は、例えば、ユーザにより予め登録されたメディアサーバ2の名称(例えば、「第1メディアサーバ」、「第2メディアサーバ」など)である。
制御部67は、例えば、図4に示すように、CPU671と、RAM672と、記憶部673と、などを備えている。
CPU671は、例えば、記憶部673に記憶されたメディアプレーヤ6用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM672は、例えば、CPU671によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部673は、例えば、メディアプレーヤ6で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU671によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部673に記憶されている。
具体的には、記憶部673は、例えば、故障率算出プログラム673aと、残量算出プログラム673bと、表示制御プログラム673cと、録画制御プログラム673dと、などを記憶している。
故障率算出プログラム673aは、例えば、管理サーバ4のメモリ42に記憶された情報に基づいて、複数のメディアサーバ2のそれぞれについて、メディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の故障率を算出する機能を、CPU671に実現させる。
具体的には、CPU671は、例えば、ハードディスク23の稼働時間の和を、ハードディスク23のMTBFで割ることによって、ハードディスク23の故障率を算出する。
CPU671は、かかる故障率算出プログラム673aを実行することによって、故障率算出手段として機能する。
残量算出プログラム673bは、例えば、管理サーバ4のメモリ42に記憶された情報に基づいて、複数のメディアサーバ2のそれぞれについて、メディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の記憶容量の残量を算出する機能を、CPU631に実現させる。
具体的には、CPU631は、例えば、ハードディスク23の記憶容量から、ハードディスク23に記憶されているコンテンツの情報量の和を引くことによって、ハードディスク23の記憶容量の残量を算出する。
CPU671は、かかる残量算出プログラム673bを実行することによって、残量算出手段として機能する。
表示制御プログラム673cは、例えば、残量算出プログラム673bを実行したCPU671により算出された記憶容量の残量がユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバ2を識別するためのメディアサーバ2の名称を、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率が低いメディアサーバ2の名称から順に、映像表示部641に表示させる機能を、CPU631に実現させる。
具体的には、CPU671は、例えば、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称のみを、映像表示部641に表示させる。
より具体的には、例えば、複数のメディアサーバ2のうちの「第2メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の記憶容量の残量が、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回り、「第2メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」のうちの「第2メディアサーバ」と「第3メディアサーバ」と「第5メディアサーバ」とに搭載されたハードディスク23の故障率が所定の閾値を下回り、そして、「第2メディアサーバ」と「第3メディアサーバ」と「第5メディアサーバ」の中で、「第3メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の故障率が最も低く、「第5メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の故障率が2番目に低く、「第2メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の故障率が3番目に低いとすると、CPU671は、例えば、図5に示すような、“メディアサーバ選択画面”を表示させる。
具体的には、例えば、図5に示す映像表示部641に表示された“メディアサーバ選択画面”には、例えば、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回り且つ搭載されたハードディスク23の故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称が、搭載されたハードディスク23の故障率が低い順(「第3メディアサーバ」→「第5メディアサーバ」→「第2メディアサーバ」の順)に列記されている。そして、メディアサーバ2の名称とともに、ラジオボタンRB1が表示されており、ユーザは、操作部66を操作して、一のラジオボタンRB1を指定してその中を塗りつぶすことによって、コンテンツを記憶させるメディアサーバ2を選択できるようになっている。
ここで、CPU671は、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を、例えば、当該コンテンツのEPG(Electronic Program Guide)データなどから取得する。
CPU671は、かかる表示制御プログラム673cを実行することによって、表示制御手段として機能する。
録画制御プログラム673dは、例えば、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、ユーザによる操作部66の操作によって選択されたメディアサーバ2が搭載するハードディスク23に記憶させる機能を、CPU671に実現させる。
具体的には、CPU671は、例えば、通信制御部65に制御信号を入力して、チューナ61により受信されたコンテンツと、当該コンテンツを録画するよう指示するコンテンツ録画制御信号と、などをメディアサーバ2に対して送信させる。
CPU671は、かかる録画制御プログラム673dを実行することによって、録画制御手段として機能する。
<コンテンツ録画処理>
コンテンツ録画システム1によるコンテンツの録画に関する処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザによる操作部66の操作によって“録画予約画面”を表示するよう指示されると、メディアプレーヤ6のCPU671は、“録画予約画面”を映像表示部641に表示させる(ステップS11)。
次いで、ステップS11にて映像表示部641に表示された“録画予約画面”において、ユーザによる操作部66の操作によって録画予約をするコンテンツが指定されると(ステップS12)、CPU671は、故障率算出プログラム673aを実行して、複数のメディアサーバ2のそれぞれについて、メディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の故障率を算出する(ステップS13)。
次いで、CPU671は、残量算出プログラム673bを実行して、複数のメディアサーバ2のそれぞれについて、メディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の記憶容量の残量を算出する(ステップS14)。
次いで、CPU671は、表示制御プログラム673cを実行して、ステップS14にて算出された記憶容量の残量がステップS12にて録画予約するよう指定されたコンテンツの情報量を上回り且つ搭載されたハードディスク23の故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称を、ステップS13にて算出された故障率が低いメディアサーバ2の名称から順に列記した“メディアサーバ選択画面”を、映像表示部641に表示させる(ステップS15)。
次いで、ステップS15にて映像表示部641に表示された“メディアサーバ選択画面”において、ユーザによる操作部66の操作によって、ステップS12にて録画予約するよう指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバ2の名称が選択されると(ステップS16)、CPU671は、録画制御プログラム673dを実行して、ステップS12にて録画予約するよう指定されたコンテンツの録画時間になったか否かを判断する(ステップS17)。
ステップS17で、ステップS12にて録画予約するよう指定されたコンテンツの録画時間になっていないと判断すると(ステップS17;No)、CPU671は、ステップS17の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS17で、ステップS12にて録画予約するよう指定されたコンテンツの録画時間になったと判断すると(ステップS17;Yes)、CPU671は、チューナ61に制御信号を入力して、ステップS12にて録画予約するよう指定されたコンテンツを受信させ、当該受信されたコンテンツを、ステップS16にて選択されたメディアサーバ2のハードディスク23に記憶させて(ステップS18)、本処理を終了する。
以上説明した第1の実施の形態におけるメディアプレーヤ6及びメディアプレーヤ6を備えるコンテンツ録画システム1によれば、メディアプレーヤ6は、ユーザによる操作部66の操作によって、録画予約をするコンテンツを指定することができ、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671によって、複数のメディアサーバ2のそれぞれについて、故障率を算出することができ、残量算出プログラム673bを実行したCPU671によって、複数のメディアサーバ2のそれぞれについて、記憶容量の残量を算出することができ、表示制御プログラム673cを実行したCPU671によって、残量算出プログラム673bを実行したCPU671により算出された記憶容量の残量がユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバ2を識別するための識別情報(例えば、メディアサーバ2の名称)を、故障率算出プログラム673aを実行したCPU617により算出された故障率が低いメディアサーバ2の名称から順に、映像表示部641に表示させることができ、ユーザによる操作部66の操作によって、表示制御プログラム673cを実行したCPU671により映像表示部641に表示されたメディアサーバ2の名称の中から、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバ2の名称を選択することができ、録画制御プログラム673dを実行したCPU671によって、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、ユーザによる操作部66の操作によって選択されたメディアサーバ2に記憶させることができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、ユーザは当該コンテンツを録画させるメディアサーバ2を選択することができ、さらに、当該選択に際してメディアサーバ2を故障率が低いものから順に提示することができるため、ユーザは故障率が低いメディアサーバ2と高いメディアサーバ2とを認識した上で当該コンテンツを録画させるメディアサーバ2を選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスク23の故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
また、表示制御プログラム673cを実行したCPU671は、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称のみを、映像表示部641に表示させることができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスク23の故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態におけるメディアプレーヤ6A及びメディアプレーヤ6Aを備えるコンテンツ録画システム1Aについて説明する。
なお、第2の実施の形態のメディアプレーヤ6A及びメディアプレーヤ6Aを備えるコンテンツ録画システム1Aは、映像表示部641に表示される“メディアサーバ選択画面”のみが第1の実施の形態のメディアプレーヤ6及びメディアプレーヤ6を備えるコンテンツ録画システム1と異なる。具体的には、メディアプレーヤ6(図4)の制御部67の構成の一部が異なる。したがって、異なる箇所のみについて説明し、その他の共通する部分は同一符号を付して詳細な説明は省略する。
<コンテンツ録画システムの構成>
コンテンツ録画システム1Aの構成について、図7〜図9を参照して説明する。
コンテンツ録画システム1Aは、例えば、図7に示すように、複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアサーバ2や管理サーバ4に接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバ2の中から選択された一のメディアサーバ2に記憶させる複数のメディアプレーヤ6Aと、を備えて構成される。
複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアプレーヤ6Aとは、例えば、ネットワークNを介して互いに接続されている。
<メディアプレーヤの構成>
メディアプレーヤ6Aは、例えば、コンテンツを受信したり或いは当該受信されたコンテンツを再生するテレビジョン受信装置やセットトップボックスなどであり、例えば、図8に示すように、アンテナ61aを備えたチューナ61と、信号処理部62と、OSD回路63と、出力部64と、通信制御部65と、操作部66と、制御部67Aと、などを備えて構成される。各部は、バス60Aによって接続されている。
制御部67Aは、例えば、図8に示すように、CPU671と、RAM672と、記憶部673Aと、などを備えている。
記憶部673Aは、例えば、メディアプレーヤ6Aで実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU671によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部673Aに記憶されている。
具体的には、記憶部673Aは、例えば、故障率算出プログラム673aと、残量算出プログラム673bと、表示制御プログラム673cAと、録画制御プログラム673dと、などを記憶している。
表示制御プログラム673cAは、例えば、残量算出プログラム673bを実行したCPU671により算出された記憶容量の残量がユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバ2を識別するためのメディアサーバ2の名称を、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率が低いメディアサーバ2の名称から順に、映像表示部641に表示させる機能を、CPU631に実現させる。
具体的には、CPU631は、例えば、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称と、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバ2の名称と、が識別可能となるように、映像表示部641に表示させる。
より具体的には、例えば、複数のメディアサーバ2のうちの「第2メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の記憶容量の残量が、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回り、「第2メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」の中で、「第3メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の故障率が最も低く、「第5メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の故障率が2番目に低く、「第2メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の故障率が3番目に低く、「第4メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の故障率が4番目に低く、そして、「第2メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」のうちの、「第2メディアサーバ」と「第3メディアサーバ」と「第5メディアサーバ」とに搭載されたハードディスク23の故障率が所定の閾値を下回り、「第4メディアサーバ」に搭載されたハードディスク23の故障率が所定の閾値を上回るとすると、CPU671は、例えば、図9に示すような、“メディアサーバ選択画面”を表示させる。
具体的には、例えば、図9に示す映像表示部641に表示された“メディアサーバ選択画面”には、例えば、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバ2の名称が、搭載されたハードディスク23の故障率が低い順(「第3メディアサーバ」→「第5メディアサーバ」→「第2メディアサーバ」→「第4メディアサーバ」の順)に列記されるとともに、故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2と上回るメディアサーバ2とが識別可能となるように、故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバ2の名称(「第4メディアサーバ」)に網掛けが施されている。そして、メディアサーバ2の名称とともに、ラジオボタンRB2が表示されており、ユーザは、操作部66を操作して、一のラジオボタンRB2を指定してその中を塗りつぶすことによって、コンテンツを記憶させるメディアサーバ2を選択できるようになっている。
CPU671は、かかる表示制御プログラム673cAを実行することによって、表示制御手段として機能する。
<コンテンツ録画処理>
コンテンツ録画システム1Aによるコンテンツの録画に関する処理については、第1の実施の形態のコンテンツ録画システム1によるコンテンツの録画に関する処理(図6)と略同一であるため、詳細な説明は省略する。
以上説明した第2の実施の形態におけるメディアプレーヤ6A及びメディアプレーヤ6Aを備えるコンテンツ録画システム1Aによれば、表示制御プログラム673cAを実行したCPU671は、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称と、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバ2の名称と、が識別可能となるように、映像表示部641に表示させることができる。
したがって、コンテンツの録画時において、確実に、ハードディスク23の故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態におけるメディアプレーヤ6B及びメディアプレーヤ6Bを備えるコンテンツ録画システム1Bについて説明する。
なお、第3の実施の形態のメディアプレーヤ6B及びメディアプレーヤ6Bを備えるコンテンツ録画システム1Bは、コンテンツを記憶させるメディアサーバ2を自動的に選択する点のみが第1の実施の形態のメディアプレーヤ6及びメディアプレーヤ6を備えるコンテンツ録画システム1と異なる。具体的には、メディアプレーヤ6(図4)の制御部67の構成の一部が異なる。したがって、異なる箇所のみについて説明し、その他の共通する部分は、同一符号を付して説明する。
<コンテンツ録画システムの構成>
コンテンツ録画システム1Bの構成について、図10及び図11を参照して説明する。
コンテンツ録画システム1Bは、例えば、図10に示すように、複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアサーバ2や管理サーバ4に接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバ2の中から選択された一のメディアサーバ2に記憶させる複数のメディアプレーヤ6Bと、を備えて構成される。
複数のメディアサーバ2と、管理サーバ4と、複数のメディアプレーヤ6Bとは、例えば、ネットワークNを介して互いに接続されている。
<メディアプレーヤの構成>
メディアプレーヤ6Bは、例えば、コンテンツを受信したり或いは当該受信されたコンテンツを再生するテレビジョン受信装置やセットトップボックスなどであり、例えば、図11に示すように、アンテナ61aを備えたチューナ61と、信号処理部62と、OSD回路63と、出力部64と、通信制御部65と、操作部66と、制御部67Bと、などを備えて構成される。各部は、バス60Bによって接続されている。
制御部67Bは、例えば、図11に示すように、CPU671と、RAM672と、記憶部673Bと、などを備えている。
記憶部673Bは、例えば、メディアプレーヤ6Bで実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU671によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部673Bに記憶されている。
具体的には、記憶部673Bは、例えば、故障率算出プログラム673aと、残量算出プログラム673bと、設定選択プログラム673eBと、録画制御プログラム673dBと、などを記憶している。
設定選択プログラム673eBは、例えば、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツについて、優先順位を設定し、そして、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率と、当該設定された優先順位と、に基づいて、複数のメディアサーバ2の中から一のメディアサーバ2を選択する機能を、CPU671に実現させる。
ここで、CPU671は、例えば、設定された優先順位が高いほど、故障率が低いメディアサーバ2を選択するようになっている。
すなわち、例えば、コンテンツ録画システム1Bに備えられたメディアサーバ2が、「第1メディアサーバ」〜「第5メディアサーバ」の5つである場合、コンテンツの優先順位が「1位」の場合には故障率が最も低いメディアサーバ2を選択し、コンテンツの優先順位が「2位」の場合には故障率が2番目に低いメディアサーバ2を選択し、コンテンツの優先順位が「3位」の場合には故障率が3番目に低いメディアサーバ2を選択し、コンテンツの優先順位が「4位」の場合には故障率が4番目に低いメディアサーバ2を選択し、コンテンツの優先順位が「5位」の場合には故障率が5番目に低いメディアサーバ2を選択するようになっている。
具体的には、CPU671は、例えば、ユーザによる操作部66の操作により指定されたコンテンツのジャンルを当該コンテンツのEPGデータなどから取得して、当該コンテンツについて、ユーザにより予め登録されたユーザの趣味嗜好に合うジャンルに属するコンテンツほど優先されるよう、例えば、「1位」〜「5位」の何れかの優先順位を設定する。
そして、CPU671は、例えば、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率と、当該設定された優先順位と、に基づいて、当該設定された優先順位が高いほど、当該故障率が低いメディアサーバ2を選択する。
CPU671は、かかる設定選択プログラム673eBを実行することによって、設定手段及び選択手段として機能する。
録画制御プログラム673dBは、例えば、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、設定選択プログラム673eBを実行したCPU671により選択されたメディアサーバ2に記憶させる機能を、CPU671に実現させる。
具体的には、CPU671は、例えば、通信制御部65に制御信号を入力して、チューナ61により受信されたコンテンツと、当該コンテンツを録画するよう指示するコンテンツ録画制御信号と、などをメディアサーバ2に対して送信させる。
CPU671は、かかる録画制御プログラム673dBを実行することによって、録画制御手段として機能する。
<コンテンツ録画処理>
コンテンツ録画システム1Bによるコンテンツの録画に関する処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザによる操作部66の操作によって“録画予約画面”を表示するよう指示されると、メディアプレーヤ6BのCPU671は、“録画予約画面”を映像表示部641に表示させる(ステップS31)。
次いで、ステップS31にて映像表示部641に表示された“録画予約画面”において、ユーザによる操作部66の操作によって録画予約をするコンテンツが指定されると(ステップS32)、CPU671は、故障率算出プログラム673aを実行して、複数のメディアサーバ2のそれぞれについて、メディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の故障率を算出する(ステップS33)。
次いで、CPU671は、設定選択プログラム673eBを実行して、ステップS32にて録画予約するよう指定されたコンテンツについて、優先順位を設定し(ステップS34)、そして、ステップS33にて算出された故障率と、ステップS34にて設定された優先順位と、に基づいて、複数のメディアサーバ2の中から一のメディアサーバ2を選択する(ステップS35)。
次いで、CPU671は、残量算出プログラム673bを実行して、ステップS35にて選択されたメディアサーバ2について、メディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の記憶容量の残量を算出する(ステップS36)。
次いで、CPU671は、ステップS36にて算出された記憶容量の残量に基づいて、ステップS35にて選択されたメディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の記憶容量が、録画予約されたコンテンツの情報量を上回るか否かを判断する(ステップS37)。
ステップS37で、ステップS35にて選択されたメディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の記憶容量の残量が、ステップS32にて録画予約するよう指定されたコンテンツの情報量を上回らないと判断すると(ステップS37;No)、CPU671は、例えば、ユーザにステップS36にて選択されたメディアサーバ2に搭載されたハードディスク23に記憶されたコンテンツを整理するよう指示するために、所定のエラーメッセージを映像表示部641に表示させて(ステップS38)、ステップS36以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS37で、ステップS35にて選択されたメディアサーバ2に搭載されたハードディスク23の記憶容量の残量が、ステップS32にて録画予約するよう指定されたコンテンツの情報量を上回ると判断すると(ステップS37;Yes)、CPU671は、録画制御プログラム673dBを実行して、ステップS32にて録画予約するよう指定されたコンテンツの録画時間になったか否かを判断する(ステップS39)。
ステップS39で、ステップS32にて録画予約するよう指定されたコンテンツの録画時間になっていないと判断すると(ステップS39;No)、CPU671は、ステップS39の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS39で、ステップS32にて録画予約するよう指定されたコンテンツの録画時間になったと判断すると(ステップS39;Yes)、CPU671は、チューナ61に制御信号を入力して、ステップS32にて録画予約するよう指定されたコンテンツを受信させ、当該受信されたコンテンツを、ステップS35にて選択されたメディアサーバ2のハードディスク23に記憶させて(ステップS40)、本処理を終了する。
以上説明した第3の実施の形態におけるメディアプレーヤ6B及びメディアプレーヤ6Bを備えるコンテンツ録画システム1Bによれば、メディアプレーヤ6Bは、設定選択プログラム673eBによって、ユーザによる操作部66の操作によって指定されたコンテンツについて、優先順位を設定し、そして、故障率算出プログラム673aを実行したCPU671により算出された故障率と、当該設定された優先順位と、に基づいて、複数のメディアサーバ2の中から一のメディアサーバ2を選択することができる。具体的には、設定選択プログラム673eBは、設定された優先順位が高いほど、故障率が低いメディアサーバ2を選択することができる。
すなわち、コンテンツを録画する前に、自動的に当該コンテンツを録画させるメディアサーバ2を選択することができ、さらに、当該コンテンツに設定された優先順位が高いほど故障率が低いメディアサーバ2を選択することができる。したがって、コンテンツの録画時において、ハードディスク23の故障により当該コンテンツが喪失してしまうリスクを好適に管理することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
第1の実施の形態において、“メディアサーバ選択画面”は、図5の限りでなく、少なくとも、録画予約するよう指定されたコンテンツの情報量を上回り且つ故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称を、故障率が低いメディアサーバ2の名称から順に表示させるのであれば任意であり、例えば、前回のコンテンツの記憶に使用したメディアサーバ2の名称も表示するようにしてもよいし、算出された故障率を表示するようにしてもよい。
また、第2の実施の形態において、“メディアサーバ選択画面”は、図9の限りでなく、少なくとも、録画予約するよう指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバ2の名称を、故障率が低いメディアサーバ2の名称から順に表示させるとともに、故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称と故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバ2の名称とを識別可能に表示することができるのであれば任意である。
第2の実施の形態において、故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバ2の名称と、故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバ2の名称と、の識別の仕方は、故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバ2の名称に網掛けを施す限りでなく、当該識別が可能であれば任意である。
第1及び第2の実施の形態において、メディアサーバ2の識別情報は、ユーザにより予め登録されたメディアサーバ2の名称の限りでなく、複数のメディアサーバ2をそれぞれ識別することができるのであれば、任意である。
第3の実施の形態において、ジャンル順に応じた優先順位をコンテンツに設定するようにしたが、優先順位は、例えば、録画時間に応じた優先順位、画質順に応じた優先順位、などであってもよく、任意である。
ここで、録画時間に応じた優先順位は、例えば、録画時間が長いコンテンツほど優先されるよう設定される順位であり、画質順に応じた優先順位は、例えば、画質が高いコンテンツほど優先されるよう設定される順位である。
また、ジャンル順に応じた優先順位は、ユーザにより予め設定されたユーザの趣味嗜好から決定する限りでなく、例えば、これまでに記憶(録画)した全てのコンテンツのジャンルから決定してもよい。
第1〜第3の実施の形態において、故障率をハードディスク23の稼動時間の和とハードディスク23のMTBFとに基づいて算出するようにしたが、故障率は、例えば、ハードディスク23に予め付与された一般的な機能である、アクセスエラーや温度情報などのディスク内部の情報をモニタできる自己診断機能(例えば、SMART(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)機能)により得られた情報に基づいて算出するようにしてもよい。
第1の実施の形態におけるコンテンツ録画システムの構成を示す図である。 図1のメディアサーバの機能的構成を示すブロック図である。 図1の管理サーバの機能的構成を示すブロック図である。 図1のメディアプレーヤの機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における“メディアサーバ選択画面”を示す図である。 第1のコンテンツ録画システムのよるコンテンツの録画に関する処理について説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態におけるコンテンツ録画システムの構成を示す図である。 図7のメディアプレーヤの機能的構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における“メディアサーバ選択画面”を示す図である。 第3の実施の形態におけるコンテンツ録画システムの構成を示す図である。 図10のメディアプレーヤの機能的構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態におけるコンテンツ録画システムによるコンテンツの録画に関する処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1,1A,1B コンテンツ録画システム
2 メディアサーバ
23 ハードディスク(記憶手段)
6,6A,6B メディアプレーヤ(録画制御装置)
66 操作部(指定手段)
671 CPU(故障率算出手段、残量算出手段、表示制御手段、録画制御手段、設定手段、選択手段)
641 映像表示部(表示手段、選択手段)
673a 故障率算出プログラム(故障率算出手段)
673b 残量算出プログラム(残量算出手段)
673c,673cA 表示制御プログラム(表示制御手段)
673d,673dB 録画制御プログラム(録画制御手段)
673eB 設定選択プログラム(設定手段、選択手段)

Claims (7)

  1. 複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
    前記録画制御装置は、
    録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
    前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
    前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
    前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
    前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
    を備え、
    前記メディアサーバは、
    前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、前記表示手段に表示させることを特徴とするコンテンツ録画システム。
  2. 複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
    前記録画制御装置は、
    録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
    前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
    前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
    前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
    前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
    を備え、
    前記メディアサーバは、
    前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、前記表示手段に表示させることを特徴とするコンテンツ録画システム。
  3. テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置において、
    録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
    前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
    前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、記憶容量の残量を算出する残量算出手段と、
    前記残量算出手段により算出された記憶容量の残量が前記指定手段により指定されたコンテンツの情報量を上回るメディアサーバを識別するための識別情報を、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバの識別情報から順に、表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示手段に表示されたメディアサーバの識別情報の中から、前記指定手段により指定されたコンテンツを記憶させるメディアサーバの識別情報をユーザが選択するための選択手段と、
    前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
    を備えることを特徴とする録画制御装置。
  4. 請求項3に記載の録画制御装置において、
    前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報のみを、前記表示手段に表示させることを特徴とする録画制御装置。
  5. 請求項3に記載の録画制御装置において、
    前記表示制御手段は、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を下回るメディアサーバの識別情報と、前記故障率算出手段により算出された故障率が所定の閾値を上回るメディアサーバの識別情報と、が識別可能となるように、前記表示手段に表示させることを特徴とする録画制御装置。
  6. 複数のメディアサーバと、当該複数のメディアサーバに接続され、テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、当該複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置と、を備えるコンテンツ録画システムにおいて、
    前記録画制御装置は、
    録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
    前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
    前記指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定する設定手段と、
    前記故障率算出手段により算出された故障率と前記設定手段により設定された優先順位とに基づいて、前記複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択する選択手段と、
    前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
    を備え、
    前記メディアサーバは、
    前記録画制御手段によりコンテンツが記憶される記憶手段を備え、
    前記選択手段は、前記設定手段により設定された優先順位が高いほど、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することを特徴とするコンテンツ録画システム。
  7. テレビジョン放送波から受信された放送番組のコンテンツを、複数のメディアサーバの中から選択された一のメディアサーバに記憶させる録画制御装置において、
    録画予約をするコンテンツを指定する指定手段と、
    前記複数のメディアサーバのそれぞれについて、故障率を算出する故障率算出手段と、
    前記指定手段により指定されたコンテンツについて、優先順位を設定する設定手段と、
    前記故障率算出手段により算出された故障率と前記設定手段により設定された優先順位とに基づいて、前記複数のメディアサーバの中から一のメディアサーバを選択する選択手段と、
    前記指定手段により指定されたコンテンツを受信した際に、当該受信されたコンテンツを、前記選択手段により選択されたメディアサーバに記憶させる録画制御手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、前記設定手段により設定された優先順位が高いほど、前記故障率算出手段により算出された故障率が低いメディアサーバを選択することを特徴とするコンテンツ録画システム。
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