JP2006155668A - 販売システム、携帯端末装置、販売装置、購入方法及び販売方法 - Google Patents

販売システム、携帯端末装置、販売装置、購入方法及び販売方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、第三者による不当な利用をほぼ確実に防止し得るものにする。
【解決手段】本発明は、証明装置2に利用者に対して証明した個人情報を記憶して利用者を登録し、携帯電話機5から送信された利用者提示パスワードと個人情報の一部として記憶しているパスワードとが一致して、登録している利用者と携帯電話機5を操作している利用者とが同一であると特定された上で、個人情報に基づいて利用者が成人であることを証明する成人証明データD9を携帯電話機5に送信するようにしたことにより、携帯端末が個人情報を証明する証明情報を取得できるので、第三者による証明情報の不当な使用をほぼ確実に防止することができ、かくして第三者による不当な利用をほぼ確実に防止し得る販売システムを実現できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は販売システムに関し、例えば、商品の購入に利用可能な証明システムに適用して好適なものである。
従来、この種の証明システムとして、未成年には販売を許可しない商品(以下、これを未成年販売禁止商品と呼ぶ)を扱う自動販売機に設けられた証明書読取装置に例えば利用者の自動車運転免許証が証明書として挿入されると、当該挿入された自動車運転免許証に基づいて利用者が成人であるか否かを判断し、成人であると判断すると未成年販売禁止商品の購入を許可するものがある。
ところで、かかる証明システムにおいては、成人である利用者の自動車運転免許証が盗難や紛失によって第三者に渡ると、当該第三者がその自動車運転免許証を使用して、当該証明システムを不当に利用するおそれがあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、第三者による不当な利用をほぼ確実に防止し得る販売システムを提案するものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、携帯端末装置と、販売装置とから構築される販売システムにおいて、携帯端末装置は、予めユーザに対して証明された個人情報と当該ユーザ固有の暗証情報とを記憶した証明装置に対して提示するための提示暗証情報を入力させる入力手段と、提示暗証情報と、ユーザの個人情報の証明を要求する個人情報証明要求とを、第1の無線通信手法により上記証明装置に送信する要求送信手段と、証明装置から暗証情報と提示暗証情報とを比較して当該暗証情報と提示暗証情報とが一致することにより送信された、個人情報証明要求に応じたユーザの個人情報を証明する証明情報を第1の無線通信手法により受信する情報受信手段と、証明情報を第2の無線通信手法により販売装置に送信する証明情報送信手段とを設け、販売装置は、携帯端末装置から送信された証明情報を第2の無線通信手法により受信する証明情報受信手段と、証明情報に基づき、販売対象の販売を許可するか否かを判断する販売許可判断手段とを設けるようにした。
従って、証明装置において暗証情報と提示暗証情報とが比較された結果、携帯端末装置を使用するユーザが証明済みの個人情報を登録したユーザであると特定されたときのみ、そのユーザの使用する携帯端末装置が、当該ユーザの要求に応じた個人情報を証明する証明情報を取得し、第2の無線通信手法を介して販売装置に送信することができる。この結果、第三者による証明情報の不当な使用をほぼ確実に防止することができる。
上述のように本発明によれば、携帯端末装置と、販売装置とから構築される販売システムにおいて、携帯端末装置は、予めユーザに対して証明された個人情報と当該ユーザ固有の暗証情報とを記憶した証明装置に対して提示するための提示暗証情報を入力させる入力手段と、提示暗証情報と、ユーザの個人情報の証明を要求する個人情報証明要求とを、第1の無線通信手法により上記証明装置に送信する要求送信手段と、証明装置から暗証情報と提示暗証情報とを比較して当該暗証情報と提示暗証情報とが一致することにより送信された、個人情報証明要求に応じたユーザの個人情報を証明する証明情報を第1の無線通信手法により受信する情報受信手段と、証明情報を第2の無線通信手法により販売装置に送信する証明情報送信手段とを設け、販売装置は、携帯端末装置から送信された証明情報を第2の無線通信手法により受信する証明情報受信手段と、証明情報に基づき、販売対象の販売を許可するか否かを判断する販売許可判断手段とを設けるようにしたことにより、ユーザの使用する携帯端末装置が要求に応じた個人情報を証明する証明情報を取得できるので、第三者による証明情報の不当な使用をほぼ確実に防止することができ、かくして第三者による不当な利用をほぼ確実に防止し得る販売システムを実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
図1において、1は全体として本発明による証明システムを示し、パーソナルコンピュータ構成の証明装置2にインターネット3を介して無線通信システムの固定無線局である基地局4が接続されると共に、当該基地局4に無線通信システムの移動無線局である携帯電話機5が無線接続されるようになされている。
また、携帯電話機5は、未成年には販売を許可しない商品(以下、これを未成年販売禁止商品と呼ぶ)を扱う自動販売機6とBluetooth(登録商標)に準拠した近距離無線通信によって無線接続し得るようになされている。
因みにBluetooth(登録商標)は標準化団体であるBluetooth(登録商標)SIG(Special Interest Group)によって標準化された近距離無線データ通信規格であり、 2.4[GHz]帯のISM(Industrial Scientific Medical)帯に帯域幅 1[MHz]のチャネルを79個設定し、1秒間に1600回チャネルを切り換える周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散通信方式を用い、1[Mbit/秒](実効721[kbit/秒]のデータ伝送速度で10[m]のデータ伝送を行うように規定されている。
この場合、証明装置2は、携帯電話機5から利用者の氏名、利用者の生年月日、利用者固有の暗証情報(以下、これをパスワードと呼ぶ)等でなる登録申請情報を基地局4及びインターネット3を順次介して送信されると、当該登録申請情報を受信する。
そして、証明装置2は、登録申請情報の内容(すなわち携帯電話機5を所有する利用者の氏名及び生年月日の個人情報)が正しいか否かを、当該利用者と契約した携帯電話会社の例えばインターネットに存在する利用者データベース装置(図示せず)に問い合せる。
これにより証明装置2は、登録を要求した利用者の個人情報が正しいと証明されると利用者に対して固有の利用者ID(IDentification)を割り当てると共に、当該利用者IDを登録申請情報に付加し、これらをまとめて利用者情報として記憶することにより利用者を登録する。
因みに証明装置2は、このとき利用者IDをインターネット3及び基地局4を順次介して、登録を要求した利用者の携帯電話機5に当該利用者IDと共に登録の終了を利用者に通知する。
この状態で証明装置2は、携帯電話機5から利用者ID及び利用者の提示する(すなわち入力された)パスワード(以下、これを利用者提示パスワードと呼ぶ)が成人証明要求として基地局4及びインターネット3を順次介して送信されると、これを受信する。
この場合、証明装置2は、受信した成人証明要求に含まれる利用者IDに基づいて、予め登録している利用者の利用者情報を選択すると共に、当該選択した利用者情報に含まれるパスワードが当該成人証明要求に含まれる利用者提示パスワードと一致するか否かを判断する。
この結果、証明装置2は、パスワードと利用者提示パスワードとが一致すると、携帯電話機5を操作する利用者と証明装置2に登録した利用者とが同一であると判断し、引き続き、利用者情報に含まれる利用者の生年月日に基づいて、携帯電話機5を操作する利用者が成人であるか否かを判別する。
これにより、証明装置2は、携帯電話機5を操作する利用者が成人であると判別すると、成人であることを証明する成人証明情報をインターネット3及び基地局4を順次介して携帯電話機5に送信する。
因みに、証明装置2は、パスワードと利用者提示パスワードとが一致しないとき、また、携帯電話機5を操作する利用者が成人ではない(すなわち未成年である)と判別したときには、成人証明要求に応じられないことを表すエラー情報をインターネット3及び基地局4を介して携帯電話機5に送信する。
このようにして、証明装置2は、事前に個人情報の正しいことを証明して登録した利用者と携帯電話機5を操作する利用者とが一致し、かつ当該利用者が成人であるときのみ、その利用者に対して成人証明情報を取得させることができる。
そして、携帯電話機5が証明装置2から取得した成人証明情報を自動販売機6に送信すれば、当該自動販売機6は、その成人証明情報に基づいて、未成年販売禁止商品の購入を希望する利用者(すなわち携帯電話機5を操作する利用者)が成人であると判断し、かくしてその利用者に対して、未成年販売禁止商品の購入を許可するようになされている。
因みに、自動販売機6は、携帯電話機5から送信されたエラー情報を受信したときには、未成年販売禁止商品の購入を許可しないようになされている。
これにより、証明システム1は、携帯電話機5を不当に取得した第三者や未成年が自動販売機6から不当に未成年販売禁止商品を購入することを未然に防止することができる。
ここで、図2に示すように証明装置2は、制御部(以下、これを証明装置制御部と呼ぶ)7に利用者情報記憶部8及びネットワークインターフェイス9が接続され構成されている。
この場合、証明装置制御部7は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びRTC(Real Time Clock)回路等でなり、当該ROMに予め格納されている基本プログラムや成人証明プログラム等の各種アプリケーションプログラムをRAMで展開することにより、これら各種アプリケーションプログラムに従って、証明装置2における各種機能を統括的に制御して実現し得るようになされている。
また、利用者情報記憶部8は、例えばハードディスクドライブで構成され、予め利用者登録画面データD1及び成人証明受付画面データD2が記憶されている。
これに加えて、図3に示すように、利用者情報記憶部8には、利用者情報を構成する利用者ID10、利用者氏名11、利用者生年月日12、パスワード13、図示しない携帯電話機5の電話番号及びメールアドレス等が、利用者毎に対応付けられ、かつ、多数の利用者分の利用者情報がリスト化されて生成された、利用者データテーブルが記憶されている。
そして、証明装置2は、携帯電話機5から送信された利用者の登録要求データD4をネットワークインターフェイス9を介して受信すると、利用者情報記憶部8から利用者登録画面データD1を読み出し、当該読み出した利用者登録画面データD1をネットワークインターフェイス9から携帯電話機5へ送信する。
この結果、証明装置制御部7は、携帯電話機5から利用者登録画面データD1に基づく利用者登録画面上で入力された利用者の氏名、生年月日、パスワード、メールアドレス、電話番号等からなる登録申請情報が登録申請データD3として送信されることにより、当該登録申請データD3をネットワークインターフェイス9を介して受信すると、登録申請データD3に基づいて、利用者の個人情報が正しいか否かを問い合せるための利用者情報確認データD4を生成し、当該生成した利用者情報確認データD4を携帯電話会社のインターネット上の利用者データベース装置(図示せず)に送信する。
そして、証明装置制御部7は、利用者データベース装置から利用者の個人情報が正しい(すなわち、不当に作成されたり、ねつ造されたものではない)ことを証明した契約利用者確認データD5を受信すると、利用者の登録処理を続行する。
すなわち、証明装置制御部7は、登録を要求した利用者に対して固有の利用者IDを割り当てると共に、これを登録申請データD3に基づく登録申請情報に付加して利用者情報として利用者情報記憶部8に記憶すると共に、利用者IDを含む登録完了データD6を携帯電話機5に送信する。
これにより、証明装置制御部7は、登録用に提示した個人情報が正しいことを証明された利用者のみを登録することができる。
また、証明装置制御部7は、携帯電話機5から成人証明情報を要求する証明情報取得要求データD7が送信されると、その証明情報取得要求データD7をネットワークインターフェイス9を介して受信し、当該受信した証明情報取得要求データD7に応じて利用者情報記憶部8から成人証明受付画面データD2を読み出すと共に、当該読み出した成人証明受付画面データD2をネットワークインターフェイス9から取得要求元の携帯電話機5へ送信する。
この結果、証明装置制御部7は、取得要求元の携帯電話機5から成人証明受付画面データD2上で入力された利用者ID及び利用者提示パスワードが成人証明要求データD8として送信されると、これをネットワークインターフェイス9を介して受信する。
そして、証明装置制御部7は、成人証明要求データD8に基づいて得られた利用者IDに基づいて利用者情報記憶部8内の利用者データテーブルの各利用者情報を検索し、当該パスワードを読み出すと共に、その読み出したパスワードと成人証明要求データD8に基づいて作られた利用者提示パスワードとが一致するか否かを判断する。
この結果、証明装置制御部7は、パスワードと利用者提示パスワードとが一致すると、利用者データテーブル内の利用者IDに対応する利用者生年月日と内部のRTC回路で計時している現在日時を表す年月日情報に基づいて利用者の年齢を検出すると共に、当該検出した年齢が成人の種別に属するか否かを判断する。
因みに、証明装置制御部7は、携帯電話機5を操作している利用者が成人であると判断すると、当該利用者が成人であることを証明する成人証明データD9を生成し、当該生成した成人証明データD9をネットワークインターフェイス9から取得要求元の携帯電話機5へ送信する。
また、証明装置制御部7は、携帯電話機8を操作している利用者から成人ではないと判断すると、成人証明情報の取得要求には応じられないことを表すエラーデータD10を生成し、当該生成したエラーデータD10をネットワークインターフェイス9から取得要求元の携帯電話機5へ送信する。
因みに、証明装置制御部7は、利用者情報記憶部8内に、成人証明要求データD8に基づいて得られた、利用者IDに対応する利用者情報が存在しない場合や利用者提示パスワードと利用者情報内のパスワードとが一致しない場合には、上述したエラーデータD10を生成し、当該生成したエラーデータD10をネットワークインターフェイス9から取得要求元の携帯電話機5へ送信する。
ところで、証明システム1では、成人である利用者が未成年販売禁止商品を購入すると、自動販売機6から携帯電話機5に対して割引ポイントデータD11やプレゼントポイントデータD12が付与されるようになされている。この場合、証明装置2は、その携帯電話機5から割引ポイントデータD11やプレゼントポイントデータD12が送信されると、これらをネットワークインターフェイス9を介して受信し、利用者情報記憶部8に利用者IDに対応付けて記憶して蓄積する。
そして、証明装置2は、利用者情報記憶部8に割引ポイントデータD11が一定以上蓄積されていると、成人証明情報の要求の際に、成人証明データD9に割引情報データD13を付加し、ネットワークインターフェイス9を介して取得要求元の携帯電話機5に送信するようになされている。
これにより、証明装置2は、自動販売機6を頻繁に利用する利用者に対して割引情報を付与することにより、割引価格で商品を購入させることができる。
また、証明装置2は、利用者情報記憶部8にプレゼントポイントデータD12が一定以上蓄積されると、携帯電話機5の利用者に代わり未成年販売禁止商品の販売会社に自動でプレゼントを応募するようになされており、商品のシール等を集めて葉書で応募するような利用者の手間を解消することができる。
このように証明システム1は、利用者情報記憶部8に利用者IDに対応づけて割引ポイント情報やプレゼントポイント情報を設けて記憶して蓄積し、割引価格での販売やプレゼントに自動で応募する等の付加的な特典を実施する場合に容易に対応することができる。
図4に示すように、携帯電話機5は、当該携帯電話機5の各種機能を統括的に制御する制御部(以下、これを電話機制御部と呼ぶ)14にスピーカ15、マイクロホン16、入力部17、通信処理部18、表示部19、近距離無線インターフェイス20が接続されている。
電話機制御部14は、図示しないCPU、ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータ構成でなりROMに予め格納されている各種プログラム及び成人証明情報取得プログラム等の各種アプリケーションプログラムをRAMで展開することにより、これら各種プログラムに従って、携帯電話機5における各種機能を統括的に制御して実現し得るようになされている。
電話機制御部14は、通話モード時、操作キー等でなる入力部17の操作に応じて通話相手の電話番号や発呼要求等からなる通話指示命令が与えられると、当該通話指示命令に基づいて、基地局4を介して通話相手の電話機(図示せず)との通話状態を確保する。
そして、電話機制御部14は、この際、マイクロホン16により集音したユーザの音声でなる音声データD14を通信処理部18に送出することにより、当該通信処理部18でその音声データD14に所定の送信処理を施し、得られた音声信号S1をアンテナ素子21を介して基地局4に向けて送信すると共に、通話相手の電話機(図示せず)から基地局4を介して送信される音声信号S2をアンテナ素子21で受信して通信処理部18に取り込み、当該通信処理部18により当該音声信号S2に所定の受信処理を施し、得られた音声データD15をスピーカ15に送出することにより、当該音声データD15に基づく通話相手の音声をスピーカ15を介して出力する。
これにより電話機制御部14は、ユーザと通話相手との通話を成立させる。
ここで、携帯電話機5の利用者が証明装置2に対して登録を要求する場合、電話機制御部14は、入力部17を介して入力される登録の要求命令を表す、登録要求データD16を生成し、当該生成した登録要求データD16を通信処理部18に送出する。
通信処理部18は、電話機制御部14から与えられた登録要求データD16に所定の送信処理を施し、得られた登録要求信号S3をアンテナ素子21から基地局4、インターネット3を順次介して証明装置2に送信する。
その結果、通信処理部18は、証明装置2からインターネット3、基地局4を順次介して送信される利用者登録画面信号S4をアンテナ素子21を介して取り込み、当該取り込んだ登録画面信号4に所定の受信処理を施すことにより、利用者登録画面データD17を生成し、これを電話機制御部14に送出する。
電話機制御部14は、通信処理部18から与えられた利用者登録画面データD17を表示部19に送出し、表示部19に利用者登録画面データD17に基づく図示しない利用者登録画面を表示する。
この状態で、電話機制御部14は、入力部17の操作に応じて利用者登録画面上で登録申請情報が入力されると共に、入力部17を介して登録申請情報の送信命令が入力されると、当該登録申請情報に基づいて登録申請データD18を生成し、当該生成した登録申請データD18を通信処理部18へ送出する。
通信処理部18は、電話機制御部14から与えられた登録申請データD18に所定の送信処理を施し、得られた登録申請信号S5をアンテナ素子21から基地局4、インターネット3を順次介して証明装置2に送信する。
この結果、電話機制御部14は、証明装置2から送信された登録完了信号S6をアンテナ素子21を介して通信処理部18に取り込む。
通信処理部18は、登録完了信号S6に所定の受信処理を施し、得られた登録完了画面データD19を電話機制御部14に送出する。
電話機制御部14は、通信処理部18から与えられた登録完了画面データD19を表示部19に送出することにより、表示部19に登録完了画面データD19に基づく図示しない利用者情報登録完了画面を表示する。
これにより、電話機制御部14は、利用者情報登録完了画面上を介して携帯電話機5を操作する利用者に割り当てられた利用者IDと利用者により任意で決定されたパスワードとを確認させると共に、利用者情報の登録が完了したことを通知する。
このようにして、成人証明システム1は、携帯電話機5に利用者登録画面を表示させて、利用者情報を登録するだけで予め契約している携帯電話会社を通じて自動で利用者が本人であると確認することにより、証明装置2に容易に登録することができる。
また、成人証明システム1は、利用者が自動車運転免許証の証明書を所有しない場合においても、携帯電話会社と契約して携帯電話機5を所有していれば、誰であっても証明装置2に登録することができるため、携帯電話機5を証明書の代わりとして使用することができる。
ここで、電話機制御部14は、入力部17が操作されることにより、証明情報の取得命令が入力されると、当該取得命令に基づいて証明情報取得要求データD20を生成し、当該生成した証明情報取得要求データD20を通信処理部18に送出する。
通信処理部18は、電話機制御部14から与えられた証明情報取得要求データD20に所定の送信処理を施し、得られた証明情報取得要求信号S7をアンテナ素子21から基地局3、インターネット4を介して証明装置2へ送信する。
この結果、通信処理部18は、証明装置2、インターネット3及び基地局4を介して送信された成人証明受付画面信号S8をアンテナ素子21を介して取り込む。
ここで通信処理部18は、成人証明受付画面信号S8に所定の受信処理を施し、得られた成人証明受付画面データD21に送出する。
電話機制御部14は、通信処理部18から与えられた成人証明受付画面データD21を表示部19へ送出し、当該表示部19に成人証明受付画面データD21に基づく、図5に示すような成人証明受付画面100を表示する。
この成人証明受付画面100は、画面上端から画面下端にかけて順に状態表示領域101と成人証明要求入力領域102とが設けられて構成されている。
成人証明受付画面100は、状態表示領域101には、電波の受信状態、電子メールの受信の有無、バッテリ残量等の携帯電話機5の状態を表す各種情報を示す複数のアイコンが表示されている。
また、成人証明受付画面100は、成人証明要求入力領域102の中央部に数字及びアルファベット等で利用者IDを入力するための利用者ID入力領域103が設けられると共に、当該利用者ID入力領域103の下方に、数字及びアルファベット等でパスワードを入力するための利用者パスワード入力領域104が設けられ、さらにパスワード入力領域104の下方に、利用者ID及び利用者パスワードを成人証明要求として証明装置2へ送信するための成人証明開始アイコン105が設けられている。
この場合、電話機制御部14は、入力部17の操作に応じて成人証明受付画面100上の利用者ID入力領域103及び利用者パスワード入力領域104を介して利用者ID及び利用者パスワードが入力されると共に、成人証明開始アイコン105の選択決定命令が入力されると、成人証明要求データD22を生成し、当該生成した成人証明要求データD22を通信処理部18に送出する。
通信処理部18は、電話機制御部14から与えられた成人証明要求データD22に所定の送信処理を施し、得られた成人証明要求信号S9をアンテナ素子21から基地局4に送信する。
この結果、通信処理部18は、証明装置2において携帯電話機5を操作する利用者が事前に登録した利用者であると特定することができ、続いてその利用者が成人であると証明されると、証明装置2からインターネット3及び基地局4を介して携帯電話機5へ送信される成人証明信号S10をアンテナ素子21を介して取り込む。
そして、通信処理部18は、成人証明信号S10に所定の受信処理を施すことにより、成人証明データD23を生成し、当該成人証明データD23を電話機制御部14に送出する。
そして、電話機制御部14は、通信処理部18から与えられた成人証明データD23に基づき、成人証明表示画面データD24を生成し、当該生成した成人証明表示画面データD24を表示部19へ送出することにより、表示部19に成人証明表示画面データD24に基づく図6に示すような成人証明画面110を表示する。
ここで、成人証明画面110は、画面上端から画面下端にかけて順に状態表示領域111と成人証明情報表示領域112とが設けられて構成されている。
この場合、成人証明画面110は、状態表示領域111に成人証明受付画面100(図5)と同様に携帯電話機5の状態を表す各種アイコンが表示されている。
また、成人証明画面110は、成人証明情報表示領域112の中央部に利用者が成人であることを証明する情報として成人証明情報113が表示されると共に、当該成人証明情報113の下方に自動販売機6に成人証明データD23を送信するための成人証明送信アイコン114が表示されている。
この状態で、図4において、電話機制御部14は、入力部17の操作に応じて、成人証明画面110上で成人証明送信アイコン114の選択決定命令が入力されると、成人証明データD23を近距離無線インターフェイス(以下、これを電話機近距離無線インターフェイスと呼ぶ)20へ送出し、当該成人証明データD23に所定の送信処理を施し、得られた成人証明信号S11を電話機用近距離無線アンテナ22を介して携帯電話機5の近傍に位置する自動販売機6に送信する。
なお、この携帯電話機5においては、利用者ID及び利用者提供パスワードを内部に記憶することなく、また成人証明情報についても未成年販売禁止商品の購入が終了したり表示部の表示を切り換えた時点で消去している。
これにより携帯電話機5は、当該携帯電話機5自体が第三者に渡った場合でも利用者ID、利用者提示パスワード、成人証明情報が不当に利用されることを適確に防止することができる。
因みに、携帯電話機5は、成人証明データD23に割引情報データD25が付加されている場合、当該割引情報データD25も成人証明データD23にそのまま付加して、自動販売機6に送信するようになされている。
このようにして、証明システム1は、携帯電話機5の利用者が自動販売機6を利用する頻度に応じて、割引価格で商品を提供することができる。
また、電話機制御部14は、商品購入後に自動販売機6から送信される割引ポイントデータD26及びプレゼントポイントデータD27を通信処理部18へ送出し、通信処理部18において所定の送信処理を施し、得られる割引ポイント信号S12、プレゼントポイント信号S13をアンテナ素子21から証明装置2へ送信する。
また、携帯電話機5は、証明装置2から成人証明情報の取得要求に応じられないことを表すエラー信号S14をアンテナ素子21を介して通信処理部18へ取り込み、当該通信処理部18においてエラー信号S14に所定の受信処理を施し、得られるエラーデータD28に基づき、エラー情報画面データD29を生成し、当該エラー情報画面データD29を表示部19へ送出し、図示しないエラー情報画面を表示する。
続いて図7に示す自動販売機6は、制御部(以下、これを販売機制御部と呼ぶ)23に近距離無線インターフェイス(以下、これを販売機用近距離無線インターフェイスと呼ぶ)24及び販売部25が接続されている。
ここで、販売機制御部23は、携帯電話機5から送信された成人証明信号S15をアンテナ(以下、これを販売機用近距離無線アンテナと呼ぶ)26を介して受信すると販売機用近距離無線インターフェイス25へ取り込み、当該販売機用近距離無線インターフェイス25において成人証明信号S15に所定の受信処理を施すことにより、得られた成人証明データD30を取り込んで、当該成人証明データD30に応じて販売部26において未成年販売禁止商品の販売を開始する。
因みに、販売機制御部23は、成人証明データD30に割引情報データD31が付加されている場合、成人証明データD30と共に、割引情報データD31を販売部26に送出し、未成年販売禁止商品を割引情報データD31に基づく割引価格での販売を開始する。
因みに、販売機制御部23は、成人の利用者によって未成年販売禁止商品が購入されると、割引ポイントデータD32及びプレゼントポイントデータD33を生成し、販売機用近距離無線インターフェイス25において所定の送信処理を施すことにより、得られた割引ポイント信号S16及びプレゼントポイント信号S17を携帯電話機5へ送信する。
ここで実際上、証明装置2の証明装置制御部7は、携帯電話機8からの取得要求時、図8に示す成人証明処理手順RT1の開始ステップから入ってステップSP1に移り、ステップSP1において携帯電話機5から送信される証明情報取得要求データD1を待ち受け、当該証明情報取得要求データD7を受信すると、成人証明受付画面データD2を読み出し取得要求元の携帯電話機5へ送信して、続くステップSP2へ移る。
ステップSP2において証明装置制御部7は、携帯電話機5から送信された成人証明要求データD8を受信したか否かを判断する。
ステップSP2において否定結果が得られると、このことは、成人証明要求データD8を受信していないことを表しており、このとき、証明装置制御部7はステップSP1へ戻る。
これに対してステップSP2において肯定結果が得られると、このことは、成人証明要求データD8を受信したことを表しており、このとき、証明装置制御部7は、ステップSP3へ移る。
ステップSP3において証明装置制御部7は、成人証明要求データD8の利用者IDに対応する利用者データテーブルの利用者情報を検索したか否かを判断する。
ステップSP3において否定結果が得られると、このことは、成人証明要求データD8の利用者IDに対応する利用者情報を検索できなかったことを表しており、このとき証明装置制御部7は、ステップSP4へ移る。
これに対してステップSP3において肯定結果が得られると、このことは、成人証明要求データD8の利用者IDに対応する利用者情報を検索したことを表しており、このとき、証明装置制御部7はステップSP5へ移る。
ステップSP5において証明装置制御部7は、検索した利用者情報内のパスワードと成人証明要求データD8の利用者提示パスワードとが一致するか否かを判断する。
ステップSP5において否定結果が得られると、このことは、検索した利用者情報内のパスワードと成人証明要求データD8の利用者提示パスワードとが一致しなかったことを表しており、このとき、証明装置制御部7はステップSP4へ移る。
これに対して、ステップSP5において肯定結果が得られると、このことは、検索した利用者情報内のパスワードと成人証明要求データD8の利用者提示パスワードとが一致したことを表しており、このとき証明装置制御部7はステップSP6へ移る。
ステップSP6において証明装置制御部7は、検索した利用者情報内の生年月日とRTC回路で計時している年月日情報とに基づいて与えられる年月日情報の経過年数を調べることにより、利用者が成人であるか否かを判断する。
ステップSP6において否定結果が得られると、このことは、利用者情報記憶部8に登録されている利用者が未成年であることを表しており、このとき証明装置制御部7はステップSP4へ移る。
ステップSP4において証明装置制御部7は、エラーデータD10を携帯電話機5に送信して、ステップSP1へ戻り上述の処理を繰り返す。
これに対して、ステップSP6において肯定結果が得られると、このことは、利用者情報記憶部8に登録されている利用者が成人であることを表しており、このとき証明装置制御部7はステップSP7へ移る。
ステップSP7において証明装置制御部7は、成人証明データD9を携帯電話機5へ送信すると、ステップSP1へと移り上述の処理を繰り返す。
次に携帯電話機5の電話機制御部14は、図9に示す成人証明情報取得処理手順RT2の開始ステップから入ってステップSP10に移る。ステップSP10において電話機制御部14は、入力部17を介して証明情報取得要求命令が入力されると、当該取得要求に基づく証明情報取得要求信号S7を証明装置2に送信して、ステップSP11へ移る。
ステップSP11において電話機制御部14は、成人証明受付画面信号S8をアンテナ素子21を介して通信処理部18に取り込み、当該通信処理部18において所定の受信処理を施すことにより得られる、成人証明受付画面データD21を表示部19へ送出することにより、表示部19に成人証明受付画面100を表示して、ステップSP12へ移る。
ステップSP12において電話機制御部14は、入力部17の操作に応じて成人証明受付画面100上で利用者ID及び利用者提示パスワードが入力され、この状態で成人証明要求アイコン105を選択する命令が入力されると、成人証明要求信号S9を証明装置2に送信して、次のステップSP13へ移る。
ステップSP13において電話機制御部14は、成年証明データD23を受信したか否かを判断する。
ステップSP13において否定結果が得られると、このことは携帯電話機5が未成年の利用者か利用者以外の第三者によって操作されていることを表しており、このとき電話機制御部14はステップSP14へ移る。
ステップSP14において電話機制御部14は、エラー情報画面データD29を表示部19へ送出し、当該表示部19にエラー情報画面を表示して、ステップSP15へ移る。
これに対してステップSP13において、肯定結果が得られると、このことは携帯電話機5が、成人である正規の利用者により操作されていることを表しており、このとき電話機制御部14はステップSP16へ移る。
ステップSP16において電話機制御部14は、受信した成人証明データD23に基づく成人証明表示画面データD24を表示部19に送出し、当該表示部19に成人証明画面110を表示すると、次のステップSP15へ移る。
ステップSP15において電話機制御部14は、携帯電話機5における成人証明情報取得処理手順RT2を終了する。
続いて、自動販売機6の販売機制御部28は、図10に示す未成年販売禁止商品購入許可処理手順RT3の開始ステップから入ってステップSP20へ移り、携帯電話機5から送信される成人証明信号S15を待ち受け、成人証明信号S15を受信するとステップSP21へ移る。
ステップSP21において販売機制御部28は、成人証明信号S15に基づく成人証明データD30を販売部25に送出し、未成年販売禁止商品の購入を許可し、次のステップSP22へ移り、未成年販売禁止商品購入許可処理手順RT3を終了させる。
ここで、証明システム1の証明装置2と基地局4と携帯電話機5と自動販売機6による成人証明処理手順についてまとめると、図11に示すように、まず携帯電話機5はステップSP30において、入力部17が操作されることにより証明情報取得要求が入力されると証明情報取得要求信号S7を証明装置2へ送信する。
このとき、証明装置2では、ステップSP40において、携帯電話機5から基地局4を介して証明情報取得要求データD7を受信し、成人証明受付画面データD2を携帯電話機5へ送信する。
また、携帯電話機5は、ステップSP31において証明装置2から基地局4を介して成人証明受付画面信号S8を受信すると、表示部19に成人証明受付画面100(図5)を表示して、ステップSP32へ移る。
ステップSP32において、携帯電話機5は、入力部17が利用者に操作されることにより成人証明受付画面100(図5)を視認しながら利用者により利用者ID及び利用者提示パスワードが入力されると共に、成人証明要求命令が入力されると、成人証明要求信号S9を証明装置2に対して送信する。
このとき、ステップSP41において、証明装置2は、基地局4を介して成人証明要求データD22を受信し、成人証明処理手順RT1におけるステップSP3〜SP7の処理を実行する。
ステップSP33において、携帯電話機5は、成人証明信号S10を受信すると、成人証明データD23を表示部19へ送出し、成人証明画面110(図6)を表示すると、入力部17の操作に応じて自動販売機6へ成人証明信号S11を送信する。
このとき、ステップSP50において自動販売機6は、携帯電話機6から成人証明S16を受信し、携帯電話機5の利用者が成人であると判断し、未成年販売禁止商品の販売を開始する。
以上の構成においては、証明システム1は、証明装置2が携帯電話機5から入力された登録申請情報に対して利用者の個人情報が証明されると当該利用者に利用者IDを割り当てると共に、利用者情報を登録して、その利用者を登録する。
そして、この証明システム1は、当該証明装置2に対して、携帯電話機5から利用者IDと利用者提示パスワードからなる成人証明要求が送信されると、成人証明要求の利用者IDと対応した、利用者情報を検索し、利用者情報が検出されると、検出された利用者情報内のパスワードと利用者提示パスワードとが一致するか否かを判断する。
この結果、証明システム1は、パスワードと利用者提示パスワードとが一致すると、利用者情報内の生年月日とRTC回路から提供される年月日情報とから利用者が成人であるか否かを判断し、この結果、利用者が成人であれば、成人証明データD9を携帯電話機5に送信するようにした。
従って、この証明システム1では、証明装置2に登録された利用者の操作する携帯電話機5に成人証明情報を発行することができる。
このようにして、成人証明システム1は、証明装置2が携帯電話機5から利用者登録画面を介して取得した、登録申請情報に対して携帯電話会社を通じて利用者本人の個人情報であるかを証明するため、証明装置2に個人情報を証明した利用者を容易に登録することができる。
また、成人証明システム1は、利用者が自動車運転免許証の証明書を所有しない場合においても、携帯電話会社と契約して携帯電話機5を所有していれば、誰であっても証明装置2に登録することができるため、携帯電話機5を証明書の代わりとして使用することができる。
さらに証明システム1は、利用者情報記憶部8に利用者IDに対応づけて割引ポイント情報やプレゼントポイント情報を記録することにより、割引価格での販売やプレゼントに自動で応募する等の付加的な特典を実施する場合に容易に対応することができる。
そして、証明システム1は、自動販売機6において携帯電話機5から送信された成人証明信号S15を受信して未成年販売禁止商品の販売を許可する構成のみでよいため、自動車運転免許証等を読み取って、成人を証明して販売を許可する証明装置を設けた自動販売機よりも簡易な構成にすることができる。
さらに、証明システム1は、証明装置2に未成年であっても登録しておけば、利用者の生年月日とRTC回路の年月日情報とを比較して利用者の年齢を判断するため、自動車運転免許証のような証明書を持たなくても、利用者が二十歳の誕生日を迎えると同時に成人証明を実行し、自動販売機6に対してすぐに成人であることを証明することができるようになり、成人になった日に未成年販売禁止商品を購入することができる。
以上の構成によれば、この証明システム1は、証明装置2に利用者に対して証明した個人情報を記憶してその利用者を登録し、当該証明装置2に携帯電話機5から送信された利用者提示パスワードと個人情報の一部として記憶しているパスワードとが一致して、登録している利用者と携帯電話機5を操作している利用者とが同一であると特定された上で、予め証明された個人情報に基づいて利用者が成人であることを証明する成人証明データD9を携帯電話機5に送信するようにしたことにより、ユーザの使用する携帯端末装置に要求に応じた個人情報を証明する証明情報を取得させ、第三者による証明情報の不当な使用をほぼ確実に防止することができ、かくして第三者による不当な利用をほぼ確実に防止し得る証明システムを実現できる。
なお、上述の実施の形態においては、証明装置として証明情報を発行するパーソナルコンピュータ構成でなる証明装置2を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、自動販売機6を利用して商品を販売する企業や、その商品を製造する企業が運営管理する証明装置、また利用者の契約している携帯電話会社が利用者の個人情報を予め登録しているデータベース装置等のように、証明情報を発行することができればこの他種々の証明装置を広く適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、携帯端末装置として携帯電話機5を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、証明情報を取得することができれば、PHS(Personal Handy-Phone System)や無線通信機能を有したPDA(Personal Digital Assistant)及びノートブック型のパーソナルコンピュータ等、この他種々の携帯端末装置に広く適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、ユーザに対して証明した個人情報を登録する登録手段として、証明装置に登録申請情報が与えられると携帯電話会社の利用者データベース装置(図示せず)に問い合せることにより、ユーザを証明し登録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、証明装置2に登録する際に、登録用の窓口を設けて登録するように、この他種々の登録手段を用いることができる。
さらに、上述の実施の形態においては、ユーザ固有の暗証情報を記憶する記憶手段として、ハードディスクドライブ構成の利用者情報記憶部8を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ユーザ固有の暗証情報を記憶することができれば、記録媒体としてROM、RAM、光磁気ディスク及び磁気ディスク等を用いる暗証情報記憶手段のように、この他様々な記憶手段を広く適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、携帯端末装置から送信された提示暗証情報とユーザの個人情報の証明を要求する個人情報証明要求とを受信する要求受信手段として、ネットワークインターフェイス9を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、提示暗証情報と個人情報証明要求とを受信することができれば、アンテナ及び通信回路を用いて受信する要求受信手段のように、この他様々な要求受信手段を広く適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、暗証情報と提示暗証情報とが一致するか否かを判断する判断手段として、証明装置制御部7を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、暗証情報と提示暗証情報とが一致するか否かを判断することがきれば、CPUやマイクロプロセッサのように、この他種々の構成でなる判断手段を適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、個人情報証明要求に応じたユーザの個人情報を証明する証明情報を携帯端末装置に送信する情報送信手段として、ネットワークインターフェイス9を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、個人情報証明要求に応じたユーザの個人情報を証明する証明情報を携帯端末装置に送信するアンテナ及び通信回路のように、この他種々の情報送信手段を広く適用できる。
さらに、上述の実施の形態においては、提示暗証情報を入力するための入力手段として、携帯電話機5の操作キーでなる入力部17を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、提示暗証情報を入力することができれば、入力手段としてタッチパネルやポインティングデバイス等のように、この他種々の構成でなる入力手段を広く適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、当該証明装置から送信された上記証明情報を受信する情報受信手段として、通信処理部18とアンテナ素子21とを適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、証明装置に入力暗証情報を送信することができれば、この他種々の情報受信手段を広く適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、証明装置から証明情報を受信する証明情報受信手段として、アンテナ素子21と通信処理部18とを適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、証明装置から証明情報を受信することができれば、この他種々の証明情報受信手段を広く適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、割引ポイントデータD32及びプレゼントポイントデータD33等を自動販売機6から携帯電話機5を介して証明装置2へ送信する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、自動販売機6に割引ポイントデータD32及びプレゼントポイントデータD33を記憶しておき、自動販売機6を管理している業者のサービスマンのPoint Of Sales Terminalを用いて、割引ポイントデータD32及びプレゼントポイントデータD33を収拾するようにしてもよい。このようにすれば、自動販売機6から携帯電話機5に割引ポイントデータD32及びプレゼントデータD33を送信する機能を設けなくてもよくなるため、自動販売機6の回路構成をより簡易なものにすることができる。
さらに、上述の実施の形態においては、利用者を固有の暗証情報及び提示暗証情報として、パスワード及び利用者提示パスワードを適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、指紋情報や利用者しか知りえない又は利用者しか持ち得ないような利用者を固有の暗証情報及び提示暗証情報を広く適用できる。
さらに上述の実施の形態においては、個人情報を証明する証明情報として成人であることを証明する成人証明情報を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、個人情報を証明する証明情報として用いることができれば利用者の年齢及び性別及び住所等の証明情報のように、この他種々の情報を証明情報として広く適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、商品販売装置として未成年には販売を許可しない商品(以下、これを未成年販売禁止商品と呼ぶ)を扱う自動販売機6を適用する場合について述べたが、本発明は限らず、証明してから商品を販売することができれば、学生であることを証明して映画のチケットを学生価格で販売する券売機のように、この他種々の商品販売装置を適用することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、は、証明装置2がROMに予め格納した成人証明プログラムに従って、図8について上述した一連の処理を実行すると共に、携帯電話機5がROMに予め格納した成人証明情報取得プログラムに従って図9について上述した一連の処理を実行すると共に、自動販売機6がROMに予め格納した商品販売プログラムに従って、図10について上述した一連の処理を実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、成人証明プログラムの格納されたプログラム格納媒体を証明装置2にインストールすると共に、さらに成人証明情報取得プログラムの格納されたプログラム格納媒体を携帯電話機5にインストールすると共に、さらに商品販売プログラムの格納された商品販売プログラム格納媒体を自動販売機6にインストールすることにより上述した一連の処理を実行するようにしても良い。
そして、このように上述した一連の処理を実行するための証明プログラム、証明情報取得プログラム及び商品販売プログラムを証明装置2、携帯電話機5及び自動販売機6にインストールして実行可能な状態とするために用いられる証明プログラム格納媒体、証明情報取得プログラム格納媒体及び商品販売プログラム格納媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)等のパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気ディスク等で実現しても良い。また、これらプログラム格納媒体に証明プログラム、証明情報取得プログラム及び商品販売プログラムを格納する手段としては、ローカルエリアネットワークやインターネット、ディジタル衛星放送等の有線及び無線通信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通信インターフェイスを介して格納するようにしても良い。
本発明による証明システムの全体構成の一実施の形態を示す略線図である。 成人証明装置2の回路構成を示すブロック図である。 利用者情報記憶部に記憶されたデータテーブルの構成を示す略線図である。 携帯電話機5の回路構成を示すブロック図である。 携帯電話機5における成人証明受付画面を示す略線図である。 携帯電話機5における成人証明画面を示す略線図である。 自動販売機の回路構成を示すブロック図である。 証明装置における成人証明処理手順を示すフローチャートである。 携帯電話機における成人証明情報取得処理手順を示すフローチャートである。 自動販売機における未成年販売禁止商品購入許可処理手順を示すフローチャートである。 証明システムの成人証明処理手順を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1……証明システム、2……証明装置、5……携帯電話機、6……自動販売機7……証明装置制御部、8……利用者情報記憶部、9……ネットワークインターフェイス、10……利用者ID、11……利用者氏名、12……利用者生年月日情報、13……パスワード、14……電話機制御部17……入力部、18……通信処理部、21……アンテナ素子、20……電話機近距離無線インターフェイス22……電話機用近距離無線アンテナ、26……販売機用近距離無線アンテナ、25……販売機用近距離無線インターフェイス、D8、D22……成人証明要求データ、D9、D23、D30……成人証明データ、S7……証明情報取得要求信号、S10……成人証明信号、S11……成人証明信号、RT1……成人証明処理手順、RT2……成人証明情報取得処理手順、RT3……未成年販売禁止商品購入許可処理手順。

Claims (3)

  1. 携帯端末装置と、販売装置とから構築される販売システムにおいて、
    上記携帯端末装置は、
    予めユーザに対して証明された個人情報と当該ユーザ固有の暗証情報とを記憶した証明装置に対して提示するための提示暗証情報を入力させる入力手段と、
    上記提示暗証情報と、上記ユーザの個人情報の証明を要求する個人情報証明要求とを、第1の無線通信手法により上記証明装置に送信する要求送信手段と、
    上記証明装置から上記暗証情報と上記提示暗証情報とを比較して当該暗証情報と上記提示暗証情報とが一致することにより送信された、上記個人情報証明要求に応じた上記ユーザの上記個人情報を証明する証明情報を上記第1の無線通信手法により受信する情報受信手段と、
    上記証明情報を第2の無線通信手法により上記販売装置に送信する証明情報送信手段と を具え、
    上記販売装置は、
    上記携帯端末装置から送信された上記証明情報を上記第2の無線通信手法により受信する証明情報受信手段と、
    上記証明情報に基づき、販売対象の販売を許可するか否かを判断する販売許可判断手段と
    を具えることを特徴とする販売システム。
  2. 上記証明装置は、
    上記判断手段の上記判断結果として、上記暗証情報と上記提示暗証情報とが一致したとき、上記個人情報証明要求に応じた上記ユーザの上記個人情報が属する種別を判別する判別手段
    を具え、
    上記情報送信手段は、
    上記判断手段の判断結果として、上記暗証情報と上記提示暗証情報とが一致したとき、上記判別手段によって判別された上記種別を証明する上記証明情報を上記第1の無線通信手法により上記携帯端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の販売システム。
  3. 上記第2の無線通信手法は、
    電磁波を用いた近距離無線通信である
    ことを特徴とする請求項1に記載の販売システム。
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