JP2006155113A - 現金自動取引装置 - Google Patents

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JP2006155113A
JP2006155113A JP2004343284A JP2004343284A JP2006155113A JP 2006155113 A JP2006155113 A JP 2006155113A JP 2004343284 A JP2004343284 A JP 2004343284A JP 2004343284 A JP2004343284 A JP 2004343284A JP 2006155113 A JP2006155113 A JP 2006155113A
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card
transaction
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teller machine
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Toshio Fujisawa
俊男 藤澤
Tomosane Mizuno
具実 水野
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Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Original Assignee
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
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Abstract

【課題】 現金自動取引装置において取引に係る情報を取得する手段として、無線インタ
フェースを実装している装置が増えてきているが、利用者がカードを手元に所持している
為、取引途中で装置から離れてしまう問題があった。また、無線インタフェースを使用し
た装置の使い勝手は視覚障害者にとっては決して使い易いものではなかった。
【解決手段】 無線インタフェースにより取引を始めて、取引金額入力の直前に、再び無
線インタフェースにより本人確認を促す機能を設ける。また、装置から分離可能に構成さ
れる手元操作部に接触式あるいは非接触式の本人認証手段を設ける。
【効果】 本発明により、利用者が取引途中で装置から離れてしまった場合に、第三者に
より取引が行われることを防止できる。また、特に視覚障害者取引の操作性が向上する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、金融機関等に設置され、利用者の操作に応じて紙幣を入出金する等の取引を
行う現金自動取引装置の無線インタフェースを用いた操作性に関する。
従来の現金自動取引装置への無線インタフェースを用いた例として非接触ICカード搭載
技術があり、例えば特許文献1に記載のものがある。これは現金自動取引装置に接近する
利用者を検知する利用者検知部と、利用者にICカード所持の問合せを発信して、利用者が
非接触ICカードを所持していることを検知するICカード検知部と、利用者が非接触ICカー
ドを所持することを検知したとき、金融機関を選択するメニューをCRT表示部に表示し、
選択した金融機関に対応する非接触型ICカードを選択させるICカード識別部と、選択した
非接触型ICカードに対して所定のデータ形式で選択的に通信する非接触型ICカード通信部
とを備えているものであった。
特開2001−52237号公報
近年では現金自動取引装置の操作性簡易化を目的として、非接触ICカードを利用した取
引が行われ始めている。従来の現金自動取引装置に非接触ICカードリーダライタを搭載す
る場合、画面操作部横に実装されるタイプが多い。この場合、視覚障害者にとっては非接
触ICカードリーダライタの位置が分かり難く、非接触ICカードの恩恵を受けにくい問題が
ある。また、視覚障害者にとって自分の手からカードを離してしまうことは不安な行為で
あり、自分の手元にカードを所持しておきたい要望がある。
特許文献1は、利用者が現金自動取引装置に近づくとICカードを検知し、取引する金融
機関名と、該カードを画面操作部に表示する方式であるが、現状、利用者が近づいただけ
で反応する非接触ICカードリーダライタを現金自動取引装置に搭載するのは非現実的であ
る。また、カードを取り出さないことによるカードの取り忘れ防止の効果を謳っているが
、利用者がカードを所持している分、取引途中で装置から離れてしまった場合、悪意ある
第三者によって取引を続行されてしまう危険性もある。
上記課題を解決するため、本発明において、無線インタフェースにより取引を始めて、
取引金額入力の直前に、再び無線インタフェースにより本人確認を促す機能を設ける。ま
た、装置から分離可能に構成される手元操作部に接触式あるいは非接触式の本人認証手段
を設ける。
本発明により、利用者が取引途中で装置から離れてしまった場合に、第三者により取引
が行われることを防止できる。また、特に視覚障害者取引の操作性が向上する。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
図1は現金自動取引装置(ATMとも言う)の外観図である。この現金自動取引装置は金
融機関の店舗、店舗外、またはコンビニ等に設置される。通帳出入口1はエンドユーザが
通帳を挿入し、印字結果を受取る口であり、装置内部には通帳貼付の磁気情報の読み取り
、通帳への印字を実行する通帳機構がある。カード出入口2はエンドユーザが取引におい
て使用する磁気カード(またはICカード)の挿入口兼受取り口で、その内部にはカード情
報の読み取りなどを行うカード読取機構を備える。ここで、カード出入口2は接触式の磁
気カード(またはICカード)の取引を行うことに利用する。紙幣入出金口3は、エンドユ
ーザが紙幣を入金する時の受入口かつ紙幣出金、お釣返却時の渡し口である。この内部に
も紙幣の搬送、鑑別、収納などを行う紙幣入出金機構(単に紙幣取扱装置とも言う)が具
備されている。硬貨入出金口4は、エンドユーザが硬貨を入金する時の受入口かつ硬貨出
金、お釣返却時の渡し口で、硬貨入出金機構によりそれらの処理が実行される。顧客操作
パネル5は、取引画面の表示およびエンドユーザによる取引内容の入力を行う部位であり
、顧客操作部とも言う。視覚障害者ユニット6は電話の受話器の形をし、内側にテンキー
を備えたものであり、音声誘導により視覚障害者がテンキー入力で現金自動取引を行うも
のである。また視覚障害者ユニット6は現金自動取引装置内部にカールコードを具備して
おり、立位者の耳元まで動かすことが可能である。以降、手元操作部の一例として、視覚
障害者ユニット6について言及する。非接触ICカードリーダライタ部7は内部に非接触I
Cカードリーダライタを内蔵しており、この部位に非接触ICカードをかざすことによって
、各取引を行うことができる。
図2は現金自動取引装置の内部ブロックの構成を示す図である。制御部201は各ユニ
ット(各部、各機構)を全体的に制御する機能を有し、CPU、メモリ等から主に構成され
ている。顧客操作部204は図1の顧客操作パネル5と同機能のもので、液晶表示パネル
およびタッチパネルで構成され、制御部201より指示されるエンドユーザへの情報を表
示するとともに、タッチパネルから入力されるエンドユーザの取引情報を検出し(キー押
下などで)、制御部201へ送る。インタフェース(I/F)部202は、制御部201と
上位装置203との電気的な接続を行い、両者の通信を司る。カード読取機構205は、
エンドユーザの接触式カードを吸入し、磁気ストライプ(メモリ)の情報およびエンボス
の画像を取得する。通帳機構206は挿入された通帳に取引内容を印字して返却する。硬
貨入出金機構208は、入金した硬貨を計数し収納する。あるいはエンドユーザが出金し
た硬貨またはお釣として返却する硬貨を収納庫より繰り出しエンドユーザに渡す。
紙幣入出金機構207は、紙幣入出金口3より入金された紙幣を計数、鑑別し、装置内
部に具備された収納庫に収納する(入金)。また操作部204より入力された金額に応じ
た紙幣を収納庫より繰り出し、入出金口3より出金する。
装置電源209はACの商用電源211からユニット用のDC電源を作り、装置内の各ユニ
ットに供給する。バックアップ電池210は、ACの商用電源が供給されなくなった場合の
緊急用電源である。視覚障害者入出力機構212(または視覚障害者入出力ユニット)は
前述した図1の視覚障害者ユニット6に該当し、前述とおり視覚障害者の取引をサポート
するものである。非接触ICカードリーダライタ機構213は図1の非接触ICカードリー
ダライタ部7の下側に実装されており、コイル状のアンテナと制御基板を有し、非接触IC
カードが近づけられた際に、ICカード内の情報を取得、書込みを行う。
ここで、第1の実施例について図3を用いて説明する。
図3は現金自動取引装置の最も一般的な取引である紙幣出金のフローを表す。
まず現金自動取引装置の取引選択画面(301)により出金を選択する。次に取引カー
ドが接触式か非接触式かのどちらかを選択する画面が現れる(302)。接触式カードを
選択した場合はカード出入口2にカードを挿入する画面を提示し、カード認識に進む(3
04)。カード認識が正常に行われない場合はカード返却(309)し、取引終了となる
。カード認識が正常に行われた場合は、暗証番号入力画面に進む(305)。また暗証番
号入力が正しく行われない場合も取引終了となる。暗証番号入力が正しく行われた場合は
金額入力画面により、出金額を入力する(306)。そして、カードを受取り(307)
、紙幣を受取ることにより(308)取引終了となる。
次に取引カード選択画面(302)で、非接触ICカードを選択した場合は、非接触ICカ
ードを非接触ICカードリーダライタ部7に近づける誘導画面を提示し(310)、カード
認識に進む(311)。カード認識が正常に行われない場合は取引終了となる。カード認
識が正常に行われた場合は、暗証番号入力画面に進む(312)。また暗証番号入力が正
しく行われない場合も取引終了となる。次に再び非接触ICカードを非接触ICカードリーダ
ライタ部7に近づける誘導画面を提示し(313)、カード認識に進む(314)。これ
は、非接触ICカード取引の場合、カード返却309、カード受け取り307というフロー
が存在せず、常にエンドユーザの手元にカードが存在する為、エンドユーザが取引途中で
も装置から離れてしまう可能性を考え、あえて313、314というフローを追加してい
る。カード認識(314)が正常ならば金額入力画面(315)を提示し、紙幣を受取っ
て(308)取引終了となる。カード認識(314)が正常に行われない場合は金額入力
画面の前に取引終了となる。
もちろん暗証番号入力(312)後に金額入力画面(315)の操作が一定時間に行わ
れなかった場合のみ313、314のフローを追加する(図3の点線枠内)という運用で
もよい。
次に、第2実施例について図4、図5を用いて説明する。
図4は視覚障害者ユニット6の拡大斜視図(キー入力側)である。視覚障害者が現金自
動取引装置にて取引を行う場合、視覚障害者ユニット6を装置から引き上げる。すると、
装置は視覚障害者用に音声切替を行い、受話部401からガイダンスが流される。視覚障
害者は受話部401からのガイダンスに従って、テンキー402を押下して取引をすすめ
る。
視覚障害者ユニット6は装置より視覚障害者の耳元まで引き上げる為、コード403は
100〜150cm伸びる構造となっている。
図5は視覚障害者ユニット6の拡大斜視図(背面側)である。非接触ICカードリーダラ
イタ501を図5のように視覚障害者ユニット6に内蔵する。非接触ICカードリーダライ
タ501は図示しないコイル状のアンテナと制御基板とケーブルの構造である為、視覚障
害者ユニット6に内蔵することが可能である。本構造を有した視覚障害者ユニット6であ
れば、図3の“非接触ICカードを非接触ICカードリーダライタへ近づけるように誘導する
画面(310、313)”を“視覚障害者ユニット6を非接触ICカードへ近づける誘導音
声、又は誘導画面”にすることにより、カードを取り出す操作が不要となる。本実施例は
視覚障害者に特に有効であるが、健常者が非接触ICカードを近づける際に同様の操作を行
っても有効である。
次に第3の実施例であるが、図6のようなプラスチック状のクリップ601を図5の非
接触ICカードリーダライタ501に貼り付けることにより、常に非接触ICカードを非接触
ICカードリーダライタ501に固定させる構造としてもよい。この場合、視覚障害者が非
接触ICカードを用いる取引でも、常に自分の手の中にカードを所持していることになり、
安心して取引操作を行うことができる。
以上により非接触ICカードを利用して、安全に、操作性の良い取引を行うことができ
る。
現金自動取引装置外観図。 現金自動取引装置の構成。 現金自動取引装置の紙幣出金フロー。 視覚障害者ユニット6の拡大斜視図(キー入力側)。 視覚障害者ユニット6の拡大斜視図(背面側)。 クリップ図。
符号の説明
1…通帳出入口、2…カード出入口、3…紙幣入出金口、4…硬貨入出金口、5…顧客
操作パネル、6…視覚障害者ユニット、7…非接触ICカードリーダライタ部、201…制
御部、202…I/F部、203…上位装置、204…顧客操作部、205…カード読取機
構、206…通帳出入機構、207…紙幣入出金機構、208…硬貨入出金機構、209
…装置電源(AC/DC)、210…バックアップ電池、211…商用電源、212…視覚障害
者入出力機構、213…非接触ICカードリーダライタ機構、401…受話部、402…
テンキー、403…コード、501…非接触ICカードリーダライタ、601…クリップ。

Claims (3)

  1. エンドユーザが取引に係る情報を取得し、取引情報を入力する操作部と、無線インタフ
    ェースを用いた本人認証手段を有する現金自動取引装置であって、
    前記操作部より取引金額を入力する前に、前記本人認証手段によって本人認証を行うこ
    とを特徴とする現金自動取引装置。
  2. 前記現金自動取引装置において、エンドユーザが取引に係る操作を手元で行う事ができ
    るように、前記操作部とは別に装置から分離可能に構成される手元操作部を有し、かつ前
    記手元操作部に接触式あるいは非接触式の本人認証手段を内蔵することを特徴とする現金
    自動取引装置。
  3. 前記手元操作部に内蔵する本人認証手段は非接触式であり、かつ、非接触ICカード等媒
    体を固定しておく為のクリップを具備することを特徴とした請求項2記載の現金自動取引
    装置。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154599A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Oki Electric Industry Co Ltd 現金処理装置
JP2017041137A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置、および暗証番号入力方法

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