JP2006155029A - ハードディスク制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内蔵用ハードディスクをリムーバブルメディアとして利用したときに、動的なライトプロテクト状態の切り替えができないようにする。
【解決手段】リムーバブルハードディスク101に対して、ライトプロテクト通知手段103をコネクタと同じ側面に設けることにより、アダプタ110のライトプロテクト検出手段112で検出し、同じ側面に存在することにより、接続中は切り替えができなく、ライトプロテクト機能を容易に実現すると共に、ホスト機器側での動作中のライトプロテクト状態の切り替えに対応する実装を軽減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】リムーバブルハードディスク101に対して、ライトプロテクト通知手段103をコネクタと同じ側面に設けることにより、アダプタ110のライトプロテクト検出手段112で検出し、同じ側面に存在することにより、接続中は切り替えができなく、ライトプロテクト機能を容易に実現すると共に、ホスト機器側での動作中のライトプロテクト状態の切り替えに対応する実装を軽減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、パーソナルコンピュータ(以下PC)などに組み込む内蔵用ハードディスクを、ホスト機器から取り外してリムーバブルメディアとして利用するハードディスク制御装置に関する。
PCなどのホスト機器で扱うデータや、オーディオビジュアル(以下AV)機器で扱う映像データ及び音声データは、そのデータ量が年々増大してきている。機器間のデータの移動は、一般的なリムーバブルメディアであるCD−R、CD−RW、DVD−RAM等の光ディスクや、ネットワークを利用して行われている。しかし、これら光ディスクは、ランダムアクセスが高速に行えないという不都合がある。
また、ネットワークにおいても、年々転送レートが高速化しているとはいえ、コピーに長時間がかかるという不都合がある。そこで、特許文献1に記載されているように、PCで汎用的に利用されているATA(AT Attachment)インタフェース(以下IF)の内蔵用ハードディスクをリムーバブルケースを利用して取り外し可能にし、データ移動手段の大容量化、高速化を図ろうとしている。
図6は従来のハードディスク制御装置の構成を示している。図6において、900はハードディスク制御装置、901はハードディスク、902は制御部、910はホスト機器である。PCなどのホスト機器910は、ハードディスク制御装置900とATAのプロトコルで接続されている。説明をわかりやすくするために、図6はコマンドの通知をATAの接続と別の矢印で示しているが、実際にはこれらのコマンドは、ATAのコマンドとして実装されている。
通常のリードライト等のATAコマンドの処理は、制御部902をスルーし、ハードディスク901とダイレクトにリードライトが行われる。それ以外のコマンド、例えばハードディスク901の挿抜などのリムーバブルメディアとしてのコマンドや、ライトプロテクトに関するコマンドは、ハードディスク901へ送られずに、制御部902で処理され、ホスト機器910に通知が行われている。ライトプロテクトの実装は、ライトプロテクト切り替え手段201により、ユーザがONとOFFを切り替え可能にしておき、ホスト機器910がライトプロテクトの状態を確認するコマンドを発行した場合、制御部902がこのコマンドを受けとり、制御部902がライトプロテクト切り替え手段201の状態を確認して、ホスト機器910に応答する。
このように、従来のハードディスク制御装置では、通常の固定式のHDDを使用したリムーバブルHDDのライトプロテクト実現のため、プロテクトスイッチを設け、制御部902でライトプロテクトに関するコマンドを解釈し、プロテクトスイッチの状態に応じて処理するようにしていた。
特開2004−145866号公報
しかしながら、従来の構成では、ライトプロテクトスイッチをハードディスク制御装置に設けると、ユーザがスイッチを切り替えるなどしてライトプロテクトの状態が動作中に変わる可能性がある。したがって、すべてのホスト側の機器は動的なライトプロテクトの切り替えに対応しなければならず、制御が複雑になるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ホスト側の動的なライトプロテクトの切り替え機能の対応状況に合わせて、動的な切り替えに対応していない場合には、動的な切り替えができないようにしたハードディスク制御装置を提供するものである。
このような課題を解決するために本発明のハードディスク制御装置は、ライトプロテクト通知手段を備えたリムーバブルハードディスクと、ライトプロテクト検出手段を備え、ホスト機器及び前記リムーバブルハードディスクと接続され、前記ホスト機器からの要求に応じて前記リムーバブルハードディスクを制御するアダプタとを有するハードディスク制御装置であって、前記ライトプロテクト通知手段は、前記リムーバブルハードディスクのケースのうち前記アダプタに対向する面に設けられ、前記ライトプロテクト検出手段は、前記アダプタに前記リムーバブルハードディスクを接続したときに前記ライトプロテクト通知手段と対向する位置に設けられ、前記ライトプロテクト通知手段の状態を検出して前記ホスト機器に通知する構成としたものである。
本発明のハードディスク制御装置によれば、ライトプロテクト通知手段及びライトプロテクト検出手段を、リムーバブルハードディスクとアダプタを接続時に対向する位置にそれぞれ設けることにより、アダプタからリムーバブルHDDのライトプロテクト通知手段の状態を知ることが可能になり、容易にライトプロテクト機能を実現することができると共に、動作中のライトプロテクトの切り替えに対応していないホスト側の機器の場合にも、アダプタとリムーバブルHDDを接続した時にリムーバブルHDDのライトプロテクト通知手段を覆い隠すことにより、動作中のライトプロテクト状態の切り替えを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1と図2を用いて、本発明の実施の形態1におけるハードディスク制御装置を説明する。図1は、本実施の形態のハードディスク制御装置の構成図である。図1において、100はハードディスク制御装置、101はリムーバブルハードディスク、102はハードディスク、103はライトプロテクト通知手段、104はコネクタA、105はケーブル、110はアダプタ、111はコネクタB、112はライトプロテクト検出手段、113はプロトコル変換手段、120はホスト機器である。リムーバブルHDD101は、筐体内に固定式のハードディスク102を内蔵している。これをアダプタ110を介してホスト機器120と接続することで、ホスト機器120はリムーバブルハードディスク101にアクセスする。
図1と図2を用いて、本発明の実施の形態1におけるハードディスク制御装置を説明する。図1は、本実施の形態のハードディスク制御装置の構成図である。図1において、100はハードディスク制御装置、101はリムーバブルハードディスク、102はハードディスク、103はライトプロテクト通知手段、104はコネクタA、105はケーブル、110はアダプタ、111はコネクタB、112はライトプロテクト検出手段、113はプロトコル変換手段、120はホスト機器である。リムーバブルHDD101は、筐体内に固定式のハードディスク102を内蔵している。これをアダプタ110を介してホスト機器120と接続することで、ホスト機器120はリムーバブルハードディスク101にアクセスする。
図2は、リムーバブルハードディスク101のライトプロテクト通知手段103をより詳しく別の側面から表現した斜視図であり、106はシャッターである。図2のようにライトプロテクト通知手段103は、リムーバブルハードディスク101のケースのうちアダプタ110に対向する面に設けられている。本実施の形態では、ライトプロテクト通知手段103をユーザが直接操作することにより、ライトプロテクトの状態を切り替える。すなわち、本実施の形態においては、ライトプロテクト通知手段103はライトプロテクトの切り替え手段も兼ねている。
ホスト機器120は、PCやAV機器に代表されるようなディジタルデータを扱う機器であり、本実施の形態ではホスト機器としてPCが接続された例で説明を行う。PCにおいては、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394などの汎用的なIFを備えている。これらの汎用的なIFを利用して外部のメディアへのアクセスを行い、データのリード・ライトを行う。
ハードディスク制御装置100は、アダプタ110とリムーバブルハードディスク101から構成される。ホスト機器120とハードディスク制御装置100は、ホスト機器120が備える汎用的なIFにより接続され、本実施の形態ではUSBにより接続されているものとして説明をすすめる。
ハードディスク102は、従来の技術で説明を行ったようなPC内に固定して利用するような内蔵用ハードディスクであり、リムーバブルメディア用のコマンドには対応していない。内蔵用のハードディスクは、SCSI(Small Computer Systems Interface)やATAなどいろいろなIFが存在するが、本実施の形態ではATAのIFを有する内蔵用のハードディスクを用いて説明する。
コネクタA104は、リムーバブルハードディスク101のIFとしてアダプタ110と接続するための手段である。コネクタA104は、ハードディスク102のATAのIFとケーブル105を経由して接続している。このコネクタA104は、アダプタ110のコネクタB111と直接接続される。リムーバブルハードディスク101のコネクタとして、ハードディスク102のコネクタ部分を直接利用することもできるが、本実施の形態では、より挿抜に対する信頼性を向上させるために別のコネクタを設けた例で説明を行う。
ライトプロテクト通知手段103は、リムーバブルハードディスク101のライトプロテクトの状態を設定すると共に、アダプタ110に対してライトプロテクトの状態を通知する手段である。より詳しく図2を用いて一例を示して説明を行う。ライトプロテクト通知手段103は、凹状の窓に、スライド可能なシャッター106を移動させて、ライトプロテクトの状態を示している。図2では、右側(コネクタA104より離れた側)にシャッター106が位置している場合には、ライトプロテクトがOFFの状態であり、逆に左側にシャッター106が位置していればライトプロテクトがONの状態である。つまり、凹部の位置によって状態を切り替えている。
一方、アダプタ110のライトプロテクト検出手段112は、リムーバブルハードディスク101とアダプタ110とを接続したときに、ちょうどライトプロテクト通知手段と対向する位置に設けられており、ライトプロテクト通知手段103の凹部の位置により、ライトプロテクトの状態を判断する。凹部の位置の判断方法としては例えば、アダプタ110のライトプロテクト検出手段112を凸状のスイッチを用いることにより実現することができる。凸状のスイッチが、ライトプロテクト通知手段103のOFFの位置、つまり、コネクタA104より離れた側に対向して設けられた場合で説明する。ライトプロテクト通知手段103のシャッター106の位置がOFFの位置であれば、アダプタ113とリムーバブルハードディスク101とが接続されたときに、ライトプロテクト検出手段112の凸状のスイッチがシャッター106によって押されることになり、凸状のスイッチがONになる。逆にシャッター106の位置がONの位置であれば、スイッチが凹部に収まるかまたは嵌合した状態となり、その結果スイッチは押されずOFFのままになる。このように、ライトプロテクト検出手段112は、スイッチのON、OFFにより、ライトプロテクトの状態を検出することができる。以上のようにライトプロテクト通知手段及びライトプロテクト検出手段を構成することにより、物理的な簡易な凹状の形状でライトプロテクト状態を認識できる。
アダプタ110は、ホスト機器120のプロトコルをプロトコル変換手段113により、リムーバブルハードディスク101のプロトコルに変換して、ホスト機器120からリムーバブルハードディスク101へのアクセスを可能にする。本実施の形態では、ホスト機器120のUSBのプロトコルを、リムーバブルハードディスク101のATAのプロトコルに変換する。ライトプロテクトの通知は、ライトプロテクト検出手段112が検出した結果を、プロトコル変換手段113によりホスト機器120のプロトコルに変換して通知する。以下、具体的に説明する。一般的に、ホスト機器がハードディスクなどの大容量デバイスをUSB経由で利用する際には、それらのデバイスはマスストレージクラスとして動作する。ホスト機器120は、マスストレージクラスのデバイスに対するコマンドであるMODE SENSEコマンドにより、ライトプロテクトの問い合わせを行うことができる。アダプタ110は、このコマンドの応答として、ハードディスク102の代わりにライトプロテクトの状態を返す。また、ホスト機器120の電源ON状態でのリムーバブルハードディスク101の取り外しを行う時は、ホスト機器120が取り外しの要求をアダプタ130に送る。要求を受けたアダプタ130は、リムーバブルハードディスク101への電力の供給を止めて電気的に切断する。これにより、リムーバブルハードディスク101をアダプタ110から取り外し可能な状態にする。このようにして、リムーバブルハードディスク101は、ホスト機器120の電力がON状態でも安全に取り外すことが可能になる。
さらに、リムーバブルハードディスク101への電力供給がON状態のときは、リムーバブルハードディスク101が取り外せないように物理的にロックしてしまうことにより、より安全に運用することが可能になる。例えばロックの方法としては、リムーバブルHDD101側に、凹部を設けると共に、アダプタ110側の凹部と対向する位置に、凹部に引っ掛けて取り外しができなくするようにするための爪を設けて、電源ON状態では爪の部分が引っかかっており、電源OFF状態では爪の部分が凹部から外れるようにすることにより、対応することが可能になる。
現状のハードディスクは、回転している円盤状の磁気ディスクに対して、読み書きを行うためのヘッドをディスク上の目的の位置にシーク(移動)してアクセスを行っている。このシークが発生すると転送レートが落ちる結果になるために、書き込みを行う場合には遅延書き込み(データをある程度ためた上での書き込み処理)が行われている。したがって、動作中などにライトプロテクトの状態を変更した場合には、データの整合性を保障するためにホスト機器側の動作が非常に複雑になる。
例えば、汎用のPCでのデータの書き込みは、ファイルシステムのレベルで書き込むべきデータがキャッシュされて上位アプリケーションからの書き込み単位とは異なった単位に分割や結合が行われる。そして、その下位のドライバレベルでもHDDへ書き込み可能な単位に分割や結合が行われると共に、上位で複数のアプリケーションが動作している場合には、複数のアプリケーションのデータが混ざり合って書き込みが行われることになる。また。、ライトプロテクトの状態の変化に対しては、ホスト側の実装に依存して、それぞれの階層が独自のタイミングでライトプトテクトの状態を確認し、異なったタイミングで書き込みを禁止することが可能である。したがって、ホスト側の処理は、それぞれの階層がそれぞれのタイミングで返してくる書込み禁止の応答に対して、分割や結合が行われたデータを矛盾なくアプリケーションごとの書き込み要求に対応するように再組み立てして、上位に通知する必要があり、複雑になる。
そこで、本発明のように、接続するコネクタ側にライトプロテクト通知手段103とライトプロテクト検出手段112を設け、ライトプロテクト通知手段103が、アダプタ110とリムーバブルハードディスク101の接続する面に配置されるようにすれば、両者を接続中はライトプロテクト通知手段103の切り替えができず、ライトプロテクトの状態の変更ができないようになる。切り替えを行う場合には、アダプタ110からリムーバブルハードディスク101を一旦取り外して切り替えるために、動作中の切り替えを避けることができる。
このことにより、動作中のライトプロテクトの状態の切り替えを避けることができ、ホスト側がライトプトテクトスイッチの切り替えタイミングを考慮した設計をする必要がなく、実装を容易にすることが可能になる。
なお、ライトプロテクト通知手段103は、凹状の形状によりライトプロテクト状態を通知したが、凸状の形状によりライトプロテクト状態を通知してもよい。そのような構成とすることにより、物理的な簡易な凸状の形状でライトプロテクト状態を認識できる。あるいは、電気的なスイッチにより、導通状態と非導通状態によりライトプロテクト状態を通知しても良い。そのような構成とすることにより、簡易な電気的導通と非導通によってライトプロテクト状態を認識できる。また、ライトプロテクト検出手段112とライトプロテクト通知手段103のそれぞれの位置を、コネクタA104とコネクタB111のそれぞれの端部から、例えば長手方向に1cmの位置にコネクタの中心に合わせて配置すると決めると、リムーバブルハードディスク101の形状のうち、コネクタA104とライトプロテクト通知手段103を含む部分以外の形状を変えることが可能になり、リムーバブルハードディスク101の大きさが変わった場合においても、共通のアダプタ112と接続して利用することが可能になる。さらに、本実施の形態ではホスト機器120とアダプタ110を分離した構成で説明を行ったが、ホスト機器内にアダプタの機能を取り込んで一体化した機器においても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図3と図4を用いて、本発明の実施の形態2におけるハードディスク制御装置を説明する。図3は本実施の形態におけるリムーバブルハードディスクの斜視図であり、図4は同側面図である。図1及び図2と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
図3と図4を用いて、本発明の実施の形態2におけるハードディスク制御装置を説明する。図3は本実施の形態におけるリムーバブルハードディスクの斜視図であり、図4は同側面図である。図1及び図2と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
201は、ライトプロテクト通知手段103のライトプロテクト状態を切り替えるための手段、すなわちライトプロテクトスイッチを別の位置に設けた、切り替え手段の一例である。切り替え手段201は、ライトプロテクト通知手段103と連動して動作する。切り替え手段201をコネクタA104側から遠い位置(図3の右側)にスライドさせた場合には、ライトプロテクト通知手段103のシャッター106の部分も連動してコネクタA104側から遠い位置(図3の右側)にスライドし、ライトプロテクト状態がOFFの状態になる。逆に、コネクタから近い位置(図3の左側)にスライドさせた場合は、シャッター106の部分もコネクタから近い位置(図3の左側)にスライドしてライトプロテクト状態がONの状態になる。切り替え手段をライトプロテクト通知手段とは別に設けることで、ライトプロテクトの状態をライトプロテクト通知手段とは異なった位置から変更できる。
図3に示したリムーバブルハードディスク102を、実施の形態1で説明したアダプタ110に接続した場合には、動作中にライトプロテクトスイッチである切り替え手段201を切り替えることが可能になる。ホスト機器120とアダプタ110が動作中のライトプロテクト状態の切り替えに対応していればこの構成でよい。しかし、対応していない場合には、アダプタ110において、動作中の切り替えを防ぐ必要がある。この方法として、本実施の形態では、アダプタ110を図4のように構成する。すなわち、アダプタ110に、少なくともリムーバブルハードディスク101のコネクタA104を含む部分を挿入可能な凹部を設ける。そしてこの凹部の底部にコネクタB111を設ける。リムーバブルハードディスク101をアダプタ110の凹部に挿入することで、コネクタA104とコネクタB111が接続される。このとき、リムーバブルハードディスク101のうち、切り替え手段201を含む部分は、凹部の内部に位置するため、ユーザが切り替え手段201を操作することはできなくなる。つまり、アダプタ110をコの字型にすることにより、リムーバブルハードディスク101と接続した状態では、切り替え手段201が覆われた形状になり、切り替えることができなくすることにより、動作中の切り替えを防ぐことができる。
このようなアダプタ110により、ホスト機器とアダプタが動作中のライトプロテクト状態の切り替えに対応する必要がなくなり、機器の実装を容易にすることが可能になる。
(実施の形態3)
図5を用いて、本発明の実施の形態3におけるハードディスク制御装置を説明する。図5は本実施の形態のハードディスク制御装置を上方から見た図である。図1から図3と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5を用いて、本発明の実施の形態3におけるハードディスク制御装置を説明する。図5は本実施の形態のハードディスク制御装置を上方から見た図である。図1から図3と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
301は、リムーバブルハードディスク101とアダプタ110を接続した状態ではライトプロテクト状態を切り替えることができないようにするライトプロテクトロック手段の一例である。図5は、シャッター106がライトプロテクトOFFの位置に存在する場合を示している。図5では記載していないが、シャッター106は実施の形態2と同様に切り替え手段201に連動する。ライトプロテクトロック手段301は、ライトプロテクト検出手段の近傍に設けられている。より詳細には、アダプタ110とリムーバブルハードディスク101とを接続したときにライトプロテクト通知手段103と対向する位置でかつ、ライトプロテクト通知手段103のシャッターのON位置とOFF位置との間に位置するように設けられている。アダプタ106とリムーバブルハードディスク101を接続した場合には、ライトプロテクトロック手段301が、シャッター106のONとOFFの位置の間に入るため、たとえ切り替え手段が操作可能な位置にあったとしても、シャッター106の位置を変更することはできず、ライトプロテクト通知手段103の状態は変化せず、これに連動する切り替え手段201も動かすことができなくなる。また、リムーバブルハードディスク101をアダプタ106から取り外した場合には、ライトプロテクトロック手段301がシャッター106から取り除かれることにより、ライトプトテクト通知手段103の状態を切り替えることが可能になる。
このことにより、アダプタ110は動作中のライトプロテクトの切り替えを行えないようにすることができる。
本発明にかかるハードディスク制御装置は、動作中のライトプロテクトスイッチの切り替えを避けることができるため、放送用の映像などの貴重な大容量データを扱うためのリムーバブルメディアとして有用である。
100 ハードディスク制御装置
101 リムーバブルハードディスク
102 ハードディスク
103 ライトプロテクト通知手段
104 コネクタA
105 ケーブル
106 シャッター
110 アダプタ
111 コネクタB
112 ライトプロテクト検出手段
120 ホスト機器
201 切り替え手段
301 ライトプロテクトロック手段
900 ハードディスク制御装置
901 ハードディスク
902 制御部
910 ホスト機器
101 リムーバブルハードディスク
102 ハードディスク
103 ライトプロテクト通知手段
104 コネクタA
105 ケーブル
106 シャッター
110 アダプタ
111 コネクタB
112 ライトプロテクト検出手段
120 ホスト機器
201 切り替え手段
301 ライトプロテクトロック手段
900 ハードディスク制御装置
901 ハードディスク
902 制御部
910 ホスト機器
Claims (8)
- ライトプロテクト通知手段を備えたリムーバブルハードディスクと、
ライトプロテクト検出手段を備え、ホスト機器及び前記リムーバブルハードディスクと接続され、前記ホスト機器からの要求に応じて前記リムーバブルハードディスクを制御するアダプタとを有するハードディスク制御装置であって、
前記ライトプロテクト通知手段は、前記リムーバブルハードディスクのケースのうち前記アダプタに対向する面に設けられ、
前記ライトプロテクト検出手段は、前記アダプタと前記リムーバブルハードディスクとを接続したときに前記ライトプロテクト通知手段と対向する位置に設けられ、前記ライトプロテクト通知手段の状態を検出して前記ホスト機器に通知するハードディスク制御装置。 - 前記ライトプロテクト通知手段は、物理的な凹状の形状によりライトプロテクト状態を通知する請求項1記載のハードディスク制御装置。
- 前記ライトプロテクト通知手段は、物理的な凸状の形状によりライトプロテクト状態を通知する請求項1記載のハードディスク制御装置。
- 前記ライトプロテクト通知手段は、電気的な導通と非導通によりライトプロテクト状態を通知する請求項1記載のハードディスク制御装置。
- 前記ライトプロテクト通知手段は、前記アダプタと前記リムーバブルハードディスクとを接続するコネクタと同じ側面に設ける請求項1乃至4記載のハードディスク制御装置。
- 前記ライトプロテクト通知手段と連動しライトプロテクト状態を切り替えるライトプロテクト切り替え手段を、前記ライトプロテクト通知手段の位置とは別の位置に設ける請求項1乃至5記載のハードディスク制御装置。
- 前記アダプタのうち、前記アダプタと前記リムーバブルハードディスクとを接続したときに前記ライトプロテクト通知手段と対向するような位置に設けられ、前記アダプタと前記リムーバブルハードディスクとを接続したときに前記ライトプロテクト通知手段の状態を変化させないようにするライトプロテクトロック手段を備える請求項6記載のハードディスク制御装置。
- 前記アダプタは、前記リムーバブルハードディスクを物理的に取り外しできないようにする固定手段を設け、
前記ホスト機器からのリムーバブルハードディスクを取り外す旨の要求があった場合に、前記固定手段がリムーバブルハードディスクを取り外し可能にする請求項1乃至7記載のハードディスク制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004342200A JP2006155029A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | ハードディスク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008065959A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像記録再生装置 |
JP2010108017A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Y E Data Inc | Usbメモリ用書き込み防止アダプタ装置 |
WO2019150847A1 (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 記録システム |
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2004
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