JP2006154331A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006154331A
JP2006154331A JP2004345202A JP2004345202A JP2006154331A JP 2006154331 A JP2006154331 A JP 2006154331A JP 2004345202 A JP2004345202 A JP 2004345202A JP 2004345202 A JP2004345202 A JP 2004345202A JP 2006154331 A JP2006154331 A JP 2006154331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
image forming
forming apparatus
fixing device
fixing belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004345202A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Saito
聖治 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004345202A priority Critical patent/JP2006154331A/ja
Publication of JP2006154331A publication Critical patent/JP2006154331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】安価で簡易な構成で、定着装置等の交換時期を確実に把握させることにより、画像品質が劣化する前に交換作業などを行なわせることができる画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】画像形成装置1の定着装置9は、トナー像が形成された用紙を加熱する定着ベルト93と、定着ベルト93を内面から加熱する加熱ローラ91と、加熱された定着ベルト93を内面から押圧する定着ローラ92と、定着ローラ92及び定着ベルト93と対向する加圧ローラ95とにより用紙を狭圧搬送しながら加熱し、トナー画像を用紙上に定着させるベルト型の定着装置9であって、前記定着ベルト93の副射熱又は対流熱により溶断する新品検知用温度ヒューズ108と、この新品検知用温度ヒューズ108が溶断しているか否かに基づき、定着装置9が新品か否かを判定させる制御部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真プロセスの画像形成装置に関し、さらに、詳しくは、トナー像を用紙に加熱及び加圧して定着させる定着装置を有する画像形成装置に関する。
画像形成装置の各ユニットは、一般的に画像品質の維持のために適切な期間または印字枚数で交換する必要があり、特に定着装置では、過度に使用すると、定着ベルトの表面にトナーが固着したり、テフロン層が剥離して定着不良や搬送不良が発生し、画像品質に重大な影響を与える。
例えば、特許文献1では、画像形成装置の制御部が、各ユニット毎に設定された交換時期をメンテナンスカウンタにより計数し、交換時期が到達すると、表示装置などに交換要求を表示し、ユニットが交換されたとき、手入力によりメンテナンスカウンタをクリアさせたり、ユニットに小型のヒューズを設け、新品であることを検出したとき、ヒューズを溶断させるとともに、カウンタを初期化したりする技術が開示されている
しかしながら、このような方法では、交換せずにメンテナンスカウンタをクリア動作させる恐れがあり、さらにヒューズを溶断させる回路が必要になるとともに、ヒューズを精度良く溶断させるために、高価な小電流容量ヒューズが必要になり、コストの上昇を招くという問題があった。
特許文献2では、定着装置の新品検出手段として温度ヒューズを使用することにより、特別な溶断回路を必要とすることなく、上記新品検出手段の状態を変化させることができ、これによってコスト上昇を低く押さえながら、定着装置などの交換時期を確実に把握させて画像品質が劣化する前に交換作業などを行なわせることができ、さらに、新品検知用温度ヒューズが溶断しているか否かを検出後に、ヒータの通電を開始させることにより、ヒータの通電に起因する新品検知用温度ヒューズの誤溶断を防止して、新品かどうかの判断を行なう際、誤判断が発生するのを防止する技術が開示されている。
特開平4−131864号公報 特許第3432066号公報
上記問題点に鑑み、本発明は、安価で簡易な構成で、定着装置等の交換時期を確実に把握させることにより、画像品質が劣化する前に交換作業などを行なわせることができ、さらに、熱効率を良好にして、ヒータが通電状態になったときに、新品検知用温度ヒューズを確実に溶断させることにより、新品かどうかの判断を行なう際、誤判断が発生するのを防止することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のことを特徴とする。
1.本発明は、用紙上のトナー像を定着させる定着装置を備える画像形成装置において、前記定着装置が、トナー像が形成された用紙を加熱する定着ベルトと、定着ベルトを内面から加熱する加熱ローラと、加熱された定着ベルトを内面から押圧する定着ローラと、定着ローラ及び定着ベルトと対向する加圧ローラとにより用紙を狭圧搬送しながら加熱し、トナー画像を用紙上に定着させるベルト型の定着装置であって、前記定着ベルトの副射熱又は対流熱により溶断する新品定着装置検知用温度ヒューズと、この新品検知用温度ヒューズが溶断しているか否かに基づき、定着装置が新品か否かを判定させる制御部とを備えることを特徴とする。
2.前記新品定着装置検知用温度ヒューズは、前記定着ベルトの外側で、かつ、前記加熱ローラの直上部又は直上部近傍に配置されることを特徴とする。
3.前記新品定着装置検知用温度ヒューズは、前記定着ベルトの内側に配置されることを特徴とする。
4.前記制御部は、新品定着装置を検知したときは、前記温度ヒューズを迅速に動作させるため特殊動作を実施することを特徴とする。
本発明により、安価で簡易な構成で、定着装置等の交換時期を確実に把握させることにより、画像品質が劣化する前に交換作業などを行なわせることができ、さらに、熱効率を良好にして、ヒータが通電状態になったときに、新品検知用温度ヒューズを確実に溶断させることにより、新品かどうかの判断を行なう際、誤判断が発生するのを防止することができる画像形成装置を提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明はこの発明の最良の形態の例であって、いわゆる当業者は特許請求の範囲内で、変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、以下の説明が特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。画像形成装置1内には、4個の像担持体である感光体を有する画像形成ユニット9A、9B、9C、9Dを、画像形成装置1に対してそれぞれ着脱可能に装着している。画像形成装置1の略中央に転写ベルト3aを複数のローラ間に矢示A方向に回動可能に装着した転写装置3を配置している。その転写ベルト3aの上側の面に、画像形成ユニット9A、9B、9C、9Dにそれぞれ設けられている感光体5が接触するように配置している。そして、その画像形成ユニット2A、2B、2C、2Dに対応させて、それぞれ使用するトナーの色が異なる現像装置10A、10B、10C、10Dを配置している。さらに、感光体5の周囲には、感光体を所定の電位で帯電させる帯電装置、感光体の転写残トナーを除去するクリーニング装置等が配置されている。画像形成ユニット9A、9B、9C、9Dは、同一の構成をしたユニットであり、画像形成ユニット9Aはマゼンタ色に対応する画像を形成し、画像形成ユニット9Bはシアン色に対応する画像を形成し、画像形成ユニット9Cはイエロー色に対応する画像を形成し、画像形成ユニット9Dはブラック色に対応する画像を形成する。
また、その画像形成ユニット9A、9B、9C、9Dの上方には書込みユニット6を、転写ベルト3aの下方には両面ユニット7をそれぞれ配置している。この小型プリンタは、画像形成装置1の左方に、画像形成後の用紙Pを反転させて排出したり、両面ユニット7へ搬送したりする反転ユニット8を装着している。書込みユニット6は、各色毎に用意されたレーザダイオード(LD)方式の4つの光源と、6面のポリゴンミラーとポリゴンモータから構成される1組のポリゴンスキャナと、各光源の航路に配置されたfθレンズ、長尺シリンドルカルレンズ等のレンズやミラーから構成されている。レーザダイオードから射出されたレーザ光はポリゴンスキャナにより偏向走査され感光体5上に照射される。両面ユニット7は、対をなす搬送ガイド板45a、45bと、対をなす複数(この例では4組)の搬送ローラ46とからなり、用紙Pの両面に画像を形成する両面画像形成モード時には、片面に画像が形成されて反転ユニット8の反転搬送路54に搬送されてスイッチバック搬送された用紙Pを受入れて、それを給紙部に向けて搬送する。反転ユニット8は、それぞれ対をなす複数の搬送ローラ46と、対をなす複数の搬送ガイド板45とからなり、上述したように両面画像形成する際の用紙Pを表裏反転させて両面ユニット7へ搬出したり、画像形成後の用紙Pをそのままの向きで機外に排出したり、表裏を反転させて機外に排出したりする働きをする。給紙カセット11、12が設けられている給紙部には、用紙Pを1枚ずつ分離して給紙する分離給紙部55、56が、それぞれ設けられている。転写ベルト3aと反転ユニット8との間には、画像が転写された用紙Pの画像を定着する定着装置9が設けられている。その定着装置9の用紙搬送方向下流側には、反転排紙路20を分岐させて形成し、そこに搬送した用紙Pを排紙ローラ対25により排紙トレイ26上に排出可能にしている。
また、画像形成装置1の下部には、上下2段にサイズの異なる用紙Pを収納可能な給紙カセット11、12を、それぞれ配設している。さらに、画像形成装置1の右側面には、手差しトレイ13を矢示B方向に開閉可能に設け、その手差しトレイ13を開放することにより、そこから手差し給紙ができるようにしている。
図2は、本発明に係る定着装置の構成を示す概略図である。
本発明の定着装置9は、図2に示すように、加熱ローラ91、定着ローラ92、定着ローラ92に圧接する加圧ローラ95と、加熱ローラ91と定着ローラ92との間に掛け渡された定着ベルト93と、定着ベルト93にテンションを負荷するテンションローラ94を備えている。定着ベルト93にトナーとの離型性を良くしてオフセットの発生を防止するために、離型性を向上させるシリコンオイル等のオイルを塗布する塗布ローラ96を設ける。
定着ベルト93は、基体には、耐熱性樹脂や、金属から形成された無端状のベルト状基体が用いられる。耐熱性樹脂の材質としては、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエーテルケトン等が挙げられ、金属ベルトの材質としては、ニッケル、アルミニウム、ステンレス等が挙げられる。樹脂と重層を形成しても良いし、とくに、ポリイミド樹脂にニッケルを電鋳したベルトが強度と弾性を有し、耐久性があるので好ましい。厚さは100μm以下の薄肉のものが望ましい。定着ベルト93は、用紙等の記録媒体、トナーと加圧接触するため、高離型シリコンゴム等からなる弾性層と摩擦係数が小さいフッ素系樹脂で耐熱離型層を有する構成になっている。フッ素系樹脂は、吹き付け等により基体表面に塗装し、加熱融着されることにより表面離型層を形成する。高離型シリコンゴム層は、ゴム硬度(JIS A硬度計)が25〜65度で、厚さが100〜300μmの範囲が良好な定着性及び熱応答性を得る条件として望ましい。これによって、定着ベルトは、耐熱性、耐久性に優れた離型性を有する。
加熱ローラ91は、掛け回されている定着ベルト93を張架して、さらに、加熱するための部材である。このため、加熱ローラ91の内部に、ヒータ113が設けられている。また、加熱ローラ91は、アルミ、炭素鋼、ステンレス鋼等の中空金属円筒の薄肉ローラであるが、熱伝導性が良好な厚さ1〜4mmのアルミニウム製円筒が用いることで、軸方向での温度分布を小さくすることができる。さらに、加熱ローラ91の表面には、定着ベルト93との摩耗を防止するために、アルマイト処理の表面処理が施されている。
また、定着ローラ92は、定着ベルト93を挟んで対向する加圧ローラ95とニップ部を形成し、このニップ部で記録紙を挟持搬送し、記録紙上のトナーを加熱・加圧する。このため、定着ローラ92は、芯金表面にシリコンゴム等の弾性層を100〜500μm、好ましくは400μmの厚みに設け、更にトナーの粘性による付着を防止する目的で、フッ素樹脂等の離型性の良い樹脂表層が形成されている。樹脂表層が形成されている。樹脂表層は、フッ素樹脂としてPFAチューブ等で構成され、その厚みは機械的劣化を考慮して10〜50μm程度の厚みが好ましい。
加圧ローラ95は、ステンレスなどの金属製円筒に、厚さ2mmのシリコンゴムによる弾性層とその表面にテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂によりオフセットを防止する離型層が被覆されている構成である。加圧ローラ95は、定着ベルト93を挟んで定着ローラ92に向けて図示しないバネ等の加圧部材により押圧されており、ゴム層を弾性変形させることにより定着ローラ92との間で、一定時間トナーを加圧・加熱できるニップ部を形成する。
図3は、本発明に係る画像形成装置の定着装置およびこの定着装置を制御する制御回路の一形態例を示す回路図である。制御回路100は、定着装置9の温度制御管理などを行なうCPU回路103と、定着装置9の使用回数などを示すメンテナンスカウンタなどが設けられるEEPROM回路104と、電源ライン105に接続されている定着装置9のサーミスタ106と接地点との間に直列に接続され、サーミスタ106によって検出された温度に応じた温度検知信号を生成して、これをCPU回路103のAN端子に供給する抵抗107と、接地点に接続されている定着装置9の新品検知用温度ヒューズ108と電源ライン109との間に直列に接続され、新品検知用温度ヒューズ108が溶断されているかどうかを示すFUCHG信号を生成し、これをCPU回路103のFUCHG端子に供給する抵抗110と、CPU回路103のHTON端子から出力されるオン/オフ信号に基づき、商用電源111から供給される商用電圧をオン/オフして、定着装置9の過熱防止用温度ヒューズ112と直列に接続されているヒータ113を通電して、図2に示す加熱ローラ115を加熱させるトライアック114とを備えている。
定着装置9がセットされている画像形成装置1の電源が投入されたとき、CPU回路103によって新品検知用温度ヒューズ108から出力されるFUCHG信号の値(信号レベル)に基づき、定着装置9が新品か否かを判定し、これが新品であるとき、EEPROM回路104に設けられているメンテナンスカウンタを初期化(イニシャライズ)する。この後、CPU回路103によって上記メンテナンスカウンタをインクリメントして、定着装置9の使用回数、使用時間などの監視を開始しながら、定着装置9のサーミスタ106から出力される温度検知信号に基づき、PI演算などの演算を行ない、オン/オフ信号を生成するとともに、このオン/オフ信号に基づき、トライアック114をオン/オフ制御して、定着装置9のヒータ113に電圧を印加させて、定着ベルト93の温度を予め設定されている所定の値にする。この場合、定着装置9は図2に示す如く加圧ローラ95によって、搬送路に沿って搬送されてきた用紙Pを定着ベルト93を介して定着ローラ92に押し付けながら、加熱ローラ91の熱により、上記用紙P上に形成されているトナー画像を溶融させて、これを定着させる。
この定着装置9が新品のときには、新品検知用温度ヒューズ108が溶断していないことを示すFUCHG信号(“L”レベルの信号)を出力して、CPU回路103に定着装置9が新品であることを知らせ、定着装置9が一度でも使用されて、新品検知用温度ヒューズ108が溶断しているとき、上記FUCHG信号を“H”レベルにして、定着装置9の使用が開始されていることを知らせる。サーミスタ106によって定着ベルト93の温度を検知して、これによって得られた温度検知信号を制御回路100に供給しながら、制御回路100から出力される商用電圧によってヒータ113を発熱させて定着ベルト93の温度を所定の値に保持しながら、加圧ローラ95によって押し付けられている用紙Pを加熱して、この用紙P上に形成されているトナー画像を溶融させて、これを用紙P上に定着させる。この際、新品検知用温度ヒューズ108の溶断温度は、設置される位置および加熱ローラ91近傍の温度勾配などの条件により、適切な値が選択されるが、少なくとも使用前の誤溶断の防止および使用開始後の確実な溶断を確保するために、定着装置9内の温度、またはこの定着装置9がセットされる画像形成装置内の温度のうち、どちらか高い方の温度より10℃以上高い値にすることが望ましい。
このようにこの形態例では、定着ベルト93の上部に新品検知用温度ヒューズ108を配置し、新品の定着装置9が画像形成装置にセットされたとき、新品検知用温度ヒューズ108が溶断していないことを示す“L”レベルのFUCHG信号を生成し、これを制御回路100のCPU回路103に伝えて、EEPROM回路104のメンテナンスカウンタをイニシャライズさせ、この後定着ベルト93のヒータ113が通電されて、この定着ベルト93の温度が上昇し、新品検知用温度ヒューズ108の温度が溶断温度以上になり、これが溶断したとき、定着装置9が使用中であることを示す“H”レベルのFUCHG信号を生成し、これを制御回路100のCPU回路103に伝えるようにしているので、特別な溶断回路を必要とすることなく、新品検知用温度ヒューズ108を溶断させることができ、これによってコスト上昇を低く押さえながら、定着装置9などの交換時期をCPU回路103に確実に把握させて、画像形成装置の表示装置(図示は省略する)などに定着装置9の交換時期を表示させ、画像品質が劣化する前に定着装置9の交換作業などを行なわせることができる。
また、本実例では、図3に示す如く定着装置9内に設けられている新品検知用温度ヒューズ108を端子128、129を介して、制御回路100の抵抗110と、接地点とに各々、接続するようにしているが、制御回路100内に配置された上記抵抗110と、接地点との間に分圧用の抵抗を接続し、定着装置9が未装着のとき、これらの各抵抗110の接続点に、定着装置9が未接続であることを示す電圧信号を発生させ、上記定着装置9が装着されているとき、各抵抗110の接続点に、上記新品検知用温度ヒューズ108が溶断しているか、溶断していないかを示すFUCHG信号を発生させ、CPU回路103のAN端子で、これを直接監視させたり、コンパレータによって2ビットの信号に変換させて、これを監視させたりするようにしても良い。このようにすることにより、CPU回路103のAN端子に入力される信号で、定着装置9の装着有無と、新品検知とを行なうことができる。
図4は、本発明に係る画像形成装置の定着装置の制御手順を示すフローチャートである。本発明では、図4のフローチャートで示す手順で、定着装置9の制御を行なう。まず、CPU回路103は、電源投入後のイニシャライズ(初期化)を行なうと(ステップST1、ST2)、カバークローズの判定を行ない(ステップST3)、画像形成装置1のカバーが閉じられていれば、FUCHG信号のレベルチェックを行なう(ステップST4)。そして、このFUCHG信号が“L”レベルであれば、新品の定着装置9が装着されたと判定して、EEPROM回路104に記憶させているメンテナンスカウンタの値を初期化し(ステップST5)、この初期化処理が終了した後、ヒータ113への通電制御を開始する(ステップST6)。また、定着装置9が新品でなければ、CPU回路103は、メンテナンスカウンタの初期化処理をスキップして、ヒータ113の制御動作に移行する(ステップST6)。なお、カバーオープン/クローズ後の動作も、上述したイニシャライズ後の制御と同様に行われる。
また、本発明では、新品検知用温度ヒューズ108の設置位置として、定着ベルト93の直上部付近に設置するのが熱効率が良く、特に有効である。
また、設置方法が複雑になることはあるが、図2の温度ヒューズ97に示す定着ベルト93内部の加熱源である加熱ローラ91の近傍に設置することでより即応性の高い検出が可能となる。
図5は、本発明に係る画像形成装置の定着装置の制御手順を示すフローチャートである。
図4の制御手順に新品検知用温度ヒューズ108の動作速度を向上させる特殊モードを追加している。新品検知用温度ヒューズ108の動作速度を向上させる方式として新品定着ユニットを検出した場合に、図5に示すような特殊モード(動作)を設定し、新品検知用温度ヒューズ108を素早く溶断させる。特殊動作としては、定着設定温度を通常よりも高くすること、あるいはイニシャル回転動作をすることで装置内温度を上昇させ新品検知用温度ヒューズ108を素早く動作させること等がある。従って、熱効率を良好にして、ヒータが通電状態にされたとき、新品検知用温度ヒューズ108を確実に溶断させることができ、これによって新品かどうかの判断を行なう際、誤判断が発生するのを防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本発明に係る画像形成装置の定着装置の構成を示す概略図である。 本発明に係る画像形成装置の定着装置及び定着装置を制御する制御回路を示す図である。 本発明に係る画像形成装置の定着装置の制御手順を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の定着装置の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 画像形成ユニット
3 転写装置
3a 転写ベルト
5 感光体(像担持体)
6 書込みユニット
7 両面ユニット
8 反転ユニット
9 定着装置
91 加熱ローラ
92 定着ローラ
93 定着ベルト
94 テンションローラ
95 加圧ローラ
96 塗布ローラ
97 温度ヒューズ
10 現像装置
11、12 給紙カセット
13 手差しトレイ
20 反転排紙路
25 ローラ対
26 排紙トレイ
45a、45b 搬送ガイド板
46 搬送ローラ
55、56 分離給紙部
58 紙吸着ローラ
59 レジストローラ対
100 制御回路
103 CPU回路(制御部、検知部)
104 EEPROM回路(メンテナンスカウンタ)
105 電源ライン
106 サーミスタ(温度計測部)
107 抵抗
108 新品検知用温度ヒューズ
109 電源ライン
110 抵抗
111 商用電源
112 過熱防止用温度ヒューズ
113 ヒータ
114 トライアック
P 用紙

Claims (4)

  1. 用紙上のトナー像を定着させる定着装置を備える画像形成装置において、
    前記定着装置は、トナー像が形成された用紙を加熱する定着ベルトと、
    定着ベルトを内面から加熱する加熱ローラと、
    加熱された定着ベルトを内面から押圧する定着ローラと、
    定着ローラ及び定着ベルトと対向する加圧ローラとにより用紙を狭圧搬送しながら加熱し、トナー画像を用紙上に定着させるベルト型の定着装置であって、
    前記定着ベルトの副射熱又は対流熱により溶断する新品検知用温度ヒューズと、
    この新品検知用温度ヒューズが溶断しているか否かに基づき、定着装置が新品か否かを判定させる制御部と を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記新品検知用温度ヒューズは、前記定着ベルトの外側で、かつ、前記加熱ローラの直上部又は直上部近傍に配置される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記新品検知用温度ヒューズは、前記定着ベルトの内側に配置される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、新品定着装置を検知したときは、前記温度ヒューズを迅速に動作させるため特殊動作を実施する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2004345202A 2004-11-30 2004-11-30 画像形成装置 Pending JP2006154331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004345202A JP2006154331A (ja) 2004-11-30 2004-11-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004345202A JP2006154331A (ja) 2004-11-30 2004-11-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006154331A true JP2006154331A (ja) 2006-06-15

Family

ID=36632725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004345202A Pending JP2006154331A (ja) 2004-11-30 2004-11-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006154331A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224903A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Sharp Corp 定着装置および画像形成装置
JP2011123290A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および定着装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744056A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Mitsubishi Electric Corp 画像形成装置
JPH09185288A (ja) * 1995-12-29 1997-07-15 Ricoh Co Ltd 定着装置、定着装置の制御方法および画像形成装置の制御方法
JPH1184943A (ja) * 1997-07-18 1999-03-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11133798A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Konica Corp 画像形成装置
JP2002040847A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002062754A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Minolta Co Ltd 定着装置
JP2002296956A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Ricoh Co Ltd ベルト定着装置・画像形成装置
JP2002357980A (ja) * 2001-03-29 2002-12-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004034465A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Brother Ind Ltd スイッチ装置および画像形成装置
JP2004325678A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744056A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Mitsubishi Electric Corp 画像形成装置
JPH09185288A (ja) * 1995-12-29 1997-07-15 Ricoh Co Ltd 定着装置、定着装置の制御方法および画像形成装置の制御方法
JPH1184943A (ja) * 1997-07-18 1999-03-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11133798A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Konica Corp 画像形成装置
JP2002040847A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002062754A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Minolta Co Ltd 定着装置
JP2002357980A (ja) * 2001-03-29 2002-12-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002296956A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Ricoh Co Ltd ベルト定着装置・画像形成装置
JP2004034465A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Brother Ind Ltd スイッチ装置および画像形成装置
JP2004325678A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224903A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Sharp Corp 定着装置および画像形成装置
JP2011123290A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および定着装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7206541B2 (en) Image heating apparatus with nip portion pressure increasing downstream
JP5875460B2 (ja) 加熱体、及びその加熱体を備える画像加熱装置
US8326169B2 (en) Image forming apparatus
US10067448B2 (en) Image forming apparatus having a controller that sets a target temperature based on density information
US10444682B2 (en) Fixing device that detects a rotational state of a rotatable member based on a temperature lowering rate of a detected temperature of a temperature detecting member
US7783219B2 (en) Fixing apparatus having a fixing member and an external heating device, and image forming apparatus including the same
JP4262135B2 (ja) 像加熱装置
JP2015166795A (ja) 定着装置
JP4078235B2 (ja) 加熱装置
JP2004085698A (ja) 画像形成装置
JP2019056814A (ja) 画像形成装置および定着装置
US8103204B2 (en) Fixing apparatus and image formation apparatus
JP2006154331A (ja) 画像形成装置
JP2004021079A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2013242468A (ja) 画像加熱装置
JP5489939B2 (ja) 定着ヒータ、定着装置及び画像形成装置
JP5190209B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2018054864A (ja) 画像形成装置
JP2006154540A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2018141868A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2017016087A (ja) 定着装置と画像形成装置
JP2017120392A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2005148460A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2018128527A (ja) 定着装置と画像形成装置
JP2002323827A (ja) 定着装置・画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20071010

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110329