JP2006153207A - 燃料電池用電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブボディを相手部材に装着した際に、前記バルブボディの突出量を抑制することにより省スペース化を図る。
【解決手段】バルブボディ16に有底円筒状の本体部30と、前記本体部30より縮径した突出部32とを設け、前記本体部30の側壁50と底壁52との接合部位にテーパ面54を周方向に沿って形成し、該テーパ面54に複数の導入ポート12を設けている。また、突出部32には、本体部30の連通室56に導入された流体を外部へと導出する導出ポート14が形成されている。そして、可動部材18に連結された弁体28が軸線方向に沿って変位し、前記弁体28における拡径部134を囲繞した弾性部材136の着座部140が、本体部30の弁座面62に着座することにより前記導入ポート12と導出ポート14との連通が遮断される。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、燃料電池システムにおいて、燃料電池に供給される反応ガス及び/又は残留水を外部へと排出する燃料電池用電磁弁に関する。
従来、固体高分子膜型燃料電池は、固体高分子電解質膜をアノードとカソードとで両側から挟み込んで形成されたセルに対し、複数のセルを積層して構成されたスタック(以下、燃料電池という)を備えており、アノードに燃料として水素が供給され、カソードに酸化剤としてエアーが供給されて、アノードで触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜を通過してカソードまで移動して、カソードで電気化学反応を起こして発電するようになっている。
このような燃料電池装置は、例えば、燃料電池のカソード側に反応ガスとしてエアーを供給するためのエアーコンプレッサ等を備え、さらに、このエアーの圧力を信号圧として、エアーの圧力に応じた圧力で燃料電池のアノード側に反応ガスとして水素を供給する圧力制御弁を備え、燃料電池のカソード側に対するアノード側の反応ガスの圧力を所定圧に調圧して所定の発電効率を確保すると共に、燃料電池に供給される反応ガスの流量を制御することで所定の出力が得られるように設定されている。
そこで、本出願人は、燃料電池内におけるエアー流路の適宜の位置に設けられ、燃料電池の外部にエアーおよび残留水を排出するカソードドレンバルブと、燃料電池内における水素流路の適宜の位置に設けられ、燃料電池の外部に水素および残留水を排出するアノードドレンバルブを備えた燃料電池の残留水排出装置を提案している(特許文献1参照)。
特開2002−305017号公報
本発明は、前記提案に関連してなされたものであり、バルブボディを相手部材に装着した際に、前記バルブボディの突出量を抑制することにより省スペース化を図ることが可能な燃料電池用電磁弁を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、燃料電池における反応ガス及び/又は残留水を排出する燃料電池用電磁弁において、
前記反応ガス及び/又は残留水が導入される導入ポートを有する有底状の第1円筒部と、前記第1円筒部の端部に突出して形成され、前記導入ポートから導入された前記反応ガス及び/又は残留水が排気される導出ポートを有する第2円筒部とを備えるバルブボディと、
前記バルブボディと連結されるハウジングの内部に配設され、電流により励磁作用を伴うソレノイド部と、
前記ソレノイド部の内部に設けられる固定部材と対向するように設けられ、前記ソレノイド部の励磁作用下に軸線方向に沿って変位する可動部材と、
前記可動部材に連結され、該可動部材の変位作用下に前記バルブボディの弁座に対して着座・離間自在に設けられる弁体と、
を備え、
前記第1円筒部と前記第2円筒部とが同軸状に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、バルブボディを、導入ポートを有する有底状の第1円筒部と、導出ポートを有する円筒状の第2円筒部とから形成し、前記バルブボディを、流体が流通する流体通路を有する相手部材の内部に挿入して組み付けた際に、前記導入ポート及び導出ポートを、前記相手部材の流体通路と連通させることにより前記流体を前記導入ポートから導出ポートへと流通させている。
従って、バルブボディにおける第1円筒部及び第2円筒部を、前記相手部材に内蔵させるように組み付けて前記導出ポート及び導入ポートを前記流体通路と連通させることができるため、前記バルブボディの相手部材から外部への突出量を小さくすることができ、燃料電池用電磁弁が設置される環境下において省スペース化を図ることができる。
また、導入ポートを、第1円筒部の外周面に設けることにより、バルブボディが接続される相手部材の内部に前記導入ポートと対向し、流体が導入される環状の空間を設けられている場合に、前記導入ポートの位置合わせが不要となり、該導入ポートを含むバルブボディを設置する際の作業効率を向上させることができる。同時に、導入ポートを、第1円筒部の外周面に沿った任意の位置に設けることができるため、その数量や配置等の自由度を増大させることができ、それに伴って、複数設けられる導入ポートの総断面積を容易に変更して前記導入ポートから導出ポートへと導入される流体の流量を制御することができる。
さらに、第1円筒部に、該第1円筒部の外周面に対して所定角度傾斜したテーパ面を形成し、前記テーパ面に前記導入ポートを形成するとよい。これにより、曲面状に形成されている第1円筒部の外周面に前記導入ポートを加工する場合に比べて、テーパ面は断面が略平面状に形成されているため容易に形成することができるため、前記導入ポートの加工性を良好とすることができる。
さらにまた、導入ポートを、第1円筒部の外周面に複数設け、前記複数の導入ポートにおける通路の断面積を合算した総断面積を、導出ポートにおける通路の断面積より大きく設定するとよい。これにより、複数の導入ポートから導入される流体の総流量を、前記導出ポートから導出される流量より大きくすることができるため、前記導出ポートから導出される流量が不足することがなく、前記流体を確実に導出ポートから排出することができる。
またさらに、第1円筒部に、第2円筒部が形成される底部の周面に沿って前記導入ポートを形成すると共に、前記底部の略中央部に前記第2円筒部を介して前記導出ポートに連通する連通路を形成するとよい。これにより、第1円筒部の底部を利用して導入ポートを設けることができるため、前記第1円筒部の底部の外周面を有効に活用することができ、それに伴って、前記導入ポートを設けるためのスペースを別個に設ける必要がないため、前記バルブボディの軸線方向に沿った長手寸法の短縮化を図ることができる。同時に、単一の第1円筒部に対して前導入ポート及び導出ポートを簡便に形成することができる。
また、弁体は、前記可動部材に連結される軸部と、
前記軸部の端部に形成され、前記弁座に対向する方向に突出した弾性材料からなる環状突部を有する弁部と、
を備え、
前記弁部を、前記第1円筒部の内部に略平面状に形成された前記弁座に対し、前記環状突部を介して着座・離間自在に設けるとよい。これにより、例えば、弁体がその変位作用下に軸心が半径方向にずれてしまった場合においても、バルブボディの弁座が略平面状に形成されているため、前記弁体を前記環状突部を介して弁座に確実且つ好適に着座させることができ、前記弁体の着座性を良好とすることができる。
さらに、環状突部を、導出ポートと連通し、弁座に開口する連通路と同軸状に形成し、前記環状突部を前記弁座に着座させた際、前記環状突部によって前記弁座における前記連通路の外周部を閉塞するとよい。これにより、連通路と同軸状に形成された環状突部を、該連通路の外周部に確実に着座させることができるため、前記連通路を弾性材料からなる環状突部によって確実に閉塞することができる。
さらにまた、弁部に、該弁部を囲繞する弾性材料からなる弾性部材を備え、環状突部を、前記弾性部材の弁座と対向する端面に形成するとよい。このように、弾性部材は、弁部を中心としてその周りを囲繞するように設けられているため、前記弁部を介して弾性材料からなる弾性部材の強度を向上させることができる。
またさらに、可動部材の外周面に、半径内方向に窪んで軸線方向に沿った溝部を形成するとよい。これにより、可動部材が軸線方向に沿って変位する際に、該可動部材と固定部材との間に存在する流体を、前記溝部を通じて弁体側へと流通させることができる。そのため、前記可動部材と固定部材との間に留まった流体によって可動部材の変位抵抗が生じることがなく、前記可動部材を円滑に変位させることができる。
また、ソレノイド部の内部に、可動部材を軸線方向に沿って変位自在にガイドする円筒状のガイド部材を配設し、バルブボディとハウジングとの間に設けられるガイドボディと固定部材とを、前記ガイド部材に対してそれぞれ固着するとよい。これにより、ガイドボディ、固定部材及びガイド部材という3部品を一体化することができるため、予め一体化された前記ガイドボディ、固定部材及びガイド部材を組み付ける際の組付工数の低減及び作業性の向上を図ることができる。
さらに、ハウジングを、断面略U字状に形成されたカバー部材によって囲繞するとよい。このように、ハウジングを囲繞するカバー部材を断面略U字状に形成することにより、前記カバー部材の軽量化を図ることができると共に、材料使用料量を削減することができるためコストの低減を図ることができる。
さらにまた、カバー部材の外周面に、該外周面の周方向に沿って切り欠かれた開口部を形成するとよい。これにより、前記開口部を介してカバー部材の内部と外部とを連通させることができるため、前記カバー部材の内部に設けられたハウジング介して、ソレノイド部がその励磁作用下に発熱した際の熱を放出して冷却することができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、バルブボディに、導入ポートを有する有底状の第1円筒部と、導出ポートを有する円筒状の第2円筒部とを備え、前記バルブボディを、流体が流通する流体通路を有する相手部材に装着する際に、前記第1円筒部及び第2円筒部を前記相手部材に内蔵させるように組み付けることができる。このため、前記導出ポート及び導入ポートを前記流体通路と連通させることができ、前記バルブボディの相手部材から外部への突出量を小さくすることにより、燃料電池用電磁弁が設置される環境下において省スペース化を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る燃料電池用排出弁(燃料電池用電磁弁)10が含まれる燃料電池システム200の構成図である。なお、前記燃料電池システム200は、例えば、自動車等の車両に搭載される。
図1に示すように、この燃料電池システム200は、例えば、固体ポリマーイオン交換膜等からなる固体高分子電解質膜をアノードとカソードとで両側から挟み込んで形成されたセルに対し、複数のセルを積層して設けた燃料電池スタック202を含む。前記燃料電池スタック202には、燃料として、例えば、水素が供給されるアノードと、酸化剤として、例えば、酸素を含むエアーが供給されるカソードとが設けられる。なお、本実施の形態で用いられる反応ガスは、水素、エアー、余剰水素を含むものとする。
前記カソードには、酸化剤供給部204からエアーが供給されるエアー供給口206と、前記カソード内のエアーを外部に排出するためのエアー排出部208が接続されたエアー排出口210が設けられる。一方、アノードには、燃料供給部212から水素が供給される水素供給口214と、前記水素排出部216が接続された水素排出口218とが設けられる。
前記燃料電池スタック202では、アノードで触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜を通過してカソードまで移動し、カソードで酸素と電気化学反応を起こして発電するように設定されている。
前記エアー供給口206には、エアー供給用通路を介して酸化剤供給部204、放熱部220、カソード加湿部222がそれぞれ接続され、また、前記エアー排出口210には、エアー排出用通路を介してエアー排出部208が接続される。
前記水素供給口214には、水素供給通路を介して燃料供給部212、圧力制御部224、エゼクタ226、アノード加湿部228がそれぞれ接続され、また、前記水素排出口218には、循環用通路230を介して水素排出部216が接続される。
酸化剤供給部204は、例えば、図示しないスーパーチャージャ(圧縮機)及びこれを駆動するモータ等から構成され、燃料電池スタック202で酸化剤ガスとして使用される供給エアーを断熱圧縮して燃料電池スタック202に圧送する。この断熱圧縮の際に供給エアーが加熱される。このように加熱された供給エアーが、燃料電池スタック202の暖機に貢献する。
また、前記酸化剤供給部204から供給されるエアーは、例えば、燃料電池スタック202の負荷や図示しないアクセルペダルの操作量等に応じて所定の圧力に設定されて燃料電池スタック202に導入されると共に、後述する放熱部220によって冷却された後、バイパス通路232を介して圧力制御部224にパイロット圧として供給される。
放熱部220は、例えば、図示しないインタークーラ等から構成され、流路に沿って流通する冷却水と熱交換することによって、燃料電池スタック202の通常運転時において前記酸化剤供給部204から供給される供給エアーを冷却する。このため、供給エアーは、所定温度に冷却された後、カソード加湿部222に導入される。
前記カソード加湿部222は、例えば、水透過膜を備えて構成され、水分を水透過膜の一方側から他方側へ透過させることにより、前記放熱部220によって所定の温度に冷却されたエアーを所定の湿度に加湿して燃料電池スタック202のエアー供給口206へと供給している。前記加湿されたエアーは燃料電池スタック202に供給され、該燃料電池スタック202の固体高分子電解質膜のイオン導電性が所定の状態に確保される。なお、燃料電池スタック202のエアー排出口210には、エアー排出部208が接続されている。
燃料供給部212は、例えば、燃料電池に対する燃料として水素を供給する図示しない水素ガスボンベからなり、燃料電池スタック202のアノード側に供給する供給水素が貯蔵される。
圧力制御部224は、例えば、空気式の比例圧力制御弁からなり、バイパス通路232を介して供給されるエアーの圧力をパイロット圧(パイロット信号圧)として、前記圧力制御部224の出口側圧力である2次側圧力を前記パイロット圧に対応した所定範囲の圧力に設定している。
エゼクタ226は、図示しないノズル部とディフューザ部とから構成され、圧力制御部224から供給された燃料(水素)はノズル部を通過する際に加速されてディフューザ部に向かって噴射される。前記ノズル部からディフューザ部に向かって燃料が高速で流通する際、ノズル部とディフューザ部との間に設けられた副流室内で負圧が発生し、循環用通路230を介してアノード側の排出燃料が吸引される。前記エゼクタ226で混合された燃料及び排出燃料はアノード加湿部228へと供給され、燃料電池スタック202から排出された排出燃料は、前記エゼクタ226を介して循環するように設けられている。
従って、燃料電池スタック202の水素排出口218から排出された未反応の排出ガスは、循環用通路230を介してエゼクタ226に導入され、圧力制御部224から供給された水素と、燃料電池スタック202から排出された排出ガスとが混合されて燃料電池スタック202に再び供給されるように設けられている。
アノード加湿部228は、例えば、水透過膜を備えて構成され、水分を水透過膜の一方側から他方側へ透過させることにより、エゼクタ226から導出された燃料を所定の湿度に加湿して燃料電池スタック202の水素供給口214へと供給している。前記加湿された水素は燃料電池スタック202に供給され、該燃料電池スタック202の固体高分子電解質膜のイオン導電性が所定の状態に確保される。
燃料電池スタック202の水素排出口218には、例えば、図示しない排出制御弁を有する水素排出部216が循環用通路230を介して接続される。前記排出制御弁は、燃料電池スタック202の運転状態に応じて開閉動作が制御され、例えば、図示しない貯留タンクによって分離された排出ガス中の過剰な水分(主に液体水)等が車両の外部に排出される。
また、エアー排出口210とエアー排出部208とを接続するエアー排出用通路、又は、水素排出部216と水素排出口218との間の通路の適宜の位置には、反応ガス(水素)及び/又は残留水を排出するための燃料電池用排出弁10が接続されている。
次に、前記燃料電池システム200に組み込まれた燃料電池用排出弁10について好適な実施の形態を挙げ、図面を参照しながら以下詳細に説明する。
この燃料電池用排出弁10(以下、単に排出弁10という)は、図2〜図5に示されるように、水素(以下、単に流体という)及び/又は残留水が導入される導入ポート12と、前記流体及び/又は残留水が外部へと導出される導出ポート14とを有するバルブボディ16と、前記バルブボディ16の上部に連結され、その内部に可動部材18が軸線方向に沿って変位自在に設けられるガイドボディ20と、前記ガイドボディ20の上部に連結されるハウジング22と、前記ハウジング22の内部に配設されるソレノイド部24と、前記ハウジング22の外部を覆うように装着される断面略U字状のカバー部材26と、前記バルブボディ16の内部に軸線方向に沿って変位自在に設けられる弁体28(図4及び図5参照)とからなる。
バルブボディ16は、図4及び図5に示されるように、金属製材料(例えば、ステンレス鋼)から形成され、その内部に弁体28が変位自在に設けられる本体部(第1円筒部)30と、前記本体部30より下方に向かって突出して形成される突出部(第2円筒部)32と、前記本体部30の上部に半径外方向に拡径して形成される取付フランジ34を含む。そして、前記バルブボディ16は、流体が流通する通路が形成された保持ブロック36に対して装着されている。
ここで、前記バルブボディ16が固定される保持ブロック36について簡単に説明する。この保持ブロック36は、バルブボディ16の本体部30が挿入される第1挿入孔38と、前記第1挿入孔38の下部に該第1挿入孔38より縮径して形成される第2挿入孔40と、略水平方向に延在するように形成され、外部より流体が導入される導入通路42と、前記導入通路42と連通し、前記第1挿入孔38に臨むように環状に形成される導入室44と、前記第2挿入孔40に連通するように形成され、前記突出部32の導出ポート14から導出される流体が流通する導出通路46とを備える。
そして、バルブボディ16が、保持ブロック36の上面に対して前記取付フランジ34を介して固定ボルト48で固定されている。なお、燃料電池用電磁弁は、上述した保持ブロック36に装着される場合に限定されるものではない。
前記バルブボディ16の本体部30は、有底円筒状に形成され、該本体部30の軸線と略平行に形成される側壁50と該本体部30の軸線と略直交する底壁(底部)52との接合部位には、外周面の周面に沿って所定角度傾斜したテーパ面54が形成されている。このテーパ面54は、前記側壁50及び底壁52に対して約45°に傾斜するように形成され、前記テーパ面54には該テーパ面54に対して略直交に貫通した導入ポート12が形成されている。
前記導入ポート12は、本体部30の周方向に沿って等間隔離間して複数(例えば、4箇所)形成されると共に、前記本体部30の内部に形成される連通室56と連通している。また、導入ポート12は、バルブボディ16が保持ブロック36に装着された際に、該保持ブロック36の内部に形成された環状の導入室44と対向する位置に形成されている。これにより、複数の導入ポート12は、外部より流体が導入される導入室44に囲まれるように配置されているため、前記導入ポート12の位置合わせが不要となり、該導入ポート12を含むバルブボディ16を保持ブロック36に組み付ける際の作業性を向上させることができる。
このように、導入ポート12を有底円筒状に形成された底部の外周面に設けることにより、前記導入ポート12をバルブボディ16の側部に設けた場合と比較して軸線方向に沿った長手寸法を抑制して小型化を図ることができる。
また、導入ポート12を、本体部30においてテーパ面54に沿った任意の位置に設けることができるため、その数量や配置等の自由度が増大し、複数設けられる導入ポート12の総断面積を容易に変更して前記導入ポート12から連通室56へと導入される流体の流量を制御することができる。
本体部30の側壁50には、外周側に形成される環状溝を介してOリング58aが装着されている。これにより、前記本体部30が、前記保持ブロック36の第1挿入孔38に挿入された際に、前記第1挿入孔38の内周面と本体部30の外周面との間にOリング58aが挟持されるため、前記保持ブロック36の内部と本体部30の間の気密が保持される。
突出部32は、本体部30における底壁52の略中央部から下方に向かって所定長だけ突出すると共に、その外周径が本体部30の外周径より小径に形成されている。また、前記突出部32は、前記本体部30と同軸状となるように形成されて、前記突出部32は、バルブボディ16が保持ブロック36に装着される際に、前記第1挿入孔38より小径に形成された第2挿入孔40に挿入される。
突出部32の下端部には、下方に向かって開口し、連通室56に導入された流体が導出される単一の導出ポート14が形成され、前記導出ポート14は、該導出ポート14より小径に形成された連通路60を介して連通室56と連通している。前記導出ポート14及び連通路60は、本体部30の軸線と同軸状となるように形成されている。この連通路60が開口する本体部30の底面は、後述する弁体28の着座部140が着座・離間する弁座面(弁座)62として機能している。
また、導出ポート14は、該導出ポート14と対向する位置に形成された保持ブロック36の導出通路46と連通している。すなわち、導出ポート14より導出された流体は、導出通路46を通じて外部へと排出されている。
この導出ポート14の断面積は、複数形成される導入ポート12のそれぞれの断面積を合算した総断面積より小さくなるように設定される。これにより、複数の導入ポート12から導入される流体の総流量を、前記導出ポート14から導出される流量より大きくすることができるため、前記導出ポート14から導出される流量が不足することがなく、前記流体を確実に導出ポート14から排出することができる。
一方、突出部32の外周面には、環状溝を介してOリング58bが装着され、前記Oリング58bが、保持ブロック36の第2挿入孔40と前記突出部32の外周面との間に挟持されることにより、前記保持ブロック36と円筒部66との間の気密が保持される。
取付フランジ34は、断面略菱形状に所定厚さで形成され、本体部より半径外方向に所定間隔離間して一組の孔部64が形成されている。そして、孔部64には固定ボルト48が挿通され、前記固定ボルト48によって取付フランジ34が保持ブロック36の上面に対して固定される。
ガイドボディ20は、筒状に形成され、内部に可動部材18が変位自在に設けられる円筒部66と、前記円筒部66より半径外方向に突出し、前記バルブボディ16の上部に連結ボルト68を介して連結されるフランジ部70からなる。なお、フランジ部70には、周方向に所定間隔離間して形成される複数の孔部72を介して連結ボルト68が挿通され、前記連結ボルト68が、バルブボディ16の上面に螺合されることにより、前記ガイドボディ20とバルブボディ16とが連結されている。
円筒部66の下部は、バルブボディ16における本体部30の内部に挿入され、前記円筒部66とフランジ部70が接合する角部と前記本体部30との間には、シール部材74が装着されている。これにより、円筒部66が挿入されるバルブボディ16の内部の気密が確実に保持される。
また、円筒部66の内部には、略同一直径から筒状に形成されるカラーガイド(ガイド部材)76の一端部側が挿入され、前記カラーガイド76の一端部に形成される鍔部78が円筒部66の下部に係合されている。このカラーガイド76は、金属製材料から薄板円筒状に形成され、半径外方向に突出した鍔部78の上面が、円筒部66の下面に当接した状態でレーザ溶接等によって強固に固着されている。これにより、前記円筒部66の内周面が前記カラーガイド76によって囲繞される。
また、カラーガイド76の鍔部78は、弁体28がガイドボディ20側に向かって変位した際の変位を規制するストッパ機能を備え、前記鍔部78における弁体28が当接する下面には、その周方向に沿って等間隔離間して窪んだ複数(例えば、4箇所)の凹部80が形成されている。このように、環状に形成される鍔部78に対して複数の凹部80を設けることにより、前記鍔部78の下面に弾性材料からなる弁体28が当接した際に、前記弁体28が鍔部78に対して貼着されることを防止している。
なお、図4〜図6では、便宜上、前記カラーガイド76の中心に対して右側となる鍔部78の形状を、凹部80が形成される部位の断面とし、前記カラーガイド76の中心に対して左側となる鍔部78の断面を、弁体28が当接する部位の断面として図示している。
また、カラーガイド76の他端部は、ガイドボディ20の円筒部66から突出するように上方に向かって所定長だけ延在し、ソレノイド部24のボビン82の内部に挿通されている。
ハウジング22は、樹脂製材料から一体成形によって形成され、ガイドボディ20の上部に連結されている。このハウジング22の側面には、ソレノイド部24に電流を供給するための電源(図示せず)に接続されるコネクタ部84が設けられ、前記コネクタ部84には、その内部に一端部が露呈するように金属製材料からなる端子86が設けられている。そして、前記端子86はハウジング22の内部を介してソレノイド部24のボビン82(後述する)へと接続されている。なお、端子86は、図示しないリード線を介して前記電源と接続されている。
前記ハウジング22の上面には、半径内方向に張り出した張出部88が形成され、前記張出部88の上面に形成された環状溝を介してOリング58cが装着されている。そして、前記Oリング58cがハウジング22と後述するカバー部材26との間に挟持されることにより、前記ハウジング22とカバー部材26との間の気密が保持される。
カバー部材26は、磁性体からなる金属製材料より断面略U字状に形成され、ハウジング22及びガイドボディ20の一部を上部から囲繞するように装着されている。前記カバー部材26の上部には、略中央部に孔部90が形成され、前記孔部90には固定部材96(後述する)の上面に設けられるねじ部108が挿通されている。このように、カバー部材26を断面略U字状に形成することにより、軽量化を図ることができると共に、使用される材料の量を削減することができるためコストの低減を図ることも可能である。
また、カバー部材26には、図2及び図3に示されるように、軸線方向に沿って略長方形状に切り欠かれた複数の開口部92が形成され、前記開口部92は、カバー部材26の中心に対して略対称となる位置に形成されている(図3参照)。このように、カバー部材26の側部に開口した開口部92を設け、前記カバー部材26の内部と外部とを連通させることにより、ソレノイド部24のコイル81がその励磁作用下に発熱した際に、ソレノイド部24を囲繞するハウジング22を介して放熱効果が得られる。
ソレノイド部24は、図4及び図5に示されるように、ハウジング22の内部に囲繞されるように配設され、外周面にコイル81が巻回されたボビン82と、前記ボビン82の内部を軸線方向に沿って変位自在に設けられる可動部材18と、前記ハウジング22の上部にキャップナット94を介して一体的に連結され、前記可動部材18と対向するように配設される固定部材96と、前記可動部材18と固定部材96との間に介装されるリターンスプリング98とからなる。
ボビン82は、ハウジング22の内周面に当接するように設けられ、その上端部及び下端部には半径外方向へと拡径した第1及び第2拡径部100a、100bがそれぞれ形成されている。そして、第1拡径部100aと第2拡径部100bとの間にコイル81が巻回された状態でハウジング22に対して一体成形されている。
第1拡径部100aは、ハウジング22の張出部88の下面側に当接するように設けられ、第2拡径部100bの外周部位には、下方に向かって所定角度で傾斜しながら徐々に突出した係合部102が形成されている。そして、前記係合部102には、ハウジング22の下部に形成された折曲部104が係合されている。すなわち、ハウジング22の内部には、コイル81が巻回されたボビン82が一体成形され、前記ボビン82の全体がハウジング22によって囲繞されている状態にある。
また、ボビン82の略中央部には、軸線方向に沿って貫通した挿通孔106が形成され、前記挿通孔106には、ガイドボディ20の円筒部66に固着されたカラーガイド76が挿通されると共に、前記挿通孔106の上部には磁性体からなる金属製材料により円柱状に形成された固定部材96が挿入されている。なお、挿通孔106の内周径は、前記カラーガイド76の外周径と略同等となるように形成されている。
固定部材96は、その上部に形成されたねじ部108が、カバー部材26の孔部90に挿通された後に、ワッシャ110が挿通されてキャップナット94が螺合される。これにより、前記固定部材96がハウジング22に一体的に連結される。
また、固定部材96の外周面には、可動部材18側に縮径した縮径部112が形成され、前記縮径部112にはガイドボディ20に固着されたカラーガイド76の他端部が装着される。詳細には、図6に示されるように、前記カラーガイド76は、固定部材96に対してレーザ溶接で溶着されることにより、前記固定部材96に対して強固に固着されている。すなわち、固定部材96は、円筒状のカラーガイド76を介してガイドボディ20と一体的に固着されている。
これにより、固定部材96、ガイドボディ20及びカラーガイド76という3部品をレーザ溶接等によって一体化することができるため、予め一体化された固定部材96、ガイドボディ20及びカラーガイド76を組み付ける際の組付工数の低減及び作業性の向上を図ることが可能となる。
さらに、固定部材96の縮径部112は、カラーガイド76の厚さ分だけ半径内方向に縮径して形成されているため、前記縮径部112に装着されたカラーガイド76の外周面が、固定部材96の外周面と略同等となる。そして、前記固定部材96の下方には、カラーガイド76を介して可動部材18が挿入されている。
固定部材96の下面には、その略中央部に可動部材18側に向かって突出した凸部114が形成され、前記可動部材18との間に介装されるリターンスプリング98の一端部が係着されている。
可動部材18は、磁性体からなる金属製材料によって円筒状に形成され、前記固定部材96側となる一端部には所定深さで窪んだスプリング受穴116が形成されている。前記スプリング受穴116と該スプリング受穴116と対向する固定部材96の凸部114との間には、リターンスプリング98が介装され、前記リターンスプリング98の弾発力は、前記可動部材18を固定部材96から離間する方向に付勢している。
また、可動部材18の外周面には、複数の溝部118が軸線方向に沿って形成され、前記溝部118は可動部材18の周方向に沿って所定間隔離間して形成されている。この溝部118は、例えば、断面略V字状となるように形成されている。
このように、可動部材18の外周面に沿って溝部118を形成することにより、前記可動部材18が軸線方向に沿って変位する際に、該可動部材18と固定部材96との間に存在する流体を、前記溝部118を通じて弁体28側へと流通させることができる。そのため、前記可動部材18と固定部材96との間に流体が留まることによって可動部材18の変位抵抗が生じることがなく、前記可動部材18を円滑に変位させることが可能となる。
一方、可動部材18の内部には、その他端部側に弁体28が連結される小径孔120と、前記小径孔120より拡径して形成される大径孔122とが形成されている。なお、リターンスプリング98が介装されるスプリング受穴116と小径孔120及び大径孔122とは連通している。
弁体28は、可動部材18に連結されるシャフト部(軸部)124と、前記シャフト部124の下部に形成され、バルブボディ16における本体部30の弁座面62に着座・離間自在に設けられる弁部126を含む。
シャフト部124は、金属製材料から形成され、可動部材18の小径孔120に圧入される第1軸128と、前記第1軸128より拡径して前記可動部材18の大径孔122に挿入される第2軸130と、前記第2軸130よりさらに拡径して形成され、前記可動部材18の下端面に係止される第3軸132とからなる。このように、弁体28は、シャフト部124の第1軸128が可動部材18の小径孔120に対して圧入されているため、前記弁体28と可動部材18とが強固に連結された状態となる。
弁部126は、バルブボディ16の連通室56に配設され、前記シャフト部124の第3軸132の下部に形成されて該第3軸132より拡径した拡径部134と、前記拡径部134を囲繞する弾性材料(例えば、フッ素ゴム)からなる弾性部材136とからなる。
拡径部134は、略円盤状に形成され、その外周径は前記弁体28が配設される連通室56の内周径より小さく形成される。また、拡径部134には、軸線方向に沿って貫通する複数の連通孔138が所定間隔離間して形成されている。
一方、弾性部材136は、前記拡径部134を図示しない成形型の内部に載置し、前記成形型に弾性材料を充填させて固化させることにより、前記拡径部134の全体を覆うように形成される。
この弾性部材136は、拡径部134の外周面及び下面側に略一定の厚さとなるように形成されている。前記弾性部材136は、拡径部134の上面と下面とを連通する複数の連通孔138を通じて充填されているため、前記弾性部材136が拡径部134に対して脱落することが防止される。このように、弁体28は、前記拡径部134が弾性部材136の中心に設けられる構造としているため、弾性材料からなる弾性部材136の強度を向上させることができる。
また、弾性部材136の下部には、その略中央部に環状に突出した着座部(環状突部)140が形成され、前記着座部140の直径は、バルブボディ16の本体部30に開口した連通路60の直径より大きく形成される。すなわち、前記着座部140が本体部30の弁座面62に当接し、前記本体部30に形成された連通路60の外周部位を覆うことにより、前記連通室56と導出ポート14との連通状態が遮断される。
前記着座部140の内周側は、拡径部134側に向かって窪み、該拡径部134が弾性部材136によって覆われずに露呈している。
さらに、弾性部材136の外周径は、連通室56の内周径と略同等に形成される。すなわち、前記連通室56の内周径より小さく形成された拡径部134の外周面と前記内周面との間に弾性部材136が配設される。
本発明の実施の形態に係る燃料電池用排出弁10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
図1に示されるように、燃料電池システム200において排出弁10は、水素排出口218と水素排出部216との間の通路の適宜の位置に、例えば、保持ブロック36を介して設けられ、前記排出弁10の導入ポート12(図4及び図5参照)は、前記保持ブロック36の導入通路42を介して前記通路に接続されている。そして、導出ポート14(図4及び図5参照)は、前記保持ブロック36の導出通路46を介して通路と接続されている。
図4は、コイル81に対してコネクタ部84を介して電流を供給していない非励磁状態にあり、弁体28の着座部140が、本体部30の底壁52に形成された弁座面62に着座して導入ポート12と導出ポート14との連通が遮断されたオフ状態(弁閉状態)を示している。
このようなオフ状態において、図示しない電源を付勢してコネクタ部84の端子86を介してコイル81に通電することにより前記コイル81が励磁され、その励磁作用下に磁束がコイル81から可動部材18へと向かい、再びコイル81へと復帰して周回するように発生する。
そして、図5に示されるように、可動部材18がリターンスプリング98の弾発力に抗して軸線方向に沿って上方へと変位し、前記弁体28の着座部140が本体部30の弁座面62より離間する。
そして、弁体28の拡径部134に装着された弾性部材136の上面が、カラーガイド76の鍔部78に当接して変位終端位置となる。なお、その際、弾性材料からなる弾性部材136によって弁体28が変位終端位置まで変位した際の衝撃が緩和されると共に、その衝撃音が低減される。その結果、排出弁10がオフ状態からオン状態(弁開状態)へと切り換わる。
従って、導入ポート12から連通室56の内部に導入された流体及び/又は残留水が、前記弁体28の着座部140と弁座面62との間のクリアランスを介して前記連通路60から導出ポート14を通じて外部へと排出される。
また、このようなオン状態において、前記流体及び/又は残留水の外部への排出を停止する場合には、再び弁体28の着座部140を本体部30の弁座面62に着座させて導入ポート12と導出ポート14との連通が遮断されたオフ状態とする。
この場合には、図示しない電源よりコイル81に通電されていた電流を停止することにより前記コイル81が非励磁状態となり、可動部材18に付勢されていた上方への変位力が滅勢される。
そのため、可動部材18がリターンスプリング98の弾発力によって下方へと押圧され、弁体28における弾性部材136の上面が鍔部78の下面から離間する。その際、前記鍔部78の下面には、弁体28が弾性部材136を介して当接した状態において、前記鍔部78の下面に形成された凹部80によって前記弾性部材136の上面と鍔部78の下面との間に予め非接触部分(空間)が設けられる。そのため、前記弁体28の弾性部材136と鍔部78とが貼り付くことが防止され、前記弁体28を下方へと変位させる際、前記弾性部材136を鍔部78から確実且つ容易に離間させることができる。
そして、弁体28の着座部140が、本体部30の弁座面62に着座し、環状の着座部140によって連通路60の外周部位が閉塞されることにより、連通室56を通じて導入ポート12から導出ポート14へと流通していた流体の連通が遮断される。その結果、水素供給通路を介して排出弁10へと導入される流体及び/又は残留水の排出が停止される。
この場合に、例えば、弁体28の軸心が半径方向にずれて該弁体28と連通路60とが同軸状でなくなった場合においても、バルブボディ16の弁座面62が略平面状に形成されているため、前記弁体28の着座部140を弁座面62に対して確実且つ好適に着座させることができ、前記弁体28の着座性を良好とすることができる。
以上のように、本実施の形態では、導入ポート12と導出ポート14を有するバルブボディ16を、該導入ポート12がテーパ面54の周面に沿って形成され、弁体28が内部に設けられる有底筒状の本体部30と、前記導出ポート14が形成される筒状の突出部32とから形成している。そのため、前記本体部30と突出部32を、例えば、保持ブロック36のような相手部材の内部に挿入して組み付けることが可能となる。
すなわち、バルブボディ16における本体部30及び突出部32を、保持ブロック36のような相手部材に内蔵させるように組み付けることができるため、前記バルブボディ16の外部への突出量を小さくすることができ、相対的に排出弁10の小型化を図ることが可能となる。これにより、排出弁10が設置される環境下において省スペース化を図ることが可能となる。
また、有底円筒状に形成された本体部30の側壁50と底壁52との接合部位に略平面状のテーパ面54とすることにより、曲面状に形成されている本体部30の外周面に導入ポートを加工する場合に比べて、断面が略平面状となるテーパ面54に対して略直交に導入ポート12を形成することができるため、前記導入ポート12の加工性を良好とすることができる。
さらに、本体部30における側壁50と底壁52との接合部位を利用して導入ポート12を設けることができるため、本来使用されない本体部30における接合部位を有効に活用することができ、それに伴って、前記導入ポート12を設けるためのスペースを別個に設ける必要がないため、前記バルブボディ16の軸線方向に沿った長手寸法の短縮化を図ることができる。
さらにまた、導入ポート12が形成された本体部30には、該本体部30の底壁52に形成された突出部32を介して導出ポート14が設けられているため、単一の本体部30に対して前記導入ポート12及び導出ポート14を簡便に設けることが可能となる。
またさらに、可動部材18と弁体28とを別体に形成することにより、前記可動部材18を磁性材料、前記弁体28を非磁性材料(例えば、ステンレス鋼)というようにそれぞれ異なる特性を有する金属製材料から形成することが可能となる。これにより、例えば、弁体28をステンレス鋼から形成することにより、前記弁体28に生じる錆び等の腐食を防止することができ、前記弁体28の耐久性を向上させることができる。さらに、前記可動部材18には、略中央部に弁体28が圧入される小径孔120及び大径孔122を形成するのみでよいため、前記可動部材18に対する加工性が良好である。
本発明の実施の形態に係る燃料電池用排出弁が組み込まれた燃料電池システムのブロック構成図である。 本発明の実施の形態に係る燃料電池用電磁弁の斜視図である。 図2の燃料電池用電磁弁の平面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図4の燃料用電磁弁の弁開状態を示す縦断面図である。 図2の燃料電池用電磁弁におけるガイドボディと固定部材がカラーガイドを介して一体的に連結された状態を示す縦断面図である。 図4におけるカラーガイドの鍔部を下方から見た状態を示す底面図である。
符号の説明
10…燃料電池用排出弁 12…導入ポート
14…導出ポート 16…バルブボディ
18…可動部材 20…ガイドボディ
22…ハウジング 24…ソレノイド部
26…カバー部材 28…弁体
30…本体部 32…突出部
34…取付フランジ 36…保持ブロック
42…導入通路 44…導入室
46…導出通路 54…テーパ面
56…連通室 60…連通路
62…弁座面 66…円筒部
70…フランジ部 76…カラーガイド
78…鍔部 80…凹部
82…ボビン 84…コネクタ部
92…開口部 96…固定部材
98…リターンスプリング 102…係合部
104…折曲部 108…ねじ部
118…溝部 124…シャフト部
126…弁部 134…拡径部
136…弾性部材 140…着座部

Claims (12)

  1. 燃料電池における反応ガス及び/又は残留水を排出する燃料電池用電磁弁において、
    前記反応ガス及び/又は残留水が導入される導入ポートを有する有底状の第1円筒部と、前記第1円筒部の端部に突出して形成され、前記導入ポートから導入された前記反応ガス及び/又は残留水が排気される導出ポートを有する第2円筒部とを備えるバルブボディと、
    前記バルブボディと連結されるハウジングの内部に配設され、電流により励磁作用を伴うソレノイド部と、
    前記ソレノイド部の内部に設けられる固定部材と対向するように設けられ、前記ソレノイド部の励磁作用下に軸線方向に沿って変位する可動部材と、
    前記可動部材に連結され、該可動部材の変位作用下に前記バルブボディの弁座に対して着座・離間自在に設けられる弁体と、
    を備え、
    前記第1円筒部と前記第2円筒部とが同軸状に形成されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  2. 請求項1記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記導入ポートは、前記第1円筒部の外周面に設けられることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記第1円筒部には、該第1円筒部の外周面に対して所定角度傾斜したテーパ面が形成され、前記テーパ面に前記導入ポートが形成されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記導入ポートは、前記第1円筒部の外周面に複数設けられ、前記複数の導入ポートにおける通路の断面積を合算した総断面積は、前記導出ポートにおける通路の断面積より大きく設定されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  5. 請求項1記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記第1円筒部には、前記第2円筒部が形成される底部の周面に沿って前記導入ポートが形成されると共に、前記底部の略中央部に前記第2円筒部を介して前記導出ポートに連通する連通路が形成されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  6. 請求項1記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記弁体は、前記可動部材に連結される軸部と、
    前記軸部の端部に形成され、前記弁座に対向する方向に突出した弾性材料からなる環状突部を有する弁部と、
    を備え、
    前記弁部は、前記第1円筒部の内部に略平面状に形成された前記弁座に対し、前記環状突部を介して着座・離間自在に設けられることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  7. 請求項6記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記環状突部は、前記導出ポートと連通し、前記弁座に開口する連通路と同軸状に形成され、前記環状突部が前記弁座に着座した際、前記環状突部によって前記弁座における前記連通路の外周部が閉塞されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  8. 請求項6記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記弁部は、該弁部を囲繞する弾性材料からなる弾性部材を備え、前記環状突部が、前記弾性部材の前記弁座と対向する端面に形成されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  9. 請求項1記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記可動部材の外周面には、半径内方向に窪んで軸線方向に沿った溝部が形成されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  10. 請求項1記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記ソレノイド部の内部には、前記可動部材を軸線方向に沿って変位自在にガイドする円筒状のガイド部材が配設され、前記バルブボディとハウジングとの間に設けられるガイドボディと前記固定部材とが、前記ガイド部材に対してそれぞれ固着されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  11. 請求項1記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記ハウジングは、断面略U字状に形成されたカバー部材によって囲繞されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
  12. 請求項11記載の燃料電池用電磁弁において、
    前記カバー部材の外周面には、該外周面の周方向に沿って切り欠かれた開口部が形成されることを特徴とする燃料電池用電磁弁。
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