JP2006151414A - ブリスターパック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブリスターパック10は、カバー部11と、第1の基材13と、第2の基材14とを備え、カバー部11は、内容物を収納するための凹部12を成形した透明な合成樹脂の容器であり、第1の基材13は、凹部12を塞ぎ、通常状態では剥離しないようにカバー部11に貼り合わされた基材であり、カバー部11の周縁部にはカバー部11を分離するための第1のハーフカットhc1を備え、第2の基材14は、第1の基材13の裏面に略全面が剥離可能に貼り合わされた基材であり、第1及び第2の基材13、14は、使用する用紙の種類や厚みを自由に選択可能であるが、坪量は、60〜260g/m2程度が好ましく、また、その表裏面には、取扱説明書、保証書、修理連絡先情報などの保管が必要な重要情報が印刷されている。
【選択図】図1
Description
請求項1の発明は、内容物を収納するための凹部(12)を有するカバー部(11)と、少なくとも前記凹部(12)を塞ぎ、通常状態では剥離しない強接着によって前記カバー部(11)に貼り合わされた第1の基材(13)と、前記第1の基材(13)の裏面に、少なくとも一部が剥離可能に貼り合わされた第2の基材(14)と、前記第1の基材(13)における前記カバー部(11)の周縁部の一部又は全部に設けられ、開封時に前記カバー部(11)を分離するための第1のカット線(hc1)と、を備えるブリスターパックである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のブリスターパックにおいて、前記第1の基材(13)は、前記凹部(12)の開口部内側に対応する部分に、前記内容物を取り出すための取出し予定線を備えること、を特徴とするブリスターパックである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のブリスターパックにおいて、前記取出し予定線は、切り取りのキッカケとなるキッカケ孔を備えること、を特徴とするブリスターパックである。
請求項4の発明は、請求項1に記載のブリスターパックにおいて、前記第1の基材(13)は、前記凹部(12)の開口部内側に対応する部分に、ループ状の第2のカット線(hc2)を備え、前記カバー部(11)を分離すると、前記第2のカット線(hc2)の内側の部分が前記第2の基材(14)側に残ること、を特徴とするブリスターパックである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、前記第1及び/又は第2の基材(13、14)は、保管が必要な重要情報を備え、前記重要情報又はその付近には、所定の条件下で色が変化する色変化部(17)が形成されていること、を特徴とするブリスターパックである。
請求項6の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、前記第1及び/又は第2の基材(13、14)は、保管が必要な重要情報を備え、前記重要情報又はその付近には、所定の条件下で像が浮き出る潜像部(18)が形成されていること、を特徴とするブリスターパックである。
請求項7の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、前記第1及び/又は第2の基材(13、14)は、保管が必要な重要情報を備え、前記重要情報又はその付近には、固有の識別情報(16)が形成されていること、を特徴とするブリスターパックである。
請求項8の発明は、請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、前記重要情報(15)は、前記第2のカット線(hc2)の内側の部分に設けられていること、を特徴とするブリスターパックである。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、前記第1及び/又は第2の基材(13、14)は、坪量が60〜260g/m2であること、を特徴とするブリスターパックである。
また、開封時には、第1のカット線によってカバー部を分離することができるので、生活者にとっては開封しやすい。
図1は、本発明によるブリスターパックの実施例1を示す図である。
実施例1のブリスターパック10は、カバー部11と、第1の基材13と、第2の基材14などとを備える。
また、第1の基材13は、カバー部11が配置される部分の周縁部の全部に、開封時にカバー部11を分離するための第1のハーフカット(第1のカット線)hc1を備える。
生活者は、図1(C)に示すように、第1のハーフカットhc1によって、第1の基材13の第1のハーフカットhc1よりも内側の部分を剥離しながらカバー部11を分離し、内面の印刷内容を確認し、その後に、カバー部11の裏側の第1の基材13を破り、内容物を取り出す。
(1)カバー部11と第1の基材13とは、ヒートシールによって強接着されているので、第1の基材13からカバー部11を剥離することは困難であり、陳列状態で内容物のみが持ち出されてしまうことを防止でき、たとえ、第1のハーフカットhc1によってカバー部11ごと内容物が持ち出されてしまうことがあっても、その場合には、カバー部11を含む部分がなくなり、下地の印刷が表出するため、不正を発見しやすく、盗難などの不正行為に対する抑止効果がある。
(2)開封時には、第1のハーフカットhc1によってカバー部11を分離することができるので、生活者にとっては開封しやすい。
(4)第1の基材13の裏面に第2の基材14を剥離可能に貼り合わせたので、十分な印刷スペースを確保でき、各基材の表裏面を、取扱説明書、保証書、修理連絡先情報などとして有効に活用できる。また、個別情報として、パスワードなどの秘匿情報を印字する場合には、貼り合わせ面に印字して、秘匿性を保つことができる。
なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
実施例2のブリスターパック10Aは、実施例1のものよりも、内容物を取り出しやすくし、かつ、セキュリティ対策を重視したものである。
また、第1の基材13の上端部付近には、用紙を傾けると像が出てくる潜像領域(潜像部)18が設けられている。
このとき、第2のハーフカットhc2によって、その内側の部分(保証書15部分)が第2の基材側14に残る一方で、カバー部11の裏側には開封口が形成される。
なお、第2の基材14の表出する部分には、『剥がしてお買い上げレシートとともに保証書として保管してください。』などのコメント19をあらかじめ印刷しておくとよい。
また、カバー部11を分離したときに、保証書15が現れるので、直感的にわかりやすく、保証書15を見落としたり、誤って棄ててしまったりすることがない。
さらに、ロット番号16やパール印刷の領域17、潜像領域18を設けたので、真贋判定が可能となり、ブランドプロテクション(ブランドの保護)につながる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)ヒートシールで接着する例で説明したが、通常の接着剤や粘着テープで、カバー部11と第1の基材13とを接着してもよい。
(2)第1のハーフカットhc1は、カバー部11が配置される部分の周縁部の全部に設ける例で説明したが、万引きやイタズラを防止するために、例えば、1辺には切り込みを入れないようにして、フラップ状(開き扉状)に開封できるような形態にしてもよい。
11 カバー部
12 凹部
13 第1の基材
14 第2の基材
15 保証書
16 ロット番号(識別情報)
17 パール印刷の領域(色変化部)
18 潜像領域(潜像部)
19 コメント
hc1 第1のハーフカット(第1のカット線)
hc2 第2のハーフカット(第2のカット線)
Claims (9)
- 内容物を収納するための凹部を有するカバー部と、
少なくとも前記凹部を塞ぎ、通常状態では剥離しない強接着によって前記カバー部に貼り合わされた第1の基材と、
前記第1の基材の裏面に、少なくとも一部が剥離可能に貼り合わされた第2の基材と、
前記第1の基材における前記カバー部の周縁部の一部又は全部に設けられ、開封時に前記カバー部を分離するための第1のカット線と、
を備えるブリスターパック。 - 請求項1に記載のブリスターパックにおいて、
前記第1の基材は、前記凹部の開口部内側に対応する部分に、前記内容物を取り出すための取出し予定線を備えること、
を特徴とするブリスターパック。 - 請求項2に記載のブリスターパックにおいて、
前記取出し予定線は、切り取りのキッカケとなるキッカケ孔を備えること、
を特徴とするブリスターパック。 - 請求項1に記載のブリスターパックにおいて、
前記第1の基材は、前記凹部の開口部内側に対応する部分に、ループ状の第2のカット線を備え、
前記カバー部を分離すると、前記第2のカット線の内側の部分が前記第2の基材側に残ること、
を特徴とするブリスターパック。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、
前記第1及び/又は第2の基材は、保管が必要な重要情報を備え、
前記重要情報又はその付近には、所定の条件下で色が変化する色変化部が形成されていること、
を特徴とするブリスターパック。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、
前記第1及び/又は第2の基材は、保管が必要な重要情報を備え、
前記重要情報又はその付近には、所定の条件下で像が浮き出る潜像部が形成されていること、
を特徴とするブリスターパック。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、
前記第1及び/又は第2の基材は、保管が必要な重要情報を備え、
前記重要情報又はその付近には、固有の識別情報が形成されていること、
を特徴とするブリスターパック。 - 請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、
前記重要情報は、前記第2のカット線の内側の部分に設けられていること、
を特徴とするブリスターパック。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のブリスターパックにおいて、
前記第1及び/又は第2の基材は、坪量が60〜260g/m2であること、
を特徴とするブリスターパック。
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