JP2006149052A - オートバランサ装置、モータ及び着脱式記録ディスク回転駆動用モータ - Google Patents

オートバランサ装置、モータ及び着脱式記録ディスク回転駆動用モータ Download PDF

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Abstract

【課題】 オートバランサ装置において騒音の発生を抑える。
【解決手段】 オートバランサ装置31は回転部材のバランスをとるための装置であって、回転部材に装着され環状の空間40を内部に確保するケース29と、ケース29内に移動可能に配置された複数の球体36とを備えている。ケース29は、互いに固定されたターンテーブル14a及びプレート部材35を有している。オートバランサ装置31は、ターンテーブル14aとプレート部材35の接合部分同士間に密着状態で挟まれた遮音部材38をさらに備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、オートバランサ装置、特に、モータの回転部材の動バランスをとるためのオートバランサ装置に関する。
オートバランサ装置は、回転部材の動バランスを取るための装置である。オートバランサ装置は、一般に、回転部材に固定され環状の空間を内部に有するケースと、ケース内に移動可能に配置された複数の錘とから構成されている。回転部材が回転すると、錘が回転部材のアンバランスを相殺するように移動して回転部材の動バランスを調整する。
近年は、CD−ROM、DVD等の着脱式記録ディスクの回転駆動用モータに、オートバランサ装置が用いられている(例えば、特許文献1を参照。)。着脱式記録ディスクは固体ごとにアンバランス量がばらついているため、ディスクを搭載したモータのアンバランス量もばらついてしまう。そこで、記録ディスクの高速・高容量化の要求を満たす高精度回転のために、ディスクごとにアンバランス量を補正する機構が必要となる。
特開2000-163862号公報
従来の鋼球を用いたオートバランサ装置では、システム全体での固有振動数(危険速度)付近で鋼球のバランスが不安定となり、鋼球がケースに衝突することで衝突音が発生する。また、オートバランサ装置を搭載したドライブをモータ軸出力水平置きにて使用する場合、鋼球が重力の影響を受けるため、低速回転時に鋼球衝突音が発生しやすくなる。
従来の特許文献1に記載のオートバランサ装置では、ケース内の空間を密閉して錘衝突音を外部に漏れにくくしている。しかし、そのような密閉はケースを構成する部材同士の当接によって行っているため、わずかながら隙間ができてしまうことが避けられない。つまり、密閉性が十分でなく、わずかな隙間から衝突音が外部に漏れて騒音となる。
本発明の課題は、オートバランサ装置において騒音の発生を抑えることにある。
請求項1に記載のオートバランサ装置は回転部材の動バランスをとるための装置であって、回転部材に装着され環状の空間を内部に確保するケースと、ケース内に移動可能に配置された複数の錘とを備えている。ケースは、互いに固定された第1部材及び第2部材を有している。オートバランサ装置は、第1部材と第2部材の接合部分同士間に密着状態で挟まれた遮音部材をさらに備えている。
この装置では、ケースを構成する第1部材と第2部材の接合部分同士間に遮音部材が密着状態で挟まれているため、オートバランサ装置からの騒音を抑えることができる。
請求項2に記載のオートバランサ装置では、請求項1において、遮音部材は、接合部分のケース内側部分に配置されている。
この装置では、遮音部材が外部から遮断されているため、遮音効果がさらに向上する。
請求項3に記載のオートバランサ装置では、請求項2において、第1部材は複数の錘が配置された環状溝部を有しており、第2部材は環状溝部を覆う環状板部を有している。遮音部材は環状板部の半径方向両側に配置されている。
この装置では、遮音部材が環状板部の半径方向両側に配置されているため、遮音効果がさらに向上する。
請求項4に記載のオートバランサ装置では、請求項3において、遮音部材は、一方の面が環状板部の前記環状の空間に面する側に配置され、他方の面が前記複数の錘の転動面として構成された環状の板状部材からなる。
この装置では、遮音部材が環状の板部材であるため、錘に対する緩衝部材としても機能する。
請求項5に記載のオートバランサ装置では、請求項3において、遮音部材は、環状板部の内周縁に配置された第1環状部材と、環状板部の外周縁に配置された第2環状部材とを有している。
この装置では、遮音部材が2つの部材からなるため、部材同士の密着度をより高めることができる。
請求項6に記載のオートバランサ装置では、請求項1〜5のいずれかにおいて、遮音部材は弾性材料からなる。
この装置では、遮音部材が弾性材料からなるため、部材同士の密着度をより高めることができる。
請求項7に記載のオートバランサ装置では、請求項6において、遮音部材は第1部材及び第2部材の一方に固定されている。
この装置では、遮音部材が第1部材又は第2部材に固定されているため、作業性が向上する。
請求項8に記載のモータは、回転部材と、回転部材を回転自在に支持する静止部材と、回転部材及び静止部材に装着され磁気回路部を構成するマグネットロータ及びステータと、回転部材に装着された請求項1〜7のいずれかに記載のオートバランサ装置とを備えている。
このモータでは、前述のオートバランサ装置を備えているため、騒音を抑えたオートバランス機能を実現できる。
請求項9に記載の着脱式記録ディスク回転駆動用モータは、記録ディスクが着脱可能な回転部材と、回転部材を回転自在に支持する静止部材と、回転部材及び静止部材に装着され磁気回路部を構成するマグネットロータ及びステータと、回転部材に装着された請求項1〜7のいずれかに記載のオートバランサ装置と備えている。
この着脱式記録ディスク回転駆動用モータでは、前述のオートバランサ装置を備えているため、騒音を抑えたオートバランス機能を実現できる。
本発明に係るオートバランサ装置、モータ及び着脱式記録ディスク回転駆動用モータでは、ケースを構成する第1部材と前記第2部材の接合部分同士間に遮音部材が密着状態で挟まれているため、オートバランサ装置からの騒音を抑えることができる。
(1)スピンドルモータ全体の構成
図1は、本発明の一実施形態としてのスピンドルモータ1の概略構成を模式的に示す縦断面図である。このモータ1は着脱式記録ディスク回転駆動用モータであり、CD−ROMやDVD等の記録ディスク装置の一部を構成している。なお、図1に示すO−Oがスピンドルモータ1の回転軸線である。また、本実施形態の説明では便宜上図1の上下方向を「軸線上下方向」とするが、スピンドルモータ1の実際の取付状態における方向を限定するものではない。
図1において、このスピンドルモータ1は、主に、静止部材2と、回転部材3と、回転部材3を静止部材2に回転自在に支持するための滑り軸受4とを備えている。スピンドルモータ1は、さらに、静止部材2に固定されたステータコアとこのステータコアに巻装されたコイルとからなるステータ6と、回転部材3に固定されたロータマグネット7を備えており、両部材によって、回転部材3に対して回転力を与えるための磁気回路部が構成されている。
(2)静止部材
静止部材2は、ブラケット10と、このブラケット10の中央開口内に固定された筒状の保持部材11とから構成されている。より詳細には、ブラケット10は、鉄板をプレス加工してなり、ブラケット10の中央開口縁には軸線方向上側に延びる筒状部10aが形成されており、その内周面には保持部材11の外周面が嵌合されている。また保持部材11の外周面には、ステータ6が固定されている。
保持部材11は、軸方向下側端を閉鎖する底面部11aを有している。
(3)回転部材
回転部材3は、保持部材11に対して滑り軸受4を介して回転自在に支持された部材であって、外周部に記録ディスクDが載置されるターンテーブル14と、ターンテーブル14の内周側に位置し、滑り軸受4を介して保持部材11に軸支されるシャフト15とを備えている。
ターンテーブル14は、合成樹脂によって一体成型されてなり、保持部材11やステータ6の上方に近接して配置されている。ターンテーブル14は、シャフト15の上部に圧入固定されており、外周部の上面に記録ディスクDをシート状のラバー部材16を介して載置するディスク搭載部14aと、内周部に記録ディスクDをターンテーブル14に芯合わせするための調芯部14bとを有している。この調芯部14bの内側の凹部には、磁性材料からなるヨークの上にクランプマグネット14cが固定されている。記録ディスクDは、クランプマグネット14cが図示しない駆動装置側のディスク押圧手段を磁気吸引して、このディスク押圧手段が記録ディスクDの上面を押圧することによってターンテーブル14に固定される。なお、ターンテーブル14は後述するオートバランサ装置31の一部を構成している。
シャフト15の軸線方向中間部には、鉄等の磁性材からなるヨーク部材17が固定されている。ヨーク部材17は、ステータ6の軸線方向上側に配置された円板状部17aと、その外周縁から軸線方向下側に延びる筒状部17bとを有している。筒状部17bの内周側には、ロータマグネット7が固定されている。ロータマグネット7はステータ6に半径方向に微小間隙をもって対向している。そして、ステータ6のコイルに通電することにより、ステータ6とロータマグネット7との電磁相互作用が発生し、回転部材3にトルクが作用する。なお、ヨーク部材17の円板状部17aの上面には、オートバランサ装置31のプレート部材35(後述)の下面が当接している。
シャフト15は、ロータハブ14とほぼ同質のステンレス製で、この軸線方向上側端部は、ロータハブ14の中心孔内に嵌合されている。
(4)軸受機構の構成
滑り軸受4は、回転部材3を静止部材2に対して、より具体的には、ロータハブ14及びシャフト15を保持部材11や摺動筒状部19(後述)に対して流体を介して回転自在に支持するための滑り軸受である。
保持部材11の内周面には、滑り軸受を構成する摺動筒状部19が固定されている。摺動筒状部19は、含油性多孔質材料からなり、シャフト15の下部の外周面を、滲み出た油を介して摺動支持する中空円筒状の部材である。つまり、摺動筒状部19は回転部材3のラジアル荷重を支持する
シャフト15の先端面は、球面形状となっており、保持部材11の底面部11aに固定された高潤滑性の合成樹脂からなるスラスト板18に当接している。また、磁性材からなる保持部材11の上端部は、ヨーク部材17の円板状部17aの下面に設けられたスラスト吸引用マグネット17cによって磁気吸引される。このように、回転部材3は、保持部材11の上方におけるスラスト吸引力が作用しつつ、シャフト15の先端面がスラスト板18に当接してスラスト荷重が支持されている。
(5)オートバランサ装置
オートバランサ装置31は、記録ディスクDの重量バランスの偏りに起因する回転中のモータ1の回転振れを抑制するための装置である。オートバランサ装置31は、ターンテーブル14のディスク載置部14a下部に設けられている。具体的には、オートバランサ装置31は、ディスク載置部14aの円板状部分の下面32と、その半径方向両側から軸方向に延び環状空間40を形成する外周側筒状部33と内周側筒状部34と、環状空間40の軸線方向下部を閉塞するプレート部材35とを有している。これら部材によって構成されたケース29内の環状空間40に鉄製の複数の球体36が周方向に移動自在に収容されている。外周側筒状部33及び内周側筒状部34は、ディスク載置部14aを含むターンテーブル14の成形時に合成樹脂によって一体的に成型されている。
以上のような構成により、記録ディスクDを載置した状態でモータ1が所定の回転速度に到達すると、各球体36がアンバランス位置と対称位置に移動することで、モータ1のアンバランスが各球体6によって補正される。この結果、モータ1は、高速回転を行っても、回転中心の振れや、この振れに起因する騒音、振動等が発生することなく安定して記録ディスクDを回転させることができる。
図2を用いて、オートバランサ装置31の構造について詳細に説明する。プレート部材35は、鉄製の環状かつ板状の部材であり、外周側筒状部33と内周側筒状部34の下側端に固定されている。具体的には、プレート部材35は、内周縁から軸線方向上側に延びる筒状部35aを有している。筒状部35aはターンテーブル14の内周側筒状部34の内周側に圧入されている。つまり、筒状部35aの筒状外周面35bが内周側筒状部34の内周面34aに当接している。また、ターンテーブル14aの外周側筒状部33は、軸方向下側端の外周側部分から軸方向下側に延びる先端筒状部33aを有している。先端筒状部33aはプレート部材35の外周側に圧入されている。つまり、先端筒状部33aの筒状内周面33bがプレート部材35の外周面35cに当接している。以上のように、プレート部材35は圧入によってターンテーブル14aに固定されている。ただし、圧入部分に接着剤を塗布して固定強度や遮音性をさらに向上させても良い。
遮音部材38は、錘が転動する環状空間40で発生した音が外部に漏れないようにするための部材である。遮音部材38は、プレート部材35の全体を覆う薄い環状の部材であり、プレート部材35の上面35fに接着剤39によって固定されている。なお、プレート部材35は両面テープなどの他の手段によって固定されても良い。遮音部材38は例えばラバーからなる。遮音部材38の内周縁部分38aは、ターンテーブル14の内周側筒状部34の先端面34bとプレート部材35の内周側平面部35dとの間で挟まれ、両部材に対して密着状態となっている。遮音部材38の外周縁部分38bは、ターンテーブル14の外周側筒状部33の先端筒状部33aの内周側にある軸方向端面33cとプレート部材35の外周側平面部35eとの間で挟まれ、両部材に対し密着状態になっている。遮音部材38が弾性材料からなるため、部材同士の密着度をより高めることができる。以上の構成により、この着脱式記録ディスク回転駆動用モータ1では、オートバランサ装置31によって回転部材3の回転振れに起因する騒音および振動が低減されることに加えて、オートバランサ装置31の騒音レベルが低減されることから、大幅な低騒音化かつ低振動化を実現している。特に、遮音部材38がプレート部材35の半径方向両側において挟まれているため、ケース29の隙間を確実に封止することができ遮音効果がさらに向上する。遮音部材38がケース29を構成するターンテーブル14aとプレート部材35の接合部分同士(外周側筒状部33の先端とプレート部材35の外周部、内周側筒状部34の先端とプレート部材35の内周部)間に密着状態で挟まれているため、隙間がほとんどなくなり、オートバランサ装置31からの騒音を抑えることができる。言い換えると、鋼球衝突音の音圧レベルを著しく低減できる。遮音部材は、CRゴムやウレタンなどの消音用ラバーからなるが、スポンジなどの吸音材や、防振材であっても良い。さらには、遮音部材としては接着剤を塗布したり、塗料を吹き付けるなどプレート部材35に直接、材料を所定厚み分だけ固着させる方法を用いても良い。
また、遮音部材38は、ターンテーブル14とプレート部材35の接合部分のケース内側部分に配置されており、より詳細には圧入部分(外周側筒状部33の先端筒状部33aの筒状内周面33bとプレート部材35の外周面35c、内周側筒状部34の内周面34aとプレート部材35の筒状部35aの外周面35b)のより内側に配置されている。このように、遮音部材38が外部から遮断されているため、遮音効果がさらに向上する。
遮音部材38が環状の板部材であり球体36の転動面を構成しているため、球体36に対する移動抑制部材としても機能する。遮音部材38が高摩擦係数の材料からなり、しかも弾力性があるからである。特に、モータ静止時に球体36の移動を抑える機能を有しており、モータ静止時に球体36が内壁に衝突したり球体36同士が衝突したりすることが生じにくいことから、遮音部材38がそのような衝突音の抑制に寄与している。また、遮音部材38は回転時においても衝突音の抑制にも寄与する。
さらに、遮音部材38が予めプレート部材35に固定された上でターンテーブル14に固定されることから、遮音部材38を容易に取り付けることができる。また遮音部材38がプレート部材35とターンテーブル14の接合部分に挟まれて固定されることから、遮音部材38が剥がれにくい。例えば、ケース29内の密閉性を高めるために隙間に接着剤を介在させる方法では、接着剤の未塗布によって隙間が形成されて密閉性が確保されなかったり、ケース29内に接着剤が浸入して球体36の転動面を阻害することがあり、このような不具合がないように適量の接着剤を適所に塗布する作業は容易ではない。
(5)第2実施形態
この実施形態ではモータやオートバランサ装置の基本的な構造は前記実施形態と同様である。したがって、ここでは異なる点のみを説明する。
図3に示すように、2つの遮音部材41,42を用いても良い。遮音部材41,42は、断面が概ね円形のリング状部材である。第1遮音部材41は、ターンテーブル14の内周側筒状部34の先端面34bとプレート部材35の内周側平面部35dとの間で挟まれ、両部材に対して密着状態となっている。第2遮音部材42は、ターンテーブル14の外周側筒状部33の先端筒状部33aの内周側にある軸方向端面33cとプレート部材35の外周側平面部35eとの間で挟まれ、両部材に対し密着状態になっている。
この装置では、遮音部材が2つの部材からなるため、部材同士の密着度をより高めることができる。具体的には、第1遮音部材41と第2遮音部材42は前記実施形態に比べて軸方向の厚みを大きくできるため、弾性変形量も大きくなる。その結果、隙間が一層少なくなり、遮音効果が向上する。
(6)他の実施形態
以上、本発明の動圧軸受の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、プレート部材35はヨーク部材17の一部によって構成されていても良い。また、環状空間40を形成する部材としてプレート部材35を軸方向上側に開口する断面がU字状の形状としてターンテーブルの平坦な下面に配置されていて構成されても良い。
プレート部材35は内周縁と外周縁の両方に筒状部を有していても良い。
錘すなわち転動体は楕円球や樽型であってもよい。さらには、錘の表面に軟質材等を設けて衝突音を減らしても良い。
また、オートバランサ装置31は、ヨーク部材17の内側や、記録ディスクDを押圧する押圧手段に設けられてもよい。
本発明にオートバランサ装置は、モータに利用可能であり、特に着脱式記録ディスク回転駆動モータに利用可能である。
本発明の一実施形態としての着脱式記録ディスク回転駆動モータの縦断面概略図。 図1の拡大図であり、オートバランサ装置の縦断面概略図。 本発明の第2の実施形態としての着脱式記録ディスク回転駆動モータにおけるオートバランサ装置の縦断面概略図。
符号の説明
1 スピンドルモータ
2 静止部材
3 回転部材
14 ロータハブ
14a ターンテーブル(第1部材)
15 シャフト
19 摺動筒状部
29 ケース
31 オートバランサ装置
32 下面
33 外周側筒状部
34 内周側筒状部
35 プレート部材(第2部材)
36 球体(錘)
38,41,42 遮音部材

Claims (9)

  1. 回転部材の動バランスをとるための装置であって、
    前記回転部材に装着され環状の空間を内部に確保するケースと、
    前記ケース内に移動可能に配置された複数の錘とを備え、
    前記ケースは、互いに固定された第1部材及び第2部材を有しており、
    前記第1部材と前記第2部材の接合部分同士間に密着状態で挟まれた遮音部材をさらに備えていることを特徴とするオートバランサ装置。
  2. 前記遮音部材は、前記接合部分の前記ケース内側部分に配置されている、請求項1に記載のオートバランサ装置。
  3. 前記第1部材は前記複数の錘が配置された環状溝部を有しており、
    前記第2部材は前記環状溝部を覆う環状板部を有しており、
    前記遮音部材は前記環状板部の半径方向両側に配置されている、請求項2に記載のオートバランサ装置。
  4. 前記遮音部材は、一方の面が前記環状板部の前記環状の空間に面する側に配置され、他方の面が前記複数の錘の転動面として構成された環状の板状部材からなる、請求項3に記載のオートバランサ装置。
  5. 前記遮音部材は、前記環状板部の内周縁に配置された第1環状部材と、前記環状板部の外周縁に配置された第2環状部材とを有している、請求項3に記載のオートバランサ装置。
  6. 前記遮音部材は弾性材料からなる、請求項1〜5のいずれかに記載のオートバランサ装置。
  7. 前記遮音部材は前記第1部材及び前記第2部材の一方に固定されている、請求項6に記載のオートバランサ装置。
  8. 回転部材と、
    前記回転部材を回転自在に支持する静止部材と、
    前記回転部材及び前記静止部材に装着され磁気回路部を構成するマグネットロータ及びステータと、
    前記回転部材に装着された請求項1〜7のいずれかに記載のオートバランサ装置と、
    を備えていることを特徴とするモータ。
  9. 記録ディスクが着脱可能な回転部材と、
    前記回転部材を回転自在に支持する静止部材と、
    前記回転部材及び前記静止部材に装着され磁気回路部を構成するマグネットロータ及びステータと、
    前記回転部材に装着された請求項1〜7のいずれかに記載のオートバランサ装置と、
    を備えていることを特徴とする着脱式記録ディスク回転駆動用モータ。
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