JP2006147387A - 低圧放電ランプ - Google Patents

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Takayoshi Kurita
貴好 栗田
Yuji Takeda
雄士 武田
Yoshihisa Ikeda
善久 池田
Masasane Takagi
将実 高木
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Abstract

【課題】 低圧放電ランプを製造するときに、金属キャップが管状ガラスランプ容器から浮くのを防止する。
【解決手段】 管状ガラスランプ容器11の両端に取り付ける金属キャップ13の底面に穴5を開けておくことで、製造時に接着剤から発生するガスをこの穴から逃し、金属キャップ13が管状ガラスランプ容器11から浮いてしまうことを防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は誘電体バリア放電型の低圧放電ランプに関する。
管状ガラスランプ容器の外表面に電極を備える誘電体バリア放電型低圧放電ランプは、例えば特開2002−8408号公報(特許文献1)より知られている。図7はこのような従来例の低圧放電ランプ100の軸方向の断面図である。図7において、11は管状ガラスランプ容器であり、この管状ガラスランプ容器11の内部は水銀と希ガスの混合ガスによる充填材4が封入されている。管状ガラスランプ容器11の内壁面には、蛍光体層2と保護膜層3が形成されている。管状ガラスランプ容器11の両端部の外面それぞれには、金属キャップ12を導電性接着剤9によって接着固定して外部電極6が形成してある。
しかしこのような従来の低圧放電ランプでは、金属キャップ12が袋状であったので、その内部に充填した導電性接着剤9を硬化させるために加熱処理を行う際に発生するガスは金属キャップ5の入り口からしか抜くことができないため、金属キャップ12の底部で発生したガスの膨張によって金属キャップ12がガラスランプ容器11の表面から浮いてしまう問題があった。
特開2002−8408号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その製造過程において管状ガラスランプ容器両端に被せる金属キャップが加熱処理時に導電性接着剤から発生するガスによって浮くことがなく、確実にガラスランプ容器に接着できる低圧放電ランプを提供することを目的とするものである。
請求項1の発明の低圧放電ランプは、管状ガラスランプ容器の両端外面それぞれに導電性接着剤で金属キャップを接着し、前記金属キャップの底面に穴を設けたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の低圧放電ランプにおいて、前記導電性接着剤層の内側と管状ガラスランプ容器との間に電流導体層を設けたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の低圧放電ランプにおいて、前記金属キャップの底面が平らな形状であることを特徴とするものである。
本発明によれば、その製造過程において管状ガラスランプ容器両端に被せる金属キャップが加熱処理時に導電性接着剤から発生するガスの膨張によってガラスランプ容器の外面から浮くことがなく、金属キャップがガラスランプ容器の両端外面に確実に接着された低圧放電ランプを製造することができる。
また本発明によれば、管状ガラスランプ容器の端部を金属キャップの奥まで差し込むことができ、製品においてランプ全長のばらつきを抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形態の低圧放電ランプ1の軸方向の断面図である。図1において、13は底部に穴5を有する金属キャップである。この金属キャップ13の内壁に導電性接着剤9を塗布し、管状ガラスランプ容器11の両端外面それぞれに被せて接着することによって外面電極6を形成している。導電性接着剤9は、導電性フィラー(銀、ニッケル、カーボン等)及び接着剤(エポキシ系、シリコーン系、ポリイミド系等)からなる。
本実施の形態の低圧放電ランプ1では、製造時に導電性接着剤9を硬化させるために加熱処理を行うが、その際に発生するガスは金属キャップ13の底部にある穴5から逃がすことができ、金属キャップ13がガラスランプ容器11の表面から浮くことがなく、確実に接着固定できる。これにより、高品質かつ安定した品質の低圧放電ランプの製造が可能となる。
(第2の実施の形態)図2は本発明の第2の実施の形態の低圧放電ランプ1を示している。本実施の形態では、導電性接着剤9と管状ガラスランプ容器11との間に電流導体層8を設けたことを特徴としている。電流導体層8にはアルミニウムなどの金属テープを用いている。他の部分の構成は図1に示す第1の実施の形態と共通である。
このような構成により、第2の実施の形態では、よりに高い信頼性を持つ低圧放電ランプを得ることができる。
(第3の実施の形態)図3は本発明の第3の実施の形態の低圧放電ランプ1の軸方向の断面図である。上記の実施の形態の低圧放電ランプにおける金属キャップ13の形状では、その底部内壁が曲面であるために管状ガラスランプ容器11の端部を金属キャップ12の奥まで差し込むことができず、そのため多数本を製造したときにランプの全長がランプによってばらつくことがある。本実施の形態は、この点を改良したことを特徴とする。
図3において、14は底面が平らな形状に加工され、その底面に穴5が設けられている金属キャップである。この金属キャップ14の内壁に導電性接着剤9を塗布し、管状ガラスランプ容器11の両端に被せて接着固定している。他の構成は図1に示した第1の実施の形態と共通である。
本実施の形態によれば、金属キャップ14の底面が平らな形状であるため、管状ガラスランプ容器11の端部を金属キャップ14の奥まで差し込むことが可能である。よって、製造において製品ごとのランプ全長のばらつきを抑えることができる。
(第4の実施の形態)図4は本発明の第4の実施の形態の低圧放電ランプ1を示している。本実施の形態では、導電性接着剤9と管状ガラスランプ容器11との間に電流導体層8を設けたことを特徴とする。本実施の形態によれば、第1の実施の形態に対する第2の実施の形態と同じように、電流導体層8にはアルミニウムなどの金属テープを用いる。
これにより、本実施の形態においても低圧放電ランプに高い信頼性を得ることができる。
(第5の実施の形態)図5は本発明の第5の実施の形態の低圧放電ランプ1の正面図であり、図6はその軸方向の断面図である。上記の各実施の形態の低圧放電ランプの場合、長時間(3,000〜5,000時間)点灯するとランプ点灯中に水銀および希ガスから放射される紫外線により接着剤が劣化しやすいので、本実施の形態ではこの点を改良したことを特徴とする。
本実施の形態の低圧放電ランプ1では、管状ガラスランプ容器11の内面に蛍光体層2と保護膜層3が形成され、またガラスランプ容器11の内部に、水銀と希ガスの混合ガスである充填剤4が封入されている。ガラスランプ容器11の両端外周、即ち外部電極6の形成部にはUV遮光膜7(金属薄膜)が形成されている。そしてUV遮光膜7を覆うようにして金属キャップ14が被せられている。金属キャップ14とUV遮光膜7の間には導電性接着剤9が充填され、金属キャップ14がこの導電性接着剤9によってガラスランプ容器1の端部外面に接着固定されている。なお、本実施の形態金属キャップ14は平坦底で穴5を形成したものが用いているが、これは図1に示した第1の実施の形態のものと同様の形状であってもよい。
UV遮光膜7は、例えばスズを主成分とする半田層である。導電性接着剤9は、導電性フィラー(銀、ニッケル、カーボン等)および接着剤(エポキシ系、シリコーン系、ポリイミド系等〉からなる。
本実施の形態の低圧放電ランプ1では、ランプ両端の金属キャップ14間に高周波電圧を印加すると、導電性接着剤9、UV遮光膜7および管状ガラスランプ容器11の内壁を介してガラスランプ容器1の内部に電力が注入され、ランプが発光するが、ランプ点灯中に水銀および希ガスから放射される紫外線はUV遮光膜7に遮られて導電性接着剤9には当たらない。このため、長時間点灯中に導電性接着剤が紫外線の照射によって劣化し、金属キャップが外れるようになることを防止できる。
以下に本発明の実施例を従来の比較例と対比して説明する。
<管状ガラスランプ容器>
材質:ホウ珪酸ガラス、寸法:外径4.0mm、内径3.0mm、全長750mm
<外部電極>
導電性接着剤:シリコーン系接着剤+銀フィラー
金属キャップ:銅+ニッケルメッキ(長さ20mm)、底部に穴あり
<蛍光体層>
材質:三波長蛍光体、厚み:20μm
<充填材>
封入ガス:ネオンとアルゴンの混合ガス(組成比:ネオン/アルゴン=90モル%/10モル%)
封入圧:8kPa
水銀:封入量3mg
以上を本発明の実施例1とする。そして、比較例1として上記と同様の低圧放電ランプで、金属キャップに穴を設けていないものを用意した。
実施例1と比較例1に従いランプを20本ずつ試作したところ、比較例1では20本中15本の金属キャップがガラスランプの容器から浮いていたのに対し、実施例1では金属キャップが浮いたものはなかった。
<管状ガラスランプ容器>
材質:ホウ珪酸ガラス、寸法:外径4.0mm、内径3.0mm、全長750mm
<外部電極>
導電性接着剤:シリコーン系接着剤+銀フィラー
金属キャップ:銅+ニッケルメッキ(長さ20mm)、底面が平らな形状で穴あき
<蛍光体層>
材質:三波長蛍光体,厚み:20μm
<充填材>
封入ガス:ネオンとアルゴンの混合ガス(組成比:ネオン/アルゴン=90モル%/10モル%)
封入圧:8kPa
水銀:封入量3mg
以上を実施例2とする。そして、実施例2と実施例1のものを20本ずつ試作したところ、ランプ長の公差を750±1mmとした場合、実施例1では20本中3本のランプが公差から外れたものがあったのに対し、実施例2ではランプ長が公差から外れたものはなかった。
<管状ガラスランプ容器>
材質:ホウ珪酸ガラス、寸法:外径4mm、内径3mm、全長700mm
<金属キャップ>
材質:銅(ニッケルメッキ)製、長さ:19mm、底面平坦かつ穴あき
<導電性接着剤>
シリコーン系接着剤+銀フィラー
<UV遮光膜>
材質:鉛フリー半田、長さ:20mm
<蛍光体層>
材質:三波長蛍光体、厚み:20μm
<充填材>封入ガス:ネオン+アルゴン(10%)(計60トール)および水銀
以上を実施例3とする。そして、比較例2として上記と同様の低圧放電ランプで、UV遮光膜を形成していないものを用意した。
実施例3と比較例2とをランプ電流5mAで5000時間点灯したところ、比較例2では金属キャップの外れるものが発生したが、実施例3では金属キャップの外れるものは発生しなかった。
本発明の第1の実施の形態の低圧放電ランプの軸方向の断面図。 本発明の第2の実施の形態の低圧放電ランプの軸方向の断面図。 本発明の第3の実施の形態の低圧放電ランプの軸方向の断面図。 本発明の第4の実施の形態の低圧放電ランプの軸方向の断面図。 本発明の第3の実施の形態の低圧放電ランプの正面図。 本発明の第3の実施の形態の低圧放電ランプの軸方向の断面図。 従来の低圧放電ランプの軸方向の断面図。
符号の説明
1 低圧放電ランプ
2 蛍光体層
3 保護膜層
4 充填剤
5 穴
6 外部電極
7 UV遮光膜
8 電流導体層
9 導電性接着剤
11 管状ガラスランプ容器
13,14 金属キャップ

Claims (3)

  1. 管状ガラスランプ容器の両端外面それぞれに導電性接着剤で金属キャップを接着し、前記金属キャップの底面に穴を設けたことを特徴とする低圧放電ランプ。
  2. 前記導電性接着剤層の内側と管状ガラスランプ容器との間に電流導体層を設けたことを特徴とする請求項1に記載の低圧放電ランプ。
  3. 前記金属キャップの底面が平らな形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の低圧放電ランプ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008066188A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 U-Tec Kk 外部電極放電ランプ
JP2008192416A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Ushio Inc 外部電極型希ガス蛍光ランプ
JP2018166091A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社オーク製作所 放電ランプおよびオゾン生成方法

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