JP2006145792A - 焦点検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体輝度が低い場合に、モニタ信号を検知しつつ、ラインセンサの最大積分時間を延長する。
【解決手段】ラインセンサと、該ラインセンサに隣接して設けたモニタセンサから出力されるモニタ信号が所定の終了値に達するか、または所定の最大積分時間を経過するか、いずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させる制御手段と、前記画像信号を、前記積分終了時の前記モニタ信号に応じた増幅率で増幅する増幅手段とを備え、該制御手段は、設定された1次最大積分時間経過時に前記モニタ信号が、前記増幅率を最大値を超えた増幅が必要になる値と検知された場合は、積分時間を1次最大積分時間よりも長い2次最大積分時間まで延長し、該2次最大積分時間が経過したときに、積分終了値を段階的に下げ、前記増幅率を段階的に上げる処理を繰り返す。
【選択図】 図7

Description

本発明は、一眼レフカメラ等の光学機器に搭載される焦点検出装置に関する。
一眼レフカメラの自動焦点調節(AF)装置として備えられた、いわゆる位相差方式の焦点検出装置は、瞳分割した一対の被写体像を、ラインセンサの一対の領域に投影し、ラインセンサで積分(電気的な信号に変換)し、画像信号に変換する。そうして、一対の被写体像に関する一対の画像信号に基づいてその画像の位相差を検出し、位相差に基づいて焦点状態(デフォーカス)を検出している。
複数の焦点検出エリアについて焦点検出が可能な場合は、各焦点検出エリアに対応するラインセンサまたは各領域についてモニタセンサが設けられ、最も明るい被写体像を受光したモニタセンサに基づいて積分終了および画像信号の増幅率の制御を行っている(特許文献1)。
特開平10-90593号公報
従来は、低輝度時には所定の最大積分時間で積分終了し、画像信号を増幅器によって増幅し、被写体輝度が低くて適正レベルの画像信号が得られなかった場合は、積分終了値を下げ、増幅率を上げる等して、再積分していた。
さらに近年は、検出エリアの多数化と自動焦点調節(AF)光学系の小型化に伴い、ラインセンサ受光面を照射する光量が少なく、暗くなる傾向にある。そのため、適切な積分量を得るためにはより増幅器の増幅率を高くする必要があった。
本発明は、係る従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、ラインセンサの積分中にモニタセンサから出力されるモニタ信号を検知することにより、最大積分時間の延長を可能にすることを目的とする。
この目的を達成する本発明は、複数の画素を有する領域を複数備え、各画素が受光した被写体光を光電変換した電荷を積分し、積分した電荷を画像信号として出力するラインセンサと、前記ラインセンサに隣接して設けられ、ラインセンサの積分をモニタしてモニタ信号を出力するモニタセンサと、前記モニタセンサのモニタ信号が所定の終了値に達したとき、または設定された最大積分時間を経過するかいずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させる制御手段と、前記画像信号を、前記積分終了時の前記モニタ信号に応じた増幅率で増幅する増幅手段とを備え、該制御手段は、前記モニタセンサによるモニタ中に出力されるモニタ信号により前記ラインセンサの積分値を検知し、設定された1次最大積分時間経過時に前記モニタ信号が、前記増幅手段の増幅率を最大値を超えた増幅が必要になる値と検知された場合は、前記最大積分時間を1次最大積分時間よりも長い2次最大積分時間まで積分し、該2次最大積分時間が経過したときに前記増幅手段の増幅率を上げることに特徴を有する。
好ましくは、前記2次最大積分時間は、前記増幅率の最大値を超えた増幅を補う時間とする。
より実際的には、前記制御手段は、前記2次最大積分時間が経過したときに、積分終了値を段階的に下げ、前記増幅率を段階的に上げる処理を、モニタ信号と積分終了値とを比較しながら、モニタ信号が積分終了値に達するまでまたは増幅率が最大値になるまでのいずれか早いときまで繰り返す。
前記制御手段は、前記1次最大積分時間経過時に前記モニタ信号が低輝度用積分終了値に達していないと判定したときに、前記最大積分時間を1次最大積分時間より長い2次最大積分時間に延長する。
請求項5記載発明は、複数の画素を有する領域を複数備え、各画素が受光した被写体光を光電変換した電荷を積分し、積分した電荷を画像信号として出力するラインセンサと、前記画像信号を設定された増幅率で増幅する増幅手段と、前記ラインセンサに隣接して設けられ、ラインセンサの積分をモニタしてモニタ信号を出力するモニタセンサと、前記モニタセンサの出力信号が所定の終了値に達したとき、または設定された最大積分時間を経過するかいずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させる制御手段を備え、該制御手段は、前記設定された最大積分時間を経過しても前記モニタ信号が所定の終了値に達していないときは、該終了値を下げ、増幅手段の増幅率を上げる処理を、モニタ信号が下げた後の終了値に達するまで繰り返し、モニタ信号が終了値に達するか増幅率が最大値になるかいずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させることに特徴を有する。
より実際的には、前記制御手段は、前記設定された最大積分時間が経過したときの前記モニタ信号が前記所定の終了値よりも低輝度相当の低輝度終了値に達していないときは、前記最大積分時間を2次最大積分時間まで積分し、該2次最大積分時間が経過したときに前記増幅手段の増幅率を最大値まで上げる。
前記画像信号とモニタ信号とを同一の出力端子から切り換えて出力する切換手段とを備え、前記全てのモニタ信号が積分終了値に達するか、最大積分時間を経過するかいずれか早いときまではモニタ信号を出力し、その後は画像信号を出力する構成とする。
前記ラインセンサおよびモニタセンサは、複数の焦点検出エリア毎に設けられていて、前記制御手段は、モニタセンサ毎に前記制御を実行する構成とする。
さらに別の本発明は、複数の画素を有する領域を複数備え、各画素が受光した被写体光を光電変換した電荷を積分し、積分した電荷を画像信号として出力するラインセンサと、前記ラインセンサに隣接して設けられ、ラインセンサの積分をモニタしてモニタ信号を出力するモニタセンサと、前記モニタセンサのモニタ信号が所定の終了値に達したとき、または設定された最大積分時間を経過するかいずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させる制御手段と、前記画像信号を、前記積分終了時の前記モニタ信号に応じた増幅率で増幅する増幅手段とを備え、該制御手段は、前記モニタセンサによるモニタ中に出力されるモニタ信号により前記ラインセンサの積分値を検知し、設定された最大積分時間経過時に前記モニタ信号が、増幅手段の増幅率が最大値を超えたと検知された場合は、前記最大積分時間を延長し、前記増幅手段の増幅率を最大値に設定することに特徴を有する。
好ましい実施形態では、前記モニタ信号と、前記通常積分終了値および低輝度用積分終了値とを比較する比較手段を備え、前記制御手段は、前記最大積分時間経過時に前記モニタ信号が前記低輝度用積分終了値に達していないと判定したときに、前記最大積分時間を延長し、前記増幅手段の増幅率を最大値に設定する。
本発明によれば、被写体輝度が低く、1次最大積分時間内に、増幅率を最大値にしても適正積分値が得られない場合は、1次最大積分時間を2次最大積分時間まで延長するので、増幅率不足を積分時間の延長により補うことができる。したがって、増幅率を過度に上げることなく、ノイズの少ない画像信号が得れれる。
請求項5記載発明によれば、設定された最大積分時間を経過してもモニタ信号が所定の終了値に達していないときは、終了値を下げ、増幅手段の増幅率を上げる処理を、モニタ信号が下げた後の終了値に達するまで繰り返すので、再積分することなく適正レベルの画像信号が得られる。
図1は、本発明を適用する一眼レフカメラの主要構成の一実施形態をブロックで示した図である。このAF一眼レフカメラは、焦点検出用素子としてCCD焦点検出素子61を備えたマルチAFモジュール(多点焦点検出モジュール)60を内蔵したカメラボディ11と、このカメラボディ11に着脱可能なAF対応の撮影レンズ51とを備えている。カメラボディ11は、カメラボディ11および撮影レンズ51を総括的に制御する、選択手段、識別手段および信頼性判定手段としても動作するボディCPU31を備えている。
一方撮影レンズ51は、レンズ機能を制御するレンズCPU57を備えている。さらにカメラボディ11は、撮影レンズ51に搭載されたレンズCPU57との間でレンズ情報、AFレンズ駆動情報等を入出力する周辺制御回路21を備えている。
撮影レンズ51からカメラボディ11内に入射した被写体光束は、大部分がメインミラー13により、ファインダ光学系を構成するペンタプリズム17に向かって反射され、ペンタプリズム17で反射されてアイピースから射出する。ペンタプリズム17から射出された被写体光束の一部は測光IC18の受光素子に入射する。一方、メインミラー13の中央部に形成されたハーフミラー部14に入射した光束の一部はハーフミラー部14を透過し、メインミラー13の背面に設けられたサブミラー15により下方に反射され、マルチAFモジュール60に入射する。
測光IC18は、受光量に応じて光電変換した電気信号を、周辺制御回路21を介してボディCPU31に測光信号として入力する。ボディCPU31は、測光信号およびフィルム感度情報等に基づいて所定の露出演算を実行し、露出用の適正シャッタ速度および絞り値を算出する。そして、これらの算出したシャッタ速度および絞り値に基づいて、撮影処理の際に周辺制御回路21は、モータドライブ回路24を介してミラーモータ25を駆動してメインミラー13をアップするとともに、絞り機構22を駆動して撮影レンズ51の絞り(図示せず)を算出した絞り値に設定し、算出したシャッタ速度に基づいて露光機構(フォーカルプレーンシャッタ)23を駆動して露光する。さらに露光終了後、周辺制御回路21はミラーモータ25を駆動してメインミラー13をダウンし、フィルム巻上モータ26を駆動してフィルムを1コマ分巻き上げる。
ボディCPU31は、制御プログラム等をメモリしたROM31a、演算用、制御用の所定のデータを一時的にメモリするRAM31b、計時用のタイマー31c、カウンタ31d、マルチAFモジュール60(CCD焦点検出素子61)から入力した出力VOUT信号(積分終了信号/ビデオ信号Video)をA/D変換するA/D変換器31e、モニタ基準VMS信号をD/A変換して出力するD/A変換器31fを内蔵している。さらにボディCPU31には、外部不揮発性メモリ手段としてEEPROM38が接続されている。このEEPROM38には、カメラボディ11特有の各種定数などがメモリされている。
マルチAFモジュール60は、いわゆる瞳分割位相差方式であって、複数のCCラインセンサを有するCCD焦点検出素子61と、図示しないがAF光学系として、撮像面と等価な焦点検出面において、複数の焦点検出エリア内に被写体像を形成する被写体光束を二分割に瞳分割して、対応するラインセンサ上に投影する光学系を備えている。
CCD焦点検出素子61は、いわゆる瞳分割された一対の被写体光束をそれぞれ受光して積分する複数列のラインセンサと、各ラインセンサの受光光量をモニタ、つまり積分値をチェックするモニタセンサを備えている。各ラインセンサおよびモニタセンサは、CCD焦点検出素子61が備えた制御回路系により駆動制御される。制御回路系は、モニタセンサのモニタ電圧(出力電圧)が所定のAGCレベルに達すると、そのモニタセンサに対応するラインセンサIの積分を終了させる。そして、全てのラインセンサの積分を終了させると、ラインセンサが積分した電荷を、ラインセンサ毎に画素単位で逐一電圧に変換し、画素単位のビデオ信号Videoとして、ボディCPU31へ出力する。
ボディCPU31は、マルチAFモジュール60から入力したビデオ信号Videoを内蔵A/D変換器31eでデジタル信号に変換し、焦点検出エリアに対応するデジタル信号に基づいて所定の演算(プレディクタ演算)を実行してデフォーカス量を算出する。算出したデフォーカス量に基づいてAFモータ33の回転方向を決定し、回転数を、AFモータ33の回転数を検出するエンコーダ37が出力するAFパルス数として算出、内蔵のカウンタ31dにセットする。そしてボディCPU31は、その回転方向およびパルス数に基づき、AFモータドライバ32を介してAFモータ33を駆動する。この駆動に際してボディCPU31は、AFモータ33の回転に連動してエンコーダ37が出力するパルスを内蔵のカウンタ35dでダウンカウントし、カウント値が0になったらAFモータ33を停止させる。
AFモータ33の回転は、ギヤブロック34により減速され、カメラボディ11のマウント部に設けられたジョイント35と撮影レンズ51のマウント部に設けられたジョイント55との接続を介して撮影レンズ51側に伝達される。
さらにボディCPU31には、フォーカスモードをマニュアルモード、AF(ワンショット/コンティニュアスAF)モードの間で切り換えるフォーカススイッチSWAF、マニュアルレリーズ釦の半押しでオンする測光スイッチSWSおよび全押しでオンするレリーズスイッチSWR、周辺制御回路21等への電源をオン/オフするメインスイッチSWMが接続されている。
ボディCPU31は、設定されたAF、露出、撮影などのモード、シャッタ速度、絞り値などを表示パネル39に表示する。表示パネル39は、通常、カメラボディ11の外面およびファインダ視野内の2ヶ所に設けられた表示器を含む。
撮影レンズ51は、レンズCPU57と、焦点調節用レンズ52を光軸方向に駆動するギアブロック53と、撮影レンズ51のマウント部に設けられた、カメラボディ11のジョイント35と着脱自在に連結するジョイント55を備えている。AFモータ33の回転は、ギアブロック34、ジョイント35、55を介してギアブロック53に伝達され、ギアブロック53を介して焦点調節用レンズ52を進退移動させる。
レンズCPU57は、電気接点群56、36の接続を介してカメラボディ11の周辺制御回路21と接続されていて、この周辺制御回路21を介してボディCPU31との間で、開放、最大F値情報、焦点距離情報、レンズ位置(距離)情報などを通信する所定のデータ通信を行う。
次に、この一眼レフカメラに搭載した、CCD焦点検出素子61の詳細構成について、さらに図2を参照して説明する。図2は、CCD焦点検出素子61の受光面61a上のラインセンサIおよびモニタセンサMの配列の実施形態を示す図である。この実施形態では、CCD焦点検出素子61は、単一の回路基板80上に、ラインセンサIおよびモニタセンサMと、これらを制御する制御回路71が形成されている。
CCD焦点検出素子61の受光面61a上にはラインセンサIとして、中央に、横方向に延びる3列の横ラインセンサI1、I2、I3が互いに上下方向に所定間隔で平行に配置され、これらの横ラインセンサI1、I2、I3を上下に挟んで縦方向に延びる7列の縦ラインセンサI4、I5、I6、I7、I8、I9、I10が互いに横方向に所定間隔で平行に配置されている。この実施形態のラインセンサI1〜I10は、いわゆるCCDラインセンサであって、各ラインセンサの長手方向に多数の受光素子が配置されている。
横ラインセンサI1〜I3は、受光面61aの中央より左半分が基準の領域である基準ブロック(基準ラインセンサI1a〜I3a)として識別され、右半分が参照の領域である参照ブロック(参照ラインセンサI1b〜I3b)として識別される。
各横ラインセンサI1〜I3は、それぞれの基準ラインセンサI1a〜I3a、参照ラインセンサI1b〜I3bがそれぞれ4個の基準領域(I1-1a〜I1-4a)〜(I3-1a〜I3-4a)、参照領域(I1-1b〜I1-4b)〜(I3-1b〜I3-4b)に識別され、各基準ラインセンサI1a〜I4aの各領域(I1-1a〜I1-4a)〜(I3-1a〜I3-4a)に隣接してモニタセンサ(M1-1、M1-2、M1-3、M1-4)〜(M3-1、M3-2、M3-3、M3-4)が配置されている。
これらの各モニタセンサ(M1-1〜M1-4)〜(M3-1〜M3-4)は独立して動作し、隣接する基準ラインセンサI1〜I3の各領域(I1-1a〜I1-4a)〜(I3-1a〜I3-4a)の受光量をモニタする。
各縦ラインセンサI4、I5、I6、I7、I8、I9、I10は、横ラインセンサI1、I2、I3の上方に位置するものが基準ブロック(基準ラインセンサI4a〜I10a)として識別され、下方に位置するものが参照ブロック(参照ラインセンサI4b〜I10b)として識別される。
各縦ラインセンサI4〜I10は、それぞれの各基準ラインセンサI4a〜I10a、参照ラインセンサI4b〜I10bが長手方向を二分割する2個の基準領域(I4-1a、I4-2a)〜(I10-1a、I10-2a)、参照領域(I4-1b、I4-2b)〜(I10-1b、I10-2b)に識別され、各基準ラインセンサI4〜I10の基準領域(I4-1a、I4-2a)〜(I10-1a、I10-2a)に隣接してモニタセンサ(M4-1、M4-2)〜(M10-1、M10-2)が配置されている。
これらの各モニタセンサ(M4-1、M4-2)〜(M10-1、M10-2)は独立して動作し、隣接する基準ラインセンサI4a〜I10aの各基準領域(I4-1a、I4-2a)〜(I10-1a、I10-2a)の受光量をモニタする。
このように構成された各ラインセンサI1〜I10は、複数の測距ゾーンについて瞳分割された各一対の被写体光束のうち、一方を基準ラインセンサI1a〜I10aで受光し、他方を参照ラインセンサI1b〜I10bで受光するように使用される。
さらにCCD焦点検出素子61は、各ラインセンサI1〜I10にモニタセンサMと反対側に隣接して平行に配置され、各ラインセンサI1〜I10が蓄積した電荷がラインセンサI1、I2、I3、I4〜I10単位で転送されるシフトレジスタ62、63、64、621〜623、634〜6310、644〜6410を備えている。各ラインセンサI1〜I10の各フォトダイオードが光電変換し積分した電荷は、各ラインセンサI1〜I10毎に積分終了時に図示しないST(ストレージ)部に保持される。
全てのラインセンサI1〜I10の積分が終了すると、シフトレジスタ62、63、64を経由して、電荷検出部65からシリアルに読み出される。シフトレジスタ62は直接電荷検出部65に、シフトレジスタ63はシフトレジスタ62と合流して電荷検出部65に接続されている。
なお、本実施例の縦ラインセンサI4〜I10は、基準ラインセンサI4a〜I10aの電荷はシフトレジスタ63により、参照ラインセンサI4b〜I10bの電荷はシフトレジスタ64により電荷検出部65まで転送される。
図3には、このCCD焦点検出素子61の回路基板80上に形成された制御回路系の要部をブロックで示した。CCD焦点検出素子61の動作は、この回路基板80上に形成された制御回路71によって制御される。このCCD焦点検出素子61は、この制御回路系によって、使用するラインセンサIおよびモニタセンサMの選択が可能なことに特徴を有する。制御回路71は、ボディCPU31から指示を受けて動作する。この実施形態のCCD焦点検出素子61は、ボディCPU31からのコマンドによって指定されたラインセンサIとモニタセンサMを制御回路71が選択し、制御する。
次にこのCCD焦点検出素子61の構成について説明するが、各ラインセンサIおよびモニタセンサMの基本的な動作は同一なので、ラインセンサIおよびモニタセンサMの具体的な動作は、ラインセンサI1(I1-1〜I1-4)および対応するモニタセンサM1(M1-1〜M1-4)に関して説明する。
制御回路71は、積分を開始するときは、その直前に、ラインセンサI1をいわゆる掃き出し駆動して各画素(フォトダイオード)が蓄積した電荷を掃き出し、各画素単位で積分(電荷蓄積)を開始する。同時にモニタセンサM1-1〜M1-4もクリアして、モニタセンサM1-1〜M1-4による積分量モニタを開始する。各モニタセンサMの出力電圧(モニタ信号)は、バッファを介してオートゲインコントローラAGCに入力され、積分終了制御に使用される。各オートゲインコントローラAGCは、出力電圧をモニタ信号としてモニタ出力選択回路72に出力するとともに、ボディCPU31から出力されるVMS信号(AGCレベル、積分終了値)とモニタ信号とを比較して、モニタ信号が積分終了値に達したらそのモニタに対応するラインセンサの積分を終了させる終了信号を制御回路71に出力し、制御回路71が対応するラインセンサIの積分を終了させる。
オートゲインコントローラAGCから出力されるモニタ信号は、制御回路71およびモニタ出力選択回路72に入力される。制御回路71は、各モニタ信号が所定のAGCレベル(積分終了値)に達したことを検知する検知手段としてのロジック(例えばオペアンプ)を内蔵し、いずれかのロジックの出力が変化したときに、選択回路73を介して積分OR信号(第一の終了信号)をポートTNTに出力する。このポートTNTに出力された信号によりボディCPU31は、いずれかのラインセンサIが積分終了したことを検知する。本実施例において制御回路71は、前記いずれかのロジックがハイレベルからローレベルに落ちたときに、選択回路73に出力している積分OR信号をハイレベルからローレベルに落とす。なお、積分OR信号は、積分開始時はハイレベル信号である。
制御回路71は、前記ロジックの出力が変化したとき、つまりモニタ信号が所定のAGCレベルに達したときにそのモニタセンサMに対応するラインセンサIの積分を終了させる。積分の終了処理は、対応するラインセンサI1〜I10のST部への電荷の蓄積を終了することである。
また、モニタ出力選択回路72に入力されたモニタセンサMのモニタ信号は、一つずつ出力選択回路70に出力され、出力選択回路70を経由してポートVOUTから出力される。
ボディCPU31は、モニタセンサMを指定するDATA信号をCCD焦点検出素子61に出力する。CCD焦点検出素子61の制御回路71は、ボディCPU31から指定されたモニタセンサMのモニタ信号を、モニタ出力選択回路72で選択し、出力選択回路70を介してVOUT信号としてボディCPU31に出力する。同時に制御回路71は、積分AND信号を、選択回路74を介してポートSPから出力し、この積分AND信号をボディCPU31はポートTRIGから入力し、“L”レベルになるまで入力したモニタ信号をA/D変換する。
ボディCPU31は、入力したモニタセンサMのモニタ信号をA/D変換し、積分時間予測やゲイン(Gain)設定に利用する。
この実施形態のCCD焦点検出素子61は、積分開始後、モニタ出力選択回路72から択一的にモニタ信号を出力選択回路70からVOUT信号として出力する。全てのモニタセンサMのモニタ信号が所定のAGCレベルに達するか所定時間(最長積分時間)が経過するかいずれか早いときの後、つまり全てのCCDラインセンサIの積分が終了しまたは強制終了させた後は、CCDラインセンサIから読み出した画像信号(ビデオ信号Video)を出力選択回路70を介してポートVOUTからVOUT信号として出力する。
制御回路71は、所定時間内に全てのモニタセンサMのモニタ信号がAGCレベルに達したことを検知したときは、選択回路74を介して積分AND信号(第二の終了信号)をポートSPからボディCPU31に出力する。全てのモニタセンサMのモニタ信号がAGCレベル(積分終了値)に達する前に所定時間(2次最大積分時間)が経過したときは、制御回路71はモニタ信号がAGCレベルに達していない全てのモニタセンサMに対応するラインセンサIの積分を終了させて、積分AND信号を選択回路73を介してポートSPからボディCPU31に出力する。
全てのラインセンサIの積分が終了したら、各ラインセンサI1、I2、I3、I4〜I10の単位で、シフトレジスタ62、63、64を介して、ラインセンサI1〜I10およびその画素単位で電荷を逐次転送し、電荷検出部65で電圧信号に変換して出力する。
電荷単位の電圧信号を、アンプ(増幅回路(Gain AMP))66で増幅してから、サンプルホールド回路(S/H)67、クランプ回路68でOB電圧をクランプし、バッファ69から、出力選択回路70を介してポートVOUTからVOUT信号(ビデオ信号)として出力する。ボディCPU31は、ポートA/Dから入力する。ボディCPU31は、入力したVOUT信号を画素単位で、内蔵のA/D変換器31eによりディジタル信号に変換し、内蔵のRAM31bに順にメモリする。
以上のモニタ、積分および読み出し処理を、全てのモニタセンサMおよびラインセンサIについて実行できるが、この実施形態は、実行するラインセンサIおよびモニタセンサMのセット(選択モード)を任意に選択し、組み合わせることが可能である。つまり、選択モードにおいて指定されているラインセンサIおよびモニタセンサMについてのみ、モニタ、積分および読み出し処理を実行できる。さらに、選択モードで指定されたラインセンサIおよびモニタセンサMの中から、任意のラインセンサIおよびモニタセンサMについて、モニタ、積分および読み出し処理を実行できる。
図4には、このCCD焦点検出素子61のモニタ信号とAGCレベルとの関係をグラフで示した。モニタ信号は、積分開始とともに時間にほぼ比例して上昇する。この実施例では、被写体輝度が高い場合はモニタ信号(ア)が1次最大時間経過前にAGCレベルに達する。
1次最大積分時間を経過してもモニタ信号がAGCレベルに達しないときは、AGCレベルを1/2倍する。それでもモニタ信号が変更後のAGCレベルに達しないときは、ゲインGainを2倍してAGCレベルを1/2倍する処理を、モニタ信号がAGCレベルに達するまで、ゲインGainが最大ゲインGainに達するまで繰り返す。これにより、モニタ信号(イ)が1/4倍のAGCレベルに達している。
さらに、1次最大積分時間の経過時にモニタ信号が1/16倍のAGCレベル未満の場合(モニタ信号(ウ)、(エ)の場合)は、1次最大積分時間を2倍にした2次最大積分時間まで積分を許可し、2次最大積分時間が経過するのを待ち、2次最大積分時間が経過したときに積分を終了させる。。モニタ信号(エ)は、2次最大積分時間経過しても1/16倍のAGCレベルに達していない。その後、AGCレベルを1/2倍、ゲインGainを2倍しながらモニタ信号がAGCレベルに達したかどうかをチェックし、達したときにゲインGainを設定する。ただし、この実子例では、最大ゲインGainを8倍に設定してある。ここでAGCレベルを1/16倍(1/24倍)とした場合、最大ゲインGainは8倍(2n-1倍)となり、1段低く設定される。つまり、1次最大積分時間経過時に積分を終了させたときよりも、最大ゲインGainを低く設定できるので、増幅によるノイズ拡大を防止できる。
以上の処理により、被写体輝度が低い場合であっても、積分処理を改めて実行することなく適正画像信号を得ることができるので、積分処理の短縮を図ることができる。
次に、この一眼レフカメラの自動焦点検出および焦点調節動作について、さらに図5乃至図7に示したフローチャートを参照して説明する。カメラボディ11に図示しない電池が装填され、メインスイッチSWMがONされると、図5に示したスタート処理に入る。スタート処理に入ると、まず、ボディCPU31は、カメラ動作全般を統括的に制御するシステムのイニシャライズを実行する(ステップ(以下「S」と称する)101)。システムのイニシャライズには、ボディCPU31の起動、ROMからマイクロプログラムの読み込み、キャッシュ、入出力ポート、フラグ等のイニシャライズが含まれる。その後、電池から所定の電圧が供給されている間、S103乃至S139の処理を実行する。
まず、ボディCPU31以外の部材への電力供給を停止するパワーダウン処理(S103)を実行する。そうして、測光スイッチSWSがONしたかどうかをチェックし(S105)、ONしていなければ(S105;N)、パワーダウン処理(S103)を実行してパワーダウン状態を維持する。測光スイッチSWSがONすると(S105;Y)、パワーオン(S107)してPHONループ処理に入る。パワーオン処理(S107)は、ボディCPU31以外の部材へも電池の電力を供給する処理であって、例えば表示パネル49に撮影モードなどを表示する。
『PHONループ』
PHONループ処理に入ると、PHONループ時間タイマをスタートさせる(S109)。PHONループ時間は、主にAF処理を所定間隔で繰り返し実行するためのインターバル時間である。次に、スイッチチェック(S111)、つまり各スイッチの状態を入力し、レンズ通信(S113)を実行して撮影レンズ51からレンズ情報を入力する。
周辺制御回路21から、測光IC18によって測光した被写体輝度信号Bvを入力してA/D変換し(S115)、選択された露出モードによるアルゴリズムでAE演算処理(S117)を実行してシャッタ速度および絞り値を求め、これらの値を表示パネル49に表示する(S119)。
レリーズスイッチSWRがONしているかどうかをチェックし、ONしていれば(S121;Y)、レリーズ処理(S139)を実行してPHONループ処理に戻る。レリーズスイッチSWRがONしていない場合(S121;N)は、AF処理(S123)を、ループ時間が経過するまで繰り返し実行する(S125;N、S123)。ループ時間が経過したら(S125;Y)、測光スイッチSWSがONしているかどうかをチェックし(S127)、ONしていたら(S127;Y)PHONループ処理の最初のステップに戻る。
測光スイッチSWSがONしていなかったら(S127;N)、パワーホールド中フラグが“1”かどうかをチェックし(S129)、“1”でなければパワーホールドタイマをスタートさせ(S131)、パワーホールド中フラグに“1”をセットしてS135に進む。パワーホールド中フラグに“1”がセットされていたとき(S129;Y)は、S131、S133をスキップしてS135に進む。
S135では、パワーホールド時間が経過したかどうかをチェックし、経過しているとき(S135;Y)はパワーホールド中フラグをクリア(S137)してからS103に戻り、経過していないとき(S135;N)はそのままPHONループ処理の最初のステップS109に戻る。つまり、測光スイッチSWSがオフしてからパワーホールド時間が経過するまではS109乃至S135の処理を繰り返し実行し、測光スイッチSWSがオフしてからパワーホールド時間が経過したら、パワーホールド中フラグをクリアしてからS103に戻ってパワーダウン処理を実行し、パワーダウン状態で測光スイッチSWSがONするのを待つ(S105)。
S123で実行するAF処理の詳細について、図6に示したフローチャートを参照して説明する。AF処理に入ると、測光スイッチSWSがONしているかどうかをチェック(S201)する。測光スイッチSWSがオフしていたとき(S201;N)は、AFロックフラグ、AGCレベルシフトフラグおよび時間短縮要求フラグの全てに“0”をセット(フラグクリア)して(S217、S219、S221)、リターンする(RET)。
測光スイッチSWSがONしているとき(S201;Y)は、AFロックフラグが“1”かどうかをチェックする(S203)。AFロックフラグは、ワンショットAFモードにおいて合焦したときにその合焦状態を維持するためにセットされるフラグである。
AFロックフラグに“1”がセットされていない場合(S203;N)は、CCD焦点検出素子61に積分処理を実行させ(S205)、CCD焦点検出素子61からビデオ信号Videoを入力し)、デフォーカス演算を実行する(S207)。そうして、演算したデフォーカス量(絶対値)が合焦幅未満であるかどうかチェックする(S209)。合焦幅とは、焦点深度により合焦とみなせるデフォーカス量の範囲である。この合焦幅は、一定値、または撮影レンズから入力した焦点距離、開放絞り情報から演算して設定することができる。
デフォーカス量が合焦幅未満でなかった場合(S209;N)は、デフォーカス量に基づいてAFモータ33を駆動するパルス数を演算(S213)し、AFモータ33を駆動して(S215)リターンする(RET)。
デフォーカス量が合焦未満であった場合(S209;Y)は、AFロックフラグに“1”をセットし(S211)、リターンする(RET)。AFロックフラグに“1”をセットすると、次にAF処理に入っても、S203からリターンする。
『積分処理』
積分処理について、図7に示したフローチャートを参照して説明する。積分処理に入ると、まず、AGC(オートゲインコントロール)レベルを設定する(S301)。AGCレベルの初期値は、最大値である。次に、1次最大積分時間を設定し(S303)、2次最大積分時間を設定する(S305)。なお、この実施例において2次最大積分時間は、1次最大積分時間の2倍である。そうして、CCD焦点検出素子61との間で積分開始通信を実行し(S307)、CCD焦点検出素子61に積分処理を開始させる。
積分が始まると、いずれかのラインセンサの積分が終了したか否か、つまりいずれかのモニタセンサの出力レベルが積分終了値に達してOR信号が出力されたか否かをチェックする(S309)。OR信号が出力されていない場合(S309;N)は、各ラインセンサ毎に積分時間をメモリし(S311)、1次最大積分時間が経過したかどうかをチェックし(S319)、1次最大積分時間が経過していない場合(S319;N)は、入力したモニタ信号をA/D変換し(S321)、全積分が終了したかどうか(全モニタセンサMのモニタ信号がAGCレベルに達したかどうか)をチェックし(S335)、全積分が終了していない場合(S335;N)は、S309に戻る。
OR信号が出力され(モニタセンサMのモニタ信号がAGCレベルに達し)ていた場合(S309;Y)は、積分終了情報通信を実行し(S313)、積分中のセンサありか否かをチェックし(S315)、積分中のセンサがある場合(S315;Y)は、積分中センサの積分時間をメモリして(S317)からS319に進み、積分中センサがない場合(S315;N)は、そのままS319に進む。
『1次最大積分時間経過』
1次最大積分時間が経過した場合(S319;Y)(モニタ信号(イ)乃至(エ)が該当する)は、モニタ信号A/D変換値がAGCレベルの1/16倍未満であるか否かをチェックする(S323)。
『AGCレベル/16未満の場合』
モニタ信号A/D変換値がAGCレベル/16未満の場合(S323;Y)(モニタ信号(ウ)、(エ)が該当する)は、1次最大積分時間のときのモニタ信号がAGCレベルの1/16倍未満の場合にたてるフラグFint2に“1"をセットして(S324)、2次最大積分時間が経過しているかどうかをチェックする(S326)。2次最大積分時間が経過していない場合(S326;N)はS335に進む。そうして、積分終了したか否かチェックし(S335)、終了していなければS309に戻る。そうして、S309乃至S326;Y、S335の処理を繰り返す。つまり、1次最大積分時間経過時にモニタ信号A/D変換値がAGCレベル/16未満の場合は、積分時間が2次最大積分時間まで延長される。そうして、モニタ信号A/D変換値がAGCレベル/16未満の間は、S309乃至S319;Y、S323;Y、S324、S326;N、S335;N、S309の処理を繰り返す。
1次最大積分時間経過後、モニタ信号A/D変換値がAGCレベル/16以上になると(S323;N)(モニタ信号(ウ)が該当)、フラグFint2が“1”かどうかをチェックし(S325)、“1”なので(S325;Y)、S326に戻って積分を継続する。つまり、1次最大積分時間経過時にモニタ信号A/D変換値がAGCレベル/16未満の場合は、通常は積分を2次最大積分時間経過まで継続することになる。なお、1次最大積分時間経過後に被写体輝度が急激に高くなってモニタ信号A/D変換値がAGCレベルを超えた場合は積分終了するので(S335;Y)、S337に抜ける。
そうして、2次最大積分時間が経過すると(S326;Y)、AGCレベルを1/2倍に設定して(S327)、積分終了したかどうか(モニタ信号A/D変換値がAGCレベルに達したかどうか)をチェックする(S329)。積分終了していない場合(S329;N)は、ゲインGainを前回の2倍に設定し(S331)、ゲインGainが最大ゲインGain(8倍)になったかどうかをチェックし(S333)、最大ゲインになっていなければ(S333;N)、S327に戻ってAGCレベルダウン処理を繰り返す。そうして、積分終了した場合(モニタ信号A/D変換値がAGCレベルに達した場合)(S329;Y)は、S337に抜ける。モニタ信号(ウ)は、AGCレベル/8、ゲインGain4倍で積分終了(S329;Y)、S337に抜ける。また、積分終了せず(S329;N)、最大ゲインGain(8倍)になった場合(S333;Y)も、S337に抜ける。モニタ信号(エ)は、最大ゲインGain(8倍)(S333;Y)でS337に抜けている。
『AGCレベル/16未満でない場合』
モニタ信号A/D変換値がAGCレベル/16未満でない場合(S323;N)(モニタ信号(イ)が該当する)は、フラグFint2が“1"か否かチェックする(S325)。“1"でないので(S325;N)、S326をスキップしS327に進む。そうして、AGCレベルを1/2倍に設定して(S327)、積分終了したかどうか(モニタ信号A/D変換値がAGCレベルに達したかどうか)をチェックする(S329)。積分終了していない場合(S329;N)は、ゲインGainを前回の2倍に設定し(S331)、ゲインGainが最大ゲインGain(8倍)になったかどうかをチェックし(S333)、最大ゲインになっていなければ(S333;N)、S327に戻ってS327乃至S333の処理を繰り返す。そうして、積分終了した場合(モニタ信号A/D変換値がAGCレベルに達した場合)(S329;Y)は、S337に抜ける。また、積分終了せず(S329;N)、最大ゲインGain(8倍)になった場合(S333;Y)も、S337に抜ける。モニタ信号(イ)は、AGCレベル/4、ゲインGain2倍で積分終了している。
S337では、積分終了通信を実行してCCD焦点検出素子61に積分処理を終了させる。最大ゲインGain(8倍)になって(S333;Y)抜けた場合も、この積分終了通信によって積分が終了されることになる。そうして、CCD焦点検出素子61から、設定ゲインGainで増幅されたビデオ信号Video(画像信号)を入力してA/D変換し(S339)、デフォーカス演算を実行して(S341)からリターンする(RET)。
以上の通り本発明の実施形態によれば、積分開始後、1次最大積分時間が経過しても積分が終了しない場合は、積分処理を改めて開始することなく、モニタ信号がAGCレベルの1/16倍未満か否かをチェックし、未満の場合は、積分を2次最大積分時間まで延長し、2次最大積分時間が経過したらAGCレベルを段階的に(1/2倍ずつ)下げて積分終了したどうかをチェックし、積分終了していない場合はゲインGainを段階的にアップ(2倍)する処理を繰り返すので、被写体輝度が低い場合でも、積分を1次最大積分時間経過後、積分時間の延長によってゲイン不足を補うことができる。適正ゲインGainを設定して、速やかに終了させることができる。適正ゲインGainが設定されるので、増幅後のビデオ信号Videoは適正レベルとなり、正確なデフォーカス量を求めることが可能になる。
図7に示した積分処理は、複数の焦点検出エリアごとに、ラインセンサI1〜I10および対応するモニタセンサM1〜M10毎に繰り返し、さらエリアごとに設定したゲインGainでアンプ66で増幅することにより、焦点検出エリア毎に適正ビデオ信号Videoを得ることができる。
この実施形態では、最大ゲインGainを8倍にしたが、。最大ゲインGainが8倍に限定されないことはいうまでもなく、8倍を超えていても未満でもよい。また、ゲインGainの設定ステップは2(または1/2)倍であるがこれに限定されず、2/3(または3/2)でもよい。
本発明の他の実施形態の主要回路構成を図8に、同他の実施形態のモニタ信号とAGCレベル、ゲインGainとの関係をグラフとして図9に示した。この実施形態は、図7のステップS323でモニタ信号をA/D変換値で判別していたが、モニタ信号が1次最大積分時間内に、低輝度用積分終了値である、Gain16倍用AGCレベルに達しないことをAGC回路81で判別して制御回路71へ出力させるようにし、積分時間を2次最大積分時間まで延長することに特徴を有する。
この実施形態では、各モニタセンサM毎に備えたAGC回路81に、通常用AGCレベルと、ゲインGainを最大(16倍)に上げるときの16倍用AGCレベル(通常AGCレベルの1/16倍)を入力する。AGC回路81は、モニタセンサMから入力したモニタ信号を、通常用AGCレベルおよび16倍AGCレベルと比較し、通常用AGCレベルに達したときは積分終了信号SPを制御回路71に出力し、16倍用AGCレベルに達したときはGain16倍検知信号SP′を制御回路71に出力する。
1次最大積分時間を経過したときにモニタ信号がAGCレベル/16に達していない場合、つまりAGC回路81から積分終了信号SPも、Gain16倍検知信号SP′も出力されていない場合は、ボディCPU31は最大積分時間を1次最大積分時間の2倍の2次最大積分時間に延長し、GainAMP66のゲインGainを16倍に設定する。そうして、AGC回路81からGain16倍検知信号SP′が出力されるのを待つ。
以上の通り第2の実施形態によれば、1次最大積分時間経過時に最大ゲインGainを超えるゲイン設定が必要になると検知された場合は積分時間を延長して積分を継続するので、輝度が低い被写体であっても正確なデフォーカス量を短時間で得ることができる。
本発明を適用した一眼レフカメラの実施形態の主要部をブロックで示す図である。 同一眼レフカメラに搭載された多点焦点検出素子の一実施例を示す図である。 同一眼レフカメラに搭載された多点焦点検出素子上の制御回路の概略をブロックで示す図である。 同一眼レフカメラに搭載された多点焦点検出素子のモニタ信号とAGCレベル、ゲインとの関係をグラフで示す図である。 同一眼レフカメラの動作に関するメイン処理をフローチャートで示す図である。 同一眼レフカメラのAF処理の実施形態をフローチャートで示す図である。 同AF処理中の積分処理に関する実施形態をフローチャートで示す図である。 本発明を適用した多点焦点検出素子の別の実施形態におけるモニタセンサ、ラインセンサおよびAGC回路の概要をブロックで示す図である。 同別の実施形態のモニタ信号とAGCレベル、ゲインとの関係をグラフで示す図である。
符号の説明
11 カメラボディ
13 メインミラー
14 ハーフミラー部
15 サブミラー
21 周辺制御回路
31 ボディCPU(制御手段)
31e A/D変換器
32 AFモータドライバ
33 AFモータ
34 ギアブロック
35 ジョイント
37 エンコーダ
38 EEPROM
51 撮影レンズ
52 焦点調節レンズ群
53 ギアブロック
55 ジョイント
57 レンズCPU
60 マルチAFモジュール
61 CCD焦点検出素子
62 63 64 シフトレジスタ
621〜623 シフトレジスタ
634〜6310 644〜6410 シフトレジスタ
65 電荷検出部
66 アンプ(増幅回路(Gain AMP))
70 出力選択回路(出力選択手段)
71 制御回路(制御手段)
72 モニタ出力選択回路
73 74 選択回路
80 回路基板
I ラインセンサ
I1 I2 I3 横ラインセンサ
I4 I5 I6 I7 I8 I9 I10 縦ラインセンサ
M モニタセンサ
M1 M2 M3 M4 M5 M6 M7 M8 M9 M10 モニタセンサ

Claims (11)

  1. 複数の画素を有する領域を複数備え、各画素が受光した被写体光を光電変換した電荷を積分し、積分した電荷を画像信号として出力するラインセンサと、
    前記ラインセンサに隣接して設けられ、ラインセンサの積分をモニタしてモニタ信号を出力するモニタセンサと、
    前記モニタセンサのモニタ信号が所定の終了値に達したとき、または設定された最大積分時間を経過するかいずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させる制御手段と、
    前記画像信号を、前記積分終了時の前記モニタ信号に応じた増幅率で増幅する増幅手段とを備え、
    該制御手段は、前記モニタセンサによるモニタ中に出力されるモニタ信号により前記ラインセンサの積分値を検知し、設定された1次最大積分時間経過時に前記モニタ信号が、前記増幅手段の増幅率を最大値を超えた増幅が必要になる値と検知された場合は、前記最大積分時間を1次最大積分時間よりも長い2次最大積分時間まで積分し、該2次最大積分時間が経過したときに前記増幅手段の増幅率を上げることを特徴とする焦点検出装置。
  2. 請求項1記載の焦点検出装置において、前記2次最大積分時間は、前記増幅率の最大値を超えた増幅を補う時間である焦点検出装置。
  3. 請求項1または2記載の焦点検出装置において、前記制御手段は、前記2次最大積分時間が経過したときに、積分終了値を段階的に下げ、前記増幅率を段階的に上げる処理を、モニタ信号と積分終了値とを比較しながら、モニタ信号が積分終了値に達するまでまたは増幅率が最大値になるまでのいずれか早いときまで繰り返す焦点検出装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項記載の焦点検出装置において、前記制御手段は、前記1次最大積分時間経過時に前記モニタ信号が低輝度用積分終了値に達していないと判定したときに、前記最大積分時間を1次最大積分時間より長い2次最大積分時間に延長する焦点検出装置。
  5. 複数の画素を有する領域を複数備え、各画素が受光した被写体光を光電変換した電荷を積分し、積分した電荷を画像信号として出力するラインセンサと、
    前記画像信号を設定された増幅率で増幅する増幅手段と、
    前記ラインセンサに隣接して設けられ、ラインセンサの積分をモニタしてモニタ信号を出力するモニタセンサと、
    前記モニタセンサの出力信号が所定の終了値に達したとき、または設定された最大積分時間を経過するかいずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させる制御手段を備え、
    該制御手段は、前記設定された最大積分時間を経過しても前記モニタ信号が所定の終了値に達していないときは、該終了値を下げ、増幅手段の増幅率を上げる処理を、モニタ信号が下げた後の終了値に達するまで繰り返し、モニタ信号が終了値に達するか増幅率が最大値になるかいずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させることを特徴とする焦点検出装置。
  6. 請求項5記載の焦点検出装置において、前記制御手段は、前記設定された最大積分時間が経過したときの前記モニタ信号が前記所定の終了値よりも低輝度相当の低輝度終了値に達していないときは、前記最大積分時間を2次最大積分時間まで積分し、該2次最大積分時間が経過したときに前記増幅手段の増幅率を最大値まで上げる焦点検出装置。
  7. 請求項5または6記載の焦点検出装置において、前記ラインセンサおよびモニタセンサは、複数の焦点検出エリア毎に設けられていて、前記制御手段は、モニタセンサ毎に前記制御を実行する焦点検出装置。
  8. 請求項5から7のいずれか一項記載の焦点検出装置において、前記モニタセンサは、前記ラインセンサの積分値に比例するモニタ信号を出力する焦点検出装置。
  9. 請求項5から8のいずれか一項記載の焦点検出装置は、前記画像信号とモニタ信号とを同一の出力端子から切り換えて出力する切換手段を備え、前記全てのモニタ信号が積分終了値に達するか、前記2次最大積分時間を経過するかいずれか早いときまではモニタ信号を出力し、その後は画像信号を出力する焦点検出装置。
  10. 複数の画素を有する領域を複数備え、各画素が受光した被写体光を光電変換した電荷を積分し、積分した電荷を画像信号として出力するラインセンサと、
    前記ラインセンサに隣接して設けられ、ラインセンサの積分をモニタしてモニタ信号を出力するモニタセンサと、
    前記モニタセンサのモニタ信号が所定の終了値に達したとき、または設定された最大積分時間を経過するかいずれか早いときに前記ラインセンサの積分を終了させる制御手段と、
    前記画像信号を、前記積分終了時の前記モニタ信号に応じた増幅率で増幅する増幅手段とを備え、
    該制御手段は、前記モニタセンサによるモニタ中に出力されるモニタ信号により前記ラインセンサの積分値を検知し、設定された最大積分時間経過時に前記モニタ信号が、増幅手段の増幅率が最大値を超えると検知された場合は、前記最大積分時間を延長し、前記増幅手段の増幅率を最大値に設定することを特徴とする焦点検出装置。
  11. 請求項10記載の焦点検出装置は、前記モニタ信号と、前記通常積分終了値および低輝度用積分終了値とを比較する比較手段を備え、前記制御手段は、前記最大積分時間経過時に前記モニタ信号が前記低輝度用積分終了値に達していないと判定したときに、前記最大積分時間を延長し、前記増幅手段の増幅率を最大値に設定する焦点検出装置。
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