JP2006144385A - 地中掘進装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】推進管2内の内管6の先端にはモータで回転する回転部9がある。回転部の掘削ビット21は半径方向外向きの拡縮ジャッキ20により内方とオーバーカット位置との間で移動できる。内管の先端に設けた修正ジャッキ30は回転部に連結されている。内管に設けた掘進反力ジャッキ31は推進管に向けて移動し推進管を固定する。掘削ビット21の拡縮時には土砂が障害とならず、動作が確実である。修正ジャッキで先頭を傾斜させて掘削方向を修正できる。掘進反力ジャッキで内管と推進管2を固定すれば、ビット21の掘進抵抗力の反力は内管に分散され、掘進機のローリングを抑止できる。
【選択図】図1
Description
掘削機構は、推進対象土質・掘削面(切羽)の水圧・土庄に適応するようになっており、各々の工法によって掘削ビット構造や切羽の安定方式が異なる。
排土機構は、掘削した土砂の性状によって、パイプによる流体搬送、バキューム搬送、オーガスクリュー搬送、人力搬送等の方式が採られている。切羽の湧水、土庄等をバランスさせる切羽の安定方式としては、泥水方式・土庄方式・泥土圧方式等が一般的に採用されている。
このような推進工法に用いられる地中掘進装置としては、例えば下記特許文献1、2に示すようなものが知られている。
従って、推進工法による掘進においては、推進先導管をローリングさせないことが的確な方向修正を行うために重要な課題である。
地中に圧入される推進管と、
前記推進管内に挿入されて推進される内管と、
前記内管の先端に設けられた駆動手段と、
前記内管の先端の先方に設けられ、前記駆動手段に連結されて前記推進管の先端部の内側で回転駆動される回転部と、
前記回転部の前端に取り付けられて前記推進管の先端部の先方に配置され、前記回転部に対して回転の径方向に往復移動可能とされて前記推進管の外側をオーバーカット可能な掘削ビットと、
を有することを特徴としている。
前記推進管の先端部が、前記推進管の後方部分に対して折曲可能に接合されており、
前記内管の先端の内周には、前記回転部に連結された複数の修正ジャッキが周方向に所定角度間隔で設けられており、
前記複数の修正ジャッキを選択的に駆動することにより、前記回転部の中心軸を前記内管の軸方向に対して前記推進管の先端部とともに傾斜させて、推進方向を修正できるようにしたことを特徴としている。
前記掘削ビットが前記回転部の前端に周方向に所定角度間隔で取り付けられ、前記回転部には、前記各掘削ビットごとにビット拡縮ジャッキが設けられて各掘削ビットを径方向に往復移動させるように連結されており、
前記ビット拡縮ジャッキの油圧経路が前記回転部の中心軸からスイベル継手部を経て前記内管の先端の内部に導かれており、
前記駆動手段が前記内管の先端の中心から外れた位置に設置されており、前記回転部の中心軸に動力伝達機構を介して連動連結されていることを特徴としている。
前記内管の径方向に向けて伸縮自在となるように前記内管に設けられ、前記推進管の内面を押圧固定して内管と推進管を固定することにより、掘削ビットに加わる掘進抵抗力を前記内管に分散する掘進反力ジャッキを備えたことを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態(以下、本例と呼ぶ。)における地中掘進装置の断面図であり、図2はその先端側を示す拡大断面図であり、図3はその中途部を示す拡大断面図である。
図4は軸に直交する面で見た掘削ビットの拡張時の状態を示す図であり、図5は軸に直交する面で見た掘削ビットの縮小時の状態を示す図であり、図6は軸に直交する面で見た修正ジャッキの配置図であり、図7は軸に直交する面で見たビット拡縮ジャッキの配置図である。
図8乃至図15は本例における地中推進工事の工程図である。
本例の地中掘進装置1の構造を図1〜図7を参照して説明する。
図1に示すように、工事終了後は埋設管として地中に残る推進管2は、最も外側に配置されている。推進管は、図1中には示していない発進立坑内に設置された推進機によって地中に推進されながら、順次接続されていく。推進管内には内管が挿入され、この内管も推進管と同様に発進立坑内にある推進機によって地中に推進されながら順次接続されていく。なお、図3に示すように、推進管と内管は、その他の附属部品等と単位長さごとに組み合わされており、所定長さ推進する度に発進立坑内で次々と接続されていく。
本例の地中掘進装置1を用い、泥水方式で鋼製の推進管2を推進する工程を図8〜図15を参照して具体的に説明する。
図8に示すように、発進立坑50内に推進架台51を設置固定する。推進架台51の上に推進ジャッキ52及び反力盤53を設置する。反力盤53は推進ジャッキ52の推力に耐えられる強固なものとし、鋼製あるいはコンクリート製のものを使用する。
本例の地中掘進装置1は、修正ジャッキ30の伸縮操作により、推進管2の先端部27が回転部9とともに左右、上下、いずれの方向にも自由自在に首振り可能となっている。仮に、右方向に首振りして推進方向に修正したい時は、図6に示す3つの修正ジャッキ30のうち、真上にある修正ジャッキ30と、進行方向に向かって行こうとする方向と反対側(右に行くなら左側)にある修正ジャッキ30を適宜伸長させ、1号先導管4を所望の方向(ここでは右方向)に首振りすることができる。
2 推進管
3 2号先導管
4 1号先導管
5 推進先導管
6 内管
9 回転部
11 中心軸
13 駆動手段としてのビット回転モータ
14,15 動力伝達機構としての減速機構
20 ビット拡縮ジャッキ
21 掘削ビット
25 スイベル継手部
27 推進管の先端部
28 ジョイント部
30 修正ジャッキ
31 掘進反力ジャッキ
Claims (4)
- 地中に圧入される推進管と、
前記推進管内に挿入されて推進される内管と、
前記内管の先端に設けられた駆動手段と、
前記内管の先端の先方に設けられ、前記駆動手段に連結されて前記推進管の先端部の内側で回転駆動される回転部と、
前記回転部の前端に取り付けられて前記推進管の先端部の先方に配置され、前記回転部に対して回転の径方向に往復移動可能とされて前記推進管の外側をオーバーカット可能な掘削ビットと、
を有する地中掘進装置。 - 前記推進管の先端部が、前記推進管の後方部分に対して折曲可能に接合されており、
前記内管の先端の内周には、前記回転部に連結された複数の修正ジャッキが周方向に所定角度間隔で設けられており、
前記複数の修正ジャッキを選択的に駆動することにより、前記回転部の中心軸を前記内管の軸方向に対して前記推進管の先端部とともに傾斜させて、推進方向を修正できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の地中掘進装置。 - 前記掘削ビットが前記回転部の前端に周方向に所定角度間隔で取り付けられ、前記回転部には、前記各掘削ビットごとにビット拡縮ジャッキが設けられて各掘削ビットを径方向に往復移動させるように連結されており、
前記ビット拡縮ジャッキの油圧経路が前記回転部の中心軸からスイベル継手部を経て前記内管の先端の内部に導かれており、
前記駆動手段が前記内管の先端の中心から外れた位置に設置されており、前記回転部の中心軸に動力伝達機構を介して連動連結されていることを特徴とする請求項1記載の地中掘進装置。 - 前記内管の径方向に向けて伸縮自在となるように前記内管に設けられ、前記推進管の内面を押圧固定して内管と推進管を固定することにより、掘削ビットに加わる掘進抵抗力を前記内管に分散する掘進反力ジャッキを備えたことを特徴とする請求項1記載の地中掘進装置。
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JP2009046803A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Tokken:Kk | 掘進機 |
JP2009046802A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Tokken:Kk | 掘進機 |
JP2017015436A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 株式会社福田組 | 電気探査方法 |
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2004
- 2004-11-19 JP JP2004336107A patent/JP4156582B2/ja not_active Expired - Fee Related
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