JP2003176689A - 老朽管の更新機 - Google Patents

老朽管の更新機

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JP2003176689A
JP2003176689A JP2001402506A JP2001402506A JP2003176689A JP 2003176689 A JP2003176689 A JP 2003176689A JP 2001402506 A JP2001402506 A JP 2001402506A JP 2001402506 A JP2001402506 A JP 2001402506A JP 2003176689 A JP2003176689 A JP 2003176689A
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Japan
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buried pipe
existing
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JP2001402506A
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Mamoru Hamano
衛 濱野
Toshiyasu Akiba
利康 秋葉
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Sanwa Kizai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開削することなく、また既設埋設管を破砕せ
ず回収を可能とし、又高速施工を可能とし、更に水位の
高い滞水層でも問題なく施工可能とする工法と更新機を
提供することにある。 【解決手段】 更新を要する既設埋設管1の始端位置に
発進坑3を、同終端位置は既設人孔を場合によっては到
達坑4を掘削し、前記発進坑3内に設置した駆動推進装
置6,6fにより既設埋設管1の管端外周に接触して掘
削ヘッド5及び更新管2を推進することにおいて、多重
スイベル6gを介し掘削添加材、滑材、エアー等を送
り、掘削ヘッド5の所定部より吐出させ、推進の長距離
化を図り、滞水層にも適合させるピンチ弁5cを備え、
既設埋設管1を把持し運搬する機構を介し、単位長毎に
破砕せず内管2aの内部を通し、前記発進坑3内に移動
させ、発進坑3外へ回収することにより、既設埋設管1
と更新管2とを入れ替えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は既設埋設管の更新方
法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設されて各種用途に供される埋
設管は、経年により老朽化が進み、適時に新たな埋設管
(更新管)と交換することが必要となる。また埋設管の
サイズアップの要求から既設埋設管を撤去し、新たなサ
イズの埋設管と置換することを要する場合がある。
【0003】上記いずれの場合も、従来は既設埋設管の
埋設個所の地盤を開削して既設埋設管を掘り出し、新た
な管を吊り込んで埋設する方法によるか、あるいは図4
に一例を示すように発進坑a内に設置された推進装置b
を用い、この推進装置bの駆動部cにスクリューオーガ
dを接続し、このスクリューオーガdの先端のヘッドe
のカッターにより既設埋設管fを順次破砕して行き、破
砕された破砕片gはスクリューオーガdに取り込んでそ
のスクリュー翼hによりケーシングi内を通じて発進坑
a側へ搬送し、この発進坑aから地上へ搬出するように
し、破砕した跡に新規の更新管jを押入埋設する方法に
よっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記開削によ
るものでは、既設埋設管の全長にわたって開削すること
を要するため、路面の交通障害を起こすと共に騒音や振
動が激しく、周辺環境に悪影響を及ぼす。
【0005】また既設埋設管の埋設位置が深いと、開削
時に土留めが必要となり、余分な工費が掛かるうえ、狭
い場所では民家まで地盤沈下が発生しやすいなどの問題
がある。
【0006】一方、前記推進工法によるものでは、上記
開削による問題点を解消することはできるが、スクリュ
ーオーガdのヘッドeにより既設埋設管fを破砕してそ
の破砕片gをスクリューオーガdとケーシングiとの間
の狭い搬送経路で詰まりが生じやすく、仮に搬送時に泥
水等を使用したとしても狭い搬送経路を搬送することに
なるので細かく破砕する必要性は避けられない。
【0007】また既設埋設管がヒューム管であると、鉄
筋が内在するので、これを破断するために特殊なカッタ
を別に用意する必要があるうえ、切断した鉄筋が詰まり
やすいなどの問題がある。
【0008】尚、本発明者らはこれらの問題解消策とし
て既に特願2001−201459にて走行型駆動装置
による方法を提案しているが、走行型保持装置の場合、
特に小口径管においては走行型駆動装置が管内径よって
制限され掘削駆動力等の能力に限界が生じ、作業速度や
掘削性能に問題があった。
【0009】この他、水位の高い滞水層での施工におい
て、掘削ヘッド先端部より水が噴出し、作業が困難とな
る問題や既設埋設管が長期にわたる時間経過によって管
路に曲がりを生じていたという問題があった。
【0010】そこで本発明は、開削することなく、また
既設埋設管の破砕片をスクリューオーガdにより後方へ
搬出することなく回収を可能とし、又長距離推進を可能
とし、更に水位の高い滞水層でも問題なく施工可能と
し、加えて曲がりを修正し高精度の施工を行うことを課
題としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決しようとする手段】上記課題を解決する手
段として本発明は更新を要する既設埋設管の始端位置に
発進坑を、同終端位置に到達坑を掘削し、前記発進坑内
に設置した推進装置に、既設埋設管の管端外周に接触し
て推進し、既設埋設管の単位長以上に推進した段階で更
新管に内接された内管の内部を通り送り出される既設埋
設管を破砕せず単位長毎に前記発進坑内から回収すると
ともに、内管を内設した更新管を推進装置終端に継足す
ことにより既設埋設管を更新管と入れ替え、その後内管
を取り除くことを特徴とする既設埋設管の更新方法及び
その装置にある。
【0012】そして、推進機の多重スイベルから内管回
転押圧板経由該内管に沿わせた内パイプを通して水、掘
削添加材、滑材、エアー、等を送り、掘削ヘッド所定部
よりこれらを吐出又は通圧作動させることを特徴とする
既設埋設管の更新方法及びその装置にある。
【0013】また、掘削ヘッド部に滞水層用ピンチ弁及
び管路の曲がり修正用の修正シリンダを備えていること
を特徴とする既設埋設管の更新方法及びその装置にあ
る。
【0014】更に、掘削ヘッド及び内管の内側に載置さ
れた内巻羽根が回転することにより土砂及びその外周掘
削済み既設埋設管が発進坑入口へ運搬されることを特徴
とする方法及び装置にある。
【0015】加えて、既設埋設管の内側を保持装置にて
把持固定又は把持固定し運搬することを特徴とする方法
及び装置にある。
【0016】その他、駆動装置からの回転力を更新管を
介さず、即ち掘削地盤との摺動摩擦による負荷損失を無
くし長距離施工を行うため、内管経由掘削ヘッドに伝達
することを特徴とする方法及び装置にある。
【0017】こうしたことにより、保持装置にてまず始
端の既設埋設管と次の既設埋設管とに跨って内側を把持
固定して供廻りを防止と掘削安定化を図り、推進装置を
作動させ、既設埋設管外周を所定の単位長以上に推進し
た段階で、その次の既設埋設管とに跨って内側を把持固
定させる方法を取る。この時掘削済既設埋設管は破砕さ
れずに掘削された単位長毎に内管の内部を内巻羽根によ
り発進坑の入口へ搬送され、適宜次の埋設管等をセット
する時に発進坑内に引出し地上へ回収する。
【0018】従って既設埋設管は破砕されることなく回
収されるので、これによる詰まり等の事態を招くことが
ない。
【0019】また駆動装置を発進坑内に設置することで
走行型駆動装置における管内径よる制限問題もなく回転
トルクを十分とることができ、推進機の多重スイベルか
ら内管回転押圧板経由該内管に沿わせた内パイプを通し
て水、掘削添加材、滑材、エアー、等を送り掘削ヘッド
所定部よりこれらを吐出又は通圧させることにより、掘
削作業性をアップさせるとともに更新管の埋設地盤に対
する更新管との摩擦係数を下げ得るので、より低い推進
力で可となり装置の小型化が図れる。
【0020】加えて多重スイベルを介した一つからのエ
アー圧力操作にてピンチ弁の開度調整を行うことによ
り、掘削ヘッド前面部からの水と土砂の流入量が制限で
き、滞水層でも作業問題が起こらない。
【0021】尚、既設埋設管路の精度が悪い場合でも修
正シリンダにより曲がりを修正し施工精度を確保できる
こととなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施の形
態を参照して説明する。
【0023】図1は本発明を実施するに用いる既設埋設
管更新装置の一実施形態を示すもので、更新を必要とす
る既設埋設管1の始端位置に地上から発進坑3が掘削さ
れるとともに、既設埋設管1の終端位置に地上から到達
坑4が掘削され(場合によっては既設マンホールの開口
部のみ広げられ)、前記発進坑3内には推進装置6が設
置されている。
【0024】この推進装置6は、発進坑3の底部に設置
されたベース6b上に推進装置本体6aが既設埋設管1
の埋設方向に向け進退移動自在に載装され、この推進装
置本体6aには発進坑3の壁部3a固設の反力受け6c
にピストンロッド6eの先端が当接された油圧シリンダ
6dが搭載されており、この油圧シリンダ6dに油圧を
供給してピストンロッド6eを伸長作動させることによ
り推進装置本体6aが図において左方へ所定の距離にわ
たって前進するようになされている。
【0025】また、既設埋設管路の掘削は既設埋設管1
の後方側外周地盤を掘削し、且つ後方側で既設埋設管1
よりも大径の更新管2を施工するよう、掘削ヘッド5の
先端にカッター5aを備え、後端に更新管2の接合部を
有し、カッター5aに駆動装置6fから内管回転押圧板
6hを介し、内管2a経由、回転力を掘削ヘッド5に伝
達するようになされている。
【0026】ところで保持装置7は既設埋設管1の長手
方向に移動自在であり、把持固定用油圧シリンダ7bと
把持固定用ピストンロッド7cにより油圧にて把持固定
アーム7aを作動させ既設埋設管1と次の既設埋設管1
とに跨って把持固定することにより共廻り防止と掘削安
定化を図り、その後単位長分の推進が行われた段階で、
次の既設埋設管1とその次の既設埋設管1とに跨って保
持装置7を移動把持固定する。
【0027】保持装置7の作動方法は発進坑3内に設置
されたウインチ8aと到達坑4に設置されたウインチ8
bとのワイヤーが保持装置7の両端に繋がっており、ウ
インチ8aとウインチ8bとを操作することにより保持
装置7を既設埋設管1の長手方向に自在に動かすことが
できる。
【0028】適宜更新管を継足す時に、上述の操作によ
り掘削済既設埋設管1を発進坑3内に運搬し、発進坑3
外に設置された別のクレーン等で発進坑3内より既設埋
設管1を取出し回収する。また場合により、掘削済既設
埋設管1は内管2aに設けられた内巻羽根5eにより掘
削土砂とともに発進坑3入口まで運ばれてきているの
で、保持装置7を使わず、立坑内3に引出し別のクレー
ン等で発進坑3外に回収する。
【0029】尚、多重スイベル6gを介し内管2aに沿
った内パイプ(図示せず)を通し、滑材を送達し、掘削
ヘッド5後部外周の滑材吐出口5dから吐出させ更新管
2と埋設地盤の摩擦係数を減少させ、推進力の維持に努
めることにより、推進距離の延長を図る。
【0030】上述と同じ方法で掘削ヘッド5前面の水、
掘削添加材吐出口(図示せず)から水や掘削添加剤を吐
出させ掘削力を向上させ、施工をスムースに行えるよう
にする。
【0031】この他、掘削ヘッド5中間内部にはピンチ
弁5cが取付けられており、掘削ヘッド5先端での流入
水量のコントロールや止水ができるので滞水層での作業
にも問題がなく行える。
【0032】また掘削ヘッド5及び内管2aに内巻羽根
5eが取付けられており、これにより掘削土砂及び掘削
済既設管1がスムースに発進坑3入口へ搬送される。
【0033】次に、上記実施の形態の作用を、図2を参
照して説明する。
【0034】まず初期発進として、既設埋設管1内にウ
インチ8a,8bのワイヤー操作により、保持装置7を
また、発進坑3内の推進装置6に掘削ヘッド5をセット
し、保持装置7の把持固定アーム7aを既設埋設管1′
と次の既設埋設管1とに跨がらせ油圧により既設埋設管
1′,1の内側を把持固定する(図2(A)示)。
【0035】次に駆動装置6fにより回転押圧板6hを
介し、内管2a経由、掘削ヘッド5を回転させながら推
進機本体6aを前進させ、掘削ヘッド5の長さ分を押込
んだ段階で推進機本体6aを初期位置に戻し、ウインチ
8aのワイヤーを保持装置から一旦外し、このワイヤー
をこれから埋入する更新管2の内管2a内を通して再び
保持装置7に取付け、更新管2及び内管2aを掘削ヘッ
ド5の後端に接続する(図2(B)示)。
【0036】そして、更新管2との摺動部に外周ローラ
ー2cを有する内管2aを介し、掘削ヘッド5を駆動装
置6fにて回転させながら、再度推進機本体6aを前進
させ、既設埋設管1の単位長より1本プラスα分長く更
新管2を押し込む(図2(C)示)。
【0037】その後、推進機本体6aを初期位置に戻
し、保持装置7は把持固定状態から一旦開放し、ウイン
チ操作により既設埋設管1′側に移動把持固定し、この
既設埋設管1′をウインチ8aにより発進坑3内に牽引
し、ウインチ8aのワイヤーを保持装置から外し、既設
埋設管1′を発進坑3外に設置された別のクレーン等で
発進坑3外へ取出し回収する(図3(D)示)。
【0038】この後、先ほど外したウインチ8aのワイ
ヤーを新たにセットする内管付更新管2の内側を通して
再び保持装置7に取付け、保持装置7をもう一つ先の既
設管1に跨るようウインチ8bにて移動し、既設管1を
把持固定するとともに、新たにセットした更新管2及び
内管2aを先に埋入した更新管2の後端に継足す(図2
(E)示)。
【0039】この操作即ち既設埋設管1の回収と更新管
2の推進を繰返し実施し、更新管2が到達坑4に達する
まで推進する。
【0040】なお、水、掘削添加材、滑材等は更新管2
の埋入が開始時から、所定量を先端吐出口5b及び滑材
吐出口5dから夫々吐出させ掘削効率の向上をはかると
共に掘削地盤と更新管2との摩擦による推進力の低下を
防ぎ長距離埋設を可能とする。
【0041】また埋設管路の修正を必要とする時には、
修正シリンダー5bの油圧操作により掘削ヘッドを所望
の傾斜状態にして掘削推進することで、管路の曲がり修
正操作を行う。
【0042】こうした後、掘削ヘッド5は到達坑4より
回収し、保持装置7及び内管2aは発進坑3より回収し
て管の更新が完了する(図3(F)示)。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、次のような効果を奏する事ができる。
【0044】既設埋設管の回収は更新管の内部から行
うことにより、従来工法のように微細に粉砕する必要が
無い。このため作業効率がよい。
【0045】鉄筋を内蔵する既設埋設管であっても鉄
筋を破砕することが無く、回収後の処理が簡単である
(リサイクルし易い)。
【0046】更新管のサイズアップが簡単にでき、更
新時の処理量増加に対応できる。
【0047】掘削ヘッドの軸方向長さを極力短くする
ことにより、掘削ヘッド回収における到達坑の大幅な拡
大改削が避けられる。
【0048】発進坑内に推進駆動装置を設置すること
により推進力及び回転トルクが大きく取れ、更に多重ス
イベルと通して水、掘削添加材、滑材等を吐出させるこ
とにより長距離施工が可能となる。
【0049】保持装置により、掘削ヘッド作動時にお
ける既設管の共回り等の安定を図り、回収も行うことが
できる。
【0050】ピンチ弁を取付けることにより、掘削ヘ
ッド先端からの流入水量のコントロールと止水ができる
ので滞水層での作業にも問題がない。
【0051】内管付更新管であり内管の摺動部にはロ
ーラー等の摺動部品がついており、回転駆動力を掘削ヘ
ッドに更新管を介さず伝達できるため、掘削地盤との摺
動摩擦による負荷損失がなく長距離に渡り掘削力を保持
でき、加えて更新管内部の傷が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における既設埋設管更新装置の一実施形
態を示す断面図。
【図2】(A)〜(C)は本発明の作業工程を示す説明
図。
【図3】(D)〜(F)は本発明の作業工程を示す説明
図。
【図4】従来の技術を示す断面図。
【符号の説明】
1、1′ 既設管 2 更新管 2a 内管 3 発進坑 4 到達坑 5 掘削ヘッド 5b 修正シリンダー 5c ピンチ弁 5d 滑材吐出口 6 推進装置 6a 推進機本体 6f 駆動装置 6g 多重スイベル装置 7 保持装置 8a 発進坑側ウインチ 8b 到達坑側ウインチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】更新を要する既設埋設管の始端位置に発進
    坑を、同終端位置に到達坑を掘削し、前記発進坑内に設
    置した推進装置に、既設埋設管の管端外周に接触して推
    進し、既設埋設管の単位長以上に推進した段階で更新管
    に内設された内管の内部を通り送り出される既設埋設管
    を破砕せず単位長毎に前記発進坑内から回収するととも
    に、内管を内設した更新管を推進装置終端に継足すこと
    により既設埋設管を更新管と入れ替え、その後内管を取
    り除くことを特徴とする既設埋設管の更新方法。
  2. 【請求項2】更新を要する既設埋設管の始端位置に発進
    坑を、同終端位置に到達坑を掘削し、前記発進坑内に設
    置した推進装置に、既設埋設管の管端外周に接触して推
    進し、既設埋設管の単位長以上に推進した段階で更新管
    に内設された内管の内部を通り送り出される既設埋設管
    を破砕せず単位長毎に前記発進坑内から回収するととも
    に、内管を内設した更新管を推進装置終端に継足すこと
    により既設埋設管を更新管と入れ替え、その後内管を取
    り除くことを特徴とする既設埋設管の更新装置。
  3. 【請求項3】前記既設埋設管の更新装置において、既設
    埋設管の後端外周所要範囲に外嵌される掘削ヘッドがベ
    アリング機構等の回転機能を有する接続具を介し、更新
    管と接続されるとともに内管がボルト止め等の方法によ
    り固着接続されていることを特徴とする請求項2記載の
    既設埋設管の更新装置。
  4. 【請求項4】前記内管が管埋設装置の駆動装置と内管回
    転押圧板を介し、回転力を掘削ヘッドに伝達すること特
    徴とする請求項2又は3記載の既設埋設管の更新装置。
  5. 【請求項5】前記既設埋設管の内側を保持装置にて把持
    固定又は把持固定し運搬すること特徴とする請求項2、
    3又は4記載の既設埋設管の更新装置。
  6. 【請求項6】推進機の多重スイベルから前記内管回転押
    圧板経由該内管に沿わせた内パイプを通して水、掘削添
    加材、滑材、エアー、等を送り掘削ヘッド所定部よりこ
    れらを吐出又は通圧させることを特徴とする請求項2、
    3、4又は5記載の更新装置。
  7. 【請求項7】前記掘削ヘッド部に滞水層用ピンチ弁を備
    えていることを特徴とする請求項2、3、4、5又は6
    記載の既設埋設管の更新装置。
  8. 【請求項8】前記掘削ヘッド及び内管の内側に回転する
    ことにより、土砂及び外周掘削済み既設埋設管を発進坑
    入口へ運搬する内巻羽根を備えていることを特徴とする
    請求項2、3、4、5、6又は7記載の既設埋設管の更
    新装置。
  9. 【請求項9】前記掘削ヘッド部に掘削方向修正シリンダ
    を備えていることを特徴とする請求項2、3、4、5、
    6、7又は8記載の既設埋設管の更新装置。
  10. 【請求項10】前記内管が更新管に内設されているもの
    の、更新管とは独立して軸方向に移動自在であり、また
    回転しない更新管の周方向に回転自在となるよう摺動用
    ローラー等の摺動機構を備えていることを特徴とする請
    求項2、3、4、5、6、7、8又は9記載の既設埋設
    管の更新装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097295A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 推進トンネルの撤去埋め戻し装置
JP2013044122A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Suiken:Kk 非破砕型埋設管改築工法及び非破砕型埋設管改築用掘進機
KR101447719B1 (ko) * 2014-05-13 2014-10-06 주식회사 송현이엔씨 토사 유입 억제가 가능한 추진 선도체

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