JP2006143917A - グリース及び転がり支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 苛酷な潤滑条件下で使用された場合でも、転がり支持装置の転がり面に耐焼付き性と耐摩耗性とを十分に付与できるグリースを提供する。
【解決手段】 深溝玉軸受1の内輪10と外輪11の間に形成され玉13が配設された空隙部内に、添加剤として、平均一次粒径が3nm以上100nm以下で疎水化処理が施されたシリカ超微粒子と、ワックスとが含有されたグリースGを封入する。
【選択図】 図1
【解決手段】 深溝玉軸受1の内輪10と外輪11の間に形成され玉13が配設された空隙部内に、添加剤として、平均一次粒径が3nm以上100nm以下で疎水化処理が施されたシリカ超微粒子と、ワックスとが含有されたグリースGを封入する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、グリースと、このグリースが封入された転がり支持装置(例えば、転がり軸受、ボールねじ、リニアガイド等)に関する。
転がり支持装置の一例である転がり軸受は、その転がり面で内輪及び外輪と転動体とが直接的に接触しないように、内輪と外輪の間に形成され転動体が配設された空隙部内に、潤滑油やグリース等の潤滑剤が封入された状態で使用されている。しかしながら、転がり軸受の転がり面に高荷重が加わったり高速滑りが生じる条件で使用すると、その転がり面に十分な潤滑膜が形成されず、内輪、外輪、及び転動体に摩耗や焼付きが生じる場合がある。
このような摩耗や焼付きを防止するために、潤滑油やグリース等の潤滑剤に極圧剤や固体潤滑剤等の添加剤を添加することで、潤滑剤に極圧性能や耐荷重性能を付与することが一般的に行われている。
このような摩耗や焼付きを防止するために、潤滑油やグリース等の潤滑剤に極圧剤や固体潤滑剤等の添加剤を添加することで、潤滑剤に極圧性能や耐荷重性能を付与することが一般的に行われている。
極圧剤としては、例えば、硫黄系極圧剤や、リン系極圧剤や、硫黄ーリン系極圧剤や、ジアルキルジチオカルバミン酸モリブデン(MoDTC)、ジアルキルジチオリン酸モリブデン(MoDTP)、ジアルキルジチオリン酸亜鉛(ZnDTP)等の有機系極圧剤が知られている。特に、添加剤自身が分解・重合することで転がり面に固体潤滑被膜を形成する有機系極圧剤は、優れた極圧性能を示すことから近年主流となっている。
固体潤滑剤としては、例えば、二硫化モリブデン、グラファイト、六方晶窒化ホウ素、二硫化タングステン等が知られている。このような固体潤滑剤を潤滑油に添加すると、潤滑油が備える流動性と固体潤滑剤が備える極圧性能との両方を備えることができる。
特許文献1には、潤滑油に、平均粒径が0.1μm以下であるダイアモンド等の超微粒子(固体潤滑剤)を含有させて、転がり面に形成される潤滑膜に超微粒子を入り込ませることにより、転がり面における内輪及び外輪と転動体との接触を抑制し、摩耗や焼付きを防止することが提案されている。
特開平7−118683号公報
特許文献1には、潤滑油に、平均粒径が0.1μm以下であるダイアモンド等の超微粒子(固体潤滑剤)を含有させて、転がり面に形成される潤滑膜に超微粒子を入り込ませることにより、転がり面における内輪及び外輪と転動体との接触を抑制し、摩耗や焼付きを防止することが提案されている。
しかしながら、上述した有機系極圧剤が添加された潤滑剤においては、高荷重条件下やフレッチングが発生し易い条件下等の苛酷な潤滑条件下で使用されると、固体潤滑被膜が摩耗により除去され易くなるため、転がり面に耐焼付き性と耐摩耗性との両方を十分に付与するという点で、さらなる改善の余地がある。
また、上述した特許文献1に記載の潤滑剤においては、含有させた超微粒子の表面積が小さいことから凝集し易く、潤滑膜中に超微粒子を安定して分散させることが困難であるため、転がり面に耐焼付き性と耐摩耗性とを十分に付与するという点で、さらなる改善の余地がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、苛酷な潤滑条件下で使用された場合でも、転がり支持装置の転がり面に耐焼付き性と耐摩耗性とを十分に付与できるグリースを提供することを課題としている。
また、上述した特許文献1に記載の潤滑剤においては、含有させた超微粒子の表面積が小さいことから凝集し易く、潤滑膜中に超微粒子を安定して分散させることが困難であるため、転がり面に耐焼付き性と耐摩耗性とを十分に付与するという点で、さらなる改善の余地がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、苛酷な潤滑条件下で使用された場合でも、転がり支持装置の転がり面に耐焼付き性と耐摩耗性とを十分に付与できるグリースを提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明に係るグリースは、基油と増ちょう剤と添加剤とが含有されたグリースにおいて、前記添加剤として、平均一次粒径が3nm以上100nm以下で疎水化処理が施されたシリカ超微粒子と、ワックスとが含有されていることを特徴とするものである。
本発明に係るグリースによれば、添加剤として、表面が親水性のシラノール基で覆われたシリカ超微粒子(固体潤滑剤)とワックスとを添加したことにより、摩擦面(例えば、転がり支持装置の潤滑に適用した場合には転がり面)に形成される潤滑膜中にシリカ超微粒子が入り込んで摩擦面に吸着し、薄い(例えば、厚さ100nm以下の)シリカ膜を形成するとともに、ワックスが摩擦面に吸着して、摩擦面とシリカ膜との間に薄い(例えば、厚さ10nm程度の)表面膜を形成するものと考えられる。
本発明に係るグリースによれば、添加剤として、表面が親水性のシラノール基で覆われたシリカ超微粒子(固体潤滑剤)とワックスとを添加したことにより、摩擦面(例えば、転がり支持装置の潤滑に適用した場合には転がり面)に形成される潤滑膜中にシリカ超微粒子が入り込んで摩擦面に吸着し、薄い(例えば、厚さ100nm以下の)シリカ膜を形成するとともに、ワックスが摩擦面に吸着して、摩擦面とシリカ膜との間に薄い(例えば、厚さ10nm程度の)表面膜を形成するものと考えられる。
すなわち、本発明に係るグリースにおいては、ワックスに起因する表面膜が、潤滑膜中に形成されるシリカ膜と摩擦面とを密着させるアンカーとして作用する。よって、苛酷な潤滑条件下で使用された場合でも、極圧性能を有する潤滑膜が摩擦面に安定して形成されるため、グリースの潤滑作用を向上させることができる。
本発明においてシリカ超微粒子の平均一次粒径とは、一次粒子(単独粒子)の平均直径を指す。
本発明においてシリカ超微粒子の平均一次粒径とは、一次粒子(単独粒子)の平均直径を指す。
ここで、シリカ超微粒子の平均一次粒径が3nm未満であると、シリカ超微粒子同士の凝集性が強くなるため、大きな二次凝集体が生成し、シリカ超微粒子が潤滑膜中に入り込み難くなる。同様に、シリカ超微粒子の平均一次粒径が100nmを超えても、厚さが1μm(1000nm)程度の潤滑膜中に入り込み難くなる。
特に、シリカ超微粒子を潤滑膜中に入り込み易くするためには、シリカ超微粒子の平均一次粒径を3nm以上70nm以下、好ましくは3nm以上30nm以下とし、且つ、シリカ超微粒子の平均一次粒径のアスペクト比(長径と短径との比)を2以下とし、さらに、シリカ超微粒子の二次凝集体の直径(見かけ上の直径)を100nm以下とすることが好ましい。
特に、シリカ超微粒子を潤滑膜中に入り込み易くするためには、シリカ超微粒子の平均一次粒径を3nm以上70nm以下、好ましくは3nm以上30nm以下とし、且つ、シリカ超微粒子の平均一次粒径のアスペクト比(長径と短径との比)を2以下とし、さらに、シリカ超微粒子の二次凝集体の直径(見かけ上の直径)を100nm以下とすることが好ましい。
また、シリカ超微粒子の平均一次粒径を本発明の範囲内にすると、シリカ超微粒子が潤滑膜中に入り込み易くなる一方、シリカ超微粒子同士の凝集力が強く働いて二次凝集体を生成し易くなる。このため、本発明においては、シリカ超微粒子の表面に疎水化処理を施して、シリカ超微粒子同士の凝集を抑制することで、グリース中に安定してシリカ超微粒子を分散させるようにしている。
なお、本発明のグリースに含有させるシリカ超微粒子としては、特に限定されず、例えば、化学気相析出(CVD:Chemical Vapor Deposition)法、物理気相析出(PVD:Physical vapor Deposition)法等の気相法で製造したシリカ超微粒子でもよいし、共沈法、ゾルーゲル法(例えば、金属アルコキシド法)等の液相法で製造したシリカ超微粒子でもよい。特に、液相法で製造したシリカ超微粒子は、超微粒子同士の凝集が少なく、グリースへの単分散性に優れているため、好適に用いることができる。
また、シリカ超微粒子の表面に疎水化処理を施す場合に用いる疎水化付与剤としては、シリカ超微粒子に化学吸着や物理吸着して、超微粒子同士の凝集を十分を防止できるものであれば、特に限定されない。具体例としては、例えば、シランカップリング剤や、シラン化合物(クロロシラン、アルコキシシラン、シラザン等)や、シリコーン油類(変性シリコーン油、ジメチルポリシロキサン、メチル水素ポリシロキサン等)や、高級脂肪酸、高級脂肪酸塩(ロウ、高級脂肪酸グリセリル、高級脂肪酸多価金属塩、高級脂肪族酸化物の多価金属塩等)や、高級アルコール又はこれらの誘導体からなる少なくとも一種の化合物が挙げられる。
さらに、本発明のグリースに含有されるワックスとしては、非極性ワックス及び極性ワックスの両方を用いることができ、これらの両ワックスを混合して用いてもよい。
非極性ワックスとは、成分中に極性基を持たないワックスのことであり、例えば、石油精製時に取り出される石油ワックスや、一酸化炭素と水素とを反応させて合成するフィッシャートロプシュワックスや、エチレンの重合やポリエチレンの熱分解で製造されるポリエチレンワックスが挙げられる。特に、優れた摩擦摩耗特性を有するポリエチレンワックスを用いることが好ましく、このポリエチレンワックスのうち、平均分子量が900〜10000で、0.98g/cm3 以下の低密度のものを用いることがさらに好ましい。
非極性ワックスとは、成分中に極性基を持たないワックスのことであり、例えば、石油精製時に取り出される石油ワックスや、一酸化炭素と水素とを反応させて合成するフィッシャートロプシュワックスや、エチレンの重合やポリエチレンの熱分解で製造されるポリエチレンワックスが挙げられる。特に、優れた摩擦摩耗特性を有するポリエチレンワックスを用いることが好ましく、このポリエチレンワックスのうち、平均分子量が900〜10000で、0.98g/cm3 以下の低密度のものを用いることがさらに好ましい。
極性ワックスとは、成分中に極性基を持つワックスのことであり、例えば、渇炭やリグナイトから得られるモンタンワックスや、脂肪酸エステルや、脂肪族アミドや、ケトン・アミン類等の常温で固体の物質や、ワックスを酸化させた酸化ワックスが挙げられる。特に、優れた摩擦摩耗特性を有するモンタンワックスやポリエチレン酸化ワックスを用いることが好ましい。
本発明に係るグリースにおいては、前記シリカ超微粒子が、前記グリース全体に対して0.01質量%以上10質量%以下の範囲で含有されていることが好ましい。
ここで、シリカ超微粒子がグリース全体に対して0.01質量%未満であると、潤滑膜中にシリカ膜が十分に形成され難くなる。一方、シリカ超微粒子がグリース全体に対して10質量%超過となると、グリース中でシリカ超微粒子の二次凝集体が生成し易くなるため、摩擦面に形成される潤滑膜中にシリカ超微粒子が入り込み難くなる。特に、シリカ超微粒子の含有量は、グリース全体に対して0.1質量%以上5質量%以下とすることが好ましい。
ここで、シリカ超微粒子がグリース全体に対して0.01質量%未満であると、潤滑膜中にシリカ膜が十分に形成され難くなる。一方、シリカ超微粒子がグリース全体に対して10質量%超過となると、グリース中でシリカ超微粒子の二次凝集体が生成し易くなるため、摩擦面に形成される潤滑膜中にシリカ超微粒子が入り込み難くなる。特に、シリカ超微粒子の含有量は、グリース全体に対して0.1質量%以上5質量%以下とすることが好ましい。
また、本発明に係るグリースにおいては、前記ワックスが、前記グリース全体に対して0.1質量%以上10質量%以下の範囲で含有されていることが好ましい。
ここで、ワックスがグリース全体に対して0.1質量%未満であると、摩擦面に表面膜が形成され難くなり、摩擦面とシリカ膜とを密着させるアンカー作用が十分に得られなくなる。一方、ワックスがグリース全体に対して10質量%超過となると、グリースが硬くなりすぎて、十分な潤滑性能を得られなくなる。特に、ワックスの含有量は、1質量%以上7質量%以下とすることが好ましい。
ここで、ワックスがグリース全体に対して0.1質量%未満であると、摩擦面に表面膜が形成され難くなり、摩擦面とシリカ膜とを密着させるアンカー作用が十分に得られなくなる。一方、ワックスがグリース全体に対して10質量%超過となると、グリースが硬くなりすぎて、十分な潤滑性能を得られなくなる。特に、ワックスの含有量は、1質量%以上7質量%以下とすることが好ましい。
さらに、本発明に係るグリースは、混和ちょう度が、JIS K 2220に規定されたちょう度番号で1号以上4号以下であることが好ましい。
これによれば、グリースが封入された装置に安定したトルク性能を備え、且つ、封入された装置外部へのグリースの漏出を抑制できるため、例えば、高荷重条件下やフレッチングが発生し易い条件下等の苛酷な潤滑環境下で使用しても、安定した潤滑作用を得ることができる。
ここで、ちょう度番号が1号よりも小さくなると、グリースが封入された装置外部へ漏出し易くなる。一方、ちょう度番号が4号よりも大きくなると、グリースが封入された装置のトルク性能が劣化する。
これによれば、グリースが封入された装置に安定したトルク性能を備え、且つ、封入された装置外部へのグリースの漏出を抑制できるため、例えば、高荷重条件下やフレッチングが発生し易い条件下等の苛酷な潤滑環境下で使用しても、安定した潤滑作用を得ることができる。
ここで、ちょう度番号が1号よりも小さくなると、グリースが封入された装置外部へ漏出し易くなる。一方、ちょう度番号が4号よりも大きくなると、グリースが封入された装置のトルク性能が劣化する。
なお、本発明に係るグリースに用いられる基油としては、特に限定されないが、例えば、鉱油や合成油が挙げられる。鉱油としては、例えば、パラフィン系鉱油やナフテン系鉱油が挙げられる。合成油としては、例えば、合成炭化水素油、エーテル油、エステル油、及びシリコーン油が挙げられる。なお、これらの基油は、単独で用いてもよいし、二種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。特に、基油の低温での流動性不足に起因する低温起動時の異音発生を防止するために、40℃における動粘度が10mm2 /s以上400mm2 /s以下の基油を用いることが好ましく、10mm2 /s以上250mm2 /s以下の基油を用いることがさらに好ましい。
また、本発明に係るグリースに用いられる増ちょう剤としては、特に限定されないが、例えば、金属石けん系増ちょう剤(リチウム石けん、ナトリウム石けん、バリウム石けん、カルシウム石けん、アルミニウム石けん等)や、複合金属石けん系増ちょう剤(リチウムコンプレックス石けん、ナトリウムコンプレックス石けん、バリウムコンプレックス石けん、カルシウムコンプレックス石けん、アルミニウムコンプレックス石けん等)や、ウレア系増ちょう剤(ジウレア、トリウレア、テトラウレア、ポリウレア等)や、無機系増ちょう剤(ベンナイト等)や、有機系増ちょう剤(ウレタン化合物、ウレア・ウレタン化合物、ナトリウムテレフタレート等)が挙げられる。なお、これらの増ちょう剤は、単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
さらに、本発明に係るグリースには、高温雰囲気下での使用や長期間にわたる使用による基油の酸化劣化を防止するために、添加剤として、さらに酸化防止剤を添加することが好ましい。
さらに、本発明に係るグリースには、高温雰囲気下での使用や長期間にわたる使用による基油の酸化劣化を防止するために、添加剤として、さらに酸化防止剤を添加することが好ましい。
酸化防止剤としては、例えば、ゴムや、プラスチックや、潤滑油等に添加される公知の老化防止剤、オゾン劣化防止剤、及び酸化防止剤から適宜選択して使用できる。特に、より高い抗酸化作用を得るために、フェニルー1−ナフチルアミン、フェニルー2−ナフチルアミン、ジフェニル−p−フェニレンジアミン、ジピリジルアミン、フェノチアジン、N−メチルフェノチアジン、N−エチルフェノチアジン、3,7−ジオクチルフェノチアジン、p,p′−ジオクチルジフェニルアミン、N,N′−ジイソプロピルーp−フェニレンジアミン、N,N′−ジ−sec−ブチルーp−フェニレンジアミン等のアミン系酸化防止剤や、2,6−ジーtert−ジブチルフェノール等のフェノール系酸化防止剤を単独又は二種以上適宜組み合わせて用いることが好ましい。
さらに、本発明に係るグリースには、必要に応じて、その他の添加剤(例えば、防錆剤、金属不活性化剤、極圧剤、油性剤等)を単独又は二種以上適宜組み合わせて添加してもよい。なお、その他の添加剤の合計含有量は、本発明の効果を得るために、グリース全体の10質量%以下とすることが好ましい。
本発明に係る転がり支持装置は、互いに対向配置される軌道面を備えた第一部材及び第二部材と、前記第一部材と第二部材の間に転動自在に配設された複数個の転動体と、を備え、前記転動体が転動することにより前記第一部材及び前記第二部材の一方が他方に対して相対運動する転がり支持装置において、前記第一部材と前記第二部材の間に形成され前記転動体が配設された空隙部内に、本発明に係るグリースが封入されていることを特徴とするものである。
本発明に係る転がり支持装置は、互いに対向配置される軌道面を備えた第一部材及び第二部材と、前記第一部材と第二部材の間に転動自在に配設された複数個の転動体と、を備え、前記転動体が転動することにより前記第一部材及び前記第二部材の一方が他方に対して相対運動する転がり支持装置において、前記第一部材と前記第二部材の間に形成され前記転動体が配設された空隙部内に、本発明に係るグリースが封入されていることを特徴とするものである。
本発明に係る転がり支持装置によれば、その転がり面に本発明に係るグリースが封入されているため、優れた潤滑作用が得られる。これにより、優れた耐焼付き性と耐摩耗性とが付与されるため、転がり疲れ寿命を長くできる。
なお、本発明に係る転がり支持装置とは、例えば、転がり軸受、ボールねじ、及びリニアガイドを指す。ここで、転がり支持装置が転がり軸受の場合には、第一部材及び第二部材は内輪及び外輪を指し、転がり支持装置がボールねじの場合には、第一部材及び第二部材はねじ軸及びナットを指し、転がり支持装置がリニアガイドの場合には、第一部材及び第二部材は案内レール及びスライダを指す。
なお、本発明に係る転がり支持装置とは、例えば、転がり軸受、ボールねじ、及びリニアガイドを指す。ここで、転がり支持装置が転がり軸受の場合には、第一部材及び第二部材は内輪及び外輪を指し、転がり支持装置がボールねじの場合には、第一部材及び第二部材はねじ軸及びナットを指し、転がり支持装置がリニアガイドの場合には、第一部材及び第二部材は案内レール及びスライダを指す。
本発明に係るグリースによれば、添加剤として、平均一次粒径が3〜100nmで疎水化処理が施されたシリカ超微粒子とワックスとを添加したことにより、摩擦面に形成される潤滑膜中に薄いシリカ膜が形成されるとともに、このシリカ膜と摩擦面との間にワックスに起因する薄い表面膜が形成される。これにより、極圧性能を有する潤滑膜が摩擦面に安定して形成されるため、苛酷な潤滑条件下で使用された場合であっても、優れた潤滑作用を有することができる。
本発明に係る転がり支持装置によれば、その転がり面に本発明のグリースが封入されていることから、優れた耐焼付き性と耐摩耗性が付与されるため、転がり疲れ寿命を長くできる。
本発明に係る転がり支持装置によれば、その転がり面に本発明のグリースが封入されていることから、優れた耐焼付き性と耐摩耗性が付与されるため、転がり疲れ寿命を長くできる。
以下、本発明の効果を実施例及び比較例を用いて検証した。
まず、図1に示す呼び番号6303(内径:17mm、外径:47mm、幅:14mm)の深溝玉軸受1を用意した。この深溝玉軸受1は、内輪(第一部材)10と、外輪(第二部材)11と、玉(転動体)13と、保持器12と、シール14と、から構成されている。そして、内輪10と外輪11の間に形成され玉13が配設された空隙部内には、グリースGが封入されている。
まず、図1に示す呼び番号6303(内径:17mm、外径:47mm、幅:14mm)の深溝玉軸受1を用意した。この深溝玉軸受1は、内輪(第一部材)10と、外輪(第二部材)11と、玉(転動体)13と、保持器12と、シール14と、から構成されている。そして、内輪10と外輪11の間に形成され玉13が配設された空隙部内には、グリースGが封入されている。
次に、添加剤として、平均一次粒径が3〜100nmで、疎水化処理が施されたシリカ超微粒子(以下、「本発明のシリカ超微粒子」と記す。)とワックスとを含有し、ワックスの含有量を種々変更させたグリースNo.1〜No.8を作製した。
具体的には、疎水化処理が施された球状のシリカ超微粒子(平均一次粒径13mm)をグリース全体に対して1質量%と、ポリエチレンワックス(非極性ワックス)をグリース全体に対して0質量%以上15質量%以下の範囲のうち所定量添加したリチウム石けんグリースを調整した。このリチウム石けんグリースは、基油としてエステル油(40℃における動粘度が30mm2 /s)を用いて作製し、混和ちょう度をJIS K 2220に規定されたちょう度番号で2号とした。
具体的には、疎水化処理が施された球状のシリカ超微粒子(平均一次粒径13mm)をグリース全体に対して1質量%と、ポリエチレンワックス(非極性ワックス)をグリース全体に対して0質量%以上15質量%以下の範囲のうち所定量添加したリチウム石けんグリースを調整した。このリチウム石けんグリースは、基油としてエステル油(40℃における動粘度が30mm2 /s)を用いて作製し、混和ちょう度をJIS K 2220に規定されたちょう度番号で2号とした。
また、比較例として、平均一次粒径が3〜100nmで、疎水化処理されていないシリカ超微粒子とワックスとが含有されたグリースNo.10を以下の手順で作製した。
具体的には、疎水化処理が施されていない球状のシリカ超微粒子(平均一次粒径12nm)をグリース全体に対して1質量%と、ポリエチレンワックスをグリース全体に対して2質量%を添加したリチウム石けんグリースを調整した。このリチウム石けんグリースは、上述したグリースNo.1〜No.8と同様の基油を用いて作製し、同様の混和ちょう度とした。
具体的には、疎水化処理が施されていない球状のシリカ超微粒子(平均一次粒径12nm)をグリース全体に対して1質量%と、ポリエチレンワックスをグリース全体に対して2質量%を添加したリチウム石けんグリースを調整した。このリチウム石けんグリースは、上述したグリースNo.1〜No.8と同様の基油を用いて作製し、同様の混和ちょう度とした。
次に、本発明例であるグリースNo.1〜No.8と、比較例であるグリースNo.10とをそれぞれ深溝玉軸受1のグリースGとして封入した。そして、図2に示す焼付き寿命試験機を用いて、苛酷な潤滑環境下で使用することを想定した以下に示す条件で、焼付き寿命試験を行った。
なお、図2に示す焼付き寿命試験機は、ASTM D 1741に規定された試験機に類似したものであり、深溝玉軸受1の外輪11がハウジング20に、内輪10が主軸22に固定されている。そして、プーリ21を介して図示しないモータの回転駆動力が主軸22に伝わると、深溝玉軸受1の内輪10が回転するようになっている。また、主軸22には、シーズヒータ23が取り付けられており、深溝玉軸受1の温度を調節可能となっている。さらに、深溝玉軸受1の外輪11に接続するZスプリング24を用いることによって、深溝玉軸受1に負荷されるラジアル荷重の調節が可能となっている。なお、図2中の符号25はヒータ取り付け具であり、符号26は電源接続端子である。
なお、図2に示す焼付き寿命試験機は、ASTM D 1741に規定された試験機に類似したものであり、深溝玉軸受1の外輪11がハウジング20に、内輪10が主軸22に固定されている。そして、プーリ21を介して図示しないモータの回転駆動力が主軸22に伝わると、深溝玉軸受1の内輪10が回転するようになっている。また、主軸22には、シーズヒータ23が取り付けられており、深溝玉軸受1の温度を調節可能となっている。さらに、深溝玉軸受1の外輪11に接続するZスプリング24を用いることによって、深溝玉軸受1に負荷されるラジアル荷重の調節が可能となっている。なお、図2中の符号25はヒータ取り付け具であり、符号26は電源接続端子である。
〔焼付け寿命試験条件〕
グリース封入量:1.5g
試験温度:120℃
ラジアル荷重:98N
回転速度:10000min-1
この焼付き寿命試験は、モータが過負荷にて停止するか、軸受温度が135℃を超えるまで行い、その試験時間を測定した。また、試験は各グリース毎に5回行い、その試験時間の平均値を焼付き寿命とした。この結果は、ワックスを添加していないグリースNo.1を封入した深溝玉軸受1の焼付き寿命を1とした時の比として、図3に示した。
グリース封入量:1.5g
試験温度:120℃
ラジアル荷重:98N
回転速度:10000min-1
この焼付き寿命試験は、モータが過負荷にて停止するか、軸受温度が135℃を超えるまで行い、その試験時間を測定した。また、試験は各グリース毎に5回行い、その試験時間の平均値を焼付き寿命とした。この結果は、ワックスを添加していないグリースNo.1を封入した深溝玉軸受1の焼付き寿命を1とした時の比として、図3に示した。
図3に示すように、本発明のシリカ超微粒子に加えて、0.1質量%以上10質量%以下の範囲でワックスを添加したグリースNo.3〜No.7が封入された深溝玉軸受1は、本発明のシリカ超微粒子のみを添加し、ワックスを添加していないグリースNo.1が封入されたものと比べて、いずれも焼付き寿命が長くなっていた。
このうち、ワックスの含有量を1質量%以上7質量%以下の範囲としたグリースNo.4〜No.6が封入された深溝玉軸受1では、グリースNo.1が封入された深溝玉軸受1の1.5倍以上の焼付き寿命が得られた。
このうち、ワックスの含有量を1質量%以上7質量%以下の範囲としたグリースNo.4〜No.6が封入された深溝玉軸受1では、グリースNo.1が封入された深溝玉軸受1の1.5倍以上の焼付き寿命が得られた。
一方、疎水化処理が施されていないシリカ超微粒子とワックスとを添加したグリースNo.10が封入された深溝玉軸受1では、グリースNo.1〜No.8と比べて焼付き寿命が短く、グリースNo.1が封入された深溝玉軸受1の焼付き寿命の0.3倍であった。この結果から、シリカ超微粒子に疎水化処理が施されていないと、焼付き寿命を長くできないことが分かった。
次に、添加剤として本発明のシリカ超微粒子とワックスとを添加し、本発明のシリカ超微粒子の含有量を種々変更させたグリースNo.11〜No.19を作製した。
具体的には、モンタンワックス(極性ワックス)をグリース全体に対して2質量%と、疎水化処理が施された球状のシリカ超微粒子(平均一次粒径13mm)をグリース全体に対して0質量%以上12質量%以下の範囲で所定量添加したリチウム石けんグリースを調整した。このリチウム石けんグリースは、上述したグリースNo.1〜No.8と同様の基油を用いて作製し、同様の混和ちょう度とした。
具体的には、モンタンワックス(極性ワックス)をグリース全体に対して2質量%と、疎水化処理が施された球状のシリカ超微粒子(平均一次粒径13mm)をグリース全体に対して0質量%以上12質量%以下の範囲で所定量添加したリチウム石けんグリースを調整した。このリチウム石けんグリースは、上述したグリースNo.1〜No.8と同様の基油を用いて作製し、同様の混和ちょう度とした。
そして、本発明例であるグリースNo.11〜No.19と、比較例であるグリースNo.10とを、それぞれ4つの試験球(玉軸受用鋼球、SUJ2製、直径12.7mm)に塗布した。そして、これらの試験球を、ASTM D 2596に規定された試験機に類似した超高速四球摩耗試験機に組み込んで、苛酷な潤滑環境下で使用する場合を想定した以下に示す条件で、耐摩耗試験を行った。
この耐摩耗試験は、3つの試験球が互いに接するように正三角形状に配置して固定し、その中心に形成された窪み上に1つの試験球を配置して、この窪み上に配置した試験球を、その上方から荷重を加えた状態で、所定時間回転させることで行った。
この耐摩耗試験は、3つの試験球が互いに接するように正三角形状に配置して固定し、その中心に形成された窪み上に1つの試験球を配置して、この窪み上に配置した試験球を、その上方から荷重を加えた状態で、所定時間回転させることで行った。
〔耐摩耗試験条件〕
面圧:1.5GPa
滑り速度:1.5m/s
試験時間(回転時間):10分間
そして、この耐摩耗試験終了後に、下側に固定された3つの試験球の摩耗面積を光学顕微鏡を用いて測定した。また、試験は各グリース毎に5回行い、合計15個の試験球の摩耗面積の平均値を摩耗量とした。この結果は、ワックスのみを添加し、本発明のシリカ超微粒子を添加していないグリースNo.11の摩耗量を1とした時の比として、図4に示した。
面圧:1.5GPa
滑り速度:1.5m/s
試験時間(回転時間):10分間
そして、この耐摩耗試験終了後に、下側に固定された3つの試験球の摩耗面積を光学顕微鏡を用いて測定した。また、試験は各グリース毎に5回行い、合計15個の試験球の摩耗面積の平均値を摩耗量とした。この結果は、ワックスのみを添加し、本発明のシリカ超微粒子を添加していないグリースNo.11の摩耗量を1とした時の比として、図4に示した。
図4に示すように、ワックスに加えて、本発明のシリカ超微粒子を0.01質量%以上10質量%以下の範囲で添加したグリースNo.13〜No.18が封入された場合には、ワックスのみを添加し、本発明のシリカ超微粒子を添加していないグリースNo.11が封入された場合と比べて、いずれも摩耗量が少なくなっていた。
このうち、本発明のシリカ超微粒子を0.1質量%以上5質量%以下の範囲で添加したグリースNo.14〜No.16が封入された場合には、グリースNo.11が封入された場合の0.8倍未満の摩耗量が得られた。
このうち、本発明のシリカ超微粒子を0.1質量%以上5質量%以下の範囲で添加したグリースNo.14〜No.16が封入された場合には、グリースNo.11が封入された場合の0.8倍未満の摩耗量が得られた。
一方、疎水化処理が施されていないシリカ超微粒子とワックスとを添加したグリースNo.10が封入された場合には、グリースNo.11〜No.19と比べて摩耗量が多く、グリースNo.11が封入された場合の摩耗量の1.5倍であった。この結果から、シリカ超微粒子に疎水化処理が施されていないと、摩耗量を少なくできないことが分かった。
以上の結果から、グリースの添加剤として、平均一次粒径が3nm以上100nm以下で疎水化処理が施されたシリカ超微粒子とワックスとを添加することにより、深溝玉軸受1を苛酷な潤滑条件下で使用しても、その転がり面に耐焼付き性と耐摩耗性とをともに付与できることが分かった。
1 転がり軸受(転がり支持装置)
10 内輪(第一部材)
11 外輪(第二部材)
12 保持器
13 玉(転動体)
14 シール
G グリース
10 内輪(第一部材)
11 外輪(第二部材)
12 保持器
13 玉(転動体)
14 シール
G グリース
Claims (5)
- 基油と増ちょう剤と添加剤とが含有されたグリースにおいて、
前記添加剤として、平均一次粒径が3nm以上100nm以下で疎水化処理が施されたシリカ超微粒子と、ワックスとが含有されていることを特徴とするグリース。 - 前記シリカ超微粒子が、グリース全体に対して0.01質量%以上10質量%以下の範囲で含有されていることを特徴とする請求項1に記載のグリース。
- 前記ワックスが、グリース全体に対して0.1質量%以上10質量%以下の範囲で含有されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のグリース。
- 混和ちょう度が、JIS K 2220に規定されたちょう度番号で1号以上4号以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のグリース。
- 互いに対向配置される軌道面を備えた第一部材及び第二部材と、前記第一部材と第二部材の間に転動自在に配設された複数個の転動体と、を備え、前記転動体が転動することにより前記第一部材及び前記第二部材の一方が他方に対して相対運動する転がり支持装置において、
前記第一部材と前記第二部材の間に形成され前記転動体が配設された空隙部内に、請求項1から4のいずれか一項に記載のグリースが封入されていることを特徴とする転がり支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004337340A JP2006143917A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | グリース及び転がり支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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---|---|
JP2006143917A true JP2006143917A (ja) | 2006-06-08 |
Family
ID=36623983
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JP2004337340A Withdrawn JP2006143917A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | グリース及び転がり支持装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008195844A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Nsk Ltd | グリース組成物及び転動装置 |
JP2008267555A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Nsk Ltd | 玉軸受 |
JP2009179715A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Japan Energy Corp | 潤滑剤組成物及びこれを用いた潤滑システム |
JP2021102772A (ja) * | 2016-09-28 | 2021-07-15 | 株式会社ジェイテクト | ハブユニット |
-
2004
- 2004-11-22 JP JP2004337340A patent/JP2006143917A/ja not_active Withdrawn
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