JP2006143509A - 高吸水性粒状肥料およびその製造方法 - Google Patents
高吸水性粒状肥料およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006143509A JP2006143509A JP2004334032A JP2004334032A JP2006143509A JP 2006143509 A JP2006143509 A JP 2006143509A JP 2004334032 A JP2004334032 A JP 2004334032A JP 2004334032 A JP2004334032 A JP 2004334032A JP 2006143509 A JP2006143509 A JP 2006143509A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- granular fertilizer
- component
- water
- phosphoric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明の高吸水性粒状肥料は、粒状肥料に対して4重量%の水を吸水させた時の、粒径が2.0〜2.8mmの肥料粒子の平均圧壊強度が2〜4kgfであることを特徴とし、酸化マグネシウム、燐酸成分および窒素成分を含む肥料原料、酸化マグネシウム、燐酸成分、加里成分および窒素成分を含む肥料原料、またはこれらに硼素成分および/またはマンガン成分を含む肥料原料に、P2O5濃度として25〜35重量%の燐酸液、H2SO4濃度が50〜85重量%の硫酸液およびアンモニアガスを添加しつつ80〜100℃の温度条件下に中和・造粒しながら造粒物のpHを7〜8とした後、105〜130℃の温度条件下で乾燥することによって製造される。
【選択図】 なし
Description
水稲側条施肥田植機用の粒状肥料として、下記の(1)〜(5)を満足するものが適しているとされている(非特許文献1参照。)。
(1)粒度:粒径が2〜4mmに大部分が収まり、機械施肥に支障が無いこと。
(2)硬度:粒径2.0〜2.8mmのものについての圧壊強度の平均が2kgf以上。
(3)水分:1.0重量%以下。
(4)安息角:40度以下(三輪式円筒回転法による)。
(5)吸湿性:製品の固結等理化学的品質に悪影響を及ぼさず、機械施肥に支障を生じさせないこと。
しかしながら、この規格に収まる従来の水稲側条施肥田植機用の粒状肥料でも、水を吸水させてゆくと、吸水量が大きくなるにしたがって粒子の強度が弱くなってゆき、次第に粒子形状が崩れ、最終的には溶解してしまう。それ故、降雨や多湿条件の中で施肥した場合は、水稲側条施肥田植機内で肥料が固結したり、パイプが詰まったりして肥料が適正に施用されなくなることがある。従って、水分や湿度に強く且つ吸水しても充分な硬度を有する粒状肥料が求められていた。
しかしながら、この粒状肥料は、主成分である燐酸マグネシウムアンモニウムは6水和物に近い結合水を持ち、遊離水分も高く、圧壊強度が低い。また、吸水量は十分でなく、かつ吸水時の圧壊強度も不十分である。
しかしながら、この粒状肥料は、圧壊強度は高いが、吸水量が極めて低く不十分である。
このように、吸水性が高く、吸水しても強度が強く、水稲側条施肥田植機用として好適な高吸水性粒状肥料として十分に満足できるものは知られていない。
「くみあい肥料の品質および銘柄取扱いの考え方」平成14年7月JA全農肥料農薬部 発行
また、本発明の高吸水性粒状肥料の最大吸水量は4〜8重量%と従来にないものであり、4〜8重量%も吸水しても形状を維持し得るものである。
また、本発明の高吸水性粒状肥料の好ましい例としては、N、P2O5、MgOの3成分またはN、P2O5、K2O、MgOの4成分を含む、またはこれらに硼素成分および/またはマンガン成分を含む、苦土含有粒状肥料である。
また、このような高吸水性粒状肥料は、水稲側条施肥田植機用として好適である。
このような高吸水性粒状肥料を配合してなる配合肥料も、吸水性が高く、付着や固結を起こし難い。
このような高吸水性粒状肥料を用いて水稲の栽培を行うことによって、より確実に施肥され、水稲がむらなく生育する。
更に、このような高吸水性粒状肥料は、酸化マグネシウム、燐酸成分および窒素成分を含む肥料原料、酸化マグネシウム、燐酸成分、加里成分および窒素成分を含む肥料原料、またはこれらに硼素成分および/またはマンガン成分を含む肥料原料に、P2O5濃度として25〜35重量%の燐酸液、H2SO4濃度が50〜85重量%の硫酸液およびアンモニアガスを添加しつつ80〜100℃の温度条件下に中和・造粒しながら造粒物のpHを7〜8とした後、105〜130℃の温度条件下で乾燥することによって製造される。
本発明の高吸水性粒状肥料の粒径は、特に限定されるものではないが、施肥性能等から、特に水稲側条施肥田植機で使用する際の肥料の繰り出しのし易さ等から、約2〜4mmが好ましい。
本発明の高吸水性粒状肥料の最大吸水量は約4〜8重量%である。最大吸水量とは後述するように、パン型造粒機を傾斜角45度、回転数50rpmで操作し、粒状肥料を転動させながら吸水させた時に、粒状肥料が転動しなくなった時までに吸水した量を表す。4〜8重量%とは、室温において有り姿の粒状肥料100重量部に吸水した水が4〜8重量部であることを表し、有り姿の粒状肥料に含まれる水分は含まない。
本発明の高吸水性粒状肥料は、粒状肥料に対して4重量%の水を吸水させた時の、粒径が2.0〜2.8mmの肥料粒子の平均圧壊強度が2〜4kgfである。すなわち、従来にない4重量%という高い吸水量であっても平均圧壊強度が2kgf以上であり、水稲側条施肥田植機を用いた田植においても、パイプへの付着が起こり難く、パイプ出口部で肥料詰りを発生することも少ない。従って、より確実に施肥され、水稲がむらなく生育する。
なお、吸水量や圧壊強度は温度によって変るが、本発明においては、室温における値である。約20〜30℃の範囲ではこれらの値は殆ど変らない。
製造する際に使用する肥料原料は、(1)酸化マグネシウム、(2)燐酸1アンモニウム、燐酸2アンモニウム、過燐酸石灰および重過燐酸石灰等からなる群より選ばれた少なくとも一種の燐酸成分、(3)塩化加里および硫酸加里等からなる群より選ばれた少なくとも一種の加里成分、および(4)硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、尿素、硝酸アンモニウム、硝酸苦土アンモニウム、硝酸ソーダ、硝酸カルシウム、硝酸カリウム、石灰窒素、ホルムアルデヒド加工尿素肥料(UF)、アセトアルデヒド加工尿素肥料(CDU)、イソブチルアルデヒド加工尿素肥料(IBDU)、グワニール尿素(GU)、魚かす、魚荒かす、干魚肥料、魚節煮粕、肉粕、肉骨粉、蒸製てい角粉、蒸製毛粉、乾血、蒸製皮革粉、干蚕蛹、蚕蛹油かす、絹紡蚕蛹くず、大豆油かす、菜種油かす、米ぬか油かす、アミノ酸副産肥料、乾燥酵母肥料、乾燥菌体肥料、醗酵副産肥料、活性汚泥肥料、醗酵乾ぷん肥料、加工家きんふん肥料等からなる群より選ばれた少なくとも一種の窒素成分等を組み合わせて得られるものであり、N―P2O5―MgOからなる3成分系肥料原料またはN―P2O5―K2O―MgOからなる4成分系肥料原料、あるいはこれらにホウ砂等の硼素成分、硫酸マンガン等のマンガン成分等の植物の生育に必要な要素を含有させた肥料原料である。
従って、得られる粒状肥料は、N、P2O5、MgOの3成分またはN、P2O5、K2O、MgOの4成分を含む、あるいはこれらに硼素成分および/またはマンガン成分を含む、苦土含有粒状肥料である。
また、P2O5濃度として約25重量%未満の燐酸液を用いた場合には、造粒過程で行なわれる燐酸マグネシウムアンモニウムの生成反応が遅くなり、製品品質上好ましい結果を生じ難くなる。
また、50重量%未満である場合には、造粒温度の調整が困難となり、製品品質上好ましい結果を生じ難くなる。
また、硫酸液の添加方法についても肥料原料と良く混合させて反応が均一に行なわれるようにスプレー添加するのが望ましい。
また、アンモニアガスの添加方法についても肥料原料と良く混合させて、反応が均一に行なわれるように、造粒機の入口から出口までの間において分割添加するのが望ましい。
造粒物の温度を約130℃を超える温度に保持して乾燥する場合には、乾燥過程において造粒物中の燐酸マグネシウムアンモニウムがアンモニアを放出し始めるため、製品品質上好ましくなくなる。また約105℃よりも低い場合には乾燥効率が低下して含有水分が上昇するため製品品質上好ましくない。
次いで乾燥物は、常法により篩別され、製品粒子は取り出される一方、篩上品は粉砕後篩下品と共に循環品として造粒過程に戻される。
また、高吸水時の圧壊強度が高い理由については、以下のとおり推察される。造粒を弱アルカリ側で行なうことにより、水に対する溶解度のより小さい燐酸マグネシウムアンモニウムが生成する。一般に、塩類はそれを構成するイオン間の結合が強ければ水に溶け難く、融点や圧壊強度も高く、イオン間の結合が弱いと水によく溶け、融点や圧壊強度は低くなる。本発明の主成分である燐酸マグネシウムアンモニウムは水に対する溶解度が小さく、得られる粒子の圧壊強度は高い。また、吸水させた水はこの水に対する溶解度の小さい燐酸マグネシウムアンモニウムの結合水として取り込まれるため吸水時の圧壊強度が高く保たれている。
また、吸水量、圧壊強度、水分の測定は以下の方法で行った。
室温下に、市販のパン型造粒機(容器:ステンレス、容器寸法:240mmφ×75mm、傾斜角度:45度、回転数:50rpm)に粒状肥料300gを入れ、転動させながら電動ビュレットを使用し、水を0.2g/秒の添加速度で、転動する粒状肥料の上部より一分間添加(合計12g:4重量%)し、吸水させた。
(2)最大吸水量の測定
上記(1)と同様にして、室温下に、粒状肥料300gに水を0.2g/秒の添加速度で転動する粒状肥料の上部より添加し、粒状肥料が転動しなくなるまで添加し、転動しなくなった時までの吸水量を測定し、最大吸水量とした。
(3)平均圧壊強度の測定
木屋式硬度計(圧壊強度測定器)を用いて、粒径が2.0〜2.8mmの粒子の20個について測定し、その平均を平均圧壊強度とした。
(4)粒状肥料の水分の測定
財団法人日本肥糧検定協会発行の肥料分析法に記載の水分の項に準じて測定した。
直径0.6m、深さ0.15mの皿型造粒機を使用して次の成分;
アンモニア態窒素(AN):10%、枸溶性燐酸(C.P2O5):14%、枸溶性加里(C.K2O):10%、枸溶性マグネシウム(C.MgO):6%
を有する粒状肥料を下記のとおり製造した。
皿型造粒機に軽焼マグネシア〔枸溶性マグネシウム(C.MgO):84%〕78部、燐酸2アンモニウム〔N:18%、可溶性燐酸(S.P2O5):46%〕69部、硫安141部、塩化加里179部、石膏113部、循環品(篩上粉砕品と篩下品の混合物、以下同じ)2000部を供給混合し、この混合物に室温下に、P2O5濃度として32%の燐酸液364部およびH2SO4濃度が70%の硫酸液215部をスプレー添加しながらアンモニアガス85部を供給して回転数24rpm、造粒時間10分間の条件下で造粒した。
造粒時に軽焼マグネシアとの発泡を伴った激しい反応は起こらず造粒状態は良好であった。そして造粒物の温度は92℃迄上昇した。得られた造粒物のpHは7.4であった。
次いで造粒物の温度を110〜120℃に保持して乾燥して粒状肥料を得た。
次にこの粒状肥料の一部を篩別して粒径2.0〜2.8mmの粒状肥料とした。この粒状肥料の水分は0.91%で、平均圧壊強度は5.2kgfであった。
一方、得られた粒状肥料に吸水させ、最大吸水量を測定した。また4重量%吸水させ、篩別して4重量%吸水した粒径2.0〜2.8mmの粒状肥料を得、平均圧壊強度を測定した。結果を表1に示す。
直径0.6m、深さ0.15mの皿型造粒機を使用して実施例1と同じ成分を有する粒状肥料を下記のとおり製造した。
皿型造粒機に軽焼マグネシア〔枸溶性マグネシウム(C.MgO):84%〕78部、燐酸1アンモニウム〔N:9.7%、可溶性燐酸(S.P2O5):48%〕15部、硫安375部、塩化加里179部、石膏35部、循環品2000部を供給混合し、この混合物に室温下に、P2O5濃度として30%の燐酸液387部をスプレー添加しながらアンモニアガス34部を供給して回転数24rpm、造粒時間10分間の条件下で造粒した。
造粒時に軽焼マグネシアとの発泡を伴った激しい反応は起こらず造粒状態は良好であったが、造粒物の温度は48℃迄しか上昇しなかった。得られた造粒物のpHは6.4であった。
次いで造粒物の温度を55〜60℃に保持して乾燥して粒状肥料を得た。
次にこの粒状肥料の一部を篩別して粒径2.0〜2.8mmの粒状肥料とした。この粒状肥料の水分は6.3%で、平均圧壊強度は2.8kgfであった。
一方、得られた粒状肥料に吸水させ、最大吸水量を測定した。また4重量%吸水させ、篩別して4重量%吸水した粒径2.0〜2.8mmの粒状肥料を得、平均圧壊強度を測定した。結果を表1に示す。
直径0.6m、深さ0.15mの皿型造粒機を使用して実施例1と同じ成分を有する粒状肥料を下記のとおり製造した。
皿型造粒機に水酸化マグネシウム〔枸溶性マグネシウム(C.MgO):64%〕102部、硫安306部、塩化加里179部、石膏191部、循環品2000部を供給混合し、この混合物に温度105℃、P2O5濃度として38%でN/P2O5モル比が1.5の燐酸アンモニウムスラリー液387部をスプレー添加して回転数24rpm、造粒時間10分間の条件下で造粒した。
造粒時に水酸化マグネシウムとの発泡を伴った激しい反応は起こらず造粒状態は良好であったが、造粒物の温度は45℃迄しか上昇しなかった。得られた造粒物のpHは6.7であった。
次いで造粒物の温度を100〜105℃に保持して乾燥して粒状肥料を得た。
次にこの粒状肥料の一部を篩別して粒径2.0〜2.8mmの粒状肥料とした。この粒状肥料の水分は0.46%で、平均圧壊強度は5.6kgfであった。
一方、得られた粒状肥料に吸水させ、最大吸水量を測定した。また4重量%吸水させ、篩別して4重量%吸水した粒径2.0〜2.8mmの粒状肥料を得、平均圧壊強度を測定した。結果を表1に示す。
実施例1、比較例1および比較例2の粒状肥料に対して4重量%の水を添加、混合したものを、田植と同時に側条施肥田植機を用いて下記の条件下に側条施肥し、その施肥時の状態を観察した。結果を表2に示す。
側条施肥田植機:PQ4 (イセキ農機株式会社製の4条植え)。
肥料施用量:60kg/10a で設定。
施用時の気象状態:気温24〜26℃、降雨量0mm、湿度71〜73%。
実施例1で得られた粒状肥料(N−P2O5−K2O−MgO=10%−14%−10%−6%)75部と下記の(1)〜(3)からなる被覆粒状肥料25部とを配合して配合肥料を得た。
(1)特開平9−208355号公報に記載の方法に準じて製造された「被覆尿素20日タイプ」(ウレタン被覆尿素、N=43%、25℃静置水中で尿素態窒素の溶出が10日目で40%以下、20日目で約80%)5部、
(2)特開平9−202683号公報に記載の方法に準じて製造された「被覆尿素100日タイプ」(ウレタン被覆尿素、N=41%、25℃静置水中で尿素態窒素の溶出が10日目で40%以下、100日目で約80%)13部、および
(3)特開平9−202683号公報に記載の方法に準じて製造された「被覆尿素120日タイプ」(ウレタン被覆尿素、N=41%、25℃静置水中で尿素態窒素の溶出が10日目で40%以下、120日目で約80%)7部
この配合肥料は、従来の配合肥料に比べて、吸水性が高く、付着や肥料同士の固結が起こり難い。
Claims (7)
- 粒状肥料に対して4重量%の水を吸水させた時の、粒径が2.0〜2.8mmの肥料粒子の平均圧壊強度が2〜4kgfであることを特徴とする高吸水性粒状肥料。
- 粒状肥料の最大吸水量が4〜8重量%である請求項1記載の高吸水性粒状肥料。
- 粒状肥料が、N、P2O5、MgOの3成分またはN、P2O5、K2O、MgOの4成分を含む、あるいはこれらに硼素成分および/またはマンガン成分を含む、苦土含有粒状肥料である請求項1または2記載の高吸水性粒状肥料。
- 水稲側条施肥田植機用である請求項1〜3記載の高吸水性粒状肥料。
- 請求項1〜4記載の高吸水性粒状肥料を配合してなる配合肥料。
- 請求項1〜4記載の高吸水性粒状肥料を用いることを特徴とする水稲の栽培方法。
- 酸化マグネシウム、燐酸成分および窒素成分を含む肥料原料、酸化マグネシウム、燐酸成分、加里成分および窒素成分を含む肥料原料、またはこれらに硼素成分および/またはマンガン成分を含む肥料原料に、P2O5濃度として25〜35重量%の燐酸液、H2SO4濃度が50〜85重量%の硫酸液およびアンモニアガスを添加しつつ80〜100℃の温度条件下に中和・造粒しながら造粒物のpHを7〜8とした後、105〜130℃の温度条件下で乾燥することを特徴とする高吸水性粒状肥料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004334032A JP4967227B2 (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 高吸水性粒状肥料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004334032A JP4967227B2 (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 高吸水性粒状肥料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006143509A true JP2006143509A (ja) | 2006-06-08 |
JP4967227B2 JP4967227B2 (ja) | 2012-07-04 |
Family
ID=36623627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004334032A Active JP4967227B2 (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 高吸水性粒状肥料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4967227B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007223817A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Taki Chem Co Ltd | 粒状硫加の製造法 |
JP2017149626A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 東レ株式会社 | 粒状肥料組成物の製造方法 |
CN110519986A (zh) * | 2016-09-16 | 2019-11-29 | 阿伦·沙旺特 | 水敏感性活性物的稳定制剂 |
KR20200007640A (ko) * | 2018-07-12 | 2020-01-22 | 케이지케미칼 주식회사 | 기능성 미생물이 코팅된 화학비료 및 그 제조방법 |
CN110868861A (zh) * | 2017-05-10 | 2020-03-06 | 萨卡帕·瓦达卡库塔 | 农业组合物 |
CN111165291A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-05-19 | 韩友利生物科技(上海)有限公司 | 一种用于防治病害和生产含硫量高的大米的水稻栽培方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5845181A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-16 | 住友化学工業株式会社 | 苦土含有粒状複合肥料の製造方法 |
JPS60127285A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-06 | 住友化学工業株式会社 | 苦土含有粒状複合肥料の製造法 |
-
2004
- 2004-11-18 JP JP2004334032A patent/JP4967227B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5845181A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-16 | 住友化学工業株式会社 | 苦土含有粒状複合肥料の製造方法 |
JPS60127285A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-06 | 住友化学工業株式会社 | 苦土含有粒状複合肥料の製造法 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007223817A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Taki Chem Co Ltd | 粒状硫加の製造法 |
JP2017149626A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 東レ株式会社 | 粒状肥料組成物の製造方法 |
CN110519986A (zh) * | 2016-09-16 | 2019-11-29 | 阿伦·沙旺特 | 水敏感性活性物的稳定制剂 |
CN110868861A (zh) * | 2017-05-10 | 2020-03-06 | 萨卡帕·瓦达卡库塔 | 农业组合物 |
JP2020520901A (ja) * | 2017-05-10 | 2020-07-16 | ヴァダケクットゥ、タンカパン | 農業用組成物 |
CN110868861B (zh) * | 2017-05-10 | 2022-03-15 | 萨卡帕·瓦达卡库塔 | 农业组合物 |
KR20200007640A (ko) * | 2018-07-12 | 2020-01-22 | 케이지케미칼 주식회사 | 기능성 미생물이 코팅된 화학비료 및 그 제조방법 |
KR102188357B1 (ko) * | 2018-07-12 | 2020-12-08 | 케이지케미칼 주식회사 | 기능성 미생물이 코팅된 화학비료 및 그 제조방법 |
CN111165291A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-05-19 | 韩友利生物科技(上海)有限公司 | 一种用于防治病害和生产含硫量高的大米的水稻栽培方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4967227B2 (ja) | 2012-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016130695A1 (en) | Coating for improved granular fertilizer efficiency | |
EP1612200A2 (en) | Fertilising composition and process for the obtainment thereof | |
CN101225009A (zh) | 一种凝胶基保水缓释尿素肥料合成工艺及生产方法 | |
AU2006207886A1 (en) | Fertiliser | |
Khan et al. | Green synthesis and evaluation of calcium-based nanocomposites fertilizers: a way forward to sustainable agricultural | |
JPH11278973A (ja) | 硝化抑制粒剤、硝化抑制粒剤配合肥料、及び作物の栽培方法 | |
JP4967227B2 (ja) | 高吸水性粒状肥料の製造方法 | |
JP2002145690A (ja) | 融雪肥料 | |
JP2005272218A (ja) | 粒状複合肥料の製造方法 | |
CN109180370A (zh) | 一种速溶型水溶肥料及其制备方法 | |
JP4033986B2 (ja) | 粒状の有機物腐熟促進・土壌改良資材 | |
US20110056261A1 (en) | Agronomic Nutrient Production | |
JP2616580B2 (ja) | 腐植化促進剤およびその製造方法 | |
CN112930330A (zh) | 用于更好的作物和土壤健康的海藻提取物包膜肥料 | |
JPH11302646A (ja) | 粒状培地及びこれを用いた混合培地 | |
NL2029962B1 (en) | Disaggregable granulated calcium and/or magnesium and potassium fertilizer and method of obtaining thereof | |
JP2007217231A (ja) | 石灰窒素質粒状肥料及びその製造方法 | |
EP4317118A1 (en) | Fertilizer comprising immediate- and slow-release agents in soil complex nutrients | |
KR20020059171A (ko) | 굴패각을 이용한 완효성 피복비료 및 그 제조방법 | |
EP4317117A1 (en) | N-p-ca-mg complex nutrient coated by sio2 | |
JPH0470276B2 (ja) | ||
JP4337534B2 (ja) | 粒状複合肥料組成物およびその製造方法 | |
WO2024105568A1 (en) | Fertilizer comprising metal slag and coke | |
JP4141528B2 (ja) | 軽量培地及びこれを用いた混合培地 | |
JP2016222493A (ja) | ムギの栽培における施肥方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070927 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20080131 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20080514 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4967227 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |