JPS60127285A - 苦土含有粒状複合肥料の製造法 - Google Patents

苦土含有粒状複合肥料の製造法

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JPS60127285A
JPS60127285A JP23561983A JP23561983A JPS60127285A JP S60127285 A JPS60127285 A JP S60127285A JP 23561983 A JP23561983 A JP 23561983A JP 23561983 A JP23561983 A JP 23561983A JP S60127285 A JPS60127285 A JP S60127285A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、苦土含有粒状複合肥料の製造法に関するもの
である。特に本発明は、燐酸ヌグネシウムアンモニウム
を主成分とする苦土、含有1粒状後合肥料を経済的に、
かつ容易に製造する方法に関するものである。
従来、燐酸マグネシウムアンモニウムを主成分とする粒
状複合肥料は、燐酸液に水酸化マグネシウムおよびアン
モニアを添加反応させて燐酸マグネシウムスラリーおよ
び燐酸マグネシラ(1) ムアンモニウムスラリーを生成させた後、このスラリー
を所望の銘柄に応じて配合された他の肥°料原料に添加
して造粒させ、次いで乾燥する方法、あるいは燐1液に
アンモニアを反応させて燐酸アンモニウムスラリーを生
、成させた後、このスラリーを所、望の銘柄に応じて配
合された水酸化マグネシウムおよび他の肥料原料に添加
して造粒させ乾燥する方法等により製造されていること
は知られている。
しかしながら、これら微来法は燐酸2マグネシウムアン
モニウムを主成分とする粒状複合肥料を製造するに当っ
て、造粒および乾燥操作上程々の問、照点を有している
すなわち前者は造粒過程において良好な顆粒を得るため
に、他の複合肥料に地べて極めて高い造粒水分を必要と
するために乾燥過程に過大の負荷がかかり不経済である
ばかりでなく、かつ得られた顆粒が十分な硬度を持って
いるとはいい難いという問題点がある。
また後者は造粒過程において、高温(通常(2) 100〜120°C)の燐酸アンモニウムスラリーと水
、酸化マグネシウムによる発泡を伴った激しい反応が起
こるために造粒操作が極めて困難であり、かつ良好な顆
粒を得ることが難しいという問題点かある。
本発明者等は、このような従来法における燐酸マグネシ
ウムアンモニウムを主成分とする苦土含有粒状複合肥料
のもつ製造上の問題点を解消する方法として、先に特願
昭56−143560号にて、水酸化マグネシウム、燐
安、カリウム源および/または窒素源等を含む肥料原料
に、P2O6濃度30〜40重量%の燐酸液およびアン
モニアを混入し40〜57℃の温度条件下に造粒処理し
た後、45〜57℃の温度条件下で乾燥してなる苦土含
有粒状複合肥料の製造方法を提案した。この方法によれ
ば製造上の問題はぼ解決され製品の顆粒も良好なものが
得られる。
しかしながら、得られた製品の硬度が必ずしも十分でな
いために落下等の衝撃を加えると一部において割れを生
ずるものがあり、実際の輸送(3) 等の取り扱い時に若干の問題点を残していた。
本発明者等はこのような問題点および従来法のもつ製造
上の問題点を一気に解消するために、さらに検討した結
果、酸化マグネシウム、燐安、カリウム源および/また
は窒素源等を含む肥料原料に、P2O,濃度25〜35
重量%の燐酸液およびアンモニアを添加しながら45〜
75°Cの温度条件下に反応および造粒を行なわせると
、酸化マグネシウムとの発泡を伴った激しい反応モ全り
な(、燐酸マグネシウムアンモニウムが生成するととも
に、造粒後には燐酸液中の水分は殆んど全量燐酸マグネ
シウムアンモニウムの結合水に移行し、造粒物の遊離水
分は数チ程度となり、造粒操作および状態も容易かつ良
好であり、さらに造粒物を45〜75℃の温度条件下に
保持して乾燥を行なわせることにより、顆粒も良好で、
固結現象も全くなく、かつ落下等の衝撃に対しても改善
された硬度を有する製品が得られるという事実を知り本
発明に到達した。
すなわち本発明は、酸化マグネシウム、燐安、(4) カリウム源および/または窒素源等を含む肥料原料に、
P2O6濃度25〜35重量%の燐酸液およびアンモニ
アを添加しつつ45〜75℃の温度条件下に造粒した後
、45〜75℃の温度条件下で乾燥することを特徴とす
る苦土含有粒状複合肥料の製造法である。
本発明方法において使用される燐酸液はP2O6濃度で
25〜35重量%の濃度範囲のものが使用され、通常湿
式燐酸液が用いられるが、工業的に製造されている湿式
燐酸、液には種々のP2O3濃度のものがあるため、使
用に際しては種々のP2O,濃度の湿式燐酸液を単独で
、または混合して、または水を添加して燐酸液中のP2
O5濃度を25〜35重Jt%の範囲4に予め調整して
おくのが好ましい。
この際、燐酸液中のP2O6濃度が35重量%以上に高
い場合には、造粒時に酸化マグネシウムとの発泡を伴っ
た激しい反応が起こると共に造粒系の温度が短時間に7
5℃以上に昇温し、良好、な品質および収量の造粒物が
得られ難くな(5) る傾向を有する。
また25重量%以上に低い場合には、造粒過程で行なわ
れる燐酸マグネシウムアンモニウムの生成反応が遅くな
り、製品品質上杆、ましい結果を生じ難くなる。
本発明方法において使用される酸化マグネシウムは純粋
である必要はなく、例えば天然のマグネサイト鉱石(主
成分は炭酸マグネシウム)を800〜900℃程度に鋲
焼して得られるMg0含1有量80〜95重量%程度の
工業用軽焼マグネシアで充分であり、その使用量は所望
する肥料銘柄に応じて適宜調節されるが、本発明の主旨
が燐酸マグネシウムアンモニウムを主成分とする苦土含
有粒状複合肥料の製造法にあるので、通常は製品中の材
温性マグネシウム(C,Mg0)が7〜16重量%、好
ましくは8〜14重量%になる範囲から選ばれる。
また燐安としては、燐酸1アンモニウム、燐酸2アンモ
ニウム等、カリウム源としては、塩化カリウム、硫酸カ
リウム等、窒素源としては、(6) −尿素、硫安、硝安等の肥料原料が所望する肥料銘柄に
応じて、それらの種類および使用量が適宜選択されなが
ら用いられる。
本発明方法において、造粒物を得るための方所望する銘
柄に応じて配合された肥料原料を導入しながら、P2O
,濃度25〜35重量%の燐酸液およびアンモニアを添
加しつつ45〜75℃、好ましくは50〜65℃の造粒
温度で造粒する方法が採られる。この際の造粒機内に添
加される燐酸液の量は、所望する銘柄の造粒に必要な水
分量および造粒時に生成する燐酸マグネシウムアンモニ
ウムの結合水に必要な水分量に応じて適宜調節される。
例えば、造粒を燐酸マグネシウムアンモニウムの6水塩
の形態となる温度条件下において行なうとすれば、造粒
時に生成する燐酸マグネシウムアンモニウムを燐酸マグ
ネシウムアンモニウムの6水塩とするに必要な水分量を
有する燐酸液量が最少限度量としく7) て添加される。この燐酸液の添加方法としては、特に制
限をされることはないが、肥料原料と良く混合させて反
応が均一に行なわれるようにスプレー添加するのが望ま
しい。また、アンモニアの添加方法についても、肥料原
料と良く混合させて、反応が均一に行なわれるように、
造粒機の入口から出口までの間において分割添加するの
が望ましい。この造粒機内に添加されるアンモニアの形
態については、ガス状、水溶液のいずれでも良いが、水
溶液の場合には造粒系の水のバランスの調整に煩雑さを
与え易いため、造粒操作の面からはガス状の方が望まし
い。
造粒時に酸化マグネシウムは燐酸およびアンモニアおよ
び燐安と反応して燐酸マグネシウムアンモニウムを生成
し、添加したー燐酸液中の水分は造粒後にはほとんど全
量燐酸マグネシウムアンモニウムの結合水に移行する。
そして得られた造粒物中の遊離水分は数チ程度となる。
一般に燐酸マグネシウムアンモニウムは結合水をとるも
のであるが、57℃以下では6水塩、(8) 57℃以上80℃以下では6水塩と1水塩の混合物、8
0℃以上では1水塩の形態となることは良く知られてい
る。本発明はこれらのうち6水塩ないし6水塩と1水塩
の混合物の高結合水の形態となる温度条件下において製
造される。
造粒を燐酸マグネシウムアンモニウムの6水塩の形態と
なる温度条件下において行なうとし、燐安として燐酸1
アンモニウムを使用するとして、これを化学式で示すと
次の通りである。
MgO十H3P0.十NH3+XH2O−−→NH,M
gPO4,6H20+ (X−5)H2O0,−0・−
(n、MgO+NH,H2PO4+XH2O−−→NI
(4MgP04.6H2o+(X−5)H2O・・曲(
2)+11 、 +21式中のXは5以上を示す。
この際の造粒温度が75℃以上に高い場合には、造粒時
に燐酸マグネシウムアンモニウムの工水塩が多量生成す
るために、遊離水分が上昇して水バランスが取り難くな
り、かつ酸化マグネシウムとの発泡を伴った激しい反応
が生じ始めるので造粒操作が困難となり好ましくない。
(9) また、45℃以下に低い場合には反応が遅くなり、かつ
製品品質上からも妬ましい結果を生じ難くなる。
造粒温度は燐酸とアンモニアの反応熱を利用して調整す
る。造粒機内の温度が低い場合には、肥料原料の燐安の
量を減し、その減した燐安の電相当分だけ燐酸とアンモ
ニウムの添加量を増加させて反応熱を増し昇温する。造
粒機の温度が高い場合には逆の方法を採ればよい。添加
量の調節は連続的に又は段階的に変化させる。
次いで造粒物は、例えば回転式、あるいは棚式などの乾
燥機を用いて、温度を45〜75℃、好4ましくは50
〜65℃に保持して乾燥される。
乾燥過程においては造粒物中の燐酸マグネシウムアンモ
ニウムの結合水含量を変化させることなく数チの遊離水
分のみが蒸発される。
一方、造粒物の温度を75℃を超えた温度に保持して乾
燥する場合には、乾燥過程において造粒物中に燐酸マグ
ネシウムアンモニウムの1水塩が多量に生成するために
水バランスが取り(10) 難くなるので好ましくない。また45℃よりも低い場合
には乾燥効率が低下するため工業的には好ましいことと
はいえない。
次いで乾燥物は、常法により篩別され製品粒子は取り出
される一方、篩上品は粉砕後筒下品と共に循環粉として
造粒過程に戻し入れされる。
本発明方法においては、P2O6濃度25〜35重量%
の低いP2O5濃度の燐酸液の使用により、造粒時に酸
化マグネシウムとの発泡を伴った激しい反応が起こらな
いので造粒操作が極めて容易であり、さらに造粒物を燐
酸マグネシウムアンモニウムのl水塩の形態となる温度
よりさらに低い温度で乾燥することにより造粒物中の燐
酸マグネシウムアンモニウムの結合水含量を変化させる
ことなく、遊離水分のみが蒸発除去されるので乾燥操作
が容易であり、かつ経済的である。そして本発明方法に
よれば硬度および顆粒も良好、な燐酸マグネシウムアン
モニウムを主成分とする苦土含有粒状複合肥料を得るこ
とができる。なお本発明方法による製品の硬度が向上す
る理由については、明らかではないが、本発明者等がア
ンモニア態窒素6重量%、相溶性燐酸36重量%、杓溶
溶性マグネシウム12重量%の成分を有する苦土含有粒
状複合肥料を次の各々の方法で製造した製品中のマグネ
シウムの反応率を測定した所、本発明者等が先に提案し
た特願昭56−143560号によるMg(OH)2を
使用する方法のものは約82重量%であるのに対し、本
発明のMg0を使用する方法のものは約90重量%と高
いことが認められた。一般に、塩類はそれを構成するイ
オン間の結合が強ければ水に溶けにくく、融点や硬度も
高い、イオン間の結合が弱いと、水によく溶け、吸湿性
が強く、融点や硬度は低い、と言われている。マグネシ
ウム化合物は一般に溶解度が小さく、融点や硬度も高い
ものが多い。従って、マグネシウムの反応率が高いとい
うことは、それだけ溶解度の小さいマグネシウム化合物
が多く生成したことになり、これにより硬度が向上した
ものと推察される。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例により何ら限定されるものではない。
また、実施例中に示したチ、部は特記しない限りすべて
重量%、部である。
尚、製品中のマグネシウムの反応率は次の方法でめる。
こ(7) 内NH4MgPO4態(7) M g O量
はアンモニア態窒素量−水溶性窒素量−不溶性窒素量不
溶性窒素量がすべてNH,M g P 04 になって
いることでNH4M g P 0 、量:理論値に換算
このNH4MgPO4を理論値でM g O量に換算す
る。
他のマグネシウム量及び窒素量は前述の通り分析値でめ
る。
実施例1 直径0.6 m、深さ0.15mの皿1型造粒機を使用
して下記成分を有する苫土含有粒状複合肥(13) 料を製造した。
アンモニア態窒素 相溶性燐酸 向溶性マグネシウム(
AN) (C−P2O,) (C−Mg0)(チ) 6
 36 12 すなわち皿型造粒機に軽焼マグネシア〔相溶性マグネシ
ウム(C−Mg0) ; 84チ〕 148部、燐酸1
アンモニウム(N : 9.7 %・、可溶性燐酸(S
、P2O,) : 48%〕394部、循環粉2000
部を供給混合し、この固体混合物に温度25℃、P2O
,濃度30%の燐酸液をスプレー添加しながらアンモニ
アガス34部を供給して回転数24rPm1造粒時間5
分間の条件下で造粒した。造粒に要した燐酸液の添加量
は590部であった。
造粒時に軽焼マグネシアとの発泡を伴った激しい反応は
起こらず造粒状態は極めて良好−であった。そして造粒
物の温度は57℃迄上昇し、得られた造粒物の全水分(
燐酸マグネシウムアンモニウム1水塩は含、まず、以下
向(14) じ)は22.3%、遊離水分は3.5%であった。
製品中のMg0の反応率は約90%であった。
次いで造粒物の温度を55〜60℃に保持して乾燥した
後、篩にて粒度3.36〜1.68mmのものを篩分け
して全水分19.8チ、遊離水分1.1%の製品を得た
。 得られた造粒品、製品の分析値および硬度等を第1
表に示す。
比較例1 本発明者等が先に提案した特願昭56−/¥3l−to
号による方法により、実施例1と同一の皿型造粒機を使
用して、実施例1と同一の成分を有する苦土含有粒状複
合肥料を製造した。すなわち皿型造粒機に水酸化マグネ
シウム〔杓溶性マグネシウム(C−Mg0) : 54
チ〕194部、燐酸エアンモニウム(N:9.7チ、可
溶性燐酸(S、P2O,) : 48チ〕359部、循
環粉2000部を供給混合し、この固体混合物に温度2
5℃、P2O6濃度38%の燐酸液をスプレー添加しな
がらアンモニアガス36部を供給して実施例1と同様の
条件下で造粒した。造粒に要した燐酸液の添加量は51
4部であった。
造粒時に水酸化マグネシウムとの発泡を伴った激しい反
応は起こらず造粒状態は極めて良好であった。
次いで造粒物の温度を50〜55℃に保持して乾燥した
後、篩にて粒度3.36〜1゜68+nのものを篩分け
して全水分20.5 %、遊離水分0.6チの製品を得
た。製品中のMg(OH)2の反応率は約82チであっ
t−o得られた造粒品4、製品の分析値および硬度等を
第1表に示す。
比較例2 従来法による方法により、実施例1と同一の皿型造粒機
を使用して、実施例1と同一の成分を有する苦土含有粒
状複合肥料を製造した。すなわち皿型造粒機に水酸2化
マグネシウム〔杓溶性マグネシウム(C−MgO) :
 64%〕194部、成分調整剤(石膏)209部、循
環粉2000部を供給混合し、この固体混合物を加熱し
て70℃迄上昇させた後、別途湿2式燐酸にアンモニア
ガスを供給して得たN/Pモル比0゜5.P2O5濃度
46%、温度105℃の燐安スラリーを上記固体混合物
にスプレー添加しながらアンモニアガス36部を供給し
て実施例1と同様の条件下で造粒したが、造粒時に水酸
化マグネシウムとの発泡を伴った激しい反応が起こり造
粒状態は極めて不良であった。造粒に要した燐安スラリ
ーの添、加電は798部であった。 そして造粒物の温
1度は93℃迄上昇、ル、得られた造粒物中の水分、は
全水分、遊離水分ともに10.9チであったー。
次いで造粒物の温度を100〜105℃に保持して乾燥
したが乾燥時に多量の粉塵が発生し乾燥状態は極めて不
良であった。そして篩にて粒度3゜36〜工。681m
のものを篩分けして全水分、遊離水分ともに4.3チの
製品を得た。
得られた造粒品、製品の分析値および硬度等を第1表に
示す。
第1表に示す如く、本発明方法は製品の硬(17) 度において比較1例1の方法よりも、造粒性において比
較例2の方法よりも格段に向上できることが認められた
また本発明方法によれば造粒および乾燥操作は比較例2
の方法よりも容易にしかも経済的に行なえることが明ら
かである。
(18) 実施例2 実施例1に記載したと同一の皿型造粒機を使用して下記
成分を有する苦土含有粒状複合肥料を製造した。
アンモニア態窒素 相溶性燐酸 (AN) (C−P2O3) (チ) 5 30 杓溶性カリウム 相溶性マグネシウム (C,に20) (C・Mg0) (チ) 5 10 すなわち皿i型造粒機に軽焼マグネ・シア〔相溶性マグ
ネシウム(C−MgO) : 84%〕124部、燐酸
1アンモニウム[N : 9.7%J1可J溶可憐溶性
燐酸P2O,) : 48%]308部、塩化カリウム
(K2O: (30チ)93部、成分調整剤(石膏)7
6部、循環粉2000部、を供給混合し、この固体混合
物に温度25℃、P、06濃度33%の燐酸液をスプレ
ー添加しながらアンモニアガス29部を供給して回転数
24(20) rPm、造粒時間5分間の条件下で造粒したー。
た激しい反応は起こらず造粒状態は極めて良好」であっ
た。そして造粒物の温度は60℃迄上昇し、得られた造
粒物の全水分は21.1 %、遊離水分は4.6チであ
った。製品中のMgOの反応率は約93%であった−0 次いで造粒物の温度を55〜60℃に保持。
して乾燥した後、篩にて粒度3.36〜1.68mのも
のを篩分けして全水分18.2%、遊離水分1.7%の
製品を得た。得られた造粒品、製品の分析値および硬度
等を第2表に示す。
比較例3 本発明者等が先に提案した特願昭56−143560号
による方法により、実施例1と同一の皿型造粒機を使用
して、実施例2と同一の成分を有する苦土含有粒状複合
肥料を製造した。すなわち皿型造粒機に水酸化マグネシ
ウム〔相溶性マグネシウム(C−Mg0) : 64(
21) チ〕166部、燐、酸lアンモニウム〔Nニ9.7゜チ
、可溶性燐酸(s、P2O,) : 48チ〕308部
、塩化カリウム(K2O: 60 % ) 93部、成
分調整剤(石膏) 54 g、、、循環粉、2000部
を供給混合し、この固体混合物に温度30℃、P2O,
濃度35チの燐酸液をスプレー添加しながらアンモニア
ガス32部を供給して実施例2と同様の条件下で造粒し
た。造粒に要した燐酸液の添加量は461部であった。
造粒時に水酸化マグネシウムとの発泡を伴った激しい反
応は起こらず造粒状態は極めて良好であった。そして造
粒物の温度は48℃迄上昇し、得られた造粒物の全水分
は20.4チ、遊離水分は3.6%であった。製品中の
Mg(OH)2の反応率は約85q6であった。 2、
/、′ のものを篩分けして全水分18.0%、遊離水分0.7
チの製品を得た。得られた造粒品、乾燥品の分析値およ
び硬度等を第2表に示す。
(22) 比較例4 本発明方法によらざる方法により、実施例1と同一の皿
型造粒機を使用して、実施例2と同一の成分を有する苦
土含有粒状複合肥料を製造した。
すなわち皿型造粒機に軽焼マグネシア〔孝勺溶性マグネ
シウム(C−MgO) : 84チ〕124部、塩化カ
リウム(K2O: 60%)93部、成分調整剤(石膏
)215部、循環粉2000部を供給混合し、この固体
混合物を加熱して70℃迄上昇させた後、温度25℃、
P2O5濃度47チの燐酸液を上記固体混合物にスプレ
ー添加しながらアンモニアガス66部を供給して比較例
2と同様の条件下で造粒したが、造粒時に軽焼マグネシ
アとの発泡を伴った激しい反応が起こり造粒状態は極め
て不良であった。造粒に要した燐酸液の添加量は650
部であった。そして造粒物の温度は95℃迄上昇し、得
られた造粒物の水分は全水分、遊離水分ともに8.1%
であった。
(23) 次いで造粒物の温度を100〜105℃に保持して乾燥
したが、乾燥時に多量の粉ノ塵を発4生し乾燥状態は極
めて不良であった。
この物を篩にて粒度3.36〜1.68mのものを篩分
けして全水分、遊離水分ともに3.2%の製品を得た。
得られた造粒品、製品の分析値および硬1度等を第2表
に示す。
(24)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化マグネシウム、燐安、カリウム源および/または窒
    素源等を含む肥料原料にP2O,濃度ることを特徴とす
    る苦土含有粒状複合肥料の製造法。
JP23561983A 1983-12-13 1983-12-13 苦土含有粒状複合肥料の製造法 Granted JPS60127285A (ja)

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