JP2006142998A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Masayuki Saito
昌之 斉藤
Naruaki Kazama
成晃 風間
Tadakazu Kiuchi
忠和 木内
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Abstract

【課題】 たとえ軽量なパンチングプレートを設けたとしてもミラーユニットの重量をよりバランスよく取付け具延いては車体に受けることができるようにし、しかも、透視面積をより広く確保できるようにした。
【解決手段】 サンバイザ本体11に開口部11aを設け、開口部11aに多数の透孔12aが開口したパンチングプレート12を設けると共に、サンバイザ本体11の左右方向一端側に設けた支軸14および取付けブラケット15により車体の天井部20に回動可能に取付ける車両サンバイザであって、サンバイザ本体11における取付けブラケット15を設けた一端側に偏倚させてミラーユニット13を装着し、ミラーユニット13のミラー部13bをサンバイザ本体11の中央部側に引出して使用するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両前方から入射される太陽光等の光を遮光するように構成した車両用サンバイザに関する。
従来のサンバイザには、太陽光などを完全に遮断する透視性のないタイプと、太陽光などを遮断しながら前方の視界を確保する透視性のあるものとがある。
そして、太陽光などを確実に遮断することができるという点では、前者の透視性のないサンバイザが優れているが、前方視界の点では後者の透視性のあるサンバイザが優れている。
そこで、後者のサンバイザとしては、例えば図6及び図7或いは図8及び図9に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−106752号公報。
まず、図6及び図7に示されたサンバイザは、樹脂により枠状に形成されたサンバイザ本体1の枠内に、多数の透孔2aが開口された一対のパンチングプレート2−1、2−2が互いに離間した状態で設けられていて、両パンチングプレート2−1、2−2を挟んだサンバイザ本体1の略中央部にミラーユニット3が配置されており、サンバイザ本体1の上部(使用状態における)には、上辺に沿って支軸4が設けられていて、支軸4の一端側がサンバイザ本体1の左右方向一側端部側に表出して、サンバイザ本体1を車体に取付けるための取付けブラケット5が設けられている。
このように構成する場合、パンチングプレート2−1、2−2によって前方視界を確保しつつ、車両の斜め上方より入射する太陽光などを遮断することになるのであるが、ミラーユニット3をサンバイザ本体1の略中央部に配置したことにより、図7に示すように、ミラーユニット3の蓋体3aを上方に開動させてミラー部3bを表出させて使用する場合、ミラー部3bがサンバイザ本体1の略中央部に位置することになって、乗員の着座姿勢からすると非常に便利である反面、パンチングプレート2はミラーユニット3により分断されてしまい、乗員が前方を見る場合には、両パンチングプレート2−1、2−2により同時に前方視界を確保することはできず、片方により前方視界を確保するのが通常であることから、透視面積を小さくしてしまうことになる。
そこで、図8及び図9に示すようなサンバイザが提案されている。
図8及び図9によれば、やはり、樹脂により枠状に形成されたサンバイザ本体1の枠内に、多数の透孔2aが開口された一対のパンチングプレート2が設けられているが、ミラーユニット3が取付けブラケット5の車体への設定位置に対してサンバイザ本体1の左右方向における反対側の他端部側に寄せて配設することによって、パンチングプレート2はサンバイザ本体1における取付けブラケット側においてより透視面積を広く設定すべく意図している。
そして、ミラーユニット3は、そのミラー部3bがパンチングプレート2を覆う方向である取付けブラケット5側にスライドできるように構成して、表出するようになっている。
上記のように構成する従来の技術においては、サンバイザ本体1に対して、ミラーユニット3が、図6及び図7に示すものでは略中央部に配置されており、図8及び図9に示すものでは支軸4の車体への設定位置に対向する側に偏倚して配置されていることになる。
通常、サンバイザ本体1は、支軸4、取付けブラケット5およびノブ7が図示しないホルダーを介して車体に装着されている。しかし、サンバイザ本体1を支軸4の縦軸4a周りに回動させて使用する際は、多数の透孔を有する軽量なパンチングプレート2を設けたことも加わって、ミラーユニット3の重量によりサンバイザ本体1の重心がより支軸4に対向する側に偏在してしまうことになる。
このために、ミラーユニット3を含むサンバイザ本体全体の重量によって取付けブラケット5に働くモーメントが大きくなって、取付けブラケット5にかかる荷重が大きくなる。また、支軸4の縦軸4a周りに回動させ使用する際、サンバイザ本体1が振動しやすくなるため、低級音等の異音の発生等が懸念される。
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、たとえ軽量なパンチングプレートを設けたとしてもミラーユニットの重量をよりバランスよく取付けブラケットに受けさせることができる構成とし、しかも、透視面積をより広く確保できるようにした車両用サンバイザを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、サンバイザ本体を、その一端側に設けた支軸および取付けブラケットにより回動可能に車体に取付けるようになして、サンバイザ本体における取付けブラケットが設けられた一端側にミラーユニットを偏倚させて設けると共に、サンバイザ本体におけるミラーユニットに対して他端側に開口部を設け、開口部に多数の透孔が開口して構成するパンチングプレートを設けており、ミラーユニットのミラー部をサンバイザ本体の中央部側に引出して使用するように構成したものである。
上記のように構成する本発明は、ミラーユニットをサンバイザ本体における取付けブラケットを設けた一端側に偏倚させて設けたために、サンバイザ本体の重心がより支軸が装着された一端側に偏在することになり、ミラーユニットの重量がより多く取付けブラケット近くにかかることになって、ミラーユニットによるサンバイザ本体にかかるモーメントの腕を短くすることができて、取付けブラケットを介して堅固な車体が有効に支えることなり、取付けブラケットのサンバイザ本体全体を支持する機能を高めることができ、しかも、パンチングプレートをミラーユニットによって分断することがないので、透視面積をより広く設定することができ、また、偏在させて設けたミラーユニットのミラー部は、サンバイザ本体の中央部側に引出して使用することから、乗員の着座姿勢を変えずに使用することができ、使用勝手に優れており、しかも、サンバイザ本体全体の重量バランスが取れていて、低級音等の異音が発生し難いことになる。
以下、図1乃至図5を用いて、本発明における実施の形態について説明する。
図1は本発明における実施の形態であるサンバイザを採用した自動車の車室内を前方に向かって描画した斜視図、図2は図1のミラーユニットの不使用状態におけるサンバイザを拡大して描画した斜視図、図3は同じくミラーユニットの使用状態を描画した斜視図、図4は同じくサンバイザの裏面側から描画した斜視図、図5は図2のA−A断面図である。
図1乃至図5において、サンバイザ本体11は、全体形状が長方形状を呈しており、長方形状の開口部11aを有して枠状に形成されており、図示する使用状態における上部一端側には、上辺に沿って支軸14の横軸14bが設けられている。
支軸14の縦軸14aは、サンバイザ本体11の上辺左右方向一側端部側に表出延在して、サンバイザ本体11を車体の天井部20に取付けるための取付けブラケット15が設けられている。
また、サンバイザ本体11の上辺左右方向他端側は切欠き11bが形成されていると共に、切欠き11bを橋渡すようにノブ17が設けられている。
この結果、ノブ17を車体の天井部20に設けたホルダー16に抱持させることにより、支軸14の横軸14bを中心にサンバイザ本体11がフロントガラス19に対向する使用状態(図1に示す状態)と天井部20に対向する格納状態の間を回動可能に取付けられている。
サンバイザ本体11の開口部11aには、取付けブラケット15が位置する左右方向一端側に偏倚して、ミラーユニット13が装着配置されていると共に、ミラーユニット13より左右方向他端側における開口部11aには、一対のパンチングプレート12が装着配置されている。
パンチングプレート12は、ほぼ全面に渡って多数の透孔12aが形成されており、サンバイザ本体11をフロントガラス19に対向させる使用時に、車両の斜め前方から入射される太陽光等を遮光すると共に、前方視界を確保すべく構成している。
ただ、夕方等においては、太陽光等が自動車前方より略水平に入射する場合があり、このような場合、パンチングプレート12の透孔12aから光が透過してしまい、乗員が眩惑されてしまうことから、一対のパンチングプレート12に遮光板15を挟むことにより、減光するように構成すれば、サンバイザ本体1に対する斜め上方から入射する太陽光等の光を遮光する機能を良好にすることができる。
ミラーユニット13は、ミラー収納部としてのケース体13aと、ケース体13aのパンチングプレート12側の開口部より出入り可能にケース体13a内に収容されるミラー部3bとを有して構成しており、ミラー部3bは、ケース体13aよりサンバイザ本体11の略中央部に引出して使用するようになっている。
なお、サンバイザ本体11は、図示する実施の形態では、樹脂の成形品である芯材のみから構成しているが、これに限定されず、芯材の表面に図示しない表皮材を表装して構成してもよい。
また、上記実施の形態では、ミラーユニット13をサンバイザ本体11の開口部11aに設置するようにしたが、これに限定されるものでなく、例えば、サンバイザ本体11に凹部を設け、この凹部に別体のミラーユニット13を嵌めこみ設置するようにしてもよい。
以上のように構成する場合、ミラーユニット13をサンバイザ本体11における取付けブラケット15を設けた左右方向一端側に偏倚させて設けたために、ミラーユニット13の重量が取付けブラケット15の近くにかかることになって、サンバイザ本体11の重心を取付けブラケット15側に偏在させることができ、この結果、ミラーユニット13によるサンバイザ本体11にかかるモーメントを小さくすることができて、取付けブラケット15を介して堅固な車体の天井部20が有効に支持することなり、取付けブラケット15のサンバイザ本体11全体を支える機能を高めることができる。
しかも、パンチングプレート12をミラーユニット13によって分断することがないので、透視面積をより広く設定することができる。
また、偏倚させて設けたミラーユニット13のミラー部13bは、サンバイザ本体11の中央部側に引出して使用することから、乗員の着座姿勢を変えずに使用することができ、使用勝手に優れていることになる。
以上説明したように、本発明は、ミラーユニットをサンバイザ本体における取付けブラケットを設けた一端側に偏倚させて設けたために、サンバイザ本体の重心がより支軸が装着された一端側に偏在することになり、ミラーユニットの重量がより多く取付けブラケット近くにかかることになって、ミラーユニットによるサンバイザ本体にかかるモーメントの腕を短くすることができて、取付けブラケットを介して堅固な車体が有効に支えることなり、取付けブラケットのサンバイザ本体全体を支持する機能を高めることができ、しかも、パンチングプレートをミラーユニットによって分断することがないので、透視面積をより広く設定することができ、また、偏在させて設けたミラーユニットのミラー部は、サンバイザ本体の中央部側に引出して使用することから、乗員の着座姿勢を変えずに使用することができ、使用勝手に優れており、しかも、サンバイザ本体全体の重量バランスが取れていて、低級音等の異音が発生し難いことになることから、斜め上方から入射する太陽光等の光を遮光するように構成した車両用サンバイザ等に好適である。
本発明における実施の形態であるサンバイザを採用した自動車の車室内を前方に向かって描画した斜視図である。 図1のミラーユニットの不使用状態におけるサンバイザを拡大して描画した斜視図である。 同じくミラーユニットの使用状態を描画した斜視図である。 同じくサンバイザの裏面側から描画した斜視図である。 図2のA−A断面図である。 従来のサンバイザにおけるミラーユニット非使用状態を描画した正面図ある。 同じく、ミラーユニットの使用状態を描画した正面図である。 従来の他のサンバイザにおけるミラーユニット非使用状態を描画した正面図ある。 同じく、ミラーユニットの使用状態を描画した正面図である。
符号の説明
11 サンバイザ本体
11a 開口部
12 パンチングプレート
13 ミラーユニット
13b ミラー部
14 支軸
15 取付けブラケット
20 天井部(車体)

Claims (1)

  1. サンバイザ本体を、その一端側に設けた支軸および取付けブラケットにより回動可能に車体に取付けるようになした車両用サンバイザであって、前記サンバイザ本体における取付けブラケットが設けられた一端側にミラーユニットを偏倚させて設けると共に、前記サンバイザ本体における前記ミラーユニットに対して他端側に開口部を設け、該開口部に多数の透孔が開口して構成するパンチングプレートを設けており、前記ミラーユニットのミラー部を前記サンバイザ本体の中央部側に引出して使用するように構成したことを特徴とする車両用サンバイザ。
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JP2009269535A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Nissan Motor Co Ltd 自動車用バニティミラー装置

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