JP2004106752A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】前方の視界をできる限り邪魔しないような構成でミラー部材を設けることができる車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】バイザ本体2が、中央部に開口窓21を有する枠状の枠部20と、その開口窓21を塞ぐように設けられた板部31とを備える。また板部31が前方の視界を確保するために透視性を備えて形成される。
そして開口窓21には、枠部20の一辺20a寄りにミラー部材5が設けられ、板部31は、少なくとも枠部20の一辺20aを除く他の辺(20b,20c,20d)に沿って連続的に露出されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車室内への光を遮断する車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用サンバイザは、種々のタイプのものが知られていた。
例えば特許文献1に記載の車両用サンバイザが知られていた。特許文献1によるとバイザ本体は、中央部に開口窓を有する枠状の枠部と、その開口窓を塞ぐように設けられた板部とを備えて構成される。そして板部が前方の視界を確保するために透視性を備えていた。
またミラー部材がバイザ本体に設けられるものも従来知られていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平2001−246933号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そして前者のタイプの車両用サンバイザにミラー部材を設ける場合は、前方の視界をできる限り邪魔しない構成にする必要があった。しかしそのような構成は、従来ほとんど知られていなかった。
そこで本発明は、前方の視界をできる限り邪魔しないような構成でミラー部材を設けることができる車両用サンバイザを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、上記各請求項に記載の通りの構成を備える車両用サンバイザであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、バイザ本体が中央部に開口窓を有する枠状の枠部と、その開口窓を塞ぐように設けられた板部とを備える。また板部が前方の視界を確保するために透視性を備えて形成される。そして開口窓には、枠部の一辺寄りにミラー部材が設けられ、板部は、少なくとも前記枠部の一辺を除く他の辺に沿って連続的に露出されている。
【0006】
すなわち車両用サンバイザは、ミラー部材を備えるが、そのミラー部材は、枠部の一辺寄りに設けられている。したがって板部は、ミラー部材を避けた位置であって、少なくとも枠部の前記一辺を除く他の辺に沿って連続的に露出される。
そして前方の視界性は、板部によって形成される。そのため前方の視界性は、他の辺に沿って連続的に確保される。これによって移動する風景を途切れなく追従して見ることなどができる。かくして車両用サンバイザは、前方の視界性が良く、使用勝手が良い。そしてミラー部材は、前方の視界をできる限り邪魔しないように設けられている。
なお板部は、透視性を備えた形態であって、例えば板材に複数の貫通孔を設けた形態、あるいは半透明の板材から形成された形態である。
【0007】
請求項2に記載の発明によれば、ミラー部材は、ミラーとミラーケースを備える。そして両部材のうちの一方が枠部または板部に一体状に設けられる。また両部材のうちの他方が、枠部に形成されたレールに案内されながら枠部に対して移動可能に取付けられ、ミラーがミラーケースに対して出没可能な構成になっている。
すなわちミラーとミラーケースのうちの一方が枠部または板部に一体状に設けられている。したがって該部材は、板部または枠部に固定的に設けられている。そして両部材のうちの他方は、枠部に形成されたレールによって案内されながら枠部を移動する。したがって該部材は、レールに案内されながら安定よく枠部に対して移動できる。そしてミラーがミラーケースに対して出没可能な構成になっている。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を図1〜4にしたがって説明する。
車両用サンバイザ1は、図1に示すように略板状のバイザ本体2と、バイザ本体2が回動可能に装着される支軸10とを備える。
支軸10は、図1に示すように縦軸10aと横軸10bとを備えた略L字状に形成されている。そしてその横軸10bにバイザ本体2が回動可能に装着されている。また縦軸10aには、取付ブラケット11が回動可能に取付けられ、取付ブラケット11を介して支軸10が車室天井面に回動可能に装着される。
したがってバイザ本体2は、横軸10b周りに回動されることで、車室天井面に沿う収納位置と、フロントガラスに沿うフロント位置とに回動する。またバイザ本体2は、支軸10を縦軸10a周りに回動させることでフロント位置とサイドガラスに沿ったサイド位置とに回動する。
【0009】
バイザ本体2は、図1に示すように中央部に開口窓21を備えて枠状に形成された枠部20と、開口窓21を塞ぐように設けられた板部31とを備える。またバイザ本体2は、車室天井面に取付けられたフックに脱着可能に取付けられる円柱状のサポート軸12を上縁側に有する。また開口窓21には、ミラー部材5が設けられている。
このミラー部材5は、図2に示すようにバイザ本体2に固定的に取付けられたミラーケース50と、バイザ本体2にスライド可能に取付けられたミラー51と、そのミラー51を支持する支持体52とを備えて構成されている。
【0010】
またバイザ本体2は、図3に示すようにバイザ本体2の裏側を形成する裏側部材3と、表側を形成する表側部材4とによって二分割状に形成されている。
表側部材4は、図3に示すように枠部20の表側を形成する表枠部40を備える。そして表枠部40には、図1に示すようにミラーケース50が一体状に設けられている。すなわち表側部材4は、枠部20の枠内にミラーケース50を備え、ミラーケース50が枠部20(表枠部40)の下側の一辺20aに一体状に形成されている。
【0011】
裏側部材3は、図3に示すように枠部20の裏面を形成する裏枠部30と、裏枠部30の枠内を塞ぐように設けられた板部31とを備えるとともに、ミラー51を裏側から支持するホルダー54を一体状に備える。
板部31は、図3に示すように枠部20よりも肉厚の薄い板状に形成されている。そして板部31には、厚み方向に貫通する複数の貫通孔31dが所定間隔毎に複数設けられている。したがって板部31は、貫通孔31dによって厚み方向に透視できる透視性(透光性)を有する。すなわち板部31を通して車内側から車外側を見ることができ、これによって乗員の視界が確保されている。
【0012】
またミラー部材5は、前方の視界を妨げないようにするために枠部20の一辺20a寄りに設けられている。したがって板部31は、図1に示すようにミラー部材5を避けた開口窓21全体において露出されている。
すなわち板部31は、図1に示すようにミラー部材5の三辺周りにおいて連続して露出されている。また板部31は、少なくとも枠部20の一辺20aを除く辺、すなわち上側、右側、左側の辺20b,20c,20dに沿って連続して露出されている。
換言すると板部31は、図1に示すように枠部20の上側の辺20bとミラーケース50との間に形成された第一板部31aと、左側の辺20cとミラーケース50との間に形成された第二板部31bと、右側の辺20dとミラーケース50との間に形成された第三板部31cとが連続して露出されている。
【0013】
また裏枠部30と表枠部40には、図3に示すように他側へ突出する結合部32,42が設けられている。結合部32は、略筒状に形成され、結合部42は、ピン状に形成されている。
したがって結合部32に結合部42が嵌挿されることで、裏側部材3と表側部材4とが結合する構成になっている。なお結合部32,42は、図1に示すように裏枠部30と表枠部40の枠に沿って所定間隔毎に複数設けられている。
かくして枠部20は、図3に示すように表枠部40と裏枠部30とによって、二分割状の中空管状に形成される。
【0014】
ホルダー54は、ミラー部材5を構成する一部材であって、図3に示すように板部31よりも厚い板状に形成されている。そしてホルダー54の左端縁には、ミラーケース50の係止部50bが挿入される取付溝54cが設けられている。
またミラーケース50と裏側部材3との間には、ミラーケース50の上端縁を枠部20の枠内(開口窓21内)で係止するための係止構造が設けられている。すなわちミラーケース50の上端縁には、図4に示すように上端縁から裏側部材3側へ延出する係止部50aが設けられている。そして裏側部材3の板部31(またはホルダー54)には、係止部50aが掛止められる掛止部54aが設けられている。したがって係止部50aが掛止部54aに係止されることでホルダー54の上端縁が図1に示すように裏側部材3に係止される。
【0015】
またミラーケース50の右端側には、図3に示すようにミラー51が挿入される挿入口50dが設けられている。すなわちミラーケース50とホルダー54とが連結せずに開口となっている挿入口50dがミラーケース50の右端側に形成されている。
支持体52は、図2に示すように枠状に形成されており、その枠内にミラー51が取付けられている。すなわち支持体52は、図3,4に示すようにミラー51の鏡面側を外周に沿って支持する表側支持部52aと、ミラー51の裏面側を上下両端に沿って支持する裏側支持部52bを有する。したがって表側支持部52aと裏側支持部52bとの間にミラー51が差し込まれることで、ミラー51が支持体52に取付けられる。
【0016】
また支持体52と枠部20の間には、スライド構造が設けられている。すなわち枠部20には、図1に示すように下側の一辺20aに沿ってレール41が形成されている。そして支持体52には、図4に示すようにレール41に案内される摺動部52cが設けられている。
摺動部52cは、図4に示すように支持体52の下端縁からレール41側に突出し、レール41に摺動可能に掛け止められる。
【0017】
レール41は、図4に示すように枠部20の内部に形成されている。このレール41は、表枠部40から裏枠部30側へ突出しており、下側レール41aと上側レール41bとを備える。下側レール41aと上側レール41bは、それぞれ略平行に表枠部40から突出しており、下側レール41aが摺動部52cの下側を支持する。そして上側レール41bが摺動部52cの上側を支持する。
またレール41は、図1に示すように枠部20のうちの下側辺に沿って形成されている。すなわちレール41は、バイザ本体2の長手方向に沿って平行に形成されている。したがって支持体52とミラー51は、レール41によって案内されながらバイザ本体2に対して長手方向に平行移動できる。
【0018】
ホルダー54は、図4に示すようにミラー51側へ突出するリブ54bを複数有する。したがってミラー51と支持体52は、リブ54bによってその裏側が支持される。そして表側がミラーケース50によって支持される。
またミラー51がミラーケース50から引出された場合(図2参照)は、ミラー51と支持体52の裏側が板部31によって支持される。
【0019】
また支持体52(ミラー51)は、図4に示すように上端側がミラーケース50の内壁面によって支持され、下端側がレール41によって支持されている。かくして支持体52は、上下方向への移動が規制されている。
また支持体52は、図3に示すようにミラー51を移動させる際に把持できる把持部52dを有する。この把持部52dは、図3に示すように支持体52の右端側に設けられており、挿入口50dよりも厚さが厚い。したがって支持体52の全体がミラーケース50内に入り込むことが防止されている。
【0020】
またミラー51は、ミラーケース50に収納される収納位置(図1の位置)と、ミラーケース50から所定位置まで引出される引出し位置(図2の位置)との間を移動できる構成になっている。なおミラー51は、ミラーケース50と表側支持部52aとの間に設けられたストッパ構造によってミラーケース50から抜けることが防止され、ミラー51は、所定位置まで(引出し位置まで)移動させることができる。
そして支持体52は、引出し位置においてもその一辺側がミラーケース50によって支持される構成になっている。したがってミラー51は、支持体52を介してバイザ本体2から抜け落ちることが防止されている。
またミラーケース50には、図3に示すようにストッパ50cが設けられている。このストッパ50cは、ミラー51をミラーケース50に挿入しすぎることで、ミラー51を引出せなくなることを防止する部材である。
【0021】
また摺動部52cは、レール41に対して摺動する際に、レール41との間で摩擦が生じる構成になっている(図4参照)。したがってミラー51を移動させる際の節度感が良くなっている。またこの摩擦によってミラー51が不意に移動することも防止されている。
またバイザ本体2とミラー部材5は、以下のように組付けられるために容易に組付けられ得る。
すなわち先ず、支持体52にミラー51を組付ける。そしてこられを表側部材4と裏側部材3との間に挟み、表側部材4と裏側部材3とを結合させる。これによってバイザ本体2とミラー部材5とが組付けられる。
またミラーケース50は、図1に示すように左右の一端寄りに形成されている。そしてミラー51は、引出されることで左右の他端寄りに移動する。したがってミラー51の大きさを大きくしやすい構成になっている。そしてミラー51は、左右一端寄りで利用できる形態になっている。
【0022】
以上のようにして車両用サンバイザ1が構成される。
すなわち車両用サンバイザ1は、ミラー部材5を備えるが、そのミラー部材5は、枠部20の一辺寄りに設けられている。したがって板部31は、ミラー部材5を避けた位置であって、少なくとも枠部20の一辺を除く他の辺に沿って連続的に露出される。
そして前方の視界性は、板部31によって形成される。そのため前方の視界性は、他の辺に沿って連続的に確保される。これによって移動する風景を途切れなく追従して見ることなどができる。かくして車両用サンバイザ1は、前方の視界性が良く、使用勝手が良い。そしてミラー部材5は、前方の視界をできる限り邪魔しないようにバイザ本体2に設けられている。
【0023】
またミラーケース50は、枠部20に一体状に設けられている。したがってミラーケース50は、枠部20に固定的に取付けられている。そしてミラー51は、枠部20に形成されたレール41によって案内されながら枠部20に沿って移動する。したがってミラー51は、レール41に案内されながら安定よく枠部20に対して移動できる。かくしてミラー51は、ミラーケース50に対して出没できる。
【0024】
またミラー51は、バイザ本体2の厚み内を移動する構成になっている。したがってミラー51は、バイザ本体2を回動させる際などに邪魔にならず、バイザ本体2の使用勝手が良い。
またミラー51は、収納位置にされることで板部31の露出面積を広くする。したがってミラー51は、前方の視界をできる限り邪魔をしない構成になっている。
またミラーケース50は、図4に示すように表枠部40から開口窓21中心に向けて延出している。したがってミラーケース50は、表枠部40と一体状に形成しやすく、かつ見栄えが良い構成になっている。
【0025】
(実施の形態2)
実施の形態2を図5,6にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1とミラー部材の構成が異なるのみで、他の部材は、実施の形態1と同様に形成されている。したがってここでは、同一部材の説明を割愛し、同一部材に同一番号を利用しつつ異なる部材についての説明を以下にする。
実施の形態2にかかる車両用サンバイザ1は、ミラー部材6を備える。このミラー部材6は、図5に示すようにミラー蓋61を備える構成である。
またミラー部材6は、実施の形態1と同様に開口窓21に設けられている。そしてミラー部材6は、枠部20の下側の一辺20a寄りに設けられている。
【0026】
したがって板部31は、図5に示すように少なくとも枠部20の一辺20aを除く辺、すなわち辺20b,20c,20dに沿って連続して露出されている。
またミラー部材6は、図5に示すように枠状の保持体60と、その保持体60の上縁側に回動可能に取付けられたミラー蓋61とを備える。またミラー部材6は、鏡面を有するミラー62と、そのミラー62が取付けられるホルダー63とを備える。
【0027】
ホルダー63は、図6に示すように裏側部材3に一体状に設けられており、裏枠部30(枠部20)の一端寄りに設けられている。そしてホルダー63には、図6に示すように保持体60とミラー62が嵌合される凹部63a,63bが形成されている。そして凹部63a,63bに保持体60とミラー62が嵌合されることで、これらが位置決めされる。そして保持体60とミラー62は、接着剤あるいは熱溶着などによってホルダー63に取付けられる。
【0028】
ミラー蓋61は、図5に示すように保持体60に回動可能に取付くために、回動軸61bを有する。そして回動軸61bは、保持体60に形成された取付孔に回動可能に取付けられる。
またミラー蓋61は、図6に示すようにその上端側に保持体60側に突出するボス部61aを有する。このボス部61aは、保持体60と協働して、ミラー蓋61を閉じた位置(ミラー62の鏡面を覆う位置)と開いた位置(ミラー62の鏡面を露出する位置)とに付勢する。
【0029】
すなわちボス部61aは、突部61cを有する。そして保持体60は、図5,6に示すように弾性部60aを有する。この弾性部60aは、保持体60の一部であって、図6を参考に示すようにミラー蓋61が回動されることで突部61cによって押されて弾性変形する。したがって突部61cが弾性部60aを避けた位置に付勢され、これによってミラー蓋61が閉じた位置(図6の実線位置)と開いた位置(図6の仮想線位置)とに付勢される。
【0030】
以上のようにして車両用サンバイザ1が構成される。したがって実施の形態2においても実施の形態1と同様に、板部31が連続して露出される。かくして車両用サンバイザ1は、前方の視界性が良い。そしてミラー部材6は、前方の視界をできる限り邪魔しないようにバイザ本体2に設けられている。
【0031】
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1,2に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)すなわち実施の形態1では、ミラーケースがバイザ本体に一体状に形成され、ミラーがバイザ本体に対して移動可能に取付けられていた。しかしミラーがバイザ本体(例えば表枠部、裏枠部あるいは板部)に一体状に取付けられ、ミラーケースが枠部に形成されたレールに案内されながら枠部に対して移動可能に取付けられる形態であってもよい。
(2)また実施の形態1,2では、板部が貫通孔を備え、これによって板部が透視性を備える構成になっていた。しかし板部が半透明状の板材によって形成され、これによって透視性を備える形態であってもよい。あるいは板部がメッシュ状の板材によって(換言すると複数の貫通孔を備えて)形成される形態であってもよい。
(3)また実施の形態1では、ミラーがミラーケースに対して右側へ移動する構成であった。しかしミラーケースがバイザ本体の右寄りに設けられ、ミラーが左側へ移動する構成であってもよい。
(4)また実施の形態1のホルダー(54)と、実施の形態2のホルダー(63)は、裏側部材と一体状に形成されていた。しかしホルダー(54,63)が裏側部材と別体状に形成される形態であってもよい。そしてホルダー(54,63)が板部(裏側部材)に取り付けられる形態であってもよい。
(5)また実施の形態1,2のバイザ本体は、裏側部材と表側部材とによって二分割状に形成されていた。そして裏側部材は、枠状の裏枠部と、その枠内を閉塞する板部とを一体状に備える形態であった。しかし板部と裏枠部とが別体状に形成される形態であって、裏側部材が板部を有しない形態であってもよい。そして板部は、裏側部材と表側部材とが連結されることで裏側部材と表側部材との間に保持される形態であってもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係る車両用サンバイザによれば、前方の視界をできる限り邪魔しないような構成でミラー部材を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用サンバイザの斜視図であって、ミラーをミラーケースに収納させた状態を示す図である。
【図2】車両用サンバイザの斜視図であって、ミラーをミラーケースから引出した状態を示す図である。
【図3】図1のA−A線断面矢視図である。
【図4】図1のB−B線断面矢視図である。
【図5】実施の形態2の車両用サンバイザの斜視図であって、ミラー蓋を閉じ位置にした状態を示す図である。
【図6】図5のC−C線断面矢視図である。
【符号の説明】
1…車両用サンバイザ
2…バイザ本体
3…裏側部材
4…表側部材
5,6…ミラー部材
20…枠部
20a〜20d…一辺(辺)
21…開口窓
30…裏枠部
31…板部
40…表枠部
41…レール
50…ミラーケース
51,62…ミラー
61…ミラー蓋

Claims (2)

  1. バイザ本体が、中央部に開口窓を有して枠状に形成された枠部と、前記開口窓を塞ぐように設けられた板部とを備え、前記板部が前方の視界を確保するために透視性を備えて形成される車両用サンバイザであって、
    前記開口窓には、前記枠部の一辺寄りにミラー部材が設けられ、
    前記板部は、少なくとも前記枠部の一辺を除く他の辺に沿って連続的に露出されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    ミラー部材は、ミラーとミラーケースを備え、前記両部材のうちの一方が枠部または板部に一体状に設けられ、
    前記両部材のうちの他方が、前記枠部に形成されたレールに案内されながら前記枠部に対して移動可能に取付けられ、前記ミラーが前記ミラーケースに対して出没可能な構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006142998A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用サンバイザ
CN102529654A (zh) * 2010-11-09 2012-07-04 共和产业株式会社 化妆镜单元及具有化妆镜单元的遮阳板本体

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