JP2004074996A - 車両用サンバイザとその付属ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】付属ユニットが脱着可能に装着できるなどの使用勝手のよい車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】バイザ本体2が、中央部に開口窓21を有して枠状に形成された枠部20と、開口窓21を塞ぐように設けられた板部31とを備える車両用サンバイザ1であって、板部31は、前方の視界を確保するために透視性を備えて形成される。そして板部31には、付属ユニット5を脱着可能に取り付けるための取付部33〜35が設けられ、付属ユニット5は、板部31を覆うように取り付けられる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車などの車両に取付けられる車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用サンバイザは、種々のタイプのものが知られていた。例えば下記の特許文献1に開示されている車両用サンバイザが知られていた。
この開示発明によるとバイザ本体は、中央部に開口窓を有する枠状の枠部と、その開口窓を塞ぐように設けられた板部とを備える。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−175435号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのタイプの車両用サンバイザにおいて付属ユニットが脱着可能に装着されるものは、従来知られていなかった。例えば、ミラーユニット、カードホルダユニットなどが脱着可能に装着されるものが従来知られていなかった。
そこで本発明は、バイザ本体が、中央部に開口窓を有して枠状に形成された枠部と、その開口窓を塞ぐように設けられた板部とを備える車両用サンバイザであって、付属ユニットが脱着可能に装着できるなどの使用勝手のよい車両用サンバイザと、その付属ユニットを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、上記各請求項に記載の通りの構成を備える車両用サンバイザであることを特徴とする。
すなわち請求項1に記載の発明によれば、板部は、前方の視界を確保するために透視性を備えて形成されている。そして板部と枠部の少なくとも一方には、付属ユニットを脱着可能に取り付けるための取付部が設けられている。
したがって例えば付属ユニットを取外したときには、板部が露出され、板部の透視性が確保される。そのためバイザ本体の前方の視界性がよくなる。
また付属ユニットを必要とするときには、板部または枠部に付属ユニットを脱着可能に取付けることができる。したがって車両用サンバイザの使用勝手がよくなる。
【0006】
請求項2に記載の発明によれば、取付部は、板部に設けられるとともに、透視性を備えた構造になっている。
したがって板部の透視性は、取付部によって邪魔されない。すなわち付属ユニットを取外した際、取付部が透視性を備える。そのため板部は、取付部によってその透視性が邪魔されない。かくして車両用サンバイザの使用勝手がよい。
【0007】
請求項3に記載の発明によれば、板部は、厚み方向に貫通する複数の貫通孔を有することで透視性を備える。そして取付部は、板部に凸状または凹状に一体状に形成されるとともに、厚み方向に貫通する貫通孔を有して透視性を備える。
すなわち取付部が板部に一体状に形成されている。したがって車両用サンバイザは、部品点数が少なく容易な構成によって取付部を備える。
また取付部は、板部と同様に厚み方向に貫通する貫通孔を有して透視性を有する。したがって板部の透視性は、取付部によって邪魔されず、前方の視界性が維持される。
【0008】
請求項4に記載の発明によれば、付属ユニットは、バイザ本体の開口窓とほぼ同形状の板状に形成された減光用のプレート部を有する。そしてプレート部は、バイザ本体に取付けられることで開口窓を塞いで、バイザ本体を透過する光量を減少させる構成になっている。
ところでバイザ本体の板部は、透視性を備える。そのため光は、板部を透過して車室内へ差し込むことができる。そしてプレート部は、その板部に取付けられることで板部とともに開口窓を塞ぐ。そしてプレート部は、車室内へ差し込む光量を減少させる。
したがって車室内に差し込む光量が多く、乗員が眩しいと感じる場合にプレート部を板部に取付けることで、その眩しさを減少させることができる。かくして車両用サンバイザの使用勝手がよくなる。
なお透過する光量を減少させる構成には、例えばプレート部を半透明板により構成する形態がある。またはプレート部を不透明の遮光板から構成し、光を遮断する構成などの形態がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を図1,2にしたがって説明する。
車両用サンバイザ1は、図1に示すように略板状のバイザ本体2と、バイザ本体2が回動可能に装着される支軸10とを備える。
支軸10は、図1に示すように縦軸10aと横軸10bとを備えた略L字状に形成されている。そしてその横軸10bにバイザ本体2が回動可能に装着されている。また縦軸10aには、取付ブラケット11が回動可能に取付けられ、取付ブラケット11を介して支軸10が車室天井面に回動可能に装着される。
【0010】
したがってバイザ本体2は、横軸10b周りに回動されることで、車室天井面に沿う収納位置と、フロントガラスに沿うフロント位置とに回動する。またバイザ本体2は、支軸10を縦軸10a周りに回動させることでフロント位置とサイドガラスに沿ったサイド位置とに回動する。
またバイザ本体2は、図1に示すように中央部に開口窓21を備えて枠状に形成された枠部20を備える。またバイザ本体2は、開口窓21を塞ぐように設けられた板部31を備える。そして板部31には、付属ユニット5を脱着可能に取り付けるための複数の取付部33〜35が設けられている。
【0011】
この付属ユニット5は、車両用サンバイザ1に選択的に取付けられるユニットであって、例えば図1に示すようにミラー51cを有するミラーユニット51である。または開口窓21を覆うプレート部50bを有する減光用のユニット50である。あるいは図に記載していないが、カードを保持するためのカードホルダユニットなどである。
【0012】
またバイザ本体2は、図2に示すようにバイザ本体2の表側を形成する表側部材3と、裏側を形成する裏側部材4とによって二分割状に形成されている。
裏側部材4は、図2に示すように枠部20の裏側を形成する裏枠部40を備える。表側部材3は、枠部20の表側を形成する表枠部30と、表枠部30の枠内を塞ぐように設けられた板部31を一体状に備える。
板部31は、図2に示すように枠部20よりも肉厚の薄い板状に形成されている。そして板部31には、厚み方向に貫通する複数の貫通孔31aが所定間隔毎に複数設けられている。したがって板部31は、貫通孔31aによって厚み方向に透視できる透視性(透光性)を有する。すなわち板部31を通して車内側から車外側を見ることができ、これによって乗員の前方視界を確保している。
【0013】
また板部31には、図2に示すように複数の取付部33〜35が一体状に形成されている。これら取付部33〜35は、板部31の表側から裏側へ窪む凹状に形成されている。すなわち取付部33〜35は、板部31の裏面から略円柱状に突出する側壁33d〜35dを有する。また取付部33〜35は、その側壁33d〜35dの先端を塞ぐ底面33e〜35eを有する。また取付部33〜35には、付属ユニット5の係止部50a,51aが係着される係着部33a〜35aが形成されている。
【0014】
これら係着部33a〜35aは、図2に示すように取付部33〜35の側壁33d〜35dを貫通する貫通孔と、係止部50a,51aが係着される板部31の一部によって構成される。係着部33a〜35aの貫通孔は、取付けられる付属ユニット5の中心寄りを構成する側壁を貫通する。
また取付部33〜35の底面33e〜35eには、図2に示すように厚み方向に貫通する貫通孔33b〜35bが設けられている。したがって取付部33〜35は、透視性を有した構造になっている。
【0015】
また取付部33〜35は、下記のように換言することができる。すなわち取付部33〜35は、図2に示すように板部31を厚み方向に貫通する貫通孔33c〜35cを有する。そして付属ユニット5の係止部50a,51aは、その貫通孔33c〜35cを貫通し、貫通孔33c〜35cの孔縁を形成する板部31の一部の裏側面に係着される。また取付部33〜35は、その貫通孔33c〜35cを目隠しする目隠し部を有する。この目隠し部は、板部31の裏面から略円柱状に突出する側壁33d〜35dと、その側壁33d〜35dの先端を塞ぐ底面33e〜35eとを有する。
また底面33e〜35eには、貫通孔33b〜35bが形成されている。したがって目隠し部は、取付部33〜35を通過する光量を所望の量に調整する。
【0016】
また減光用のユニット50は、図1に示すようにバイザ本体2の開口窓21とほぼ同形状の板状に形成されたプレート部50bと、バイザ本体2の取付部33,35に取付けられる複数の係止部50aを有する。
プレート部50bは、バイザ本体2を透過する光量を減少させる構成になっている。例えばプレート部50bが半透明板により構成され、板部31を透過する光量を減少させる構成になっている。またはプレート部50bが不透明の遮光板から構成され、板部31を透過する光をほぼ完全に遮断する。
【0017】
係止部50aは、図2に示すようにプレート部50bの裏面に突出状に設けられている。そして係止部50aは、その先端寄りの側壁にプレート部50bの中心側へ張出す係止爪50cを有する。この係止爪50cは、先端ほど細くなっており、裏面側から表面側へ傾斜する傾斜面と、表面側から裏面側へ傾斜する傾斜面を有する。したがって係止部50aは、バイザ本体2の取付部33,35に挿入しやすく、また取付部33,35から取り外しやすい。
【0018】
そして減光用のユニット50は、以下のようにバイザ本体2に取付けられる。先ず係止部50aを取付部33,35に向けて押し込むことで(図2参照)、係止爪50cが板部31の表面に当たる。そして係止部50aが弾性変形しながら取付部33,35に挿入される。そして係止爪50cが係着部33a,35aの貫通孔を貫通して、係止部50aが弾性戻りをする。これにより係止爪50cが係着部33a,35aに係着する。
また減光用のユニット50を取外す際は、上記と逆の方法で取外すことができる。
【0019】
ミラーユニット51は、図1に示すようにミラー51cを有する。またミラーユニット51は、ミラー51cの外周を支持するために枠状に形成されたホルダ部51bを有する。そしてホルダ部51bの裏面側には、図2に示すようにミラー51cを裏面から保持するための掛止部51eが設けられている。したがってミラー51cは、掛止部51eによって裏面が支持され、表面がホルダ部51bによって支持される。
【0020】
またミラーユニット51は、図2に示すように板部31の取付部34,35に取付くための複数の係止部51aを有する。係止部51aは、ホルダ部51bの裏面に突出する。そして係止部51aは、その先端寄りにミラーユニット51の中心側へ突出する係止爪51dを有する。
なお係止部51aは、減光用のユニット50に形成された係止部50aと同様に形成されている。そしてミラーユニット51は、ユニット50と同様にバイザ本体2の取付部34,35に対して脱着可能に取付けられる。
【0021】
また表枠部30と裏枠部40は、図2に示すように他側へ突出する結合部32,42を有する。表枠部30の結合部32は、略筒状に形成され、裏枠部40の結合部42は、ピン状に形成されている。
したがって結合部32に結合部42が嵌合されることで、表側部材3と裏側部材4が結合する。なお結合部32,42は、図1に示すように枠部20の枠に沿って所定間隔毎に複数設けられている。
かくして枠部20は、図2に示すように裏枠部40と表枠部30とによって、二分割状の中空管状に形成される。
【0022】
以上のようにして車両用サンバイザ1が形成される。
すなわち板部31は、前方の視界を確保するために透視性を備えて形成されている。そしてその板部31には、付属ユニット5を選択的に脱着可能に取り付ける取付部33〜35が設けられている。そして付属ユニット5は、板部31に取り付けられることで板部31を覆う。
したがって付属ユニット5を取外したときには、板部31が露出され、板部31の透視性が確保される。そのためバイザ本体2の前方の視界性がよくなる。
また付属ユニット5を必要とするときには、板部31に付属ユニット5を脱着可能に取付けることができる。したがって車両用サンバイザ1の使用勝手がよくなる。
【0023】
また板部31に設けられた取付部33〜35は、その底面33e〜35eに厚み方向に貫通する貫通孔33b〜35bを有し、透視性を備える構造になっている。したがって板部31の透視性は、取付部33〜35によって邪魔されない。すなわち付属ユニット5を取外した際、取付部33〜35が透視性を備える。そのため板部31は、取付部33〜35によってその透視性が邪魔されない。かくして車両用サンバイザ1の使用勝手がよい。
また取付部33〜35は、板部31に一体状に形成されている。したがって車両用サンバイザ1は、部品点数が少なく容易な構成によって取付部33〜35を備える。
【0024】
またバイザ本体2の板部31は、透視性を備える。その一方で光は、板部31を透過して車室内へ差し込むことができる。そしてプレート部50bは、板部31に取付けられることで板部31とともに開口窓21を塞ぐ。そしてプレート部50bは、車室内へ差し込む光量を減少させる。
したがって車室内に差し込む光量が多く、乗員が眩しいと感じる場合にプレート部50bを板部31に取付けることで、その眩しさを減少させることができる。かくして車両用サンバイザ1の使用勝手がよくなる。
【0025】
またミラーユニット51は、板部31に対して脱着可能に取付けられる。そのため右ハンドル車の車両用サンバイザ1と、左ハンドル車の車両用サンバイザ1の部品を共通にすることができる。例えば図1に示すように車両用サンバイザ1は、右ハンドル車においては運転席側に取付けられる。そのためミラーユニット51が不要で、取外されて利用されることが多い。一方左ハンドル車では、車両用サンバイザ1が助手席側に取付けられる。そのためミラーユニット51が有用で、取付けられて利用されることが多い。したがって部品の共通化を図ることて部品コストを削減することができる。
【0026】
また板部31は、図2に示すように枠部20に対して厚みが薄い。したがって枠部20と板部31によってバイザ本体2には、中央部に大きな凹部が形成される。そしてその凹部に付属ユニット5が取付けられる。そのため付属ユニット5は、取付けられた状態において凹部に収められる。そして付属ユニット5の周囲は、枠部20に囲われ、外周側方からの力を受けにくい。したがって付属ユニット5は、外力を受けてバイザ本体2から不意に脱落することが防止される。
【0027】
(実施の形態2)
実施の形態2を図3,4にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様な構成である。しかし付属ユニットがバイザ本体の枠部と板部の両方に跨って取付けられる点が異なる。したがってここでは、同一部材の説明を割愛し、同一部材に同一番号を利用しつつ異なる点を説明する。
実施の形態2にかかるバイザ本体2は、図3に示すように付属ユニットを取付けるために複数の取付部36,60を有する。取付部36は、板部31に設けられており、取付部60は、枠部20に設けられている。
【0028】
取付部36は、実施の形態1に形成された取付部(33〜35)とほぼ同様に形成されている。
一方取付部60は、図4に示すように表枠部30の一部を貫通する貫通孔60aと、付属ユニットの係止部51aが係着される貫通孔60aの孔端係着部60bを有する。
また裏枠部40は、貫通孔60aの目隠しをするための目隠し部61を有する。この目隠し部61は、裏枠部40の内側面から貫通孔60aに向けて突出する。したがって目隠し部61は、貫通孔60aを表側から見た場合に貫通孔60aによって枠部20内が見えることを防止する。
【0029】
そして取付部36と取付部60には、付属ユニット(例えば、ミラーユニット51)の係止部51aが取付けられる。
なお取付部36は、実施の形態1の取付部(34,35)と同様にミラーユニット51の係止部51aが取付けられる。
また取付部60は、図4に示すように貫通孔60aから係止部51aが挿入され、係止爪51dが孔端係着部60bに係着する。したがってミラーユニット51は、バイザ本体2に対して弾性的に脱着可能に取付けられる。
そして付属ユニット5は、バイザ本体2側に取り付けられることで板部31を覆う。また付属ユニット5は、取外されることで板部31を露出する。したがって利用者は、必要な時に板部31の透視性を利用することができる。
【0030】
(実施の形態3)
実施の形態3を図5にしたがって説明する。
実施の形態3は、実施の形態1の取付部(33〜35)に代えて凸状の取付部37を複数有する形態である。
取付部37は、板部31に一体状に形成されており、板部31の表面から突出する。また取付部37は、板部31の表面から突出する柱部37aと、柱部37aの先端に形成された掛止部37bを有する。この掛止部37bは、取付けられる付属ユニット(例えば、ミラーユニット51)の外周側方へ向けて柱部37aの先端から突出する。
【0031】
したがって図5の仮想線に示すように掛止部37bには、取付部37の係止爪51dが掛け止められる。そのため付属ユニット(ミラーユニット51)は、バイザ本体2に対して弾性的に脱着可能に取付けられる。
また取付部37の柱部37aは、板部31の厚み方向に貫通する貫通孔37cを有する。したがって取付部37は、透視性を備える構造になっており、板部31の透視性を邪魔しない構成になっている。
【0032】
(実施の形態4)
実施の形態4を図6にしたがって説明する。
実施の形態4は、実施の形態1の取付部(33〜35)に代えて枠部20に形成された複数の取付部68を有する形態である。
取付部68は、実施の形態2の取付部60(図4参照)と同様に形成されており、複数の取付部68のうちの二つが枠部20の上端側に設けられている。そして残りの二つは、枠部20の下端側に設けられている。
したがって付属ユニット5は、枠部20の上端側と下端側に跨って取り付けらることで、板部31の表面側の一部を覆う。そして付属ユニット5は、取外されることで板部31を露出する。したがって利用者は、必要な時に板部31の透視性を利用することができる。
【0033】
(実施の形態5)
実施の形態5を図7,8にしたがって説明する。
実施の形態5の板部31は、実施の形態1の取付部(33〜35)に代えて貫通孔状に形成された取付部62を有する。また付属ユニット5は、実施の形態1の係止部(50a,51a)に代えて図8に示す係止部52を有する。
この係止部52は、図8に示すように板部31へ突出する二つの係止片52aを有する。そして二つの係止片52aは、弾性変形可能であって、相互に離間・近接できる。また係止片52aは、その先端寄り部分に側方へ突出する爪部52bを有する。
【0034】
一方取付部62は、図7に示すようにバイザ本体2の長手方向に長穴となっている。また取付部62は、図8に示すように板部31の裏側に形成された凹部62aを有する。そして凹部62aの底面に爪部52bが引っ掛けられ、爪部52bが凹部62aに収納される。
係止部52は、図7に示すようにその幅方向の長さが取付部62の長手方向長さよりも短い。したがって付属ユニット5の形状が製造過程などにおいてばらついた場合でも、係止部52を取付部62に取付けることができる。
また付属ユニット5は、バイザ本体2側に取り付けられることで板部31を覆う。そして取り外されることで板部31を露出する。したがって利用者は、必要な時に板部31の透視性を利用することができる。
【0035】
(実施の形態6)
実施の形態6を図9,10にしたがって説明する。
実施の形態6の板部31は、実施の形態1の取付部(33〜35)に代えて貫通孔状に形成された取付部63を有する。また付属ユニット5は、実施の形態1の係止部(50a,51a)に代えて図10に示す係止部53を有する。
この係止部53は、図10に示すように板部31に向けて略円柱状に突出する突部である。一方取付部63は、係止部53の形状に対応した形状を備える貫通孔である。したがって係止部53は、取付部63に押圧されることで取付部63に脱着可能に嵌合する。
かくして付属ユニット5は、板部31を覆うようにバイザ本体2側に取り付けられる。そして取り外されることで板部31を露出する。したがって利用者は、必要な時に板部31の透視性を利用することができる。
【0036】
(実施の形態7)
実施の形態7を図11,12にしたがって説明する。
実施の形態7の板部31は、実施の形態1の取付部(33〜35)に代えて図11,12に示す取付部64を有する。また付属ユニット5は、実施の形態1の係止部(50a,51a)に代えて図12に示す係止部54を有する。
取付部64は、図11に示すように板部31を貫通する第一孔64aと第二孔64bと第三孔64cを有する。これら第一孔64a、第二孔64b、第三孔64cは、それぞれ長穴構造であってバイザ本体の長手方向に延出する。またこれらは、所定の間隔を有して略平行に設けられている。したがって第一孔64aと第二孔64bとの間には、弾性取付片64dが形成される。同様に第二孔64bと第三孔64cとの間にも弾性取付片64dが形成される。弾性取付片64dは、左右両端が支持された形態であって、弾性変形容易な構造になっている。
【0037】
弾性取付片64dは、図12に示すように板部31の裏側面が削り取られていて肉厚が薄く、弾性変形しやすい構造になっている。そして弾性取付片64dは、弾性変形することで第二孔64bを拡開・縮閉する。
係止部54は、図12に示すように板部31へ突出する係止片54aを有する。そして係止片54aは、その先端に径が大きい抜止部54bを有する。
したがって係止部54を第二孔64bへ押し込んだ場合、弾性取付片64dが弾性変形し、係止部54は、第二孔64bを貫通する。そして抜止部54bが弾性取付片64dの裏側に係止し、係止部54が取付部64に取り付けられる。また付属ユニット5を抜く側へ強く引張った場合は、前記した逆の動作によって係止部54が取付部64から外れる。
そして付属ユニット5は、バイザ本体2側に取り付けられることで板部31を覆い、取り外されることで板部31を露出する。したがって利用者は、必要な時に板部31の透視性を利用することができる。
【0038】
(実施の形態8)
実施の形態8を図13,14にしたがって説明する。
実施の形態8の板部31は、実施の形態1の取付部(33〜35)に代えて図13,14に示す取付部65を有する。また付属ユニット5は、実施の形態1の係止部(50a,51a)に代えて図14に示す係止部55を有する。
取付部65は、図13に示すように板部31を貫通する第一孔65aと第二孔65bを連続的に有する。第一孔65aは、その開口面積が広く、取付部65を挿入できる(図14参照)。一方第二孔65bは、開口面積が狭く、挿入された取付部65が抜けない構造になっている。
【0039】
係止部55は、図14に示すように板部31側に突出する係止片55aを有する。そして係止片55aは、その先端に抜止部55bを有する。この抜止部55bは、第一孔65aに挿入可能な形状であるが、第二孔65bからは、抜けない形状である。
したがって係止部55は、次のように取付部65に取り付けられる。すなわち先ず係止部55を図13の矢印G方向に移動させることで第一孔65aに挿入する。次に係止部55を矢印H方向に移動させることで係止部55を第二孔65b側へ移動させる。これによって係止部55が係止部55に取り付けられる。
なお取付部65は、図14に示すように第二孔65bの周縁部の板部31の肉厚を薄くさせた凹部65cを有する。そして凹部65cに抜止部55bが収納される。
そして付属ユニット5は、バイザ本体2側に取り付けられることで板部31を覆い、取り外されることで板部31を露出する。したがって利用者は、必要な時に板部31の透視性を利用することができる。
【0040】
(実施の形態9)
実施の形態9を図15,16にしたがって説明する。
実施の形態9は、実施の形態1の取付部(33〜35)に代えて枠部20に取付部66を有する。そして付属ユニット5は、実施の形態1の係止部(50a,51a)に代えて図16に示す係止部56を有する。
取付部66は、図15に示すように枠部20に複数設けられている。また取付部66は、図16に示すように枠部20の枠内側、すなわち開口窓21側に形成されている。複数の取付部66のうちの二つが枠部20の上端側に形成され、二つが枠部20の下端側に形成されている。これら取付部66は、図16に示すように枠部20から開口窓21側へ突出する突部構造である。
【0041】
係止部56は、図16に示すように板部31へ突出する係止片56aを有する。そして係止片56aは、取付部66が係止される凹部56bを有する。
この係止片56aは、弾性変形可能である。したがって付属ユニット5をバイザ本体2に対して押し込んだ場合、係止片56aが弾性変形し、凹部56bが取付部66に係合する。そして付属ユニット5を引張った場合、凹部56bが取付部66から外れる。
したがって付属ユニット5は、バイザ本体2に脱着可能に取り付けられ、取り付けられることで板部31を覆い、取り外されることで板部31を露出する。したがって利用者は、必要な時に板部31の透視性を利用することができる。
【0042】
(実施の形態10)
実施の形態10を図15,17にしたがって説明する。
実施の形態10は、実施の形態1の取付部(33〜35)に代えて枠部20に図15,17に示す取付部67を有する。また付属ユニット5は、実施の形態1の係止部(50a,51a)に代えて図17に示す係止部57を有する。また実施の形態1と異なり、裏側部材4が板部31を一体状に有する。
取付部67は、図15に示すように枠部20に複数設けられている。また取付部67は、図17に示すように枠部20の枠内側、すなわち開口窓21側に形成されている。複数の取付部67のうちの二つが枠部20の上端側に形成され、二つが枠部20の下端側に形成されている。これら取付部67は、図17に示すように枠部20の一部を開口させることで形成されている。
【0043】
係止部57は、図17に示すように板部31に突出する係止片57aを有する。そして係止片57aは、取付部67に向けて突出する突部57bを有する。
この係止片57aは、弾性変形可能である。したがって付属ユニット5をバイザ本体2に対して押し込んだ場合、係止片57aが弾性変形し、突部57bが取付部67に係合する。そして付属ユニット5を引張った場合、突部57bが取付部66から外れる。
したがって付属ユニット5は、バイザ本体2に脱着可能に取り付けられ、取り付けられることで板部31を覆い、取り外されることで板部31を露出する。したがって利用者は、必要な時に板部31の透視性を利用することができる。
また本形態の取付部67は、開口状に形成されていた。しかし取付部67が枠部20から凹状に形成される形態であってもよい。
【0044】
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1〜10に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)実施の形態1,2では、板部が貫通孔を備え、これによって板部が透視性を備える構成になっていた。しかし板部が半透明板によって形成され、これによって透視性を備える形態であってもよい。
(2)また実施の形態1〜3では、取付部が板部の厚み方向に貫通する貫通孔を有し、これによって透視性を有していた。しかし取付部が半透明状の材料から形成され、これによって透視性を有する形態であってもよい。
(3)また実施の形態1〜10で利用される減光用のユニットは、プレート部が半透明板から形成されていた。あるいは遮光板から形成されていた。しかしプレート部が遮光板で形成されるとともに、厚み方向に貫通する複数の貫通孔を有する形態であってもよい。この形態であってもプレート部がバイザ本体を透過する光量を減少させることができる。
(4)また実施の形態1〜10では、板部が枠部に対して一体状に形成されていた。しかし板部と枠部が別体状に形成される形態であってもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明に係る車両用サンバイザによれば、付属ユニットが脱着可能に装着できるなどの使用勝手のよい車両用サンバイザと、その付属ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用サンバイザと付属ユニットの斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面矢視図と、それに相当する付属ユニットの断面図である。
【図3】実施の形態2の車両用サンバイザの斜視図である。
【図4】図3のB−B線断面矢視図である。
【図5】実施の形態3のバイザ本体の一部断面図であって、図2に相当する図である。
【図6】実施の形態4の車両用サンバイザの斜視図である。
【図7】実施の形態5の車両用サンバイザの斜視図である。
【図8】図7のC−C線断面矢視図である。
【図9】実施の形態6の板部とその板部に形成された取付部の正面図である。
【図10】図9のD−D線断面矢視図である。
【図11】実施の形態7の板部とその板部に形成された取付部の斜視図である。
【図12】図11のE−E線断面矢視図である。
【図13】実施の形態8の板部とその板部に形成された取付部の斜視図である。
【図14】図13のF−F線断面矢視図である。
【図15】実施の形態9,10の車両用サンバイザの斜視図である。
【図16】実施の形態9における図15のI−I線断面矢視図である。
【図17】実施の形態10における図15のI−I線断面矢視図である。
【符号の説明】
1…車両用サンバイザ
2…バイザ本体
3…表側部材
4…裏側部材
5…付属ユニット
20…枠部
21…開口窓
31…板部
31a,33b,34b,35b,37c…貫通孔
33〜37,60〜68…取付部
50…減光用のユニット
50a,51a,52〜57…係止部
50b…プレート部
51…ミラーユニット

Claims (4)

  1. バイザ本体が、中央部に開口窓を有して枠状に形成された枠部と、前記開口窓を塞ぐように設けられた板部とを備える車両用サンバイザであって、
    前記板部は、前方の視界を確保するために透視性を備えて形成され、
    前記板部と前記枠部の少なくとも一方には、付属ユニットを脱着可能に取り付けるための取付部が設けられていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    取付部は、板部に設けられるとともに、透視性を備えた構造になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  3. 請求項2に記載の車両用サンバイザであって、
    板部は、厚み方向に貫通する複数の貫通孔を有することで透視性を備え、
    取付部は、前記板部に凸状または凹状に一体状に形成されるとともに、厚み方向に貫通する貫通孔を有して透視性を備えることを特徴とする車両用サンバイザ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の車両用サンバイザに取付けられる付属ユニットであって、
    前記付属ユニットは、バイザ本体の開口窓とほぼ同形状の板状に形成された減光用のプレート部を有し、前記プレート部は、前記バイザ本体に取付けられることで前記開口窓を塞いで、前記バイザ本体を透過する光量を減少させる構成になっていることを特徴とする付属ユニット。
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JP2006130967A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Kyowa Sangyo Kk ミラー体付き車両用サンバイザ

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