JP2006142415A - 螺子部材供給締付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を防止して汎用性を高める。
【解決手段】ボルト保持手段20は、回転軸8の延長線上でボルトBを回転軸8に受け渡し可能な状態で保持するチャック機構27と、外部の部材と摺接してチャック機構27を開成すべく爪部材29に設けたカム部29aとを備えている。継手機構4のハウジング4aには、爪部材29のカム部に係合するローラ34を設ける。ボルト供給装置には、爪部材29のカム部に係合するローラを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸の先端に螺子部材を装着して締め付けを行う螺子部材締付装置に螺子部材を供給する装置に関する。
螺子部材締付装置に螺子部材を供給する装置が特許文献1に記載されている。この装置は、多数のビスが貼り付けられたテープをテープカセットに収納し、このテープカセットを螺子部材締付装置の側方に配置するとともに、ビットの下方にチャック機構を設け、このチャック機構をコントロールケーブルを介してビット昇降機構と連係してある。そして、テープカセットからビットの下方にテープを引き出してチャック機構でビスを保持し、ビットを降下させてビスを締め付けている。
特開平2−205422号公報(第1図)
しかし、この装置は、テープカセットやチャック機構を開閉する機構の配置スペースを確保する必要があり、装置の大型化が避けられない。つまり、作業中に他の装置との干渉を避けるために動作が制約され、小型の螺子部材を使用する場合以外には、適用が困難であり、汎用性に問題がある。
本発明は、このような事情に鑑み、装置の大型化を防止して汎用性を高めた螺子部材供給締付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、駆動手段に連結された回転軸先端の係合部に螺子部材を装着し、上記回転軸を駆動手段とともにワーク側へ移動させて上記螺子部材をワークの螺子部にねじ込む螺子部材締付手段と、該螺子部材締付手段に上記螺子部材を供給する螺子部材供給手段とからなる螺子部材供給締付装置において、上記回転軸の延長線上で上記螺子部材を回転軸に受け渡し可能な状態で保持すべく上記螺子部材締付手段に設けたチャック機構と、外部の部材と摺接して上記チャック機構を開成すべく上記チャック機構に設けたカム部とを備えてなる螺子部材保持手段と、上記駆動手段のワーク側への移動に際し、上記カム部に係合して上記チャック機構による螺子部材の保持を解除すべく上記駆動手段に設けた第1の解除手段と、上記螺子部材保持手段に対する螺子部材の供給に際し、上記カム部に係合して上記チャック機構を開成すべく上記螺子部材供給手段に設けた第2の解除手段とを備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、螺子部材保持手段のチャック機構によって螺子部材を保持し、回転軸を駆動手段とともにワーク側へ移動させると、回転軸の先端の係合部が螺子部材に係合するとともに、駆動手段に設けた第1の解除手段がチャック機構のカム部と係合し、チャック機構による螺子部材の保持が解除される。このため、螺子部材が回転軸に保持されてワーク側へ移動し、ワークの螺子部にねじ込まれる。螺子部材保持手段に螺子部材を供給する際には、螺子部材供給手段に設けた第2の解除手段をチャック機構のカム部に係合させて上記チャック機構を開成させる。
本発明によれば、第1又は第2の解除手段がチャック機構のカム部と係合してチャック機構を開成させるので、チャック機構を開成させる機構を螺子部材保持手段に設ける必要がなく、螺子部材保持手段をコンパクトにすることができる。このため、螺子部材保持手段を螺子部材の複数保持が可能な回転式のマガジンで構成した場合でも、使用する螺子部材の大きさにかかわらず、装置の大型化を抑制でき、汎用性が向上する。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の螺子部材締付装置の全体を示す斜視図である。
この螺子部材締付装置1は、モータ2と軸受機構3と継手機構4を一体化して回転駆動ユニット5を構成し、この回転駆動ユニット5をガイドレール6に沿って移動自在な状態でベースプレート7に組み付けてある。ガイドレール6はベースプレート7の長手方向に沿って配置してある。モータ2の出力軸(図示せず)は減速機3と継手機構4を介して回転軸8に連結されている。この回転軸8は継手機構4のハウジング4aから突出してベースプレート7の長手方向に沿って延びている。
ベースプレート7には、回転軸8に沿って延びるボールネジ9が支持部材10,10を用いて取り付けてある。そして、このボールネジ9をステッピングモータ11に連結するとともに、ボールネジ9に螺合する移動体12を回転駆動ユニット5に連結することによって、回転駆動ユニット5をステッピングモータ11で駆動してガイドレール6に沿って移動させるように構成してある。
図2は図1のボルト保持手段を拡大して示す図、図3は図2のボルト保持手段を裏側から見た図、図4は爪部材がボルトを保持した状態を示す断面図である。
ベースプレート7には、回転軸8の先端側の端部にボルト保持手段20を設置してある。このボルト保持手段20は、ベースプレート7に立設したブラケット21に回転部材22を回動自在に支持してある。回転部材22の回転軸22aには、ブラケット21の裏側に突出する部分にプーリ23を取り付けてある(図3参照)。そして、ベースプレート7に立設したブラケット24にステッピングモータ25を取り付けるとともに、ステッピングモータ25の出力軸25aにプーリ26を取り付け、このプーリ26と回転部材22側のプーリ23の間にタイミングベルト37を架設することによって、回転部材22をステッピングモータ25によって回転駆動するように構成してある。
回転部材22にはチャック機構27が周方向の4等分箇所に配設してある。このチャック機構27は、回転部材22に固設したチャック本体28と、ボルトBを挟持すべくチャック本体28に設けた一対の爪部材29,29とで構成してある。この回転部材22は、チャック機構27に保持された4本のボルトBが回転軸8の延長線と一致する位置で順次停止するように90度ステップで回転する。チャック本体28は、回転部材22にボルト30で締結固定した保持部28aと、この保持部28aと対向配置した他の保持部28bと、これら保持部28a,28bの裏側に一体成形した円筒部28cとからなる(図3参照)。
そして、一対の爪部材29,29をチャック本体28の保持部28a,28bの間に収め、各爪部材29,29の基端部をピン31で枢支結合する一方、各爪部材29,29の基端部と円筒部28cとの間にスプリング32を介装して各爪部材29,29を閉成方向に付勢してある。爪部材29の基端部にはカム部29aを形成してある。さらに、爪部材29の裏面には周回溝29bが形成してあり、爪部材29を閉じると、この周回溝29bがボルトBのフランジ部fに係合してボルトBを挟持することになる(図4,図10参照)。爪部材29に先端には、ボルトBの軸部jを通す孔29cを形成してある。
継手機構4のハウジング4aには、一対のアーム部材33が回転軸8を挟むように取り付けてあり、これらアーム部材33,33の先端にローラ34をそれぞれ設置してある。そして、このローラ34が回転駆動ユニット5の前進にともなって爪部材29のカム部29aに乗り上げて爪部材29を開成することになる。
図5は図1の軸受機構3と継手機構4のハウジング3a,4aを切欠して示す拡大斜視図、図6は継手機構4の動作を説明する図である。
継手機構4は、互いに垂直な一対の回転軸50,51を有するユニバーサルジョイントによって構成されている。すなわち、第1連結部材52は第2連結部材53に対して回転軸50の回りに回動自在に支持してある。第3連結部材54は第2連結部材53に対して回転軸51の回りに回動自在に支持してある。
第1連結部材52は断面略コ字型の形状を有し、本体部52aを軸受機構3の出力軸(図示せず)の先端に結合するとともに、一対の支持部52b,52bの間に第2連結部材53を収めてピン(回転軸)50で枢支結合してある(図6参照)。第2連結部材53は、2つのピン50,51が挿通される本体部53aと、本体部53aの両端からピン50,51に沿ってそれぞれ延出する係止部53b,53cとを備えている。第3連結部材54は断面略コ字型の形状を有し、本体部54aを回転軸8の基端に結合するとともに、一対の支持部54b,54bの間に第2連結部材53を収めてピン(回転軸)51で枢支結合してある。
この継手機構4には、後述のように回転軸8の軸芯をワーク側の螺子部材の軸芯と一致させるセンタリング手段を設けてある。
すなわち、ピン50には、小径部50aが大径部50bに挟まれるように形成され、この小径部50aが第2連結部材53の本体部53aに挿通されている(図6参照)。このため、第2連結部材53は大径部50bによって係止される範囲で小径部50aに沿って移動することができる。さらに、第1連結部材52の両支持部52b,52bと第2連結部材53の本体部53aとの間にはスプリング55が介装されている。第2連結部材53はこれらのスプリング55,55で付勢されて、常時は第1連結部材52の両支持部52b,52b間の中央に位置している。
一方、第2連結部材53と第3連結部材54との間にも、これと同様の構造(図示せず)を採用することによって、第3連結部材54をピン51に沿って移動可能に構成してある。つまり、第3連結部材54が直交する2方向に対して移動可能な状態で第1連結部材52に連結されているので、回転軸8が軸受機構3の出力軸に対して芯ずれしていても、軸受機構3から回転軸8への動力伝達が円滑に行われる。
第2連結部材53の係止部53cの両端には、第1連結部材52の本体部52aに当接して、第2連結部材53の回転軸50回りの回動を規制するストッパーボルト56が植設されている。一方、第3連結部材54の本体部54aの両端には、第2連結部材53の係止部53bに当接して、第3連結部材54の回転軸51回りの回動を規制するストッパーボルト57が植設されている。
図7は回転軸8の支持構造を示す断面斜視図である。
回転軸8は、継手機構4のハウジング4a内に収容される駆動部80と、継手機構4のハウジング4aから外部に突出する本体部81とから構成されている。駆動部80は、基端部のフランジ82を第3連結部材54の本体部54aに螺子結合してある。駆動部80には、中間部から先端に亘って断面略四角形のスプライン部82aが形成されている。回転軸8は、駆動部80のスプライン部82aを本体部81の孔83に嵌入することで伸縮自在に構成してある。
本体部81の基端部にはテーパー部84が成されている。このテーパー部84は、駆動部80のフランジ82との間に介装されたスプリング85に付勢されてハウジング4aの軸受部86に押し付けられている。本体部81の先端には、係合部としてのソケット部87が形成されるとともに、ボルトBを吸着保持するためのマグネット88がソケット部87に埋設されている。
図9は螺子部材締付装置1に対するボルトの供給装置を示している。
ボルトBは、頭部hを上方へ向けてパーツフィーダ100上をターンテーブル101側へ搬送されてくる。ターンテーブル101にはチャック装置102が4台設置してある。ボルトBは、ボルト移載装置103のチャック104によって把持されて、パーツフィーダ100からターンテーブル101上のチャック装置102に順次移載される。ターンテーブル101は昇降自在に構成されており、その上方に配置されたプレート105の孔106からボルトBを突出させる位置までの上昇が可能になっている。
プレート105には、螺子部材締付装置1のチャック機構27を開成させる開成手段107が設けられている。この開成手段107は、アクチュエータ108の出力ロッド108aの先端にローラ109を一対設置してなるもので、プレート105の孔106を周方向に4等分する箇所にそれぞれ配設されている。アクチュエータ108を作動させると、その出力ロッド108aが孔106の内側に向かって突出し、出力ロッド108aの先端に設けたローラ109が爪部材29のカム部29aに当接し、爪部材29を開成させることになる(図10参照)。
次に、本実施形態の螺子部材締付装置1の動作について説明する。
この螺子部材締付装置1は多関節式可動アームの先端に取り付けられて、例えば自動車のサイドドアを車体に取り付ける際のボルト締結作業に使用される。
ボルト保持手段20にボルトBを供給する際には、予め、回転駆動ユニット5を図1に示す始動位置まで後退させ、回転軸8の先端部をチャック本体28の円筒部28cの外に出しておく。まず、螺子部材締付装置1を図9のボルト供給装置の上方から降下させ、チャック機構27の先端部をプレート105の孔106内に入れる。次いで、アクチュエータ108の出力ロッド108aを前進させ、ローラ109を爪部材29のカム部29aに押し付けて爪部材29を開成させる。
この状態でターンテーブル101を上昇させてボルトBをチャック機構27の内部に進入させる(図10参照)。次いで、アクチュエータ108の出力ロッド108aを後退させ、ローラ109によるカム部29aの押圧を解除して爪部材29を閉止する。このとき、爪部材29の周回溝29bがボルトBのフランジ部fに係合し、爪部材29がボルトBを挟持することになる(図4(A)参照)。
螺子部材締付装置1は、以上のようにしてボルトBを4本保持した状態でワーク側のティーチング位置まで移動し、ボルト保持手段20に保持された4本のボルトBのうち、回転軸8の延長線上にあるボルトBの先端をワーク側のナットNに臨ませる。次いで、ステッピングモータ12を起動して回転駆動ユニット5を前進させて、回転軸8の先端部をチャック本体28の円筒部28c内に回転軸8を緩やかに逆回転させながら進入させ、その先端のソケット部87をボルトBの頭部hに係合させる(図4(B)参照)。ソケット部87がボルトBに係合すると、回転軸8の本体部81の孔83内に駆動部81のスプライン部82aが押し込まれていくため、回転軸8の収縮が開始する。
回転駆動ユニット5がさらに前進すると、一対のローラ34,34が爪部材29,29のカム部29a,29aに乗り上げて爪部材29,29を開成させる。この位置で回転駆動ユニット5を停止させる。このとき、爪部材29,29によるボルトBの保持が解除されているため、回転軸8の本体部81がスプリグ85によってワーク側へ押し出され、ソケット部87に装着されたボルトBの先端がワーク側のナットNに係合する。このとき、回転軸8は本体部81のテーパー部84とハウジング4aの軸受部86との間に僅かな隙間を生じているので、後述のような継手手段4による回転軸8の揺動やセンタリング動作が許容されることになる。なお、この段階でボルトBを緩やかに逆回転させておくのは、ボルトBのナットNに対する噛合いを良くするためである。
次いで、回転軸8を通常の速度で正方向に回転させて、ボルトBの締め付けを行う。ボルトBの締め付けが終了した段階でも、回転軸8のテーパー部84と軸受部86との間に僅かな隙間を確保することで、回転軸8がフローティング状態を維持するようにしてある。ボルトBの締め付けが終了すると、回転駆動ユニット5が始動位置まで一旦後退し、回転部材22が90度回転し、チャック機構27に保持された他のボルトBが回転軸8の延長線上に配置される。この状態で同様の動作が繰り返される。
なお、ボルトBの締め付けに関しては、上記の方法とは別に、次のようにしてもよい。
すなわち、ワークのティーチング位置をワークの実際の位置よりも離れた位置に設定して、爪部材29,29によるボルトBの保持が解除された際には、ボルトBの先端がワーク側のナットNまで到達しない状態にしておく。その後、螺子部材締付装置1全体を移動させ、ボルトBの先端をワーク側のナットNに押し付けて、上記のように回転軸8をフローティング状態とし、上記方法と同様にしてボルトBの締め付けを行う。
ところで、螺子部材締付装置1を多関節式可動アームによってティーチング位置まで移動させた際、図8(A)に示すように回転軸8の延長線上の待機位置にあるボルトBとワーク側のナットNの軸芯がずれている場合がある。この場合、継手機構4が単なるユニバーサルジョイントであると仮定すると、回転軸8の先端がピン50,51を中心として揺動し、ボルトBがワーク側のナットNに対して斜めにねじ込まれていく(同図(B)参照)。この場合、ねじ山上がりが発生する原因となる。
これに対して、上述のセンタリング手段を備えた継手機構4を用いると、回転軸8の回転にともなって、回転軸8が直交する2方向に対して移動し、回転軸8の軸芯がワーク側のナットNの軸芯と一致する(同図(C)参照)。この結果、ボルトBの傾きが矯正され、ボルトBが正常な姿勢でねじ込まれていくので、ねじ山上がりが発生しなくなる。
さらに、この螺子部材締付装置1では、回転軸8の本体部81のテーパー部84をスプリング85でハウジング4aの軸受部86に押し付けることによって、継手手段4による回転軸8の揺動やセンタリング動作を許容する構造にしてあるので、回転軸8の軸受構造が簡単になり、コスト的に有利になる。
また、継手機構4はストッパーボルト56,57によって第2連結部材53と第3連結部材54の回動範囲を調整可能に構成してあるので、回転軸8とワーク側ナットNの軸芯ずれの想定範囲を考慮してストッパーボルト56,57を調整すればよい。このため、回転軸8の不要な揺動を抑制して軸受部の耐久性の向上を図ることができる。
ところで、自動車のサイドドアを車体に組み付ける場合、上下一対のドアヒンジをそれぞれ2本のボルトBで固定するので、1つのワークに対して全部で4本のボルトBが必要になる。そこで、ボルト保持手段20のチャック機構27の数を4つとすることで、ボルト供給装置から1つのワークの作業に必要な本数のボルトBがボルト保持手段20に供給されるようにしている。さらに、ボルト保持手段20にはチャック機構27を開成させる機構を設ける必要がない。このため、使用するボルトBの大きさにかかわらず、ボルト保持手段20のコンパクト化が可能になり、汎用性が向上する。
さらに、チャック機構27は、一対の爪部材29,29の基端部をピン31でチャック本体28a,28bに枢支結合するとともに、これら爪部材29,29の基端部にカム部29a,29aを形成し、カム部29a,29aの裏側にスプリング32を配設してあるので、簡単な機構でボルトBの保持とその保持解除とを実現することができる。また、チャック機構27から回転軸8へのボルトBの受け渡しと、供給装置側のチャック装置102からチャック機構27へのボルトBの受け渡しも簡単な機構で実現することができる。
さらにまた、アクチュエータ108の出力ロッド108aの先端にローラ109を一対設け、これらローラ109,109を隣接する爪部材29,29のカム部29a,29aに押し付けて爪部材29,29を開成させているので(図10参照)、部品点数を省いてコストの低減を図ることができる。
本発明の螺子部材締付装置の全体を示す斜視図。 図1のボルト保持手段を拡大して示す図。 図2のボルト保持手段を裏側から見た図。 図2の爪部材によるボルトの保持状態を示す断面図。 図1の減速機と継手機構のハウジングを切欠して示す拡大図。 継手機構の動作を説明する図。 回転軸の支持構造を示す断面斜視図。 ボルトの締付状態を説明する図。 本発明の螺子部材締付装置に対するボルトの供給装置を示す斜視図。 図9のボルト供給装置から図2のボルト保持手段にボルトを受け渡す状態を示す斜視図。
符号の説明
1 螺子部材締付装置
2 モータ
3 減速機
4 継手機構
4a ハウジング
5 回転駆動ユニット
8 回転軸
20 ボルト保持手段
25 モータ
27 チャック機構
28 チャック本体
29 爪部材
29a カム部
29b 周回溝
29c 孔
31 ピン
32 スプリング
33 アーム
34 ローラ
87 ソケット部
102 チャック装置
107 開成手段
108 アクチュエータ
108a 出力ロッド
109 ローラ
B ボルト
N ナット

Claims (1)

  1. 駆動手段に連結された回転軸先端の係合部に螺子部材を装着し、上記回転軸を駆動手段とともにワーク側へ移動させて上記螺子部材をワークの螺子部にねじ込む螺子部材締付手段と、該螺子部材締付手段に上記螺子部材を供給する螺子部材供給手段とからなる螺子部材供給締付装置において、
    上記回転軸の延長線上で上記螺子部材を回転軸に受け渡し可能な状態で保持すべく上記螺子部材締付手段に設けたチャック機構と、外部の部材と摺接して上記チャック機構を開成すべく上記チャック機構に設けたカム部とを備えてなる螺子部材保持手段と、
    上記駆動手段のワーク側への移動に際し、上記カム部に係合して上記チャック機構による螺子部材の保持を解除すべく上記駆動手段に設けた第1の解除手段と、
    上記螺子部材保持手段に対する螺子部材の供給に際し、上記カム部に係合して上記チャック機構を開成すべく上記螺子部材供給手段に設けた第2の解除手段と、
    を備えたことを特徴とする螺子部材供給締付装置。

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