JP2006142166A - 生物学的廃水処理装置およびその運転制御方法 - Google Patents

生物学的廃水処理装置およびその運転制御方法 Download PDF

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正明 松原
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Abstract

【課題】 廃水の性状が変動して、廃水処理性能が変化する場合においても、放流水質基準を満たし得る水質の処理水を得ることができる生物学的廃水処理装置を提供する。
【解決手段】 廃水の窒素濃度を測定する廃水窒素濃度計11および廃水の流入量を測定する流量計15と、硝化処理水の窒素濃度を測定する硝化処理水窒素濃度計12と、脱窒処理水の窒素濃度を測定する脱窒処理水窒素濃度計13と、これら各計器からの測定値から硝化速度および脱窒速度を求め、求めた硝化速度および脱窒速度の他、廃水窒素濃度の測定値、廃水の流入量の測定値から数理モデルに基づくシミュレーションを行って、廃水の流入量と放流する処理水の処理水窒素濃度の因果関係を演算する演算装置17と、前記因果関係に基づいて、処理水の水質基準が放流水質基準をみたすように、硝化槽4aに廃水を供給する水ポンプ3aの回転数を制御するコントローラ18とから構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生物学的廃水処理装置およびその運転制御方法に係り、より詳しくは、たとえ窒素成分を含有する廃水の性状が変動しても、放流する処理水の水質基準が放流水質基準を確実に満足し得るように運転することを可能ならしめる生物学的廃水処理装置およびその運転制御方法に関する。
周知のとおり、廃水に含まれている窒素成分は、湖沼や湾等の閉鎖性水域における富栄養化の原因となるから環境保全にとって好ましくない。そのため、例えば、生物学的廃水処理により廃水中の窒素成分を除去した上で放流することにより、環境汚染を抑制するようにしている。生物学的処理による廃水からの窒素成分の除去原理は、廃水中のアンモニア態窒素を硝化槽(好気槽)で酸化させて酸化態窒素(硝酸態窒素、亜硝酸態窒素)にし、次いでこの酸化態窒素を脱窒槽(無酸素槽)で還元して窒素ガスにして大気中に放散させるというものである。アンモニア態窒素の酸化には酸素が必要であるため、硝化槽では曝気が行われ、また脱窒には有機物が必要であるため、廃水中の有機物を利用するか、または必要に応じて脱窒槽にメタノール等の有機物を注入するようにしている。
従来例に係る代表的な生物学的廃水処理方法としては、循環式硝化脱窒方法、および硝化−内生脱窒方法が知られている。このような脱窒方法を実施する生物学的廃水処理装置は、何れも硝化槽における硝化反応と、脱窒槽における脱窒反応とを組み合わせて窒素成分を除去する構成になっている。
因に、循環式硝化脱窒方法を実施する生物学的廃水処理装置は、その模式的構成説明図の図8に示すように構成されている。即ち、この生物学的廃水処理装置50は、窒素成分を含有する処理すべき廃水が流入する最初沈殿池51と、この最初沈殿池51で沈殿処理された廃水が流入する脱窒槽52と、この脱窒槽52で脱窒処理された脱窒処理水が流入する硝化槽53と、この硝化槽53で硝化処理された硝化処理水が流入する最終沈殿池54とを備えている。さらに、前記硝化槽53から脱窒槽52に硝化液を戻す硝化液循環ライン53aと、前記最終沈殿池54の底に溜まった汚泥を脱窒槽52上流側(最初沈殿池と脱窒槽の間)に戻す汚泥循環ライン54aおよび余剰汚泥を排出する余剰汚泥排出ライン54bを備えている。
また、硝化−内生脱窒方法を実施する生物学的廃水処理装置は、その模式的構成説明図の図9に示すように構成されている。即ち、この生物学的廃水処理装置60は、窒素成分を含有する処理すべき廃水が流入する硝化槽61と、この硝化槽61で硝化処理された硝化処理水が流入すると共に、メタノール等の有機物が添加される脱窒槽62と、この脱窒槽62で脱窒処理された脱窒処理水が流入する再曝気槽63と、この再曝気槽63で曝気処理された曝気処理水が流入する最終沈殿池64とを備えている。さらに、前記最終沈殿池64の底に溜まった汚泥を硝化槽61の上流側に戻す汚泥返送ライン64aおよび余剰汚泥を排出する余剰汚泥排出ライン64bを備えている。
これら生物学的廃水処理装置50,60では、設計指針が示されているものの、その運転に関しては勘と経験によるところが大きく、最適な条件で運転できているとはいい難い状況にあった。しかしながら、近年、廃水の生物学的処理に関する数学モデルが確立されつつあり、この数学モデルを利用したシミュレーション技術の進歩により、生物学的廃水処理装置の運転条件を最適化することができるようになってきている。このような生物学的廃水処理装置としては、例えば、下記のようなものが知られている。
第1の生物学的廃水処理装置は、硝化脱窒を行うもので、廃水である原水の流入量と溶存酸素濃度(DO)、硝化槽の呼吸速度と溶存酸素濃度(DO)が制御部に入力され、その制御値に応じて硝化液の循環量を最適値に制御されるようになっている。つまり、この第1の生物学的廃水処理装置は、各入力値から硝化液の循環量を最適値に制御するようにしたものである(例えば、特許文献1参照。)。
第2の生物学的廃水処理装置は、硝化脱窒を行うもので、廃水である原水の流量と溶存酸素濃度(DO)、硝化槽内における硝化処理水の溶存酸素濃度(DO)、硝化槽の酸素消費量から推定した硝化速度とが制御部に入力され、溶存酸素濃度(DO)制御、固形物滞留時間(SRT)制御が実施され、各制御値に応じて硝化液の循環量を最適値に制御するようになっている。つまり、各入力値から溶存酸素濃度(DO)と固形物滞留時間(SRT)を制御しながら、硝化液の循環量を最適値に制御するようにしたものである(例えば、特許文献2参照。)。
第3の生物学的廃水処理装置は、生物反応槽の大きさ、生物反応槽の分割数、循環量、酸素量等を算出するようにしたものである(例えば、特許文献3参照。)。
第4の生物学的廃水処理装置は、酸化態窒素(硝酸態窒素、亜硝酸態窒素)の脱窒に有機物が必要であるため、酸化態窒素濃度を測定する。そして、この酸化態窒素濃度の測定値から有機物の必要量を演算により算出し、有機物の量が算出値になるように有機物の注入量を制御するようにしたものである(例えば、特許文献4参照。)。
第5の生物学的廃水処理装置は、廃水である原水が流入する最初沈殿池の窒素濃度と化学的酸素要求量(COD)を測定し、これら2つの測定値を基にシミュレーションを行い、有機物の注入量を制御する。つまり、有機物の注入量を最適に制御するようにしたものである(例えば、特許文献5参照。)。
第6の生物学的廃水処理装置は廃水である流入水の窒素濃度、pH、溶存酸素濃度(DO)、および酸化還元電位(ORP)を測定して、次週期における各測定値を予測し、それらの予測結果に基づいて曝気量を最適に制御するようにしたものである(例えば、特許文献6参照。)。
特開平8−117792号公報 特開平8−117793号公報 特開2001−137881号公報 特開2001−170685号公報 特開2001−314892号公報 特開2003−88889号公報
特許文献1乃至6に記載されている従来例に係る生物学的廃水処理装置は、何れも限られた範囲内における運転制御には有効である。しかしながら、上記従来例に係る生物学的廃水処理装置の場合には、流入する廃水の性状が大きく変動し、生物学的廃水処理装置の処理性能を変化させる必要が生じるような場合、つまり流入する廃水の性状が大きく変動するような場合に対処することができなくなる。そのため、処理水の水質が放流水質基準値を満たすことができなくなるという問題があった。物理・化学的処理方法を利用した廃水処理装置の場合には、廃水の処理性能が安定しているため、装置の運転制御は極めて容易である。しかしながら、生物学的廃水処理装置の場合には、硝化菌や脱窒菌等の微生物の生物活性(処理性能)が環境変化に左右されるからである。特に、生物学的廃水処理装置に流入する廃水中に微生物の活性を阻害するような物質が含まれている場合は、生物学的廃水処理装置の安定運転が難しい。
勿論、シミュレーション技術を活用すれば、状況に応じて硝化槽から脱窒槽に循環させる硝化液の循環量、硝化槽への曝気量、脱窒槽への有機物の添加量等を制御することにより、その状況における生物学的廃水処理装置の最適な運転制御が可能である。しかしながら、例えば、微生物に対して悪影響がある物質が流入した場合等は、微生物の活性が低下して本来の処理性能が発揮されず、硝化液の循環量、曝気量、有機物の添加量等を制御しても、処理水の水質が放流水質基準を満たすことができなくなることがある。特に、生物学的廃水処理は、硝化菌と脱窒菌の両方が効果的に働いた場合に窒素を効率良く除去できるものであるため、どちらか一方の菌の活性が低下すれば廃水を効果的に処理することができなくなるという問題がある。
従って、本発明の目的は、窒素成分を含有する処理すべき廃水の性状が変動して、生物学的廃水処理装置の廃水処理性能が変化する場合においても、放流水質基準を満たし得る水質の処理水を得ることができる生物学的廃水処理装置およびその運転制御方法を提供することである。
発明者らは、流入する廃水の排水窒素濃度、硝化槽における硝化処理水の硝化速度、脱窒槽における脱窒処理水の脱窒速度の値を用いて数値モデルに基づくシミュレーションを行い、廃水の流入量と処理水窒素濃度との因果関係を予測し、この因果関係に基づいて処理水の窒素濃度に係る水質基準が放流水質基準を満たすように、生物学的廃水処理装置への廃水の流入量を制御してやれば、放流水質基準を満たし得る水質の処理水を得ることができると考えて、本発明をなしたものである。
従って、上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る生物学的廃水処理装置が採用した手段は、窒素成分を含有する廃水を浄化処理する反応槽が設けられると共に、この反応槽の硝化槽と脱窒槽で処理された処理水が流入する最終沈殿池が設けられてなる生物学的廃水処理装置において、前記反応槽に流入する廃水の廃水窒素濃度を測定する廃水窒素濃度計と、廃水の流入量を測定する流量計と、前記硝化槽内の硝化処理水の窒素濃度を測定する硝化処理水窒素濃度計と、前記脱窒槽内の脱窒処理水の窒素濃度を検出する脱窒処理水窒素濃度計と、前記流量計、廃水窒素濃度計、硝化処理水窒素濃度計、脱窒処理水窒素濃度計のそれぞれから入力される測定値から硝化速度および脱窒速度を求め、求めたこれら硝化速度および脱窒速度の他、廃水窒素濃度の測定値、廃水の流入量の測定値から数値モデルに基づくシミュレーションを行って、廃水の流入量と前記最終沈澱池から放流される処理水の処理水窒素濃度との因果関係を演算する演算装置と、前記因果間関係に基づいて、放流される処理水の水質基準が放流水質基準を満すように、前記反応槽に廃水を供給する水ポンプの回転数を制御するコントローラとからなることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る生物学的廃水処理装置が採用した手段は、請求項1に記載の生物学的廃水処理装置において、前記水ポンプの上流側に、前記反応槽に流入させる廃水を貯留すると共に、貯留した廃水の廃水窒素濃度が前記廃水窒素濃度計により測定される廃水貯留槽を設け、この廃水貯留槽に、貯留された廃水のレベルを測定し、測定したレベル値を前記演算装置に出力するレベル計を設けたことを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る生物学的廃水処理装置が採用した手段は、請求項1または2のうちの何れか一つの項に記載の生物学的廃水処理装置において、前記演算装置に、必要に応じて廃水の温度、汚泥濃度、溶存酸素濃度、有機物量が入力されるように構成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る生物学的廃水処理装置の運転制御方法が採用した手段は、窒素成分を含有する廃水を浄化処理する反応槽が設けられると共に、この反応槽の硝化槽と脱窒槽で処理された処理水が流入する最終沈殿池が設けられてなる生物学的廃水処理装置の運転制御方法において、前記反応槽に流入する廃水の廃水窒素濃度および廃水の流入量を測定し、前記硝化槽内の硝化処理水の硝化処理水窒素濃度を測定し、前記脱窒槽内の脱窒処理水の脱窒処理水窒素濃度を測定し、測定したこれら廃水の流入量の測定値、廃水窒素濃度の測定値、硝化処理水窒素濃度の測定値、脱窒処理水窒素濃度の測定値から硝化速度および脱窒速度を求め、求めたこれら硝化速度および脱窒速度の他、廃水窒素濃度の測定値、廃水の流入量の測定値から数値モデルに基づくシミュレーションを行って、廃水の流入量と前記最終沈澱池から放流される処理水の処理水窒素濃度との因果関係を求め、この因果関係に基づいて、前記最終沈殿池から放流される処理水の水質基準が放流水質基準を満すように、前記反応槽に廃水を供給する水ポンプの回転数を制御することを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る生物学的廃水処理装置の運転制御方法が採用した手段は、請求項4に記載の生物学的廃水処理装置の運転制御方法において、前記廃水の流入量と処理水窒素濃度との因果関係を求めるに際して、必要に応じて廃水の温度、汚泥濃度、溶存酸素濃度、有機物量それぞれの測定値を用いることを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係る生物学的廃水処理装置の運転制御方法が採用した手段は、請求項5に記載の生物学的廃水処理装置の運転制御方法において、前記硝化速度は、廃水の流入量の測定値と、廃水窒素濃度の測定値と、硝化処理水窒素濃度の測定値とから求めることを特徴とするものである。
本発明の請求項7に係る生物学的廃水処理装置の運転制御方法が採用した手段は、請求項5または6のうちの何れか一つの項に記載の生物学的廃水処理装置の運転制御方法において、前記脱窒速度は、廃水の流入量の測定値と、硝化処理水窒素濃度の測定値と、脱窒処理水窒素濃度の測定値とから求めることを特徴とするものである。
本発明の請求項1乃至3に係る生物学的廃水処理装置、本発明の請求項4乃至7に係る生物学的廃水処理装置の運転制御方法では、廃水の流入量の測定値、廃水窒素濃度の測定値、硝化処理水窒素濃度の測定値、脱窒処理水窒素濃度の測定値から求めた硝化速度および脱窒速度の他、廃水窒素濃度測定値、廃水の流入量測定値から数値モデルに基づくシミュレーションを行って、廃水の流入量と最終沈澱池から放流される処理水の処理水窒素濃度との因果関係を求め、求めた因果間関係に基づいて、最終沈澱池から放流される処理水の水質基準が放流水質基準を満すように、硝化槽に廃水を供給する水ポンプの回転数がコントローラによって制御される。
従って、本発明の請求項1乃至3に係る生物学的廃水処理装置、本発明の請求項4乃至7に係る生物学的廃水処理装置の運転制御方法によれば、流入する廃水の性状変動により硝化菌や脱窒菌が悪影響を受けて、これら硝化菌や脱窒菌の生物活性が変動しても、これら硝化菌や脱窒菌の生物活性の変動状況に応じて、生物学的廃水処理装置に供給される廃水の流入量が制御される。そのため、確実に放流水質基準を満した処理水を放流することができるから、湖沼や湾等の閉鎖性水域における富栄養化の防止に対して大いに寄与することができる。
工場廃水では工場の操業状態によりその発生量が相違し、また生活廃水であれば水の使用量によってその発生量が相違するため廃水の発生量をコントロールすることが難しい。
ところが、本発明の請求項2に係る生物学的廃水処理装置では、廃水の発生量が日々変動しても、満タンにならない限り水ポンプの上流側に設けられた廃水貯留槽で受入れることができる。そして、廃水貯留槽が満タンにならないように廃水の流入量を制御して生物学的廃水処理装置に供給することにより廃水を効果的に浄化処理することができる。
以下、本発明の生物学的廃水処理方法を実施する、本発明の形態に係る生物学的廃水処理装置を、添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の形態に係る生物学的廃水処理装置の模式的構成説明図である。
以下、図1を参照しながら、本発明の形態に係る生物学的廃水処理装置の構成を説明する。本発明の形態に係る生物学的廃水処理装置1の主要構成は、図9との比較において良く理解されるように、硝化−内生脱窒方法を実施する生物学的廃水処理装置に類似した構成になるものである。より具体的には、窒素成分を含有する廃水が流入する、後述する廃水貯留槽2が設けられている。この廃水貯留槽2に流入する廃水の廃水窒素濃度は廃水窒素濃度計11で測定されると共に、貯留されている貯留廃水のレベルがレベル計16により測定されるように構成されている。なお、この形態の場合には、廃水貯留槽2が設けられているが、廃水窒素濃度が測定され、かつ廃水の発生量が一定であれば、この廃水貯留槽2は設けられていなくても良いものである。
前記廃水貯留槽2中の廃水は、水ポンプ3aが介装されると共に、廃水の流入量を測定する流量計15が介装された廃水供給ライン3を介して、消化槽4aと脱窒槽4bと再曝気槽4cとからなる反応槽4に供給されるように構成されている。より詳しくは、前記廃水貯留槽2中の廃水は、廃水供給ライン3を介して、図示しない曝気装置により曝気され、硝化菌でアンモニア態窒素を酸化態窒素(硝酸態窒素、亜硝酸態窒素)に酸化する消化槽(好気槽)4aに供給されるように構成されている。次いで、この硝化槽4aで硝化処理された硝化処理水は、脱窒に必要なメタノール等の有機物が適宜注入され、脱窒菌により酸化態窒素を窒素ガスに還元する脱窒槽(無酸素槽)4bに導入されるように構成されている。そして、この脱窒槽4bで脱窒処理された脱窒処理水は、この脱窒処理水中に残存する有機物を除去する再曝気槽4cに供給されると共に、この再曝気槽4cで曝気処理された曝気処理水が最終沈殿池5に供給され、この最終沈殿池5から上澄みが図示しない河川等に放流されるように構成されている。さらに、前記最終沈殿池5の底に溜まった汚泥の一部は汚泥返送ライン5aを介して硝化槽4aの上流側に戻されると共に、残りの余剰汚泥は余剰汚泥排出ライン5bを介して系外に排出されるように構成されている。
前記硝化槽4aには,この槽内の硝化処理水の硝化処理水窒素濃度を測定する硝化処理水窒素濃度計12が設けられると共に、前記脱窒槽4bにはこの槽内の脱窒処理水の脱窒処理水窒素濃度を測定する脱窒処理水窒素濃度計13が設けられている。そして、前記廃水窒素濃度計11、硝化処理水窒素濃度計12、脱窒処理水窒素濃度計13で測定され続けるそれぞれの窒素濃度の測定値、レベル計16で測定され続ける廃水貯留槽2の貯留廃水のレベル測定値、および流量計15測定され続ける廃水の硝化槽4aへの流入量の測定値が演算装置17に入力されるようになっている。そして、この演算装置17では、廃水の流入量の測定値と廃水窒素濃度(アンモニア態窒素、硝酸態窒素、亜硝酸態窒素)の測定値と硝化処理水窒素濃度の測定値とから硝化速度が演算され、また廃水の流入量の測定値と硝化処理水窒素濃度の測定値と脱窒処理水窒素濃度の測定値とから脱窒速度が演算されるように構成されている。
前記演算装置17は、上記のようにして求めた硝化速度および脱窒速度に加えて、廃水窒素濃度の測定値、廃水の流入量の測定値および必要に応じて廃水の温度、汚泥濃度(MLSS)、溶存酸素濃度(DO)、添加したメタノール等の有機物の注入量それぞれの測定値から数値モデルに基づくシミュレーションを行って、廃水の流入量と処理水窒素濃度との因果関係を演算により求められるように構成されている。また、前記演算装置17から演算結果が、最終沈殿池5から放流される処理水窒素濃度が、演算した因果関係を満足するように、前記硝化槽4aに廃水を供給する水ポンプ3aの回転数を制御するコントローラ18に出力される。そして、このコントローラ18によりインバータ19を介して水ポンプ3aの回転数が制御されることにより、硝化槽4aへの廃水の流入量が制御されるように構成されている。
なお、最終沈澱池5から処理水を放流する放流ライン6に設けられてなるものは処理水窒素濃度計14であって、これは最終沈殿池5から放流される処理水窒素濃度が演算した因果関係を満足、つまり目標とする放流水質基準を満たしているか、否かを確認する働きをするものである。また、この処理水窒素濃度計14を、シミュレーションパラメータのキャリブレーションに用いることができる。
上記のとおり、廃水貯留槽2にはレベル計16が設けられているが、このレベル計16で測定された貯留廃水のレベル測定値も前記演算装置17に入力されるように構成されている。即ち、廃水貯留槽2に貯留されている貯留廃水のレベルが低い場合、硝化槽4aに供給する廃水の流入量を多くする必要がないので、このレベルも演算装置17に入力して、廃水の流入量の決定の指標にしている。また、この場合、シミュレーションのために、演算装置17に廃水の温度、汚泥濃度(MLSS)、溶存酸素濃度(DO)、メタノール等の有機物の注入量が入力されるようになっているが、自動測定して演算装置17に入力するようにしても良いし、別途測定して入力しても良いし、また設定値として予め入力しておいても良いものである。
前記硝化速度は硝化槽4aの入口と出口(または入口と槽内)とにおけるそれぞれの硝化処理水窒素濃度の物質収支から演算することにより求めることができ、また硝化槽4a内の硝化処理水をサンプリングして、別途硝化速度を測定し、測定により得られた測定値を演算装置17に入力して求めることができる。また、硝化速度の場合と同様に、前記脱窒速度は脱窒槽4bの入口と出口(または入口と槽内)とにおけるそれぞれの脱窒処理水窒素濃度の物質収支から演算することにより求めることができ、また脱窒槽4b内の脱窒処理水をサンプリングして、別途脱窒速度を測定し、測定により得られた測定値を演算装置17に入力して求めることができる。
なお、生物学的廃水処理装置1に供給する廃水の性状が安定している場合には、供給する廃水の流入量を変化させずに曝気量、有機物の注入量、循環量等の運転条件を最適化するだけで、処理水の水質を、放流水質基準を満たすことができるように生物学的廃水処理装置を運転することができる。しかしながら、廃水の性状変動により硝化菌や脱窒菌が悪影響を受けて生物活性が低下する場合には、通常の運転条件では対応することができないため、本願発明が有効である。即ち、本願発明は、一旦生物活性が低下した場合でも、廃水の流入量を少量にして硝化菌、脱窒菌への悪影響を低減させ、悪影響の低減による生物活性の回復度合いに応じて、廃水の流入量を最適に制御するものである。これにより、確実に放流水質基準を満す処理水を放流することができるため、湖沼や湾等の閉鎖性水域における富栄養化の防止に対して大いに寄与することができる。
以下、図1に示す本発明の生物学的廃水処理装置1を用いて、10mg/L以下の処理水窒素濃度を目標として運転した実施例を、図2,3を参照しながら説明する。図2は運転日数に対する廃水と処理水の窒素濃度(mg/L)の変化説明図、図3は運転日数に対する廃水の流入量(m3/h)と廃水貯留槽の貯留廃水のレベル(%)の変化説明図である。なお、この生物学的廃水処理装置1の仕様、および基本となる運転条件は、下記のとおりである。
廃水貯留槽の容量 :5000m3
硝化槽の容量 : 400m3
脱窒槽の容量 : 400m3
再曝気槽の容量 : 200m3
廃水の流入量 :1200〜1800m3
設定水温 : 30℃
硝化槽のDO : 2mg/L
汚泥濃度(MLSS):5000m3
返送汚泥量 : 600m3/d
メタノール添加量 :窒素量に対して2.5〜3倍
数値モデルに基づくシミュレーションモデルはモデル式による微生物の増殖モデルを基本とし、そしてパラメータは実測値と整合するように適宜キャリブレーションを行った。
硝化速度(mg・N/g・MLSS/d)については、硝化槽4aに流入させる廃水の流入量(Qs3/d)、廃水中の酸化態窒素濃度(Nsinmg/L)、硝化槽4a内の酸化態窒素濃度(Nsoutmg/L)、硝化槽4aの容量(Vs3)、MLSS(汚泥濃度:Mmg/L)を用いて、下記(1)式から求める。
硝化速度=(Nsout−Nsin)×1000×Qs/(M×Vs)‥‥‥(1)
また、脱窒速度(mg・N/g・MLSS/d)については、脱窒槽4bに流入する硝化処理水の流入量(Qd3/d)、硝化槽*4内の酸化態窒素濃度(Ndinmg/L)、脱窒槽4b内の酸化態窒素濃度(Ndoutmg/L)、脱窒槽4bの容量(Vd3)、MLSS(汚泥濃度:Mmg/L)を用いて、下記(2)式から求める。
脱窒速度=(Ndout−Ndin)×1000×Qd/(M×Vd)‥‥‥(2)
そして、前記各関係式を入力した演算装置17により硝化速度、脱窒速度を演算して求めると共に、演算して求めた硝化速度、脱窒速度の他に、廃水の流入量、廃水の水質、廃水の温度、溶存酸素(DO)、汚泥濃度(MLSS)、メタノールの注入量を用いてシミュレーションを行った。そして、その結果に基づいて、コントローラ18によってインバータ19を介して水ポンプ3aの回転数を制御することにより、廃水貯留槽2から硝化槽4aへ供給する廃水の流入量を制御した。
図2によれば、最終沈殿池から放流する処理水の水質(処理水窒素濃度)は、目標とする放流水質基準10mg/L以下であり、常に目標水質を満たしていることが分かる。
また、図3によれば、レベル計16で測定される廃水貯留槽2の貯留廃水のレベルは、空の状態が0%、満タンの状態が100%であるが、水ポンプ3aの回転数の制御により変動していることが分かる。また、廃水貯留槽2の貯留廃水のレベルは、上下変動しながらも、漸減傾向であり、この廃水貯留槽2が満タンになるような様子は認められず、廃水の処理能力は低下していない。
次に、本発明に係る生物学的廃水処理方法の優位性を実証するため、硝化槽4aに供給する廃水の流入量を65m3/hの一定に保持した比較例1と、目標水質を満たすために硝化槽4aに供給する廃水の流入量を少し減少させて、廃水の流入量を60m3/hで一定に保持した比較例2について、それぞれ図面を参照しながら説明する。図4は比較例1に係り、運転日数に対する廃水と処理水の窒素濃度(mg/L)の変化説明図であり、図5は比較例1に係り、運転日数に対する廃水の流入量(m3/h)と廃水貯留槽の貯留廃水のレベル(%)の変化説明図である。また、図6は比較例2に係り、運転日数に対する廃水と処理水の窒素濃度(mg/L)の変化説明図であり、図7は比較例2に係り、運転日数に対する廃水の流入量(m3/h)と廃水貯留槽の貯留廃水のレベル(%)の変化説明図である。
比較例1については、レベル計16で測定される廃水貯留槽2の貯留廃水のレベルが低下傾向にあって廃水の処理能力は低下していないが、処理水窒素濃度が目標水質を満たさない場合があることが分かる。また、比較例2については、本発明に係る生物学的廃水処理方法の場合と同様に、目標とする放流水質基準10mg/L以下であり、常に目標水質を満たしている。しかしながら、廃水貯留槽2の貯留廃水のレベルが低い状態から運転を開始したにも拘らず、レベルが次第に上昇し、30日後には満タンに近いレベルになっている。このことは、以降の運転継続が困難であることを意味し、無理に運転を継続するとすれば比較例1のように運転する必要があるから、処理水窒素濃度が目標水質を満たさない場合が生じることとなる。
ところで、以上の形態においては、生物学的廃水処理装置の反応槽4が、上流側から下流側に向かって順に、消化槽、脱窒槽、および再曝気槽から構成されてなる場合の例を説明した。しかしながら、この形態に限らず、例えば反応槽4が、上流側から下流側に向かって順に、脱窒槽、消化槽、および再曝気槽から構成されていても、また再曝気槽が設けられていなくても同等の効果を得ることができる。従って、上記形態に係る生物学的廃水処理装置によって、本発明の技術的思想の適用範囲が限定されるものではない。
本発明の形態に係る生物学的廃水処理装置の模式的構成説明図である。 本発明の実施例に係り、運転日数に対する廃水と処理水の窒素濃度(mg/L)の変化説明図である。 本発明の実施例に係り、運転日数に対する廃水の流入量(m3/h)と廃水貯留槽の貯留廃水のレベル(%)の変化説明図である。 比較例1に係り、運転日数に対する廃水と処理水の窒素濃度(mg/L)の変化説明図である。 比較例1に係り、運転日数に対する廃水の流入量(m3/h)と廃水貯留槽の貯留廃水のレベル(%)の変化説明図である。 比較例2に係り、運転日数に対する廃水と処理水の窒素濃度(mg/L)の変化説明図である。 比較例2に係り、運転日数に対する廃水の流入量(m3/h)と廃水貯留槽の貯留廃水のレベル(%)の変化説明図である。 従来例に係り、循環式硝化脱窒方法を実施する生物学的廃水処理装置の模式的構成説明図である。 従来例に係り、硝化−内生脱窒方法を実施する生物学的廃水処理装置の模式的構成説明図である。
符号の説明
1…生物学的廃水処理装置,2…廃水貯留槽,3…廃水供給ライン,3a…水ポンプ,4…反応槽,4a…硝化槽,4b…脱窒槽,4c…再曝気槽,5…最終沈殿池,5a…汚泥返送ライン,5b…余剰汚泥排出ライ,6…放流ライン
11…廃水窒素濃度計,12…硝化処理水窒素濃度計,13…脱窒処理水窒素濃度,14…処理水窒素濃度計,15…流量計,16…レベル計,17…演算装置,18…コントローラ,19…インバータ

Claims (7)

  1. 窒素成分を含有する廃水を浄化処理する反応槽が設けられると共に、この反応槽の硝化槽と脱窒槽で処理された処理水が流入する最終沈殿池が設けられてなる生物学的廃水処理装置において、
    前記反応槽に流入する廃水の廃水窒素濃度を測定する廃水窒素濃度計と、廃水の流入量を測定する流量計と、前記硝化槽内の硝化処理水の窒素濃度を測定する硝化処理水窒素濃度計と、前記脱窒槽内の脱窒処理水の窒素濃度を検出する脱窒処理水窒素濃度計と、前記流量計、廃水窒素濃度計、硝化処理水窒素濃度計、脱窒処理水窒素濃度計のそれぞれから入力される測定値から硝化速度および脱窒速度を求め、求めたこれら硝化速度および脱窒速度の他、廃水窒素濃度の測定値、廃水の流入量の測定値から数値モデルに基づくシミュレーションを行って、廃水の流入量と前記最終沈澱池から放流される処理水の処理水窒素濃度との因果関係を演算する演算装置と、前記因果間関係に基づいて、放流される処理水の水質基準が放流水質基準を満すように、前記反応槽に廃水を供給する水ポンプの回転数を制御するコントローラとからなることを特徴とする生物学的廃水処理装置。
  2. 前記水ポンプの上流側に、前記反応槽に流入させる廃水を貯留すると共に、貯留した廃水の廃水窒素濃度が前記廃水窒素濃度計により測定される廃水貯留槽を設け、この廃水貯留槽に、貯留された廃水のレベルを測定し、測定したレベル値を前記演算装置に出力するレベル計を設けたことを特徴とする請求項1に記載の生物学的廃水処理装置。
  3. 前記演算装置に、必要に応じて廃水の温度、汚泥濃度、溶存酸素濃度、有機物量が入力されるように構成されてなることを特徴とする請求項1または2のうちの何れか一つの項に記載の生物学的廃水処理装置。
  4. 窒素成分を含有する廃水を浄化処理する反応槽が設けられると共に、この反応槽の硝化槽と脱窒槽で処理された処理水が流入する最終沈殿池が設けられてなる生物学的廃水処理装置の運転制御方法において、
    前記反応槽に流入する廃水の廃水窒素濃度および廃水の流入量を測定し、前記硝化槽内の硝化処理水の硝化処理水窒素濃度を測定し、前記脱窒槽内の脱窒処理水の脱窒処理水窒素濃度を測定し、測定したこれら廃水の流入量の測定値、廃水窒素濃度の測定値、硝化処理水窒素濃度の測定値、脱窒処理水窒素濃度の測定値から硝化速度および脱窒速度を求め、求めたこれら硝化速度および脱窒速度の他、廃水窒素濃度の測定値、廃水の流入量の測定値から数値モデルに基づくシミュレーションを行って、廃水の流入量と前記最終沈澱池から放流される処理水の処理水窒素濃度との因果関係を求め、この因果関係に基づいて、前記最終沈殿池から放流される処理水の水質基準が放流水質基準を満すように、前記反応槽に廃水を供給する水ポンプの回転数を制御することを特徴とする生物学的廃水処理装置の運転制御方法。
  5. 前記廃水の流入量と処理水窒素濃度との因果関係を求めるに際して、必要に応じて廃水の温度、汚泥濃度、溶存酸素濃度、有機物量それぞれの測定値を用いることを特徴とする請求項4に記載の生物学的廃水処理装置の運転制御方法。
  6. 前記硝化速度は、廃水の流入量の測定値と、廃水窒素濃度の測定値と、硝化処理水窒素濃度の測定値とから求めることを特徴とする請求項5に記載の生物学的廃水処理装置の運転制御方法。
  7. 前記脱窒速度は、廃水の流入量の測定値と、硝化処理水窒素濃度の測定値と、脱窒処理水窒素濃度の測定値とから求めることを特徴とする請求項5または6のうちの何れか一つの項に記載の生物学的廃水処理装置の運転制御方法。
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