JP2006138665A - 磁極対向式電磁力発生装置及び同装置の組み立て方法 - Google Patents

磁極対向式電磁力発生装置及び同装置の組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 磁極対向式の電磁力発生装置を実機として組み立てられるよう各部を構成する。
【解決手段】 下部ヨーク1内に下部マグネット2、下部ポールピース3をねじ4で固定する。同様に上部ヨーク6に対して上部マグネット8、上部ポールピース9をねじ7により固定する。この場合上下のマグネット、8、2はその対向する面が同極となるよう着磁されている。この状態の上部ヨーク6を下部ヨーク1に立設したガイドピン5A等に沿って、対向する磁極よる磁力の反発力に抗して下降させ、ねじ11A、11Bにより固定する。これによりヨーク内の上下のポールピース9、3は一体化したポールピースとなり、その上下に磁極が対向するマグネット8、2が配置され磁極対向式電磁力発生装置が構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は電磁力を発生させる装置の構造及び同装置の組み立て方法に係り、特に電磁平衡式秤量装置の電磁部に用いるのに好適な電磁力発生装置の構造および同組み立て方法に関する。
電子天秤と通称される電磁平衡式の秤量装置は、荷重伝達手段を介して伝達された秤量物の荷重と平衡する電磁力を発生させることにより秤量物の荷重を計測する構成となっている。より具体的には、電磁平衡式秤量装置の荷重計測部は永久磁石(以下「マグネット」とする)により形成された磁場内に、秤量物の荷重に対応して変位する可動コイル(以下「フォースコイル」とする)が配置された構成となっている。
これにより、電磁平衡式秤量装置は、電磁力発生装置におけるマグネットの静的磁場の磁束と直交するようこのフォースコイルに電流を流すことにより発生するローレンツ力によってフォースコイルの変位をゼロとするフィードバック回路が構成され、この平衡を保つのに使用された電気量を秤量物の荷重として演算処理するよう構成された装置である。
マグネットは一定の温度係数を有しており、このためフォースコイルに流す電流により生じるジュール発熱の影響によってマグネットから発生する磁束量が変化し、秤量物の測定値に誤差が生じることになる。この問題の解決法の一つとしてマグネット近傍の温度を測定し、マグネット温度の変化量を補正値として測定値を補正する方法が採用されている。しかし、この方法は温度変化に対する追随性が必ずしも良好でなく、短時間の温度変化に対しては正確な補正が困難である。
他方、マグネットの磁束量を予め大きく設定しておけばその分フォースコイルに流す電流を少なくすることができ、結果的にジュール発熱を低減することが可能となる。
図5はこの点を考慮した電磁力発生装置を示し、2個のマグネットを用いて磁束量を高めるようにした従来構成を示している。
図5において、この装置は下部ヨ−ク50、中間ヨーク51、上部ヨーク52が積み重ね配置され、これら各ヨークにより形成された内部には下段から順に、下部マグネット53、ポールピース54が配置され、かつポールピース54には下部マグネット53の極と同じ極が対向するよう上部マグネット55が配置された、磁極対向式の磁気回路が構成されている。
フォースコイル56はホールピース54と中間ヨーク51との間の環状の空間部に配置され、図示の構成では中間ヨーク51に形成された開口51aを挿通する連結部材57及びこの連結部材57に接続する他の連結部材58を介してビーム59に接続し、このビーム59を介して秤量物の荷重による変位がフォースコイル56に伝達されるよう構成されている。
磁極対向式の磁力発生装置の例として下記先行技術が存在する。
実公平06−018248号 特開平10−142032号
上記構成の磁極対向式の電磁力発生装置であれば高い磁束密度が確保でき、理論的には上述のような技術上の利点が得られるはずであり、上記特許文献の如く幾つかの提案がなされている。しかし実際には、以下に示す理由により実機を構成するのが困難であったり、或いは組み立ての困難性から装置として高い組み立て精度を得ることができず、結果的に性能が予測を下回る等のため、本願出願時点において価格、性能、装置の大きさ等の点から実用的な磁極対向式電磁力発生装置は提供されていないのが実情である。
即ち、装置の組み立ての流れの中においてマグネットとして構成する素材を磁化させる時期の問題、磁化させたマグネットの磁極を対向させて配置した際の磁気による反発力の制御の問題等を具体的に解決しなければ磁極対向式の電磁力発生装置を実用的な装置として構成することはできない。
先ず、マグネットとしては高い磁力を容易に実現できる希土類磁石が用いられる。希土類磁石はサマリウム、コバルト、ネオジウム等の希土類元素を含む磁性材料を金型により圧縮成形しかつ焼成された素材を磁化(着磁)することにより製造される。この希土類磁石は上記利点を有する反面、硬度は高いが、非常に脆く隅が欠けたり或いは割れてしまう等の強度上の問題があり、しかも種類によっては酸化しやすいという問題もある。
このため、予め磁化したマグネットの磁極を対向させるようにして磁気対向式の電磁力発生装置を組み立てようとすると、両マグネットの反発力によりマグネット同志が所謂逃げてしまい、それぞれのマグネットを所定の位置に配置することが困難となり、組み立て時にマグネットの位置がずれたり、或いは一方のマグネットがヨーク外部に飛び出してしまう等、組み立てに大きな困難が生じる。
前記特許文献2は発明者等が先に提案している構成であるが、この構成においてはヨークの中心に配置されたボルトに対して下部から順に下部マグネット、ポールピース、上部マグネットを挿通して最終的にナットでこれら3個の部材を固定するよう構成してある。つまりこの構成とすることによりボルトによって各部材の位置決めを行ってそれぞれを固定するようになっている。
このように構成することによって、磁極が対向するマグネットを正確に位置決めして固定することが可能となるが、組み立て時に、下部マグネット、ポールピース、上部マグネットを一気に配置する必要があるため、特に上部マグネットをボルトに挿通する時に、磁力の反発により上部マグネットがボルトから外れたり、或いは外れるの防止するために大きな力を加えることにより上部マグネットが破損する事態が少なからず発生した。このためこの構造は性能上は満足すべきものであるものの、具体的に製品化することは困難であった。
以上の観点から、磁力発生装置を組み立てる時点ではマグネットとなるべき素材は着磁前の状態としておき、装置の組み立てが完了した後にこれら素材を着磁させる方法も考えられる。しかしこの方法においては、隣接するマグネット素材に対してそれぞれ対向する方向に磁力が発生するよう着磁させるため、強力な逆向きの外部磁場を隣接するマグネット素材に対して印加する必要がある。特に比較的大きな希土類磁石の場合、その保磁力が大きく、小さなスペースに非常に強力な着磁電流を流す必要が生じ、スペース上大きな着磁電流を流すことが困難なため、結局この方法は実施がきわめて困難である。
上述のように磁極対向式の電磁力発生装置おいては、予め磁化したマグネットを用いて装置を組み立てる構成では、磁力の反発力に起因して組み立てそのものに大きな問題が生る。また反対に装置組み立て後にマグネット素材を着磁する構成は着磁自体に技術的な問題が生じる。
本発明は上記の課題を解決するために構成されたものである。
即ち本発明は磁極対向式の電磁力発生装置の構造と、当該磁極対向式の電磁力発生装置の組み立て方法に関するものである。
先ず磁極対向式の電磁力発生装置の構造は、ヨーク内に、ポールピースを挟んで上下にマグネットが配置されかつ上下のマグネットはポールピースを挟んで対向する磁極が同じとなるよう構成した磁極対向式の電磁力発生装置であって、ヨークは下部ヨークとこの下部ヨークに固定される上部ヨークとから成り、下部ヨークには当該下部ヨークに密着する下部マグネットとこの下部マグネットに密着して下部ポールピースがねじ等の固定手段により固定されると共に当該下部ヨークには上部ヨークが下部ヨークに向かって下降することを案内する案内部材が設けられ、上部ヨークには当該上部ヨークに密着する上部マグネットとこの上部マグネットに密着して上部ポールピースがねじ等の固定手段により固定され、案内部材をを介して上部ヨークが下部ヨークに下降しかつ上下のヨークが固定されることによりヨーク内に配置された上下のポールピースは一体化され、かつ一体化したポールピースの上下に磁極を対向するようにして上下のマグネットが配置されるよう構成したことを特徴とする磁極対向式電磁力発生装置である。
また磁極対向式の電磁力発生装置の組み立て方法は、ヨークは下部ヨークとこの下部ヨークに固定される上部ヨークとから成り、下部ヨークには当該下部ヨークに密着して下部マグネット素材を配置し、この下部マグネット素材に密着して下部ポールピースを配置し、これら下部マグネット素材と下部ポールピースはねじ等の固定手段により下部ヨークに固定し、続いて下部マグネット素材を着磁し、他方上部ヨークには当該上部ヨークに密着して上部マグネット素材を配置し、この上部マグネット素材に密着して上部ポールピースを配置し、これら上部マグネット素材と上部ポールピースはねじ等の固定手段により上部ヨークに固定し、続いて上部マグネット素材を着磁した前記下部マグネットと磁極が対向するよう着磁し、この状態の上部ヨークを下部ヨークに立設したガイドピンに沿って下降させ、上部ヨークと下部ヨークを固定することにより装置を構成することを特徴とする磁極対向式電磁力発生装置の組み立て方法であることを特徴とする。
従来から、理論的には高性能化、小型化が期待されながら実際の組み立てにおいて、少なからず困難性があり、実機としては提供されていなかった磁極対向式の電磁力発生装置を、容易かつ正確に組み立てることが可能となったため、実機として磁極対向式の電磁力発生装置の本来の高性能をはじめて発揮する事が可能となり、高性能かつ小型の装置を提供することが可能となる。
下部ヨークに対して下部マグネット、下部ポールピースを固定し下部ヨークユニットを構成する。一方上部ヨークに対して上部マグネット、上部ポールピースを固定し上部ヨークユニットを構成する。上下のヨークユニットが構成された時点で各マグネットはそれぞれ磁極が対向するように着磁されている。上部ヨークユニットは下部ヨークユニットに突設されたガイドピンを挿通孔に挿通することにより位置決めされ、この状態でガイドピンに沿って上部ヨークユニットを下降させ、最終的に両ユニットをボルト止めする。
以下、本発明の実施例を図面を参考に説明する。
図1は本発明に係る磁極対向式の電磁力発生装置の平面を、図2はその断面を、図3は装置の組み立て状態を、図4は組み立て完了後の状態を示す。
本実施例の構成をその組み立て順序に沿って説明すれば次のとおりである。
主として図2及び図3において、符号1は下部ヨークであり、この下部ヨーク1は図4に示す如く円筒形に形成されており、その内部は上部が開放されたマグネット収納空間1aとなっている(図3参照)。またマグネット収納空間1aの底面中央にはねじ穴1bが形成されている。
2は下部マグネット、3は下部ポールピースであって何れも前記ねじ穴1aに螺合するねじ4により下部ヨーク1に固定されている。これら下部マグネット2及び下部ポールピース3は何れも平面円形に形成され、これにより前記マグネット収納空間1aはリング状の空間となり、リング状に形成されたフォースコイル(図示せず)がこのリング状空間に配置されるようになっている。符号5A、5Bは下部ヨーク1の上部端縁に立設したガイドピンである。
なお、上記構成においてマグネット2は下部ヨーク1の組み立て前に既に着磁させておいてもよいが、上下のヨーク部分の組み立てが完了した後に着磁させる方がより作業性を高めることができるので、以下組み立て後に着磁させる場合を例に説明する。
一方符号6は上部ヨークであって、前記下部ヨーク1に対して固定されかつ下部ヨーク1に対する蓋としての機能を果たす部材である。上部ヨーク6の中央にもねじ穴6aが形成され、このねじ穴6aに螺合するねじ7により当該上部ヨーク6に対して上部マグネット8及び上部ポールピース9が固定されている。なお、これら上部マグネット8及び上部ポールピース9は前記下部マグネット2及び下部ポールピース3と同一の平面形状を有している。
このようにして上下のヨーク1及び6に対して、それぞれマグネット(着磁前のマグネット素材)及びポールピースが固定されたならば、上下のマグネット(素材)2及び8を着磁させる。この場合上下のヨーク部分は一体化されていないため、着磁機の使用において空間的な制約はなく各素材を容易に着磁させることができる。
着磁機を用いて上下のマグネット2、8を着磁させるわけであるが、この場合マグネット2、8の対向位置する面、即ち下部ポールピース3と接触するマグネット2の上面部と上部ポールピース9と接触するマグネット8の下面部とが例えばN極となるよう同極に着磁する。
下部マグネット2及び上部マグネット8の着磁が完了したならば、フォースコイル(図示せず)を下部ヨーク1のフォースコイル配置空間に配置した状態で、図3の如く上部ヨーク6を下部ヨーク1の上部に配置し、かつ上部ヨーク6のピン挿通孔10A、10Bに下部ヨーク1側のガイドピン5A、5Bを挿通し、このガイドピン5A、5Bに沿って上部ヨーク6を下降させる。
この場合、上部ヨーク6の下降に伴って、同極が対向位置する上下のマグネット8及び2の反発力が強くなるが、上部ヨーク6を下方に押圧することにより、2本のガイドピン5A、5Bにより所謂逃げを生じることなく正確な位置を保持したまま上部ヨーク6は下降し、最終的に図2に示すように上下のヨーク6、1は密着され、この状態で螺子11A、11Bにより両者は固定される。なお、図2において、ねじ11Aがねじ穴6aに螺合しているように描かれているが、図1からも明らかなように図2の視点によりたまたまねじ11Aがねじ穴6aに重なった位置となっているが、ねじ穴6aに螺合するのはあくまでもねじ7である。また図2の符号1cはフォースコイル配置空間である。
以上のようにして上下のヨーク部分を一体化することにより、図2の如く上下のポールピース9、3は密着して一つのポールピースとして機能することになり、この一体化したポールピースの上下に磁極が対向位置するマグネット8および2が配置され、磁極対向式の電磁力発生装置が構成される。
なお、磁力発生装置の組み込み対象が決まっている場合には、マグネット2を着磁した後、下部ヨーク1を秤量装置(電子天秤)の磁力発生装置取付部に先ず固定し、図示しないフォースコイル及びフォースコイルが固定された天秤のビーム(さお)を下部ヨーク1内に配置し、しかる後に上記手順で上部ヨーク部分をこの下部ヨーク1に固定するようにしてもよい。符号14はこのビームが位置するガイド溝である。
また図1及び図4の符号12A、12Bは天秤の質量センサ部に組み立て済の電磁力発生装置を固定するためのねじ穴である。また、図2の符号13は温度センサであり、この温度センサを配置することにより本発明の磁極対向式の構成に加え、温度補正をして秤量装置としての精度をより向上させることができる。
本発明の構成とすることにより、磁極対向式の電磁力発生装置を容易に着磁可能とし、またマグネットの反発力に抗して正確且つ容易に組み立てることが可能となるため、小型の電磁力発生装置から発生する磁力の極めて大きな大型の電磁力発生装置まで全て構成可能であり、この電磁力発生装置により小型の電子天秤から秤量の大きな大型の電子天秤まで構成可能となり、特にフォースコイルで発生するジュール熱がクリープ現象として顕著に現れるマイクロ天秤等の高分解能機種の性能改善が可能となる。
本発明に係る磁極対向式電磁力発生装置の平面図である。 図1のA−A線による断面図である。 図1のB−B線による断面図であって、装置の組み立て状態を示す図である。 本発明に係る磁極対向式電磁力発生装置の斜視図である。 従来の磁極対向式電磁力発生装置の断面図である。
符号の説明
1 下部ヨーク
1a (下部ヨークの)マグネット収納空間
1b (下部ヨークの)ねじ穴
1c フォースコイル収納空間
2 下部マグネット
3 下部ポールピース
4 ねじ
5A、5B ガイドピン
6 上部ヨーク
6a (上部ヨークの)ねじ穴
7 ねじ
8 上部マグネット
9 上部ポールピース
10A、10B ガイドピン挿通孔
11A、11B 上下ヨーク固定用ねじ
12A、12B 電磁力発生装置固定用ねじ穴
13 温度センサ
14 電磁力伝達部材(ビーム/さお)のガイド溝

Claims (5)

  1. ヨーク内に、ポールピースを挟んで上下にマグネットが配置されかつ上下のマグネットはポールピースを挟んで対向する磁極が同じとなるよう構成した磁極対向式の電磁力発生装置において、ヨークは下部ヨークとこの下部ヨークに固定される上部ヨークとから成り、下部ヨークには下部マグネットとこの下部マグネットに密着して下部ポールピースが固定手段により固定されると共に当該下部ヨークには上部ヨークが下部ヨークに向かって下降するのを案内する案内部材が設けられ、上部ヨークには当該上部ヨークに密着する上部マグネットとこの上部マグネットに密着して上部ポールピースが固定手段により固定され、案内部材を介して上部ヨークが下部ヨークに下降しかつ上下のヨークが固定されることによりヨーク内に配置された上下のポールピースは一体化され、かつ一体化したポールピースの上下に磁極を対向するようにして上下のマグネットが配置されるよう構成したことを特徴とする磁極対向式電磁力発生装置。
  2. 上部ヨークの下降を案内する案内部材は、下部ヨークに立設したガイトピンと、上部ヨークに設けたガイドピン挿通孔であることを特徴とする請求項1記載の磁極対向式電磁力発生装置。
  3. 下部ヨークの底面中央にはねじ穴が形成され、この螺子穴に螺合するねじにより下部マグネット、下部ポールピースが下部ヨークに固定され、同様に上部ヨークの中央にもねじ穴が形成され、このねじ穴に螺合するねじにより上部マグネット、上部ポールピースが上部ヨークに固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の磁極対向式電磁力発生装置。
  4. ヨーク内に、ポールピースを挟んで上下にマグネットが配置されかつ上下のマグネットはポールピースを挟んで対向する磁極が同じとなるよう構成した磁極対向式の電磁力発生装置を組み立てる方法において、ヨークは下部ヨークとこの下部ヨークに固定される上部ヨークとから成り、下部ヨークには当該下部ヨークに密着して下部マグネット素材を配置し、この下部マグネット素材に密着して下部ポールピースを配置し、これら下部マグネット素材と下部ポールピースはねじ等の固定手段により固定し、続いて下部マグネット素材を着磁し、他方上部ヨークには当該上部ヨークに密着して上部マグネット素材を配置し、この上部マグネット素材に密着して上部ポールピースを配置し、これら上部マグネット素材と上部ポールピースはねじ等の固定手段により固定し、続いて上部マグネット素材を前記下部マグネットと磁極が対向するよう着磁し、この状態の上部ヨークを下部ヨークに立設したガイドピンに沿って下降させ、上部ヨークと下部ヨークを固定することにより装置を構成することを特徴とする磁極対向式電磁力発生装置の組み立て方法。
  5. 上部ヨーク又は下部ヨークに固定されるマグネットのうち、少なくとも一方は、上下いずれかのヨークに固定される前に着磁されていることを特徴とする請求項4記載の磁極対向式電磁力発生装置の組み立て方法。
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