JP2006137485A - サンドイッチの包装方法および包装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンドイッチを包装した包装体において、折り畳みの仕上がりを良好にする。
【解決手段】半包装体10の横開口縁部14b,14bを、サンドイッチ端面16aにおける下縁の対応する角部近傍から離間するにつれて斜め上方に延びるラインで袋口部14の内方から夫々支持しつつ、下開口縁部をサンドイッチ端面16aに近接する方向へ折り畳む。下開口縁部の折り畳みに伴って、各横開口縁部14bの下部領域が折り返えされて上部領域に重なった部位を、サンドイッチ端面16aの対応する側縁に近接する側で外方から夫々挟んで内面同士で熱溶着する。各横開口縁部14bをサンドイッチ端面16aに近接する方向へ夫々折り畳んで下開口縁部に重ね合わせ、折り畳んだ両横開口縁部14b,14bと上開口縁部14cとが重なる部位を熱溶着する。そして上開口縁部14cをサンドイッチ端面16aに近接する方向へ折り畳む。
【選択図】図1

Description

この発明は、サンドイッチを収容した袋における該サンドイッチの袋開口に臨む端面から延出して開放された袋口部を形成する上下左右の各開口縁部を、外方から互いに重なる方向へ折り畳んで袋開口を封止するサンドイッチの包装方法およびこの包装方法を好適に実施し得る包装装置に関するものである。
従来より、重ね合わせたパンの間に、例えば肉類や野菜類等の内容物を挟み込んだ三角形状のサンドイッチが、透明なフィルムで包装された状態で販売されている。このようなサンドイッチ等の三角形状の軟質被包装物を包装する包装装置としては、例えば特許文献1に開示される如く、サンドイッチを挿入し得る袋開口を備えた製袋済みの袋を用意し、この袋にサンドイッチを自動的に袋詰めし、袋におけるサンドイッチ端面から延出した部分である袋口部を自動的に折り畳むと共にテープ等により封止するものが提案されている。
この包装装置では、袋詰めされたサンドイッチがターンテーブルに設けられたサンドイッチ収容部に送り込まれて、ターンテーブルの外周面に沿って設けられた折り爪により袋の袋口部が内方(サンドイッチにおける袋開口に臨む端面へ近接する方向)へ向けて折り込まれるようになっている。すなわち、先ず下方から第1折り爪が上昇して、包装袋の開口縁部の下部を上向きに折り畳み、側方に設けられた第2折り爪がスライドして包装袋の開口縁部の側部をターンテーブルの回転側に折り畳む。また、ターンテーブルが回転すると、包装袋の開口縁部の残りの側部が第3折り爪に当たってターンテーブルの反回転側に折り畳まれる。そして、上方から第4折り爪が下降して包装袋の開口縁部の上部を下向きに折り畳む。最後に、接合装置により包装袋の最後の折り畳み片の先端部近傍にラベルを貼ることで、袋開口を封止するようになっている。
特開2000−43816号公報
ところで、特許文献1に開示された包装装置では、各折り爪が上下左右から包装袋の各開口縁部を、サンドイッチ端面の対応する端縁を基準としてサンドイッチ端面に沿わせて折り畳んでいる。すなわち、サンドイッチの特性上、サンドイッチ端面の形状寸法は一定ではなく、またその表面は柔らかいため、サンドイッチ端面の端縁に沿わせるだけでは袋口部が斜めに折れたり、袋の素材フィルムに腰がないような場合はうまく折り畳めなかったりするので、その仕上がり具合に満足が得られないことがある。
すなわちこの発明は、従来の技術に係るサンドイッチの包装方法および包装装置に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、サンドイッチを包装した包装体の折り畳み封止部分の仕上がりを良好にし得るサンドイッチの包装方法および包装装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係るサンドイッチの包装方法は、
一端が開放した袋にサンドイッチを収容して半包装体とし、この半包装体の袋開口に臨むサンドイッチ端面より延出する袋口部の各面をなす各開口縁部を、袋口部の外方から互いに重なる方向へ順次折り畳み、各開口縁部をサンドイッチ端面に沿わせて袋開口を封止してサンドイッチを包装するに際し、
前記半包装体を、前記袋開口が側方へ臨んだ状態で、第1位置、第2位置および第3位置の順序でターンテーブルにより間欠的に搬送し、
前記第1位置で、前記袋口部における左右の側面をなす横開口縁部を、袋口支持手段で前記サンドイッチ端面における下縁の対応する角部近傍から離間するにつれて斜め上方に延びるラインで袋口部の内方から夫々支持しつつ、袋口部の下面をなす下開口縁部を、下折り畳み手段で袋開口側から押上げつつサンドイッチ端面に近接する方向へ折り畳み、
前記下開口縁部の折り畳みに伴って、各横開口縁部の下部領域が折り返えされて上部領域に重なった部位を、前記サンドイッチ端面の対応する側縁に近接する側で第1シール手段により外方から夫々挟んで内面同士を部分的に熱溶着し、
前記第2位置で、両横開口縁部を前記サンドイッチ端面に近接する方向へ横折り畳み手段で夫々折り畳んで下開口縁部に重ね合わせ、
折り畳んだ両横開口縁部と前記袋口部の上面をなす上開口縁部とが重なる部位を、第2シール手段により前記サンドイッチ端面の上縁に近接する側で挟んで熱溶着し、
前記第3位置で、前記上開口縁部を上折り畳み手段により前記サンドイッチ端面に近接する方向へ折り畳むことを特徴とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の別の発明に係るサンドイッチの包装装置は、
一端が開放した袋にサンドイッチを収容して半包装体とし、この半包装体における袋開口に臨むサンドイッチ端面より延出する袋口部の各面をなす各開口縁部を、袋口部の外方から互いに重なる方向へ順次折り畳み、各開口縁部をサンドイッチ端面に沿わせて袋開口を封止するサンドイッチの包装装置において、
前記半包装体を受入れ、この半包装体の袋開口を半径方向外側へ向けた状態で保持しつつ、間欠的に回転搬送するターンテーブルを備え、
前記ターンテーブルにおける半包装体の受入れ位置の回転方向下流側に位置する第1ステーションには、
該第1ステーションに到来した半包装体における袋口部の下面をなす下開口縁部を、前記サンドイッチ端面より離間する位置から近接する方向へ回動しつつ下方から上昇して、サンドイッチ端面に沿うように折り畳む下折り畳み手段と、
前記下折り畳み手段による折り畳みに先立って、前記袋口部における左右の側面をなす横開口縁部を、前記サンドイッチ端面における下縁の対応する角部近傍から離間するにつれて斜め上方に延びるラインで袋口部の内方から夫々支持する袋口支持手段と、
前記下開口縁部の折り畳みに伴って、各横開口縁部の下部領域が折り返えされて上部領域に重なった部位を、前記サンドイッチ端面の対応する側縁に近接する側で外方から夫々挟んで内面同士を部分的に熱溶着する第1シール手段とが設けられ、
前記ターンテーブルにおける第1ステーションの回転方向下流側に位置する第2ステーションには、
両横開口縁部を、前記サンドイッチ端面に近接する方向へ夫々折り畳んで下開口縁部に重ね合わせる一対の横折り畳み手段と、
折り畳んだ両横開口縁部と前記袋口部の上面をなす上開口縁部とが重なる部位を、前記サンドイッチ端面の上縁に近接する側で挟んで熱溶着する第2シール手段とが設けられ、
前記ターンテーブルにおける第2ステーションの回転方向下流側に位置する第3ステーションには、前記上開口縁部を、前記サンドイッチ端面に近接する方向へ折り畳む上折り畳み手段が設けられることを特徴とする。
本願の請求項1および請求項2の発明によれば、横開口縁部を、サンドイッチ端面における下縁の対応する角部近傍から離間するにつれて斜め上方に延びるラインで袋口部の内方から夫々支持しつつ、下開口縁部をサンドイッチ端面に近接する方向へ折り畳むので、下開口縁部が折り返しラインの角部近傍で支持されるから、サンドイッチの形状にかかわらず常に一定のラインで下開口縁部を折り畳むことができると共に、サンドイッチの如く柔軟なものであっても、好適に折り畳み得る。しかも、下開口縁部の折り畳みに伴って、この下開口縁部に連なる各横開口縁部の下部領域も上部領域の内面に沿って折り返されるものの、各横開口縁部の折り返しラインは夫々支持されるので、例えば袋として柔らかい材質のものを使用しても、横開口縁部の折り返し部分は良好に仕上げられる。また、開口縁部の重なった部位を熱溶着しておくことで、次の折り畳み処理まで別段の保持手段を使用せず、折り畳んだ開口縁部の状態を保持し得るだけでなく、次の開口縁部の折り畳みに際して重なった部位がずれず、仕上がり具合を良好にすることができると共に、袋開口を折り畳んだ開口縁部で良好に封止し得るので、袋内への異物の侵入を防止し得る。また、開口縁部自体の折り畳みに際して、例えば袋として柔らかい材質のものを使用しても、熱溶着により剛性が増すから好適に折り畳むことができる。更に、半包装体は、袋口部における各開口縁部の折り畳みを異なる位置に設けた複数のステーションにより実施することで、複数の半包装体を同時に折り畳むことができるから、効率がよく包装能力を向上し得る。
請求項3の発明によれば、第2ステーションは下開口縁部をサンドイッチ端面に沿って保持する第1案内手段を備えているので、両横開口縁部が折り畳まれる際に、先に折り畳んだ下開口縁部を保持してサンドイッチ端面からの浮き上がりを防止して、折り畳んだ開口縁部の仕上がり具合をより向上させることができる。また、請求項4の発明によれば、第3ステーションはサンドイッチ端面の上縁に沿って上開口縁部を支持する第2案内手段を備えているので、上開口縁部が折り畳まれる際に、上開口縁部の折り返しラインとなるサンドイッチ端面の上縁近傍は、第2案内部材の各上縁で支持されるから、サンドイッチの形状にかかわらず常に一定のラインで上開口縁部を折り畳むことができると共に、サンドイッチの如く柔軟なものであっても、第2案内部材の上縁に支持されて好適に折り畳み得る。従って、折り畳んだ上開口縁部の仕上がり具合をより向上させることができる。更に、請求項5の発明によれば、第3ステーションは、折り畳まれた上開口縁部を、重ね合わせた横および下開口縁部に接合する貼着物を貼付する貼着手段を備えているから、別に貼着手段を配設する必要がなく、全体としてコンパクトにできる。
次に、本発明に係るサンドイッチの包装方法につき、これを好適に実施し得る包装装置との関係において、好適な実施例を挙げて以下説明する。
実施例において、サンドイッチの包装に使用される袋は、略二等辺三角形状のプラスチックシートを2枚重ねて一辺を除く外周縁を溶着して、一端が開放する袋開口を有するものであって、開放端から閉塞端までの寸法がサンドイッチの全長より長尺に設定される。この袋に対し、被包装物として縦断面が略直角三角形状のサンドイッチを、その直角となる内角に対向する斜面を袋の閉塞端側に臨ませた状態で収容することで、袋開口が開放した半包装体として用意される。図1または図2に示すように、前記半包装体10は、包装装置20において、サンドイッチ16における前記内角を挟む一方の面を常に底面とした状態で載置され、該内角を挟む他方の面である、サンドイッチ16の袋開口12aに臨むサンドイッチ端面16aが略垂直に延在している。そして、前記半包装体10は、実施例の包装装置20で、袋12のサンドイッチ端面16aより延出する部分である袋口部14の各面をなす各開口縁部14a,14b,14b,14cを、袋口部14の外方から互いに重なる方向(サンドイッチ端面16aへ近接する方向)へ順次折り畳み、各開口縁部14a,14b,14b,14cをサンドイッチ端面16aに沿わせて袋開口12aを封止することで、包装体11とされる。実施例で云う方向は、特に断りがない限り、半包装体10および包装体11を基準として云い、サンドイッチ16の重ね方向(厚み方向)を左右方向とし、袋12の閉塞端側に向かう方向が前側とし、袋12の袋開口側に向かう方向を後側とし、高さ方向を上下方向とする。また、前記袋口部14において、サンドイッチ端面16aの下縁に対応する部分を下開口縁部14aと云い、左右の側縁に対応する部分を夫々横開口縁部14b,14bと云い、上縁に対応する部分を上開口縁部14cと云う。
(包装装置の概要)
前記包装装置20は、搬入コンベアC1から受入れた半包装体10を保持しつつ所定間隔ずつ間欠的に回転搬送するターンテーブル22と、このターンテーブル22の外側に設置され、このターンテーブル22の回転により間欠的に搬送される半包装体10の袋口部14を順次折り畳み封止する複数のステーションS1,S2,S3と、包装体11を搬出コンベアC2へ向けて送出する搬出手段70とから基本的に構成される。円形のターンテーブル22は、その外周縁の円周方向に沿って、一定間隔で配設した複数の保持手段26を備え、前記搬入コンベアC1の搬送終端に臨む受入れ位置PNに到来した保持手段26に、搬入コンベアC1から半包装体10を受取って水平に回転搬送し、この半包装体10を第1位置P1、第2位置P2および第3位置P3に順次位置決め後、最終的に受入れ位置PNと180°反転した位置で、搬出コンベアC2の搬送始端に臨む送出位置PSへ到来させるようになっている(図1参照)。また、前記複数のステーションS1,S2,S3は、前記ターンテーブル22における半包装体10の受入れ位置PNの回転方向下流側に位置する第1位置P1に相対して設置され、前記袋口部14の下開口縁部14aを折り畳む第1ステーションS1と、この第1位置P1の回転方向下流側に位置する第2位置P1に相対して設置され、袋口部14の各横開口縁部14bを折り畳む第2ステーションS2と、第2位置P2の回転方向下流側に位置する第3位置P3に相対して設置され、袋口部14の上開口縁部14cを折り畳むと共に、粘着テープ等の貼着物で封止する第3ステーションS3とからなり、ターンテーブル22の保持手段26に保持して各位置P1,P2,P3に搬送された半包装体10の袋開口12aに臨む位置に夫々設置されている。そして、前記ターンテーブル22で搬送した半包装体10は、各ステーションS1,S2,S3で所要の折り畳み工程を経ることで袋開口12aが封止された包装体11とされ、ターンテーブル22の送出位置PSに設けた搬出手段70により搬出コンベアC2へ送り出されるようになっている。
(ターンテーブル)
図3または図4に示すように、前記ターンテーブル22は、平面視で円形のテーブル部24と、このテーブル部24の外周縁近傍に所定間隔(実施例では45°間隔)で設けた複数(実施例では8つ)の保持手段26とから構成され、前記搬入コンベアC1で搬送されてきた半包装体10を受入れ位置PNにある保持手段26で受入れ、この保持手段26に保持しつつテーブル部24を所定間隔(実施例では45°)ずつ適宜タイミングで間欠的に回転することで、各ステーションS1,S2,S3に夫々相対する位置P1,P2,P3および送出位置PSに半包装体10を順次搬送するようになっている。前記半包装体10は、ターンテーブル22の中心を回転中心とする円軌道を水平に搬送される際に、常に袋開口12aをターンテーブル22の半径方向外側へ向けた姿勢となるように保持手段26に保持され、各ステーションS1,S2,S3に袋開口12aが相対するようになっている。前記テーブル部24は、その中心に取付けた回転軸24aが軸受21aを介して装置基部21に対して回転自在に配設され(図4参照)、この装置基部21に設置した図示しない駆動手段により所定方向(実施例では図1で時計廻り)へ回転される。前記テーブル部24は、前記保持手段26の設置間隔、すなわち実施例では45°間隔ずつ適宜タイミングで回転・停止を繰返すように設定されている。
図5または図6に示すように、前記保持手段26は、半包装体10の側面を挟持して左右方向への移動を規制する一対の側方規制部材26a,26aと、半包装体10の前側(ターンテーブル22の半径方向内側)への移動を規制する前方規制部材26bと、一対の側方規制部材26a,26aを互いに近接する方向または離間する方向へ移動する開閉機構60とから構成されている。各側方規制部材26aは、前記テーブル部24の裏面に左右方向に沿って配設されたレール24bにスライド自在に設置され、テーブル部24に開設された開口24cを貫通してテーブル部24の半径方向に沿って延在してテーブル部24に載置した半包装体10の対応する側面に対して接離自在にスライド移動するようになっている。また、一対の側方規制部材26a,26aは、ターンテーブル22における少なくとも受入れ位置PNおよび送出位置PSでは、開閉機構60により互いに離間する側へ変位して半包装体10の受入れまたは送出を許容すると共に、受入れ位置PNから送出位置PSへの搬送過程では開閉機構60により互いに近接する側に変位して半包装体10の両側面を保持して左右方向への移動およびテーブル部24の回転に際して半包装体10の半径方向外側への移動を規制するようになっている。前記前方規制部材26bは、前記一対の側方規制部材26a,26aの上方に延在する門型の部材であって、前記テーブル部24の上面に配設され、側方規制部材26a,26aの上方に延在する部位が半包装体10の前側に位置する前記斜面に当接して半包装体10の前側への移動を規制している(図4参照)。また前方規制部材26bは、保持手段26に受入れた半包装体10のサンドイッチ端面16aがテーブル部24の外周縁と略同一位置となるよう前後の位置が設定され、保持手段26に受入れた半包装体10の袋口部14がテーブル部24から半径方向外側へ突出した状態となっている。
実施例の開閉機構60は、前記テーブル部24の下方に水平に配設したカム板61と、各保持手段26の各側方規制部材26a,26aに対応してテーブル部24の裏面に回動可能に配設した平面視L字形の一対の連結片62,62と、このカム板61の外周面の形状に従動してターンテーブル22の半径方向へ沿って往復移動するフォロワ63とから構成される(図6参照)。前記一対の連結片62,62は、その内角を対向した状態で配設され、一端が対応する側方規制部材26aの下端に回動自在に接続されると共に、他端が互いに回動可能に連結されて、この連結部分に前記フォロワ63が接続されている。また、前記一対の連結片62,62の他端は、ばね等の弾性部材64により半径方向内側へ向けて常に付勢されている。すなわち、前記カム板61の大半径部分にフォロワ63が当接すると、このフォロワ63が半径方向外側へ突出され、これに伴って両連結片62,62の一端が互いに離間する方向へ変位される。これに対し、前記カム板61の小半径部分にフォロワ63が当接すると、弾性部材64により両連結片62,62の他端が半径方向内側へ引張られ、これに伴って両連結片62,62の一端が近接する方向へ変位される。ここで前記開閉機構60は、前記保持手段26に半包装体10または包装体11が存在して折り畳みまたは回転搬送されるときは、当該保持手段26により半包装体10または包装体11を保持し、受入れ位置PN、送出位置PSおよび送出位置PSから受入れ位置PNに到るまでは側方規制部材26a,26aが互いに離間するように設定される。
(第1ステーション)
図7〜図10に示すように、前記第1ステーションS1は、前記ターンテーブル22の回転により第1位置P1に到来した半包装体10における袋口部14の下開口縁部14aを、サンドイッチ端面16aの下縁を折り返しラインとしてサンドイッチ端面16aに沿うように折り畳む下折り畳み手段28と、この下折り畳み手段28による折り畳みに先立って、袋口部14の横開口縁部14b,14bを、サンドイッチ端面16aの下縁角部近傍から斜め上方に延びるラインで袋口部14の内方から夫々支持する一対の袋口支持手段34,34と、この下開口縁部14aの折り畳みに伴って折り返えされた各横開口縁部14bを外方から挟んで、そのサンドイッチ端面寄りの内面同士を部分的に熱溶着する一対の第1シール手段38,38とを備えている。
前記下折り畳み手段28は、前記ターンテーブル22の第1位置P1において、このターンテーブル22の外側下方に位置して装置基部21に配設され、第1位置P1に到来した半包装体10のテーブル部24から突出した下開口縁部14aを押上げつつ上方へ折り返す下折り畳み部材29と、この下折り畳み部材29を昇降させる一対の昇降シリンダ30,30と、下折り畳み部材29を前後方向へ傾動させる傾動手段31とから構成されている(図8および図10参照)。前記下折り畳み部材29は、左右方向の幅寸法がサンドイッチ16の厚さより短尺に設定された矩形板状の部材であって、その長辺が上下方向に延在すると共に、その下端を左右方向に延在する軸部32を介してターンテーブル22の下方に設置した支持枠33に前後方向へ回動自在に配設され、この支持枠33は左右方向に離間して配設した一対の昇降シリンダ30,30で装置基部21に対して昇降移動可能に支持されている。また前記支持枠33の側方には、前記軸部32を回動する傾動手段31が設けられ、前記支持枠33の上昇または下降につれて軸部32を回動して、ターンテーブル22の下方に退避した下降位置において下折り畳み部材29を後側(サンドイッチ端面16aから離間する方向)へ傾動した傾斜姿勢とし(図8の実線参照)、昇降シリンダ30,30による上昇移動につれて下折り畳み部材29を後側から前側(サンドイッチ端面16aへ近接する方向)へ回動して、上昇位置では下折り畳み部材29をサンドイッチ端面16aに沿った略垂直姿勢に変位するようになっている(図8の2点鎖線参照)。そして下折り畳み部材29は、サンドイッチ端面16aに当接した上昇位置から略垂直姿勢のまま下降して、ターンテーブル22の下方に退避した下降位置で後側へ傾動するよう設定される。
実施例の傾動手段31は、前記支持枠33の側方において前後動するガイドレール31aと、このガイドレール31aに回転自在に係合する回転子31bが一端に配設されると共に、他端を前記軸部32に取着した連結部材31cとから構成されている(図10参照)。すなわち、前記昇降シリンダ30,30の上昇付勢により支持枠33が上昇すると連結部材31cも上昇すると共に、前記ガイドレール31aが後側へ移動して、これに連動して軸部32が回動されることで、下降位置において傾斜姿勢となっていた下折り畳み部材29が前側へ向けて傾動されて略垂直姿勢に変位するようになっている。これに対し、前記昇降シリンダ30,30の下降付勢により支持枠33が下降すると連結部材31cも下降し、前記ガイドレール31aが前側へ移動して、これに連動して軸部32が逆に回動されることで、下折り畳み部材29が後側へ向けて傾動して傾斜姿勢に変位される。
前記一対の袋口支持手段34,34は、第1位置P1に相対して配置された第1ステーションS1における第1機枠27の上部に左右の関係で離間して配設され、第1エアシリンダ37により互いに近接または離間する左右方向に沿って夫々移動される。この一対の袋口支持手段34,34は、半包装体10の厚さより狭小な離間間隔(狭小状態)と(図7の実線参照)、半包装体10の厚さと略同一となる離間間隔(拡開状態)との間を変位するよう設定され(図7の2点鎖線参照)、後述する袋口支持部材35の袋口部14への挿入時には互いに近接した狭小状態にあって、袋口支持部材35の挿入後には互いに離間して拡開状態に変位するようになっている。各袋口支持手段34は、第1位置P1に到来した半包装体10の袋開口12aを介して袋口部14に挿入して対応する横開口縁部14bを内方から支持する棒状の袋口支持部材35と、この袋口支持部材35の後端部に設けられ、袋口支持部材35を袋口部14に対して直線的に挿脱移動させるロッドシリンダ36とから構成される。前記袋口支持部材35は、前側から後側に向かうにつれて上方傾斜するように配設され、ロッドシリンダ36により上方からサンドイッチ16の下端縁角部近傍にめがけて突出して各横開口縁部14bを支持する位置と(図8の2点鎖線参照)、袋口部14から後側へ退避する位置とに変位するようになっている(図8の実線参照)。前記袋口支持部材35の傾斜角度は、前記袋口部14における下開口縁部14aの折り畳みに伴って、各横開口縁部14bの下側領域が上方に折り畳まれた際に、横開口縁部14bの折り返しラインの傾斜角度におおよそ沿った角度に設定される。すなわち各袋口支持部材35は、対応する横開口縁部14bから内側に挿入された後、外側(横開口縁部14bの内面に近接する側)に移動して横開口縁部14bの折り返しラインに相当する部分に当接し、下折り畳み手段28による下開口縁部14aの折り畳みに際して、各横開口縁部14bの折り返しラインに相当する部分を略全域に亘って支持する。なお、前記袋口支持部材35は、棒状のものに限定されず、第1シール手段38に干渉しなければ、例えば板状またはその他の形状であってもよい。
各袋口支持手段34は、ホルダ74の上端に取付けられ、このホルダ74の下端は第1機枠27の左右方向に延在する正逆ねじ部材75の左右の各端に係合されている。すなわち、手動またはモータ等のねじ駆動手段により正逆ねじ部材75を回転させることで、各ホルダ74はねじの螺刻方向に応じて異なる左右方向に沿って移動し、サンドイッチ16の厚さ(袋12の大きさ)に応じて両袋口支持手段34,34が互いに近接または離間するよう調節される。なお、両袋口支持手段34,34の拡開状態における離間間隔が、サンドイッチ16の厚さに対応するよう調節される。
前記一対の第1シール手段38,38は、第1機枠27における前記袋口支持手段34,34の下方に左右の関係で離間して配設され、これらは一体的にサンドイッチ端面16aに対して近接または離間する前後方向へ沿って移動可能となっている。各第1シール手段38は、前後方向へ沿って延在して、サンドイッチ端面16aに対向する先端部(前側)に加熱部39aを有する固定アーム39と、この固定アーム39の中間部に軸支されて、加熱部39aに対向するブロック部40aを先端部(前側)に有する挟持アーム40とから構成される(図9参照)。この挟持アーム40を固定アーム39に対して近接する方向へ回動することで、加熱部39aとブロック部40aとの間に対応する横開口縁部14bを挟持し、または挟持アーム40を固定アーム39に対して離間する方向へ回動することで、加熱部39aとブロック部40aとの間に挟持した横開口縁部14bを解放し得るようになっている。すなわち、各第1シール手段38の固定アーム39と挟持アーム40とは、左右の関係で対向配置され、第1シール手段38の前進移動に伴って、袋開口12aを介して袋口部14の内側に固定アーム39が位置すると共に、この固定アーム39に上下方向へ延在する横開口縁部14bを挟んで袋口部14の外側に挟持アーム40が位置している(図9の2点鎖線参照)。このとき、各固定アーム39の加熱部39aは、前記下折り畳み手段28による下開口縁部14aの折り畳みに伴って、折り重ねられた横開口縁部14bの重合部分におけるサンドイッチ端面16aに近接する部位に臨むように夫々設定されている。そして、両第1シール手段38,38を前進移動して対応する横開口縁部14bを挟んで加熱部39aとブロック部40aとを対向して各挟持アーム40を閉成することで、加熱部39aとブロック部40aとで横開口縁部14bを挟み、加熱した加熱部39aにより横開口縁部14bの重なった部位の内面同士が部分的に熱溶着される。なお、前記一対のシール手段38,38は、常にはターンテーブル22から半径方向外側へ突出した袋口部14から後側に退避した状態にあって、ターンテーブル22による半包装体10の搬送時に袋口部14と干渉しないようになっている(図9の実線参照)。ここで、前記一対の第1シール手段38,38は、左右方向に沿って夫々移動可能に第1機枠27に配設され、これらの第1シール手段38,38における左右方向の離間間隔は、左右の横開口縁部14b,14bの離間間隔(サンドイッチ16の厚さ)に応じて設定されている。なお、実施例では各第1シール手段38が前記ホルダ74に夫々配設され、両第1シール手段38,38の離間間隔は、サンドイッチ16の厚さよって実施される袋口支持手段34,34の離間間隔調節に応じてホルダ74を介して一体的に近接または離間する位置に変位するように構成される。
(第2ステーション)
前記第2ステーションS2は、前記第1ステーションS1に対して前記ターンテーブル22の回転方向下流側に配置され、第1位置P1で下開口縁部14aが折り畳まれた半包装体10は、前記ターンテーブル22で第2位置に搬送されて、そのサンドイッチ端面16aが第2ステーションS2の第2機枠41に相対される。図11に示すように、前記第2ステーションS2は、前記袋口部14の各横開口縁部14bを、サンドイッチ端面16aの対応する側縁を折り返しラインとしてサンドイッチ端面16aに沿うよう折り畳んで、先に折り畳まれた下開口縁部14aに重ね合わせる一対の横折り畳み手段42,42と、両横折り畳み手段42,42で折り畳まれた両横開口縁部14b,14bおよび上開口縁部14cが重なった部位における上開口縁部14cの基端部側(サンドイッチ寄りの部分)を挟んで熱溶着する第2シール手段44とを備えている。また前記第2ステーションS2は、両横開口縁部14b,14bの折り畳みに際し、先に折り畳まれた下開口縁部14aを前記サンドイッチ端面16aに沿って保持する第1案内手段48も備えている。
前記第2機枠41は、その左右の関係で離間して前後方向に沿って延在する一対の前後レール41a,41aを有し、各前後レール41aにスライド自在に支持部41bが夫々立設されている。また両支持部41b,41bの間には、左右方向へ沿って延在する左右レール41c,41cが架設され、これらの左右レール41c,41cに前記一対の横折り畳み手段42,42が、第2機枠41に対し左右の関係で離間して配設してある(図1参照)。前記一対の横折り畳み手段42,42は、前記両支持部41b,41bを前後レール41a,41aに沿ってスライドさせることで、一体的に前後方向に沿って移動すると共に、左右レール41c,41cに沿って左右方向へ夫々移動し得るよう構成される。
各横折り畳み手段42は、平面視L字形の板状の横折り畳み部材43を本体として、この横折り畳み部材43の後端部が前記左右レール41c,41cにスライド自在に係合されている。前記横折り畳み部材43は、その面が上下方向に沿って延在し、上下方向の寸法がサンドイッチ端面16aの高さと略同一に設定され、前端部に外方から内方へ向けて折曲した横折り畳み爪43aを備えている。両横折り畳み手段42,42は、常には後側に退避すると共に互いに左右方向へ離間した位置にあって(図1の実線参照)、第2位置P2に到来した半包装体10の袋口部14との干渉を回避し、各横開口縁部14bの折り畳みに際して前進移動して各横開口縁部14bの外面に側方から臨む位置に移動した後(図1の1点鎖線参照)、互いに近接する方向へ夫々移動させることで、側方から横開口縁部14bの外面を押してサンドイッチ端面16aに沿って折り返すようになっている(図1の2点鎖線参照)。このとき、各横開口縁部14bの折り畳みのタイミングは、左右の横折り畳み手段42,42でずらして設定され、実施例ではサンドイッチ端面16aに向かって右側の横開口縁部14bを右側に位置する横折り畳み手段42で折り畳んだ後に、左側の横開口縁部14bを左側に位置する横折り畳み手段42で折り畳むように設定される。なお、両横折り畳み手段42,42のうち、後に横開口縁部14bを折り畳むもの(実施例では左側)は横折り畳み爪43aの先端がサンドイッチ端面16aから離間する方向(後側)へ湾曲され、先に横開口縁部14bを折り畳んだ横折り畳み爪43aとの干渉を回避するように形成されている。
前記第2シール手段44は、前記第2機枠41における両横折り畳み手段42,42の上方に設けられ、サンドイッチ端面16aに相対して、上開口縁部14cおよびこれに重ね合わされた両横開口縁部14b,14bを熱溶着する加熱シール部45と、この加熱シール部45の前側に対向して設置され、熱溶着する際の裏当てとなるシール挟持部46とから構成される(図11参照)。前記加熱シール部45は、第2ステーションS2の前後方向に沿って延在し、前端に所定温度まで加熱する加熱ブロック45aを備え、この加熱ブロック45aは、第2エアシリンダ45bにより前後方向へ沿って直線的に進退移動されるようになっている。また加熱シール部45は、第2エアシリンダ45bにより前進された際に、その前面が前記横折り畳み手段42,42で折り畳まれた両横開口縁部14b,14bおよび上開口縁部14cが重なった部位で、サンドイッチ端面16aの上縁に対応する上開口縁部14cにおける基端部近傍の内面に当接するように配置される(図11の2点鎖線参照)。一方、前記加熱ブロック45aは、第2エアシリンダ45bの後退付勢により第2位置P2に存在する半包装体10の袋口部14から退避するようになっている(図11の実線参照)。
そして、前記シール挟持部46は、第2機枠41に接続する支持アーム46cを介して、第2位置P2に到来した半包装体10に上方に位置して、前記加熱ブロック45aと共に上開口縁部14cおよび両横開口縁部14b,14bを挟持する挟持片46aと、この挟持片46aを上開口縁部14cの外面に対して近接または離間する方向へ直線的に移動する第3エアシリンダ46bとから構成される。前記挟持片46aは、常には半包装体10から退避した上方位置にあって、前記第3エアシリンダ46bを前進付勢することで、前記加熱ブロック45aに対し上開口縁部14cを挟んで離間する位置から上開口縁部14cの外面に当接される(図11の2点鎖線参照)。
図12に示すように、前記第1案内手段48は、その構成は前述した下折り畳み手段28と同一であるので、同一の部材は同じ符号を付し、異なる部分のみ説明する。この第1案内手段48は、その左右方向の寸法がサンドイッチ端面16aの左右方向の寸法より短尺に設定され、第1案内手段48の第1案内部材(下折り畳み部材に対応)29が上昇した上昇位置では、先に折り畳まれた下開口縁部14aを保持してサンドイッチ端面16aからの浮き上がりを防止し、両横開口縁部14b,14bの折り畳みに際して、各横開口縁部14bの折り畳みを良好にするようになっている。また前記第1案内手段48は、前記横折り畳み手段42,42による横開口縁部14b,14bの折り畳みに先立って第1案内部材29を上昇位置に上昇させて、サンドイッチ端面16aを保持すると共に、前記第2シール手段44による熱溶着が完了した後、垂直姿勢を保ったまま下開口縁部14aと折り畳まれた横開口縁部14b,14bとの間から下方へ引き出すように設定される。
(第3ステーション)
前記第3ステーションS3は、前記第2ステーションS2に対して前記ターンテーブル22の回転方向下流側に配置され、第2位置P2で両横開口縁部14b,14bが折り畳まれた半包装体10は、前記ターンテーブル22で第3位置P3に搬送されて、そのサンドイッチ端面16aが第3ステーションS3の第3機枠50に相対される。図13および図14に示すように、前記第3ステーションS3は、第1ステーションS1および第2ステーションS2において折り畳まれた開口縁部14a,14b,14bの重合面に沿って上開口縁部14cを折り畳む上折り畳み手段52と、折り畳まれた開口縁部14a,14b,14bを固定する貼着手段56とを備えている。また前記第3ステーションS3は、上開口縁部14cの折り返しラインに沿って上開口縁部14cの基端部近傍を支持する第2案内手段66も備えている。
前記上折り畳み手段52は、前記第3機枠50の前側に配設され、前記半包装体10の上方に位置して上下方向に沿って延在している。この上折り畳み手段52は、上開口縁部14cの外面に上方から当接して折り畳む上折り畳み部材53と、この上折り畳み部材53を昇降する第4エアシリンダ54とから構成され、折り畳み部材53は常には半包装体10から退避した上方に位置している(図14の実線参照)。前記上折り畳み部材53は、左右方向に沿って水平に延在する水平部53aと、この水平部53aの後端縁から下垂した垂直部53bとからなる側面視において略L字形の部材であって、上折り畳み部材53を下降させると、この略L字形の内角が前記サンドイッチ端面16aの上縁に略整合するようになっている(図14の2点鎖線参照)。
前記貼着手段56は、前記第3機枠50に配設され、回転可能に保持したテープリール57aから貼着物であるテープを引き出して供給するテープ供給機構57と、引き出されたテープを所定長さに切断するカット機構58と、このカット機構58で切断したテープを開口縁部14a,14b,14b,14cの重合部分に貼着する貼着ヘッド59とから構成される。前記貼着ヘッド59は、前記サンドイッチ端面16aにおける左右方向の略中央に相対して配置され(図14の実線参照)、カット機構58を介して供給された切断済みの粘着テープを保持する図示しない空気吸引機構を有し、テープの裏面(貼着面と反対側)を空気吸引により保持して、図示しない移動手段により前側に移動して前記袋開口12aを塞いで折り畳んだ開口縁部14a,14b,14b,14cに当接し得るようになっている(図14の2点鎖線参照)。そして、前記開口縁部14a,14b,14b,14cの重合部分に当接した際に、空気吸引を解除することで、テープは貼着面を介して貼着固定して重なった部位を封止するようになっている。なお、前記貼着手段は、公知のラベラー等を採用することもできる。
前記第3機枠50は、その左右方向に離間して前後方向に沿って延在する一対の前後案内レール50a,50aを有し、この各前後案内レール50aにスライド自在に案内支持部50bが夫々立設されている。また両案内支持部50b,50bの間には、左右方向へ沿って延在する左右案内レール50c,50cが架設され、これらの左右案内レール50c,50cに前記一対の第2案内手段66,66が、第3機枠50に対し左右の関係で離間して配設されている。前記一対の第2案内手段66,66は、前記両案内支持部50b,50bを前後案内レール50a,50aに沿ってスライドさせることで、一体的に前後方向へ移動すると共に、左右案内レール50c,50cに沿って左右方向へ夫々移動し得るよう構成される。各第2案内手段66は、平面視L字形の板状の第2案内部材67を本体として、この第2案内部材67の後端部が前記左右案内レール50c,50cにスライド自在に係合されている。各第2案内部材67は、前端部に外方から内方へ向けて折曲した案内爪67aを備え、この案内爪67aの上縁がサンドイッチ端面16aの上縁に略整合する高さに設定されている。両第2案内手段66,66は、常には後側に退避すると共に互いに左右方向へ近接した位置にあって(図1の実線参照)、第3位置P3に到来した半包装体10の袋口部14との干渉を回避し、上開口縁部14cの折り畳みに際して前進移動させることで、サンドイッチ端面16aに沿って折り畳まれた各横開口縁部14bの外面に当接するようになっている(図1の2点鎖線参照)。そして、前記開口縁部14a,14b,14b,14cの重合部分にテープを貼着した後、両第2案内手段66,66は互いに離間する方向へ移動することで、横開口縁部14bと上開口縁部14cとの間から抜出し(図1の1点鎖線参照)、半包装体10の袋口部14との干渉領域より後側に退避して、再び互いに近接する方向へ移動して待機するように構成される。
(搬出手段)
前記送出位置PSの上方には、第1位置P1から第3位置P3における折り畳み処理により袋開口12aを封止された包装体11を、ターンテーブル22から搬出コンベアC2に送出する搬出手段70が配設されている。前記搬出手段70は、前記包装体11における前面側に臨み、前後方向に沿って移動するプッシャー72を備え、このプッシャー72を後側へ向けて移動することで、前記保持手段26の前方規制部材26bの下をくぐって包装体11の前面に当接して送出位置PSから搬出コンベアC2の搬送始端へ送出するようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るサンドイッチの包装方法の作用について、この方法を好適に実施し得る包装装置との関係で説明する。サンドイッチ16は別工程で予め袋12に収容されて半包装体10として、その袋開口12aを搬送方向後側へ向けた状態で搬入コンベアC1によりターンテーブル22に搬入され、搬入コンベアC1の搬送終端に臨む受入れ位置PNにある保持手段26に受渡される。このとき、受入れ位置PNにある保持手段26は、前記カム板61の大半径部分にフォロワ63が当接して、このフォロワ63が半径方向外側へ突出することで連結片62,62の一端が互いに離間する方向へ変位されて、両側方規制部材26a,26aが互いに離間した拡開する状態にあるから、半包装体10の受入れを好適に許容し得る。前記保持手段26に受入れた半包装体10は、前方規制部材26bに斜面が当接することで前側への移動が規制されて、テーブル部24の外周縁から袋口部14が半径方向外側へ突出した状態で前後方向の位置決めがなされる。そして、前記ターンテーブル22が時計廻りに回転することで、前記カム板61の大半径部分から小半径部分にフォロワ63が移行し、連結片62,62の他端が弾性部材64により半径方向内側へ引き戻されることで、連結片62,62の一端が互いに近接する方向へ変位されるから、両側方規制部材26a,26aが半包装体10の対応する側面に当接して、左右方向の位置決め(センタリング)がなされる。すなわち前記半包装体10は、回転搬送または各ステーションS1,S2,S3での折り畳みに際して、左右方向への移動を規制して位置決めされるので、各ステーションS1,S2,S3に相対する各位置P1,P2,P3において常に正確に位置決めされ、各ステーションS1,S2,S3で開口縁部14a,14b,14b,14cを精度よく折り畳むことができる。
前記半包装体10は、前記ターンテーブル22の回転搬送により受入れ位置PNから第1位置P1に到来して、前記第1ステーションS1において下開口縁部14aが折り畳まれる。先ず、第1位置P1の半包装体10に対し、互いに近接する狭小状態で待機している袋口支持手段34,34のロッドシリンダ36,36の前進付勢により各袋口支持部材35が袋開口12aから袋口部14の内方に挿入され、その先端がサンドイッチ端面16aの下縁における各角部近傍に配置される。前記袋口支持手段34,34を互いに離間する方向へ拡開することで、各袋口支持部材35が対応する横開口縁部14bの内面に当接して、サンドイッチ端面16aにおける下縁の各角部近傍から離間するにつれて斜め上方に延びるラインで当該横開口縁部14bを支持する。次に、前記下折り畳み手段28の昇降シリンダ30,30を上昇付勢することで、前記ターンテーブル22の下方にサンドイッチ端面16aから離間する後側への傾斜姿勢にあった下折り畳み部材29が、サンドイッチ端面16aに近接する前側へ回動しつつ上昇する。すなわち、下折り畳み部材29の上昇に伴って、前記傾動手段31における回転子31bがガイドレール31aにより後側へ移動されることで、連結部材31cを介して下折り畳み部材29を支持している軸部32が回動されて、下折り畳み部材29が回動される。そして前記下折り畳み部材29は、前記テーブル部24の外周縁から突出した袋口部14の下開口縁部14aに対し、その袋開口側から押上げつつサンドイッチ端面16aに近接する方向へ折り畳み、下折り畳み部材29がサンドイッチ端面16aに臨む上昇位置に到来して略垂直姿勢となることで、下開口縁部14aをサンドイッチ端面16aに沿わせて保持する。
例えば、前記下開口縁部14aのサンドイッチ端面16a近傍を単純に押上げる場合、下開口縁部14aの袋開口側がサンドイッチ端面側の折り返しに追随できず、折り畳んだ下開口縁部14aの仕上がりが悪化することがある。しかるに実施例では、下開口縁部14aは袋開口側から下折り畳み部材29に押上げられつつ、サンドイッチ端面16aの下縁の角部近傍に位置する両袋口支持部材35,35の先端を支持点として、サンドイッチ端面16aへ近接する方向へ折り返されるので、下開口縁部14aをサンドイッチ端面16aに沿わせて良好に折り畳むことができる。また、前記下開口縁部14aの折り返しラインとなるサンドイッチ端面16aの下縁角部近傍には、両袋口支持部材35,35の先端が位置し、下開口縁部14aの折り畳みに際して、両袋口支持部材35,35の先端が折り返しラインを支持するから、サンドイッチ16の形状にかかわらず常に一定のラインで下開口縁部14aを折り畳むことができると共に、サンドイッチ16の如く柔軟なものであっても、両袋口支持部材35,35の先端に支持されて好適に折り畳むことができる。しかも、前記下折り畳み手段28による下開口縁部14aの折り畳みに伴って、下開口縁部14aに連なる各横開口縁部14bの下部領域も上部領域の内面に沿って折り返される。このとき、各横開口縁部14bの折り返しラインは、内面から当接している各袋口支持部材35により全領域に亘って夫々支持されるので、例えば袋として柔らかい材質のものを使用しても、各横開口縁部14bの折り返し部分は良好に仕上げられる。
次に、前記半包装体10における下開口縁部14aの折り畳みに伴って、下部領域と上部領域とが重なった各横開口縁部14bを各第1シール手段38により夫々熱溶着して固定する。すなわち、前記袋口部14から後側に退避していた各第1シール手段38の固定アーム39を夫々前進させて、袋開口12aから各固定アーム39を挿入して、この固定アーム39の先端に配設した加熱部39aを対応する横開口縁部14bにおける重なった部位のサンドイッチ端面16aに近接する内側に臨ませる。このとき、各固定アーム39に設けられた挟持アーム40は、固定アーム39から離間した開放状態にあって、その先端に設置されたブロック部40aが横開口縁部14bにおける重なった部位の外側を挟んで加熱部39aに対向している。そして、各挟持アーム40を対応する固定アーム39に近接する方向へ回動して、加熱部39aとブロック部40aとの間に横開口縁部14bの各重なった部位を挟持することで、加熱された加熱部39aによりこの重なった部位の内面同士が熱溶着される。各横開口縁部14bの重なった部位の固定が完了すると、各挟持アーム40を対応する固定アーム39から離間する方向へ回動して、横開口縁部14bを解放すると共に、固定アーム39を後方へ移動させて前記袋口部14から退避させる。同時に、各横開口縁部14bの折り返しラインに沿って挿入していた各袋口支持部材35について、各ロッドシリンダ36を後方付勢することで袋口部14から後側へ退避させると共に、袋口支持手段34,34を互いに近接する方向へ移動して次の半包装体10への挿入に備える。また同時に、前記昇降シリンダ30,30を下降付勢することで、前記下折り畳み部材29は略垂直姿勢を保ったまま下方に移動されて、サンドイッチ端面16aから退避させた後、前記傾動手段31の作用により後側へ回動して傾斜姿勢に戻されて、次に到来する半包装体10の下開口縁部14bの折り畳みに備える。なお、各袋口支持部材35の退避のタイミングは、前記横開口縁部14bの重なった部位の熱溶着時に設定してもよい。
このように、各横開口縁部14bの重なった部位を熱溶着しておくことで、次の折り畳み処理まで別段の保持手段を使用せず、下開口縁部14aの折り畳み状態を保持し得るだけでなく、横開口縁部14b自体の折り畳みに際して重なった部位がずれず、折り畳み状態を良好にすることができる。また、各横開口縁部14b自体の折り畳みに際して、例えば袋として柔らかい材質のものを使用しても、熱溶着により剛性がますから好適に折り畳むことができる。更に、折り返された各横開口縁部14bに対する熱溶着に際して加熱を袋口部14の内側から実施しているから、横開口縁部14bが折り畳まれた際に加熱部分が包装体11の表側に露出せずに見栄えがよくなる利点がある。
前記第1ステーションS1で下開口縁部14aが折り畳まれた半包装体10は、前記ターンテーブル22の回転搬送により第1位置P1から第2位置P2に到来して、第2ステーションS2で横開口縁部14b,14bが折り畳まれる。先ず、第2位置P2の半包装体10に対し、前記第1案内手段48の昇降シリンダ30,30を上昇付勢することで、前記ターンテーブル22の下方においてサンドイッチ端面16aから離間する後側への傾斜姿勢にあった第1案内部材29が、サンドイッチ端面16aに近接する前側へ回動しつつ上昇する。すなわち、第1案内部材29の上昇に伴って、前記傾動手段31における回転子31bがガイドレール31aにより後側へ移動されるすることで、連結部材31cを介して第1案内部材29を支持している軸部32が回動されて、第1案内部材29が回動される。そして前記第1案内部材29は、前記サンドイッチ端面16aに臨む上昇位置に到来した垂直姿勢において、前記第1位置P1で折り畳まれた下開口縁部14aをサンドイッチ端面16aに沿わせて保持する。
次に、前記サンドイッチ端面16aの厚さより互いに離間し、前記袋口部14から後側に退避していた両横折り畳み手段42,42が前進付勢され、各横折り畳み部材43の横折り畳み爪43aがターンテーブル22の外周縁から突出した対応する横開口縁部14bの外面に臨み、横開口縁部14bにおけるサンドイッチ端面16aの側縁近傍に向い合う位置に配置される。実施例では横折り畳み部材43のうち、サンドイッチ端面16aに向かって右側に位置する横折り畳み部材43が右側の横開口縁部14bの外面へ向けて左方向に沿って移動され、横開口縁部14bにおけるサンドイッチ端面16aの側縁近傍を押して、この横開口縁部14bを先に折り畳まれた下開口縁部14aに重ね合わせてサンドイッチ端面16aに沿わせて折り畳む。この後、サンドイッチ端面16aに向かって左側に位置する横折り畳み部材43が左側の横開口縁部14bの外面へ向けて右方向に沿って移動され、横開口縁部14bにおけるサンドイッチ端面16aの側縁近傍を押して、この横開口縁部14bを先に折り畳まれた下開口縁部14aおよび右側の横開口縁部14bに重ね合わせてサンドイッチ端面16aに沿わせて折り畳む。このとき、前記第1案内部材29により先に折り畳まれた下開口縁部14aはサンドイッチ端面16aに沿うように保持されているから、この下開口縁部14aのサンドイッチ端面16aからの浮き上がりが防止され、各横開口縁部14bを良好に折り畳むことができる。すなわち、両横開口縁部14b,14bの折り畳みの仕上がり具合をより向上し得る。
しかる後に、前記半包装体10における両横開口縁部14b,14bの折り畳みに伴って上開口縁部14cと両横開口縁部14b,14bとが重なった部位を、第2シール手段44により熱溶着して固定する。すなわち、前記袋口部14から後側に退避していた第2シール手段44における加熱シール部45の加熱ブロック45aを第2エアシリンダ45bにより前進させて、その先端を上開口縁部14cと両横開口縁部14b,14bとが重なった部位におけるサンドイッチ端面16aの上縁に近接する内面に当接させる。同時に、前記上開口縁部14cおよび横開口縁部14b,14bの重なった部位の外面に臨んで上方に位置している前記シール挟持部46の挟持片46aが、第3エアシリンダ46bにより上開口縁部14cの外面へ向けて前進付勢されて重なった部位に外面から当接される。 前記重なった部位を加熱ブロック45aと挟持片46aとで挟持することで、加熱された加熱ブロック45aによりこの重なった部位が熱溶着される。この重なった部位の固定が完了すると、前記加熱ブロック45aおよび挟持片46aが対応するエアシリンダ45b,46bの逆付勢により夫々離間する方向へ退避される。同時に、両横折り畳み手段42,42が互いに離間する方向に移動されて、サンドイッチ端面16aから退避し、更に後側に向けて移動して、次に第2位置P2に到来する半包装体10の袋口部14との干渉を回避する。また同時に、前記昇降シリンダ30,30を下降付勢することで、前記第1案内部材29は略垂直姿勢を保ったまま下方に移動されて、サンドイッチ端面16aから退避させた後、前記傾動手段31の作用により後側へ回動して傾斜姿勢に戻されて、次に到来する半包装体10の下開口縁部14aの支持に備える。
このように、上開口縁部14cと両横開口縁部14b,14bとの重なった部位を熱溶着しておくことで、次の折り畳み処理まで別段の保持手段を使用せず、両横開口縁部14b,14bの折り畳み状態を保持し得るだけでなく、上開口縁部14cの折り畳みに際してこの重なった部位がずれず、折り畳み状態を良好にすることができる。また、上開口縁部14cの折り畳みに際して、例えば袋として柔らかい材質のものを使用しても、熱溶着により剛性がますから好適に折り畳むことができる。更に、熱溶着に際して加熱を上開口縁部14cと両横開口縁部14b,14bとの重なった部位における横開口縁部側から実施しているから、上開口縁部14cが折り畳まれた際に加熱部分が包装体11の表側に露出せずに見栄えがよくなる利点がある。
前記第2ステーションS2で各横開口縁部14bが折り畳まれた半包装体10は、前記ターンテーブル22の回転搬送により第2位置P2から第3位置P3に到来して、第3ステーションS3で上開口縁部14cが折り畳まれると共に、折り畳まれた開口縁部14a,14b,14b,14cの重なり部分に粘着テープルが貼着される。すなわち、前記サンドイッチ端面16aの厚さより互いに近接し、前記袋口部14から後側に退避していた両第2案内手段66,66が前進付勢されて、各案内爪67aの前面が第2位置P2で折り畳まれた各横開口縁部14bを保持して、サンドイッチ端面16aに沿って位置決めされる。このとき、各案内爪67aの上縁は、上開口縁部14cの折り返しラインとなるサンドイッチ端面16aの上縁近傍におおよそ整合して位置している。
次に、前記半包装体10の上方に設置された上折り畳み手段52の上折り畳み部材53が第4エアシリンダ54により下降付勢されて、この上折り畳み部材53の垂直部53bが上開口縁部14cにおけるサンドイッチ端面16aの上縁近傍に外面から当接して、上開口縁部14cが下方に向けて折り返され、上開口縁部14cがサンドイッチ端面16aに沿わせて折り畳まれる。このとき、各横開口縁部14bの折り返しラインとなるサンドイッチ端面16aの上縁近傍は、各第2案内部材67の案内爪67aの各上縁で予め支持されているから、サンドイッチ16の形状にかかわらず常に一定のラインで上開口縁部14cを折り畳むことができると共に、サンドイッチ16の如く柔軟なものであっても、各案内爪67aの上縁に支持されて好適に折り畳むことができる。すなわち、折り畳んだ上開口縁部14cの仕上がり具合をより向上し得る。
そして、下開口縁部14aおよび両横開口縁部14b,14bに重ねた上開口縁部14cは、前記上折り畳み部材53に保持された状態で、前記貼着手段56により重ねた部分に粘着テープが貼着されて封止される。具体的には、前記テープ供給機構57から供給された粘着テープが、カット機構58で所定長さに切断された後、貼着ヘッド59にその貼着面をサンドイッチ端面16aに臨んだ状態で吸引保持される。この貼着ヘッド59がサンドイッチ端面16aへ向けて移動されて該端面16aに当接することで、粘着テープが下開口縁部14a、両横開口縁部14b,14bおよび上開口縁部14cの重なり部分に貼着して上開口縁部14cを固定する。このように、前記半包装体10の開放していた袋開口12aは、袋口部14の開口縁部14a,14b,14b,14cをサンドイッチ端面16aに沿わせて折り畳むと共に、これらが重なった部分を粘着テープで封止することで閉成される。また、前記貼着手段56を第3ステーションS3に備えることで、折り畳んだ上開口縁部14cを保持する手段を必要とせず、構成をコンパクトにし得る利点がある。
前記第3ステーションS3で上開口縁部14cが折り畳まれると共に、折り畳まれた開口縁部14a,14b,14b,14cの重なった部位に粘着テープを貼着して袋開口12aを封止した包装体11は、前記ターンテーブル22の回転搬送により第3位置P3から送出位置PSに到来して、前記搬出手段70により送出位置PSに接続する搬出コンベアC2に送出される。すなわち、前記送出位置PSに包装体11が到来すると、送出位置PSの前側に配置した搬出手段70のプッシャー72が後側に付勢されることで、送出位置PSから包装体11が押し出されて搬出コンベアC2に送出される。このとき、送出位置PSにある保持手段26は、前記カム板61の大半径部分にフォロワ63が当接しており、このフォロワ63が半径方向外側へ突出されて連結片62,62の一端が互いに離間する方向へ変位されているから、両側方規制部材26a,26aが互いに離間した拡開する状態にあり、包装体11の送出しは許容され得る。
前記包装装置20には、搬入コンベアC1から半包装体10が搬入され、受入れ位置PNで受取ってステーションS1,S2,S3において順次折り畳みが実施されている。すなわち包装装置20は、袋口部14の折り畳みを異なる位置に設けた複数のステーションS1,S2,S3により実施するように構成しているので、複数の半包装体10を同時に折り畳むことができるから、包装能力を向上させることができる。
本発明の好適な実施例に係るサンドイッチの包装方法を好適に実施し得る包装装置を示す概略平面図である。 実施例の包装装置を示す概略側面図である。 実施例の包装装置におけるターンテーブルを拡大して示す概略平面図である。 図3のA−A断面図である。 図4のB矢視図である。 (a)は図4のC矢視図であって、(b)は(a)のD−D断面図である。 実施例の包装装置を第1ステーションで一部切り欠いて示す概略平面図である。 実施例の包装装置における第1ステーションを示す概略側面図である。 図8のE−E断面図である。 図8のF矢視図である。 実施例の包装装置における第2ステーションを示す概略側面図である。 図11のG矢視図である。 実施例の包装装置における第3ステーションを示す概略平面図である。 実施例の包装装置における第3ステーションを示す概略側面図である。
符号の説明
10 半包装体,12 袋,12a 袋開口,14 袋口部,14a 下開口縁部,
14b 横開口縁部,14c 上開口縁部,16 サンドイッチ,
16a サンドイッチ端面,22 ターンテーブル,28 下折り畳み手段,
34 袋口支持手段,38 第1シール手段,42 横折り畳み手段,
44 第2シール手段,48 第1案内手段,52 上折り畳み手段,
56 貼着手段,66 第2案内手段,PN 受入れ位置,P1 第1位置,
P2 第2位置,P3 第3位置,S1 第1ステーション,
S2 第2ステーション,S3 第3ステーション

Claims (5)

  1. 一端が開放した袋(12)にサンドイッチ(16)を収容して半包装体(10)とし、この半包装体(10)の袋開口(12a)に臨むサンドイッチ端面(16a)より延出する袋口部(14)の各面をなす各開口縁部(14a,14b,14b,14c)を、袋口部(14)の外方から互いに重なる方向へ順次折り畳み、各開口縁部(14a,14b,14b,14c)をサンドイッチ端面(16a)に沿わせて袋開口(12a)を封止してサンドイッチ(16)を包装するに際し、
    前記半包装体(10)を、前記袋開口(12a)が側方へ臨んだ状態で、第1位置(P1)、第2位置(P2)および第3位置(P3)の順序でターンテーブル(22)により間欠的に搬送し、
    前記第1位置(P1)で、前記袋口部(14)における左右の側面をなす横開口縁部(14b,14b)を、袋口支持手段(34,34)で前記サンドイッチ端面(16a)における下縁の対応する角部近傍から離間するにつれて斜め上方に延びるラインで袋口部(14)の内方から夫々支持しつつ、袋口部(14)の下面をなす下開口縁部(14a)を、下折り畳み手段(28)で袋開口側から押上げつつサンドイッチ端面(16a)に近接する方向へ折り畳み、
    前記下開口縁部(14a)の折り畳みに伴って、各横開口縁部(14b)の下部領域が折り返えされて上部領域に重なった部位を、前記サンドイッチ端面(16a)の対応する側縁に近接する側で第1シール手段(38,38)により外方から夫々挟んで内面同士を部分的に熱溶着し、
    前記第2位置(P2)で、両横開口縁部(14b,14b)を前記サンドイッチ端面(16a)に近接する方向へ横折り畳み手段(42,42)で夫々折り畳んで下開口縁部(14a)に重ね合わせ、
    折り畳んだ両横開口縁部(14b,14b)と前記袋口部(14)の上面をなす上開口縁部(14c)とが重なる部位を、第2シール手段(44)により前記サンドイッチ端面(16)の上縁に近接する側で挟んで熱溶着し、
    前記第3位置(P3)で、前記上開口縁部(14c)を上折り畳み手段(52)により前記サンドイッチ端面(16a)に近接する方向へ折り畳む
    ことを特徴とするサンドイッチの包装方法。
  2. 一端が開放した袋(12)にサンドイッチ(16)を収容して半包装体(10)とし、この半包装体(10)における袋開口(12a)に臨むサンドイッチ端面(16a)より延出する袋口部(14)の各面をなす各開口縁部(14a,14b,14b,14c)を、袋口部(14)の外方から互いに重なる方向へ順次折り畳み、各開口縁部(14a,14b,14b,14c)をサンドイッチ端面(16a)に沿わせて袋開口(12a)を封止するサンドイッチの包装装置において、
    前記半包装体(10)を受入れ、この半包装体(10)の袋開口(12a)を半径方向外側へ向けた状態で保持しつつ、間欠的に回転搬送するターンテーブル(22)を備え、
    前記ターンテーブル(22)における半包装体(10)の受入れ位置(PN)の回転方向下流側に位置する第1ステーション(S1)には、
    該第1ステーション(S1)に到来した半包装体(10)における袋口部(14)の下面をなす下開口縁部(14a)を、前記サンドイッチ端面(16a)より離間する位置から近接する方向へ回動しつつ下方から上昇して、サンドイッチ端面(16a)に沿うように折り畳む下折り畳み手段(28)と、
    前記下折り畳み手段(28)による折り畳みに先立って、前記袋口部(14)における左右の側面をなす横開口縁部(14b,14b)を、前記サンドイッチ端面(16a)における下縁の対応する角部近傍から離間するにつれて斜め上方に延びるラインで袋口部(14)の内方から夫々支持する袋口支持手段(34,34)と、
    前記下開口縁部(14a)の折り畳みに伴って、各横開口縁部(14b)の下部領域が折り返えされて上部領域に重なった部位を、前記サンドイッチ端面(16a)の対応する側縁に近接する側で外方から夫々挟んで内面同士を部分的に熱溶着する第1シール手段(38,38)とが設けられ、
    前記ターンテーブル(22)における第1ステーション(S1)の回転方向下流側に位置する第2ステーション(S2)には、
    両横開口縁部(14b,14b)を、前記サンドイッチ端面(16a)に近接する方向へ夫々折り畳んで下開口縁部(14a)に重ね合わせる一対の横折り畳み手段(42,42)と、
    折り畳んだ両横開口縁部(14b,14b)と前記袋口部(14)の上面をなす上開口縁部(14c)とが重なる部位を、前記サンドイッチ端面(16)の上縁に近接する側で挟んで熱溶着する第2シール手段(44)とが設けられ、
    前記ターンテーブル(22)における第2ステーション(S2)の回転方向下流側に位置する第3ステーション(S3)には、前記上開口縁部(14c)を、前記サンドイッチ端面(16a)に近接する方向へ折り畳む上折り畳み手段(52)が設けられる
    ことを特徴とするサンドイッチの包装装置。
  3. 前記第2ステーション(S2)には、両横開口縁部(14b,14b)が折り畳まれる際に、先に折り畳まれた下開口縁部(14a)を前記サンドイッチ端面(16a)に沿って保持する第1案内手段(48)が設けられる請求項2記載のサンドイッチの包装装置。
  4. 前記第3ステーション(S3)には、上開口縁部(14c)が折り畳まれる際に、前記サンドイッチ端面(16a)の上縁に沿って上開口縁部(14c)を支持する第2案内手段(66,66)が設けられる請求項2または3記載のサンドイッチの包装装置。
  5. 前記第3ステーション(S3)には、折り畳まれた上開口縁部(14c)を、先に重ね合わせた横および下開口縁部(14a,14b,14b)に接合する貼着物を貼付する貼着手段(56)が設けられる請求項2〜4の何れかに記載のサンドイッチの包装装置。
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