JP2006137209A - 車両用防眩装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車AMに搭載された防眩システム1は、自動車AMの車外を撮像するカメラ11と、自動車AMの車室内の乗員を撮像するカメラ12と、自動車AMの窓面に設けられた、光透過率を変更可能な防眩スクリーン21〜23と、防眩制御ECU(電子制御ユニット)30とを備える。防眩制御ECU30は、カメラ11が撮像した車外画像およびカメラ12が撮像した車室内画像に基づいて、防眩スクリーン21〜23の光透過率を制御する。
【選択図】図1
Description
<1.1 全体構成>
以下では、車両の一例である自動車AMに搭載された防眩システム(防眩装置)1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、自動車AMを上方から見た平面透視図であり、自動車AMのボディとともに防眩システム1の各構成を図示している。
以下では、防眩スクリーン21〜23の詳細構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、図1に図示された防眩スクリーン21〜23を拡大して図示するとともに、防眩スクリーン21〜23の駆動回路29を図示した図となっている。
以下では、カメラ11の詳細構成について、図3および図4を参照しながら説明する。図3は、自動車AMを上方から見た平面図であり、水平方向の防眩必要範囲ωBL,ωBRおよびカメラ11の水平方向の視野角ω1L,ω1Rを図示している。図4は、自動車AMを側方から見た側面図であり、垂直方向の防眩必要範囲θBU,θBLおよびカメラ11の垂直方向の視野角θ1U,θ1Lを図示している。
カメラ12は、CCDエリアセンサ等の撮像素子が組み込まれたカメラ本体部121に、レンズ122を装着した撮像手段となっている。カメラ12は、インストルメントパネル上から後方を撮像するが、その撮影範囲は、車室内の前列席(運転席および助手席)に着座した乗員を撮像可能となるように設定されている。
以下では、防眩制御ECU30の詳細構成について図5を参照しながら説明する。
高輝度光源検出部31は、カメラ11から伝送される車外画像I1に設定された防眩範囲A1〜A3(図6参照)の中に含まれる、所定値以上の輝度値を有する高輝度光源を検出し、当該高輝度光源の車外画像I1における位置の情報である高輝度位置情報を太陽判定部32へ出力する。防眩範囲A1〜A3は、それぞれ、防眩スクリーン21〜23が設けられた窓面の領域から入射する光の光源が撮像される車外画像I1中の領域と略一致しているので、高輝度光源検出部31は、乗員がまぶしさを感じる可能性がある光を検出していることになる。
太陽判定部32は、ナビゲーションECU40から与えられた自動車AMの進行方向および日時に基づいて、高輝度光源検出部31が検出した高輝度光源が太陽であるか否やかの判定を行う。より具体的には、太陽判定部32は、自動車AMの進行方向および日時から車外画像I1における太陽のあるべき位置を導出し、導出した太陽のあるべき位置と高輝度光源の位置とが略一致する場合は、高輝度光源が太陽であると判定する。さらに、太陽判定部32は、高輝度光源が太陽であると判定した場合は、遮光指示を防眩スクリーン制御部35へ出力する。このような太陽判定部32を設けることにより、防眩システム1では、太陽光に対して選択的に防眩を行うことが可能になる。
頭部検出部33は、カメラ12から伝送される車室内画像I2から乗員Pの頭部Hを検出し、検出した頭部Hを含む頭部エリアHA(図7参照)の位置の情報である頭部エリア位置情報を輝度エッジ検出部34へ出力する。頭部Hの検出は、例えば、パターンマッチング法により行われる。
輝度エッジ検出部34は、頭部エリアHAにおいて輝度が急激に変化する輝度エッジを検出し、頭部エリアHAに輝度エッジが含まれるか否やかの判定を行う。輝度エッジの検出は、頭部エリアHAにおける垂直方向および水平方向の輝度値の微分値を導出し、微分値が所定値以上となる部分を抽出することにより行う。輝度エッジ検出部34は、頭部エリアHAに輝度エッジを検出すると、遮光領域拡大指示を防眩スクリーン制御部35へ出力する。
防眩スクリーン制御部35は、遮光指示および遮光領域拡大指示に基づいて、防眩スクリーン21〜23の駆動回路29へ制御信号を出力する。
以下では、自動車AMの走行中に繰り返し行われる防眩システム1の動作について、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
◎防眩スクリーンの数について;
上述の実施形態では、防眩スクリーンの数が3個である場合を示したが、防眩スクリーンの数を4個以上または2個以下としてもよい。
上述の実施形態では、防眩スクリーン21〜23が左サイドウインドウLW、フロントウインドウFW、右サイドウインドウRWのガラス面の一部を覆う例を示したが、図13に示すように、防眩スクリーン21〜23がガラス面の全面を覆うようにしてもよい。
上述の実施形態では、防眩スクリーンの光透過率が透明・不透明の2段階に変更される例を示したが、3段階以上に変更されるようにしてもよい。この場合、カメラ11が検出した高輝度光源の輝度値が高くなるにつれて光透過率が順次低下するようにすることが望ましい。
上述の実施形態では、太陽判定部32は、自動車AMの進行方向および日時に基づいて判定を行ったが、天候に基づいて判定を行うようにしてもよい。例えば、天候が好天である場合のみ高輝度光源が太陽であると判定するようにしてもよい。
上述の実施形態では、太陽光に対して選択的に防眩が行われる例を示したが、街頭等の太陽以外の高輝度光源に対して防眩を行うことも妨げられない。この場合、上述した太陽判定部32は不要となる。
1 防眩システム
11,12 カメラ
21〜23 防眩スクリーン
30 防眩制御ECU
40 ナビゲーションECU
50 セキュリティECU
60 制御スイッチ
70 車両周辺監視ECU
I1 車外画像
I2車室内画像
RW 右サイドウインドウ
FW フロントウインドウ
LW 左サイドウインドウ
A1〜A3 防眩範囲
E 輝度エッジ
H 頭部
HA 頭部エリア
P 乗員
SL 太陽光
Claims (12)
- 車両用防眩装置であって、
車外を撮像する第1撮像手段と、
車室内の乗員を撮像する第2撮像手段と、
車両の窓面に設けられた、光透過率を変更可能な遮光手段と、
前記第1撮像手段が撮像した第1画像と前記第2撮像手段が撮像した第2画像とに基づいて前記遮光手段の光透過率を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1に記載の車両用防眩装置において、
前記制御手段が、所定値以上の輝度値を有する高輝度光源を前記第1画像の中に検出した場合に、前記遮光手段の光透過率を低下させることを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項2に記載の車両用防眩装置において、
前記遮光手段においては、複数の区画の各々ごとに光透過率を変更可能であり、
前記制御手段が、前記第1画像における前記高輝度光源の位置に基づいて、光透過率を低下させる前記遮光手段の区画を決定することを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1に記載の車両用防眩装置において、
前記制御手段が、前記第2画像に含まれる乗員の頭部を検出し、検出した頭部を含む頭部エリアにおける輝度分布に基づいて、前記遮光手段の光透過率を制御することを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項4に記載の車両用防眩装置において、
前記遮光手段においては、複数の区画の各々ごとに光透過率を変更可能であり、
前記制御手段が、輝度が急激に変化する輝度エッジが前記頭部エリアに含まれる場合に、光透過率を低下させる前記遮光手段の区画を増加させることを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両用防眩装置において、
前記第1撮像手段の垂直方向の視野角が、車室内の前列席に着座した乗員の頭部へ至る光の入射方向の範囲を包含することを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の車両用防眩装置において、
前記第1撮像手段の水平方向の視野角が、180°以上であることを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の車両用防眩装置において、
前記第2撮像手段が、車室内の前列席に着座した乗員を撮像することを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の車両用防眩装置において、
前記第1撮像手段が、車両に搭載された車両周辺視認装置の撮像手段としても用いられることを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の車両用防眩装置において、
前記第2撮像手段が、車両に搭載されたセキュリティ装置の撮像手段としても用いられることを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の車両用防眩装置において、
前記制御手段が、さらに、車両の進行方向、日時および天候のうちの少なくともひとつの情報を前記遮光手段の光透過率の制御に利用することを特徴とする車両用防眩装置。 - 請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の車両用防眩装置において、
前記制御手段による光透過率の制御の解除指示を与えるための操作部材をさらに備えることを特徴とする車両用防眩装置。
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