JP2006135880A - 受信装置及びブランチ間位相差検出方法 - Google Patents

受信装置及びブランチ間位相差検出方法 Download PDF

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智幸 沼田
Hiroyuki Kanetani
浩幸 金谷
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敬 岩井
Daisuke Yamada
大輔 山田
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Abstract

【課題】 装置の処理負荷の増大を抑えつつブランチ間位相差検出を行うことができる受信装置およびブランチ間位相差検出方法を提供すること。
【解決手段】 ブランチ間位相差検出指示部102は、リソース使用情報に基づいて、ブランチ間位相差検出を行うリソースを選択し、ブランチ間位相差τの検出の開始を指示する指示信号を、選択したリソースのブランチ間位相差検出部105−iに出力する。指示信号を受けたブランチ間位相差検出部105−iは、検出したブランチ間位相差τを同一リソースの受信処理部107−i及びブランチ間位相差出力部106に出力する。ブランチ間位相差出力部106は、ブランチ間位相差τを他のリソースの受信処理部107−1〜107−Nに出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線受信装置のダイバーシチアンテナやアレイアンテナ等におけるブランチ間の受信信号遅延差を検出する受信装置およびブランチ間位相差検出方法に関する。
従来のブランチ間位相差検出方法を用いる受信装置として、特許文献1に開示されたものがある。図4は、従来のブランチ間位相差検出方法を用いる受信装置の構成を示すブロック図である。図4において受信装置10は、遅延プロファイル生成部11及び12と、ブランチ間位相差検出部13と、受信処理部14とから主に構成されている。
遅延プロファイル生成部11は、第1ブランチ受信信号の遅延プロファイルを生成し、生成した第1ブランチ遅延プロファイル信号をブランチ間位相差検出部13及び受信処理部14に出力する。第1ブランチ受信信号は、アンテナ1で受信され、受信フィルタを通過し、A/D変換されたディジタル信号である。遅延プロファイル生成部12は、第2ブランチ受信信号の遅延プロファイルを生成し、生成した第2ブランチ遅延プロファイル信号をブランチ間位相差検出部13及び受信処理部14に出力する。第2ブランチ受信信号は、アンテナ2で受信され、受信フィルタを通過し、A/D変換されたディジタル信号である。
ブランチ間位相差検出部13は、第1ブランチ遅延プロファイル信号の最大ピークと、第2ブランチ遅延プロファイル信号の最大ピークとのブランチ間位相差τを検出する機能を有する。ブランチ間位相差τの検出方法としては、第1ブランチ遅延プロファイル信号及び第2ブランチ遅延プロファイル信号についてそれぞれの最大ピークを検出し、検出した最大ピーク同士の位相差を測定周期毎に求め、平均化することにより算出する方法等がある。
受信処理部14は、ブランチ間位相差検出部13から出力されたブランチ間位相差τだけ第1遅延プロファイル信号を第2遅延プロファイル信号と同位相となるように遅延させ、同位相となった各遅延プロファイル信号を合成し、合成した遅延プロファイルについてパスサーチを行い、検出したパス位相で逆拡散処理を行い、逆拡散によって分離された各パス毎に伝搬路で受けた位相変動分を推定、除去した後に、Rake合成することにより復調処理を行い、受信データを出力する。
このように、従来のブランチ間位相差検出方法を用いる受信装置においては、ブランチ間位相差に応じて第1遅延プロファイル信号を、第2遅延プロファイル信号と同位相になるように遅延させることにより、受信フィルタの遅延特性のばらつき等に起因するブランチ間位相差の影響を軽減して、遅延プロファイルを合成している。
特開2002−111562号公報([0047]〜[0052])
しかしながら、従来のブランチ間位相差検出方法を基地局装置など複数の受信リソースが存在する装置へ適用した場合には、受信リソース毎にブランチ間位相差検出処理を行うため、装置の処理負荷を増大させるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、装置の処理負荷の増大を抑えつつブランチ間位相差検出を行うことができる受信装置およびブランチ間位相差検出方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明の受信装置は、空きリソース情報及びリソースの処理負荷情報からなるリソース使用情報に基づいてブランチ間位相差検出を行うリソースを選択し、前記選択したリソースにブランチ間位相差検出を開始するための指示信号を出力するブランチ間位相差検出指示手段と、前記ブランチ間位相差検出指示手段からの指示信号を受けてブランチ間位相差を検出するブランチ間位相差検出手段と、前記ブランチ間位相差検出手段から出力されたブランチ間位相差を他のリソースに出力するブランチ間位相差出力手段と、前記ブランチ間位相差出力手段から出力されたブランチ間位相差を全リソースのブランチ間位相差として使用する受信処理手段と、を備えた構成を採る。
本発明のブランチ間位相差検出方法は、空きリソース情報及びリソースの処理負荷情報からなるリソース使用情報に基づいてブランチ間位相差検出を行うリソースを選択し、前記選択したリソースにブランチ間位相差検出を開始するための指示信号を出力するブランチ間位相差検出指示工程と、前記ブランチ間位相差検出指示工程からの指示信号を受けてブランチ間位相差を検出するブランチ間位相差検出工程と、前記ブランチ間位相差検出工程から出力されたブランチ間位相差を他のリソースに出力するブランチ間位相差出力工程と、前記ブランチ間位相差出力工程から出力されたブランチ間位相差を全リソースのブランチ間位相差として使用する受信処理工程と、を具備する方法を採る。
本発明によれば、リソース使用情報に基づいて選択されたリソースだけがブランチ間位相差検出を行い、他のリソースは選択されたリソースのブランチ間位相差検出によって検出されたブランチ間位相差τを各自のブランチ間位相差τとして使用することにより、すべてのリソースにおいてブランチ間位相差検出を行う必要がないため、装置の処理負荷の増大を抑えることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(一実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る受信装置の構成を示すブロック図である。図1において、受信装置100は、リソース使用情報記憶部101と、ブランチ間位相差検出指示部102と、遅延プロファイル生成部103−1〜103−N及び104−1〜104−Nと、ブランチ間位相差検出部105−1〜105−Nと、ブランチ間位相差出力部106と、受信処理部107−1〜107−Nとから主に構成されている。
リソース使用情報記憶部101は、受信装置内のリソース管理を行うリソース管理部から出力されるリソースの使用情報をリソース番号と対応付けて記憶し、ブランチ間位相差が発生し得るタイミングでリソース使用情報をブランチ間位相差検出指示部102に出力する。リソース使用情報としては、受信処理状況、処理負荷情報等がある。処理負荷は、送信処理等、受信処理以外の処理についての負荷も含まれる。
図2及び図3は、リソース使用情報を示す一例で、各リソースと各リソースの受信処理状況及び処理負荷情報の対応関係を示す図である。図2は、リソース1のみが空きリソースで、他のリソースは使用中である場合の例である。図3は、全てのリソースが使用中である場合の例である。空きリソースとは、いずれのチャネルの受信処理も行っていないリソースをいう。
ブランチ間位相差検出指示部102は、リソース使用情報をもとに、ブランチ間位相差検出を行うリソースを選択する。ブランチ間位相差検出を行うリソースの選択方法としては、リソース使用情報のうちの受信処理状況より、空きリソースを選択する方法がある。例えば、図2の場合には、リソース1が空きリソースであることから、ブランチ間位相差検出指示部102は、ブランチ間位相差検出を行うリソースとしてリソース1を選択する。また、リソース使用情報の各リソースの処理負荷情報を比較し、処理負荷の一番小さいリソースを、ブランチ間位相差検出を行うリソースとして選択する方法もある。例えば、図3に示すように全リソースが使用中である場合には、各リソースの処理負荷を比較した結果、リソース3の処理負荷が最も小さいことから、ブランチ間位相差検出指示部102は、ブランチ間位相差検出を行うリソースとしてリソース3を選択する。以下、ブランチ間位相差検出指示部102にて選択されたリソースをi(iは1からNまでの自然数)とする。
さらに、ブランチ間位相差検出指示部102は、ブランチ間位相差τの検出の開始を指示する指示信号を、選択したリソースのブランチ間位相差検出部105−iに出力する。また、ブランチ間位相差検出指示部102は選択したリソースに関する情報、例えばリソース番号等の情報をブランチ間位相差出力部106に出力する。
遅延プロファイル生成部103−1〜103−Nは、第1ブランチ受信信号の遅延プロファイルを生成し、生成した第1ブランチ遅延プロファイル信号を各リソースのブランチ間位相差検出部105−1〜105−Nおよび各リソースの受信処理部107−1〜107−Nに出力する。第1ブランチ受信信号は、アンテナ1で受信され、受信フィルタを通過し、A/D変換されたディジタル信号である。
遅延プロファイル生成部104−1〜104−Nは、第2ブランチ受信信号の遅延プロファイルを生成し、生成した第2ブランチ遅延プロファイル信号を各リソースのブランチ間位相差検出部105−1〜105−Nおよび各リソースの受信処理部107−1〜107−Nに出力する。第2ブランチ受信信号は、アンテナ2で受信され、受信フィルタを通過し、A/D変換されたディジタル信号である。
ブランチ間位相差検出部105−1〜105−Nは、第1ブランチ遅延プロファイル信号の最大ピークと、第2ブランチ遅延プロファイル信号の最大ピークとのブランチ間位相差τを検出する機能を有する。ブランチ間位相差τの検出方法としては、第1ブランチ遅延プロファイル信号及び第2ブランチ遅延プロファイル信号についてそれぞれの最大ピークを検出し、検出した各最大ピーク同士の位相差を測定周期毎に求め、平均化することにより算出する方法等がある。
ブランチ間位相差検出指示部102から出力される指示信号を受けたブランチ間位相差検出部105−iは検出したブランチ間位相差τを同一リソースの受信処理部107−i及びブランチ間位相差出力部106に出力する。なお、指示信号が入力されないリソースのブランチ間位相差検出部105−1〜105−Nは、ブランチ間位相差検出を行わない。
ブランチ間位相差出力部106は、ブランチ間位相差検出部105−iから出力されたブランチ間位相差τを、他のリソースの受信処理部107−1〜107−Nに出力する。他のリソースとは、ブランチ間位相差検出指示部102から指示信号が入力されず、ブランチ間位相差検出を行わなかったリソースをいう。
受信処理部107−1〜107−Nは、ブランチ間位相差τだけ第1遅延プロファイル信号を第2遅延プロファイル信号と同位相となるように遅延させ、同位相となった各遅延プロファイル信号を合成し、合成した遅延プロファイルについてパスサーチを行い、検出したパス位相で逆拡散処理を行い、逆拡散によって分離された各パス毎に伝搬路で受けた位相変動分を推定、除去した後に、Rake合成することにより復調処理を行い、受信データを出力する。
このように本実施の形態によれば、リソース使用情報に基づいて選択されたリソースだけがブランチ間位相差検出を行い、他のリソースは選択されたリソースのブランチ間位相差検出によって検出されたブランチ間位相差τを各自のブランチ間位相差τとして使用することにより、すべてのリソースにおいてブランチ間位相差検出を行う必要がないため、装置の処理負荷の増大を抑えることが可能となる。
本発明は、無線受信装置のダイバーシチアンテナやアレイアンテナ等におけるブランチ間の受信信号遅延差を検出するブランチ間位相差検出装置に用いるのに好適である。
本発明の一実施の形態における受信装置の構成を示すブロック図 本発明におけるリソース使用情報の一例を示す図 本発明におけるリソース使用情報の一例を示す図 従来の受信装置の構成を示すブロック図
符号の説明
100 受信装置
101 リソース使用情報記憶部
102 ブランチ間位相差検出指示部
103−1〜103−N 遅延プロファイル生成部
104−1〜104−N 遅延プロファイル生成部
105−1〜105−N ブランチ間位相差検出部
106 ブランチ間位相差出力部
107−1〜107−N 受信処理部

Claims (4)

  1. 空きリソース情報及びリソースの処理負荷情報からなるリソース使用情報に基づいてブランチ間位相差検出を行うリソースを選択し、前記選択したリソースにブランチ間位相差検出を開始するための指示信号を出力するブランチ間位相差検出指示手段と、前記ブランチ間位相差検出指示手段からの指示信号を受けてブランチ間位相差を検出するブランチ間位相差検出手段と、前記ブランチ間位相差検出手段から出力されたブランチ間位相差を他のリソースに出力するブランチ間位相差出力手段と、前記ブランチ間位相差出力手段から出力されたブランチ間位相差を全リソースのブランチ間位相差として使用する受信処理手段と、を具備することを特徴とする受信装置。
  2. 前記ブランチ間位相差検出指示手段は、ブランチ間位相差検出を行うリソースとして、前記リソース使用情報の受信処理状況より空きリソースを選択する請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記ブランチ間位相差検出指示手段は、ブランチ間位相差検出を行うリソースとして、前記リソース使用情報のうちリソース処理負荷情報より負荷の一番小さいものを選択する請求項1に記載の受信装置。
  4. 空きリソース情報及びリソースの処理負荷情報からなるリソース使用情報に基づいてブランチ間位相差検出を行うリソースを選択し、前記選択したリソースにブランチ間位相差検出を開始するための指示信号を出力するブランチ間位相差検出指示工程と、前記ブランチ間位相差検出指示工程からの指示信号を受けてブランチ間位相差を検出するブランチ間位相差検出工程と、前記ブランチ間位相差検出工程から出力されたブランチ間位相差を他のリソースに出力するブランチ間位相差出力工程と、前記ブランチ間位相差出力工程から出力されたブランチ間位相差を全リソースのブランチ間位相差として使用する受信処理工程と、を具備することを特徴とするブランチ間位相差検出方法。
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