JP2006135627A - 電子機器およびリモートコントロール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の入力操作が無効である場合に、ユーザに対して適切な通知がなされる電子機器およびリモートコントロール装置を提供する。
【解決手段】音楽記録再生機能付きカメラ1は、音楽記録再生機能を実行するオーディオモードと撮影機能を実行する撮影モードを備える。また、カメラ1に対しては、リモートコントロール装置73が設けられ、リモートコントロール装置73の操作は、カメラモード時では無効とされる。カメラモード時に、リモートコントロール装置73の操作がされた場合は、例えば、リモートコントロール装置73に備えられるLCD142にカメラと表示し、ユーザに対し、カメラモードであることを通知する。ユーザは、カメラモードであることを認識でき、機器が故障していると誤認するおそれがなくなる。
【選択図】 図15

Description

この発明は、複数の機能を備えた電子機器および電子機器に対するリモートコントロール装置に関する。
近年、音楽再生機能付きカメラが登場し、ユーザはカメラによる撮影に加え、音楽再生機として所望の音楽を視聴することが行われつつある。下記特許文献1には、カメラ本体に設けられた表示部に、被写体像と音楽情報を表示するようにした音楽再生機能付きカメラに関する発明が記載されている。
特開2004−208013号公報
ところで、音楽再生機能と撮影機能のように複数の機能が備えられる電子機器には、特定の機能を実行するための入力装置が設けられることがある。例えば、撮影機能を実行するモード時に、音楽再生機能を実行するための入力装置を操作してもユーザの意図する処理はなされない。このような場合に、ユーザに対して適切な通知がなされないと、ユーザは使用する電子機器が故障したと誤認してしまうおそれがある。
また、近年普及している光ディスク、HDD(Hard Disk Drive)などの記録媒体を利用した携帯型音楽プレーヤーでは、ユーザはプレーヤー本体と接続されたリモートコントロール装置を操作することで所望の機能を実行することが行われている。したがって、複数の機能を備える電子機器においても、ユーザが手元で簡単に操作できるリモートコントロール装置を設けることが望まれる。
ディジタルカメラにおける撮影モードでは、構図を決めるために被写体像を見ることが必要なため、リモートコントロール装置は通常使用されないようにされている。
したがって、音楽再生機能を実行しようとユーザがリモートコントロール装置を操作しても、電子機器が撮影モードであれば音楽再生は行われない。このため、ユーザは電子機器本体もしくはリモートコントロール装置が故障したと誤認してしまうおそれがある。
したがって、この発明の目的は、特定の機能を実行する入力装置の操作が無効である場合に、ユーザに対して適切な通知を行う通知手段を備える電子機器およびリモートコントロール装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、撮像機能を実行する第1のモードと、オーディオ記録および/または再生機能を実行する第2のモードを備えた電子機器において、第1および第2のモードのいずれか一方のモードでのみ使用する入力装置が備えられ、入力装置が、他方のモードの実行時に使用された場合は、入力装置の使用が無効であることを通知する通知手段を備えることを特徴とする電子機器である。
請求項2に係る発明は、撮像機能を実行する第1のモードと、オーディオ記録および/または再生機能を実行する第2のモードを備えた電子機器において、第1および第2のモードのいずれか一方のモードでのみ操作する入力装置が備えられ、入力装置が、他方のモードの実行時に操作された場合は、他方のモード時に入力装置が操作されたことを通知する通知手段を備えることを特徴とする電子機器である。
請求項4に係る発明は、撮像機能を実行する第1のモードと、オーディオ記録および/または再生機能を実行する第2のモードを備えた電子機器に対するリモートコントロール装置において、リモートコントロール装置は第1のモード時の使用が無効とされ、第1のモード時に、リモートコントロール装置が使用されたときは、使用が無効であることを通知する通知手段を備えるリモートコントロール装置である。
請求項5に係る発明は、撮像機能を実行する第1のモードと、オーディオ記録および/または再生機能を実行する第2のモードを備えた電子機器に対するリモートコントロール装置において、リモートコントロール装置は第1のモード時の操作が無効とされ、第1のモード時に、リモートコントロール装置が操作されたときは、操作が第1のモード時に操作されたことを通知する通知手段を備えるリモートコントロール装置である。
この発明によれば、複数の機能を有する電子機器において、特定の機能を実行する入力装置の操作が無効である場合に、ユーザに対して適切な通知を行うことができる。したがって、通知を受けたユーザはモードを切り替えるなどの処理を行うなどして、入力装置の操作を有効とすることができ、所望の機能を実行することができる。また、電子機器やリモートコントロール装置が故障したと誤認するおそれもなくなる。
以下、図面を参照しながらこの発明の一実施形態について説明する。以下に示す一実施形態では、撮像機能とオーディオ記録再生機能を備えた電子機器の一例として、オーディオ記録再生機能付きカメラ1を用いて説明する。カメラ1において撮像機能を実行する第1のモードをカメラモードと称し、オーディオの記録または再生の少なくとも一方の機能を実行する第2のモードをオーディオモードと称する。また、カメラモードは実際に撮影を行う撮影モードと撮影した画像などを再生する閲覧モードからなる。
この一実施形態におけるカメラ1では、画像データまたはオーディオデータの記録媒体として光磁気ディスクが用いられる。この発明の一実施形態に用いられる光磁気ディスクは、フォームファクタのような、ディスクの物理的属性は、いわゆるMD(Mini-Disc) システムによって使用されるディスクと実質的に同じである。しかし、ディスク上に記録されたデータと、そのデータがどのようにディスク上に配置されているかについては、従来のMDと異なる。
より具体的には、この一実施形態では、ファイル管理システムとしてFAT(File Allocation Table) システムを使用している。これによって、当該装置は、現行のパーソナルコンピュータに対して互換性を保証することができる。ここでは、「FAT」又は「FATシステム」という用語は、種々のPCベースのファイルシステムを指すのに総称的に用いられる。
また、一実施形態では、現行のMDシステムに対して、エラー訂正方式や変調方式を改善することにより、データの記録容量の増大を図るとともに、データの信頼性を高めるようにしている。更に、コンテンツデータを暗号化するとともに、不正コピーを防止して、コンテンツデータの著作権の保護が図れるようにしている。
記録再生のフォーマットとしては、現行のMDシステムで用いられているディスクと全く同様のディスク( すなわち、物理媒体)を用いるようにした次世代MD1の仕様と、現行のMDシステムで用いられているディスクとフォームファクタ及び外形は同様であるが、DWDD(Domain Wall Displacement Detection)技術を使うことにより、線記録方向の記録密度を上げて、記録容量をより増大した次世代MD2の仕様とがある。
現行のMDシステムでは、カートリッジに収納された直径64mmの光磁気ディスクが記録媒体として用いられている。ディスクの厚みは1.2mmであり、その中央に11mmの径のセンターホールが設けられている。カートリッジの形状は、長さ68mm、幅72mm、厚さ5mmである。
次世代MD1の仕様でも次世代MD2の仕様でも、これらディスクの形状やカートリッジの形状は、全て同じである。リードイン領域の開始位置についても、次世代MD1の仕様および次世代MD2の仕様のディスクも、29mmから始まり、現行のMDシステムで使用されているディスクと同様である。
トラックピッチについては、次世代MD2では、1.25μmとされる。これに対して、現行のMDシステムのディスクを流用する次世代MD1では、トラックピッチは1.6μmとされている。ビット長は、次世代MD1が0.44μm/ビットとされ、次世代MD2が0.16μm/ビットとされる。冗長度は、次世代MD1および次世代MD2ともに、20.50%である。
次世代MD2の仕様のディスクでは、DWDD技術を使うことにより、線密度方向の記録容量を向上するようにしている。DWDD技術は、所定の温度になると、切断層が磁気的にニュートラルな状態になり、再生層に転写されていた磁壁が移動することで、微少なマークがビームスポットの中で大きく見えるようになることを利用したものである。
すなわち、次世代MD2の仕様のディスクでは、透明基板上に、少なくとも情報を記録する記録層となる磁性層と、切断層と、情報再生用の磁性層とが積層される。切断層は、交換結合力調整用層となる。所定の温度になると、切断層が磁気的にニュートラルな状態になり、記録層に転写されていた磁壁が再生用の磁性層に転写される。これにより、微少なマークがビームスポットの中に見えるようになる。なお、記録時には、レーザパルス磁界変調技術を使うことで、微少なマークを生成することができる。
また、次世代MD2の仕様のディスクでは、デトラックマージン、ランドからのクロストーク、ウォブル信号のクロストーク、フォーカスの漏れを改善するために、グルーブを従来のMDディスクより深くし、グルーブの傾斜を鋭くしている。次世代MD2の仕様のディスクでは、グルーブの深さは例えば160nmから180nmであり、グルーブの傾斜は例えば60度から70度であり、グルーブの幅は例えば600nmから700nmである。
また、光学的の仕様については、次世代MD1の仕様では、レーザ波長λが780nmとされ、光学ヘッドの対物レンズの開口率NAが0.45とされている。次世代MD2の仕様も同様に、レーザ波長λが780nmとされ、光学ヘッドの開口率NAが0.45とされている。
記録方式としては、次世代MD1の仕様も次世代MD2の仕様も、グルーブ記録方式が採用されている。つまり、グルーブ(ディスクの盤面上の溝)をトラックとして記録再生に用いるようにしている。
エラー訂正符号化方式としては、現行のMDシステムでは、ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code) による畳み込み符号が用いられていたが、次世代MD1および次世代MD2の仕様では、RS−LDC(Reed Solomon−Long Distance Code)とBIS(Burst Indicator Subcode )とを組み合わせたブロック完結型の符号が用いられている。
ブロック完結型のエラー訂正符号を採用することにより、リンキングセクタが不要になる。LDCとBISとを組み合わせたエラー訂正方式では、バーストエラーが発生したときに、BISによりエラーロケーションが検出できる。このエラーロケーションを使って、LDCコードにより、イレージャ訂正を行うことができる。
アドレス方式としては、シングルスパイラルによるグルーブを形成したうえで、このグルーブの両側に対してアドレス情報としてのウォブルを形成したウォブルドグルーブ方式が採用されている。このようなアドレス方式は、ADIP(Address in Pregroove)と呼ばれている。現行のMDシステムと、次世代MD1および次世代MD2の仕様では、線密度が異なると共に、現行のMDシステムでは、エラー訂正符号として、ACIRCと呼ばれる畳み込み符号が用いられているのに対して、次世代MD1および次世代MD2の仕様では、LDCとBISとを組み合わせたブロック完結型の符号が用いられているため、冗長度が異なり、ADIPとデータとの相対的な位置関係が変わっている。そこで、現行のMDシステムと同じ物理構造のディスクを流用する次世代MD1の仕様では、ADIP信号の扱いを、現行のMDシステムのときとは異なるようにしている。また、次世代MD2の仕様では、次世代MD2の仕様により合致するように、ADIP信号の仕様に変更を加えている。
変調方式については、現行のMDシステムでは、EFM(8 to 14 Modulation)が用いられているのに対して、次世代MD1および次世代MD2の仕様では、RLL(1,7)PP(RLL;Run Length Limited , PP;Parity Preserve/Prohibit rmtr(repeated minimum transition runlength))(以下、1−7pp変調と称する)が採用されている。また、データの検出方式は、次世代MD1ではパーシャルレスポンスPR(1,2,1)MLを用い、次世代MD2ではパーシャルレスポンスPR(1,−1)MLを用いたビタビ復号方式とされている。
また、ディスク駆動方式はCLV(Constant Linear Verocity)またはZCAV(Zone Constant Angular Verocity)で、その標準線速度は、次世代MD1の仕様では、2.4m/秒とされ、次世代MD2の仕様では、1.98m/秒とされる。なお、現行のMDシステムの仕様では、60分ディスクで1.2m/秒、74分ディスクで1.4m/秒とされている。
現行のMDシステムで用いられるディスクをそのまま流用する次世代MD1の仕様では、ディスク1枚当たりのデータ総記録容量は約300Mバイト(80分ディスクを用いた場合)になる。変調方式がEFMから1−7pp変調とされることで、ウィンドウマージンが0.5から0.666となり、この点で、1.33倍の高密度化が実現できる。また、エラー訂正方式として、ACIRC方式からBISとLDCを組み合わせたものとしたことで、データ効率が上がり、この点で、1.48倍の高密度化が実現できる。総合的には、全く同様のディスクを使って、現行のMDシステムに比べて、約2倍のデータ容量が実現されたことになる。
DWDD技術を利用した次世代MD2の仕様のディスクでは、更に線密度方向の高密度化が図られ、データ総記録容量は、約1Gバイトになる。
データレートは標準線速度にて、次世代MD1では4.4Mビット/秒であり、次世代MD2では、9.8Mビット/秒である。
上述したMDのうち現行MDは、オーディオデータの記録再生のみが可能とされ、次世代MD1および次世代MD2は、オーディオデータの記録再生および画像データの記録再生が可能とされている。また、次世代MD1および次世代MD2に、オーディオデータと画像データを混在させることもできる。
図1は、この発明の一実施形態におけるオーディオ記録再生機能付きカメラ1の前面を示す。前面には、撮影レンズ11と水平方向にスライドさせることが可能なレンズカバー12が設けられ、また、ストロボ発光部13が設けられる。
図2は、カメラ1の背面、上面、左側面、右側面および底面を示す。カメラ1の背面には、例えば各種の情報の表示画面であるLCD(Liquid Crystal Display)16が設けられる。
カメラ1の背面に設けられる入力装置として、略円形状の集中コントローラ17、メニューボタン19、ストップ/キャンセルボタン18、スライドショーボタン20、ディスプレイボタン21が設けられる。
また、カメラ1の背面には、入力装置のほかに、充電中であることをユーザに示すLED(Light emitting Diode)などにより構成されるCHGランプ22、パーソナルコンピュータ(PC)と通信中であることを示すOPT/PCランプ23が設けられる。
カメラ1の上面には、シャッターボタン14が設けられる。シャッターボタン14は2段階に押下可能とされ、いわゆる「半押し」の状態でオートフォーカス機能および自動露出制御が実行され、「全押し」の状態で撮影が実行される。また、カメラモードのオンオフを切り替えるためのカメラボタン15が設けられる。
カメラ1の左側面には、カメラ1と後述するリモートコントロール装置を接続するリモコンジャック24が設けられる。また、右側面には、音量調節用ボタン25、入力装置の操作を無効にするスライド式のホールドボタン27およびバッテリー収納部28が設けられる。ダウンロードボタン26は、例えばカメラ1がパーソナルコンピュータと接続された場合などに、パーソナルコンピュータから画像データ等のダウンロードを実行するためのボタンである。
カメラ1の底面には、例えばパーソナルコンピュータとUSB(Universal Serial Bus)接続するためのUSB端子29が設けられ、また、カメラ1に光磁気ディスクを収納するためのオープンボタン30が設けられる。光磁気ディスクはカメラ1の筐体の中のディスク収納部に収納される。
図3は、上述した集中コントローラ17の一例を示す。集中コントローラ17は、略円形状とされ、中央に決定ボタン33が設けられる。決定ボタン33の周囲には上下左右方向のキーが設けられ、各キーは押下可能なボタンとされている。それぞれの方向におけるボタンを上キー34、下キー35、左キー36、右キー37と称する。また、集中コントローラの周囲には、回転自在とされたジョグダイヤル38が設けられる。
図4は、集中コントローラ17の各キーに割り当てられる代表的な機能の一例を、各モード毎に示した表である。図4を参照して、各モード時における各キーの具体的な使用例を説明する。
はじめにオーディオモード時の使用例について説明する。オーディオモード時に決定ボタン33が押されると、オーディオ再生が停止している場合は再生を開始する。
右キー37の操作では主に早送り機能が実行される。オーディオ再生中に、右キー37を短く押されると再生中のトラックの次のトラックの先頭まで進み、再生が開始される。オーディオ停止中に、右キー37が短く押されると停止しているトラックの次のトラックの先頭まで進んで停止される。
オーディオ再生中に、右キー37が長く押されると再生中の位置から早送り再生が開始される。また、オーディオ一時停止中に右キー37が長く押されると、停止している位置からの早送りが開始される。
左キー36の操作では主に早戻し機能が実行される。オーディオ再生中に、左キー36を短く押されると再生中のトラックの途中を再生中であった場合はトラックの先頭に戻り再生が開始され、トラックの先頭を再生中であった場合は1つ前のトラックの先頭に戻り再生が開始される。オーディオ停止中に、左キー36が短く押されると停止しているトラックの前のトラックの先頭まで戻る。
オーディオ再生中に、左キー36が長く押されると再生中の位置から早戻り再生が開始される。また、オーディオ一時停止中に左キー36が長く押されると、停止している位置からの早戻りが開始される。
オーディオ再生中に、ストップ/キャンセルボタン18が押されると、オーディオの再生が停止される。停止後、一定の時間新たな入力が無い場合は、電源が自動的に遮断されスリープ状態となる。
オーディオ再生中に、決定ボタン33が押されると、再生が停止され、一時停止の状態となる。
次にカメラモード時の使用例について説明する。カメラモード時にカメラボタン15が押されると、カメラモードが終了し、電源が遮断しスリープ状態となる。
左キー36は、閲覧モード時に、選択されている画像の前の画像を表示する。また、右キー37は選択されている画像の後の画像を表示する。
また、カメラ閲覧モード時に、決定ボタン33が押されるとLCD16に表示される画像の全画面表示と、サムネイル画像の表示の切替が行われる。
図5は、この一実施形態におけるモードの切替を示す。カメラモードの起動は、カメラボタン15をオンオフすることで行われる。また、オーディオモード時にレンズカバー12が開けられると自動的にカメラモードに切り替わる。
また、カメラモードの状態で、レンズカバー12を開閉することで撮影モードと閲覧モードが切り替わる。レンズカバー12が開いた状態では撮影モードとなり、閉じた状態では閲覧モードとなる。
オーディオモードでオーディオ再生中以外のときや、カメラモードの閲覧モード時にカメラ1とパーソナルコンピュータをUSB接続することで、カメラ1とパーソナルコンピュータ間でデータの送受を行うことが可能となる。
なお、上述したようにオーディオモード時に、一定時間、入力装置の入力が無い場合は、自動的に電源が遮断し、スリープ状態となる。また、ホールドボタン27がオンされていないスリープ状態で、何らかの入力がなされると、自動的に電源が供給される。したがって電源オン/オフボタンを別個に設ける必要はない。
図6は、この発明の一実施形態におけるカメラ1の信号処理系の構成を示す。カメラ1は、主としてカメラ部、オーディオ部、制御部、操作部からなる。
はじめにカメラ部について説明する。この一実施形態は、社団法人電子情報技術産業協会(JEITA:Japan Electronics and Information Technology industries Association)の規格として定められている現在の標準的なカメラの規格に準拠したものである。
すなわち、一実施形態では、DCF(Design rule for Camera File System)のファイルシステムの規格に準拠し、Exif(Exchangeable image file format for digital still camera)のファイルフォーマットに準拠したものである。JPEG(Joint Photographic Coding Expert Group)ファイルフォーマットには、アプリケーションマーカセグメントという領域が定義がされており、アプリケーション固有の情報を格納できるようにされている。Exifファイルフォーマットは、この領域にExif独自の情報を格納している。
図6において、レンズ42から入射された光は、絞り43により光量が調節され、CCD44に供給される。レンズ42、絞り43はCPU41のカメラ制御部41aにより制御され、レンズ位置や光量が調節される。
CPU41からの制御信号がCCDドライバ47に供給され、CCDドライバ47からCCD44に対し、駆動タイミングと駆動パルスが供給される。CCD44では、入射した光量に応じて光電変換が行われ、入射した光量に応じた電気信号が生成される。
CCD44で生成された電気信号は信号処理部45に供給される。信号処理部45では、例えば雑音低減処理、輝度補正処理、欠陥画素補正処理、色補正などの所定の信号処理がなされる。
信号処理部45から出力された信号はA/D変換部46でディジタル信号に変換され、一旦RAM49に書き込まれる。RAM49から読み出された画像データは、圧縮/伸張回路48で例えばJPEG(Joint Photographic Coding Expert Group)方式で圧縮され、圧縮された画像データはSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)インターフェース(I/F)62を介して、SDRAM63に記憶される。なお、A/D変換部46から出力されるディジタル信号は、RAM49を経由せずに圧縮/伸張回路48に供給されるようにしても良い。
SDRAM63は、例えば8メガバイトの容量を有する。SDRAM63には、エラー訂正用エリアやトラック情報、ディスク情報、FAT情報が保持されるエリアからなる。また、SDRAM63には画像データやオーディオデータのバッファ用エリアが設けられ、このバッファ用のエリアは、例えば8メガバイトのうち6メガバイト使用される。その中に、振動時の音飛び防止メモリ(ショック・プルーフ・メモリと称される)用のエリアも設けられる。
SDRAM63に記憶された画像データは、メディアドライブ部61を介して光磁気ディスク60(以下、適宜、ディスク60と略す)に記録される。
次に、ディスク60に記録された画像データの再生について説明する。ディスク60に記録されている画像データは、メディアドライブ部61により読み出され、SDRAM63に記憶される。
SDRAM63に記憶されたデータは、SDRAMI/F62を介して圧縮/伸張部48に供給される。圧縮/伸張部48では、圧縮されている画像データの伸張処理がなされ、YC/RGB変換部51に供給される。YC/RGB変換部51において所定の画像処理がなされ、LCD16に再生画像が表示される。
図7はディスク60に記録されている画像データのファイル構成の一例を示す。ディスク60にはDCIMフォルダが形成され、下の階層にフォルダ名が「100abc」「101abc」「102abc」のフォルダが形成されている。フォルダ名の設定は、カメラ1の仕様により異なるが、例えば100、101、102のように連番が用いられる。
例えば、フォルダ「100abc」を選択すると、フォルダ内の画像ファイルが表示される。この一実施形態におけるフォルダ「100abc」には、9枚の画像ファイルが収納されている。画像ファイル名の設定もカメラ1の仕様により異なるが、例えば「101001.jpg」は10月10日の1枚目、圧縮形式を意味する。なお、ファイル名の番号の情報は、カメラ1に内蔵される不揮発性メモリ50に記憶されており、番号は連番になるようにされる。
また、各JPEG形式の画像の縮小画像(サムネイル画像と称される)により構成される画像フォルダが作成されるようにしてもよい。
図6に戻って、オーディオデータ部について説明する。はじめに、オーディオデータの記録について説明する。例えば、カメラ1は図示しないパーソナルコンピュータとUSB69を用いて接続される。上述したダウンロードボタン26が押され、パーソナルコンピュータから所望のオーディオデータがダウンロードされる。
ダウンロードされたオーディオデータは、SDRAMI/F62を介してオーディオエンコーダ/デコーダ部65でエンコード処理がなされる。エンコードされたオーディオデータは、SDTRAMI/F62を介してSDRAM63に記憶される。SDRAM63に記憶されたデータは順次読み出され、メディアドライブ部61を介して、ディスク60に記録される。
また、図示しないが、通信I/Fを設け、インターネットを通じてオーディオデータをダウンロードできるようにし、ディスク60に記録してもよい。
次に、オーディオデータの再生について説明する。ディスク60に記録されているオーディオデータは、メディアドライブ部で読み出され、SDRAM63に記憶される。SDRAM63から出力されるオーディオデータはSDRAMI/F62を介して、オーディオエンコーダ/デコーダ部65に供給される。
また、CPU41のオーディオ制御部41bからは、DSP(Digital Signal Processor)I/F64を介して、オーディオエンコーダ/デコーダ部65に対し、デコード処理のコマンドが発せられる。
CPU41からのコマンドに基づき、オーディオエンコーダ/デコーダ部65でデコード処理が行われる。デコードされたオーディオ信号はD/A変換部66でアナログ信号に変換され、増幅部67で増幅された後、ヘッドフォン端子68に供給される。オーディオエンコーダ/デコーダ部65では、例えばATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)方式によるエンコード/デコードがなされる。
図8を参照して、メディアドライブ部61の構成を説明する。メディアドライブ部61は、現行のMDシステムのディスクと、次世代MD1のディスクと、次世代MD2のディスクとが装填されるターンテーブルを有しており。メディアドライブ部61では、ターンテーブルに装填されたディスク60をスピンドルモータ102によってCLV方式で回転駆動させる。このディスク60に対しては記録/再生時に光学ヘッド92によってレーザ光が照射される。
光学ヘッド92は、記録時には記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出力を行い、また再生時には磁気カー効果により反射光からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出力を行う。このため、光学ヘッド92には、ここでは詳しい図示は省略するがレーザ出力手段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対物レンズ等からなる光学系、および反射光を検出するためのディテクタが搭載されている。光学ヘッド92に備えられる対物レンズとしては、例えば2軸機構によってディスク半径方向およびディスクに接離する方向に変位可能に保持されている。
また、ディスク60を挟んで光学ヘッド92と対向する位置には磁気ヘッド91が配置されている。磁気ヘッド91は記録データによって変調された磁界をディスク60に印加する動作を行う。また、図示しないが光学ヘッド92全体および磁気ヘッド91をディスク半径方向に移動させためスレッドモータおよびスレッド機構が備えられている。
光学ヘッド92および磁気ヘッド91は、次世代MD2のディスクの場合には、パルス駆動磁界変調を行うことで、微少なマークを形成することができる。現行MDのディスクや、次世代MD1のディスクの場合には、DC発光の磁界変調方式とされる。
このメディアドライブ部では、光学ヘッド92、磁気ヘッド91による記録再生ヘッド系、スピンドルモータ102によるディスク回転駆動系のほかに、記録処理系、再生処理系、サーボ系等が設けられる。
なお、ディスク60としては、現行のMD仕様のディスクと、次世代MD1の仕様のディスクと、次世代MD2の仕様のディスクとが装着される可能性がある。これらのディスクにより、線速度が異なっている。スピンドルモータ102は、これら線速度の異なる複数種類のディスクに対応する回転速度で回転させることが可能である。ターンテーブルに装填されたディスク60は、現行のMD仕様のディスクの線速度と、次世代MD1の仕様のディスクの線速度と、次世代MD2の仕様のディスクの線速度とに対応して回転される。
次世代MD1または次世代MD2であるかは、例えばリードインの情報から判断できる。すなわち、リードインにエンボスピットによるP−TOC(Table Of Contents)が検出されれば、現行のMDまたは次世代MD1のディスクであると判別できる。リードインにADIP信号によるコントロール情報が検出され、エンボスピットによるP−TOCが検出されなければ、次世代MD2であると判断できる。また、このような判別法に限らず、例えばオントラックのときと、オフトラックのときとのトラッキングエラー信号の位相から判別することもできる。
記録処理系では、現行のMDシステムのディスクの場合に、オーディオトラックの記録時に、ACIRCでエラー訂正符号化を行い、EFMで変調してデータを記録する部位と、次世代MD1または次世代MD2の場合に、BISとLDCを組み合わせた方式でエラー訂正符号化を行い、1−7pp変調で変調して記録する部位が設けられる。
再生処理系では、現行のMDシステムのディスクの再生時に、EFMの復調とACIRCによるエラー訂正処理と、次世代MD1または次世代MD2システムのディスクの再生時に、パーシャルレスポンスおよびビタビ復号を用いたデータ検出に基づく1−7復調と、BISとLDCによるエラー訂正処理とを行う部位が設けられる。
また、現行のMDシステムや次世代MD1のADIP信号よるアドレスをデコードする部位と、次世代MD2のADIP信号をデコードする部位とが設けられる。
光学ヘッド92のディスク60に対するレーザ照射によりその反射光として検出された情報(フォトディテクタによりレーザ反射光を検出して得られる光電流)は、RFアンプ94に供給される。
RFアンプ94では入力された検出情報に対して電流−電圧変換、増幅、マトリクス演算等を行い、再生情報としての再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、グルーブ情報(ディスク60にトラックのウォブリングにより記録されているADIP情報)等を抽出する。
現行のMDシステムのディスクを再生するときには、RFアンプで得られた再生RF信号は、EFM復調部97およびACIRCデコーダ98で処理される。すなわち再生RF信号は、EFM復調部97で2値化されてEFM信号列とされた後、EFM復調され、更にACIRCデコーダ98で誤り訂正およびデインターリーブ処理される。すなわちこの時点でATRAC圧縮データの状態となる。
そして現行のMDシステムのディスクの再生時には、セレクタ99はB接点側が選択されており、その復調されたATRAC圧縮データがディスク60からの再生データとして出力される。
一方、次世代MD1または次世代MD2のディスクを再生するときには、RFアンプ94で得られた再生RF信号は、RLL(1−7)PP復調部95およびRS−LDCデコーダ96で処理される。すなわち再生RF信号は、RLL(1−7)PP復調部95において、PR(1,2,1)MLまたはPR(1,−1)MLおよびビタビ復号を用いたデータ検出によりRLL(1−7)符号列としての再生データを得、このRLL(1−7)符号列に対してRLL(1−7)復調処理が行われる。そして更にRS−LDCデコーダ96で誤り訂正およびデインターリーブ処理される。
そして次世代MD1または次世代MD2のディスクの再生時には、セレクタ99はA接点側が選択されており、その復調されたデータがディスク60からの再生データとして出力される。
RFアンプ94から出力されるトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FEはサーボ回路100に供給され、グルーブ情報はADIP復調部103に供給される。
ADIP復調部103は、グルーブ情報に対してバンドパスフィルタにより帯域制限してウォブル成分を抽出した後、FM復調、バイフェーズ復調を行ってADIP信号を復調する。復調されたADIP信号は、アドレスデコーダ105およびアドレスデコーダ106に供給される。
現行のMDシステムのディスクまたは次世代MD1のシステムのディスクでは、ADIPセクタナンバが8ビットになっている。これに対して、次世代MD2のシステムのディスクでは、ADIPセクタナンバが4ビットになっている。アドレスデコーダ105は、現行のMDまたは次世代MD1のADIPアドレスをデコードする。アドレスデコーダ106は、次世代MD2のアドレスをデコードする。
アドレスデコーダ105および106でデコードされたADIPアドレスは、ドライブコントローラ104に供給される。ドライブコントローラ104ではADIPアドレスに基づいて、所要の制御処理を実行する。またグルーブ情報はスピンドルサーボ制御のためにサーボ回路100に供給される。
サーボ回路100は、例えばグルーブ情報に対して再生クロック(デコード時のPLL系クロック)との位相誤差を積分して得られる誤差信号に基づき、CLVまたはCAVサーボ制御のためのスピンドルエラー信号を生成する。
またサーボ回路100は、スピンドルエラー信号や、RFアンプ94から供給されたトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、あるいはドライブコントローラ104からのトラックジャンプ指令、アクセス指令等に基づいて各種サーボ制御信号(トラッキング制御信号、フォーカス制御信号、スレッド制御信号、スピンドル制御信号等)を生成し、モータドライバ101に対して出力する。すなわち上記サーボエラー信号や指令に対して位相補償処理、ゲイン処理、目標値設定処理等の必要処理を行って各種サーボ制御信号を生成する。
モータドライバ101では、サーボ回路100から供給されたサーボ制御信号に基づいて所要のサーボドライブ信号を生成する。ここでのサーボドライブ信号としては、二軸機構を駆動する二軸ドライブ信号(フォーカス方向、トラッキング方向の2種)、スレッド機構を駆動するスレッドモータ駆動信号、スピンドルモータ102を駆動するスピンドルモータ駆動信号となる。このようなサーボドライブ信号により、ディスク60に対するフォーカス制御、トラッキング制御、およびスピンドルモータ102に対するCLVまたはCAV制御が行われることになる。
現行のMDシステムのディスクでオーディオデータを記録するときには、セレクタ89がB接点に接続され、したがってACIRCエンコーダ87およびEFM変調部88が機能することになる。この場合、SDRAM63から供給される圧縮データはACIRCエンコーダ87でインターリーブおよびエラー訂正コード付加が行われた後、EFM変調部88でEFM変調が行われる。
そしてEFM変調データがセレクタ89を介して磁気ヘッドドライバ90に供給され、磁気ヘッド91がディスク60に対してEFM変調データに基づいた磁界印加を行うことでトラックの記録が行われる。
次世代MD1または次世代MD2のディスクにデータを記録するときには、セレクタ89がA接点に接続され、したがってRS−LDCエンコーダ85およびRLL(1−7)PP変調部86が機能することになる。この場合、SDRAM63からの高密度データはRS−LDCエンコーダ85でインターリーブおよびRS−LDC方式のエラー訂正コード付加が行われた後、RLL(1−7)PP変調部86でRLL(1−7)変調が行われる。
そしてRLL(1−7)符号列としての記録データがセレクタ89を介して磁気ヘッドドライバ90に供給され、磁気ヘッド91がディスク60に対して変調データに基づいた磁界印加を行うことでデータトラックの記録が行われる。
レーザドライバ/APC93は、上記のような再生時および記録時においてレーザダイオードにレーザ発光動作を実行させるが、いわゆるAPC(Automatic Lazer Power Control )動作も行う。
すなわち、図示していないが、光学ヘッド92内にはレーザパワーモニタ用のディテクタが設けられ、そのモニタ信号がレーザドライバ/APC93にフィードバックされる。レーザドライバ/APC93は、モニタ信号として得られる現在のレーザパワーを、設定されているレーザパワーと比較して、その誤差分をレーザ駆動信号に反映させることで、レーザダイオードから出力されるレーザパワーが、設定値で安定するように制御している。
なお、レーザパワーとしては、再生レーザパワー、記録レーザパワーとしての値がドライブコントローラ104によって、レーザドライバ/APC93内部のレジスタにセットされる。
ドライブコントローラ104は、CPU41からの指示に基づいて、以上の各動作(アクセス、各種サーボ、データ書込、データ読出の各動作)が実行されるように制御を行う。
なお、図8において一点鎖線で囲ったA部、B部は、例えば1チップの回路部として構成できる。
次に、図6に戻り、カメラ1の制御を行う制御部について説明する。この一実施形態におけるカメラ1の制御部であるCPU41には、カメラ制御部41aおよびオーディオ制御部41bが備えられ、各モードに応じて切替が可能とされている。CPU41が実行する各プログラムは、ROM(Reed Only Memory)53に格納され、処理に応じて読み出され実行される。なお、この一実施形態では、ひとつのCPU41を有する構成としたが、カメラ制御と、オーディオ制御とを別々のCPUが行うようにしてもよい。
次に操作部について説明する。図6における入力部70はカメラ本体に備えられる入力装置を総称したものである。入力部70の所定の入力装置が操作されると、A/Dポート71でディジタル信号へ変換され、ディジタル信号はCPU41に供給される。CPU41は供給されたディジタル信号を解析し、操作に応じた機能を実現するプログラムを実行し、各部を制御する。
カメラ1における入力部70の操作は、LCD16の表示を用いたGUI(Graphical User Interface)により効率的に行うことができる。
図9は、各種設定の行うGUIの一例を示す。例えば図9Aは、時刻設定用の表示画面110を示す。また、図9Bは、カメラ機能の各設定を行う表示画面111の一例である。ユーザは、集中コントローラ17の各方向指示キー、決定ボタン33などを用いて時刻の設定や、カメラ機能の設定を行うことができる。
図10は、オーディオモード時のGUIの一例を示す。図10Aは、再生時の表示画面120の一例である。画面120には、例えば、再生ラップタイム、再生曲名、アーティスト名が表示される。また、例えばアーティストのアルバムジャケット写真123を表示させることもできる。
図10Bおよび図10Cは、選曲時の表示画面121および122の一例である。ディスク60に記録されているデータは、図10Bに示すように、例えば、アルバム毎にグループ化(フォルダ化)されている。ユーザは上キー34および下キー35を操作し、所望のアルバム(この一実施形態では太枠線で囲まれたアルバムBとする)を選択し、決定ボタン33を押す。
決定ボタン33が押されると、画面は図10Cに示す表示画面122に切り替わり、アルバムBに収録されている曲名が表示される。ユーザはさらに上キー34および下キー35を操作し、所望の曲(この一実施形態では太枠線で囲まれた曲Eとする)を選択する。曲Eが選択された状態で、決定ボタン33が押されると曲Eの再生が行われる。
ユーザによる操作は、上キー34、下キー35の操作ではなくジョグダイヤル38を回転させることで、画面を上下スクロールするようにしてもよい。また、画面121におけるグループは、アルバム毎のほか、アーティスト毎や、ポップ、演歌、ロック等のジャンル毎にしてもよい。
図11Aおよび図11Bはカメラモードの閲覧モード時の表示画面130の一例を示す。例えば複数の画像データが収納されているフォルダが選択されると、例えば、図11Aに示すような9枚のサムネイル画像が表示される。この9枚のサムネイル画像は、フォルダ内の画像データに対応するサムネイル画像である。
ユーザは、集中コントローラ17の各方向キーやジョグダイヤル38を用いて所望の画像を選択する。例えば、太枠で囲まれた中央の画像を選択し、決定ボタン33を押すと画面は図11Bに示す表示画面131に切り替わり、選択された画像が拡大表示される。
図6に戻り、他の入力装置について説明する。カメラ1のA/Dポート71には、シリアルI/F72を通じてカメラ1と接続されたリモートコントロール装置73の操作が入力される。A/Dポート71は、カメラ1の入力部70から供給される信号用のA/Dポートと、リモートコントロール装置73から供給される信号のA/Dポートとが別個に設けられる。
ここで、リモートコントロール装置73の一例について説明する。この一実施形態におけるリモートコントロール装置73の入力装置の操作は、カメラモード時では無効とされ、オーディオモード時では有効とされる。また、スリープ状態での操作により、自動的に電源がオンし、オーディオモードが起動するようにされる。
図12は、この一実施形態におけるリモートコントロール装置73の外観を示す。リモートコントロール装置73には、表示部であるLCD142が設けられる。また、入力装置として、オーディオ再生停止ボタン143、オーディオ再生ボタン145、オーディオ一時停止ボタン146、早戻しボタン144および早送りボタン147が設けられ、さらに、音量増加ボタン148と音量減少ボタン149が設けられる。
図13は、リモートコントロール装置73の信号処理系の構成の一例を示す。入力部153は、リモートコントロール装置73に設けられる入力装置を総称したものである。入力部153の入力操作は、カメラ1のA/Dポート71へ伝達される。また、リモートコントロール装置73には、LCD142、CPU151、RAM154、ROM155が設けられる。
カメラ1から送られる信号はシリアルI/F156を通じてリモートコントロール装置73へ供給される。CPU151では、供給される信号に基づいて、ROM155に格納されているプログラムを実行することで、所定の機能を実行する。例えば、カメラ1から供給されるオーディオ再生情報に基づいて、LCD142に再生ラップタイムなどが表示される。
また、図示しないが、リモートコントロール装置73にジョグダイヤルを設け、曲の検索画面をLCD142に表示して、選曲できるようにしてもよい。
次に、この発明の特徴である入力操作に対する処理について説明する。はじめに、図14を用いて、CPU41による入力装置の操作の検出を説明する。
図14は、カメラ1に設けられた入力装置とリモートコントロール装置73に設けられた入力装置の回路構成の一例を示す。なお、簡単のために、カメラ1の入力装置に関しては、一部の入力装置が表示されている。また、カメラ1のCPU41には、各入力装置が操作されることにより検出される所定の電圧値がA/D変換によりディジタル信号へ変換されて供給される。
ブロックA内のスライドスイッチ161はレンズカバー12の操作に対応するスイッチである。すなわち、レンズカバー12が開いた状態では、スライドスイッチ161は端子aおよび端子bと接続される。また、レンズカバー11が閉じている状態では、スライドスイッチ161は、端子bおよび端子cと接続される。
スライドスイッチ11が端子aおよび端子bと接続された状態では、端子a側から一定の電圧Vddが、端子bを介し、CPU41に供給される。また、スライドスイッチ161が端子bおよび端子cと接続された状態では、CPU41に供給される電圧がグランド(GND)レベルとなる。このように、スライドスイッチ161から供給される電圧値によりCPU41は、レンズカバー12が開いている状態か閉じている状態かを識別することができる。
また、カメラ1に設けられるいずれかのボタンが押されると、一定の電圧(この一実施形態では、Vddとする)が抵抗分圧されて、カメラ1のA/Dポート71の一方に供給される。A/Dポート71では、供給される電圧値がディジタル信号へと変換され、変換されたディジタル信号はCPU41に供給される。リモートコントロール装置73に設けられるボタンが押された場合には、A/Dポート71の他方に所定の電圧値が供給され、電圧値がディジタル信号へと変換されてCPU41に供給される。
このように、CPU41では、ディジタル信号が入力されたポートによりカメラ1の入力装置およびリモートコントロール装置73の入力装置のいずれの入力装置が操作されたかを識別することが可能となる。
また、CPU41では、ディジタル信号へ変換された電圧値によりどのボタンが押されたのかを識別することも可能となる。
図15は、カメラモード時にリモートコントロール装置73の入力装置が操作された場合の処理の流れを示す。
ステップS1では、モードがカメラモードであるか否かが判別される。カメラモードであるか否かはレンズカバー12の位置やカメラボタン15が押されたか否かをCPU41が判別することで行われる。
カメラモードである場合は、処理がステップS2に進む。CPU41は、シリアルI/F72を介してリモートコントロール装置73にカメラモードである旨の信号を供給する。リモートコントロール装置73では、CPU151でカメラ1からの信号を解析する。CPU151は、LCD142にカメラモードであることを示す「カメラ」を表示するように制御する。
次に、処理がステップS3に進み、カメラモード時にリモートコントロール装置73に何らかの入力操作がなされたか否かが判別される。リモートコントロール装置73の操作は上述したようにして、カメラ1のCPU41により検出される。CPU41では、カメラモードであるからリモートコントロール装置73の入力操作は無効であること示す信号をシリアルI/F72を介してリモートコントロール装置73に供給する。
リモートコントロール装置73では、CPU151で供給された信号が解析される。CPU151は、現在はカメラモードであることをユーザに伝えるため、LCD142に表示されている「カメラ」表示を点滅させ、ユーザに対しカメラモードであることを通知する(ステップS4)。
続いて、処理がステップS5に進み、オーディオモードとカメラ機能の切替があったか否かが判別される。切替がなされない場合は、ステップS3に戻り、リモートコントロール装置73の入力装置が操作されたか否かが判別される。オーディオモードへの切替がなされた場合は、動作はステップS1に戻る。
ステップS1でオーディオモードと判別されると、処理はステップS6に進む。ステップS6でリモートコントロール装置73の入力装置が押されると、動作はステップS7に進み、オーディオ操作ボタンとして動作し、ユーザの所望する動作が実行される。
また、ステップS8では、オーディオモードとカメラモードの切替があったか否かが判別され、切替があった場合が動作はステップS1に戻り、切替がなかった場合は、ステップS6に進み、処理を繰り返す。
この発明は、この発明の要旨を逸脱しない範囲内でさまざまな変形や応用が可能であり、上述した一実施形態に限定されることはない。例えば、この一実施形態では、データの記録媒体として光磁気ディスクを用いたが、その他にもHDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどを用いてもよい。
また、この一実施形態では、「カメラ」表示を点滅させることでユーザに対してカメラモードである旨の通知を行ったが、その他にも「この操作は禁止されています」などのように、入力装置の操作が無効であることを通知する表示内容としてもよい。さらに、表示による通知だけでなく、振動(バイブレータ)による通知や音による通知を用いてもよい。
上述した一実施形態では、カメラモードでのリモートコントロール装置73の入力装置の操作は無効であるとして説明したが、その他にも特定のモード時にのみ使用可能とされる入力装置に対してもこの発明を適用できる。
この発明の一実施形態におけるカメラの前面を示す図である。 この発明の一実施形態におけるカメラの背面、上面、底面、右側面、左側面を示す図である。 この発明の一実施形態における集中コントローラを示す図である。 各キーに割り当てられる機能の一例を示す図である。 この発明の一実施形態におけるモードの切替を示す略線図である。 この発明の一実施形態におけるカメラ1の信号処理系の構成を示すブロック図である。 ディスクに記録されている画像データのファイル構成の一例を示す図である。 この発明の一実施形態におけるメディアドライブ部の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態におけるGUIの一例を示す略線図である。 この発明の一実施形態におけるオーディオモード時のGUIの一例を示す略線図である。 この発明の一実施形態におけるカメラモード時のGUIの一例を示す略線図である。 この発明の一実施形態におけるリモートコントロール装置の外観を示す略線図である。 この発明の一実施形態におけるリモートコントロール装置の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態における入力装置の回路構成を示す回路図である。 この発明の一実施形態における入力装置の操作に対する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ
11 撮影レンズ
12 レンズカバー
16、142 LCD
41 CPU
60 ディスク
63 SDRAM
73 リモートコントロール装置

Claims (6)

  1. 撮像機能を実行する第1のモードと、オーディオ記録および/または再生機能を実行する第2のモードを備えた電子機器において、
    第1および第2のモードのいずれか一方のモードでのみ操作する入力装置が備えられ、
    上記入力装置が、他方のモードの実行時に操作された場合は、上記入力装置の操作が無効であることを通知する通知手段を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 撮像機能を実行する第1のモードと、オーディオ記録および/または再生機能を実行する第2のモードを備えた電子機器において、
    第1および第2のモードのいずれか一方のモードでのみ操作する入力装置が備えられ、
    上記入力装置が、他方のモードの実行時に操作された場合は、上記他方のモード時に上記入力装置が操作されたことを通知する通知手段を備えることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    上記通知手段は、表示による通知、振動による通知並びに音による通知の少なくとも一つである電子機器。
  4. 撮像機能を実行する第1のモードと、オーディオ記録および/または再生機能を実行する第2のモードを備えた電子機器に対するリモートコントロール装置において、
    リモートコントロール装置は第1のモード時の操作が無効とされ、
    上記第1のモード時に、上記リモートコントロール装置が操作されたときは、上記操作が無効であることを通知する通知手段を備えるリモートコントロール装置。
  5. 撮像機能を実行する第1のモードと、オーディオ記録および/または再生機能を実行する第2のモードを備えた電子機器に対するリモートコントロール装置において、
    リモートコントロール装置は第1のモード時の操作が無効とされ、
    上記第1のモード時に、上記リモートコントロール装置が操作されたときは、上記操作が上記第1のモード時に操作されたことを通知する通知手段を備えるリモートコントロール装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載のリモートコントロール装置において、
    上記通知手段は、表示による通知、振動による通知並びに音による通知の少なくとも一つであるリモートコントロール装置。
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