JP2006134745A - プラズマディスプレイパネルの電極形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層膜の最上層から1つ下層の金属膜の成分を最上層の金属膜に拡散させることで、最上層の金属膜を安定的かつ効果的にエッチング可能とする。
【解決手段】ガラス基板上に、少なくとも第2金属膜を形成した後、その上に第1金属膜を形成し、積層された金属膜をエッチング液でエッチングして積層膜の電極を形成する際、第1金属と第2金属として、第1金属と第2金属を第1金属のエッチング液に浸した状態で短絡させると第1金属の表面電位が低下する性質を有する金属を用いる。そして、第1金属膜の形成中または形成後に、第2金属膜の金属原子が第1金属膜の膜中および膜表面に拡散するような温度に雰囲気温度を保持する拡散工程を実施する。
【選択図】図5

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル(以下「PDP」と記す)の電極形成方法に関し、さらに詳しくは、PDPの基板に積層膜の電極を形成するプラズマディスプレイパネルの電極形成方法に関する。
PDPの基板に電極を形成する場合、特に3電極面放電構造のAC型PDPでは、電極配線材料としてCr/Cu/Crの三層構造の積層膜を多く用いている。この積層膜を基板側から順に第1層Cr、第2層Cu、第3層Crと呼ぶ。
この積層膜は、第1層Crは基板との密着性を確保するため、第2層Cuは電気抵抗を極力低くするため、第3層Crは第2層Cuを酸化させないために、それぞれ必要である。この積層膜は、スパッタリング法や真空蒸着法といった真空プロセス法で基板材料上に順次成膜する。
そして、この積層膜上に感光性レジストを用いて電極レジストパターンを形成し、適切な薬液、処理条件のもとにこの積層膜をエッチングして電極を形成している。
AC型PDPでは、通常、この積層膜の電極上に低融点ガラスからなる誘電体層を形成している。その形成方法は以下の通りである。まず、誘電体層の材料となるガラス粉末を添加した有機樹脂材料を、例えばスクリーン版を使用して印刷する、あるいはシート状に形成して貼り付けるなどして電極上へ被覆させる。その後、所定の温度に加熱して有機樹脂材料を燃焼除去し、さらにガラス粉末を焼成して誘電体層を得る。
特開平2000−348626号公報
上述した積層膜の電極形成においては、積層膜を形成した時点では、第3層Crの表面は酸化された皮膜(以後これを不働態皮膜と呼ぶ)で覆われており、エッチングの際、処理薬液がこの不働態皮膜を除去しない限り第3層Cr内部の金属Crをエッチングすることができない。
しかしながら、この不働態皮膜は化学的に非常に安定なため、所定のエッチング処理を行っても除去されにくく、結果として第3層Cr内部の金属Crもエッチングされにくくなってしまう。
したがって、第3層Crの表面が不働態皮膜で覆われた状態でエッチングを行うと、エッチングされた電極の断面は、第3層Crが第2層Cuよりもひさし状に張り出した形状となる。このため、エッチングした電極上に誘電体層を形成する際、電極脇に誘電体材料が入り込み難くなる。
そのため、PDPの製造後、表示を行うと、電極間での放電の際にこのような誘電体材料の入っていない個所に放電が集中し、電極に過大な電流(アーク電流)が流れ、その結果、電極配線が断線してしまうこととなる。電極配線が断線すると、断線箇所のある電極の1ライン全てが表示不能となってしまい、ディスプレイの表示品位および信頼性を著しく劣化させてしまう。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、積層膜の最上層から1つ下層の金属膜の成分を最上層の金属膜に拡散させることで、最上層の金属膜を安定的かつ効果的にエッチング可能とし、電極の形状を適正化することで、電極脇に誘電体材料を充分に充填させ、アーク電流による電極断線を防止するものである。
本発明は、誘電体層で被覆された電極を有したプラズマディスプレイパネルの電極形成方法であって、基板上に、少なくとも第2金属膜を形成した後、その上に第1金属膜を形成し、積層された金属膜上に電極形成用のレジストパターンを形成し、その金属膜をエッチング液でエッチングして積層膜の電極を形成することからなり、第1金属膜を構成する第1金属が、第2金属膜を構成する第2金属と異なり、かつ、第1金属と第2金属として、第1金属と第2金属を第1金属のエッチング液に浸した状態で短絡させると第1金属の表面電位が低下する性質を有する金属を用い、第1金属膜の形成中または形成後に、第2金属膜の金属原子が第1金属膜の膜中および膜表面に拡散するような温度に雰囲気温度を保持する拡散工程を含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの電極形成方法である。
本発明によれば、最上層の第1金属膜の膜中および膜表面に第2金属膜の金属原子が拡散しているので、エッチング処理の際、第1金属膜の表面電位は第1金属中に第2金属原子が拡散していない場合よりも低下し、それにより第1金属膜の表面に形成されている不働態皮膜がエッチング液に溶出しやすくなる。その結果、第1金属膜のエッチングが安定的かつ効果的に行われて、電極の形状が適正化されるので、電極脇に誘電体材料の空洞ができず、アーク電流による電極断線が防止される。
本発明において、基板としては、ガラス、石英、セラミック等の基板や、これらの基板上に、電極、絶縁膜、誘電体層、保護膜等の所望の構成物を形成した基板が含まれる。
積層された金属膜は、少なくとも第2金属膜を形成した後、その上に第1金属膜を形成したものであればよい。したがって、第2金属膜の下層には、どのような種類の金属膜が何層積層されていてもよい。しかしながら、第2金属膜を形成する前に、第2金属膜の下層に第3金属膜を形成する工程をさらに備え、第3金属膜を構成する第3金属が、第1金属膜を構成する第1金属と同じであることが望ましい。
第2金属膜と第1金属膜の形成は、スパッタリング法や真空蒸着法のような真空プロセス法で行うことが望ましい。
金属膜を積層した後、その積層した金属膜上に電極形成用のレジストパターンを形成する。この電極形成用のレジストパターンの形成については、当該分野で公知のフォトリソグラフの手法を適用することができる。
次に、積層された金属膜をエッチング液でエッチングして積層膜の電極を形成する。この際に使用するエッチング液は、たとえば塩酸のような酸性の水溶液を用いることが望ましい。これは、一般にレジストはアルカリ性の洗浄液で現像するため、アルカリ性のエッチング液を用いるとレジストが剥がれるおそれがあるからである。
本発明においては、第1金属膜を構成する第1金属は、第2金属膜を構成する第2金属と異なっている必要がある。また、第1金属と第2金属として、第1金属と第2金属を第1金属のエッチング液に浸した状態で短絡させると第1金属の表面電位が低下する性質を有する金属を用いる。
このような性質を有する第1金属としては、たとえばCr(クロム)、Ti(チタン)、V(バナジウム)、Ni(ニッケル)、W(タングステン)、およびこれらの合金などが挙げられる。この第1金属は、第2金属を被覆して酸化を防止するためのものであり、表面に安定な不働態皮膜を形成するものが用いられる。
また、第2金属としては、たとえばAu(金)、Ag(銀)、Cu(銅)、Al(アルミニウム)、およびこれらの合金などが挙げられる。この第2金属としては、一般に高導電性配線材料として使用される低抵抗材料のものが用いられる。
本発明においては、第1金属膜の形成中または形成後に、第2金属膜の金属原子が第1金属膜の膜中および膜表面に拡散するような温度に雰囲気温度を保持する拡散工程を備えている。
第1金属膜の形成中とは、たとえば基板を真空チャンバ内に入れ、スパッタリング法や真空蒸着法のような真空プロセス法で第2金属膜を形成し、それに続いて第1金属膜を形成する場合、第2金属膜の形成が完了した時点から、次の第1金属膜の形成が完了するまでの間を意味する。この場合、拡散工程における処理は、第1金属膜の形成中、真空チャンバ内の温度を150℃以上、より好ましくは200℃以上に維持することにより行うことが望ましい。
第1金属膜の形成後とは、たとえば基板を真空チャンバ内に入れ、スパッタリング法や真空蒸着法のような真空プロセス法で第2金属膜を形成し、それに続いて第1金属膜を形成する場合、第1金属膜を形成して、そのまま真空チャンバ内に基板が保持された状態を意味する。この場合、拡散工程における処理は、第1金属膜の形成後、真空チャンバ内の温度を150℃以上、より好ましくは200℃以上に維持することにより行うことが望ましい。この維持する時間は2分から15分間程度であることが望ましい。
拡散工程の温度は、上述したように150℃以上、より好ましく200℃以上である。温度が150℃以下の場合、拡散が充分に行われないおそれがある。また、相当高い温度、たとえば300℃以上であっても拡散は可能であるが、真空プロセス法を実施する成膜装置は、一般にそれほど高い成膜温度を維持するように設計されていない。このため、成膜装置のコストを考慮した場合300℃程度以下とすることが望ましい。
この拡散工程は、処理雰囲気により第1金属膜の最表面が更に酸化されるのを極力防ぐため、真空に近い減圧下で実施されるか、あるいはH2、N2、Arなどの還元性雰囲気中で実施されることが望ましい。
この拡散工程を実施することで、第2金属膜の金属原子が第1金属膜の膜中および膜表面に拡散する。たとえば第2金属にCuを用い、第1金属にCrを用いた場合、CuがCr粒界およびCr表面へ拡散する。これは以下の理由による。
一般に多結晶体の粒界は、内部ほど原子が規則正しく並んでおらず、原子が拡散移動しやすい。特に表面は「特殊な粒界」であり、粒界以上に拡散がおきやすい。したがって、下層膜(第2金属膜)を構成する原子は、主に上層膜(第1金属膜)の粒界を通り道として拡散していき、最終的には上層膜の表面に大量に存在するようになる。
原子の拡散する能力を示す「拡散係数D」は次式(1)のような温度依存性を示す。
D ( exp(−ΔG*/RT)・・・・・(1)
ここで、ΔG*は拡散が起こるために必要な活性エネルギー、Rは気体定数、Tは温度である。
式(1)は、ある温度以上になると活性エネルギーを上回ることができるようになるため、原子が著しく拡散を起こしやすくなることを示している。上に挙げた粒界や表面は、内部に比べてΔG*が小さいため、比較的低温から拡散が起きやすい。
積層膜の電極は、基板側から順にCrの第1層、Cuの第2層、Crの第3層の三層構造であってもよい。電極がこのような三層構造である場合、拡散工程においては、第2層Cuの金属原子が第3層Crの膜中および膜表面に拡散される。
上記構成においては、拡散工程は、第2層Cuの形成終了後から第3層Crの形成完了までの期間、第2層Cuの金属原子が第3層Crの膜中および膜表面に拡散するような温度に雰囲気温度を保持するようにしてもよい。また、第3層Crの形成後、所定時間、第2層Cuの金属原子が第3層Crの膜中および膜表面に拡散するような温度に雰囲気温度を保持するようにしてもよい。
以下、図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定されるものではなく、各種の変形が可能である。
図1は本発明の電極形成方法を適用したPDPの構成を示す部分分解斜視図である。このPDPはカラー表示用の3電極面放電構造のAC型PDPである。
本PDPは、前面側の基板11を含む前面側のパネルアセンブリと、背面側の基板21を含む背面側のパネルアセンブリから構成されている。前面側の基板11と背面側の基板21はガラス基板であるが、それ以外に石英基板、セラミック基板等を使用することもできる。
前面側の基板11の内側面には、水平方向に一対の表示電極X,Yが電極対間で放電が生じない間隔を隔てて形成されている。表示電極Xと表示電極Yとの間が表示ラインLとなる。各表示電極X,Yは、ITO、SnO2などの幅の広い透明電極12と、例えばAg、Au、Al、Cu、Cr及びそれらの積層体(例えばCr/Cu/Crの積層膜)等からなる金属製の幅の狭いバス電極13から構成されている。表示電極X,Yは、Ag、Auについてはスクリーン印刷のような厚膜形成技術を用い、その他については蒸着法、スパッタ法等の薄膜形成技術とエッチング技術を用いることにより、所望の本数、厚さ、幅及び間隔で形成することができる。
表示電極X,Yの上には、表示電極X,Yを覆うように交流(AC)駆動用の誘電体層17が形成されている。誘電体層17は、低融点ガラスペーストを、前面側の基板11上にスクリーン印刷法で塗布し、焼成することにより形成している。
誘電体層17の上には、表示の際の放電により生じるイオンの衝突による損傷から誘電体層17を保護するための保護膜18が形成されている。この保護膜は、例えば、MgO、CaO、SrO、BaO等からなる。
背面側の基板21の内側面には、平面的にみて表示電極X,Yと交差する方向に複数のアドレス電極Aが形成され、そのアドレス電極Aを覆って誘電体層24が形成されている。アドレス電極Aは、Y電極との交差部で発光セルを選択するためのアドレス放電を発生させるものであり、Cr/Cu/Crの3層構造で形成されている。このアドレス電極Aは、その他に、例えばAg、Au、Al、Cu、Cr等で形成することもできる。アドレス電極Aも、表示電極X,Yと同様に、Ag、Auについてはスクリーン印刷のような厚膜形成技術を用い、その他については蒸着法、スパッタ法等の薄膜形成技術とエッチング技術を用いることにより、所望の本数、厚さ、幅及び間隔で形成することができる。誘電体層24は、誘電体層17と同じ材料、同じ方法を用いて形成することができる。
隣接するアドレス電極Aとアドレス電極Aとの間の誘電体層24上には、複数の隔壁29が形成されている。隔壁29は、サンドブラスト法、印刷法、フォトエッチング法等により形成することができる。例えば、サンドブラスト法では、低融点ガラスフリット、バインダー樹脂、溶媒等からなるガラスペーストを誘電体層24上に塗布して乾燥させた後、そのガラスペースト層上に隔壁パターンの開口を有する切削マスクを設けた状態で切削粒子を吹きつけて、マスクの開口に露出したガラスペースト層を切削し、さらに焼成することにより形成する。また、フォトエッチング法では、切削粒子で切削することに代えて、バインダー樹脂に感光性の樹脂を使用し、マスクを用いた露光及び現像の後、焼成することにより形成する。
隔壁29の側面及び隔壁間の誘電体層24上には、赤(R)、緑(G)、青(B)の蛍光体層28R,28G,28Bが形成されている。蛍光体層28R,28G,28Bは、蛍光体粉末とバインダー樹脂と溶媒とを含む蛍光体ペーストを隔壁29間の凹溝状の放電空間内にスクリーン印刷、又はディスペンサーを用いた方法などで塗布し、これを各色毎に繰り返した後、焼成することにより形成している。この蛍光体層28R,28G,28Bは、蛍光体粉末と感光性材料とバインダー樹脂とを含むシート状の蛍光体層材料(いわゆるグリーンシート)を使用し、フォトリソグラフィー技術で形成することもできる。この場合、所望の色のシートを基板上の表示領域全面に貼り付けて、露光、現像を行い、これを各色毎に繰り返すことで、対応する隔壁間に各色の蛍光体層を形成することができる。
PDPは、上記した前面側のパネルアセンブリと背面側のパネルアセンブリとを、表示電極X,Yとアドレス電極Aとが交差するように対向配置し、周囲を封止し、隔壁29で囲まれた放電空間30に放電ガスを充填することにより作製されている。このPDPでは、表示電極X,Yとアドレス電極Aとの交差部の放電空間30が表示の最小単位である1つのセル領域(単位発光領域)となる。1画素はR、G、Bの3つのセルで構成される。
本発明の電極形成方法は、以上に説明した3電極面放電構造のAC型PDPにおける表示電極X,Yのバス電極13、およびアドレス電極Aを形成するための電極形成方法である。これらのバス電極13およびアドレス電極Aは、基板側から順に、第1層Cr、第2層Cu、第3層Crの積層膜となっている。以下では、説明を容易にするために、この積層膜のバス電極13およびアドレス電極Aを単に電極と称して説明を行う。
図2(a)〜図2(g)は本発明の電極形成方法の一例を示す説明図である。ここでは、上述したアドレス電極Aを背面側のガラス基板21に形成する方法を例に挙げて説明する。
まず、ガラス基板21に第1層Cr31を、スパッタリング法や真空蒸着法などの真空プロセス法で成膜する(図2(a)参照)。
次に、第1層Cr31上に第2層Cu32を成膜し(図2(b)参照)、その後、雰囲気温度を150℃、好ましくは200℃以上に保持しながら、第2層Cu32上に第3層Cr33を成膜する(図2(c)参照)。これにより、第3層Cr33の層中および層表面上に第2層Cu32中の金属原子を拡散させる。この拡散工程は、第1層Cr31、第2層Cu32、第3層Cr33を全て成膜した後、雰囲気温度を150℃、好ましくは200℃以上に保持することで行ってもよい。
第1層Cr31は約0.05μm程度、第2層Cu32は1〜3μm程度、第3層Cr33は約0.15μm程度の膜厚で成膜する。第1層Cr31はガラス基板21との密着性を確保するためのものであり、この意味から約0.05μm程度の膜厚としている。第3層Cr33は第2層Cu32を酸化から保護するためのものであるので、第1層Cr31よりも厚い約0.15μm程度の膜厚としている。第2層Cu32の膜厚は1〜3μm程度としているが、流れる電流の大きさによって適宜変更する。
次に、第3層Cr33上にレジスト34を形成した後(図2(d)参照)、レジスト34のパターニングを行い、電極レジストパターンを形成する(図2(e)参照)。
次に、レジスト形成箇所以外の第3層Cr33、第2層Cu32および第1層Cr31をエッチング液によって除去し(図2(f)参照)、その後、第3層Cr33上のレジスト34を除去することで、第1層Cr31、第2層Cu32、第3層Cr33からなる積層膜の電極を形成する(図2(g)参照)。
この積層膜の電極形成においては、積層膜を形成した時点では、第3層Crの表面は不働態皮膜で覆われているが、拡散処理を施すことにより、第3層Cr表面の不働態皮膜がエッチング液に溶出しやくなるようにする。
本発明者らは、CuとCrを第3層Cr中および第3層Crの表面上に共存させることで、第3層Crを容易にエッチングできることを見出した。以下にその検証方法とメカニズムを説明する。
図3は電流−電位測定装置の構成を示す説明図である。
この装置は、CrがCuと共存する、すなわちCrとCuとが電気的に短絡することでエッチングがどのように進行するかを調査するために使用したものである。
この装置では、Crのエッチング液41中にCrサンプル42とCuサンプル43を入れた容器44と、飽和KCl水溶液45中にAg電極46を浸した容器47とを、寒天にAgClを混合した塩橋48を用いて結んでいる。これ以降、後者の容器47と塩橋48を総称してAg/AgCl参照電極と呼ぶこととする。
Crサンプル42としては、純度99.9%のターゲットを使用してガラス基板上に成膜したCr薄膜(膜厚200nm)を用いた。Cuサンプル43としては、純度99.99%の無酸素銅の延板を使用した。
エッチングに関与する表面積を一定とするために、各サンプルの表面にエッチング液に侵されないコーティング材を塗布した。ただし1cm×1cmの領域のみコーティングを行わず、サンプル表面がエッチング液に露出するようにした。
Crサンプル42と回路用スイッチ49、電流計50、電圧計51を図のように接続し、またCrサンプル42とCuサンプル43とを電気的に短絡できるようカップリング用スイッチ52を設けた。
電極形成の際にアルカリ性の溶液で現像・剥離を行う感光性レジストを使用する場合、レジスト耐性の観点からCrのエッチング液としては酸性の薬液を使用しなければならないので、ここではCrサンプル42のエッチング液41としてHCl(pH=0〜1)を使用した。
図4(a)および図4(b)は電流−電位測定装置での測定結果を示すグラフである。
図4(a)は横軸に浸漬時間、左縦軸に回路に流れた電流の電流密度、右縦軸にCrサンプルの表面電位を示している。
図4(b)はCrの電位−pH図(Pourbaix図)である。この図は、Crを浸した薬液のpHを横軸に、その際のCr表面電位を縦軸にとって、各pHで化学熱力学的に安定に存在できるCrの状態を図示したものであり、参照電極はAg/AgClである。この図から、例えばpH=13のアルカリ性の薬液中でCr表面電位が+100mVの場合には、CrはCrO4 2-が最も安定な状態であり、Cr表面からCrO4 2-というイオンとなって溶け出すことが分かる。
図3に示した電流−電位測定装置を用いて、Crサンプル・Cuサンプルをエッチング液に浸し、各スイッチを導通させて電流・電圧の挙動を測定した。その結果を図4(a)および図4(b)を用いて説明する。
まず、Crサンプルのみをエッチング液に浸漬し、それと同時に回路用スイッチを導通させたところ、Crサンプルの表面電位は200mV、電流密度は0μA/cm2であった(図4(a)の領域A)。
次に、Cuサンプルをエッチング液に浸し、同時にカップリング用スイッチを入れたところ、Crサンプルの表面電位は−360mVを示し、電流が流れ始めた。しばらくの間表面電位は−360〜−400mVの範囲で緩やかに変化していった(図4(a)の領域B)が、−400mVあたりから表面電位が急激に−700mVへ低下していった(図4(a)の領域C)。
その後は、Crサンプルが消失するまで−700mV一定の電位を示した(図4(a)の領域D)。
また、領域Cから領域Dに移行するとき、電流の流れる向きが逆転した。
図4(a)に示した電流−電位挙動と、図4(b)に示したCrのPourbaix図との関係を説明すると以下のようになる。
まず、電位が+200mVの領域Aでは、図4(b)からCrOOH(Crの不働態皮膜)が極めて安定であり、エッチング、すなわちCrの溶出が進行せず、従って電流も流れない。
次に、CrサンプルとCuサンプルを短絡させると、CuからCrへ電子が供給される結果、Crの表面電位は−360〜−400mVに低下する(領域B)。CrのPourbaix図によると、この電位ではH+とCrOOHとが次式(2)に従って反応し、Cr3+としてゆっくりと溶出していく。
CrOOH+3H+→Cr3++2H2O・・・・(2)
Cr3+の溶出に従って表面電位が低下し、−400mVに達する(領域Bと領域Cの境界)と、CrのPourbaix図からCr3+およびCr2+が安定となるので、CrOOHは次式(3),(4)に従って急激に溶出し、消失する(領域C)。
CrOOH+3H+→Cr3++2H2O・・・・・(3)
CrOOH+4H++2e-→Cr2++2H2O・・(4)
このときCrサンプルは、電子を受け取っているので、カソード(陰極)として働いている。
領域Dではすでに、Crサンプル表面でCrOOH(不働態皮膜)が消失しており、金属Crがエッチング液と接触している。CrのPourbaix図によると−700mVではCr2+が安定なため、金属Crは次式(5)に従って溶出する。
Cr→Cr2++2e-・・・・(5)
このときCrサンプルは電子を放出するのでアノード(陽極)として働いており、領域Bや領域Cとは極性が反転している。領域Cから領域Dに移行する際に、電流の流れる向きが逆転するのはこの極性の反転が原因である。
上記で詳述したように、CrとCuが共存し電気的に短絡することでCr表面電位が低下し、Cr表面の不働態皮膜がエッチング液に溶出しやすくなり、安定かつ効率的にエッチングを行えるのである。
この「CrとCuを共存させ電気的に短絡させる」ために拡散工程を実施して、第2層Cuを第3層Cr中(粒界)および表面に拡散させる。
本発明では、拡散工程において、第2層Cuを第3層Cr中、より正確には第3層Cr粒界、もしくは第3層Cr表面へ拡散させ、これによりCr不働態皮膜が容易にエッチングで除去されるようにする。ここで第3層Cr粒界としたのは、熱力学的に平衡な状態ではCuはCrに固溶せず、優先的にCr粒界を伝わって表面へ拡散していくためである。
このようなCr粒界を伝わったCuの拡散は、主に積層膜成膜時に、Cuへ熱的エネルギーを与える処理によって達成される。特に第2層Cu形成後から第3層Cr形成直前までの期間を、150℃以上、より好ましくは200℃以上の基板温度で2分から15分間維持することで達成される。
また、拡散工程は、これに代えて、積層膜成膜後、この積層膜の雰囲気温度を150℃以上、より好ましくは200℃以上で2分から15分間維持することで実施してもよい。
拡散工程は、処理雰囲気により第3層Crの最表面が更に酸化されるのを極力防ぐため、真空に近い減圧下で行うか、あるいはH2、N2、Arなどの還元性雰囲気中で行うことが望ましい。
実施例
以下、実施例を説明する。
ガラス基板にスパッタリング法でITO膜からなる透明電極を形成し、レジストを使用してパターニング後、エッチングにより透明電極を形成する。エッチング液は40℃のFeCl3水溶液を使用し、およそ200秒でエッチングを完了する。
透明電極を形成したガラス基板上に、スパッタリング法にて第1層Cr、第2層Cuを形成。第2層Cuを形成後、基板温度が150℃以上になるまで真空チャンバ中で基板加熱した後、第3層Crを成膜。
このCr/Cu/Cr積層膜上にレジストを使用してパターニング後、積層膜を表面から順にエッチングしていく。エッチング液は、第3層Cr:40℃HCl水溶液、第2層Cu:40℃のFeCl3水溶液、第1層Cr:40℃HCl水溶液を使用。
第3層Crのエッチングはエッチング液に浸すと共に開始され、約60秒程度でエッチングが終了した。第2層Cuを約300秒、第1層Crを約60秒でエッチングし、その後出来上がりの積層膜の電極形状を観察したところ、第2層Cuと第3層Crの断面が一致しており、第3層Crが第2層Cuからひさし状に張り出した、いわゆる「ひさし形状」にはならなかった。
この電極上に誘電体を形成したが、電極上を誘電体ガラスが空隙無く被覆しており、パネルを点灯させてもアーク電流による断線は発生しなかった。
誘電体層形成前の積層膜について、積層膜の表面側からAr+でスパッタリングしながらオージェ電子分光(AES)分析を行い、第3層Crの深さ方向のCu濃度分布を調べた。
図5はその測定結果を示したものであり、積層膜の深さと成分濃度との関係を示したグラフである。このグラフに示すように、積層膜の分析の結果、第3層Cr中および表面にCuが存在することが確認できた。その濃度は、第3層Cr中では1.7〜3.3atm%であった。また表面ではCやOといった大気成分による不純物が多かった(表1参照)ので、それら不純物を除外し、CrとCuのみで構成されているとして再度計算すると、第3層Cr表面にCuは31.7atm%存在すると見積もられた。
Figure 2006134745
本実施例では、第2層を形成後、基板温度が150℃以上になるまで真空チャンバ中で基板加熱した後、第3層Crを成膜したが、第3層Cr形成後に基板温度が150℃以上になるまで真空チャンバ中で基板加熱しても差し支えない。また真空チャンバ中ではなく、還元性雰囲気中で同処理を行っても差し支えない。
比較例
ガラス基板上に、スパッタリング法にて第1層Cr、第2層Cu、第3層Crを形成。第2層Cu形成後から第3層Cr形成までの間に拡散工程は実施しなかった。Cr/Cu/Cr積層膜の形成以外については、実施例と同様の方法で処理を行った。
第3層Crのエッチングはエッチング液に浸して60秒程度経過してから開始され、完全に第3層Crが消失するまでに実施例のおよそ2倍の120秒の時間が必要であった。
第2層Cu、第1層Crのエッチング後に出来上がりの電極形状を観察したところ、第3層Crが第2層Cuからひさし状に張り出していた。
このようにして形成した積層膜の電極上に誘電体ガラス層を形成したところ、誘電体ガラスが電極を被覆できていない個所があり、完成したPDPを点灯させるとアーク電流による断線が発生した。
誘電体形成前の積層膜について、実施例同様AES分析を行い、第3層Crの深さ方向のCu濃度分布を調べた。
図6はその測定結果を示したものであり、図5と同じく積層膜の深さと成分濃度との関係を示したグラフである。比較例では、拡散工程を実施していないので、第3層Cr中および表面にCuは検出されなかった。
この比較例からわかるように、本発明によれば、第2層Cuを第3層Cr中、より正確には第3層Cr粒界、もしくは第3層Cr表面へ拡散させて、CrとCuが共存し電気的に短絡することで、第3層Crを適正な形状を維持したまま安定かつ効率的にエッチングできる。これにより、電極脇に誘電体ガラスを充分に充填させ、アーク電流による電極断線を防止し、優れた表示品位および信頼性を有するAC型PDPを提供することができる。
本発明を適用したPDPの構成を示す部分分解斜視図である。 本発明の電極形成方法の一例を示す説明図である。 電流−電位測定装置の構成を示す説明図である。 電流−電位測定装置での測定結果を示すグラフである。 実施例の測定結果を示したグラフである。 比較例の測定結果を示したグラフである。
符号の説明
10 PDP
11 前面側の基板
12 透明電極
13 バス電極
17,24 誘電体層
18 保護膜
21 背面側の基板
28R,28G,28B 蛍光体層
29 隔壁
30 放電空間
31 第1層Cr
32 第2層Cu
33 第3層Cr
34 レジスト
41 エッチング液
42 Crサンプル
43 Cuサンプル
44 エッチング液の容器
45 飽和KCl水溶液
46 Ag電極
47 飽和KCl水溶液の容器
48 塩橋
49 回路用スイッチ
50 電流計
51 電圧計
52 カップリング用スイッチ
A アドレス電極
L 表示ライン
X,Y 表示電極

Claims (11)

  1. 誘電体層で被覆された電極を有したプラズマディスプレイパネルの電極形成方法であって、
    基板上に、少なくとも第2金属膜を形成した後、その上に第1金属膜を形成し、
    積層された金属膜上に電極形成用のレジストパターンを形成し、その金属膜をエッチング液でエッチングして積層膜の電極を形成することからなり、
    第1金属膜を構成する第1金属が、第2金属膜を構成する第2金属と異なり、かつ、第1金属と第2金属として、第1金属と第2金属を第1金属のエッチング液に浸した状態で短絡させると第1金属の表面電位が低下する性質を有する金属を用い、
    第1金属膜の形成中または形成後に、第2金属膜の金属原子が第1金属膜の膜中および膜表面に拡散するような温度に雰囲気温度を保持する拡散工程を含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  2. 第2金属膜を形成する前に、第2金属膜の下層に第3金属膜を形成する工程をさらに備え、
    第3金属膜を構成する第3金属が、第1金属膜を構成する第1金属と同じである請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  3. 第1金属がCr、Ti、V、Ni、W、およびこれらの合金のグループから選択された金属からなり、第2金属がAu、Ag、Cu、Al、およびこれらの合金のグループから選択された金属からなる請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  4. 第2金属膜と第1金属膜の形成が真空プロセス法で行われる請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  5. 拡散工程の雰囲気温度が150℃以上である請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  6. 拡散工程が減圧下で実施される請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  7. 拡散工程が還元性雰囲気中で実施される請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  8. エッチング液が酸性の水溶液である請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  9. 積層膜の電極が、基板側から順にCrの第1層、Cuの第2層、Crの第3層の三層構造であり、
    拡散工程において、第2層Cuの金属原子が第3層Crの膜中および膜表面に拡散される請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  10. 拡散工程が、第2層Cuの形成終了後から第3層Crの形成完了までの期間、第2層Cuの金属原子が第3層Crの膜中および膜表面に拡散するような温度に雰囲気温度を保持することからなる請求項9記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
  11. 拡散工程が、第3層Crの形成後、所定時間、第2層Cuの金属原子が第3層Crの膜中および膜表面に拡散するような温度に雰囲気温度を保持することからなる請求項9記載のプラズマディスプレイパネルの電極形成方法。
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