JP2006134120A - 車内映像表示システム及び車両映像表示システム - Google Patents

車内映像表示システム及び車両映像表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】広告の効果に見合った広告料金を徴収することができる車内映像表示システムを提供する。
【解決手段】本発明の車内映像表示システムによると、広告映像の上映回数と上映時の乗客数に基づいて広告料金を演算する。また、広告映像の内容は、列車の位置、時間帯等によって異なる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、公共輸送機関の車両内において、広告を表示する映像表示システムに関する。
近年、鉄道車両内に液晶ディスプレイ(LCD)等を用いた表示装置が搭載され、次の停車駅や所要時間、乗りかえなど案内のほか、広告映像が表示される。
特許文献1には、列車に関する情報と広告情報を表示する列車搭載映像情報配信表示システムが記載され、特許文献2には、動画と静止画を表示する列車搭載映像情報配信表示システムが記載されている。
特開2002−127905号公報 特開2002−209193号公報
従来の車内映像表示システムでは、通常、車両が走行する路線や表示期間に基づいて、広告主から鉄道事業者へ、予め規定された広告料金が支払われていた。このような広告料金システムは、料金の公平性や透明性を確保することができるが、広告の効果に見合った広告料金となっていない欠点があった。
本発明の目的は、広告の効果に見合った広告料金を徴収することができる車内映像表示システムを提供することにある。
本発明の車内映像表示システムによると、広告映像の上映回数と上映時の乗客数に基づいて広告料金を演算する。また、広告映像の内容は、列車の位置、時間帯等によって異なる。
本発明によると、広告の効果に見合った広告料金を徴収することができる。
ここでは、本発明を鉄道路線に適用した例を記載するが、本発明は、鉄道以外の他の交通機関、例えば、路線バス等にも適用可能である。まず、図1を参照して、本発明による車両映像表示システムの構成について説明する。本例の車両映像表示システムは、列車に搭載された車内映像表示システム10と地上に設けられた映像管理サーバ21及びデータ送受信装置22を有する。映像管理サーバ21は、例えば、列車を管理する管理範囲に1つ設けられ、画像ファイルの管理、スケジューリングデータの作成および運用データの管理を行う。データ送受信装置22は、各駅又は所定の主要駅に設けられる。映像管理サーバ21とデータ送受信装置22は有線ネットワーク23によって互いに接続されている。
車内映像表示システム10は、車上映像表示サーバ11、映像表示装置12、データ送受信装置13、及び、乗務員モニタ14を有する。車内映像表示システム10は、運用対象の車両(鉄道の場合、編成単位で)毎に設けられる。
車上映像表示サーバ11は、映像の再生の管理、及び、再生画像ファイルとスケジューリングの管理を行う。車上映像表示サーバ11は、画像データを保存する固定ディスク装置と画像データを再生する前に一時的に記憶する主記憶メモリを有する。主記憶メモリに記憶された画像データは、映像表示装置12に表示される。本例では、画像データを一時的に記憶する主記憶メモリを使用するから、画像データの再生が中断した後に再び再生したときに映像を切れ目なく表示することができる。車上映像表示サーバ11は、画像データを再生したとき、再生条件及び再生状況を記録し、それを運用管理データとして保存し、随時、地上の映像管理サーバ21に送信する。このような運用管理データとして、再生の開始日時、及び、終了日時、再生時の乗客数、乗車率等がある。
車上映像表示サーバ11は、所定のインターフェース15を介して、車両情報管理装置16等の他車載機器との情報授受を定常的に行う機能を有する。インターフェース15は有線又は無線であってよく、例えば、地上係員と乗務員間の業務連絡用に使用する通常の無線通話システムと同様な無線通話システムであってよい。
車上映像表示サーバ11は、車両情報管理装置16等から入力する現在位置情報、急行・快速・普通等の運用種別情報、走行路線情報、行先情報に基づいて、映像表示装置12に表示する案内情報を編集し生成する。
車上映像表示サーバ11は、地上に設けられた位置検出装置から車両の現在位置を入手する。位置検出装置は各駅又は主要駅に設けられてよい。車上映像表示サーバ11は、地上から送信された又は車両情報管理装置16から得られた車両の現在位置に基づいて、映像表示装置12に表示する映像を選択し又は切り替える。これについては後に詳細に説明する。
車上映像表示サーバ11は、乗車率測定装置17からリアルタイムにて乗車率を受信する。乗車率測定装置17の詳細は特に説明しないが、例えば、車体の下部に設けられた車両の重量を測定する重量測定器であってよい。車上映像表示サーバ11は、車両重量と乗客数の間の換算式又は換算テーブルを有しており、重量測定器から得られた車両重量に基づいて乗客数を推定する。
車上映像表示サーバ11の固定ディスク装置に、緊急時に乗客に案内を行う為の専用の映像を用意しておき、必要に応じて使用することもできる。例えば、緊急時に車両情報管理装置16等から又は地上から割込み信号を受信した場合、車上映像表示サーバ11は、緊急時専用映像に切り替えることができる。
映像表示装置12は、列車の客室に設けられ、車上映像表示サーバ11からの制御により映像を表示する。図6は、映像表示装置12に表示された画面の例を示す。図示のように、1つの画面上をコマ分けし、案内表示と広告映像を同一画面上に表示する。案内表示と広告映像は互いに異なる再生方式によって再生されたものであってよい。これにより、映像表示装置の数が増えることを抑制し、交通事業者の導入コストを低減することができる。
データ送受信装置13は、地上に設けられたデータ送受信装置22との間でデータの授受を行う。
乗務員モニタ14は、乗務員室に設けられ、客室に設けられた映像表示装置12と同一の映像を表示してよいが、映像表示装置12の映像に所定の業務案内を重畳して表示してよい。乗務員モニタ14は、乗車中の係員がシステムで表示中の画面の確認や、運用中のデータについての確認を行う為に設置するが、例えば緊急時に本システムの画面上にメッセージを流したり、避難経路図の映像等乗客の対応を案内する画面を表示することも可能である。さらに、必要な場合、地上と車上間の送受信データを追加することで、地上係員と乗務員間の業務連絡用に用いることも可能である。
本例の車両映像表示システムでは、車両内で広告の表示を行う場合、広告主が映像の作成を行い、契約の上、運営者である交通事業者が広告映像を本車両映像表示システム上にて扱うという形態がとられる。
図2を参照して、映像表示装置12に表示する画像ファイルについて説明する。映像表示装置12にて表示する映像は、地上の映像管理サーバ21が一元的に管理し、各列車に配信する。したがって、本例では、画像ファイルの登録、変更、削除等の作業は、全て地上の映像管理サーバ21にて実施する。
また、これらの画像ファイルを、各種の条件ごとに、再生される映像の組合せや順番を設定する必要がある。この設定は、各種条件ごとにサブコンポーネント化することで、毎回の作業の際には必要なサブコンポーネントのみの修正とすることができる。
本例では、画像ファイルの編集要素の最小単位として、単位映像A、B、C、D…Lを用意する。各単位映像はそれ自身で完結した内容を有する。これらの単位映像の組み合わせをここではサブコンポーネントA…Fと呼ぶ。例えば、サブコンポーネントAは、単位映像A、B、C、Dを含み、これらの4つの単位映像は、この順に、連続して繰り返し再生される。
これらのサブコンポーネントは、各駅の停車中、及び、駅間の走行中に、割り当てられる。図2の例では、3駅の停止中、及び、3駅間の走行中、の6のケースについて、異なるサブコンポーネントが割り当てられている。例えば、駅イに停車中、単位映像A、B、C、及びDを含むサブコンポーネントAが、映像表示装置12にて再生される。
図3は、サブコンポーネントを階層化した状態を示す。本例では、図2に示した各駅の停車中、及び、駅間の走行中に、割り当てられたサブコンポーネントを下位サブコンポーネントと呼び変え、下位サブコンポーネンの組み合わせを中位コンポーネントと呼ぶ。中位コンポーネントは、列車の走行時間帯に、割り当てられる。図3の例では、初電では、中位サブコンポーネントAが、映像表示装置12にて再生される。本例では、列車の走行時間帯に、割り当てられた中位サブコンポーネントの組み合わせを、上位サブコンポーネントと呼ぶ。上位サブコンポーネントは、列車の走行日に対して、割り当てられる。例えば、上位サブコンポーネントRは、所定の期間(a月b日からc月d日)に映像表示装置12にて再生される。
このように、全体の映像のスケジューリングを階層化しながらサブコンポーネント化した構成とすることで、時間帯と走行位置、表示時期に対してきめ細かく対応することが可能となる。即ち、映像のスケジューリングを変更する場合には、それに含まれる上位サブコンポーネントの全て又は一部の内容を変更し、又は、並び替えればよい。上位サブコンポーネントを変更する場合には、それに含まれる中位サブコンポーネントの全て又は一部の内容を変更し、又は、並び替えればよい。中位サブコンポーネントを変更する場合には、それに含まれる下位サブコンポーネントの全て又は一部の内容を変更し、又は、並び替えればよい。下位サブコンポーネントを変更する場合には、それに含まれる単位映像の全て又は一部の内容を変更し、又は、並び替えればよい。
車上映像表示サーバ11は、地上の位置検出装置又は車両情報管理装置16からの位置情報に基づいて、駅停車、駅発車、駅接近などのイベントを編集し、イベントドリブンで使用する単位映像の下部サブコンポーネントの切替えを行う。この切替えでは、スケジューリングデータに含まれる条件に基づいて、次に使用する下位サブコンポーネントを選択する。車上映像表示サーバ11は、再生した映像とその再生時の日時および乗車率等の再生条件情報を、自身の再生記録ファイルに出力する。再生記録ファイルは、地上との通信が可能なときに、地上の映像管理サーバ21へ送信する。
図4を参照して、地上の映像管理サーバ21から車上映像表示サーバ11に画像データを配信する方法を説明する。ステップS101にて、車上のデータ送受信装置13と地上のデータ送受信装置22の間で通信が可能になったとき、車上側から地上側に、車上側の持っている画像ファイル一覧データ111およびスケジューリングデータ112を送信する。ステップS102にて、地上の映像管理サーバ21は、受信したデータを、自身のデータと比較する。即ち、映像管理サーバ21は、自身が保持している画像ファイル一覧データ103およびスケジューリングデータ102と、車上側からの画像ファイル一覧データ111およびスケジューリングデータ112を比較する。ステップS103にて、両者の差分の有無を検出する。差分が無い場合には、ステップS106に進み、差分が有る場合には、ステップS104に進む。ステップS104にて、差分のデータを地上側から車上側に送信する。車上映像表示サーバ11は、受信した差分のデータによって、画像ファイル一覧データ111およびスケジューリングデータ112を更新する。ステップS105にて、不足の画像ファイルを地上側から車上側に送信する。車上側では、受信した画像ファイルを追加し、不要の画像ファイルを削除する。車上側では、更新された画像ファイルを再生し、再生したことを示す再生記録データを地上側に送信する。
最後に、ステップS106にて、次回、車上のデータ送受信装置13と地上のデータ送受信装置22の間で通信が可能になるまで、待つ。車上のデータ送受信装置13と地上のデータ送受信装置22の間の通信は、定期的に、又は、不定期的に行われる。例えば、1週間毎、数週間毎、1ヶ月毎、数ヶ月毎等である。
以上のようにして、地上と車上の間のデータ授受量は、可能な限り少なくなるように構成されている。
車上映像表示サーバ11は、実際に再生する画像ファイルまたはデータファイルを格納しておく記憶領域とは別に、地上側から送信されてきた各ファイルを一時保存しておくための記憶領域を有する。これは、地上と車上の間を無線通信によりデータの授受を行うため、データ送信途中で通信が途絶した場合、運用中の各ファイルが書き換わることを防止する為である。車上映像表示サーバ11は、地上から全ファイルを送信したことを示す電文を受信して、初めてこの一時保存領域から実際のデータ格納領域にファイルを移し、また差分ファイルデータにて消去が指定されたファイルを消去し、新たなデータにて運用を再開する。
次に、図5を参照して、本発明による車内映像表示システムの車内広告に対する課金システムの例を説明する。本例の課金システムの特徴は、広告料金を上映時の乗客数に応じて徴収することと広告消費ポイントを計算することにある。乗客数は、車両に設けられた乗客率測定装置よりリアルタイムにて得られる。図2に示した単位映像が表示される毎に、その時の乗客数を求める。こうして求めた乗客数に上映回数を乗算し、更に、単位映像の上映時間を考慮して、その単位映像を見た乗客数を推定し、それを広告消費ポイントする。例えば、単位映像Aの上映時間がT分であり、1日に、N回、上映されると仮定する。単位映像Aの上映毎の乗客数x(t)が得られたとする。広告消費ポイントは、上映回数N、乗客数x(t)、及び、上映時間Tに基づいて求める。
広告料金が前払いの場合には、広告料金に対応した広告消費ポイントの初期値が与えられる。広告映像を表示する毎に、広告消費ポイントを演算し、それを広告消費ポイントの初期値より減算する。広告消費ポイントがゼロになったときに、広告映像表示契約が終了する。広告料金が後払いの場合には、広告映像を表示する毎に、広告消費ポイントを演算し、それを累積する。契約期間が終了したら、広告消費ポイントの累積値に対応して広告料金を請求する。又は、広告消費ポイントの上限値を設け、広告消費ポイントの累積値が上限値に達したら、広告映像表示契約が終了する。
ステップS201にて、広告主は、広告映像を用意し、交通事業者に車内広告表示を申し込む。ステップS202にて、交通事業者は、車内広告表示の申し込みを受け付け、広告映像の内容、時間、データ形式等を確認する。ステップS203にて、広告主と交通事業者の間で、広告映像の再生条件を調整し、車内広告表示の実施契約を締結する。この契約には、表示を実施する列車及び区間、表示時間帯、広告料金の支払い方法、契約期間の終了等の契約条件を含む。広告料金の支払い方法には、前払い、後払い、分割等がある。契約の終了方法には、上述のように、期限に関して設定する場合と、広告料金に関して設定する場合がある。
ステップS204にて、料金の支払い方法が前払いであるか又は後払いであるかを判定する。後払いの場合には、ステップS207に進む。前払いの場合には、ステップS205にて、広告主は所定の広告料金を前もって支払う。ステップS206にて、交通事業者は広告主からの広告料金を受領し、ステップS207に進む。
ステップS207にて、交通事業者の映像管理サーバ21は、広告主との契約に基づいて再生条件データを作成し、広告主から受け取った広告映像を使用して映像ソースを作成し、登録する。映像ソースを作成方法は、図2及び図3を参照して説明した。即ち、広告主から受け取った広告映像を単位映像として、下位サブコンポーネントに組み込むことにより、映像ソースを作成する。映像管理サーバ21は、再生条件データ及び映像ソースを自身の記録装置に登録し、車内映像表示システム10の車上映像表示サーバ11に送信する。
ステップS301からS307は、車内映像表示システム10における動作である。先ずステップS301にて、車上映像表示サーバ11は、データ送受信装置13を介して、再生条件データ及び映像ソースを受信する。ステップS302にて、再生条件データに基づいて、映像ソースを再生する。ステップS303にて、映像ソースの再生時の乗車率を車両情報管理装置16から受信し、それを記録する。ステップS304にて、消費広告ポイントを計算する。ステップS305にて、車上映像表示サーバ11は、随時、映像管理サーバ21と交信する。即ち、再生記録、消費広告ポイント等のデータを地上側の映像管理サーバ21に送信し、地上側から各種の必要なデータを受信する。ステップS306にて、広告主毎に契約が終了したか否かを判定する。これについては、ステップS209にて説明する。契約が終了していない場合には、ステップS302に戻り、契約が終了した場合には、ステップS307にて再生を終了する。
ステップS208にて、地上側の映像管理サーバ21は、車内映像表示システム10から送信された再生記録データと消費広告ポイントを受信し、消費広告ポイントを演算する。上述のように、消費広告ポイントの初期値が付与されている場合には、受信した消費広告ポイントを初期値より減算し、予め消費広告ポイントが付与されていない場合には、受信した消費広告ポイントを累積する。ステップS209にて、契約が終了したか否かを判定する。例えば、消費広告ポイントの初期値が付与されている場合に、その初期値がゼロになったとき、契約は終了する。消費広告ポイントが付与されていない場合に、消費広告ポイントの累積値が所定値に達したときも、契約は終了する。それ以外の場合、契約期間が満了した場合に、契約は終了する。映像管理サーバ21は、スケジューリングデータから契約が終了した広告映像の部分を抹消し、以降の車上へのデータ送信時に更新後のスケジューリングデータを送信することにより、車上での広告映像の表示を止める。
契約が終了した場合には、ステップS210にて、後払い金の計算を行い、それを広告主に送信する。即ち、広告消費ポイントの累積値に基づいて、予め決めた換算式にて、広告利用料金を算出する。本例では、このようにして、既存のような前払い式広告料金体系によらずに、新たな実績ベースの広告料金体系を構築することができる。ステップS211にて、広告主は、後払い金払いを支払い、ステップS212にて、交通事業者は、それを受け取る。
車上と地上の間のデータの交信は、定期的に又は不定期的に、行われる。従って、ステップS207、ステップS301、ステップS305、ステップS208からS211は、車上と地上の間でデータの交信が行われたときに実行される。一方、ステップS302からS304、S306、及び、S307は、車両が運行中に連続的に実行される。
ステップS304の消費広告ポイントの演算、及び、ステップS306の契約の有無の判定は、広告映像の上映毎に実行される。一方、ステップS208の消費広告ポイントの演算、及び、ステップS209の契約の有無の判定は、車上映像表意サーバ11からデータが送信されたときに、実行される、即ち、定期的に又は不定期的に、実行される。
本例によると、従来の案内表示システムにて採用されている地上からの無線データ送信手段を車上装置から地上装置へのデータ送信にも用いることで、車上にて蓄積した記録データを地上管理装置に送信することができる。車上から地上への通信経路を確保することで、上記のようなデータのほか、他の車載装置の動作状態データ等を送信することも可能となり、各車両の予防保全に役立てることが可能である。また、将来、無人運転を行う上で、必要な運用情報を地上で把握する手段としても利用できる。
また、本発明により、乗車実績をそのまま広告料金に反映する料金体系を確立することができることから、交通事業者にとってはより効率のよい広告収入体系となり、他方利用者にとっても広告効果がそのまま料金に反映される為、受け入れやすい広告料金体系でもある。また、広告映像の表示枠をきめ細かく設定することで、特に中小の事業者にとって、より交通広告への参入がしやすい環境ができるものと考えられる。
以上、本発明の例を説明したが本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは当業者に理解されよう。
本発明による車両映像表示システムの構成例を示す図である。 映像スケジューリングデータのサブコンポーネントの例を示す説明図である。 サブコンポーネントが階層構造となることのイメージ図である。 地上側の映像管理サーバから車上映像表示サーバに画像データを送信する処理の流れを示す図である。 本発明による車両映像表示システムの処理の流れの概略を示す図である。 本発明による車内映像表示システムの映像表示装置に表示された画面の例を示す図である。
符号の説明
10…車内映像表示システム、11…車上映像表示サーバ、12…映像表示装置、13…データ送受信装置、14…乗務員モニタ、15…インターフェース、16…車両情報管理装置、17…等乗車率測定装置、21…映像管理サーバ、22…データ送受信装置、23…有線ネットワーク

Claims (16)

  1. 広告を含む映像を表示するために車両に設けられた映像表示装置と、該映像表示装置によって再生する画像データを管理するために車両に設けられた車上映像表示サーバと、を有し、上記映像表示装置によって表示された広告映像の上映回数と上映時の乗客数に基づいて広告料金を演算するように構成されている車内映像表示システム。
  2. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記上映時の乗客数は、上記車両に設けられた乗車率測定装置からリアルタイムにて得られた値であることを特徴とする車内映像表示システム。
  3. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記広告映像の上映回数に上映時の乗客数を乗算した値と上記広告映像の表示時間に基づいて消費広告ポイントを演算し、該消費広告ポイントの累積値に基づいて広告主毎に広告料金を演算することを特徴とする車内映像表示システム。
  4. 請求項3記載の車内映像表示システムにおいて、上記消費広告ポイントの累積値が所定値に達したときに上記消費広告ポイントに対応する広告主の映像の表示を停止することを特徴とする車内映像表示システム。
  5. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記車上映像表示サーバは、地上に設けられた位置発信装置又は車両に設けられた車両情報管理装置からの車両の現在位置情報に基づいて、上記映像表示装置によって表示する広告映像を切り替えることを特徴とする車内映像表示システム。
  6. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記車上映像表示サーバは、車両が走行する時間帯によって、上記映像表示装置によって表示する広告映像を切り替えることを特徴とする車内映像表示システム。
  7. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記映像表示装置は、駅に停車中と駅間を走行中に、異なる広告映像を表示することを特徴とする車内映像表示システム。
  8. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記映像表示装置は、駅に停車中に表示する広告映像として、駅毎に異なる広告映像を表示することを特徴とする車内映像表示システム。
  9. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記映像表示装置は、駅間を走行中に表示する広告画像として、駅間毎に異なる広告映像を表示することを特徴とする車内映像表示システム。
  10. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記車上映像表示サーバは、階層構造として編集された画像データを有し、該階層構造は、編集の最小単位である単位映像と複数個の該単位映像を組み合わせた下位サブコンポーネントと、複数個の該下位コンポーネントを組み合わせた中位サブコンポーネントと、複数個の該中位サブコンポーネントを組み合わせた上位サブコンポーネントと、を有することを特徴とする車内映像表示システム。
  11. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記車上映像表示サーバは、地上に設けられた緊急事態検出装置又は車両に設けられた車両情報管理装置からの緊急事態情報に基づいて、上記映像表示装置によって表示されている広告映像を所定の映像に切り替えることを特徴とする車内映像表示システム。
  12. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記映像表示装置は、更に、上記広告映像とは異なる再生方式にて乗客に対する案内情報を表示し、上記広告映像と上記案内情報は画面上にて区分けして同時に表示することを特徴とする車内映像表示システム。
  13. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記映像表示装置は客室に設けられた客室用表示装置と乗務員室に設けられた乗務員室用表示装置とを含み、該乗務員室用表示装置は、上記客室用表示装置に表示される広告映像以外に乗務員情報を表示することを特徴とする車内映像表示システム。
  14. 請求項1記載の車内映像表示システムにおいて、上記車上映像表示サーバは、上記画像データを保存する固定ディスク装置と該固定ディスク装置に保存された画像データを上記映像表示装置によって再生する前に一時的に記憶する主記憶メモリを有し、上記画像データの再生を中断した後に再び再生したときに映像が切れ目なく表示されることを特徴とする車内映像表示システム。
  15. 地上に設けられた映像管理サーバと車両に設けられた映像表示サーバとを有する車両映像表示システムにおいて、上記映像管理サーバは、車両に設けられた映像表示装置によって表示された映像の上映回数と上映時の乗客数に基づいて広告料金を演算するように構成されている車両映像表示システム。
  16. 請求項15記載の車両映像表示システムにおいて、上記映像管理サーバは、自身が有する映像ファイル一覧データと上記映像表示サーバから送信された映像ファイル一覧データとを比較し、上記映像表示サーバから送信された映像ファイル一覧データに含まれる映像ファイルに不足が有る場合には不足分の映像ファイルを上記映像表示サーバに送信することを特徴とする車両映像表示システム。
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