JP2006133515A - 焦点検出装置を有するカメラ - Google Patents

焦点検出装置を有するカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】焦点検出装置における測距精度を十分に向上することで撮像素子の高画素化に対応できるようにする。
【解決手段】AFセンサを構成する各センサ列を、等間隔の画素ピッチで複数のセンサ画素を配列した3本の画素列を互いに1/2画素ピッチずらした千鳥配置で構成する。そして、各画素列が被写体の同一部位の光束を取得しているときには、隣接した1対の画素列の画素信号を交互に読み出して相関演算し合成像ずれ量を算出する。そして、得られる2つの合成像ずれ量を平均化して最終的な像ずれ量を算出する。また、各画素列が被写体の同一部位の光束を取得していないときには、各画素列の画素信号をそれぞれ読み出して個々に相関演算し像ずれ量を算出し、得られる3つの像ずれ量を平均化して最終的な像ずれ量を算出する。
【選択図】図8

Description

本発明は、焦点検出装置を有するカメラに関し、特に撮影画面内の複数点の焦点状態又は被写体までの距離を検出可能な焦点検出装置を有するカメラに関する。
例えば、デジタルカメラにおいては、撮像素子の高画素化が進んでおり、これに対応した測距精度の向上が要求されている。特に、これまでは解像度が低かったため撮像素子にて撮影した画像のほぼ全体を使用して写真印刷を行っていたが、今後は高画素化により解像度が向上するため、撮像素子にて撮影した画像のほぼ全体を使用して写真印刷を行うのみでなく、撮影した画像のほんの一部を拡大した写真印刷も可能になる。このため、より一層の測距精度の向上が要求されている。
測距精度を向上するには、例えば、フォトダイオード等のセンサ画素を配列したラインセンサの各センサ画素の画素ピッチを小さくすればよいことが知られている。画素ピッチを1/2にすることで測距精度は√2倍向上する。しかし、画素ピッチを小さくするためにセンサ画素の面積を小さくするとセンサノイズが大きくなるためセンサノイズを小さくする対策が必要になる。一方、センサ画素の面積を小さくすること無く画素ピッチを小さくする方法としてセンサの千鳥配置が知られている。例えば、複数のセンサ画素をライン上に配列したラインセンサを2つ使用し、この2つのラインセンサを、各センサ画素が互いに1/2画素ピッチずれるように配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−18779号公報
しかしながら、特許文献1記載のものは、測距精度を√2倍に向上できるが、2ラインの限定されているため、それ以上の向上は望めなかった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、測距精度を十分に向上することができ、撮像素子の高画素化に対応できる焦点検出装置を有するカメラを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様による焦点検出装置を有するカメラは、撮影画面内の複数の測距点における被写体の焦点状態又は被写体までの距離を検出する焦点検出装置を有するカメラにおいて、等間隔の画素ピッチで複数のセンサ画素を配列してなる画素列を3ライン以上並べて1つのセンサ列を構成し、このセンサ列を各測距点に対応して複数配置した焦点検出用センサを具備する。
この一態様によれば、画素列を3ライン以上並べて1つのセンサ列を構成したので、従来よりも測距精度を向上させることができる。
また、他の態様による焦点検出装置を有するカメラは、各センサ列を構成する画素列において、隣接する画素列を互いに1/2画素ピッチずらして配置する。これにより、測距精度をさらに向上することができる。
また、他の態様による焦点検出装置を有するカメラは、焦点検出用センサのセンサ列における各画素列の画素出力を相関演算することにより像ずれ量を算出する像ずれ量算出手段を更に設け、この像ずれ量算出手段により2つの画素列の画素出力を合成し、この合成した出力を相関演算して像ずれ量を算出する。これにより、測距精度をさらに向上することができる。
また、他の態様による焦点検出装置を有するカメラは、像ずれ量算出手段により、全ての画素列に対して2つの画素列の画素出力をそれぞれ合成するとともにこの合成した出力を相関演算して複数の合成像ずれ量を算出し、この算出した複数の合成像ずれ量を平均化して最終の像ずれ量を算出する。これにより、測距精度をさらに向上することができる。
また、他の態様による焦点検出装置を有するカメラは、像ずれ量算出手段により、全ての画素列について、画素列毎に画素出力を相関演算して複数の像ずれ量を算出し、この算出した複数の像ずれ量の平均化して最終の像ずれ量を算出する。これにより、測距精度をさらに向上することができる。
本発明によれば、測距精度を十分に向上することができ、撮像素子の高画素化に対応できる焦点検出装置を有するカメラを提供できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、焦点検出装置を有するカメラにおける、焦点検出装置について示した図で、レンズ交換式の一眼レフレックスカメラを想定して図示したものである。このカメラは、交換レンズ11とカメラボディ12とから構成されている。
前記交換レンズ11は、カメラボディ12の前面に設けられた図示しないカメラマウントを介してカメラボディ12に着脱自在に取り付けられている。この交換レンズ11の内部には、フォーカスレンズ111と、レンズ駆動部112と、レンズCPU113とが設けられている。
前記フォーカスレンズ111は、撮影光学系に含まれる焦点調節用のレンズであり、レンズ駆動部112内の図示しないモータによってその光軸方向(図1の矢印で示す方向)に駆動される。なお、実際の撮影光学系は複数のレンズから構成されているが、図1ではフォーカスレンズ111のみを図示している。前記レンズ駆動部112は、モータとその駆動回路(モータドライバ)とから構成されている。前記レンズCPU113は、レンズ駆動部112の制御などを行う制御回路である。このレンズCPU113は、通信コネクタ114を介して前記カメラボディ12内のAF演算ASIC121と通信可能に構成されている。前記レンズCPU113からAF演算ASIC121には、レンズCPU113に予め記憶されている、フォーカスレンズの製造ばらつき情報やフォーカスレンズの収差情報などのレンズ情報が送信される。
前記カメラボディ12は、以下のように構成されている。
交換レンズ11内のフォーカスレンズ111を介してカメラボディ12内に入射した図示しない被写体からの光束は、メインミラー122で反射されて、フォーカシングスクリーン123、ペンタプリズム124を介して接眼レンズ125に至る。これにより、図示しない被写体の状態を観察することができる。
前記メインミラー122の中央部はハーフミラーになっており、このメインミラー122がダウン位置(図示の位置)にあるときには、ハーフミラー部を一部の光束が透過して、メインミラー122に設置されたサブミラー126で反射される。なお、メインミラー122がアップ位置にある時には、サブミラー126は折り畳まれるようになっている。また、メインミラー122の後方には、撮影光学系を通過した被写体像を光電変換するための撮像素子127が配置されている。即ち、前記メインミラー122がアップ位置にある場合には、フォーカスレンズ111を通った光束が、撮像素子127に結像して光電変換される。
また、前記サブミラー126で反射された光束は、自動焦点検出を行うためのAF光学系(コンデンサレンズ128、全反射ミラー129、セパレータレンズ130などから構成される)に導かれ、このAF光学系を通過して、焦点検出用センサ装置としてのAFセンサ131に導かれる。そして、このAFセンサ131に光束が入射した後、この入射光束が電気信号に変換される。前記AFセンサ131からの電気信号(センサ出力)は前記AF演算ASIC121に入力される。
前記AF演算ASIC121では、入力されたセンサ出力に基づいて後で説明するAF演算が行われる。このAF演算結果がシステムコントローラ132に入力され、このシステムコントローラ132によりレンズCPU113が制御され、このレンズCPU113によりレンズ駆動部112を介してフォーカスレンズ111が合焦駆動される。
次に、AF光学系及びAFセンサ131について更に詳しく説明する。
図2(a)は、図1のカメラで用いられるAF光学系の2次結像系を模式的に示した図である。AF光学系は、コンデンサレンズ128と、全反射ミラー129と、セパレータレンズ130とから構成されている。なお、図2(a)における破線は1次結像面を示し、一点鎖線はAF光学系の光路を示している。
前記セパレータレンズ130の後方には前記AFセンサ131が配置されている。前記AFセンサ131は、横線検出センサ列131a、131bと縦線検出センサ列131c、131dによって構成されている。
図2(b)はフォーカスレンズ111からAFセンサ131に至る光束の様子を図示したものである。図2(b)では全反射ミラー129を省略している。また、光束については撮影画面の横方向に関する焦点状態を検出するための横線検出光束のみを図示し、横線検出光束と直交する縦線検出光束については省略している。なお、以下の説明は横線検出光束を対象としているが、縦線検出光束の場合も同様である。
図2(b)において、フォーカスレンズ111の異なる射出瞳111a、111bを通過した1対の横線検出光束は、前記サブミラー126で反射された後、コンデンサレンズ128に入射してそれぞれ集光される。そして、集光された1対の横線検出光束が全反射ミラー129において反射された後、図示しない視野絞りを介してセパレータレンズ130a、130bに入射する。さらに、セパレータレンズ130a、130bにそれぞれ入射した横線検出光束が、横線検出センサ列131a,131bの特定領域に結像する。
前記AFセンサ131は、例えば、図3に示す15点の測距点の焦点状態を検出するために図4のようなセンサアレイ配置になっている。即ち、横線検出センサ列131a、131bは、それぞれ5本のセンサ列から構成されている。各センサ列は互いに平行にかつ等間隔で配置されている。また、縦線検出センサ列131c、131dは、それぞれ3本のセンサ列から構成されている。各センサ列は互いに平行にかつ等間隔で配置されている。
前記AFセンサ131を構成する各センサ列は、図5に示すように、3ライン以上の画素列、例えば、3本の画素列141,142,143によって構成されている。そして、各画素列141,142,143は、等間隔の画素ピッチで複数のセンサ画素SPを配列した構成になっている。前記各画素列141,142,143は、互いに1/2画素ピッチずらして配置している。即ち、画素列141と画素列142を1/2画素ピッチずらし、画素列142と画素列143を1/2画素ピッチずらした、いわゆる千鳥配置になっている。そして、横線検出センサ列131a、131b及び縦線検出センサ列131c、131dは、全体をN1、N2、N3、N4、N5の5つに領域分割している。なお、1つのセンサ画素SPのサイズは、例えば、10μm×50μmになっている。
次に、前記AFセンサ131の回路構成について述べる。この回路は、横線検出光束に対しては横線検出センサ列131a、131bの一方を基準部、他方を参照部として機能させる。また、縦線検出光束に対しては縦線検出センサ列131c、131dの一方を基準部、他方を参照部として機能させる。なお、ここでは検出センサ列のうちの1本のセンサ列についての回路構成について説明する。
基準部のセンサ列も参照部のセンサ列も3本の画素列141,142,143によって構成されるのは前述した通りであるが、具体的には、図6に示すように、各画素列141,142,143を、センサ画素SPを構成するフォトダイオードを配列したフォトダイオード列151と、各フォトダイオードが検知した受光出力を画素信号として蓄積する蓄積列152と、画素信号を転送する転送路153と、前記蓄積列152から画素信号を転送路153に出力する転送スイッチ列154によって構成している。
そして、画素列141と画素列142は互いにフォトダイオード列151を対向させ、外側に転送路153を配置し、画素列142と画素列143との間にモニタ用のフォトダイオード列155を配置し、そのフォトダイオード列155に画素列143のフォトダイオード列151を対向して配置し、この画素列143の転送路153を外側に配置している。
前記各画素列141,142,143の転送路153に出力される画素信号をFDA(Floating Diffusion Amplifier)156によって順次取出し、増幅回路157によって増幅した後、出力選択回路158に出力している。また、前記モニタ用のフォトダイオード列155が検知した受光出力をモニタ出力として前記出力選択回路158及び積分時間制御回路159に出力している。前記積分時間制御回路159は、モニタ出力を取り込み、その出力が一定値以上になったときセンサ回路内において自動的に積分を終了させる制御や、モニタ出力が一定値以上にならなくても最大積分時間に達したとき自動的に積分を終了させる制御を行う。なお、一定値や最大積分時間は調整可能になっている。
前記出力選択回路158は、各画素列141,142,143からの画素信号を出力させるか、モニタ出力を出力させるか選択制御する。なお、出力選択回路158は、温度センサ160の検知温度によって出力電圧を温度補償するようになっている。
このような回路構成を持つAFセンサ131の出力に基づいて測距点の焦点状態を検出することができる。このときの焦点状態の検出手法としては、例えば相関演算を用いた手法がある。この相関演算を用いた手法について説明する。
相関演算を行うのに先立って、まず、前記AF演算ASIC121は、AFセンサ131から入力された各測距点のセンサデータ(画素信号を処理したデータ)を図示しないRAMに記憶させる。次に、各センサ列131a,131b,131c,131dの各画素列141,142,143を構成するフォトダイオード出力の不均一性を補正するための補正データを用いてRAMに記憶させたセンサデータを補正する。ここでの補正データは、例えば均一輝度面を観察したときのセンサデータのばらつきを補正するようなデータを用いればよい。
センサデータの補正が終了した後、相関演算が行われる。ここで、相関演算とは、対をなすセンサ列間、例えば、横線検出センサ列131aと横線検出センサ列131bの各対をなすセンサ列間や縦線検出センサ列131cと縦線検出センサ列131dの各対をなすセンサ列間に入射した2像の間隔、すなわち、像ずれ量を算出する演算である。
この相関演算においては、対をなすセンサ列間でセンサデータの比較(相関値の算出演算)が行われ、この比較の結果、相関値が最も小さくなるような2像間隔が算出される。そして、算出した2像間隔に基づいて被写体距離やフォーカスレンズ111を駆動する際のデフォーカス量が算出される。
例えば、3本の画素列141,142,143からなるセンサ列において、このセンサ列が被写体の同一部位の光束を取得している場合には、隣り合う2本の画素列を合成して1組のラインセンサと考える。すなわち、画素列141と画素列142を1組のラインセンサと考え、画素列142と画素列143をもう1組のラインセンサと考える。そして、各画素列141,142,143のセンサ画素SPに対して図7に示すように画素番号1〜15…を付したときに、1組のラインセンサについては、画素1→画素2→画素4→画素5→画素7→画素8→画素10…の順に画素を並べ替えて相関演算を行い、2像間隔、即ち、像ずれ量を算出する。また、もう1組のラインセンサについては、画素2→画素3→画素5→画素6→画素8→画素9→画素11…の順に画素を並べ替えて相関演算を行い、像ずれ量を算出する。
また、センサ列が被写体の同一部位の光束を取得していない場合には、画素列141,142,143を合成せずに画素列毎に相関演算を行い像ずれ量を算出する。
そして、センサ列が被写体の同一部位の光束を取得している場合においても、また、センサ列が被写体の同一部位の光束を取得していない場合においても、算出した複数の像ずれ量を信頼性で加重加算平均する。
このような操作を行うことで、センサ列が被写体の同一部位の光束を取得している場合には、2つの画素列の合成によって精度を√2倍高めることができ、また、算出した複数の像ずれ量の平均を取ることで精度をさらに√2倍高めることができ、総合的には精度を2倍に高めることができる。
各画素列141,142,143からなるセンサ列における相関演算処理をフローチャートで示すと、図8に示すようになる。この相関演算処理はAF演算ASIC121によって行われる。画素列番号をkとすると、先ず、ステップS1にて、k=1にする。そして、ステップS2にて、kラインと(k+1)ラインで類似性を有するかを判断する。この場合、kラインは画素列141に相当し、(k+1)ラインは画素列142に相当する。ステップS2にて類似性があると判断した時には、さらに、ステップS3にてkラインで算出したデフォーカス量と(k+1)ラインで算出したデフォーカス量が同一であるかを判断する。そして、同一であることを判断したときには、kラインと(k+1)ラインは被写体の同一部位の光束を取得していると判断し、ステップS4にて、kラインと(k+1)ラインの信号を合成して相関演算し像ずれ量を算出する。
また、ステップS2にて、kラインと(k+1)ラインで類似性が無いと判断するか、ステップS2にて類似性ありと判断してもステップS3にてkラインと(k+1)ラインのデフォーカス量が同一で無いと判断したときには、kラインと(k+1)ラインは被写体の同一部位の光束を取得していないと判断し、ステップS5にて、kラインの信号と(k+1)ラインの信号を個々に相関演算し像ずれ量を算出する。
像ずれ量の算出を終了すると、ステップS6にて、kの値に1を加算し、ステップS7にてk=3になったかを判断する。ここではk=2で3になっていないので、ステップS2に戻って同様の処理を行う。今度は、kラインは画素列142に相当し、(k+1)ラインは画素列143に相当する。そして、像ずれ量の算出が終了し、ステップS6にてkの値に1を加算する。これにより、k=3になるので、ステップS7にてそれが判断され、ステップS8にて、算出した複数の像ずれ量を信頼性で加重加算平均して処理を終了する。
この相関演算処理におけるステップS2での類似性の判断は、図9に示すように、kラインの信号出力s1と(k+1)ラインの信号出力s2との間の相関値Fを、
F=Σ|DL(i)−DR(i)|
の式で、シフト量を−4〜+4として計算して求める。
また、ステップS3での同一デフォーカス量の判断は、隣接した画素列を合成しない状態での像ずれ量を算出し、同一の像ずれ量になっているかで判断する。具体的には、
max(像ずれ量−平均像ずれ量)<閾値
であれば、同一像ずれ量になっていると判断する。
また、ステップS4におけるkラインの画素列と(k+1)ラインの画素列の信号合成は、図10に示すように、見かけ上画素ピッチが1/2になるように信号の合成処理を行う。すなわち、kラインの画素列の信号出力s1を例えば1画素分図中左へシフトしてから(k+1)ラインの画素列の信号出力s2と合成することで見かけ上画素ピッチが1/2になるように信号処理された合成信号s3が得られる。
また、相関演算の結果として算出された像間隔の信頼性が低い場合には、誤ったデフォーカス量が算出されるおそれがあるので、デフォーカス量の算出を行うのに先立ってセンサデータの信頼性を判定することが好ましく、ステップS8の処理は予め信頼性判定手段にて信頼性が高いと判定した結果に基づく処理である。信頼性としては、被写体像のコントラスト及び相関演算における信頼性係数の一方又は両方を用いる。前記信頼性判定手段による信頼性の判定は、例えば、センサデータのコントラストが所定レベル以上大きく、かつ演算された相関値が所定値よりも小さい場合に信頼性が高いと判定する。
ステップS8では、複数の像ずれ量を信頼性で加重加算平均して最終像ずれ量を算出する。最終像ずれ量の算出は、ステップS4の処理を行ったか、ステップS5の処理を行ったかで演算が異なる。
前記ステップS4にて、kラインの画素列と(k+1)ラインの画素列の信号の合成処理を行って像ずれ量を算出した場合は、最終像ずれ量R(合成)は、画素列141の信号と画素列142の信号の合成によって求めた合成像ずれ量をP12、画素列142の信号と画素列143の信号の合成によって求めた合成像ずれ量をP23、画素列141の信号と画素列142の信号との信頼性をQ12、画素列142の信号と画素列143の信号との信頼性をQ23とすると、
R(合成)={(P12×Q12)+(P23×Q23)}/(Q12+Q23)
によって求める。
また、前記ステップS5にて、kラインの画素列と(k+1)ラインの画素列の信号を合成せずに像ずれ量を算出した場合は、最終像ずれ量R(非合成)は、画素列141の信号によって求めた像ずれ量をP1、画素列142の信号によって求めた像ずれ量をP2、画素列143の信号によって求めた像ずれ量をP3、画素列141の信頼性をQ1、画素列142の信頼性をQ2、画素列143の信頼性をQ3とすると、
R(非合成)={(P1×Q1)+(P2×Q2)+(P3×Q3)}/(Q1+Q2+Q3)
によって求める。
なお、最終像ずれ量において信頼性を加味しない場合には算出された複数の像ずれ量の平均値によって求める。すなわち、最終像ずれ量R(合成)は、
R(合成)=(P12+P23)/2
によって求め、最終像ずれ量R(非合成)は、
R(非合成)=(P1+P2+P3)/3
によって求める。
なお、信頼性を加味するか否かは、例えばシステムコントローラ132において設定すればよい。
信頼性が判定された後、カメラの測距点選択モードに応じて測距点の選択が行われる。測距点選択モードがシングルポイントモードの場合には、撮影者によって指定された1点におけるデフォーカス量が算出される。また、測距点選択モードがマルチモードの場合には、全測距点の中で信頼性の高いセンサデータを出力する測距点が選択され、更に選択された測距点の中で最至近の測距点が選択され、この選択された測距点における2像間隔がデフォーカス量の算出に使用される。ここで、最至近として選択された測距点の2像間隔とほぼ同一な2像間隔を持つ測距点が複数存在する場合には、これらの測距点の像は同一の被写体の像であると見なされ、同一の2像間隔を持つ複数の測距点の2像間隔の平均値がデフォーカス量の算出に使用される。
このような測距点の選択の結果、得られた2像間隔、即ち、像ずれ量から、光学的に算出されたデフォーカス係数により、デフォーカス量が算出される。このようにして得られたデフォーカス量に対し、温度によるばらつきや、製造時のボディばらつき、製造時のフォーカスレンズのばらつきなどによるデフォーカス量の誤差の補正がなされて、最終的なデフォーカス量が得られる。
デフォーカス量が算出された後は、算出されたデフォーカス量がレンズCPU113に送信される。この送信されたデフォーカス量に基づいてレンズCPU113がレンズ駆動部112を制御することにより、フォーカスレンズ111の合焦駆動が行われる。
また、選択された測距点はファインダ内にスーパーインポーズによって表示される。測距点選択モードがシングルポイントモードの場合には選択された測距点のみがファインダ内にスーパーインポーズされる。また、測距点選択モードがマルチモードの場合には、像ずれ量の平均値算出に使用した全ての測距点がファインダ内にスーパーインポーズされる。
図11はこの実施の形態に係る焦点検出装置を搭載したカメラの全体的な電気回路の構成を示すブロック図である。このブロック図では交換レンズ11とカメラボディ12とを区別せずに図示している。
カメラの所定位置にはフォーカスレンズ111を含むズームレンズ系161が配設されている。このズームレンズ系161は、上記フォーカスレンズ111を含む撮影光学系を1つのレンズによって代表して図示したものである。このズームレンズ系161は前記レンズ駆動部112によって駆動される。レンズ駆動部112は前記レンズCPU113によって制御される。
ズームレンズ系161の入射光の光路上には前記撮像素子127が配置されている。この撮像素子127は、撮像回路162、A/D変換回路163を介してバスライン164に接続されている。前記バスライン164には、前記システムコントローラ132とAF演算ASIC121が接続されている。そして、前記AF演算ASIC121にはAFセンサ131が接続されている。
前記バスライン164には、また、各種の制御プログラムや各種データ処理用の情報等を記憶した記憶手段としてのROM165、データの一時記憶用のRAM166、ドライブコントローラ167、外部I/F部168及びビデオエンコーダ169が接続されている。そして、前記ドライブコントローラ167にメディアドライブ170を介してディスク状又はカード状の記録媒体171が接続され、前記外部I/F部168に外部入出力端子172が接続され、前記ビデオエンコーダ169にビデオ出力端子173が接続されるとともにLCDドライバ174を介してLCD表示部175が接続されている。
前記システムコントローラ132は、各部の制御処理や画像処理などカメラ全体の制御を司るものであり、レンズCPU113と通信可能に構成されている。また、前記システムコントローラ132には、操作部ドライバ176を介してモード設定などのカメラに対して各指示の入力を行う操作部の操作状態を検出するためのダイヤル部177やスイッチ部178が接続されるとともに、各部に電源を供給する電源部179が接続されている。前記電源部179には、外部からの電源供給を受けるための外部電源入力端子180が接続されている。
前記システムコントローラ132には、さらに、閃光発光を行うためのストロボ発光部181及び当該カメラの姿勢が縦位置であるか横位置であるかを検出するための姿勢検出センサ182が接続されている。
このような構成において、AFセンサ131からのセンサ出力がAF演算ASIC121に入力されると、AF演算ASIC121において前述したようなAF演算が行われてデフォーカス量が算出され、この算出されたデフォーカス量に基づいてレンズCPU113を介してレンズ駆動部112が制御されて、ズームレンズ系161内のフォーカスレンズのフォーカス駆動が行われる。
また、被写体の像がズームレンズ系161を介して撮像素子127に結像すると、この被写体像が光電変換された撮像信号として撮像素子127から出力される。この撮像信号が、後段の撮像回路162において処理され、更に、A/D変換回路163においてデジタルの画像データに変換される。このデジタル画像データが、バスライン164を介してシステムコントローラ132に入力される。
システムコントローラ132では、入力された画像データのJPEG圧縮伸張処理等の各種信号処理等が行われる。システムコントローラ132による信号処理の際やAF演算ASIC121におけるAF演算の際には、各種データの一時的記憶用としてRAM166が用いられる。
また、画像データ等の記録用のディスク状又はカード状の記録媒体171がメディアドライブ170に装着されると、当該記録媒体171に画像データが記録され、或いは画像データが読み込まれることになる。このとき、ドライブコントローラ167により、メディアドライブ170の動作が制御される。記録媒体171から画像データが読み込まれた場合には、読み込まれた画像データがバスライン164を介してシステムコントローラ132に送られ、前述した撮像信号による画像データの場合と同様の信号処理がなされる。
また、パソコン等の周辺機器は、外部入出力端子(例えばUSB端子)172及び外部I/F部168を介してバスライン164に接続される。そして、周辺機器が保持する画像データ等は、外部入出力端子172及び外部I/F部168を介して取り込まれ、ドライブコントローラ167の制御の下、メディアドライブ170が駆動され、記録媒体171に記録されるようになっている。
更に、ビデオエンコーダ169では、A/D変換回路163でA/D変換された画像信号、又は記録媒体171から読み出されシステムコントローラ132でJPEG伸長処理された画像信号がエンコードされ、LCD表示部175において所定の表示がなされる。このとき、LCDドライバ174によりLCD表示部175が駆動される。更に、このカメラでは、ビデオ出力端子173を介して映像信号の外部出力も可能となっている。
このように、この実施の形態における焦点検出装置は、横線検出センサ列131a、131b及び縦線検出センサ列131c、131dからなるAFセンサ131を使用し、横線検出センサ列131a、131b及び縦線検出センサ列131c、131dを構成する各センサ列はそれぞれ3本の画素列141,142,143によって構成され、しかも、各画素列141,142,143を互いに1/2画素ピッチずらした千鳥配置している。そして、画素列141と画素列142を1組のラインセンサと見なして、各画素列141,142における各センサ画素SPの画素信号を交互に取り出して相関演算を行って合成の像ずれ量を算出し、また、画素列142と画素列143を1組のラインセンサと見なして、各画素列142,143における各センサ画素SPの画素信号を交互に取り出して相関演算を行って合成の像ずれ量を算出している。これにより、センサ列による測距精度を√2倍に高めることができる。
さらに、算出した2つの合成像ずれ量を平均化して最終的な像ずれ量を算出しているので、測距精度を、さらに、√2倍高めることができ、最終的に測距精度を2倍(=√2×√2)に高めることができる。そして、この最終像ずれ量に基づいてデフォーカス量を算出し、この算出したデフォーカス量に基づいてフォーカスレンズ111のフォーカス駆動が行われる。従って、高い精度でオートフォーカスを実現できる。
また、算出した2つの合成像ずれ量を平均化して最終像ずれ量を算出する場合に、信頼性を加味することで、相関演算の結果として算出された像間隔の信頼性が低い場合を排除することができ、デフォーカス量を正確に算出することができる。
なお、この実施の形態は、3本の画素列を互いに1/2画素ピッチずらして千鳥配置したセンサ列を使用したものについて述べたが、4本の画素列を互いに1/2画素ピッチずらして千鳥配置したセンサ列を使用したものであってもよい。この場合に隣接した1対の画素列を1組のラインセンサと見なすことで合計3本のラインセンサの組を構成でき、それぞれ合成像ずれ量を算出し、その合成像ずれ量を使用して平均化することで測距精度を、√2×√3=√6倍に高めることができ、さらなる測定精度の向上を図ることができる。
なお、センサ列を構成する画素列の数は5本以上であってもよいのは勿論である。
また、この実施の形態は、複数の画素列を互いに1/2画素ピッチずらした千鳥配置したものについて述べたがこれに限定するものではなく、複数の画素列を、画素ピッチを合わせて配置したセンサ列を使用することもできる。すなわち、図12に示すように、kラインの画素列と(k+1)ラインの画素列の画素ピッチを合わせて配置し、kラインの画素列の信号出力s1を例えば1画素分図中左へシフトしてから(k+1)ラインの画素列の信号出力s2と加算して合成することで合成信号s3が得られる。そして、この合成信号s3を1/2にすることで平均化した信号が得られる。このような平均化を行うことでセンサノイズを1/2に低減することができる。これにより、複数の画素列を互いに1/2画素ピッチずらした千鳥配置したものと同様に測距精度を√2倍に高めることができる。
なお、その他についても、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、前述した実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても本発明の課題を解決することができ、本発明の作用効果が得られるものである。
本発明の一実施の形態に係る焦点検出装置を有するカメラにおける焦点検出装置の構成を示す図である。 同実施の形態におけるAFセンサ周囲の構成を示すもので、(a)は図1のカメラにおけるAF光学系の2次結像系について示した図であり、(b)はフォーカスレンズからAFセンサに至る光束について示した図である。 同実施の形態における測距点を示す図である。 同実施の形態におけるAFセンサのセンサアレイ配置について示した図である。 同実施の形態におけるセンサ列を構成する画素列の配置を示す図である。 同実施の形態におけるセンサ列の構成及びセンサ列から信号を取出す回路構成を示す図である。 同実施の形態におけるセンサ列から画素信号を取出すときの信号順序を説明するための図である。 同実施の形態におけるセンサ列から取出した画素信号に基づく相関演算処理を示すフローチャートである。 図8の相関演算処理における類似性判断を説明するための図である。 図8の相関演算処理における信号合成を説明するための図である。 同実施の形態におけるカメラの全体的な電気回路の構成を示すブロック図である。 AFセンサとして複数の画素列の画素ピッチを合わせて配置したセンサ列を使用したときの信号合成を説明するための図である。
符号の説明
11…交換レンズ、111…フォーカスレンズ、112…レンズ駆動部、121…AF演算ASIC、122…メインミラー、126…サブミラー、127…撮像素子、131…AFセンサ、131a,131b…横線検出センサ列、131c,131d…縦線検出センサ列、132…システムコントローラ、141,142,143…画素列。

Claims (10)

  1. 撮影画面内の複数の測距点における被写体の焦点状態又は被写体までの距離を検出する焦点検出装置を有するカメラにおいて、
    等間隔の画素ピッチで複数のセンサ画素を配列してなる画素列を3ライン以上並べて1つのセンサ列を構成し、このセンサ列を前記各測距点に対応して複数配置した焦点検出用センサを具備することを特徴とする焦点検出装置を有するカメラ。
  2. センサ列は、それぞれ隣接する画素列を互いに1/2画素ピッチずらして配置したことを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
  3. センサ列は、それぞれ隣接する画素列を互いに画素ピッチを合わせて配置したことを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
  4. 前記焦点検出用センサのセンサ列における各画素列の画素出力を相関演算することにより像ずれ量を算出する像ずれ量算出手段を更に具備し、この像ずれ量算出手段は、2つの画素列の検出画素出力を合成し、この合成した出力を相関演算して像ずれ量を算出することを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
  5. 2つの画素列における画素出力の合成は、一方の画素列と他方の画素列の画素出力を交互に読み込むことによって行うことを特徴とする請求項4に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
  6. 2つの画素列における画素出力の合成は、この2つの画素列が同一部位の被写体光束を取得している場合に行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
  7. 前記焦点検出用センサのセンサ列における各画素列の画素出力を相関演算することにより像ずれ量を算出する像ずれ量算出手段を更に具備し、この像ずれ量算出手段は、全ての画素列に対して、2つの画素列の画素出力をそれぞれ合成するとともにこの合成した出力を相関演算して複数の合成像ずれ量を算出し、この算出した複数の合成像ずれ量を平均化して最終の像ずれ量を求めることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
  8. 前記焦点検出用センサのセンサ列における各画素列の画素出力を相関演算することにより像ずれ量を算出する像ずれ量算出手段を更に具備し、この像ずれ量算出手段は、全ての画素列について、画素列毎に画素出力を相関演算して複数の像ずれ量を算出し、この算出した複数の像ずれ量を平均化して最終の像ずれ量を求めることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
  9. 前記焦点検出用センサのセンサ列における各画素列の画素出力を相関演算することにより像ずれ量を算出する像ずれ量算出手段及び各画素列の画素出力の信頼性を判定する信頼性判定手段を更に具備し、前記像ずれ量算出手段は、前記信頼性判定手段の判定結果を加味して算出した複数の像ずれ量の平均化を行うことを特徴とする請求項7又は8に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
  10. 信頼性判定手段は、被写体像のコントラスト又は各画素列の画素出力の相関演算結果に基づいて信頼性を判定することを特徴とする請求項9に記載の焦点検出装置を有するカメラ。
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