JP2006132118A - 杭打機 - Google Patents
杭打機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006132118A JP2006132118A JP2004319971A JP2004319971A JP2006132118A JP 2006132118 A JP2006132118 A JP 2006132118A JP 2004319971 A JP2004319971 A JP 2004319971A JP 2004319971 A JP2004319971 A JP 2004319971A JP 2006132118 A JP2006132118 A JP 2006132118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leader
- support
- driving machine
- pile
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】 車体12前方にて前後方向に揺動可能に軸支されたリーダ15が、車体12とリーダ15との間に連結された起伏シリンダ17によって倒伏可能に取り付けられたものであって、リーダ15は、そのリーダ15に沿って形成された複数のピン穴25,26を有する支持ブラケット16が一体に設けられ、所定のピン穴25又は26に支持ピン27を通して車体12に対して軸支するようにした杭打機1。
【選択図】 図1
Description
地盤改良工法は、回転駆動装置70が図8に示す実線で示した高さから波線で示す位置まで下降する間、撹拌ロッド80下端の撹拌翼81を回転させながら押し込み、地盤を掘削する。そして、逆に回転駆動装置70を上昇させる際、撹拌翼81からセメントミルクなどの土質改良剤を地中に注入し、土と土質改良剤とを混合させた基礎杭を形成する。一方、鋼管埋設工法では、回転駆動装置70が図9に示す実線で示す高さから波線で示す位置まで下降することにより、鋼管杭90が地盤に回転圧入され、埋設された鋼管杭90が基礎杭となる。
先ず、鋼管埋設仕様の杭打機100Bは、打ち込んだ鋼管杭90の地面から突き出る量を抑えるため、回転駆動装置70がなるべく低い位置まで下降することが望まれる。それには図9に示すように、リーダ105を低い位置で取り付けることが有効である。すなわち、鋼管埋設仕様の杭打機100Bは、地盤改良仕様の杭打機100Aに比べ、リーダ105に対する支持ブラケット106の取り付け位置が高くなっている。
この杭打機200は、車体102に軸支された補助リーダ120を有し、その補助リーダ116に対してリーダ105が摺動支持されている。そして、リーダ105が、補助リーダ116との間に設けられた昇降シリンダ121の伸縮によって上下するように構成されている。これにより、工法に応じてリーダ105の高さを変えることができる。しかし、この杭打機200は、構造が複雑になるため高価なものになってしまう問題があった。
また、本発明の杭打機は、前記位置決プレートが、前記支持ピンを通して移動を制限する位置決穴が一つ形成され、その位置決穴が、当該位置決プレートの向きを逆にして支持ブラケットに固定することにより、長穴上の両端部にそれぞれ位置するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明の杭打機は、前記車体には倒伏した状態の前記リーダを支持する支持部材が設けられ、前記倒伏シリンダの伸縮によってリーダがその支持部材上をスライドするようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明の杭打機は、前記リーダと支持部材とのいずれか一方に、支持部材に支持されたリーダをスライド可能にするスライド部材が設けられたものであることを特徴とする。
このとき、車体に設けられた支持部材によって支持し、更にスライド部材を設けることによってスムーズに切り替え作業を行うことができ、特にブラケットに長穴を形成した場合には位置決プレートの着脱を行えば支持ピンを外す必要もなくなるため、より切り替え作業が容易に行える。
そのため、本実施形態の杭打機1は、そのリーダ15を車体12へ軸支させるための支持ブラケット16に特徴を有する。支持ブラケット16は、従来のものより面積の大きい板材で形成され、上下2箇所にピン穴25,26が形成されている。リーダ15は、この支持ブラケット16のピン穴25,26のいずれか一方に支持ピン27を通して車体12の支持台14に軸支される。そして、支持台14との間に起伏シリンダ17が連結され、図示するように起伏シリンダ17が伸びた状態で起立し、縮んだ状態で倒伏するように取り付けられる。
一方、図2に示す鋼管埋設仕様の杭打機1では、リーダ15の高さが低くなっているため、回転駆動装置70が実線で示す位置まで下降することができ、地中に埋め込んだ鋼管杭90の地表からの突出量を抑えることができる。
そして、地盤改良工法と鋼管埋設工法を行う者にとっては1台の杭打機1で済むため、2台持つという無駄な費用をなくすことができ、また工法によって不要な部品も出ないため、非常に取り扱いが便利になった。
走行部11上の車体12には、車体フレーム13の支持台14ににリーダ15が軸支され、起伏シリンダ17によって支えられて起立している。そのリーダ15には、回転駆動装置70が装着され、チェーン23の送りによって昇降するようになっている。これによって、前記杭打機1と同様に撹拌翼81をもった撹拌ロッド80の連結によって地盤改良が行われ、鋼管杭90の連結によって鋼管埋設が行われる。
そして、本実施形態の杭打機2では、特にリーダ15の位置替えによる仕様の切り替えがより簡単に行うことができるように構成されている。
図5は、地盤改良仕様のままリーダ15が倒された状態を示している。この状態から交換埋設仕様に切り換えるには、支持ブラケット28から位置決プレート30を外して長穴29内の支持ピン27の移動を自由にして起伏シリンダ17を収縮させる。
そして、地盤改良工法と鋼管埋設工法を行う者にとっては1台の杭打機1で済むため、2台持つという無駄な費用をなくすことができ、また工法によって不要な部品も出ないため、非常に取り扱いが便利になった。
前記第2実施形態の杭打機2では、位置決穴を一つ形成した位置決プレート30を用いて長穴29内の支持ピン27の位置決めしていたが、例えば、長穴29の両端部部に合わせて2個の位置決穴を設けるようにしてもよい。更には、位置決穴が形成されていない位置決プレートであって、長穴の端部に重ならないようにしたものを使用するようにしてもよい。
また、前記第2実施形態の杭打機2では、リーダ15にスライダ33を設けているが、支持ロッド32側にスライダを設けるようにしてもよい。
11 走行部
12 車体
13 車体フレーム
14 支持台
15 リーダ
16 支持ブラケット
17 起伏シリンダ
21 駆動スプロケット
23 チェーン
24 ケース
25,26 ピン穴
27 支持ピン
70 回転駆動装置
80 撹拌ロッド
81 撹拌翼
90 鋼管杭
Claims (7)
- 車体前方にて前後方向に揺動可能に軸支されたリーダが、車体とリーダとの間に連結された起伏シリンダによって倒伏可能に取り付けられた杭打機において、
前記リーダは、そのリーダに沿って形成された複数のピン穴を有する支持ブラケットが一体に設けられ、所定のピン穴に支持ピンを通して車体に対して軸支するようにしたものであることを特徴とする杭打機。 - 車体前方にて前後方向に揺動可能に軸支されたリーダが、車体とリーダとの間に連結された起伏シリンダによって倒伏可能に取り付けられた杭打機において、
前記リーダは、そのリーダに沿って形成された長穴を有する支持ブラケットが一体に設けられ、その長穴に通したリーダを軸支する支持ピンを、当該長穴の所定位置に位置決めするための着脱可能な位置決プレートが支持ブラケットに固定されたものであることを特徴とする杭打機。 - 請求項2に記載する杭打機において、
前記位置決プレートは、前記支持ピンを通して移動を制限する位置決穴が前記長穴上の任意の位置に形成されたものであることを特徴とする杭打機。 - 請求項2に記載する杭打機において、
前記位置決プレートは、前記支持ピンを通して移動を制限する位置決穴が一つ形成され、その位置決穴が、当該位置決プレートの向きを逆にして支持ブラケットに固定することにより、長穴上の両端部にそれぞれ位置するようにしたものであることを特徴とする杭打機。 - 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載する杭打機において、
前記車体には倒伏した状態の前記リーダを支持する支持部材が設けられ、前記倒伏シリンダの伸縮によってリーダがその支持部材上をスライドするようにしたものであることを特徴とする杭打機。 - 請求項5に記載する杭打機において、
前記リーダと支持部材とのいずれか一方に、支持部材に支持されたリーダをスライド可能にするスライド部材が設けられたものであることを特徴とする杭打機。 - 車体前方にて前後方向に揺動可能に軸支されたリーダが車体とリーダとの間に連結された起伏シリンダによって倒伏可能に取り付けられた杭打機であって、車体に対してリーダを軸支する支持ピンの位置を切り替える杭打機のリーダ位置替え方法において、
前記リーダに設けられた支持ブラケットに対する支持ピンの位置を切り替える場合に、前記起伏シリンダによって倒伏状態にした前記リーダを支持部材によって支え、倒伏して支えられた状態のままのリーダを前記起伏シリンダを伸縮させることによって長手方向に移動させ、前記支持ピンの支持ブラケットに対する位置を相対的に移動するようにしたことを特徴とする杭打機のリーダ位置替え方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004319971A JP4326454B2 (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 杭打機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004319971A JP4326454B2 (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 杭打機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006132118A true JP2006132118A (ja) | 2006-05-25 |
JP4326454B2 JP4326454B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=36725916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004319971A Expired - Fee Related JP4326454B2 (ja) | 2004-11-04 | 2004-11-04 | 杭打機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4326454B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5819563B1 (ja) * | 2015-07-16 | 2015-11-24 | 株式会社トラバース | 地盤改良ユニット及び地盤改良機 |
JP5819562B1 (ja) * | 2015-07-16 | 2015-11-24 | 株式会社トラバース | 地盤改良ユニット及び地盤改良機 |
JP2017166196A (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機のオーガ着脱方法及びオーガ着脱用のサポート治具 |
JP2019218788A (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | 株式会社ワイビーエム | 杭打装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4505371B2 (ja) * | 2005-04-14 | 2010-07-21 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機及び杭打機の使用方法 |
-
2004
- 2004-11-04 JP JP2004319971A patent/JP4326454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5819563B1 (ja) * | 2015-07-16 | 2015-11-24 | 株式会社トラバース | 地盤改良ユニット及び地盤改良機 |
JP5819562B1 (ja) * | 2015-07-16 | 2015-11-24 | 株式会社トラバース | 地盤改良ユニット及び地盤改良機 |
JP2017166196A (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機のオーガ着脱方法及びオーガ着脱用のサポート治具 |
JP2019218788A (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | 株式会社ワイビーエム | 杭打装置 |
JP7036433B2 (ja) | 2018-06-21 | 2022-03-15 | 株式会社ワイビーエム | 杭打装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4326454B2 (ja) | 2009-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5371791B2 (ja) | パイルホルダー台船および杭の打設方法 | |
JP4326454B2 (ja) | 杭打機 | |
JP2009275395A (ja) | 杭施工装置 | |
US6662480B1 (en) | Bucket level | |
JP4542936B2 (ja) | 小旋回杭打機 | |
JP2007132090A (ja) | オーガロッド振れ止め装置及び地盤改良機 | |
JP2005119620A (ja) | クローラー走行型建設作業車 | |
JP2007177527A (ja) | 地盤改良機 | |
JP5615598B2 (ja) | 杭打機 | |
JP2004183312A (ja) | 杭打ち装置 | |
JP2009221770A (ja) | 地盤改良機及び地盤改良方法 | |
JP2005030142A (ja) | 地中壁の築造工法、地中壁の築造装置および地中壁の築造装置におけるチェーン式掘削装置 | |
JP3428280B2 (ja) | 油圧式法面削孔作業車両 | |
JP3612251B2 (ja) | 法面のアンカー施工機 | |
JP2006219916A (ja) | 杭打機 | |
JP6735256B2 (ja) | 建設機械用作業機の載置台装置 | |
JP4955478B2 (ja) | 杭上地盤改良システム | |
JP7075697B1 (ja) | 地盤改良機 | |
JP2006177156A (ja) | 地盤改良装置 | |
JP4719618B2 (ja) | 小旋回杭打機 | |
KR101526806B1 (ko) | 기초공사용 건설장비 | |
JP2021139155A (ja) | 位置決定装置 | |
JP2007315144A (ja) | 拡径掘削機 | |
JP2005273430A (ja) | 掘削工法及びその装置 | |
JP2002242575A (ja) | 立坑掘削装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070529 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090303 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090602 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090609 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |