JP2006130883A - セラミックスラリー供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ギアポンプを用いたセラミックグリーンシートの成形時における外観不良を軽減するためのセラミックスラリー供給装置を得る。
【解決手段】本発明にかかるセラミックスラリー供給装置では、セラミックスラリーをセラミックスラリー吐出口に供給するためのギアポンプから層流で吐出されたセラミックスラリー中で集中するギア部の摩耗粉を分散させるために、ギアポンプとセラミックスラリー吐出口との間に流路撹拌部が設けられる。この流路撹拌部を設けることによって、このセラミックスラリーから作製されたセラミックグリーンシートには、黒い線が現れなくなるので、このセラミックグリーンシートを積み重ねて焼成加工したとき、その焼結体は、色むらによる外観不良をなくすことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、セラミックスラリー供給装置に関し、セラミックグリーンシートの成形時にキャリアフィルム上にセラミックスラリーを供給するためのセラミックスラリー供給装置に関する。
一般に電子部品は、ある一定の安定した特性を有することが求められる。たとえば、セラミックグリーンシートを用いて製造されるセラミック電子部品においては、セラミックグリーンシートの厚みなどの差異により得られるセラミック電子部品の特性が変化することがある。このため、特性のばらつきが小さいセラミック電子部品を得るためには、セラミックグリーンシートの厚みが一定となるようにセラミックグリーンシートを製造する必要がある。
現在、セラミック電子部品のもととなるセラミックグリーンシートは、シート成形機を用いることによりセラミックスラリーから成形されている。セラミックグリーンシートを成形する際において、セラミックグリーンシートの厚みを一定にするために、使用される成形機に供給されるセラミックスラリーの量を一定にする必要がある。セラミックスラリーの供給量を一定にするためには、セラミックスラリーを供給するためのポンプ吐出量を一定にすることが重要であり、すなわち、セラミックスラリーをいかに定量供給できるかが重要となる。このため、セラミックスラリーの供給には、ギアがしっかりと噛み合い密閉された空間にセラミックスラリーを順次送る構造により定量供給性に優れているギアポンプが用いられている(特許文献1参照)。
特開2003−117913号公報
しかしながら、セラミックスラリーの供給に用いられるギアポンプにおいては、特に、セラミックスラリーの原料にアルミナなどの硬度のあるものを用いる場合には、ギアポンプの噛み合わせの場所が摩耗することにより、ギア部の摩耗粉の発生量が増加する。ギア部が摩耗すると、ギアポンプから吐出されたセラミックスラリーには、ギアポンプの摩耗粉が微量混入することとなる。さらに、ギアポンプから吐出後のセラミックスラリーは、層流の状態で押し出し流されることから、ギアポンプの摩耗粉はセラミックスラリー吐出口の同一箇所から吐出されてしまう。よって、吐出されるセラミックスラリー内の摩耗粉は集中し、結果、セラミックグリーンシート上に黒い線(幅方向で1〜2%の大きさ)となって現れる。そして、黒い線が含まれた状態で成形されたセラミックグリーンシートを積み重ねてセラミックグリーンシート積層体を作製し、そのセラミックグリーンシート積層体を焼成すると、その焼成体の外観に薄く黒い線が入ることから外観不良になるという問題があった。
このような問題を解決するために、摩耗の少ないポンプを使用することが考えられるが、ポンプの構造上定量性が悪くなり、セラミックグリーンシートの膜厚ばらつきが増加するという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ギアポンプを用いたセラミックグリーンシートの成形時における外観不良を軽減するためのセラミックスラリー供給装置を提供するものである。
この発明にかかるセラミックスラリー供給装置は、セラミックグリーンシートを作製するためのセラミックスラリーを吐出するセラミックスラリー吐出口と、セラミックスラリー吐出口にセラミックスラリーを供給するギアポンプと、セラミックスラリー吐出口とギアポンプとの間に設けられ、ギアポンプから層流として圧送されてくるセラミックスラリーの流路を乱して乱流とする流路撹拌部とを備えたセラミックスラリー供給装置である。
また、この発明にかかるセラミックスラリー供給装置では、流路撹拌部は、セラミックスラリーの入口と出口とを有し、入口と出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジングと、ハウジング内においてセラミックスラリーの流路の途中に充填された玉石とで構成された、請求項1に記載のセラミックスラリー供給装置であることが好ましい。
さらに、この発明にかかるセラミックスラリー供給装置では、流路撹拌部は、セラミックスラリーの入口と出口とを有し、入口と出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジングと、ハウジング内においてセラミックスラリーの流路全面にわたって設けられた複数の金網とで構成され、互いに隣り合う前記金網の目の角度が異なるように設けられた、請求項1に記載のセラミックスラリー供給装置であることが好ましい。
また、この発明にかかるセラミックスラリー供給装置では、流路撹拌部は、セラミックスラリーの入口と出口とを有し、入口と出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジングと、ハウジング内においてセラミックスラリーの流路の途中に配置された糸状のフィルタとで構成され、糸状のフィルタは、セラミックスラリー中のセラミック原料粉末の粒度分布最大量より目が粗いことを特徴とする、請求項1に記載のセラミックスラリー供給装置であることが好ましい。
上述したように、セラミックスラリー吐出口とギアポンプの間に、ギアポンプから層流として圧送されてくるセラミックスラリーの流路を乱して乱流とする流路撹拌部が設けられることにより、ギアポンプから層流で吐出されるセラミックスラリー中で集中した摩耗粉が分散するため、セラミックスラリー吐出口から摩耗粉が黒い線となって吐出されない。
また、流路撹拌部を形成するハウジングにおいて、ハウジング内の流路の途中に玉石を充填することで、ギアポンプから層流として圧送されてきたセラミックスラリーが玉石によって流路が乱され、乱流とすることができる。
さらに、流路撹拌部を形成するハウジングにおいて、ハウジング内の流路の全面にわたり複数枚の金網を設け、互いに隣り合う金網の目の角度が異なるように設けられることで、ギアポンプから層流として圧送されてきたセラミックスラリーが金網の目により複数回分断されることから流路が乱され、乱流とすることができる。
また、流路撹拌部を形成するハウジングにおいて、ハウジング内の流路の途中に、セラミックスラリー中のセラミック原料粉末の粒度分布最大量より目が粗い糸状のフィルタを配置することで、ギアポンプから層流として圧送されてきたセラミックスラリーが、糸状のフィルタによって流路が乱され、乱流とすることができる。
この発明にかかるセラミックスラリーの供給装置によれば、ギアポンプで発生した摩耗粉をセラミックスラリー中に分散させることができるため、このセラミックスラリー供給装置を用いて作製したセラミックグリーンシートには、黒い線が現れなくなる。
したがって、このセラミックグリーンシートを積み重ねて焼成加工したとき、その焼結体には、色むらによる外観不良が見られない。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1に、本発明にかかるセラミックスラリー供給装置の一実施形態の構成図を示す。本発明にかかるセラミックスラリー供給装置は、セラミックスラリータンク10、ギアポンプ12、流路撹拌部14、コータ部16、セラミックスラリー吐出口18、乾燥部20から少なくとも構成される。
セラミックスラリータンク10は、ギアポンプ12に接続される。ギアポンプ12の吐出口は、流路撹拌部14の入口側に接続され、流路撹拌部14の出口側はコータ部16に接続される。コータ部16内には、セラミックスラリー吐出口18が設けられ、このセラミックスラリー吐出口18に流路撹拌部14の出口側が接続される。
コータ部16には、キャリアフィルム22が通され、キャリアフィルム22上にセラミックスラリー吐出口18が配置される。コータ部16を出たキャリアフィルムは22は、乾燥部20に導かれ、乾燥部20から出たキャリアフィルム22は巻き取られる。
セラミックスラリーは、まず、セラミックスラリータンク10に溜められる。そして、セラミックスラリータンク10に溜められたセラミックスラリーは、ギアポンプ12によって、一定量で供給される。このように、ギアポンプ12とコータ部16のセラミックスラリー吐出口18との間に流路撹拌部14が設けられることで、ギアポンプ12から層流状態で吐出されるセラミックスラリーは、流路撹拌部14を通過後に乱流状態で押し出し流される。
続いて、流路撹拌部14から吐出されたセラミックスラリーは、コータ部16に供給され、コータ部16のセラミックスラリー吐出口18よりキャリアフィルム22上に塗布される。そして、キャリアフィルム22上に塗布されたセラミックスラリーは、乾燥部20へ移動し乾燥することで揮発性の溶剤を蒸発させ、巻き取ることでセラミックグリーンシートとして完成する。
上述したように、セラミック供給装置を構成するギアポンプ12とコータ部16のセラミックスラリー吐出口18との間に流路撹拌部14を設けることで、ギアポンプ12から吐出されたセラミックスラリーの流れを層流から乱流に変化させることができる。ギアポンプ12から吐出されたセラミックスラリーに、ギアポンプ12のギア部において発生した摩耗粉が混入した場合、セラミックスラリーはギアポンプ12から層流状態で吐出することから摩耗粉が局所的に集中する。そのため、キャリアフィルム上22のセラミックグリーンシートに、幅方向で1〜2%の大きさの黒い線が形成される。しかしながら、流路撹拌部14を通過したセラミックスラリーは、乱流状態になり分散されるので、結果、セラミックグリーンシート上に黒い線が形成されない。
したがって、得られたセラミックスラリーにより形成されたセラミックグリーンシートを積層し、圧着することによって作製されたセラミックグリーンシート積層体を焼成したあとの焼成体には、外観不良が見られない。
図2に、本発明にかかる実施例における流路撹拌部14aの断面図を示す。流路撹拌部14aは、セラミックスラリーの入口と出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジング24で構成され、そのハウジング24内の流路の途中に玉石26が充填されている。そして、この玉石26がハウジング24の外に流出しないように出入り口に玉石26より目の細かい開口径の金網28,28を設けている。ここで、玉石26の径が大きくなると、セラミックスラリーが乱流とならなくなると予想されるが、玉石の直径が0.5mm〜10mmまでの玉石26では、十分乱流の流れを維持できることを確認している。
このような構成とすることで、ギアポンプ12より層流として圧送されてきたセラミックスラリーが充填した玉石26の隙間をセラミックスラリーが通過することによって、セラミックスラリー流れを十分乱流とすることができる。そのため、ギアポンプ12の摩耗粉が同一箇所から吐出されることでセラミックスラリー内に集中した摩耗粉を分散させることができる。
また、セラミックグリーンシートの成形後にハウジング24に溶剤を循環させることで、玉石26に付着したセラミックスラリーが簡単にかつ完全に洗浄でき、流路撹拌部14aの分解洗浄が不要となる。よって、ハウジング24内の流路に充填されている玉石26は、次のロットに繰り返し使用が可能となる。
また、図3および図4に、本発明にかかる他の実施例における流路撹拌部14bの断面図および図解図を示す。流路撹拌部14bは、セラミックスラリーの入口と出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジング24を含む。そのハウジング24内の流路において、2枚以上の金網30a,30bが、流路方向とは略垂直な方向に流路全面にわたって設けられている。そして、互いに隣り合う金網30a,30bの目の角度が異なるように回転させ、ハウジング24内にはめ込むといった構造となっている。
このような構造とすることで、ギアポンプ12より層流として圧送されてきたセラミックスラリーが、流路撹拌部14bのハウジング24に設けられた金網30a,30bのそれぞれの目により2回以上分断されることから流路が乱され、セラミックスラリー流れを十分乱流とすることができる。そのため、ギアポンプ12の摩耗粉が同一箇所から吐出されることでセラミックスラリー内で集中した摩耗粉を分散させることができる。
また、セラミックグリーンシート成形後にハウジング24に溶剤を循環させることで、金網30a,30bに付着したセラミックスラリーが簡単にかつ完全に洗浄でき、流路撹拌部14bの分解洗浄が不要となる。よって、ハウジング24内の流路に設けられた金網30a,30bは、次ロットに繰り返し使用が可能となる。
ここで、金網30a,30bは、それぞれを所定の角度に回転させることで設けるとしたが、これに限られるものではなく、金網30a,30bの目の形状があらかじめ異なる金網30a,30bを設けていても構わない。
また、金網の数は、2枚に限らず、3枚以上の金網を重ねて配置してもよい。この場合においても、それぞれの金網の目の角度を変えたり、それぞれの金網の目の形状を変えておけばよい。
さらに、図5に、本発明にかかる他の実施例における流路撹拌部14cの断面図を示す。流路撹拌部14cは、セラミックスラリーの入口と出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジング24を含む。そのハウジング24内の流路において、セラミック原料の粒度分布最大値よりも目の粗い、たとえば、繊維系の樹脂、撚糸状ファイバー、微細ガラス繊維等の糸状の濾材を強固に巻きつけたタイプの糸状フィルタ32が充填される。
本発明に使用される糸状フィルタ32は、糸状の濾材を巻芯に巻きつけた後、この巻芯を抜いたものが一般的に使用される。この糸状フィルタ32は、巻回濾材の外側からスラリーを供給し、内側の空洞から濾過後のスラリーが排出される構造となっている。
このような構造とすることで、ギアポンプ12より層流として圧送されてきたセラミックスラリーが糸状フィルタ32を通過することによって、セラミックスラリー流れを十分乱流とすることができる。そのため、ギアポンプ12の摩耗粉が同一箇所から吐出されることでセラミックスラリー内で集中した摩耗粉を分散させることができる。
また、上述した糸状フィルタ32には、乱流を促進するためのフィルタとして市販のフィルタを使用することで、安定した条件でセラミックスラリーの混合を行うことができる。さらに、糸状フィルタ32に使い捨てタイプの糸状フィルタ32を使用することで、洗浄不要で簡単に交換することが可能となる。
ただし、ここで用いられる糸状フィルタ32は、本来は濾過フィルタとして用いられるものであるが、ここでは濾過を目的として使用されておらず、セラミックスラリーの流路を乱して乱流とするために用いられている。
ギアポンプを用いてセラミックスラリー吐出口にセラミックスラリーを供給し、キャリアフィルム上にセラミックグリーンシートを作製した。今回使用したセラミックグリーンシートの成形機のセラミックスラリー吐出口における吐出方式は、ダイコータ方式を用いている。また、本発明は、吐出方式には限定することなく用いることができるが、特に、ダイコータ方式に対して有用である。
ここで、ギアポンプとセラミックスラリー吐出口との間に流路撹拌部を設けた場合と設けない場合について、セラミックグリーンシートの外観を観察した。流路撹拌部については、乱流を発生させるための材料を変えて、セラミックグリーンシートの外観を観察した。また、得られたセラミックグリーンシートを用いて作製したセラミック電子部品について、その特性を調べた。このようにして、得られた結果を表1に示す。
Figure 2006130883
試料番号1からわかるように、流路撹拌部がない場合、ギアポンプで発生した摩耗粉によりセラミックグリーンシートに黒い線が生じた。また、試料番号2、3に示すように、流路撹拌部にろ紙を用いた場合、セラミックスラリーの圧損に耐えられず、ろ紙が破損した。さらに、試料番号2に示すように、ろ紙の目がセラミック原料の最大径より細かい場合、ろ紙が破損する前に通過したセラミックスラリーで作製したセラミックグリーンシートでセラミック電子部品を作製すると、粗いセラミック原料がろ紙で捕捉されるため、セラミック電子部品の特性が変化してしまう。また、試料番号4に示すように、流路撹拌部として、1枚の金網を用いた場合、セラミックスラリーを乱流とすることができなかった。また、試料番号6に示すように、流路撹拌部としてセラミック原料より目の細かい糸状フィルタを用いた場合、粗いセラミック原料が糸状フィルタで捕捉され、セラミック電子部品の特性が変化してしまう。それに対して、この発明の範囲内の流路撹拌部を用いた場合、セラミックグリーンシートに黒い線は現れず、得られたセラミック電子部品の特性も設計通りのものであった。
本発明の一実施形態におけるセラミックスラリー供給装置の構成図である。 本発明にかかる実施例における流路撹拌部の断面図である。 本発明にかかる他の実施例における流路撹拌部の断面図である。 図3に示す流路撹拌部の図解図である。 本発明にかかるさらに他の実施例における流路撹拌部の断面図である。
符号の説明
10 セラミックスラリータンク
12 ギアポンプ
14 流路撹拌部
16 コータ部
18 セラミックスラリー吐出部
20 乾燥部
22 キャリアフィルム
24 ハウジング
26 玉石
28 金網
30a、30b 金網
32 糸状フィルタ

Claims (4)

  1. セラミックグリーンシートを作製するためのセラミックスラリーを吐出するセラミックスラリー吐出口と、
    前記セラミックスラリー吐出口にセラミックスラリーを供給するギアポンプと、
    前記セラミックスラリー吐出口と前記ギアポンプとの間に設けられ、前記ギアポンプから層流として圧送されてくるセラミックスラリーの流路を乱して乱流とする流路撹拌部とを備えた、セラミックススラリー供給装置。
  2. 前記流路撹拌部は、
    前記セラミックスラリーの入口と出口とを有し、
    前記入口と前記出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジングと、
    前記ハウジング内において前記セラミックスラリーの流路の途中に充填された玉石とで構成された、請求項1に記載のセラミックスラリー供給装置。
  3. 前記流路撹拌部は、
    前記セラミックスラリーの入口と出口とを有し、
    前記入口と前記出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジングと、
    前記ハウジング内において前記セラミックスラリーの流路全面にわたって設けられた複数の金網とで構成され、
    互いに隣り合う前記金網の目の角度が異なるように設けられた、請求項1に記載のセラミックスラリー供給装置。
  4. 前記流路撹拌部は、
    前記セラミックスラリーの入口と出口とを有し、
    前記入口と前記出口との間を連通するセラミックスラリーの流路を備えたハウジングと、
    前記ハウジング内において前記セラミックスラリーの流路の途中に配置された糸状のフィルタとで構成され、
    前記糸状のフィルタは、前記セラミックスラリー中のセラミック原料粉末の粒度分布最大量より目が粗いことを特徴とする、請求項1に記載のセラミックスラリー供給装置。
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JP2012507420A (ja) * 2008-10-31 2012-03-29 コーニング インコーポレイテッド セラミックシートをキャスティングするための方法および装置

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