JP2006130017A - 回胴式遊技機 - Google Patents

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英理子 佐藤
Tomokazu Nakada
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Abstract

【課題】 複数回に渡って継続的に遊技を行うことなく、遊技者が演出に含まれる当選示唆を認識することができるようにする。
【解決手段】 特定演出の表示が完了する前に、少なくとも1つの停止ボタンが操作された場合には、残りの操作されていない停止ボタンを無効化する。そして、特定演出が終了したときに、残りの停止ボタンを再び有効化する。これにより、1回の遊技が終了する前に、特定演出の表示が中断されてしまうことを確実に防止できる。したがって、特定演出に含まれる当選示唆を確実に遊技者に認識させることが可能となるので、遊技者は、複数回に渡って継続的に遊技を行うことなく、特定演出に含まれる当選示唆を認識することできる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、図柄を変動表示させる複数の回胴手段を有する回胴式遊技機に関するものである。
回胴式遊技機においては、従来から、リールの回転により変動表示される図柄とは別に、遊技の演出効果を高めるべく、液晶表示器やドットマトリックス表示器等から構成される演出表示装置を用いた演出表示を行っている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
この演出表示装置を用いた演出は、通常、ビックボーナスやレギュラーボーナス等の特別遊技状態に内部当選しているか否かを遊技者に示唆(報知)する内容(以下、この内容を、当選示唆という。)を含んだものであるので、この演出が途中で終了してしまうと、特別遊技状態に内部当選している可能性が高いことを遊技者に確実に報知することができなくなってしまう。
そこで、特許文献1に記載の回胴式遊技機では、演出表示を行うに当り、メイン制御部にて演出態様を決定して演出を行う場合とサブ制御部にて演出態様を決定して演出を行う場合とを設定し、かつ、特別遊技状態が内部当選している場合には、メイン制御部にて演出態様(演出パターン)を決定して演出を行い、特別遊技状態が内部当選していない場合には、サブ制御部にて演出態様を決定して演出を行うとともに、メイン制御部にて演出態様を決定して演出を行う場合に限り、演出が終了するまでは、遊技者が次の遊技を開始するための操作を行っても、その演出を途中で強制的に終了させないこととしている。
また、特許文献2に記載の発明では、遊技を進行させるメイン制御部及び演出を制御するサブ制御部を有し、遊技メダルが投入されたこと意味する信号をメイン制御部に入力させるか否かの制御をサブ制御部にて行うとともに、サブ制御部で制御される演出が終了していないときは、遊技メダルが投入されたこと意味する信号をメイン制御部に入力させないようにして演出が途中で強制的に終了されることを防止している。
特開2002−239068号公報 特開2003−180921号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の回胴式遊技機は、単純に、演出表示を途中で強制的に終了させることなく最後まで遊技者にその演出を表示するものであるので、例えば、表示時間の長い演出や、全てのリール停止後に開始される演出の場合には、全てのリールが停止して遊技が1回終了した後においても、必然的に演出が継続的に表示される。
このため、遊技者は、全てのリールが停止して遊技の結果が得られた後も、次の遊技を開始できない状態で演出を見続けなければならないという問題がある。特に、特別遊技状態の当選示唆を含む演出は、通常、表示時間が長く設定されるので、このような問題は、より顕著になる。
また、特許文献1及び特許文献2に記載の回胴式遊技機では、1回の遊技開始(リールの回転開始)に伴って行われる内部抽選の結果、特別遊技状態に内部当選した場合において、その当選示唆を含む演出を強制的に終了させることなく最後まで表示するためには、少なくとも特別遊技状態に内部当選した遊技での特別遊技状態の発生を不可能(ボーナス入賞を不可能)とする必要がある。この場合、内部抽選の結果と全てのリールが停止して得られる遊技の結果とは異なる内容となり、遊技者は、演出表示の終了によって内部抽選の結果を知ることになる。
このように、内部抽選の結果を報知するための手段として、全リール停止による報知ではなく、演出表示による報知を優先すると、遊技者は、少なくとも特別遊技状態に内部当選した1回の遊技においてボーナス入賞を果たすことができず、演出表示の終了により特別遊技状態の内部当選を認識した後、次回以降の遊技でボーナス入賞を果たして特別遊技状態を発生させなければならない。このため、遊技者は、演出表示のために余分な遊技を行わなければならないという問題がある。特に、特別遊技状態の当選示唆を含む演出が、複数回の遊技に渡って継続的に行われる演出である場合には、遊技者はその演出表示が終了するまで複数回の遊技を行わなければ当選示唆を認識することができず、遊技者にとっては、このような演出表示のためだけの遊技が非常に煩雑となる。
本発明は、上記点に鑑み、遊技者が1回の遊技を終了した後、次の遊技を開始できない状態で演出表示を見続ける必要性を無くし、複数回に渡って継続的に遊技を行うことなく、演出に含まれる当選示唆を認識できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、図柄を変動表示させる複数の回胴手段(13)と、回胴手段(13)による図柄の変動表示を開始させるとともに、遊技者により操作される変動開始手段(41)と、図柄の変動表示を停止させるとともに、遊技者により操作される複数の変動停止手段(43)と、図柄の変動表示の開始と連動して開始される演出を表示する演出表示手段(11)と、演出が表示された時から所定時間が経過する前においては、遊技者による変動停止手段(43)の操作に関わらず、複数の回胴手段(13)のうち少なくとも1つについては、図柄の変動表示を続行させる変動表示続行手段(S460)とを備えることを特徴とする。
これにより、1回の遊技が終了する前に、当選示唆を含む演出を途中で強制的に終了させることを防止でき得るので、演出に含まれる当選示唆を確実に遊技者に認識させることが可能となり、遊技者は、複数回に渡って継続的に遊技を行うことなく、演出に含まれる当選示唆を1回の遊技が終了する前に認識することができる。
延いては、例えば、内部抽選に当選して当選フラグが設定された遊技において、当選フラグ(入賞役)に対応する図柄の組合せが並ぶように図柄が停止表示されなかった場合においても、遊技者は、少なくともその遊技において内部抽選に当選していたことを確実に認識することができるので、遊技者は、遊技への興趣を損なうことなく、遊技を続行することができる。
なお、請求項1に記載された「演出」とは、例えば内部抽選にレギュラーボーナス役若しくはビッグボーナス役に当選した場合に表示される演出、又はこの演出に準じた演出が例示できるが、本発明の「演出」はこの例示に限定されるものではない。
請求項2に記載の発明では、演出が表示された時から所定時間が経過した後に、変動表示続行手段(S460)により無効にされた変動停止手段(43)を有効にする停止有効化手段(S480)を備えることを特徴とする。
これにより、例えばその演出に当選示唆が含まれていた場合には、遊技者は、その当選示唆に対応する図柄が停止表示されるように意識して変動停止手段(43)を積極的に操作することができるので、遊技の興趣を更に向上させることができる。
請求項3に記載の発明では、所定時間は、演出の表示を終了させるのに必要な時間以上の長さを有する時間であることを特徴とする。
これにより、遊技者に対して演出の全てを視認させることができるので、遊技者に当選示唆をより一層確実に認識させることができる。
ところで、仮に図柄の変動表示が開始し始めた直後から全ての変動停止手段(43)を無効化して変動表示続行手段(S460)を有効化すると、遊技者は、変動停止手段(43)が作動しない、又は遊技者の操作とは別に回胴式遊技機が勝手に全てを操作しているといった不信感を抱き易くなるので、遊技の興趣が著しく低下するおそれがある。
これに対して、請求項4に記載の発明では、複数の変動停止手段(43)のうち少なくとも1つが操作された後に、変動表示続行手段(S460)を有効にする続行手段有効化手段(S430)を備えることを特徴としているので、図柄の変動表示が開始し始めた直後から全ての変動停止手段(43)を無効化する場合に比べて、「遊技が自分(遊技者)の操作を主体に実行されている」という遊技の主体性を遊技者に与えながら、当選示唆を確実に遊技者に認識させることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
先ず、本実施形態に係る回胴式遊技機の装置構成を説明する。
図1は、回胴式遊技機1(以下、「遊技機1」と記す。)の外観を示す斜視図であり、図2は、遊技機1の前面構造を示す説明図である。以下、図1及び図2に基づいて遊技機1の全体構成について説明する。
図1及び図2に示すように、遊技機1の全体的形状を構成する筐体3の正面部には、表示窓5、操作パネル部7、遊技メダル払出口9、及び表示パネル11等が設けられている。
表示窓5は、遊技機1の上段部分に設けられ、遊技者に対して図柄を表示するための窓であり、この表示窓5は透明なパネルで覆われている。このため、遊技者は、表示窓5を介して、後述する回胴13L、13C、13Rの外周面に表示された図柄を目視することができる。
筐体1の内部のうち表示窓5の内側に対応する部位には、略円筒状に形成された複数個(本実施形態では、3個)の回胴(リール)13L、13C、13Rが横一列に回転可能に配設されており、これら各回胴13L〜13Rの外周面には、複数種類の図柄からなる図柄配列が回転方向(円周方向)に沿って形成されている。
このとき、表示窓5は、回胴13L〜13Rの外周面に形成された図柄をそれぞれ3つずつ目視できるように設定されているため、これらの回胴13L〜13Rを回転させることにより、表示窓5内のうち各回胴13L〜13Rに対応する複数の領域で図柄を変動表示(スクロール表示)させることができる。また、回胴13L〜13Rの回転を停止させれば、各領域で図柄を停止表示させることができ、本実施形態では、これら回胴13L〜13Rにより回胴手段が構成されている。
なお、以下、左端の回胴13Lを「第1回胴13L」と記し、中央の回胴13Cを「第2回胴13C」と記し、右端の回胴13Rを「第3回胴13R」と記す。さらに、これら回胴13L〜13Rを総称するときは、単に「回胴13」と記す。
因みに、図3は、第1回胴13L、第2回胴13C、及び第3回胴13Rの外周面に形成された図柄配列を示す説明図であり、各回胴13L〜13Rには、第0番から第20番までの21個の図柄が形成されている。そして、回胴13L〜13Rが回転すると、表示窓5には、各回胴3個の図柄が第0番から第20番へと順に表示され、第20番の図柄が表示されると、再び第0番の図柄から順に図柄の表示が行われる。
表示窓5の左側には、図2に示すように、第1メダルラインランプ15a、第2メダルラインランプ15b、第3メダルラインランプ15c、及び遊技開始表示ランプ17が設けられており、第1メダルラインランプ15aは、1枚の遊技メダルがベットされたこと、又は各回胴13L〜13Rが停止して停止表示された図柄が中央の入賞ラインL1の上で揃って入賞したことを表示するランプである。
また、第2メダルラインランプ15bは、2枚の遊技メダルがベットされたこと、又は各回胴13L〜13Rが停止して停止表示された図柄が上段若しくは下段の入賞ラインL2の上で揃って入賞したことを表示するランプであり、第3メダルラインランプ15cは、3枚の遊技メダルがベットされたこと、又は各回胴13L〜13Rが停止して停止表示された図柄が斜めの入賞ラインL3の上で揃って入賞したことを表示するランプである。そして、遊技開始表示ランプ17は、回胴13L〜13Rの回転が開始可能な状態になったことを示すランプである。
一方、表示窓5の右側には、打止め表示ランプ19、再遊技ランプ21、ビッグボーナス告知ランプ23a、23b、23c、及び遊技メダル投入ランプ25が設けられており、打止め表示ランプ19は、遊技者に対して払い出される遊技メダルの総数が上限に到達し、遊技機1がいわゆる打ち止め状態となったことを表示するランプである。
また、再遊技ランプ21は、遊技メダルを使用することなく、続けて遊技を実行することが可能である旨を遊技者に報知するためのランプであり、ビッグボーナス告知ランプ23a〜23cは、遊技機1がビッグボーナス遊技状態に移行したことを示すランプであり、遊技メダル投入ランプ25は、遊技メダルのベットを受け入れ可能であることを示すランプである。
また、表示窓5の下側には、役物回数表示器27、払出枚数表示器29、及び貯留枚数表示器31が設けられており、役物回数表示器27は、レギュラーボーナス役の入賞可能回数等を表示し、払出枚数表示器29は、遊技機1から払い出される遊技メダルの枚数を表示し、貯留枚数表示器31は、遊技機1に貯留されている遊技メダルの枚数を表示する。
操作パネル部7は、遊技機1の中段部に位置して手前に向かって突出して棚状に形成されたものであり、その上面部には、遊技メダル投入口33、1枚投入ボタン35、3枚投入ボタン37、及び精算ボタン39が設けられている。
そして、遊技メダル投入口33は、遊技メダルを遊技機1に投入するための投入口であり、1枚投入ボタン35は、遊技機1に貯留されている遊技メダルのうち1枚をベットするためのボタンであり、3枚投入ボタン37は、遊技機1に貯留されている遊技メダルのうち3枚をベットするためのボタンであり、精算ボタン39は、遊技機1に貯留されている遊技メダルを外部に払い出す際に押されるボタンである。
なお、遊技において入賞が成立した場合、又は1回の遊技に必要な枚数(規定数)を超えて余分な枚数の遊技メダルが遊技メダル投入口33から投入された場合等には、遊技メダルは遊技機1の内部に貯留される。ここで、貯留とは、後述する主制御基板101のRAM115に遊技メダルの数を記憶する、いわゆるクレジットのことであり、本実施形態では、貯留可能な枚数の上限は50枚である。
操作パネル部7の前面部には、スタートレバー41、停止ボタン43L、43C、43R、返却ボタン45等が設けられている。スタートレバー41は、回胴13の回転を開始させる変動開始手段であり、停止ボタン43L〜43Rは、各回胴13の個数に対応した個数(本実施形態では、3個)設けられているとともに、対応する回胴13の回転を停止させることにより図柄の変動表示を停止させる変動停止手段であり、スタートレバー41及び停止ボタン43L〜43Rは共に遊技者により手動操作されるものである。また、返却ボタン45は、投入された遊技メダルが遊技機1内部で詰まった場合に、遊技者がこの詰まりを解消すべく押されるボタンである。
なお、以下では、第1回胴13Lに対応する停止ボタン43Lを「第1停止ボタン43L」と記し、第2回胴13Cに対応する停止ボタン43Cを「第2停止ボタン43C」と記し、第3回胴13Rに対応する停止ボタン43Rを「第3停止ボタン43R」と記し、これらを総称するときは、単に「停止ボタン43」と記すこととする。
また、遊技メダル払出口9は、遊技機1の下部に設けられており、遊技機1の下部には、遊技メダル払出口9のほか、遊技メダル払出口9から払い出される遊技メダルを受け止めるための受け皿部47が設けられている。
表示パネル11は、図柄の変動表示の開始と連動して開始される演出を表示する演出表示手段をなすもので、本実施形態では、表示窓5の上方側に配設したドットマトリックス表示装置又は液晶表示装置等にて表示パネル11を構成している。
次に、本実施形態に係る遊技機1の電気的構成を説明する。
図4は、本実施形態に係る遊技機1の電気的構成を示す説明図である。遊技機1には、主制御基板101を中心として、回胴基板103、副制御基板105、中央表示ランプ基板107、及び電源基板109等が設けられている。
主制御基板101は、遊技機1で行われる遊技の進行及び演出を制御する制御部であり、この主制御基板101は、CPU(中央演算装置)111、ROM(読込専用記憶装置)113、及びRAM(随時読込書込可能記憶装置)115等を互いに接続して構成される周知のマイクロコンピュータにて構成されており、CPU111を中心として構成されるマイクロコンピュータである。
主制御基板101に接続された副制御基板105には、主制御基板101と同様にCPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータによって構成されているとともに、各種の照明用基板119、各種のスピーカ121及び表示パネル11等が接続されている。
そして、副制御基板105は、主制御基板101からの信号に基づき、各種のスピーカ121に音声信号及び表示パネル11に表示される演出の画像信号を出力するとともに、各種の照明用基板119に対しても信号を出力する。また、照明用基板119は、副制御基板105からの信号に基づいて、照明類123の点灯及び消灯等を制御する。
中央表示ランプ基板107には、役物回数表示器27、払出枚数表示器29、貯留枚数表示器31、1枚投入ボタン35、3枚投入ボタン37、精算ボタン39、第1停止ボタン43L、第2停止ボタン43C、及び第3停止ボタン43R等が接続されており、これらの各ボタン35、37、39、43L〜43Rが遊技者によって操作されると、その操作結果を示す信号が、中央表示ランプ基板107を介して主制御基板101に入力される。
そして、主制御基板101は、中央表示ランプ基板107を介して送信される入力信号に基づいて、各ボタン35、37、39、43L〜43Rに対する操作状態を判断する。
また、中央表示ランプ基板107には、停止ボタン43等からの信号に加えて、左表示ランプ基板125、右表示ランプ基板127、スタートレバーユニット129、及びメダルセレクター131等も接続されている。
左表示ランプ基板125は、表示窓5の左側に設けられた第1メダルラインランプ15a、第2メダルラインランプ15b、第3メダルラインランプ15c、遊技開始表示ランプ17の点灯及び消灯を制御するための基板であり、これらランプ15a〜15cの制御は、中央表示ランプ基板107及び左表示ランプ基板125を介して主制御基板101にて行われる。
右表示ランプ基板127は、表示窓5の右側に設けられた打止め表示ランプ19、再遊技ランプ21、ビッグボーナス告知ランプ23a〜23c、遊技メダル投入ランプ25の点灯及び消灯を制御するための基板であり、これらランプ19、21、23a〜23c、25の制御は、中央表示ランプ基板107及び右表示ランプ基板127を介して主制御基板101にて行われる。
スタートレバーユニット129は、スタートレバー41や、このスタートレバー41の操作を検出するための回胴回転始動センサー基板(図示せず。)等から構成されており、スタートレバー41が遊技者により操作されると、その操作が回胴回転始動センサー基板によって検出され、この検出結果を示す回胴回転始動信号が、中央表示ランプ基板107を介して主制御基板101に入力される。そして、主制御基板101上のコンピュータは、回胴回転始動信号に基づいてスタートレバー41に対する操作状態を判断する。
メダルセレクター131は、遊技メダル投入口33より投入された遊技メダルを寸法に基づいて選別して規格寸法に適合した遊技メダルのみを受け付けるとともに、投入された遊技メダルの通過をメダルセンサー基板(図示せず)によって検出し、その検出結果を示すメダル検出信号を出力する。
そして、メダルセレクター131から出力されたメダル検出信号は、中央表示ランプ基板107を介して主制御基板101に送信され、主制御基板101は、このメダル検出信号に基づいて遊技メダル投入口33から遊技メダルが投入されたか否かを判断する。
回胴基板103には、各回胴13を回転又は停止させるモータ133L、133C、133R、及びモータ133L〜133Rの回転角や回転速度を検出するための回胴センサー基板135L、135C、135R等が接続されており、モータ133L、133C、133R、及び回胴センサー基板135L、135C、135Rは、各回胴13毎にそれぞれ設けられている。
また、モータ133L〜133Rの作動は、回胴基板103を介して主制御基板101からモータ133L〜133Rに信号を送ることにより制御されており、本実施形態では、モータ133L〜133Rとして、ステッピングモータを採用している。
回胴センサー基板135L〜135Rは、各回胴13に設けられたインデックス部(図示せず)の通過を検出するものであり、各回胴13のインデックス部が回胴センサー基板135L〜135Rを通過し、その通過が各回胴センサー基板135L〜135Rによって検出されると、この検出結果を示す回胴インデックス信号が、回胴基板103を介して、各回胴センサー基板135L〜135Rから主制御基板101に入力される。
そして、主制御基板101は、回胴インデックス信号に基づいて各回胴13の回転角度、つまり各回胴13の外周面に形成された図柄の位置を検知する。なお、本実施形態では、各回胴13のインデックス部は回胴13が一回転するたびに回胴センサー基板を通過するため、回胴インデックス信号は、回胴13が1回転するたびに、回胴センサー基板135L〜135Rから主制御基板101に送信される。
電源基板109には、主制御基板101及びメダル払出装置137等が接続されており、本実施形態では、回胴基板103、副制御基板105、中央表示ランプ基板107等は主制御基板101を介して電力が供給され、メダル払出装置137は電源基板109から直接電力の供給を受けている。
なお、本実施形態では、電源基板109は、主制御基板101とメダル払出装置137との間で行われる信号の送受を中継する機能も担っており、遊技メダルを払い出す旨の信号が主制御基板101から出力されると、その信号は、電源基板109を介してメダル払出装置137に入力され、その結果、メダル払出装置137から前述の遊技メダル払出口9に、遊技メダルが排出される。
そして、払い出された遊技メダルの数はメダル払出装置137により計数され、その結果を示す遊技メダル払出信号が、電源基板109を介して主制御基板101に入力されることによって、主制御基板101は、遊技者に払い出される遊技メダルの枚数を検知している。
次に、本実施形態に係る遊技機1における制御の概要を説明する。
先ず、遊技開始に先立って遊技メダルがベットされると、そのベット数に応じて入賞ラインL1〜L3を有効化する。そして、遊技者によってスタートレバー41が操作されると、回胴13が回転し始めると同時に入賞役の抽選(いわゆる内部抽選)が行われる。その後、遊技者によって停止ボタン43が操作されると、停止ボタン43の押下タイミングに基づいて回胴13の回転が停止させられ、一回の遊技を終了する。
次に、遊技機1は、有効ラインの上に揃った図柄組合せの判定を行い、その図柄判定の結果、有効ラインの上に停止表示された図柄組合せが、内部抽選で当選した入賞役を成立させる図柄組合せである場合には、その入賞役が成立(確定)したものとして、所定枚数の遊技メダルを遊技者に払い出す。
図4は、上記した制御概要を示すフローチャートであり、この制御フローは、遊技機1の電源が投入され、遊技機1が遊技可能な状態になったときに主制御基板101で起動されるメイン制御フローである。
そして、この制御フローが起動されると、先ず、遊技メダルが投入されているか否かが判定される(S100)。なお、本実施形態に係る遊技機1では、遊技メダル投入口33からの遊技メダルの投入、1枚投入ボタン35や3枚投入ボタン37の操作、又は再遊技役(リプレイ)の入賞成立に基づく自動再投入がされた場合には、遊技メダルがベットされたものと判定される。
そして、遊技メダルが投入されたものと判定された場合には(S100:YES)、スタートレバー41が操作されたか否かが判定され(S110)、スタートレバー41が操作されたものと判定された場合には(S110:YES)、内部抽選処理を行う(S120)。
この内部抽選処理は、図6に示すフローチャートに従って行われる。具体的には、先ず、抽選用の乱数が乱数発生回路(図示せず。)から取得され(S200)、この取得された乱数に基づいて、小役、レギュラーボーナス役、又はビッグボーナス役等のいずれかの入賞役に当選したか否かが判定される(S210)。そして、いずれかの入賞役に当選していると判定された場合には(S210:YES)、当選フラグを設定して本処理を終了し(S220)、一方、いずれの入賞役にも当選していないと判定された場合には(S210:NO)、当選フラグを設定することなく、本処理を終了する。
因みに、レギュラーボーナス役とは、遊技者にとって比較的に利益が大きい賞を言い、通常、レギュラーボーナス役に入賞すると、次回から複数回(例えば12回)に渡る遊技において、入賞役となる図柄の組合せがそれ以前に比べて増大するので、入賞確率が高くなる。また、ビッグボーナス役では、遊技者に与えられる利益が、レギュラーボーナス役より更に大きくなり、具体的には、小役の入賞確率及びレギュラーボーナス役の入賞確率が高くなる。
そして、内部抽選処理(S120)が終了すると、図5に示すように、表示パネル11にて表示する演出の態様が決定されるとともに(S130)、回胴13L〜13Rの回転が開始される(S140)。
ここで、演出パターン決定処理(S130)は、図7に示すフローチャートに従って行われる。具体的には、先ず、ROM113に記憶された演出態様テーブル(図示せず。)及び内部抽選処理(S120)にて設定された当選フラグに基づいて、表示パネル11にて表示する演出の態様(演出パターン)が決定され(S300)、この決定された演出パターンを表示させる旨の信号(演出指定コマンド)が主制御基板101から副制御基板105に送信される(S310)。
そして、主制御基板101からの演出指定コマンドを副制御基板105が受信すると、副制御基板105による制御の下、演出指定コマンドに基づく演出表示が表示パネル11上で開始される。
以上のようにして回胴13L〜13Rの回転及び演出表示が開始されると、図5に示すように、リール停止処理が行われる(S150)。このリール停止処理(S150)では、図8に示すフローチャートに従ってスタートレバー41の操作により回転し始めた各回胴13が制御される。
具体的には、先ず、回転し始めた各回胴13の回転速度それぞれが一定の回転速度となったか否か、つまり各回胴13の回転速度が所定回転速度となったか否かが判定され(S400)、各回胴13の回転速度が一定回転速度となった場合には(S400:YES)、各停止ボタン43が有効化されて停止ボタン43のランプ又はLEDが点灯される(S410)。
ここで、「停止ボタン43を有効化する」とは、「停止ボタン43が押下(操作)されたときに、その押下された停止ボタン43に対応する回胴13の回転を停止させることができるようにする」ことを言う。
一方、各回胴13の回転速度が一定回転速度となる前においては、停止ボタン43が押下されても、その押下された停止ボタン43に対応する回胴13は停止せず回転し続ける。なお、以下、このような状態を「停止ボタン43を無効化」すると言う。因みに、本実施形態では、停止ボタン43を無効化されたときには、停止ボタン43のランプ又はLEDが消灯される。
また、各回胴13の回転速度が一定回転速度となって各停止ボタン43を有効化されると、演出パターン決定処理(S130)で決定された演出が「特定演出」であるか否かが判定される(S420)。
ここで、「特定演出」とは、内部抽選処理(S120)にてレギュラーボーナス役若しくはビッグボーナス役に当選した場合に表示される演出、又はこの演出に準じた演出、つまり、いわゆる「アツい演出」若しくは「信頼度の高い演出」を言う。このため、特定演出が表示された場合の多くは、遊技者は、内部抽選におけるレギュラーボーナス役若しくはビッグボーナス役の当選に対する期待度を高めて遊技を継続することができる。
なお、本実施形態では、「特定演出」が「アツい演出」若しくは「信頼度の高い演出」であることを遊技者に認識させるためには、この「特定演出」の実行時間は、遊技者の演出に対する興趣の維持・向上の観点から、約30秒〜約60秒に設定することが望ましく、本実施形態では、「特定演出」の実行時間を約50秒に設定している。
そして、演出パターン決定処理(S130)で決定された演出が「特定演出」である場合には(S420:YES)、第1停止ボタン43L〜第3停止ボタン43Rのうちいずれか押下されたか否かを判定し(S430)、いずれかの停止ボタン43が押下された場合には、その押下された停止ボタン43に対応する回胴13を停止させた後(S440)、未だ押下されていない残りの停止ボタン43を無効化する(S460)。因みに、本実施形態では、このS460が、特許請求の範囲に記載された「変動表示続行手段」に相当する。
なお、回胴13の停止位置は、停止ボタン43の操作タイミングや内部抽選処理(S120)の結果に基づいて決定される。すなわち、停止ボタン43が操作された時の位置から例えば4コマ(引き込み制御可能又は蹴飛ばし制御可能なコマ数)以内であって、内部抽選の結果に応じた位置である。
具体的に、例えば、第1回胴13Lの6番目の「赤7」図柄(図3参照)が表示窓5中段の入賞ラインL1(図2参照)に重なったタイミングで第1停止ボタン43Lが操作された場合、引き込み制御によって、実際に入賞ラインL1に停止させることができる図柄は、「赤7」図柄から4コマ以内の図柄、すなわち、図3に示すように、7番目の「チェリー」図柄、8番目の「黄ベル」図柄、9番目の「赤ベル」図柄、若しくは10番目の「リプレイ」図柄の内のいずれかである。
そして、このときに仮に、ベル役が内部当選している場合には、ベル役の構成図柄である「黄ベル」図柄が入賞ラインL1上で停止するように、第1回胴13Lが停止制御(引込み制御)が行われる。逆に、いずれも入賞ラインにおいても入賞が内部当選していない場合には、第1停止ボタン43Lが押下されたタイミングにおける図柄から4コマの範囲内で第1回胴13Lが当選図柄で停止しないように制御(蹴飛ばし制御)される。
また、S430にていずれの停止ボタン43が押下されていないと判定された場合には、(S430:NO)、特定演出が開始された後、所定時間(本実施形態では、約10秒)が経過したか否かを判定し(S450)、特定演出が開始された時から所定時間が経過した時点で全ての停止ボタン43を無効化する(S460)。
次に、特定演出の全てを表示させるに必要な時間(特定演出実行時間)が経過したか否かを判定し(S470)、演出コマンドを送信した時(S310)から特定演出実行時間が経過したとき、つまり特定演出の表示が完了したときには(S470:YES)、無効化されていた停止ボタン43を有効化する(S480)。因みに、本実施形態では、このS480が特許請求の範囲に記載された「停止有効化手段」に相当する。
つまり、本実施形態では、特定演出の表示が完了する前に、いずれの停止ボタン43も操作されないとき又は少なくとも1つの停止ボタン43が操作された場合には、停止ボタン43が無効化されて全ての回胴13を停止させることができず遊技を終了させることができない状態となる。そして、その特定演出が完了した場合には、停止ボタン43が有効化されて遊技を終了させることが可能となる。
なお、S130にて決定された演出パターンが特定演出でない場合には(S420:NO)、S430〜S480は実行せず、S410で有効化された停止ボタン43の状態を維持する。
そして、S480にて、停止ボタン43が有効化されて遊技を終了させることが可能となると、未だ押下されていない残りの停止ボタン43等の再有効化された停止ボタン43が押下されたか否かが判定され(S490)、停止ボタン43が押下された場合には(S490:YES)、その押下されたタイミング及び当選フラグに基づいて、押下された停止ボタン43に対応する回胴13の回転が停止させられる(S500)。
そして、全ての回胴13が停止したか否かが判定され(S510)、全ての回胴13が停止した場合には、リール停止処理が終了し、図5に示すメイン制御フローに戻る。
なお、停止ボタン43が再有効化された場合(S480)、又は演出パターンが特定演出でない場合において(S420:NO)、停止ボタン43が有効化された時(S410)から所定時間(本実施形態では、40秒)が経過するまで、全ての停止ボタン43が押下されなかった場合、つまり自動停止時間が経過した場合には(S520:YES)、自動停止時間が経過した時に押下されていない停止ボタン43が押下されたものと見なされて全ての回胴13が自動的に停止して(S530)、リール停止処理が終了し、図5に示すメイン制御フローに戻る。
なお、本実施形態では、停止ボタン43が有効化されている時間を基に自動停止時間を計時するものとして、停止ボタン43が無効化されている時間は自動停止時間の計時に含めないものとしている。
図5に示すように、リール停止処理(S150)が終了すると、当選フラグ及び実際に回転が停止した各回胴13に表示された図柄に基づいて入賞判定処理(S160)が行われる。具体的には、当選フラグが設定され、かつ、その当選フラグ(入賞役)に対応する図柄の組合わせが、有効化された入賞ラインL1〜L3上に実際に並んで停止したか否かが判定される。
そして、有効化された入賞ライン上に当選フラグに対応する図柄の組合わせが実際に並んで停止した場合には、その入賞役が成立(確定)し、一方、有効化された入賞ライン上に当選フラグに対応する図柄の組合わせが実際に並んで停止しかった場合には、例えば当選フラグが設定されている場合、つまり内部抽選にて当選している場合であっても、入賞役は成立しない。
なお、本実施形態に係る遊技機1では、内部抽選にてレギュラーボーナス役若しくはビッグボーナス役に当選している場合において、有効化された入賞ライン上に当選フラグに対応する図柄の組合わせが実際に並ばず、レギュラーボーナス役若しくはビッグボーナス役の入賞役が成立しなかったときに限り、その当選フラグは蓄積されて、次回以降の遊技に持ち越される。
そして、入賞判定処理の結果、入賞役が成立しているものと判定された場合は、その成立した入賞役に対応する枚数(外れの場合は0枚)の遊技メダルがメダル払出装置137から払い出させる(S170)。
なお、図9は、副制御基板105において行われる演出処理を示すフローチャートである。具体的には、先ず、主制御基板101から送信される演出指定コマンド(図7のS310参照)を受信したか否かが判定され(S600)、演出指定コマンドが受信されたと判定された場合には(S600:YES)、その受信した演出指定コマンドに基づいて表示パネル11が駆動されて主制御基板101にて指定された演出が表示される(S610)。
次に、その指定された演出の実行時間が経過したか否かが判定され(S620)、実行時間が経過したと判定された場合は(S620:YES)、表示パネル11の駆動が停止されて演出の表示が終了される(S630)。一方、実行時間が経過していないと判定された場合は、演出表示を停止させる演出キャンセルコマンドが受信されたか否かが判定される(S640)。
なお、演出キャンセルコマンドは、遊技メダル投入口33に遊技メダルが投入された場合、又は1枚投入ボタン35若しくは3枚投入ボタン37が押下(操作)された場合に、主制御基板101から副制御基板105に送信される信号である。
そして、演出キャンセルコマンドが受信されたと判定された場合は(S640:YES)は、演出実行時間が終了する前であっても演出を終了し(S630)、一方、演出キャンセルコマンドが受信されていないと判定された場合は(S640:NO)は、演出実行時間が終了したか否かが判定される(S620)。
次に、本実施形態に係る遊技機1の特徴を説明する。
本実施形態では、特定演出の表示が完了する前に、いずれの停止ボタン43も操作されないとき又は少なくとも1つの停止ボタン43が操作された場合には、停止ボタン43が無効化されて全ての回胴13を停止させることができず遊技を終了させることができない状態となるので、1回の遊技が終了する前に、特定演出の表示が途中で強制的に終了されてしまうことを確実に防止できる。
したがって、特定演出に含まれる当選示唆を確実に遊技者に認識させることが可能となるので、遊技者は、複数回に渡って継続的に遊技を行うことなく、特定演出に含まれる当選示唆を認識することできる。
延いては、内部抽選の結果、レギュラーボーナス役若しくはビッグボーナス役の当選フラグが設定された遊技において、この当選フラグ(内部当選役)に対応する図柄の組合せが並ぶように図柄が停止表示されなかった場合においても、遊技者は、少なくともその遊技においてレギュラーボーナス役若しくはビッグボーナス役に当選していたことを特定演出によって確実に認識することができるので、遊技者は、遊技への興趣を損なうことなく、遊技を続行することができる。
また、その特定演出が完了した場合には、停止ボタン43が有効化されるので、例えばその特定演出に当選示唆が含まれていた場合には、遊技者は、その当選示唆に対応する図柄で回胴13L〜13Rが停止するように意識して停止ボタン43を積極的に操作することができ、遊技の興趣を更に向上させることができる。
ところで、仮にスタートレバー41が操作されて各回胴13L〜13Rが回転し始めた直後から全ての停止ボタン43を無効化すると、遊技者は、停止ボタン43が作動しない、又は遊技者の操作とは別に遊技機1が勝手に全てを操作しているといった不信感を抱き易くなるので、遊技の興趣が著しく低下するおそれがある。
これに対して、本実施形態では、複数個の停止ボタン43のうち少なくとも1つが操作された後に、他の停止ボタン43を無効化するので、スタートレバー41が操作されて各回胴13L〜13Rが回転し始めた直後から全ての停止ボタン43が無効化される場合に比べて、「遊技が自分(遊技者)の操作を主体に実行されている」という遊技の主体性を遊技者に与えながら、当選示唆を確実に遊技者に認知させることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、特定演出の場合に限り、停止ボタン43を無効化したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばその他の演出が実行される場合に停止ボタン43を無効化してもよい。
また、上述の実施形態では、特定演出が終了した後に、無効化されていた停止ボタン43を再び有効化したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特定演出が開始された時から所定時間(例えば、当選示唆の表示が終了するまでの時間)が経過したときに、無効化されていた停止ボタン43を再び有効化してもよい。
また、上述の実施形態では、少なくとも1つの停止ボタン43が操作された後に、残りの停止ボタン43を無効化したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスタートレバー41が操作されて各回胴13L〜13Rが回転し始めた直後から全ての停止ボタン43を無効化してもよい。
また、上述の実施形態では、特定演出の表示が開始されてから、いずれの停止ボタン43も操作されない場合には、特定演出の表示開始から所定時間(約10秒)が経過したか否かを判断し、所定時間が経過した時点で全ての停止ボタン43を無効化し、特定演出の実行時間が経過した時点で無効化された全ての停止ボタン43を有効化するものであったが(図8のS430〜S480)、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち例えば、特定演出の表示が開始されてから、いずれの停止ボタン43も操作されない場合には自動停止時間(約40秒)が経過したか否かを判断し、自動停止時間が経過した時点で第1回胴13Lだけを自動的に停止させて、残りの第2回胴13C及び第3回胴13Rは自動停止を行わずに回転を続行し(自動停止無効化)、特定演出の実行時間が経過した時点で、残りの第2回胴13C及び第3回胴13Rの回転を自動的に停止させてもよい。なお、このような形態は、特定演出の実行時間が自動停止時間よりも長い時間に設定される場合に採用することが望ましい。
また、上述の実施形態では、内部抽選にてレギュラーボーナス役若しくはビッグボーナス役に当選している場合において、その当選フラグに対応する入賞役が成立しなかったときに限り、その当選フラグを蓄積するものであったが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、制御系が主制御基板101と副制御基板105とを有するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば1つの制御基板(主制御基板)にて全てを制御するものであってもよい。
また、上述の実施形態では、特定演出が終了したか否かを特定演出が開始された時からの時間に基づいて判定されていたが、本発明はこれに限定されものではなく、例えば特定演出が終了した時に副制御基板105がその旨の信号を送信し、主制御基板101がその信号を受信した時に特定演出が終了したものと判定するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、円筒状の回胴13L〜13Rにより特許請求の範囲に記載された回胴手段が構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、「特定演出」の態様は、一であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複数種類の態様の中から選択するようにしてもよい。なお、複数の態様がある場合には、演出パターン決定処理(図5のS130)において「特定演出」を決定する際に(図7のS300)、複数ある「特定演出」の中から一の「特定演出」を乱数抽選等によりランダムに決定すればよい。
また、特許請求の範囲に記載された変動開始手段は、上述の実施形態に示されたスタートレバー41に限定されるものではない。
また、特許請求の範囲に記載された変動停止手段は、上述の実施形態に示された停止ボタン43に限定されるものではない。
また、特許請求の範囲に記載された演出表示手段は、上述の実施形態に示された表示パネル11に限定されるものではない。
また、特許請求の範囲に記載された変動表示続行手段は、上述の実施形態に示されたS460に限定されるものではない。
また、特許請求の範囲に記載された停止有効化手段は、上述の実施形態に示されたS480に限定されるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る回胴式遊技機の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回胴式遊技機の前面構造を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る回胴の外周面に形成された図柄配列を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る回胴式遊技機の電気的構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る回胴式遊技機におけるメイン制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る回胴式遊技機における内部抽選処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る回胴式遊技機における演出パターン決定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る回胴式遊技機におけるリール停止処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る回胴式遊技機における副制御基板に行われる演出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…回胴式遊技機(遊技機)、3…筐体、5…表示窓、7…操作パネル部、
9…遊技メダル払出口、11…表示パネル、13…回胴
13L…第1回胴、13R…回胴、13R…及び第3回胴、13R…第3回胴、
15a…ランプ、15a…第1メダルラインランプ、
15b…第2メダルラインランプ、15c…第3メダルラインランプ、
17…遊技開始表示ランプ、21…再遊技ランプ、
23a…ビッグボーナス告知ランプ、25…及び遊技メダル投入ランプ、
25…遊技メダル投入ランプ、27…役物回数表示器、29…払出枚数表示器、
31…貯留枚数表示器、33…遊技メダル投入口、35…枚投入ボタン、
37…枚投入ボタン、41…スタートレバー、43…停止ボタン、
43C…第2停止ボタン、43C…停止ボタン、43L…第1停止ボタン、
43L…停止ボタン、43R…第3停止ボタン、
45…返却ボタン、47…受け皿部、101…主制御基板、103…回胴基板、
105…副制御基板、107…中央表示ランプ基板、109…電源基板、
119…照明用基板、121…スピーカ、123…照明類、
125…左表示ランプ基板、127…右表示ランプ基板、
129…スタートレバーユニット、131…メダルセレクター、133L…モータ、
135L…回胴センサー基板、135L…及び回胴センサー基板、
137…メダル払出装置、L1…入賞ライン、L2…入賞ライン、
L3…入賞ライン。

Claims (4)

  1. 図柄を変動表示させる複数の回胴手段と、
    前記回胴手段による前記図柄の変動表示を開始させるとともに、遊技者により操作される変動開始手段と、
    前記図柄の変動表示を停止させるとともに、遊技者により操作される複数の変動停止手段と、
    前記図柄の変動表示の開始と連動して開始される演出を表示する演出表示手段と、
    前記演出が表示された時から所定時間が経過する前においては、遊技者による前記変動停止手段の操作に関わらず、前記複数の回胴手段のうち少なくとも1つについては、前記図柄の変動表示を続行させる変動表示続行手段と
    を備えることを特徴とする回胴式遊技機。
  2. 前記演出が表示された時から所定時間が経過した後に、前記変動表示続行手段により無効にされた前記変動停止手段を有効にする停止有効化手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の回胴式遊技機。
  3. 前記所定時間は、前記演出の表示を終了させるのに必要な時間以上の長さを有する時間であることを特徴とする請求項1又は2に記載の回胴式遊技機。
  4. 前記複数の変動停止手段のうち少なくとも1つが操作された後に、前記変動表示続行手段を有効にする続行手段有効化手段を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の回胴式遊技機。
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