JP2006129943A - ワゴンサービス用管理システム、注文入力装置、商品注文装置、管理装置及びプログラム - Google Patents

ワゴンサービス用管理システム、注文入力装置、商品注文装置、管理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 遊技場側でワゴンサービス商品の品質向上に効果的に寄与できる管理システムを提供。
【解決手段】 ワゴンサービス(以降、WSと略す)用管理システム1は、遊技場を経営する遊技場会社により管理され、WS用商品を管理する管理装置3と、遊技場内でWSを行うWS会社により管理され、WS用商品を調理するための調理台5と、WS会社により管理され、調理台5で調理されたWS用商品を遊技客の元まで運ぶための複数のWS用盆7と、WS用商品を卸売する卸業者により管理され、卸売を管理する管理装置9とから構成される。WS用盆7は、遊技客からWS商品の注文がある毎に、その内容を示す注文情報を調理台5に無線送信する。調理台5は、WS用盆7から注文情報を受信すると、この注文情報を管理装置3に送信する。更に管理装置3は所定の発注条件が成立すると、WS商品を発注するための内容を示す発注情報を管理装置9に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場におけるワゴンサービスを運営するためのワゴンサービス用管理システムに関する。
パチンコ機やスロット機等の遊技機が設置される遊技場では、遊技中の遊技客に飲食物等を有料で提供するワゴンサービスがよく行われている。
このような遊技場では、遊技客は遊技機の前に座ったままで飲食物等を手に入れることができるので、食事のために遊技を中断する必要がない。従って、遊技客は長時間継続して遊技を楽しむことができる。
また、このようなワゴンサービスは一般に、遊技場と契約したワゴンサービス会社により運営されている。即ち、ワゴンサービス会社は、ワゴンサービスで提供する商品を卸業者から仕入れて、この商品を自会社から派遣した販売員に、契約した遊技場内で販売させる。
尚、上述のようにワゴンサービス会社がワゴンサービスを運営する手法は一般的であり、公知・公用の技術に該当するため、ここでは、特に先行技術文献は開示しない。
ところで、遊技客が食事のために遊技を中断すると遊技機の稼働が無駄に停止し、遊技場の売り上げが低下してしまう。このため、遊技場側としても遊技客にワゴンサービスを利用してもらい、遊技を中断することなく食事してもらうことが望ましい。
つまり、ワゴンサービスで提供される商品の品質を向上(例えば、より美味しくて安価なものを提供)させて、ワゴンサービスの売上を伸ばすことは、遊技機の稼働に起因した売上向上に寄与する。
しかしながら、上述したように、ワゴンサービスはワゴンサービス会社により運営されており、ワゴンサービス商品の品質向上に遊技場側で効果的に寄与することが困難であった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、遊技場側でワゴンサービス商品の品質向上に効果的に寄与することができるワゴンサービス用管理システム、注文入力装置、商品注文装置、管理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明のワゴンサービス用管理システムは、請求項1に記載のように、遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、予め用意された所定商品の中から遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、所定商品を卸売する卸業者との間で運営されるワゴンサービス用管理システムであって、ワゴンサービス会社により管理され、遊技客から所定商品の注文がある毎に、その内容を示す注文情報を生成し、この生成した注文情報を送信する注文情報生成送信手段と、遊技場会社により管理され、注文情報生成送信手段が送信した注文情報を受信し、予め設定された発注条件が成立すると、受信した注文情報に基づいて、所定商品を卸業者に発注するための内容を示す発注情報を生成し、この生成した発注情報を送信する発注情報生成送信手段と、卸業者により管理され、発注情報生成送信手段が送信した発注情報を受信し、予め設定された発注請求条件が成立すると、受信した発注情報に基づいて、遊技場会社に対して請求する内容を示す発注請求情報を生成する発注請求情報生成手段と、遊技場会社により管理され、予め設定された注文請求条件が成立すると、発注情報生成送信手段が受信した注文情報に基づいて、ワゴンサービス会社に対して請求する内容を示す注文請求情報を生成する注文請求情報生成手段とを備えることを特徴とする。
尚、上記の発注条件,発注請求条件及び注文請求条件は、例えば、「現在時刻が予め設定された時刻になった場合」や、「予め設定された操作が行われた場合」などである。
このように構成された本発明のワゴンサービス用管理システムでは、注文情報生成送信手段は、遊技客から所定商品の注文がある毎に、その内容を示す注文情報を生成し、この生成した注文情報を送信する。そうすると発注情報生成送信手段は、この注文情報を受信し、予め設定された発注条件が成立すると、受信した注文情報に基づいて、所定商品を卸業者に発注するための内容を示す発注情報を生成し、この生成した発注情報を送信する。そして更に、発注請求情報生成手段は、この発注情報を受信し、予め設定された発注請求条件が成立すると、受信した発注情報に基づいて、遊技場会社に対して請求する内容を示す発注請求情報を生成する。
また、注文請求情報生成手段は、予め設定された注文請求条件が成立すると、発注情報生成送信手段が受信した注文情報に基づいて、ワゴンサービス会社に対して請求する内容を示す注文請求情報を生成する。
即ち、ワゴンサービス会社は、所定商品の注文がある毎に、遊技場会社に対して注文を行う。そして遊技場会社は、発注条件が成立した時点(例えば、当日の営業時間終了後)で、ワゴンサービス会社からの注文に応じて、卸業者に所定商品を発注する。
その後、卸業者は、発注請求条件が成立すると(例えば、1日毎や1週間毎)、遊技場会社に対して、発注に応じた請求を行う。また、遊技場会社は、注文請求条件が成立すると(例えば、1日毎や1週間毎)、ワゴンサービス会社に対して、注文に応じた請求を行う。
つまり、従来では、ワゴンサービス会社が卸業者から直接所定商品を仕入れていたのに対し、本発明のワゴンサービス用管理システムでは、遊技場会社が卸業者から所定商品を仕入れ、この所定商品をワゴンサービス会社に提供するという運営方法を採用することができる。
このため、遊技場会社側の裁量で所定商品を決定することが容易になる。即ち、遊技場側でワゴンサービス商品の品質向上に効果的に寄与することができる。
また本発明のワゴンサービス用管理システムは、請求項2に記載のように、ワゴンサービス会社により管理され、注文情報生成送信手段が送信する注文情報を記憶する第1記憶手段と、遊技場会社により管理され、発注情報送信手段が受信した注文情報と、発注情報生成送信手段が送信した発注情報とを記憶する第2記憶手段と、卸業者により管理され、発注請求情報生成手段が受信した発注情報を記憶する第3記憶手段とを備えるようにするとよい。
このように構成されたワゴンサービス用管理システムによれば、第1記憶手段に記憶された注文情報の内容と、第2記憶手段に記憶された注文情報の内容とを比較することで、ワゴンサービス会社と遊技場会社との間で正常な取引が行われているか否かを確認することができる。同様に、第2記憶手段に記憶された発注情報の内容と、第3記憶手段に記憶された発注情報の内容とを比較することで、遊技場会社と卸業者との間で正常な取引が行われているか否かを確認することができる。
つまり、ワゴンサービス会社,遊技場会社及び卸業者の3者間において、所定商品の流通が明確になるため、脱税を未然に防止することができる。
また本発明のワゴンサービス用管理システムでは、請求項3に記載のように、注文情報生成送信手段は、遊技客から所定商品の注文がある毎に、その注文内容を示す情報を入力する注文入力手段と、注文入力手段から入力された入力情報を無線送信する入力情報送信手段とを有し、ワゴンサービス会社の社員が携帯可能に構成された1又は複数の注文入力送信手段と、注文入力送信手段が無線送信した入力情報を受信し、受信した入力情報に基づいて、注文情報を生成し、この生成した注文情報を送信する注文情報受信送信手段と、から構成されるようにするとよい。
このように構成されたワゴンサービス用管理システムでは、この注文入力送信手段をワゴンサービス会社の社員が携帯し、更にワゴンサービス会社の社員が遊技客から注文をとり、注文入力送信手段に備えられている注文入力手段から注文内容を示す情報が入力されると、注文入力送信手段に備えられている入力情報送信手段は、この入力情報を無線送信する。そうすると注文情報受信送信手段は、この入力情報を受信し、受信した入力情報に基づいて注文情報を生成し、この生成した注文情報を送信する。
このため、ワゴンサービス会社の社員がこの注文入力送信手段を携帯して、遊技機で遊技している遊技客のもとまで、注文を取りに行くことができる。また、遊技客からの注文内容は全て、注文情報受信送信手段に集められることになる。従って、遊技客からの注文内容を、注文情報受信送信手段において一括管理することが可能になる。
また本発明の注文入力装置は、請求項4に記載のように、遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、予め用意された所定商品の中から遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、所定商品を卸売する卸業者と、の間で運営されるワゴンサービス用管理システムで用いられ、遊技客からの注文内容を示す情報を入力する注文入力装置であって、遊技客から所定商品の注文がある毎に、その注文内容を示す情報を入力する注文入力手段と、注文入力手段から入力された入力情報を無線送信する入力情報送信手段とを有し、ワゴンサービス会社の社員が携帯可能に構成されたことを特徴とする。
このように構成された注文入力装置では、この注文入力装置をワゴンサービス会社の社員が携帯し、更にワゴンサービス会社の社員が遊技客から注文をとり、注文入力装置に備えられている注文入力手段から注文内容を示す情報が入力されると、注文入力装置に備えられている入力情報送信手段は、この入力情報を無線送信する。
このため、ワゴンサービス会社の社員がこの注文入力装置を携帯して、遊技機で遊技している遊技客の元まで、注文を取りに行くことができるとともに、注文した情報を遊技客の元から、必要な場所に送信することができる。つまり、ワゴンサービス会社の社員が遊技客から注文をとる作業を効率化できる。
即ち、この注文入力装置は、本発明のワゴンサービス用管理システムにおいて有効に利用できることは言うまでもないが、遊技場会社及び卸業者が介在していないシステムにおいても、有効に利用することができる。
また本発明の商品注文装置は、請求項5に記載のように、遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、予め用意された所定商品の中から遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、所定商品を卸売する卸業者と、の間で運営されるワゴンサービス用管理システムで用いられ、ワゴンサービス会社から遊技場会社に所定商品を注文するための商品注文装置であって、遊技客からの注文内容を示す情報を無線で受信する無線受信手段と、無線受信手段により受信された情報に基づいて、その内容を示す注文情報を生成し、生成した注文情報を外部へ送信する注文情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成された商品注文装置では、無線受信手段が遊技客からの注文内容を示す情報を無線で受信すると、注文情報送信手段が、無線受信手段により受信された情報に基づいて、その内容を示す注文情報し、生成した注文情報を外部へ送信する。
このため、遊技客からの注文内容を、商品注文装置において一括管理することが可能になる。
尚、上記注文情報送信手段が注文情報を送信する外部とは、例えば、遊技場会社により管理され、通信機能を備えた情報端末などである。
また本発明の商品注文装置は、請求項6に記載のように、注文情報送信手段が送信した注文情報を記憶する第1記憶手段と備えるようにするとよい。
このように構成された商品注文装置では、遊技客からの注文内容を、後で参照することができる。
また本発明の遊技場会社側管理装置は、請求項7に記載のように、遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、予め用意された所定商品の中から遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、所定商品を卸売する卸業者と、の間で運営されるワゴンサービス用管理システムで用いられ、遊技場会社でワゴンサービスの管理を行うための遊技場会社側管理装置であって、遊技客からの注文内容を示す注文情報を外部から受信し、予め設定された発注条件が成立すると、受信した注文情報に基づいて、所定商品を卸業者に発注するための内容を示す発注情報を生成し、この生成した発注情報を送信する発注情報生成送信手段と、予め設定された注文請求条件が成立すると、発注情報生成送信手段が受信した注文情報に基づいて、ワゴンサービス会社に対して請求する内容を示す注文請求情報を生成する注文請求情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成された遊技場会社側管理装置では、発注情報生成送信手段は、遊技客からの注文内容を示す注文情報を外部から受信し、予め設定された発注条件が成立すると、受信した注文情報に基づいて、所定商品を卸業者に発注するための内容を示す発注情報を生成し、この生成した発注情報を送信する。また、注文請求情報生成手段は、予め設定された注文請求条件が成立すると、発注情報生成送信手段が受信した注文情報に基づいて、ワゴンサービス会社に対して請求する内容を示す注文請求情報を生成する。
このため、遊技場会社が卸業者から所定商品を仕入れ、この所定商品をワゴンサービス会社に提供するという運営方法を採用することができる。つまり、遊技場会社側の裁量で所定商品を決定することが容易になる。
尚、上記発注情報生成送信手段が注文情報を受信する外部とは、例えば、ワゴンサービス会社により管理され、通信機能を備えた情報端末などである。
また本発明の遊技場会社側管理装置は、請求項8に記載のように、発注情報生成送信手段が受信した注文情報と、注文請求情報生成手段が送信した発注情報とを記憶する第2記憶手段を備えるようにするとよい。
このように構成された遊技場会社側管理装置では、ワゴンサービス会社からの注文内容と、卸業者への発注内容とを、後で参照することができる。
また本発明の卸業者側管理装置は、請求項9に記載のように、遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、予め用意された所定商品の中から遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、所定商品を卸売する卸業者と、の間で運営されるワゴンサービス用管理システムで用いられ、卸業者が所定商品の卸売の管理を行うための卸業者側管理装置であって、遊技場会社からの発注内容を示す発注情報を外部から受信し、予め設定された発注請求条件が成立すると、受信した発注情報に基づいて、遊技場会社に対して請求する内容を示す発注請求情報を生成する発注請求情報生成手段を備えることを特徴とする。
このように構成された卸業者側管理装置では、遊技場会社が卸業者から所定商品を仕入れるという運営方法を採用することができる。つまり、遊技場会社側の裁量で所定商品を決定することが容易になる。
尚、上記発注請求情報生成手段が発注情報を受信する外部とは、例えば、遊技場会社により管理され、通信機能を備えた情報端末などである。
また本発明の卸業者側管理装置は、請求項10に記載のように、発注請求情報生成手段が受信した発注情報を記憶する第3記憶手段を備えるようにするとよい。
このように構成された卸業者側管理装置では、遊技場会社からの発注内容を、後で参照することができる。
従って、本発明の注文入力装置,商品注文装置,遊技場会社側管理装置及び卸業者側管理装置は、本発明のワゴンサービス用管理システムを実現するためのものであり、本発明のワゴンサービス用管理システムと同様の効果を得ることができる。
ところで、上記ワゴンサービス用管理システムの各手段は、請求項11に記載のように、コンピュータを機能させるためのプログラムとして構成してもよい。
また上記注文入力装置の各手段は、請求項12に記載のように、コンピュータを機能させるためのプログラムとして構成してもよい。
また上記商品注文装置の各手段は、請求項13に記載のように、コンピュータを機能させるためのプログラムとして構成してもよい。
また上記遊技場会社側管理装置の各手段は、請求項14に記載のように、コンピュータを機能させるためのプログラムとして構成してもよい。
また上記卸業者側管理装置の各手段は、請求項15に記載のように、コンピュータを機能させるためのプログラムとして構成してもよい。
この場合、これらのプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記憶させ、その記憶させたプログラムを必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができる。なお、記録媒体は、持ち運び可能なものであってもよいし、コンピュータシステムに組み込まれたものであってもよい。また、プログラムは、ネットワークを介してコンピュータシステムにロードするものであってもよい。
以下に本発明の実施形態について図面をもとに説明する。
図1は本発明が適用されたワゴンサービス用管理システム(以降、管理システムとも称す)1の全体構成を示すブロック図である。
管理システム1は、遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、遊技場内でワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、ワゴンサービスで提供されるワゴンサービス用商品(以降、ワゴン商品とも称す)を卸売する卸業者との間で運営される。
そして管理システム1は、図1に示すように、遊技場会社により管理され、ワゴン商品を管理する遊技場会社側管理装置(以降、遊技場側管理装置とも称す)3と、ワゴンサービス会社により管理され、ワゴン商品を調理するための調理台5と、ワゴンサービス会社により管理され、調理台5で調理されたワゴン商品を遊技客の元まで運ぶための複数のワゴンサービス用盆7と、卸業者により管理され、ワゴン商品の卸売を管理する卸業者側管理装置9とから構成される。
図2はワゴンサービス用盆7の斜視図であり、図2(a)は遊技機11の台番号を入力している状態、図2(b)は遊技球を計数している状態を示す。
ワゴンサービス用盆7は、ワゴンサービス会社の社員(以降、販売員と称す)が携帯可能な大きさであり、図2(a)に示すように、ワゴンサービス用盆7の構成要素を収納する筐体21と、ワゴン商品を載置するための盆部23と、ワゴンサービスのメニュー等を表示するとともに、指で画面に触れることで指令が入力されるタッチスクリーン25と、遊技機11毎に設けられた台番号表示部13に記載されているバーコードを画像入力するためのイメージカメラ27と、販売員がワゴン商品と交換で遊技客から受け取る遊技球を計数するための球計数部29と、球計数部29により計数されて筐体21に取り込まれた遊技球をワゴンサービス用盆7の外部へ排出するための球排出口31と、販売員に操作されることにより球排出口31を開閉する開閉板33とから構成されている。
これらのうちタッチスクリーン25は、メニューリスト63a(後述)に記憶されている内容に基づいてワゴンサービスで提供可能なメニューの一覧を表すメニュー画面(図3(a)参照)と、遊技客が選択したワゴン商品を表す注文内容画面(図3(b)参照)と、受注一覧リスト63b(後述)に記憶されている内容に基づいて遊技客から受注した内容の一覧を表す受注一覧画面(図3(c)参照)と、注文した遊技客に対応する遊技機11の台番号を示す注文台番号情報の入力を要求する注文台番号要求画面(不図示)と、ワゴンサービス用盆7が遊技球を計数中であることを表す計数中画面(不図示)と、ワゴンサービス用盆7が遊技球の計数を完了したことを表す計数完了画面(不図示)と、ワゴン商品の配達を完了した遊技客に対応した台番号を示す配達台番号情報の入力を要求する配達台番号要求画面(不図示)とを表示することが可能に構成されている。
またメニュー画面には、図3(a)に示すように、ホットコーヒーやホットドック等の個々のワゴン商品を表す複数の商品選択ボタン25aと、「受注一覧」と記載された受注一覧ボタン25bが表示されており、画面上で商品選択ボタン25aを販売員が指で触れると、タッチスクリーン25は、対応するワゴン商品の内容(以降、注文商品情報と称す)を示す注文選択指令を出力する。同様に、受注一覧ボタン25bを販売員が指で触れると、タッチスクリーン25は、受注一覧画面の表示を指示する受注一覧表示指令を出力する。
また注文内容画面には、図3(b)に示すように、遊技客が選択したワゴン商品(図3(b)ではカップの絵と「ホットコーヒー」と記載された文字)と、このワゴン商品と交換するために必要な遊技球の数(図3(b)では「80個」と記載された文字)と、「OK」と記載されたOKボタン25c,「キャンセル」と記載されたキャンセルボタン25d及び「メニュー」と記載されたメニューボタン25eとが表示されており、OKボタン25c,キャンセルボタン25d及びメニューボタン25eを販売員が指で触れると、タッチスクリーン25はそれぞれ、注文内容を了承したことを示すOK指令,注文内容を取り止めたことを示すキャンセル指令及びメニュー画面の表示を指示するメニュー表示指令を出力する。
また受注一覧画面には、図3(c)に示すように、台番号とそれに対応したワゴン商品とが示された受注選択ボタン25fが表示されており、受注選択ボタン25fを販売員が指で触れると、タッチスクリーン25は、触れた受注選択ボタン25fに対応する台番号を表す受注台番号情報と注文商品情報とを示す受注選択指令を出力する。また受注一覧画面には、メニューボタン25gが表示されており、メニューボタン25gを販売員が指で触れると、タッチスクリーン25は、メニュー表示指令を出力する。
また球計数部29は、図2(b)に示すように、筐体21から引き出し可能に構成され、遊技球を受け入れる球受け皿29aと、球受け皿29aが受け入れた遊技球を筐体21内へ導くための受入口29bと、受入口29bを開閉する開閉板29cと、球受け板29a上に残った遊技球を排出するための残球排出口29dと、球計数部29を筐体21から引き出す際に販売員により把持される取手29eとから構成される。尚、球受け皿29aは、受入口29bに向かうにつれて下方に傾斜するように配置される。
図4は、管理システム1を構成する各部の内部構成を表すブロック図である。尚、管理システム1は複数のワゴンサービス用盆7を有しているが、いずれも同様の構成を有しているため、ここでは一つのワゴンサービス用盆7を示している。
まず遊技場会社側管理装置3は、操作キー46aおよび表示パネル46bからなるユーザインターフェース(以降、ユーザI/Fと称す)46と、調理台5との間で無線によりデータ通信を行う無線通信部47と、卸業者側管理装置9との間で有線によりデータ通信を行う有線通信部48と、遊技場会社側管理装置3全体の動作を制御する制御部40とから構成される。
これらのうち制御部40は、所定の処理プログラムに基づいて処理を実行するCPU41と、種々の処理プログラムが格納されたROM42と、種々のデータを格納するRAM43と、ユーザI/F46,無線通信部47及び有線通信部48が接続され、CPU41及びRAM43との間で信号及びデータの入出力を行う入出力部44とから構成され、CPU41,ROM42,RAM43及び入出力部44はバス45を介して接続されている。
尚、RAM43には、ワゴン商品毎に在庫数の情報を記憶する在庫データベース43aと、卸業者へ発注したワゴン商品の数(以降、発注数と称す)の情報を記憶する発注データベース43bと、ワゴンサービス会社から注文を受けた数(以降、受注数と称す)の情報をワゴン商品毎に記憶する受注データベース43cと、季節,旬,曜日などに応じて、1日の営業で必要となるワゴン商品の種類と数が1日毎に記録された年間カレンダー商品必要数テーブル(不図示)と、年間カレンダー商品必要数テーブルを補正するための補正係数が記録された必要数補正テーブル(不図示)の記憶領域が確保されている。
このように構成された遊技場会社側管理装置3において、CPU41は、ワゴンサービス会社からの注文に応じて在庫管理を行う在庫管理処理と、卸業者に対してワゴン商品を発注する発注処理と、ワゴン商品の売上に応じて在庫を調整する在庫適正化処理と、ワゴンサービス会社に対して請求するための注文請求情報を作成する注文請求処理と、卸業者からの請求に対して照合を行う遊技場照合処理とをそれぞれ独立に実行する。
次に調理台5は、操作キー56aおよび表示パネル56bからなるユーザI/F56と、遊技場会社側管理装置3及びワゴンサービス用盆7との間で無線によりデータ通信を行う無線通信部57と、調理台5全体の動作を制御する制御部50とから構成される。
これらのうち制御部50は、所定の処理プログラムに基づいて処理を実行するCPU51と、種々の処理プログラムが格納されたROM52と、種々のデータを格納するRAM53と、ユーザI/F56及び無線通信部57が接続され、CPU51及びRAM53との間で信号及びデータの入出力を行う入出力部54とから構成され、CPU51,ROM52,RAM53及び入出力部54はバス55を介して接続されている。
尚、RAM53には、遊技客に販売したワゴン商品に関する情報を記憶する販売済データベース53aと、遊技場会社への注文に関する情報を記憶する注文データベース53bと、注文した遊技客が遊技する遊技機11の台番号とそれに対応したワゴン商品とを示す情報を記憶した受注一覧リスト53cの記憶領域が確保されている。
このように構成された調理台5において、CPU51は、遊技客からの注文内容を示す情報(以降、注文情報と称す)を遊技場会社側管理装置3へ送信する注文情報送信処理と、遊技場会社からの請求に対して照合を行う調理台照合処理とをそれぞれ独立に実行する。
次にワゴンサービス用盆7は、上述のタッチスクリーン25,イメージカメラ27及び開閉板29cと、開閉板29cを駆動するソレノイド69と、受入口29bが開放されてから閉鎖されるまでの間に受入口29bを通過した遊技球の数を計る球計数装置71と、調理台5との間で無線によりデータ通信を行う無線通信部72と、ワゴンサービス用盆7全体の動作を制御する制御部60とから構成される。
これらのうち制御部60は、所定の処理プログラムに基づいて処理を実行するCPU61と、種々の処理プログラムが格納されたROM62と、種々のデータを格納するRAM63と、タッチスクリーン25を制御する表示制御基板66と、イメージカメラ27を制御するカメラ制御基板67と、ソレノイド69に駆動信号を伝えるソレノイド駆動回路68と、表示制御基板66,カメラ制御基板67,ソレノイド駆動回路68,球計数装置71及び無線通信部72が接続され、CPU61及びRAM63との間で信号及びデータの入出力を行う入出力部64とから構成され、CPU61,ROM62,RAM63及び入出力部64はバス65を介して接続されている。
尚、RAM63には、ワゴンサービスで提供可能なワゴン商品と、ワゴン商品毎に交換に必要な遊技球数(注文必要球数)とを記憶したメニューリスト63aと、注文した遊技客が遊技する遊技機11の台番号とそれに対応したワゴン商品とを示す情報を記憶した受注一覧リスト63bの記憶領域が確保されている。またRAM63には、遊技客がワゴン商品を注文する毎に、注文したワゴン商品の注文必要球数の値を格納する注文必要球数記憶バッファB1と、台番号情報を格納する台番号記憶バッファB2とが設けられている。
またRAM63には、ワゴンサービス用盆7におけるタッチスクリーン25の表示状態を示す各種表示状態フラグF1〜F7が設けられている。即ち、各種表示状態フラグF1〜F7は、タッチスクリーン25がメニュー画面を表示中であることを示すメニュー表示中フラグF1と、受注一覧画面を表示中であることを示す受注一覧表示中フラグF2と、注文内容画面を表示中であることを示す注文内容表示中フラグF3と、注文台番号要求画面を表示中であることを示す注文台番号要求表示中フラグF4と、計数中画面を表示中であることを示す計数中表示中フラグF5と、計数完了画面を表示中であることを示す計数完了表示中フラグF6と、配達台番号要求画面を表示中であることを示す配達台番号要求表示中フラグF7である。尚、以下の説明において、フラグをセットするとは、そのフラグの値を1にすることを示し、フラグをクリアするとは、そのフラグの値を0にすることを示す。
このように構成されたワゴンサービス用盆7において、CPU61は、遊技客からの注文を受け付ける際の制御を行う盆制御処理を実行する。
次に卸業者側管理装置9は、操作キー86aおよび表示パネル86bからなるユーザI/F86と、遊技場会社側管理装置3との間で有線によりデータ通信を行う有線通信部87と、卸業者側管理装置9全体の動作を制御する制御部80とから構成される。
これらのうち制御部80は、所定の処理プログラムに基づいて処理を実行するCPU81と、種々の処理プログラムが格納されたROM82と、種々のデータを格納するRAM83と、ユーザI/F86及び有線通信部87が接続され、CPU81及びRAM83との間で信号及びデータの入出力を行う入出力部84とから構成され、CPU81,ROM82,RAM83及び入出力部84はバス85を介して接続されている。
尚、RAM83には、遊技場会社からの発注に関する情報を記憶する卸受注データベース83aの記憶領域が確保されている。
このように構成された卸業者側管理装置9において、CPU81は、卸制御処理を実行する。
まず、ワゴンサービス用盆7のCPU61が実行する盆制御処理の手順を、図5,6,7を用いて説明する。図5は盆制御処理の前部分、図6は盆制御処理の中部分、図7は盆制御処理の後部分を表すフローチャートである。また、この盆制御処理は、CPU61が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
尚、盆制御処理は、S10〜S40の処理(以降、表示指令入力時処理と称す)、S50〜S70の処理(以降、メニュー表示中処理と称す)、S80〜S130の処理(以降、注文内容表示中処理と称す)、S140〜S180の処理(以降、注文台番号要求表示中処理と称す)、S190〜S230の処理(以降、計数中表示中処理と称す)、S240〜S260の処理(以降、計数完了表示中処理と称す)、S270〜S300の処理(以降、受注一覧表示中処理と称す)、S310〜S380の処理(以降、配達台番号要求表示中処理と称す)及びS390〜S400の処理(以降、品不足情報受信時処理と称す)に大別される。
即ち、表示指令入力時処理はメニュー表示指令または受注一覧表示指令が入力した時の処理、メニュー表示中処理はメニュー表示中フラグF1がセットされている時の処理、注文内容表示中処理は注文内容表示中フラグF3がセットされている時の処理、注文台番号要求表示中処理は注文台番号要求表示中フラグF4がセットされている時の処理、計数中表示中処理は計数中表示中フラグF5がセットされている時の処理、計数完了表示中処理は計数完了表示中フラグF6がセットされている時の処理、受注一覧表示中処理は受注一覧表示中フラグF2がセットされている時の処理、配達台番号要求表示中処理は配達台番号要求表示中フラグF7がセットされている時の処理、品不足情報受信時処理は品不足情報を受信した時の処理である。
この盆制御処理が実行されると、CPU61は、まずS10にて、タッチスクリーン25からメニュー表示指令が入力したか否かを判断する。ここで、メニュー表示指令が入力した場合には(S10:YES)、S20にて、タッチスクリーン25にメニュー画面を表示させるためのメニュー表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、メニュー表示中フラグF1をセットし、更にメニュー表示中フラグF1以外の表示状態フラグをクリアし、S30に移行する。これにより、タッチスクリーン25はメニュー画面を表示する。
またS10にてメニュー表示指令が入力していない場合には(S10:NO)、S30に移行する。
そしてS30に移行すると、タッチスクリーン25から受注一覧表示指令が入力したか否かを判断する。ここで、受注一覧表示指令が入力した場合には(S30:YES)、S40にて、タッチスクリーン25に受注一覧画面を表示させるための受注一覧表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、受注一覧表示中フラグF2をセットし、更に受注一覧表示中フラグF2以外の表示状態フラグをクリアし、S50に移行する。これにより、タッチスクリーン25は受注一覧画面を表示する。またS30にて受注一覧表示指令が入力していない場合には(S30:NO)、S50に移行する。
そしてS50に移行すると、メニュー表示中フラグF1がセットされているか否かを判断する。ここで、メニュー表示中フラグF1がセットされていない場合には(S50:NO)、S80に移行する。一方、メニュー表示中フラグF1がセットされている場合には(S50:YES)、S60にて、タッチスクリーン25から注文選択指令が入力したか否かを判断する。
ここで、注文選択指令が入力していない場合には(S60:NO)、S390に移行する。一方、注文選択指令が入力した場合には(S60:YES)、S70にて、注文選択指令により示されるワゴン商品を表す注文内容画面をタッチスクリーン25に表示させるための注文内容表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、注文内容表示中フラグF3をセットし、更に注文内容表示中フラグF3以外の表示状態フラグをクリアし、S390に移行する。これにより、タッチスクリーン25は注文内容画面を表示する。
そしてS80に移行すると、注文内容表示中フラグF3がセットされているか否かを判断する。ここで、注文内容表示中フラグF3がセットされていない場合には(S80:NO)、S140に移行する。一方、注文内容表示中フラグF3がセットされている場合には(S80:YES)、S90にて、タッチスクリーン25からOK指令が入力したか否かを判断する。
ここで、OK指令が入力していない場合には(S90:NO)、S120に移行する。一方、OK指令が入力した場合には(S90:YES)、S100にて、注文台番号要求画面をタッチスクリーン25に表示させるための注文台番号要求表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、注文台番号要求表示中フラグF4をセットし、更に注文台番号要求表示中フラグF4以外の表示状態フラグをクリアする。これにより、タッチスクリーン25は注文台番号要求画面を表示する。そして更にS110にて、メニューリスト63aから、注文内容画面に表示されているワゴン商品に対応した注文必要球数値を抽出し、この注文必要球数値を注文必要球数記憶バッファB1に格納する。その後、S390に移行する。
またS120に移行すると、タッチスクリーン25からキャンセル指令が入力したか否かを判断する。ここで、キャンセル指令が入力していない場合には(S120:NO)、S390に移行する。一方、キャンセル指令が入力した場合には(S120:YES)、S130にて、メニュー表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、メニュー表示中フラグF1をセットし、更にメニュー表示中フラグF1以外の表示状態フラグをクリアし、S390に移行する。これにより、タッチスクリーン25はメニュー画面を表示する。
そしてS140に移行すると、注文台番号要求表示中フラグF4がセットされているか否かを判断する。ここで、注文台番号要求表示中フラグF4がセットされていない場合には(S140:NO)、S190に移行する。一方、注文台番号要求表示中フラグF4がセットされている場合には(S140:YES)、S150にて、イメージカメラ27を作動させ、イメージカメラ27が撮影した画像データを制御部60に入力する。
そしてS160にて、入力したカメラ画像データから台番号情報を抽出する。即ち、カメラ画像データを画像解析してバーコードを認識し、このバーコードにより示される台番号情報を抽出する。このため、カメラ画像データ中にバーコードが含まれていない場合には、台番号情報を抽出できない。
その後S170にて、台番号情報を抽出できたか否かを判断する。ここで、台番号情報を抽出できない場合には(S170:NO)、S390に移行する。一方、台番号情報を抽出できた場合には(S170:YES)、S180にて、受入口29bを開放させるための受入口開放コマンドをソレノイド駆動回路68に、計数中画面をタッチスクリーン25に表示させるための計数中表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、計数中表示中フラグF5をセットし、更に計数中表示中フラグF5以外の表示状態フラグをクリアし、S390に移行する。これにより、開閉板29cは受入口29bを開放するとともに、タッチスクリーン25は計数中画面を表示する。
そしてS190に移行すると、計数中表示中フラグF5がセットされているか否かを判断する。ここで、計数中表示中フラグF5がセットされていない場合には(S190:NO)、S240に移行する。また、計数中表示中フラグF5がセットされている場合には(S190:YES)、S200にて、球計数装置71が計数した遊技球数の値(球計数値)が、注文必要球数記憶バッファB1に格納されている値(注文必要球数値)以上であるか否かを判断する。ここで、球計数値が注文必要球数値以上でない場合には(S200:NO)、S390に移行する。
一方、球計数値が注文必要球数値以上である場合には(S200:YES)、S210にて、受入口29bを閉鎖させるための受入口閉鎖コマンドをソレノイド駆動回路68に、計数完了画面をタッチスクリーン25に表示させるための計数完了画面表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、計数完了表示中フラグF6をセットし、更に計数完了表示中フラグF6以外の表示状態フラグをクリアする。これにより、開閉板29cは受入口29bを閉鎖するとともに、タッチスクリーン25は計数完了画面を表示する。その後S220にて、S60における注文選択指令によって示される注文商品情報をS160で抽出された台番号の情報(以降、注文台番号情報と称す)と対応付けて、これら2つの情報を注文情報として受注一覧リスト63bに追加する。そしてS230にて、S220で受注一覧リスト63bに追加した注文情報を調理台5に送信し、S390に移行する。
またS240に移行すると、計数完了表示中フラグF6がセットされているか否かを判断する。ここで、計数完了表示中フラグF6がセットされていない場合には(S240:NO)、S270に移行する。また、計数完了表示中フラグF6がセットされている場合には(S240:YES)、S250にて、計数完了表示開始から所定時間(以降、計数完了表示時間と称す。例えば5秒)が経過したか否かを判断する。ここで、計数完了表示時間が経過していない場合には(S250:NO)、S390に移行する。
一方、計数完了表示時間が経過した場合には(S250:YES)、S260にて、メニュー表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、メニュー表示中フラグF1をセットし、更にメニュー表示中フラグF1以外の表示状態フラグをクリアし、S390に移行する。これにより、タッチスクリーン25はメニュー画面を表示する。
そしてS270に移行すると、受注一覧表示中フラグF2がセットされているか否かを判断する。ここで、受注一覧表示中フラグF2がセットされていない場合には(S270:NO)、S310に移行する。また、受注一覧表示中フラグF2がセットされている場合には(S270:YES)、S280にて、タッチスクリーン25から受注選択指令が入力したか否かを判断する。
ここで、受注選択指令が入力していない場合には(S280:NO)、S390に移行する。一方、受注選択指令が入力した場合には(S280:YES)、S290にて、受注選択指令によって示される受注台番号情報を台番号記憶バッファB2に格納する。その後S300にて、配達台番号要求画面をタッチスクリーン25に表示させるための配達台番号要求画面表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、配達台番号要求表示中フラグF7をセットし、更に配達台番号要求表示中フラグF7以外の表示状態フラグをクリアし、S390に移行する。これにより、タッチスクリーン25は配達台番号要求画面を表示する。
そしてS310に移行すると、配達台番号要求表示中フラグF7がセットされているか否かを判断する。ここで、配達台番号要求表示中フラグF7がセットされていない場合には(S310:NO)、S390に移行する。また、配達台番号要求表示中フラグF7がセットされている場合には(S310:YES)、S320にて、S150と同様にしてカメラ画像データを入力し、更にS330にて、S160と同様にして、入力したカメラ画像データから台番号情報を抽出する。
そしてS340にて、S170と同様にして、台番号情報を抽出できたか否かを判断する。ここで、台番号情報を抽出できない場合には(S340:NO)、S390に移行する。一方、台番号情報を抽出できた場合には(S340:YES)、S350にて、抽出した台番号情報と、台番号記憶バッファB2に格納されている受注台番号情報とが一致しているか否かを判断する。
ここで、台番号情報が一致していない場合には(S350:NO)、S390に移行する。一方、台番号情報が一致している場合には(S350:YES)、S360にて、S280における受注選択指令によって示される受注情報を受注一覧リスト63bから削除し、更にS370にて、受注一覧表示コマンドを表示制御基板66に送信するとともに、受注一覧表示中フラグF2をセットし、更に受注一覧表示中フラグF2以外の表示状態フラグをクリアする。これにより、タッチスクリーン25は、受注選択指令によって示される受注情報が消去された受注一覧画面を表示する。
そして更にS380にて、S360により削除された受注情報を含み、この受注情報についての配達が完了した旨を表す配達完了情報を調理台5に送信し、S390に移行する。
そしてS390に移行すると、品不足になったワゴン商品を示す品不足情報を調理台5から受信したか否かを判断する。ここで、品不足情報を受信していない場合には(S390:NO)、当該盆制御処理を終了する。一方、品不足情報を受信した場合には(S390:YES)、S400にて、品不足情報に基づいて、メニューリスト63aを更新する。即ち、品不足情報により示されるワゴン商品の情報をメニューリスト63aから削除する。そして、当該盆制御処理を終了する。
このように構成されたワゴンサービス用盆7では、販売員はこのワゴンサービス用盆7を携帯して、遊技客からワゴン商品の注文を受け付けるために、遊技場内を巡回することができる。
そして、遊技客からの注文を受け付ける際には、販売員はまず、タッチスクリーン25に表示されているメニュー画面を遊技客に提示して、遊技客に所望のワゴン商品を決定させる。そして、遊技客の希望するワゴン商品を確認した後に、販売員は、メニュー画面上において該当するワゴン商品を示す商品選択ボタン25aに指で触れる。そうすると、対応するワゴン商品の内容を示す注文内容画面がタッチスクリーン25に表示される。この後、注文内容画面上のOKボタン25cに指で触れると、注文台番号要求画面がタッチスクリーン25に表示される。
この時に、販売員は、イメージカメラ27のレンズを、注文した遊技客に対応した遊技機11に設けられた台番号表示部13に向けて、台番号を入力する。そして台番号が入力されると、計数中画面がタッチスクリーン25に表示されるとともに、受入口29bが開放される。
この計数中画面が表示された後に、販売員は、球受け皿29aを筐体21から引き出し、この球受け皿29a上に、遊技客から受け取った遊技球を投入する。そして、注文必要球数の遊技球が受入口29bを通過して筐体21内に取り込まれると、受入口29bが閉鎖されるとともに、計数完了画面が表示される。これにより、注文が完了する。
その後に販売員は、ワゴン商品を盆部23に載せて、注文した遊技客の元へ配達する。そしてワゴン商品を遊技客に手渡すと、販売員は、タッチスクリーン25に受注一覧画面を表示させ、受注一覧画面上の対応する受注選択ボタン25fに指で触れる。そうすると、配達台番号要求画面がタッチスクリーン25に表示される。この時に、イメージカメラ27によって台番号が入力されると、先に選択した受注選択ボタン25fが消去されている受注一覧画面がタッチスクリーン25に表示される。これにより、配達が完了する。
次に、調理台5のCPU51が実行する注文情報送信処理の手順を、図8を用いて説明する。図8は注文情報送信処理を表すフローチャートである。尚、この注文情報送信処理は、CPU51が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この注文情報送信処理が実行されると、CPU51は、まずS510にて、遊技場会社側管理装置3から品不足情報を受信したか否かを判断する。ここで、品不足情報を受信していない場合には(S510:NO)、S530に移行する。一方、品不足情報を受信した場合には(S510:YES)、S520にて、管理システム1が備える全てのワゴンサービス用盆7へ、受信した品不足情報を送信し、当該注文情報送信処理を終了する。
そしてS530に移行すると、ワゴンサービス用盆7から注文情報を受信したか否かを判断する。ここで、注文情報を受信していない場合には(S530:NO)、S570に移行する。一方、注文情報を受信した場合には(S530:YES)、S540にて、受信した注文情報を注文データベース53bに追加し、更にS550にて、この注文情報を受注一覧リスト53cに追加する。その後S560にて、この注文情報を遊技場会社側管理装置3に送信し、当該注文情報送信処理を終了する。
またS570に移行すると、ワゴンサービス用盆7から配達完了情報を受信したか否かを判断する。ここで、配達完了情報を受信していない場合には(S570:NO)、当該注文情報送信処理を終了する。一方、配達完了情報を受信した場合には(S570:YES)、S580にて、配達完了情報に基づいて受注一覧リスト53cを更新する。即ち、配達完了情報に含まれる受注情報に一致する情報を受注一覧リスト53cから削除する。
その後にS590にて、販売済データベース53aを作成する。即ち、配達完了情報に含まれる受注情報を販売済データベース53aに追加する。そして、当該注文情報送信処理を終了する。
次に、調理台5のCPU51が実行する調理台照合処理の手順を、図9(a)を用いて説明する。図9(a)は調理台照合処理を表すフローチャートである。尚、この調理台照合処理は、CPU51が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この調理台照合処理が実行されると、CPU51は、まずS710にて、遊技場会社からワゴンサービス会社に対して請求する内容を示す注文請求情報を遊技場会社側管理装置3から受信したか否かを判断する。ここで、注文請求情報を受信していない場合には(S710:NO)、当該調理台照合処理を終了する。一方、注文請求情報を受信した場合には(S710:YES)、S720にて、販売済データベース53aと注文請求情報とを比較して相違点を抽出する。
そしてS730にて、S720において相違点を抽出したか否かを判断する。ここで、相違点を抽出していない場合には(S730:NO)、当該調理台照合処理を終了する。一方、相違点を抽出した場合には(S730:YES)、S740にて、この相違点を示す相違点データを作成し、当該調理台照合処理を終了する。
次に、遊技場会社側管理装置3のCPU41が実行する在庫管理処理の手順を、図10(a)を用いて説明する。図10(a)は在庫管理処理を表すフローチャートである。尚、この在庫管理処理は、CPU41が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この在庫管理処理が実行されると、CPU41は、まずS810にて、調理台5から注文情報を受信したか否かを判断する。ここで、注文情報を受信していない場合には(S810:NO)、当該在庫管理処理を終了する。一方、注文情報を受信した場合には(S810:YES)、S820にて、在庫データベース43aを作成する。即ち、在庫データベース43aにおいて、注文情報に含まれる注文商品情報によって示されるワゴン商品の在庫数を1減算する。その後S830にて、受注データベース43cを作成する。即ち、受注データベース43cにおいて、注文情報に含まれる注文商品情報によって示されるワゴン商品の受注数を1加算する。
その後S840にて、受信した注文情報に含まれる注文商品情報によって示されるワゴン商品の在庫数が0であるか否かを判断する。即ち、在庫データベース43aにおいて、対象となるワゴン商品の在庫数を読み込み、この在庫数が0であるか否かを判断する。ここで、在庫数が0でない場合には(S840:NO)、当該在庫管理処理を終了する。一方、在庫数が0である場合には(S840:YES)、S850にて、このワゴン商品が品不足になったことを示す品不足情報を調理台5に送信し、当該在庫管理処理を終了する。
次に、遊技場会社側管理装置3のCPU41が実行する発注処理の手順を、図10(b)を用いて説明する。図10(b)は発注処理を表すフローチャートである。尚、この発注処理は、CPU41が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この発注処理が実行されると、CPU41は、まずS910にて、予め設定された発注条件が成立したか否かを判断する。尚、本実施形態では、この発注条件は、「現在時刻が予め設定された時刻(例えば、午後11時)になった場合」または「操作キー46aを介して、発注を開始するための操作が行われた場合」である。
ここで、発注条件が成立していない場合には(S910:NO)、当該発注処理を終了する。一方、発注条件が成立した場合には(S910:YES)、S920にて、翌日必要となるワゴン商品の数(以降、翌日必要数と称す)を算出する。即ち、RAM43から年間カレンダー商品必要数テーブルと必要数補正テーブルとを読み込み、この2つのテーブルに記録されたデータに基づいて、ワゴン商品の翌日必要数を算出する。
そしてS930にて、卸業者に発注すべきワゴン商品の数(以降、翌日発注数と称す)を算出する。即ち、RAM43から在庫データベース43aを読み込み、ワゴン商品毎に、S920で算出された翌日必要数から、在庫データベース43aに記録された在庫数を減算することにより翌日発注数を算出する。
その後S940にて、S930で算出された翌日発注数に基づいて、発注すべきワゴン商品の種類と数量を示す発注情報を作成し、この発注情報を卸業者側管理装置9に送信する。そしてS950にて、発注データベース43bを作成する。即ち、送信した発注情報を発注データベース43bに追加する。そして、当該発注処理を終了する。
次に、遊技場会社側管理装置3のCPU41が実行する在庫適正化処理の手順を、図11(a)を用いて説明する。図11(a)は在庫適正化処理を表すフローチャートである。尚、この在庫適正化処理は、CPU41が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この在庫適正化処理が実行されると、CPU41は、まずS1010にて、在庫データベース43aを読み込み、この在庫で推移に応じて必要数補正テーブルを補正する。即ち、ワゴン商品毎に、売れ残りが発生すると翌日必要数を減少させ、売り切れ時間が早いと翌日必要数を増加させる補正を、必要数補正テーブルに対して行う。
その後S1020にて、S1010で読み込んだ在庫データベース43aにおける在庫の推移に応じて、ワゴン商品毎に、在庫範囲(即ち、在庫上限値と在庫下限値)を算出する。
そしてS1030にて、在庫数が在庫下限値に達したワゴン商品があるか否かを判断する。ここで、在庫下限値に達したワゴン商品がない場合には(S1030:NO)、当該在庫適正化処理を終了する。一方、在庫下限値に達したワゴン商品がある場合には(S1030:YES)、S1040にて、このワゴン商品について、在庫上限値と在庫下限値との差量分を発注する発注情報を作成し、この発注情報を卸業者側管理装置9に送信する。そしてS1050にて、S950と同様にして、受注データベース43cを作成する。そして、当該在庫適正化処理を終了する。
次に、遊技場会社側管理装置3のCPU41が実行する注文請求処理の手順を、図11(b)を用いて説明する。図11(b)は注文請求処理を表すフローチャートである。尚、この注文請求処理は、CPU41が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この注文請求処理が実行されると、CPU41は、まずS1110にて、予め設定された注文請求条件が成立したか否かを判断する。尚、本実施形態では、この注文請求条件は、「現在時刻が、毎週の予め設定された時刻(例えば、土曜日の午後11時)になった場合」または「操作キー46aを介して、注文請求を開始するための操作が行われた場合」である。
ここで、注文請求条件が成立していない場合には(S1110:NO)、当該注文請求処理を終了する。一方、注文請求条件が成立した場合には(S1110:YES)、S1120にて、注文請求情報を作成する。即ち、受注データベース43cを読み込み、受注数に応じた代金を請求するための情報を作成する。
その後S1130にて、作成した注文請求情報をRAM43に記憶し、更にS1140にて、この注文請求情報を調理台5に送信して、当該注文請求処理を終了する。
次に、遊技場会社側管理装置3のCPU41が実行する遊技場照合処理の手順を、図9(b)を用いて説明する。図9(b)は遊技場照合処理を表すフローチャートである。尚、この遊技場照合処理は、CPU41が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この遊技場照合処理が実行されると、CPU41は、まずS1210にて、卸業者から遊技場会社に対して請求する内容を示す発注請求情報を卸業者側管理装置9から受信したか否かを判断する。ここで、発注請求情報を受信していない場合には(S1210:NO)、当該遊技場照合処理を終了する。一方、発注請求情報を受信した場合には(S1210:YES)、S1220にて、発注データベース43bと発注請求情報とを比較して相違点を抽出する。
そして、S1230にて、S1220において相違点を抽出したか否かを判断する。ここで、相違点を抽出していない場合には(S1230:NO)、当該遊技場照合処理を終了する。一方、相違点を抽出した場合には(S1230:YES)、S1240にて、この相違点を示す相違点データを作成し、当該遊技場照合処理を終了する。
次に、卸業者側管理装置9のCPU81が実行する卸制御処理の手順を、図12を用いて説明する。図12は卸制御処理を表すフローチャートである。尚、この卸制御処理は、CPU81が起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この卸制御処理が実行されると、CPU81は、まずS1310にて、遊技場会社側管理装置3から発注情報を受信したか否かを判断する。ここで、発注情報を受信していない場合には(S1310:NO)、S1330に移行する。一方、発注情報を受信した場合には(S1310:YES)、S1320にて、卸受注データベース83aを作成する。即ち、受信した発注情報を卸受注データベース83aに追加する。そしてS1330に移行する。
またS1330に移行すると、予め設定された発注請求条件が成立したか否かを判断する。尚、本実施形態では、この発注請求条件は、「現在時刻が、毎週の予め設定された時刻(例えば、土曜日の午後11時)になった場合」または「操作キー86aを介して、発注請求を開始するための操作が行われた場合」である。
ここで、発注請求条件が成立していない場合には(S1330:NO)、当該卸制御処理を終了する。一方、発注請求条件が成立した場合には(S1330:YES)、S1340にて、発注請求情報を作成する。即ち、卸受注データベース83aを読み込み、卸業者が受注したワゴン商品に応じた代金を請求するための情報を作成する。
その後S1350にて、作成した発注請求情報をRAM83に記憶し、更にS1360にて、この発注請求情報を遊技場会社側管理装置3に送信して、当該卸制御処理を終了する。
このように構成された管理システム1では、調理台5は、遊技客からワゴン商品の注文がある毎に、その内容を示す注文情報を生成し、この生成した注文情報を送信する(S540)。そうすると遊技場会社側管理装置3は、この注文情報を受信し(S810)、発注条件が成立すると、受信した注文情報に基づいて、ワゴン商品を卸業者に発注するための内容を示す発注情報を生成し、この生成した発注情報を送信する(S940)。そして更に、卸業者側管理装置9は、この発注情報を受信し、発注請求条件が成立すると、受信した発注情報に基づいて、遊技場会社に対して請求する内容を示す発注請求情報を作成する(S1340)。
また、遊技場会社側管理装置3は、注文請求条件が成立すると、受信した注文情報に基づいて、ワゴンサービス会社に対して請求する内容を示す注文請求情報を作成する(S1120)。
即ち、ワゴンサービス会社は、ワゴン商品の注文がある毎に、遊技場会社に対して注文を行う。そして遊技場会社は、発注条件が成立した時点で、ワゴンサービス会社からの注文に応じて、卸業者にワゴン商品を発注する。
その後、卸業者は、発注請求条件が成立すると、遊技場会社に対して、発注に応じた請求を行う。また、遊技場会社は、注文請求条件が成立すると、ワゴンサービス会社に対して、注文に応じた請求を行う。
つまり、従来では、ワゴンサービス会社が卸業者から直接ワゴン商品を仕入れていたのに対し、管理システム1では、遊技場会社が卸業者からワゴン商品を仕入れ、このワゴン商品をワゴンサービス会社に提供するという運営方法を採用することができる。
このため、遊技場会社側の裁量でワゴン商品を決定することが容易になる。即ち、遊技場側でワゴン商品の品質向上に効果的に寄与することができる。
また調理台5は、送信した注文情報を記憶する注文データベース53bを備えている。また遊技場会社側管理装置3は、受信した注文情報を記憶する受注データベース43cと、送信した発注情報を記憶する発注データベース43bを備えている。また卸業者側管理装置9は、受信した発注情報を記憶する卸受注データベース83aを備えている。
このため、注文データベース53bに記憶された注文情報の内容と、受注データベース43cに記憶された注文情報の内容とを比較することで、ワゴンサービス会社と遊技場会社との間で正常な取引が行われているか否かを確認することができる。同様に、発注データベース43bに記憶された発注情報の内容と、卸受注データベース83aに記憶された発注情報の内容とを比較することで、遊技場会社と卸業者との間で正常な取引が行われているか否かを確認することができる。
つまり、ワゴンサービス会社,遊技場会社及び卸業者の3者間において、ワゴン商品の流通が明確になるため、脱税を未然に防止することができる。
また、ワゴンサービス会社の社員がワゴンサービス用盆7を携帯して、遊技機11で遊技している遊技客のもとまで、注文を取りに行くことができる。
また、複数のワゴンサービス用盆7から送信される注文情報は全て、調理台5で受信される。従って、調理台5において注文情報を一括管理することができる。
以上説明した実施形態において、管理システム1は本発明におけるワゴンサービス用管理システム、図10の在庫管理処理及び発注処理は本発明における発注情報生成送信手段、図12の卸制御処理は本発明における発注請求情報生成手段、図11の注文請求処理は本発明における注文請求情報生成手段、注文データベース53bは本発明における第1記憶手段、受注データベース43c及び発注データベース43bは本発明における第2記憶手段、卸受注データベース83aは本発明における第3記憶手段である。
また、タッチスクリーン25は本発明における注文入力手段、無線通信部72及び図6のS230の処理は本発明における入力情報送信手段、無線通信部57は本発明における無線受信手段、図8のS540の処理は本発明における注文情報送信手段、ワゴンサービス用盆7は本発明における注文入力送信手段及び注文入力装置、調理台5は本発明における注文情報受信送信手段及び商品注文装置である。
また、ワゴン商品は本発明における所定商品、注文必要球数は本発明における所定交換数、遊技球は本発明における遊技媒体である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態においては、ワゴンサービス用盆7と調理台5との間、及び調理台5と遊技場会社側管理装置3との間では無線通信を、遊技場会社側管理装置3と卸業者側管理装置9との間では有線通信を行うものを示したが、無線通信を有線通信に、または有線通信を無線通信に変更したものであってもよい。
管理システム1の構成を説明するブロック図。 ワゴンサービス用盆7の斜視図。 タッチスクリーン25の表示画面を説明する図。 管理システム1を構成する各部の内部構成を表すブロック図。 盆制御処理の前部分の手順を示すフローチャート。 盆制御処理の中部分の手順を示すフローチャート。 盆制御処理の後部分の手順を示すフローチャート。 注文情報送信処理手順を示すフローチャート。 調理台照合処理及び遊技場照合処理手順を示すフローチャート。 在庫管理処理及び発注処理手順を示すフローチャート。 在庫適正化処理及び注文請求処理手順を示すフローチャート。 卸制御処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…管理システム、3…遊技場会社側管理装置、5…調理台、7…ワゴンサービス用盆、9…卸業者側管理装置、11…遊技機、13…台番号表示部、21…筐体、23…盆部、25…タッチスクリーン、25a…商品選択ボタン、25b…受注一覧ボタン、25c…OKボタン、25d…キャンセルボタン、25e…メニューボタン、25f…受注選択ボタン、25g…メニューボタン、27…イメージカメラ、29…球計数部、29a…球受け皿、29b…受入口、29c…開閉板、29d…残球排出口、29e…取手、31…球排出口、33…開閉板、40…制御部、41…CPU、42…ROM、43…RAM、43a…在庫データベース、43b…発注データベース、43c…受注データベース、44…入出力部、45…バス、46…ユーザI/F、46a…操作キー、46b…表示パネル、47…無線通信部、48…有線通信部、50…制御部、51…CPU、52…ROM、53…RAM、53a…販売済データベース、53b…注文データベース、53c…受注一覧リスト、54…入出力部、55…バス、56…ユーザI/F、56a…操作キー、56b…表示パネル、57…無線通信部、60…制御部、61…CPU、62…ROM、63…RAM、63a…メニューリスト、63b…受注一覧リスト、64…入出力部、65…バス、66…表示制御基板、67…カメラ制御基板、68…ソレノイド駆動回路、69…ソレノイド、71…球計数装置、72…無線通信部、80…制御部、81…CPU、82…ROM、83…RAM、83a…卸受注データベース、84…入出力部、85…バス、86…ユーザI/F、86a…操作キー、86b…表示パネル、87…有線通信部。

Claims (15)

  1. 遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、
    予め用意された所定商品の中から前記遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、前記所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、前記注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、
    前記所定商品を卸売する卸業者と、
    の間で運営されるワゴンサービス用管理システムであって、
    前記ワゴンサービス会社により管理され、前記遊技客から前記所定商品の注文がある毎に、その内容を示す注文情報を生成し、この生成した注文情報を送信する注文情報生成送信手段と、
    前記遊技場会社により管理され、前記注文情報生成送信手段が送信した注文情報を受信し、予め設定された発注条件が成立すると、受信した注文情報に基づいて、前記所定商品を前記卸業者に発注するための内容を示す発注情報を生成し、この生成した発注情報を送信する発注情報生成送信手段と、
    前記卸業者により管理され、前記発注情報生成送信手段が送信した発注情報を受信し、予め設定された発注請求条件が成立すると、受信した発注情報に基づいて、前記遊技場会社に対して請求する内容を示す発注請求情報を生成する発注請求情報生成手段と、
    前記遊技場会社により管理され、予め設定された注文請求条件が成立すると、前記発注情報生成送信手段が受信した注文情報に基づいて、前記ワゴンサービス会社に対して請求する内容を示す注文請求情報を生成する注文請求情報生成手段と、
    を備えることを特徴とするワゴンサービス用管理システム。
  2. 前記ワゴンサービス会社により管理され、前記注文情報生成送信手段が送信する注文情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記遊技場会社により管理され、前記発注情報送信手段が受信した注文情報と、前記発注情報生成送信手段が送信した発注情報とを記憶する第2記憶手段と、
    前記卸業者により管理され、前記発注請求情報生成手段が受信した発注情報を記憶する第3記憶手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のワゴンサービス用管理システム。
  3. 前記注文情報生成送信手段は、
    前記遊技客から前記所定商品の注文がある毎に、その注文内容を示す情報を入力する注文入力手段と、前記注文入力手段から入力された入力情報を無線送信する入力情報送信手段とを有し、前記ワゴンサービス会社の社員が携帯可能に構成された1又は複数の注文入力送信手段と、
    前記注文入力送信手段が無線送信した入力情報を受信し、受信した入力情報に基づいて、前記注文情報を生成し、この生成した注文情報を送信する注文情報受信送信手段と、
    から構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワゴンサービス用管理システム。
  4. 遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、
    予め用意された所定商品の中から前記遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、前記所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、前記注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、
    前記所定商品を卸売する卸業者と、
    の間で運営されるワゴンサービス用管理システムで用いられ、前記遊技客からの注文内容を示す情報を入力する注文入力装置であって、
    前記遊技客から前記所定商品の注文がある毎に、その注文内容を示す情報を入力する注文入力手段と、
    前記注文入力手段から入力された入力情報を無線送信する入力情報送信手段とを有し、
    前記ワゴンサービス会社の社員が携帯可能に構成された、
    ことを特徴とする注文入力装置。
  5. 遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、
    予め用意された所定商品の中から前記遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、前記所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、前記注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、
    前記所定商品を卸売する卸業者と、
    の間で運営されるワゴンサービス用管理システムで用いられ、前記ワゴンサービス会社から前記遊技場会社に前記所定商品を注文するための商品注文装置であって、
    前記遊技客からの注文内容を示す情報を無線で受信する無線受信手段と、
    前記無線受信手段により受信された情報に基づいて、その内容を示す注文情報を生成し、生成した注文情報を外部へ送信する注文情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする商品注文装置。
  6. 前記注文情報送信手段が送信した注文情報を記憶する第1記憶手段と備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の商品注文装置。
  7. 遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、
    予め用意された所定商品の中から前記遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、前記所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、前記注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、
    前記所定商品を卸売する卸業者と、
    の間で運営されるワゴンサービス用管理システムで用いられ、前記遊技場会社でワゴンサービスの管理を行うための遊技場会社側管理装置であって、
    前記遊技客からの注文内容を示す注文情報を外部から受信し、予め設定された発注条件が成立すると、受信した注文情報に基づいて、前記所定商品を前記卸業者に発注するための内容を示す発注情報を生成し、この生成した発注情報を送信する発注情報生成送信手段と、
    予め設定された注文請求条件が成立すると、前記発注情報生成送信手段が受信した注文情報に基づいて、前記ワゴンサービス会社に対して請求する内容を示す注文請求情報を生成する注文請求情報生成手段と、
    を備えることを特徴とする遊技場会社側管理装置。
  8. 前記発注情報生成送信手段が受信した注文情報と、前記注文請求情報生成手段が送信した発注情報とを記憶する第2記憶手段を備える、
    ことを特徴とする請求項7に記載の遊技場会社側管理装置。
  9. 遊技機が設置された遊技場を経営する遊技場会社と、
    予め用意された所定商品の中から前記遊技場内の遊技機で遊技する遊技客が注文した注文商品を、前記所定商品に応じて予め設定された所定交換数の遊技媒体との交換により、前記注文商品を注文した遊技客に提供するワゴンサービスを行うワゴンサービス会社と、
    前記所定商品を卸売する卸業者と、
    の間で運営されるワゴンサービス用管理システムで用いられ、前記卸業者が前記所定商品の卸売の管理を行うための卸業者側管理装置であって、
    前記遊技場会社からの発注内容を示す発注情報を外部から受信し、予め設定された発注請求条件が成立すると、受信した発注情報に基づいて、前記遊技場会社に対して請求する内容を示す発注請求情報を生成する発注請求情報生成手段を備える、
    ことを特徴とする卸業者側管理装置。
  10. 前記発注請求情報生成手段が受信した発注情報を記憶する第3記憶手段を備える、
    ことを特徴とする請求項9に記載の卸業者側管理装置。
  11. 請求項1〜請求項3何れかに記載のワゴンサービス用管理システムの前記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 請求項4に記載の注文入力装置の前記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 請求項5または請求項6に記載の商品注文装置の前記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  14. 請求項7または請求項8に記載の遊技場会社側管理装置の前記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  15. 請求項9または請求項10に記載の卸業者側管理装置の前記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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