JP2006128968A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フリッカの発生を抑えたまま、動画表示の遅延時間が不要に長くなることが防止された撮影装置を提供する。
【解決手段】 紫外線センサ11bにより測定された紫外線量を積算回路16aで測定された被写体輝度で正規化したときの正規化された紫外線量に基づいて屋内外判別部105cで屋内外を判別し、屋内と判別された場合にはスルー画生成部105bでフリッカ防止モードにしてスルー画信号を1フレームあたり50msecの時間間隔で繰り返し生成してスルー画を表示し、屋外と判別された場合は通常表示モードにしてスルー画信号を1フレームあたり33msecの時間間隔で繰り返し生成してスルー画を表示する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、撮影操作に応じて記録用の画像信号を生成して記録する撮影装置に関する。
一般に、撮影操作に応じて記録用の画像信号を生成して記録する撮影装置の1つであるデジタルカメラでは、そのデジタルカメラに備えられた液晶表示装置に、撮影レンズが捉えた被写体を表わす画像信号を構図確認用の動画(スルー画と称する)として表示するということが行なわれる。また、このようなデジタルカメラでは、太陽光の下での撮影や、屋内に設けられた蛍光灯の下での撮影が行なわれる。ここで、蛍光灯は、商用交流電源の周波数が50Hzの場合は1/100秒の周期で明暗(点滅)を繰り返し、また60Hzの場合は1/120秒の周期で明暗を繰り返すことにより点灯する。デジタルカメラは、このような周期で明暗を繰り返すことにより点灯する蛍光灯からの入射光を、撮影レンズを経由して撮像素子で電気的に変換して読み出すことにより、液晶表示装置にスルー画を表示する。ここで、読み出される画素の位置により露光開始時刻が異なるため、同一のフレーム内において、各画素の露光時間内に入射する光量の総和は異なることとなる。従って、デジタルカメラでは、同一フレーム内において1/100秒または1/120秒の周期で明るい部分と暗い部分が生じ、いわゆるフリッカといわれる現象が発生する。
そこで、撮像素子の露光時間を1/100秒の整数倍もしくは1/120秒の整数倍にすることにより、露光開始時刻が異なっても各画素の露光時間内に入射する光量の総和を同じにしてフリッカの発生を防止する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−152604号公報
ここで、上述した特許文献1に提案された技術をデジタルカメラのスルー画表示に適用し、蛍光灯が50Hzの周波数の商用交流電源で点灯する場合であっても60Hzの周波数の商用交流電源で点灯する場合であっても、スルー画におけるフリッカの発生を抑えようとすると、スルー画信号を1フレームあたり、1/100秒(10msec)の整数倍と1/120秒(8.3msec)の整数倍との最大公約数である50msecの時間間隔に設定する必要がある。すると、通常のフレームレート(33フレーム/sec)である33msecの場合と比較し、遅延が増大する。このように遅延が増大したスルー画を見ながら構図を決めて撮影を行なう場合、被写体が動いていると、意図した構図の位置からずれてしまい、従って意図した構図で撮影を行なうことが困難であるという問題がある。また、1フレームあたり、50msecの時間間隔に設定されていると、屋外の太陽光の下で行なわれる運動会のように被写体が高速で移動するシーン等の撮影では、フリッカが発生することがないにも関わらず、構図確認用の動画の表示が不必要に遅れることとなり問題である。
本発明は、上記事情に鑑み、フリッカの発生を抑えたまま、動画表示の遅延時間が不要に長くなることが防止された撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、撮影操作に応じて記録用の画像信号を生成して記録する撮影装置において、
撮影操作に先立って、動画信号を1フレームあたり第1の時間間隔で繰り返し生成して該動画信号に基づく動画を表示する第1のモードと、動画信号を1フレームあたり上記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔で繰り返し生成してその動画信号に基づく動画を表示する第2のモードとを有する動画生成部と、
屋内外を判別する屋内外判別部とを備え、
上記動画生成部が、上記屋内外判別部により屋内と判別された場合には上記第1のモードで動画を生成し、上記屋内外判別部により屋外と判別された場合には上記第2のモードで動画を生成することを特徴とする。
ここで、上記第1の時間間隔が50msecの時間間隔であることが好ましい。
本発明の撮影装置は、屋内と判別された場合には第1のモードで動画信号を1フレームあたり第1の時間間隔、典型的には50msecの時間間隔で繰り返し生成してその動画信号に基づく動画を表示するものであるため、蛍光灯が50Hzの周波数の商用交流電源で点灯する場合であっても60Hzの周波数の商用交流電源で点灯する場合であっても、動画におけるフリッカの発生を抑えることができる。また、屋外と判別された場合には第2のモードで動画信号を1フレームあたり上記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔、例えば33msecの時間間隔で繰り返し生成してその動画信号に基づく動画を表示するものであるため、その動画の表示遅れ分は小さく、従って屋外で行なわれる運動会のように被写体が高速で移動するシーン等の撮影であっても、動画を見ながら意図した構図で撮影を行なうことができる。
また、紫外線量あるいは赤外線量を測定するセンサを備え、上記屋内外判別部が、上記センサにより測定された紫外線量あるいは赤外線量に基づいて屋内外を判別するものであることが好ましい。
自然光(太陽光)には、紫外線、可視光線、および赤外光が含まれているものの、照明を目的とする人工光である蛍光灯からの光には、紫外線および赤外線を除く可視光線量が大部分を占めている。そこで、このようなセンサを備えると、屋内外を簡単に判別することができる。
さらに、被写体輝度を測定する輝度測定部を備え、上記屋内外判別部が、上記輝度測定部で測定された被写体輝度に基づいて屋内外を判別するものであることも好ましい態様である。
一般に、屋内では被写体輝度は低く、屋外では被写体輝度は高い。そこで、被写体輝度に基づいて屋内外を判別すると、例えば撮像素子で測定された輝度に基づいて屋内外を判別することができるため、構成が簡素化される。
また、被写体輝度を測定する輝度測定部と、紫外線量あるいは赤外線量を測定するセンサとを備え、上記屋内外判別部が、上記センサにより測定された紫外線量あるいは赤外線量を上記輝度測定部で測定された被写体輝度で正規化したときの正規化された紫外線量あるいは赤外線量に基づいて屋内外を判別するものであることも好ましい。
このようにすると、人工光において被写体輝度が高い場合であっても屋内と判別することができ、また自然光において被写体輝度が低い場合であっても屋外と判別することができる。従って、屋内外を高い精度で判別することができる。
本発明の撮影装置によれば、フリッカの発生を抑えたまま、動画表示の遅延時間が不要に長くなることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラのシステムを示す図である。
図1には、撮影光学系と撮像素子を備え複数種類のカメラヘッドデータに従って画像信号を生成する、撮像素子等の仕様が異なる複数種類のカメラヘッド1a〜naと、それらのカメラヘッド1a〜naのうちのいずれかが交換自在に装着され装着されたカメラヘッドから画像信号を受け取り複数種類のカメラ本体データに従って信号処理を行なう複数種類のカメラ本体1b〜nbとを備えたデジタルカメラのシステムが示されている。ここでは、複数種類のカメラヘッド1a〜naのうちの一つのカメラヘッド1aが、複数種類のカメラ本体1b〜nbのうちの一つのカメラ本体1bに交換自在に装着されるデジタルカメラ1について説明する。
図2は、図1に示すデジタルカメラの外観を示す図である。
図2には、図1に示すデジタルカメラ1の、撮影光学系と撮像素子を備えたカメラヘッド1aが、そのカメラヘッド1aが着脱自在に装着されカメラヘッド1aから画像信号を受け取って信号処理を行なうカメラ本体1bに装着される直前の状態が示されている。
このデジタルカメラ1は、撮影光学系と撮像素子を備え所定のカメラヘッドデータに従って画像信号を生成するカメラヘッド1aと、カメラヘッド1aが着脱自在に装着されカメラヘッド1aから画像信号を受け取り所定のカメラ本体データに従って信号処理を行なうカメラ本体1bとを備えたデジタルカメラである。
図2に示すようにカメラ本体1bの中央には、多数のマウント接点を持つヘッドマウント10bが設けられ、またカメラヘッド1a側にも同様のマウント部が設けられている。双方のマウント接点の位置がそれぞれ合うように図中の一点鎖線に沿ってカメラヘッド1aがカメラ本体1bに機械的に装着されると、多数のマウント接点同士が各々接続されてカメラヘッド1aとカメラ本体1bとが電気的にも接続される。
このデジタルカメラ1は、カメラ本体1b側にバッテリが配備され、そのバッテリからカメラ本体1bに電力が供給されるとともに、カメラヘッド1aとカメラ本体1bとの双方が備える多数のマウント接点の中の電力用接点を通してカメラヘッド1aにも電力が供給される構成になっている。その電力用の接点を通してカメラ本体1bのバッテリの電力がカメラヘッド1aに供給されると、カメラヘッド1aとカメラ本体1bとの双方がともに動作状態になる。
また、カメラ本体1bの上面にはレリーズ釦13bとモードダイヤル14bが配備されている。また、カメラ本体1bの前面には、紫外線量を測定する紫外線センサ11bや閃光発光窓12bが設けられている。ここで、モードダイヤル14bについて説明する。
図3は、図2に示すモードダイヤルを上から見た図である。
図3に示すモードダイヤル14bには、静止画撮影モードを示す文字Camと、動画撮影モードを示す文字Movと、再生モードを示す文字Playと、セットアップモードを示す文字Setupと、パーソナルコンピュータとのデータのやり取りを行なうPCモードを示す文字PCとが印刷されている。
このモードダイヤル14bは、回転操作により矢印Aの位置に文字Camを合わせることで静止画像撮影に適した撮影条件下で、また矢印Aの位置に文字Movを合わせることで動画像撮影に適した撮影を行なうことができる。さらに、矢印Aの位置に文字Playを合わせることで、例えば可搬型記憶媒体であるメモリカードに記憶されている静止画像や動画像の画像データが読み出されてその画像データに基づく画像が、後述するLCDパネル22に表示される。また、矢印Aの位置に文字Setupを合わせてLCDパネル22を参照して後述する実行キー等を操作することで、このカメラシステム1が有する各種の設定を行なうことができる。さらに、矢印Aの位置に文字PCを合わせることでパーソナルコンピュータとの間でデータのやり取りを行なうことができる。
図4は、図2のデジタルカメラを背面斜め上から見た外観斜視図である。
図4に示すデジタルカメラ1を構成するカメラ本体1bの背面には、スライド式の電源スイッチ21と、LCDパネル22が備えられている。LCDパネル22には、通常の写真撮影を行なうための静止画撮影モードや動画撮影モードにおける構図確認用の動画(以下、スルー画と称する)や、再生モードにおいてメモリカードに記憶されている静止画像や動画像の画像データが読み出されてその画像データに基づく画像や、メニュー画面などが表示される。この図4では、LCDパネル22には、静止画撮影モードにおけるスルー画が表示されている。
また、LCDパネル22の右斜め上方には操作キーとして十字キー23が設けられており、LCDパネル22上にメニュー画面などが表示された場合には、その十字キー23のUPキー23a、DOWNキー23b、右キー23c、左キー23dの4つのキーを操作することによってメニューの選択を行なうことができる。
さらに、その十字キー23の下方には、そのメニューをLCDパネル22上に表示させるためのメニューキー24と、そのメニューキー24の操作によりメニューが表示され、十字キー23のいずれかのキーによりLCDパネル22に表示されたメニュー画面の中の多数の選択項目のうちいずれかの項目が選択されたときに、その項目を実行するために操作される実行キー25と、その選択をキャンセルするために操作される取消キー26とが備えられている。
また、図4に示すカメラ本体1bの側面には、メモリカードが着脱自在に装着されるメモリカードスロット107bが備えられている。
さらに、このカメラ本体1bの側面には、USBコネクタが備えられたパーソナルコンピュータとの間でデータのやり取りを行なうためのUSBケーブルが接続されるUSBコネクタ130bが備えられている。
図5は、図2に示すデジタルカメラの、カメラヘッドがカメラ本体に装着された状態にあるときの電気系統の構成を示すブロック図である。
図5の上方側にはカメラヘッド1aの構成が、また図5の下方側にはカメラ本体1bの構成がそれぞれ示されている。先ず、カメラヘッド1a側の構成について説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1を構成するカメラヘッド1aは、カメラ本体1bに装着されてカメラ本体1b側のバッテリ160bから電力の供給を受けて動作するものである。ここではカメラヘッド1aがカメラ本体1bに装着されているものとして以降説明する。
図5に示すようにカメラ本体1bに装着されたカメラヘッド1aには、撮影光学系11aと撮像素子(ここではCCD固体撮像素子が用いられているので以下CCDという)12aとが備えられている。その撮影光学系11a内には撮影レンズや絞りなどが配備されている。その撮影光学系11a内の撮影レンズで被写体をCCD12aに結像させて、CCD12aで画像データの生成を行なっている。このCCD12aで生成した画像データをアナログ信号処理部13aに出力してそのアナログ信号処理部13aでノイズ低減の処理などを行なった後、後段のA/D部14aでアナログ信号の画像信号をデジタル信号の画像信号に変換している。さらにデジタル信号に変換された画像信号が後段のデジタル信号処理部140aに供給されて所定のデジタル信号処理が施される。この信号処理が施された画像信号がデータバス192aを介して高速シリアルドライバ150aにそのまま供給され、もしくはJPEG圧縮部141aに供給されてそのJPEG圧縮部141aでJPEG圧縮されJPEG圧縮処理された画像信号が高速シリアルドライバ150aに供給される。
この高速シリアルドライバ150aを通ってカメラ本体1bに供給される画像信号の中には、モードダイヤル14bによって静止画撮影モードもしくは動画撮影モードが選択された状態にあるときに撮影光学系内の撮影レンズが捉えた被写体をLCDパネル22(図4参照)上に表示するためのスルー画用の画像信号(以下スルー画信号という)と、静止画撮影モードが選択された状態にあるときにレリーズ釦13bの操作により得られる静止画像を表わす画像信号(以下静止画信号という)と、動画撮影モードが選択された状態にあるときにレリーズ釦13bの操作により得られる動画を表わす画像信号(以下動画信号という)との3通りの画像信号がある。これらの画像信号のうちのいずれかがカメラ本体1b側からの要求によって高速シリアルドライバ150aを通ってカメラ本体1b側に送信される。
一方、A/D部14aでデジタル信号に変換された画像信号はA/D部14aの後段に設けられた積算回路16aにも供給される。この積算回路16aはAF機能(以下AFという)およびAE機能(以下AEという)を担うものであって、この積算回路16aによってAE機能を働かせるための被写界輝度の測定やAF機能を働かせるための被写体距離の測定が行なわれる。ここで、この積算回路16aが、本発明にいう輝度測定部の役割を担うものである。積算回路16aで測定された被写体距離や被写界輝度がデータバス192aを介して絞り/フォーカス/ズーム制御部17aに供給され、その絞り/フォーカス/ズーム制御部17aによって撮影光学系内の絞りの径が調節されたり、撮影光学系内のフォーカスレンズの位置が調節されたりする。このようにしておくとこのカメラヘッド1aが備える撮影光学系内のレンズが異なる被写体に向けられる度にAFやAEが動作するため、即座にピントや輝度の調整が行なわれてピントの合った被写体を表わす画像データがCCD12aで生成されCCD12aから出力される。また、積算回路16aで測定された被写界輝度は、データバス192aおよび3線シリアルドライバ151aを介して後述する屋内外判別部105cにも供給される。CCD12a、アナログ信号処理部13a、A/D部14a、積算回路16a、および絞り/フォーカス/ズーム制御部17aは、タイミングジェネレータ(以下TGという)18aからのタイミング信号に同期して動作する。ここで、TG18aのタイミング信号の設定変更は直接的にはヘッドCPU10aにより行なわれるが、このヘッドCPU10aは本体CPU100bからの通信指示によりこの設定を行なうため、TG18aのタイミング信号の設定変更は間接的には本体CPU100bにより行なわれることとなる。尚、TG18aのタイミング信号の変更により、後述するフリッカ防止モード,通常表示モード,高速表示モードが設定される。
システムメモリ190aのうちのROMには、初期化用のプログラムが格納されている。また、システムメモリ190aのうちのRAMは、プログラム実行時の作業領域を有する。
不揮発性メモリ191aには、カメラヘッド1a特有の機能を実現させるためのプログラムが格納される。
ヘッドCPU19aは、システムメモリ190aのROMに格納されている初期化用のプログラムの手順にしたがって、不揮発性メモリ191aに格納されているファームウェアをシステムメモリ190aのうちのRAMに転送し、転送されたファームウェアにしたがってカメラヘッド1a全体の制御を行なう。
さらに3線シリアルバスを駆動する3線シリアルドライバ151a,151bがカメラヘッド1a,カメラ本体1bに配備されており、双方のドライバで駆動されるシリアルバスによってカメラ本体1bからカメラヘッド1aへ、あるいはカメラヘッド1aからカメラ本体1bへのコマンドのやり取りが行なわれる。例えばカメラ本体1bからスルー画信号や静止画像あるいは動画信号の送信の要求に対応するコマンドが3線シリアルドライバ151aを経由して送信されてきた場合には、その3線シリアルドライバ151aの3線シリアルバスよりも高速の高速シリアルバスを有する高速シリアルドライバ150aによって上記画像信号がカメラ本体1bへ送信される。以上がカメラヘッド1aの構成である。次に、カメラ本体1bの構成について説明する。
カメラ本体1bの動作はカメラヘッド1aと同様に、カメラ本体1bの本体CPU100bにより統括的に制御される。また、システムメモリ101bのうちのROMには、初期化用のプログラムが格納されている。また、システムメモリ101bのうちのRAMは、プログラム実行時の作業領域を有する。
不揮発性メモリ102bには、カメラ本体1b固有の調整データ等が格納される。
本体CPU100bは、システムメモリ101bのROMに格納されている初期化用のプログラムの手順にしたがって、不揮発性メモリ102baに格納されているソフトウェアをシステムメモリ101bのうちのRAMに転送し、転送されたソフトウェアにしたがってカメラ本体1bの制御を行なう。
本実施形態では、前述したようにカメラヘッド1aからスルー画信号、静止画信号、動画信号の3種類の画像信号のうちのいずれかが送信されてくる。例えば、JPEG圧縮されて送信されてくるスルー画の場合は、カメラ本体1bのJPEG圧縮・伸張部109bで伸張されて信号処理部103bに供給されその信号処理部103bで表示用のスルー画信号に変換される。この表示用のスルー画信号はフレームメモリ104bに記憶される。フレームメモリ104bに記憶されたスルー画信号はスルー画生成部105bに入力される。
スルー画生成部105bは、撮影操作に先立って、入力されたスルー画信号を1フレームあたり50msecの時間間隔(本発明にいう第1の時間間隔に相当)で繰り返し生成してそのスルー画信号に基づくスルー画を表示するフリッカ防止モード(本発明にいう第1のモードに相当)と、スルー画信号を1フレームあたり50msecよりも短い33msecの時間間隔(本発明にいう第2の時間間隔に相当)で繰り返し生成してそのスルー画信号に基づくスルー画を表示する通常表示モード(本発明にいう第2のモードに相当)を有する。さらに、このスルー画生成部105bは、撮影操作に先立って、入力されたスルー画信号を1フレームあたり16.7msecの時間間隔で繰り返し生成してそのスルー画信号に基づくスルー画を表示する高速表示モードを有する。
また、カメラ本体1bには、屋内外を判別する屋内外判別部105cが備えられている。この屋内外判別部105cは、紫外線センサ11bにより測定された紫外線量を積算回路16aで測定された被写体輝度で正規化したときの正規化された紫外線量に基づいて屋内外を判別するものである。
このデジタルカメラ1では、スルー画生成部105bが、屋内外判別部105cにより屋内と判別された場合にはフリッカ防止モードでスルー画を生成し、屋内外判別部105cにより屋外と判別された場合には通常表示モードもしくは高速モードでスルー画を生成する。尚、高速表示モードでは、スルー画の画像は粗いものの応答性に優れた画像を得ることができる。
LCD1050bのLCDパネル22上には、屋内外判別部105cで判別されたフリッカ防止モード,通常表示モード,高速表示モードのうちのいずれかのモードにしたがってフレームメモリ104bに記憶されているスルー画信号が読み出されてスルー画信号に基づくスルー画が表示される。また、スルー画生成部105bには、OSD(On Screen Display)1051b側からの情報も供給されており、このLCDパネル22上には、スルー画とともに選択メニューなども表示されるようになっている。
また、カメラ本体1bには、上記のような画像信号の処理を行なう部分のほか、OSD1051bを経由してLCDパネル上に時刻や日付情報を表示するためのデータを作成するタイマ110bやカレンダ時計111bが配備されている。
さらに、カメラ本体1bには、可搬型記憶媒体であるメモリカード108bがメモリカードスロット107bを介して着脱自在に装着され装着されたメモリカード108bをアクセスするカードI/F106bが配備されている。メモリカード108bには、静止画のデータや動画のデータ等が格納される。
また、カメラ本体1bには、レリーズ釦13b,モードダイヤル14b,十字キー23,メニューキー24,実行キー25,取消キー26からなる操作指示を与える操作指示部132bが配備されている。この操作指示部132bからの操作指示はI/O133bを介して本体CPU100bに供給され、この本体CPU100bではその操作指示に応じた処理が行なわれる。ただし、レリーズ釦13bは本体CPU100bおよびヘッドCPU19aの双方の割り込み端子に直接接続されており、レリーズ釦13bが押されたときには、双方のCPU19a,100bに割り込みがかけられて静止画処理プログラムもしくは動画プログラムが起動されるようになっている。
尚、カメラ本体1bに配備されているバッテリ160bからカメラ本体1b側のDC/DCコンバータ141bを介してカメラ本体1bの本体各部へ電力が供給されるとともに、バッテリ160bからカメラヘッド1a側のDC/DCコンバータ101aを介してヘッド各部へ電力が供給される。これらのDC/DCコンバータ101a,141bは共にカメラヘッド1aとカメラ本体1bとがそれぞれ備える電源制御部100a,140bにより制御され、電源の投入指示が電源スイッチ21のスライド操作によりカメラ本体1bの電源制御部140bに与えられたら、その電源制御部140bからカメラ本体のDC/DCコンバータ141bに対して出力指示が供給されるとともに、I/O161bを介してカメラヘッド1b側の電源制御部100aにも出力指示が供給されてDC/DCコンバータ101aからヘッド各部へ電力が供給されるようになっている。
また、カメラ本体1bには、パーソナルコンピュータとの接続用のUSBドライバ131bおよびUSBコネクタ130bが備えられている。
ここで、セットアップモードについて説明する。
図6は、セットアップモードの表示画面を示す図である。
モードダイヤル14bを操作してセットアップモードの位置にすると、セットアップモードが起動して、図6に示す画面がLCDパネル22上に表示される。図6に示すように上から記録モード、JPG画素数、シャープネス、ビープ音、表示モードの順に項目が並んでいる。
記録モードとしては、JPEG圧縮したときに画像1枚あたりのデータサイズが比較的大きなJPG/Fineモードと、JPEG圧縮したときに画像1枚あたりのデータサイズが比較的小さなJPG/Basicモードと、CCDで得られたデータをJPEG圧縮することなくそのまま記録するCCD−rawモードとがあり、ここではCCD−rawモードが選択されている。
JPG画素数としては、高精度な画像が得られる縦2400×横1600の画素数(画像サイズ)と、通常の精度の画像が得られる縦1280×横960の画素数と、その縦128画素×横960の画素数の半分の縦640画素×横480の画素数とがあり、ここでは縦2400×横1600の画素数が選択されている。
シャープネスとしては、輪郭を強調して建物や文字などを鮮明にしたい撮影に最適なハードと、通常の撮影に最適なシャープネス処理を行なう標準と、輪郭をソフトにして人物などをソフトにしたい撮影に最適なソフトとがあり、ここでは標準が選択されている。
ビープ音としては、大きな操作音を発音する大と、通常の操作音を発音する標準と、小さな操作音を発音する小と、操作音を発音しないオフとがあり、ここでは標準が選択されている。
表示モードとしては、標準と高速とがあり、ここでは標準が選択されている。標準が選択されている場合であって屋外と判別された場合は通常表示モードでスルー画が表示される。また、高速が選択されている場合であって屋外と判別された場合は高速表示モードでスルー画が表示される。一方、屋内と判別された場合は標準が選択されている場合であっても高速が選択されている場合であってもフリッカ防止モードでスルー画が表示される。
図7は、60Hzの周波数を有する電源で蛍光灯を点灯した場合と、50Hzの周波数を有する電源で蛍光灯を点灯した場合との双方の明暗周期を示す図である。
60Hzの周波数を有する電源で蛍光灯を点灯した場合は、1/120秒の周期(8.3ms)で明暗を繰り返す。一方、50Hzの周波数を有する電源で蛍光灯を点灯した場合は、1/100秒の周期(10ms)で明暗を繰り返す。このような周期で明暗を繰り返すことにより点灯する蛍光灯からの入射光を、撮影レンズを経由して撮像素子で電気的に変換して読み出すと、読み出される画素の位置により露光開始時刻が異なるため、同一のフレーム内において、各画素の露光時間内に入射する光量の総和は異なることとなる。従って、同一フレーム内において1/120秒または1/100秒の周期で明るい部分と暗い部分が生じ、いわゆるフリッカといわれる現象が発生する。
そこで、本実施形態では、60Hzの周波数を有する電源で蛍光灯を点灯する場合であっても、50Hzの周波数を有する電源で蛍光灯を点灯する場合であっても、スルー画におけるフリッカの発生を抑えるために、スルー画信号を1フレームあたり、1/120秒(8.3msec)の整数倍と1/100秒(10msec)の整数倍との最大公約数である50msecの時間間隔に設定する。従来技術では、フリッカが発生することがない太陽光の下で行なわれる運動会のように被写体が高速で移動するシーンを撮影する場合であっても、50msecの時間間隔に設定されているため、スルー画の表示が不必要に遅れることとなる。本実施形態では、前述したように、屋内外判別部105cで、紫外線センサ11bにより測定された紫外線量を被写体輝度で正規化したときの正規化された紫外線量に基づいて屋内外を判別し、屋内と判別された場合は50msecの時間間隔に設定されたフリッカ防止モードでスルー画を生成する。また、屋外と判別された場合には33msecの時間間隔に設定された通常表示モードでスルー画を生成する。このようにすることにより、フリッカの発生を抑えたまま、スルー画表示の遅延時間が不要に長くなることを防止することができる。ここで、太陽光と蛍光灯との波長分布について説明する。
図8は、太陽光の波長分布を示す図、図9は、蛍光灯の波長分布を示す図である。
太陽光は、図8に示すように紫外線領域から徐々に増加してなだらかに赤外線領域にまで及ぶ波長成分を有する。これに対し、蛍光灯は、図9に示すように600nmよりも長い波長域では波長成分が急激に減少する特性を有する。即ち、太陽光は紫外線成分,可視光線成分,赤外線成分を有し、蛍光灯は紫外線成分,赤外線成分を除く可視光線成分を有する。このため、紫外線センサ11bにより測定された紫外線量が多い場合は屋外であると判別することができる。ここで、被写体輝度で正規化したときの正規化された紫外線量に基づいて屋内外を判別するものであるため、太陽光において被写体輝度が低い場合であっても屋外と判別することができる。尚、本実施形態では、紫外線量が多い場合は屋外であると判別する例で説明したが、赤外線量が多い場合は屋外であると判別してもよい。
図10は、フリッカ防止モードにおける表示遅れを示す図である。
図10には、CCDの、1フレームあたり50msecの時間間隔で露光される露光周期である露光N,露光N+1,露光N+2,露光N+3が示されている。CCDの、露光Nにおける画素の読み出しNは、露光N+1で行なわれる。さらに、露光Nにおける画素の表示Nは、露光N+2で行なわれる。従って、露光開始時刻を起点としてLCDパネル22に表示されるまでに120msec〜130msec程度の長い時間が必要とされるもののフリッカの発生を抑えることができる。
図11は、通常表示モードにおける表示遅れを示す図である。
図11には、CCDの、1フレームあたり33msecの時間間隔で露光される露光周期である露光N,露光N+1,露光N+2,露光N+3等が示されている。CCDの、露光Nにおける画素の読み出しNは、露光N+1で行なわれる。さらに、CCDの、露光Nにおける画素の表示Nは、露光N+2で行なわれる。従って、露光開始時刻を起点としてLCDパネル22に表示されるまでに80msec〜90msec程度の時間が必要とされる。この表示遅れの時間は、フリッカ防止モードにおける表示遅れの時間よりも短く、屋外での撮影に好適である。
図12は、高速表示モードにおける表示遅れを示す図である。
図12には、CCDの、1フレームあたり16.7msecの時間間隔で露光される露光周期である露光N,露光N+1,露光N+2,露光N+3等が示されている。露光Nにおける画素の読み出しNは露光N+1で行なわれ、さらに露光Nにおける画素の表示Nは露光N+2で行なわれる。従って、露光開始時刻を起点としてLCDパネル22に表示されるまでに40msec程度の短い時間で済む。尚、CCDの読み出しは1つおきに行なわれる。このため、画像は粗いものの応答性に優れた画像を得ることができる。
図13は、スルー画を表示するためのスルー画開始ルーチンのフローチャートである。
このスルー画開始ルーチンは、電源スイッチ21による電源投入指示が行なわれた時点で起動する。先ず、ステップS1において、屋内外判別部105cで前回判別された結果が屋内か屋外であるかを示すフラグを屋内にセット(初期化)する。次に、ステップS2において、紫外線センサ11bの出力値UVを取得してステップS3に進む。
ステップS3では、出力値UVが所定値未満であるか否かが判定される。出力値UVが所定値未満であると判定された場合は屋内であるため、ステップS4に進む。ステップS4では、フラグが屋外であるか否かが判定される。フラグが屋外でないと判定された場合はステップS2に戻る。一方、フラグが屋外であると判定された場合はステップS5に進む。ステップS5では、屋内である旨のイベントを後述するスルー画表示ルーチンに通知してステップS6に進む。ステップS6では、フラグを屋内に更新してステップS2に戻る。
一方、ステップS3において、出力値UVが所定値以上であると判定された場合は屋外であるため、ステップS7に進む。ステップS7では、フラグが屋内であるか否かが判定される。フラグが屋内でないと判定された場合は既に屋外であるためステップS2に戻る。一方、フラグが屋内であると判定された場合はステップS8に進む。ステップS8では、屋外である旨のイベントを後述するスルー画表示ルーチンに通知してステップS9に進む。ステップS9では、フラグを屋外に更新してステップS2に戻る。
図14は、スルー画表示ルーチンのフローチャートである。
このスルー画表示ルーチンも、電源スイッチ21による電源投入指示が行なわれた時点で起動する。先ず、ステップS11において、表示モードが通常表示モードか高速表示モードかが判定される。通常表示モードであると判定された場合は、ステップS12においてTG18aを通常表示モード用のデフォルトに設定してステップS14に進む。一方、高速示モードであると判定された場合は、ステップS13においてTG18aを高速表示モード用のデフォルトに設定してステップS14に進む。
ステップS14では、屋内外通知イベントがあるまで待機する。ここで、前述したステップS5におけるイベント通知(屋内)もしくはステップS8におけるイベント通知(屋外)が行なわれた場合はステップS15に進む。
ステップS15では、イベント通知内容が屋内か屋外かが判定される。屋内であると判定された場合はステップS16に進む。ステップS16では、既にフリッカ防止モードであるか否かが判定される。既にフリッカ防止モードであると判定された場合はこのルーチンを終了する。一方、フリッカ防止モードでないと判定された場合はステップS17に進む。ステップS17では、TG18aをフリッカ防止駆動に設定してこのルーチンを終了する。
また、ステップS15において、イベント通知内容が屋外であると判定された場合はステップS18に進む。ステップS18では、フリッカ防止モードか否かが判定される。フリッカ防止モードでないと判定された場合はこのルーチンを終了する。一方、フリッカ防止モードであると判定された場合はステップS19に進む。ステップS19では、TG18aをフリッカ防止モードに応じたデフォルトに設定してこのルーチンを終了する。
図15は、被写体輝度による判定ルーチンのフローチャートである。
先ず、ステップS21において、屋内外判別部105cで前回判別された結果が屋内か屋外であるかを示すフラグを屋内にセット(初期化)する。
次に、ステップS22において、被写体輝度データの取得が完了するまで待機し、被写体輝度データの取得が完了した時点でステップS23に進む。ステップS23では、積算回路16aから被写体輝度データEVを取得してステップS24に進む。
ステップS24では、被写体輝度データEVが所定値未満であるか否かが判定される。被写体輝度データEVが所定値未満であると判定された場合は屋内であるため、ステップS25に進む。ステップS25では、フラグが屋外であるか否かが判定される。フラグが屋外でないと判定された場合は既に屋内であるためステップS22に戻る。一方、フラグが屋外であると判定された場合はステップS26に進む。ステップS26では、屋内である旨のイベントを前述したスルー画表示ルーチンに通知してステップS27に進む。ステップS27では、フラグを屋内に更新してステップS22に戻る。
一方、ステップS24において、被写体輝度データEVが所定値以上であると判定された場合は屋外であるため、ステップS28に進む。ステップS28では、フラグが屋内であるか否かが判定される。フラグが屋内でないと判定された場合は既に屋外であるためステップS22に戻る。一方、フラグが屋内であると判定された場合はステップS29に進む。ステップS29では、屋外である旨のイベントをスルー画表示ルーチンに通知してステップS30に進む。ステップS30では、フラグを屋外に更新してステップS22に戻る。
図16は、紫外線センサと被写体輝度による判定ルーチンのフローチャートである。
先ず、ステップS31において、屋内外判別部105cで前回判別された結果が屋内か屋外であるかを示すフラグを屋内にセット(初期化)する。
次に、ステップS32において、被写体輝度データの取得が完了するまで待機し、被写体輝度データの取得が完了した時点でステップS33に進む。ステップS33では、積算回路16aから被写体輝度データEVを取得してステップS34に進む。
ステップS34では、紫外線センサ11bの出力値UVを取得してステップS35に進む。ステップS35では、出力値UVを被写体輝度データEVで割り算して正規化値Kを算出する(K=UV÷EV)。
次に、ステップS36において、被写体輝度データEVが所定値未満であるか否かが判定される。被写体輝度データEVが所定値未満であると判定された場合は屋内であるため、ステップS37に進む。ステップS37では、フラグが屋外であるか否かが判定される。フラグが屋外でないと判定された場合は既に屋内であるためステップS32に戻る。一方、フラグが屋外であると判定された場合はステップS38に進む。ステップS38では、屋内である旨のイベントを前述したスルー画表示ルーチンに通知してステップS39に進む。ステップS39では、フラグを屋内に更新してステップS32に戻る。
一方、ステップS36において、被写体輝度データEVが所定値以上であると判定された場合は屋外であるため、ステップS40に進む。ステップS40では、フラグが屋内であるか否かが判定される。フラグが屋内でないと判定された場合は既に屋外であるためステップS32に戻る。一方、フラグが屋内であると判定された場合はステップS41に進む。ステップS41では、屋外である旨のイベントをスルー画表示ルーチンに通知してステップS42に進む。ステップS42では、フラグを屋外に更新してステップS32に戻る。
尚、本実施形態では、紫外線量を被写体輝度で正規化したときの正規化された紫外線量に基づいて屋内外を判別する例で説明したが、これに限られるものではなく、赤外線量を被写体輝度で正規化したときの正規化された赤外線量に基づいて屋内外を判別してもよく、また紫外線量あるいは赤外線量に基づいて屋内外を判別してもよい。
更に本実施形態では、カメラヘッド分離型のデジタルカメラについて説明したが、本発明は、レンズが本体と分離しない従来型のデジタルカメラはもちろん、カメラ付き携帯電話やPDAなど撮像素子とモニター用の電子表示素子の両方を持つ撮像機能付き機器の全てに活用できるものである。
本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラのシステムを示す図である。 図1に示すデジタルカメラの外観を示す図である。 図2に示すモードダイヤルを上から見た図である。 図2のデジタルカメラを背面斜め上から見た外観斜視図である。 図2に示すデジタルカメラの、カメラヘッドがカメラ本体に装着された状態にあるときの電気系統の構成を示すブロック図である。 セットアップモードの表示画面を示す図である。 60Hzの周波数を有する電源で蛍光灯を点灯した場合と、50Hzの周波数を有する電源で蛍光灯を点灯した場合との双方の明暗周期を示す図である。 太陽光の波長分布を示す図である。 蛍光灯の波長分布を示す図である。 フリッカ防止モードにおける表示遅れを示す図である。 通常表示モードにおける表示遅れを示す図である。 高速表示モードにおける表示遅れを示す図である。 スルー画を表示するためのスルー画開始ルーチンのフローチャートである。 スルー画表示ルーチンのフローチャートである。 被写体輝度による判定ルーチンのフローチャートである。 紫外線センサと被写体輝度による判定ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
1a カメラヘッド
1b カメラ本体
10b ヘッドマウント
11a 撮影光学系
11b 紫外線センサ
12a CCD
12b 閃光発光窓
13a アナログ信号処理部
13b レリーズ釦
14a A/D部
14b モードダイヤル
16a 積算回路
17a 絞り/フォーカス/ズーム制御部
18a TG
19a ヘッドCPU
21 電源スイッチ
22 LCDパネル
23 十字キー
23a UPキー
23b DOWNキー
23c 右キー
23d 左キー23
24 メニューキー
25 実行キー
26 取消キー
100a,140b 電源制御部
100b 本体CPU
101a,141b DC/DCコンバータ
101b,190a システムメモリ
102b,191a 不揮発性メモリ
103b デジタル信号処理部
104b フレームメモリ
105b スルー画生成部
105c 屋内外判別部
106b カードI/F
107b メモリカードスロット
108b メモリカード
109b JPEG圧縮・伸張部
110b タイマ
111b カレンダ時計
120b 閃光制御部
121b 閃光部
130b USBコネクタ
140a デジタル信号処理部
141a JPEG圧縮部
150a,150b 高速シリアルドライバ
151a,151b 3線シリアルドライバ
161b IO
160b バッテリ
192a データバス
1051b OSD

Claims (5)

  1. 撮影操作に応じて記録用の画像信号を生成して記録する撮影装置において、
    撮影操作に先立って、動画信号を1フレームあたり第1の時間間隔で繰り返し生成して該動画信号に基づく動画を表示する第1のモードと、動画信号を1フレームあたり前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔で繰り返し生成して該動画信号に基づく動画を表示する第2のモードとを有する動画生成部と、
    屋内外を判別する屋内外判別部とを備え、
    前記動画生成部が、前記屋内外判別部により屋内と判別された場合には前記第1のモードで動画を生成し、前記屋内外判別部により屋外と判別された場合には前記第2のモードで動画を生成することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記第1の時間間隔が50msecの時間間隔であることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 紫外線量あるいは赤外線量を測定するセンサを備え、前記屋内外判別部が、前記センサにより測定された紫外線量あるいは赤外線量に基づいて屋内外を判別するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 被写体輝度を測定する輝度測定部を備え、前記屋内外判別部が、前記輝度測定部で測定された被写体輝度に基づいて屋内外を判別するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 被写体輝度を測定する輝度測定部と、紫外線量あるいは赤外線量を測定するセンサとを備え、前記屋内外判別部が、前記センサにより測定された紫外線量あるいは赤外線量を前記輝度測定部で測定された被写体輝度で正規化したときの正規化された紫外線量あるいは赤外線量に基づいて屋内外を判別するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
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