JP2006128825A - 通信回線切断時の再接続方法及びその装置並びにその制御プログラム - Google Patents

通信回線切断時の再接続方法及びその装置並びにその制御プログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 通信回線の強制切断直後の同時的発信に対する再接続等を図る。
【解決手段】 携帯端末22が、無線網12、交換機14、公衆網18、そして無線網20を介して携帯端末24と通話しているとき、携帯端末22側の無線回線に電波障害があって、通話中の通信回線が強制切断されたとき、接続処理部14aが両携帯端末の電話番号を記憶装置14bに記憶する。携帯端末22の発信に応答して接続処理部14aが記憶装置14bを検索して電話番号の一致が得られたとき、アナウンス情報記憶手段16を携帯端末22に接続する。携帯端末24から発信があり、接続処理部14aが携帯端末22の状態を検索したとき、携帯端末22が使用中にあるとき携帯端末22をアナウンス情報記憶装置16から切り離して携帯端末24に再接続する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、通信回線切断時の再接続方法及びその装置並びにその制御プログラムに関し、詳しくは通話回線の強制切断直後に通信端末装置の双方から同時的に発信が行われてもこれら通信端末装置同士の再接続に役立たせる又は通信端末装置同士を再接続させる通信回線切断時の再接続方法及びその装置並びにその制御プログラムに関する。
従来の移動通信網、例えば、携帯電話システムにおいて、通話中の無線回線(携帯電話端末装置(以下、携帯端末という)と無線基地局との回線)に電波障害等が発生すると、それまで通話者の携帯端末間に形成されていた通話回線は、その通話回線の設定制御に係っていた交換機の制御により終話処理、すなわち、通話回線の強制切断の処理に進むが、その処理を完結してしまうと上記通話者間の通話が終了していないのにも拘わらず、通話者間の通話は不能となってしまう。
このような場合に、通話者が切断後に互いに通話中であった同じ相手に対して再発信を行って通話の再開を試みること(以下、公知の技術的手段という)が、技術的に可能である。
また、上述のような理由で不能になった通話者間の通話の再開を図る技術的手段、すなわち、無線回線にたとえ上述したような一時的な回線障害が発生したとしても、直ちにそれまでの通話回線を完全な終話に至らせず、可能な限り上述のような一時的な回線障害の回復乃至復旧を待って通話不能に陥っている通話回線の再設定を試行する技術的手段の開発が、従来においても、行われている。
その1つの例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている技術的手段は、上述のような通話不能に陥っている通話回線の再設定、すなわち、一方の携帯端末と他方の携帯端末との再接続を行う技術にあるが、その概要を図11を用いて説明すれば次のようになる。
図11に示す携帯端末52と携帯端末54との間に、無線局56、無線基地局58、交換機60、交換網62、交換機64、無線基地局66、そして無線局68を介して通信回線が設定されて通話が行われている最中に、交換機60が通話中の一方の携帯端末52からの電波断又は充電切れによる信号断を検出したとき、交換機60は、交換機60に接続されるメッセージセンター70と他方の携帯端末54とを接続して他方の携帯端末54からの伝言メッセージをメッセージセンター70に転送し、その録音をする一方、一方の携帯端末52の呼び出しを続ける。つまり、一方の携帯端末52との通話回線は切断されるが、他方の携帯端末54を切断せずに通話障害の発生原因の消滅を待つ。
一方の携帯端末52に対し呼び出しを行い、他方の携帯端末54からの伝言メッセージを録音している最中に、一方の携帯端末52から呼び出しに対する応答又は呼設定要求信号を交換機60で受信すると、交換機60は、コールウェイティングによる割込み要求を呼設定要求信号に編集し、その呼設定要求信号を他方の携帯端末54に送信する。
割込み要求に対する応答が他方の携帯端末54から交換機60に返されてきたとき、交換機60は、メッセージセンター70と他方の携帯端末54とを切り離して一方の携帯端末52と他方の携帯端末54とを再接続する。
また、ディジタル移動電話システムにおいて、正常に呼が成立しなかったとき、発信側の携帯電話の電話番号と着信側の携帯電話の電話番号及び着信日時とを記憶してこれらの情報を着信側の携帯電話へ送信する技術が、特許文献2に記載されている。
この技術は、図12に示すように、発信側の携帯電話82から基地局84、交換機86、ネットワーク88、交換機90、基地局92、そして着信側の携帯電話94に発信したにも拘わらず、携帯電話94がサービスエリア外にいるか、電源をオフにしているか、若しくは通話中で呼び出すことができない場合に、発信側の携帯電話82の電話番号と着信側の携帯電話94の電話番号及び着信日時とを着信情報格納通知サーバ96に記憶し、記憶している情報を着信情報格納通知サーバ96から着信側の携帯電話94に周期的に送信するようにしたものである。
特開2003−219452号公報 特開2001−251686号公報
上述した公知の技術的手段において、その互いの再発信が同時に行われると、交換システムにおけるソフトウェアによる発信処理の中で、発信中である相手側の状態から当該相手が発信中であるとの認識、すなわち、互いに相手が話し中であるとの認識をしてしまい、その結果互いの発信は失敗となり、同時的に再発信している発信者間に通話回線を再設定すること、すなわち、発信者間の再接続を行うことはできない。
また、上述したように、特許文献1に開示される通信回線切断時に試行される通信回線の再接続は、その通信回線が不完全に切断されている、すなわち、障害が発生していない通信回線部分の接続を維持しつつ、障害が発生した通信回線部分の障害消滅を条件に行い得るものである。
したがって、特許文献1に開示される技術的手段では、通話中の通信回線が完全な切断に至らしめられない技術的手段を不可欠とし、その例は上述のように構成されている。
また、特許文献2は、通信回線に障害がない状態において、着信側の携帯電話を呼び出せないときに、所定の情報を記憶し、その情報を周期的に着信側の携帯電話に送信し得るに過ぎない。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、通信回線の強制切断直後の同時的発信時に強制切断前の通信端末装置同士を再接続させるのに役立つ通信回線切断時の再接続方法及びその装置並びにその制御プログラムを提供することを目的としている。
この発明の他の目的は、通信回線の強制切断直後の同時的発信時に強制切断前の通信端末装置同士を再接続させ得る通信回線切断時の再接続方法及びその装置並びにその制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された上記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続方法に係り、上記強制切断時に、第1及び第2の上記通信端末装置の識別情報を記憶する処理を含むことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された上記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続方法に係り、上記強制切断側の上記通信端末装置からの発信に基づいて、上記強制切断側の上記通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続する処理を含むことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された上記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続方法に係り、上記強制切断時に、第1及び第2の上記通信端末装置の識別情報を記憶し、上記強制切断直後の上記通信端末装置の発信に基づいて上記識別情報を検索し、検索して得られた上記識別情報であって上記強制切断直後に発信して来た上記強制切断側の上記通信端末装置の識別情報に基づいて、該通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続し、上記強制切断側とは反対側の上記通信端末装置の発信に基づいて上記強制切断側の上記通信端末装置の状態を検索し、検索された上記状態が使用中にあるとき上記接続を解除し、検索して得られた上記識別情報であって上記強制切断側とは反対側の、上記強制切断直後に発信して来た上記通信端末装置の識別情報に基づいて、上記アナウンス情報記憶手段との接続が解除された上記通信端末装置と上記強制切断側とは反対側の上記通信端末装置とを再接続することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の通信回線切断時の再接続方法に係り、検索された上記状態が発信中であるとき上記状態の検索を繰り返し、繰り返される上記検索において上記状態が使用中になったとき上記接続を解除して上記再接続を行うことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の通信回線切断時の再接続方法に係り、検索された上記状態が未使用中であるとき上記強制切断側の上記通信端末装置の呼び出しを行い、上記呼び出しに対する応答がなかったとき上記状態を再度検索し、再度の上記検索において上記状態が使用中になったとき上記接続を解除して上記再接続を行うことを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の通信回線切断時の再接続方法に係り、再度の上記検索において上記状態が使用中以外であるとき話中処理又はキャッチホン処理を行うことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項3、4、5又は6記載の通信回線切断時の再接続方法に係り、上記アナウンス情報記憶手段の接続は、上記強制切断側の上記通信端末装置による発信から上記接続処理手段の処理上予め必要とされる所定時間の経過時に行われることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項3、4、5又は6記載の通信回線切断時の再接続方法に係り、上記アナウンス情報記憶手段の接続は、上記強制切断側の上記通信端末装置とは反対側の上記通信端末装置による発信後の、上記強制切断側の上記通信端末装置による発信から上記接続処理手段の処理上予め必要とされる所定時間の経過時に行われることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項1又は3乃至8のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続方法に係り、上記識別情報は、第1の上記通信端末装置及び第2の上記通信端末装置の電話番号であることを特徴としている。
請求項10記載の発明は、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された上記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続装置に係り、上記強制切断時に、第1及び第2の上記通信端末装置の識別情報を記憶する記憶手段を含むことを特徴としている。
請求項11記載の発明は、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された上記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続装置に係り、上記強制切断側の上記通信端末装置からの発信に基づいて、上記強制切断側の上記通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続する接続手段を含むことを特徴としている。
請求項12記載の発明は、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された上記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続装置に係り、上記強制切断時に、第1及び第2の上記通信端末装置の識別情報を記憶する記憶手段と、上記強制切断直後の上記通信端末装置の発信に基づいて上記識別情報を検索する第1の検索手段と、アナウンス情報を記憶するアナウンス情報記憶手段と、上記第1の検索手段により検索して得られた上記識別情報であって上記強制切断直後に発信して来た上記強制切断側の上記通信端末装置の識別情報に基づいて、上記通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続する第1の接続手段と、上記強制切断側とは反対側の上記通信端末装置の発信に基づいて上記強制切断側の上記通信端末装置の状態を検索する第2の検索手段と、該第2の検索手段により検索された上記状態が使用中であるとき上記接続を解除する解除手段と、上記第1の検索手段により検索して得られた上記識別情報であって上記強制切断側とは反対側の、上記強制切断直後に発信して来た上記通信端末装置の識別情報に基づいて、上記アナウンス情報記憶手段との接続が解除された上記通信端末装置と上記強制切断側とは反対側の上記通信端末装置とを再接続する第2の接続手段とを備えることを特徴としている。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の通信回線切断時の再接続装置に係り、上記第2の検索手段により検索された上記状態が発信中であるとき上記状態の検索を繰り返す検索反復手段を備え、該検索反復手段による上記検索において上記状態が使用中になったとき上記解除手段により上記接続を解除して上記第2の接続手段により上記再接続を行うことを特徴としている。
請求項14記載の発明は、請求項12記載の通信回線切断時の再接続装置に係り、上記第2の検索手段により検索された上記状態が未使用中であるとき上記強制切断側の上記通信端末装置の呼び出しを行う呼び出し手段と、該呼び出し手段による上記呼び出しに対する応答がなかったとき上記状態を再度検索する検索試行手段とを備え、該検索試行手段による再度の上記検索において上記状態が使用中になったとき上記解除手段により上記接続を解除して上記第2の接続手段により上記再接続を行うことを特徴としている。
請求項15記載の発明は、請求項14記載の通信回線切断時の再接続装置に係り、上記検索試行手段による再度の上記検索において上記状態が使用中以外であるとき話中処理又はキャッチホン処理を行う処理手段を備えることを特徴としている。
請求項16記載の発明は、請求項12、13、14又は15記載の通信回線切断時の再接続装置に係り、上記第1の接続手段による上記アナウンス情報記憶手段の接続は、上記強制切断側の上記通信端末装置による発信から上記接続処理手段の処理上予め必要とされる所定時間の経過時に行われることを特徴としている。
請求項17記載の発明は、請求項12、13、14又は15記載の通信回線切断時の再接続装置に係り、上記第1の接続手段による上記アナウンス情報記憶手段の接続は、上記強制切断側の上記通信端末装置とは反対側の上記通信端末装置による発信後の、上記強制切断側の上記通信端末装置による発信から上記接続処理手段の処理上予め必要とされる所定時間の経過時に行われることを特徴としている。
請求項18記載の発明は、請求項8又は12乃至17のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続装置に係り、上記識別情報は、第1の上記通信端末装置及び第2の上記通信端末装置の電話番号であることを特徴としている。
請求項19記載の発明は、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置のうちの少なくとも一方が無線回線を介して交換機に接続され、該交換機は公衆網を介して他方の通信端末装置に接続される通信網の上記交換機に設けられる請求項10乃至請求項18のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続装置であることを特徴としている。
請求項20記載の発明は、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置のいずれも無線網を介して交換機に接続される通信網の上記交換機に設けられる請求項10乃至請求項18のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続装置であることを特徴としている。
請求項21記載の発明は、通信回線切断時の再接続方法の制御プログラムに係り、コンピュータに請求項1乃至9のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続方法を実行させることを特徴としている。
請求項22記載の発明は、通信回線切断時の再接続装置の制御プログラムに係り、コンピュータに請求項10乃至20のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続装置を制御させることを特徴としている。
この発明によれば、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づく強制切断された通信回線の再接続のために、強制切断時に、第1及び第2の通信端末装置の識別情報を記憶するようにしているから、強制切断された通信回線の再接続に有用な手段を提供することができる。
また、上記再接続のために、上記強制切断時に、強制切断側の通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続するようにしているから、これも、強制切断された通信回線の再接続に対する有用な手段と成り得る。
また、この発明によれば、通信回線の強制切断時に、通話中にあった通信端末装置の識別情報を記憶し、強制切断の直後の通信端末装置の発信に基づいて記憶されている識別情報を検索し、強制切断側の通信端末装置の識別情報に基づいて当該通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続する。そして、強制切断側の通信端末装置が使用中状態にあると、これに基づいて上記接続を解除し、上記強制切断側とは反対側の通信端末装置の識別情報に基づいてアナウンス情報記憶手段との接続が解除された通信端末装置と強制切断側とは反対側の上記通信端末装置とを再接続するようにしているから、強制切断された通信回線を介して通話中であった通信端末装置から同時的に発信したとしても、相互に発信中と認識してそれら通信端末装置の再接続を不能に陥らしめてしまうのを回避して一旦途絶えた通話を再開させることができる。
また、通信端末装置からの反復した発信を無くし、接続処理手段の負荷の軽減が図れる。また、通信端末装置の使用者から使用上の煩雑さを取り除くことができる。
この発明は、通信回線の強制切断時に、通話中にあった通信端末装置の識別情報を記憶すること、強制切断の直後の通信端末装置の発信に基づいて記憶されている識別情報を検索すること、強制切断側の通信端末装置の識別情報に基づいて当該通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続すること、強制切断側の通信端末装置が使用中状態にあるときこれに基づいて上記接続を解除すること、及び上記強制切断側とは反対側の通信端末装置の識別情報に基づいてアナウンス情報記憶手段との接続が解除された通信端末装置と強制切断側とは反対側の上記通信端末装置とを再接続することを活用して構成される。
図1は、この発明の実施例1である、電話通信網に構築される通信回線切断時の再接続装置の電気的構成を示す図、図2は、同再接続装置の無線回線障害時の動作順序を示すタイムチャート、図3は、電話通信網で生起する第1の例の同時発信時における再接続装置の動作順序を示すタイムチャート、図4は、電話通信網で生起する第2の例の同時発信時における再接続装置の動作順序を示すタイムチャート、図5は、電話通信網で生起する第3の例の同時発信時における再接続装置の動作順序を示すタイムチャート、図6は、同再接続装置における電話番号を記憶する処理手順を示すフローチャート、図7は、同再接続装置におけるアナウンス情報記憶装置を接続する処理手順を示すフローチャート、図8は、同再接続装置における第1及び第2の例の同時発信での処理手順を示すフローチャート、また、図9は、同再接続装置における第3の例の同時発信での処理手順を示すフローチャートである。
この実施例の通信回線切断時の再接続装置1は、電波障害等で通話回線が強制切断された直後に、通話中だった発信者と着信者の双方から同時的な発信が行われたとしても、接続処理において許容し得る限度において当該発信者と着信者との間の再接続を行い得る装置に係り、図1に示すように、交換機14とアナウンス情報記憶装置16とから概略構成されている。
その強制切断時の再接続装置1の交換機14には、無線網(基地局を含む)12を介して携帯電話端末装置(以下,携帯端末という)22が接続され、また、公衆網18、そして無線網20を介して携帯端末24が接続される。
なお、携帯端末24が、固定電話端末装置(以下、固定端末という)である場合には、無線網20を介することなく、その固定端末24は、公衆網18に直接接続される構成となる。
無線網10は、これに所属する携帯端末22と交換機14との間を接続する通信網である。
交換機14は、接続処理部14a及び記憶装置14bを有して構成される。接続処理部14aは、無線網12及び公衆網18からの呼(発信)の接続処理を行う処理実行手段である。記憶装置14bは、発信者番号リスト34aと着信者番号リスト34bとを記憶する装置で、発信者電話番号及び着信者電話番号を、それぞれ発信登録電話番号及び着信登録電話番号として、対応する発信者番号リスト34a及び着信者番号リスト34bに記憶する。発信者番号リスト34a及び着信者番号リスト34bの接続処理部14aによる読み出しは、それぞれ対応する電話番号で行う。
接続処理部14aで行われる上記接続処理は、図6乃至図9に示すフローチャートの処理手順をプログラムにより逐次的に実行して進行されるように構成されている。
すなわち、そのプログラムは、接続処理部14aを構成する不揮発性の記憶装置に記憶され、接続処理部14aを構成するプロセッサ(CPU)によってそのメモリに読み出されてプロセッサで実行されることによって図6乃至図9の処理手順が遂行されるようにして接続処理部14aは構成されている。
そして、接続処理部14aでの処理の中で記憶装置14bに記憶されている記憶内容は、一定時間の間とされ、その時間経過後にはその記憶内容は消去される。
アナウンス情報記憶装置(以下、アナウンスともいう)16は、交換機14に接続され、交換機14の読み出し制御の下に予め記憶して置いたアナウンス情報を再生する装置である。
公衆網18は、交換機14と無線網20からの呼の接続を行う通信網である。
無線網20は、これに所属する携帯電話端末装置24と公衆網18との間を接続する通信網である。
次に、図1乃至図9を参照して、この実施例の動作について説明する。
通信回線切断時の再接続装置が構築されている電話通信網(図1)において、図2に示すように、公知の通話回線の設定手順により携帯端末22と携帯端末24との間に通話回線が設定されて両者間で通話が行われる(図2の201)。この場合の通話回線の設定は、携帯端末22が携帯端末24へ発信して行われるものとする。
その両者間での通話中に、携帯端末22が使用している無線回線の状態悪化、例えば、電波障害により使用中の通話回線が上記電話通信網において公知の手順により強制切断されると(図2の202)、交換機14の接続処理部14aは、強制切断を引き起こした側の携帯端末22の電話番号11(図には明示せず)を発信登録電話番号として記憶装置14bの発信者番号リスト34aに記憶し、相手側の携帯端末(固定端末)24の電話番号21(図には明示せず)を着信登録電話番号として着信者番号リスト34bに記憶する(図2の203、図6のS61)。
なお、記憶装置14bに記憶された電話番号は、一定時間経過後に消去される。
電話番号11及び電話番号21が一定時間記憶されている間に、携帯端末22及び携帯端末24の使用者が、接続処理部14aの処理上同時的発信として取り扱われる発信(以下、単に同時発信という)を行ったとする。この同時発信が電話通信網に生起する態様の例について、それらの態様における接続処理部14aの動作順序とその処理手順について以下順次説明する。
強制切断側の携帯端末22から発信し、接続処理部14aが携帯端末22にアナウンス情報記憶装置16を接続するのに要する時間(この時間を接続処理部14aの処理上予め必要とされる所定時間という)だけ経過した後に携帯端末24から発信があって両発信に対する再接続を行う態様の発信(同時発信の第1の例)があるとき、接続処理部14が携帯端末22の発信処理を先に実行する場合(図3の301)について説明する。
接続処理部14aは、携帯端末22の発信処理において、この場合の発信元の携帯端末22の電話番号11と着信先の携帯端末24の電話番号21とで記憶装置14bを検索する(図3の303、図7のS71)。その検索で発信元の携帯端末22も着信先の携帯端末24も強制切断時の携帯端末であるとの確認、すなわち、強制切断直後の発信電話番号と対応する発信登録電話番号との一致及び着信電話番号と対応する着信登録電話番号との一致が得られたとき(図7のS72のY)、発信して来て一致が取れた電話番号11の携帯端末22をアナウンス情報記憶装置16と接続して使用中状態にする(図3の304、図7のS73)。
なお、図7のフローチャートに示す処理は、携帯端末22から発信があったときのみ行われる。
上記の検索において、上述の電話番号の一致が得られないとき(図7のS72のN)、携帯端末22が別の相手(携帯端末24以外の加入者)への発信であるか、又は携帯端末24への発信であっても、強制切断から一定時間が経過して記憶装置14bの内容が消去されたとして、発信先への通常の接続処理を行う(図7のS74)。
また、携帯端末22をアナウンス情報記憶装置16と接続したが(図7のS73)、携帯端末24から発信がなく、携帯端末24との接続ができなかったとき、又は携帯端末22をアナウンス情報記憶装置16と接続して使用中状態となってから一定時間が経過したとき、携帯端末22とアナウンス情報記憶装置16との接続を切り離して(図7のS74)携帯端末24への通常の接続処理を行う(図7のS75)。
上述の使用中状態にすることにより、以下に説明するように同時発信の状態を回避して再接続の処理を進行させることが可能になる。
携帯端末22のアナウンス情報記憶装置16への接続処理後に、携帯端末24から発信があって(図3の302)携帯端末22の電話番号11と携帯端末24の電話番号21とで記憶装置14bを検索する(図3の305、図8のS81)。なお、図8のフローチャートは、携帯端末24から見た処理についてのものである。
この電話番号の検索において、電話番号の一致が得られないなら(図8のS82のN)、携帯端末24が別の相手(携帯端末22以外の加入者)との通話に入っているか、又は携帯端末22への発信であっても強制切断から一定時間が経過して記憶装置14bの内容が消去されたとして、発信先への通常の接続処理を行う(図8のS812)。
上記検索において電話番号の一致が得られたとき(図8のS82のY)、携帯端末22の状態を検索する(図3の306、図8のS83)。検出された状態が使用中であったなら(図3の306、図8のS84の使用中)、携帯端末22がアナウンス情報記憶装置16と接続中であるか否かの判定を行う(図8のS85)。
接続中であったなら(図8のS85のY)、アナウンス情報記憶装置16と接続中の携帯端末22の通話経路を、電話番号検索で着信登録電話番号との一致が得られた電話番号の携帯端末24との通話経路に切り替え(図3の307、図8のS86)、携帯端末22と携帯端末24との再接続を行って携帯端末22と携帯端末24との間の通話を再開する(図3の308、図8のS87)。
携帯端末22の状態が使用中として検索されたが(図8のS84の使用中)、その携帯端末22がアナウンス情報記憶装置16と接続されていなかった場合には(図8のS85のN)、携帯端末22は携帯端末24以外の携帯端末又は固定端末と通話中であるとして、携帯端末22の状態を話中処理(話中音を流す処理)を行うか(図8のS88)、又は携帯端末22がキャッチホンサービスに加入しているなら、通常のキャッチホン処理を行う(図8のS88)。
携帯端末24の発信が携帯端末22に先行し、かつ、携帯端末22の発信が携帯端末24の発信直後に行われた場合に、接続処理部14aが携帯端末22にアナウンス情報記憶装置16を接続するのに要する時間(この時間を接続処理部14aの処理上予め必要とされる所定時間という)だけ経過した後両発信に対する再接続を行う態様の発信(同時発信の第2の例)があるとき、接続処理部14aが携帯端末24の発信処理(図4の401)を携帯端末22の発信処理(図4の402)よりも先に実行する場合について説明する。
接続処理部14aは、携帯端末24からの発信に基づいて、携帯端末22の電話番号11と携帯端末24の電話番号21とを記憶装置14bから検索する(図4の403、図8のS81)その検索で電話番号の一致が得られたとき(図8のS82のY)、携帯端末22の状態を検索する(図8のS83)。
携帯端末22の状態がその発信中にあるならば(図4の404、図8のS84の発信中)、携帯端末24の発信処理を一旦中止し、かつ、携帯端末22をアナウンス情報記憶装置16に接続して(図7の処理)使用中状態になる時刻まで(携帯端末22の発信時刻から携帯端末22が使用中状態になる時刻までの時間の間)待機する(図4の405、図8のS811、S83、S84のループ)。
この待機中に、携帯端末22の状態検索を行い(図8のS83)、その状態が使用中になったなら(図4の408、図8のS84の使用中)、アナウンス情報記憶装置16と接続中の携帯端末22の通話経路を、携帯端末24からの発信に基づいて行われた電話番号検索で着信登録電話番号との一致が得られた電話番号の携帯端末24との通話経路に切り替え(図4の409、図8のS85のY、S86)、携帯端末22と携帯端末24との再接続を行って携帯端末22と携帯端末24との間の通話を再開する(図4の410、図8のS87)。
携帯端末24が携帯端末22に先行して発信し、その後に携帯端末22が発信して来た場合に、接続処理部14aが携帯端末22にアナウンス情報記憶装置16を接続するのに要する時間(この時間を接続処理部14aの処理上予め必要とされる所定時間という)だけ経過した後に両発信に対する再接続を行う態様の発信(同時発信の第3の例)があるとき、接続処理部14が携帯端末24の発信処理を先に実行する場合(図5の501)について説明する。
この同時発信の処理手順を示す図9の処理手順のうちの、図9の処理手順S91乃至S99、S911及びS912は、図8の処理手順S81乃至S89、S811及びS812と同じである。なお、図9のフローチャートは、携帯端末24から見た処理についてのものである。
接続処理部14aが携帯端末24の発信処理に入って携帯端末22の電話番号11と携帯端末24の電話番号21とで記憶装置14bを検索する(図5の502、図9のS91)。その検索で電話番号の一致が得られたとき(図9のS92のY)、携帯端末22の状態を検索する(図5の503、図9のS93)。
検出された状態が未使用中であるという検出直後に(図5の503、図9のS94の未使用中)、携帯端末22から発信があった状態(図5の504)において、接続処理部14aから携帯端末22に対して呼び出しを掛けたとしても(図5の505、図9のS99)、既に発信中である携帯端末22はその呼び出しに対して応答を返して来ない(図5の406)。
そこで、上記応答の有無判定を行う(図9のS913)。この判定が肯定であるとき(図9のS913のY)、それは通常の着信側の応答であり、携帯端末22と携帯端末24とを接続して両端末間の通話を再開させる(図9のS920)。この処理は、携帯端末22の発信が遅かった、又は発信していなかった場合の処理となる。
これに対して、携帯端末22が呼び出しに先立って発信しており、応答を返して来ない状態にあると(図9のS913のN)、接続処理部14aは、再度携帯端末22の状態検索を行う(図9のS914)。
この検索に先立つ携帯端末22から発信があるとき、接続処理部14aは、図7に示す処理手順に従ってアナウンス情報記憶装置16を携帯端末22に接続する。
携帯端末22の状態が使用中となっているならば(図5の507、図9のS915の使用中)、携帯端末22をアナウンス情報記憶装置16との接続から、携帯端末24からの発信に基づいて行われた電話番号検索で着信登録電話番号との一致が得られた電話番号の携帯端末24との接続へ切り替えて(図5の508、図9のS117)両端末間の通話を再開させる(図5の510、図9のS918)。
携帯端末22の状態が使用中として検索されたが(図9のS915の使用中)、その携帯端末22がアナウンス情報記憶装置16と接続されていなかった場合には(図9のS916のN)、携帯端末22は携帯端末24以外の携帯端末又は固定端末と通話中であるとして、携帯端末22の状態を話中処理(話中音を流す処理)を行うか(図9のS919)、又は携帯端末22がキャッチホンサービスに加入しているなら、通常のキャッチホン処理を行う(図9のS919)。
また、携帯端末22の状態が未使用中となっているならば(図9のS915の使用中以外)、携帯端末22の状態が未使用中として検索された場合には、上記応答を返して来ない原因が電波の受信状態が悪い等にあるとして通常の無応答処理を行う(図9のS921)。
また、携帯端末22の状態が発信中であった場合には(図9のS913の使用中以外)、通常での呼び出しに対する携帯端末22の無応答(図9のS913のN)を検出するのに要する時間よりも、携帯端末22をアナウンス情報記憶装置16へ接続するのに要する時間の方が短いと考えられ、携帯端末22の発信に対する処理の方が先行した処理となるから、発信中にある状態の携帯端末22は、携帯端末24とは別の端末に対して発信しているものとして、通常の無応答処理を行う(図9のS921)。
このように、この実施例の構成によれば、発信者と着信者との間に通話回線が設定されて通話が行われている最中に、その無線回線に回線障害が発生して通話回線の強制切断が行われたとき、接続処理部が発信者電話番号と着信者電話番号とを記憶する。強制切断直後に、上記回線障害が回復して強制切断前に通話中にあった発信者と着信者とから同時的発信が行われるとき、それらの発信に対する発信処理を接続処理部がその処理上で決まる順番で、かつ、その順番に応じて決まる再接続処理を行うようにしたので、たとえ強制切断となり通話不能となった電話端末同士から同時的発信が行われたとしても、それらの電話端末間の再接続を行うことができる。
この再接続が可能になることにより、電話端末の使用者が反復した発信を行う必要は無くなり、したがって、接続処理部の負荷の軽減が図れる。また、電話端末の使用者から使用上の煩雑さを取り除くことができる。
図10は、この発明の実施例2である、電話通信網に構築される強制切断時の再接続装置の電気的構成を示す図である。
この実施例の構成が、実施例1のそれと大きく異なる点は、通話相手となる携帯端末が同一の無線網に接続され、それらの携帯端末同士の通話中に強制切断された場合にも、それら携帯端末同士の再接続を行い得るようにした点である。
すなわち、この実施例の強制切断情報の再接続装置1Aは、図10に示すように、携帯端末22が無線網12、そして交換機14を介して携帯端末26に接続される電話通信網の交換機14に構築される。
この構成以外のこの実施例の構成は、実施例1と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
次に、図10を参照して、この実施例の動作について説明する。
この実施例の動作は、実施例1において説明した携帯端末24を携帯端末26に置き換えて実施例1における動作説明を参照すれば、自ずから明らかになるので、この実施例の動作についてその概要を説明するに留め、その逐一の動作の説明は繰り返さない。
例えば、携帯端末22と携帯端末26との間に通話回線が設定され、その両者間で通話中にあるとき、その通話回線のうちの携帯端末22側の無線回線の電波障害等で設定されている通信回線が強制切断されるとき、通話中にあった携帯端末22、26の電話番号が記憶装置14bに記憶される。
強制切断の直後の携帯端末22からの発信に基づいて記憶されている電話番号が検索される。
強制切断側の携帯端末22対応の電話番号に基づいてアナウンス情報記憶装置16を携帯端末22に接続する。
そして、強制切断側の携帯端末22が使用中状態にあると、これに基づいて上記接続を解除した後、携帯端末26の電話番号に基づいてアナウンス情報記憶装置16との接続が解除された携帯端末22と携帯端末26とを再接続する。
このように、この実施例は実施例1とほぼ同じようにして構成されているから、実施例1と同効が得られる。
以上、この発明の実施例を、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明に含まれる。
例えば、上記実施例においては、携帯端末22に無線回線がある例について説明したが、携帯端末24側の回線障害により強制切断が発生した場合にも、同等にこの発明を実施し得る。この場合、携帯端末24を制御する交換機における処理は、上記実施例の交換機14の処理を行うことになり、上記実施例における携帯端末22、24についての説明は入れ替わる。
また、上記実施例では携帯端末が電話番号を用いる場合について説明したが、携帯端末が将来的に電話番号でなく、他の識別情報、例えば、IPアドレス等を持つようになった場合でも、同等に実施し得る。
また、携帯端末は、移動体通信システムにおける通話可能な端末装置である場合にも、この発明を実施し得る。
この発明の実施例1である、電話通信網に構築される通信回線切断時の再接続装置の電気的構成を示す図である。 同再接続装置の無線回線障害時の動作順序を示すタイムチャートである。 電話通信網で生起する第1の例の同時発信時における再接続装置の動作順序を示すタイムチャートである。 電話通信網で生起する第2の例の同時発信時における再接続装置の動作順序を示すタイムチャートである。 電話通信網で生起する第3の例の同時発信時における再接続装置の動作順序を示すタイムチャートである。 同再接続装置における電話番号を記憶する処理手順を示すフローチャートである。 同再接続装置におけるアナウンス情報記憶装置を接続する処理手順を示すフローチャートである。 同再接続装置における第1及び第2の例の同時発信での処理手順を示すフローチャートである。 同再接続装置における第3の例の同時発信での処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施例2である、電話通信網に構築される通信回線切断時の再接続装置の電気的構成を示す図である。 従来の通話中切断時のメッセージ録音システムの電気的構成図である。 従来の着信情報格納システムの電気的構成図である。
符号の説明
1、1A 強制切断時の再接続装置
12、20 無線網
14 交換機
14a 接続処理部(第1の検索手段、第1の接続手段、第2の検索手段、解除手段、第2の接続手段、)
14b 記憶装置(記憶手段)
16 アナウンス情報記憶装置(アナウンス情報記憶手段)
18 公衆網
22、24、26 携帯端末(通信端末装置)

Claims (22)

  1. 第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された前記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続方法であって、
    前記強制切断時に、第1及び第2の前記通信端末装置の識別情報を記憶する処理を含むことを特徴とする通信回線切断時の再接続方法。
  2. 第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された前記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続方法であって、
    前記強制切断側の前記通信端末装置からの発信に基づいて、前記強制切断側の前記通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続する処理を含むことを特徴とする通信回線切断時の再接続方法。
  3. 第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された前記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続方法であって、
    前記強制切断時に、第1及び第2の前記通信端末装置の識別情報を記憶し、
    前記強制切断直後の前記通信端末装置の発信に基づいて前記識別情報を検索し、
    前記識別情報の前記検索により前記強制切断時に通話中であった前記通信端末装置として確認が取れた前記通信端末装置の前記識別情報であって前記強制切断直後に発信した前記強制切断側の前記通信端末装置の識別情報に基づいて、該通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続し、
    前記強制切断側とは反対側の前記通信端末装置の発信に基づいて前記強制切断側の前記通信端末装置の状態を検索し、
    検索された前記状態が使用中であるとき前記接続を解除し、
    前記識別情報の前記検索により前記強制切断時に通話中であった前記通信端末装置として確認が取れた前記通信端末装置の前記識別情報であって前記強制切断側とは反対側の、前記強制切断直後に発信して来た前記通信端末装置の識別情報に基づいて、前記アナウンス情報記憶手段との接続が解除された前記通信端末装置と前記強制切断側とは反対側の前記通信端末装置とを再接続することを特徴とする通信回線切断時の再接続方法。
  4. 検索された前記状態が発信中であるとき前記状態の検索を繰り返し、
    繰り返される前記検索において前記状態が使用中になったとき前記接続を解除して前記再接続を行うことを特徴とする請求項3記載の通信回線切断時の再接続方法。
  5. 検索された前記状態が未使用中であるとき前記強制切断側の前記通信端末装置の呼び出しを行い、
    前記呼び出しに対する応答がなかったとき前記状態を再度検索し、
    再度の前記検索において前記状態が使用中になったとき前記接続を解除して前記再接続を行うことを特徴とする請求項3記載の通信回線切断時の再接続方法。
  6. 再度の前記検索において前記状態が使用中以外であるとき話中処理又はキャッチホン処理を行うことを特徴とする請求項5記載の通信回線切断時の再接続方法。
  7. 前記アナウンス情報記憶手段の接続は、前記強制切断側の前記通信端末装置による発信から前記接続処理手段の処理上予め必要とされる所定時間の経過時に行われることを特徴とする請求項3、4、5又は6記載の通信回線切断時の再接続方法。
  8. 前記アナウンス情報記憶手段の接続は、前記強制切断側の前記通信端末装置とは反対側の前記通信端末装置による発信後の、前記強制切断側の前記通信端末装置による発信から前記接続処理手段の処理上予め必要とされる所定時間の経過時に行われることを特徴とする請求項3、4、5又は6記載の通信回線切断時の再接続方法。
  9. 前記識別情報は、第1の前記通信端末装置及び第2の前記通信端末装置の電話番号であることを特徴とする請求項1又は3乃至8のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続方法。
  10. 第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された前記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続装置であって、
    前記強制切断時に、第1及び第2の前記通信端末装置の識別情報を記憶する記憶手段を含むことを特徴とする通信回線切断時の再接続装置。
  11. 第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された前記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続装置であって、
    前記強制切断側の前記通信端末装置からの発信に基づいて、前記強制切断側の前記通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続する接続手段を含むことを特徴とする通信回線切断時の再接続装置。
  12. 第1の通信端末装置と第2の通信端末装置との間を接続する通信回線の強制切断直後の発信に基づいて切断された前記通信回線を再接続する通信回線切断時の再接続装置であって、
    前記強制切断時に、第1及び第2の前記通信端末装置の識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記強制切断直後の前記通信端末装置の発信に基づいて前記識別情報を検索する第1の検索手段と、
    アナウンス情報を記憶するアナウンス情報記憶手段と、
    前記第1の検索手段により前記強制切断時に通話中であった前記通信端末装置として確認が取れた前記通信端末装置の前記識別情報であって前記強制切断直後に発信して来た前記強制切断側の前記通信端末装置の識別情報に基づいて、前記通信端末装置をアナウンス情報記憶手段に接続する第1の接続手段と、
    前記強制切断側とは反対側の前記通信端末装置の発信に基づいて前記強制切断側の前記通信端末装置の状態を検索する第2の検索手段と、
    該第2の検索手段により検索された前記状態が使用中であるとき前記接続を解除する解除手段と、
    前記第1の検索手段により前記強制切断時に通話中であった前記通信端末装置として確認が取れた前記通信端末装置の前記識別情報であって前記強制切断側とは反対側の、前記強制切断直後に発信して来た前記通信端末装置の識別情報に基づいて、前記アナウンス情報記憶手段との接続が解除された前記通信端末装置と前記強制切断側とは反対側の前記通信端末装置とを再接続する第2の接続手段とを備えることを特徴とする通信回線切断時の再接続装置。
  13. 前記第2の検索手段により検索された前記状態が発信中であるとき前記状態の検索を繰り返す検索反復手段を備え、
    該検索反復手段による前記検索において前記状態が使用中になったとき前記解除手段により前記接続を解除して前記第2の接続手段により前記再接続を行うことを特徴とする請求項12記載の通信回線切断時の再接続装置。
  14. 前記第2の検索手段により検索された前記状態が未使用中であるとき前記強制切断側の前記通信端末装置の呼び出しを行う呼び出し手段と、
    該呼び出し手段による前記呼び出しに対する応答がなかったとき前記状態を再度検索する検索試行手段とを備え、
    該検索試行手段による再度の前記検索において前記状態が使用中になったとき前記解除手段により前記接続を解除して前記第2の接続手段により前記再接続を行うことを特徴とする請求項12記載の通信回線切断時の再接続装置。
  15. 前記検索試行手段による再度の前記検索において前記状態が使用中以外であるとき話中処理又はキャッチホン処理を行う処理手段を備えることを特徴とする請求項14記載の通信回線切断時の再接続装置。
  16. 前記第1の接続手段による前記アナウンス情報記憶手段の接続は、前記強制切断側の前記通信端末装置による発信から前記接続処理手段の処理上予め必要とされる所定時間の経過時に行われることを特徴とする請求項12、13、14又は15記載の通信回線切断時の再接続装置。
  17. 前記第1の接続手段による前記アナウンス情報記憶手段の接続は、前記強制切断側の前記通信端末装置とは反対側の前記通信端末装置による発信後の、前記強制切断側の前記通信端末装置による発信から前記接続処理手段の処理上予め必要とされる所定時間の経過時に行われることを特徴とする請求項12、13、14又は15記載の通信回線切断時の再接続装置。
  18. 前記識別情報は、第1の前記通信端末装置及び第2の前記通信端末装置の電話番号であることを特徴とする請求項10又は12乃至17のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続装置。
  19. 第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置のうちの少なくとも一方が無線回線を介して交換機に接続され、該交換機は公衆網を介して他方の通信端末装置に接続される通信網の前記交換機に設けられる請求項10乃至請求項18のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続装置。
  20. 第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置のいずれも無線網を介して交換機に接続される通信網の前記交換機に設けられる請求項10乃至請求項18のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続装置。
  21. コンピュータに請求項1乃至9のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続方法を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  22. コンピュータに請求項10乃至20のいずれか一に記載の通信回線切断時の再接続装置を制御させることを特徴とする制御プログラム。
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