JP2006128653A - 3−5族化合物半導体、その製造方法及びその用途 - Google Patents

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Abstract

【課題】
高輝度の発光素子となり得る3−5族化合物半導体を提供する。
【解決手段】
n型層と一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型層の間に、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を少なくとも1つ含む多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であり、かつ該p型層の合計膜厚が300nm以上であることを特徴とする3−5族化合物半導体。
【選択図】 なし

Description

本発明は、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造、および一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型の層を含むことを特徴とする3−5族化合物半導体に関する。
近年、一般式IndGaeAlfN(d+e+f=1、0≦d≦1、0≦e≦1、0≦f≦1)で表される3−5化合物半導体が、緑、青、紫、紫外の発光素子材料として用いられてきており、またこの発光素子を用い、蛍光体と組合せた白色発光素子も液晶バックライト用、あるいは照明用として開発が進められている。特にInを含む結晶はそのInN混晶比を変化させることにより、発光波長を変化させることができるため、表示用あるいは蛍光体励起光源用として重要である。
該3−5族化合物半導体はサファイア、GaAs、ZnOなどの種々の基板上に成膜することが試みられているが、格子定数や化学的性質が該化合物半導体と大きく異なるため、充分な高品質の結晶が得られていない。このため、該化合物半導体と格子定数、化学的性質がよく似ているGaNの結晶をまず成長し、この上に該化合物半導体を成長することで優れた結晶を得ることが試みられている(特許文献1)。
また、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される半導体を量子井戸構造にすることにより、高効率の発光素子が実現できることが報告されている(特許文献2)が、輝度の点で必ずしも充分満足し得るものではない。
一方、SiがドープされたGaNの上に、660〜780℃、圧力100〜500Torr下で、InGaN層を成長させ、5〜10秒の成長中断後、GaNを成長させ、この条件でInGaN層の成長とGaNの成長を繰り返すことにより多重量子井戸構造を形成し、次いで1040℃でp−GaN層を成長することにより、半導体を製造する方法も知られているが、p−GaN層を成長する際に、InGaN層が破壊され、In金属、あるいはInN結晶が析出してしまい、これにより輝度が著しく低下してしまうことも知られている(非特許文献1)。
特公昭55−3834号公報 特許第3064891号公報 ジャーナル・オブ・クリスタル・グロース 248、498(2003)
本発明の目的は、高輝度の発光素子となり得る3−5族化合物半導体、その製造方法及びその用途を提供することにある。
本発明者らは、このような状況下に鋭意検討した結果、多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であるという特定の平均InN混晶比を有する化合物半導体が、高輝度の発光素子となり得ることを見出すとともに、量子井戸層の成長終了後から次の障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸層の成長温度で10分を超えた時間行うまたは量子井戸層の成長温度より高い温度という特定の条件下で行うことにより、高輝度の発光素子となり得る化合物半導体を製造し得ることを見出し、既にこれらを提案している(特願2003−15475)。
本発明者らは、その後更に検討を進めた結果、量子井戸構造の上方に位置するp型の層として、その膜厚が300nm以上であるという特定のp型の層を有する化合物半導体が、より高輝度の発光素子なり得るのみならず静電耐圧の点でも優れた発光素子となり得ることを見出すとともに、さらに種々の検討を加え本発明を完成した。
すなわち、本発明は、〔1〕n型層と一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型層の間に、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を少なくとも2つ含む多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であり、かつ該p型層の合計膜厚が300nm以上であることを特徴とする3−5族化合物半導体を提供するものである。
また、本発明は、〔2〕n型層と一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型層の間に、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる単一量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、X線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下となるように形成せしめてなり、かつ該p型層の合計膜厚が300nm以上であることを特徴とする3−5族化合物半導体を提供するものである。
また、本発明は、〔3〕n型層と一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型層の間に、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体を製造するに当り、量子井戸層の成長終了後から障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸の成長温度で行うまたは量子井戸の成長温度より高い温度で行い、かつ該p型層を、その合計膜厚が300nm以上になるように積層することを特徴とする3−5族化合物半導体の製造方法、および〔4〕成長中断を、3族原料の供給停止下に実施することを特徴とする上記〔3〕の3−5族化合物半導体の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、〔5〕上記〔1〕〜〔2〕の3−5族化合物半導体を又は〔3〕〜〔4〕の製造方法によって得られた3−5族化合物半導体を用いてなることを特徴とする3−5族化合物半導体発光素子を提供するものである。
本発明の3−5族化合物半導体は、X線回折により測定される多重量子井戸構造のInN混晶比が、電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であり、かつ該p型層の合計膜厚が300nm以上であるが故に、高輝度でしかも静電耐圧にも優れる発光素子となり得る。
また本発明によれば、量子井戸層の成長終了後から次の障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸層の成長温度で行うまたは量子井戸層の成長温度より高い温度で行い、かつp型層をその合計膜厚が300nm以上になるようにを積層するという特定の条件下で実施することにより、高輝度でしかも静電耐圧にも優れた発光素子となり得る3−5族化合物半導体を製造し得る。
次に本発明を詳細に説明する。
本発明における3−5族化合物半導体は、n型層と一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型層の間に、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を少なくとも1つ有するものである。
該量子井戸構造は、発光素子における発光層として用いられていても、結晶転位等を低減し結晶品質を向上するための下地層として用いられていても良い。また該量子井戸構造は、単一の量子井戸構造として存在していても良いし、少なくとも2つ以上含む多重量子井戸構造として存在していても良い。発光層として用いられている場合、後者の形で存在することが好ましく、これにより高い光出力が得られる。
ここで、量子井戸層は、その膜厚が通常5〜90Åである。好ましくは、10〜70Å、より好ましくは15〜60Åである。
また量子井戸層は、不純物がドープされていてもされていなくても良いが、発光層である場合には、ドープされていない方が、色純度の良い強い発光が得られるので、好ましい。また、ドープされている場合は、その濃度が高すぎると結晶性を低下させることがあるので、通常1021cm-3以下である。好ましくは1019cm-3以下、さらに好ましくは1017cm-3以下である。 かかる不純物としては、例えばSi、Ge、S、O、Zn、Mgなどの元素が挙げられる。これら複数の元素がドープされていてもよい。
また該障壁層としては、IndGaeAlfN(d+e+f=1、0≦d<1、0≦e≦1、0≦f≦1)で表される3−5族化合物半導体が通常用いられる。量子井戸層を挟む2つの障壁層は同一であっても異なっていても良い。
これらの層には、不純物がドープされていてもされていなくとも良い。かかる不純物としては、例えばSi、Ge、S、O、Zn、Mgなどの元素が挙げられる。これら複数の元素がドープされていてもよい。不純物がドープされている場合、その濃度は、通常1017cm-3〜1021cm-3程度である。
また多重量子井戸構造を、発光層として用いる場合はその障壁層のうちで幾つかの層にのみ不純物をドープすることもできる。不純物のドープにより障壁層の導電型が制御でき、電子あるいはホールの注入を効率的にすることができる。ただし不純物のドープによってその近傍に位置する発光層の結晶品質が低下することもあるため、発光に寄与しない量子井戸層に接する障壁層のみをドープすることもできる。
また障壁層の膜厚は通常10〜1000Åである。好ましくは15〜500Å、さらに好ましくは20〜200Åである。
多重量子井戸構造を有する場合は、複数の量子井戸層の膜厚、組成比は同じであっても異なっていても良いし、障壁層の膜厚、組成比も同じあっても異なっていても良いが、発光層として用いる場合は量子井戸層の2層以上が発光に寄与していると考えられることより、高い色純度が必要な場合は、複数の量子井戸層、障壁層はそれぞれ、同一組成、膜厚であることが好ましい。
本発明の3−5族化合物半導体は、上記のような量子井戸構造を有するものであるが、多重量子井戸構造を有する場合は、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であることを特徴とし、また単一量子井戸構造を有する場合も、X線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であることを特徴とする。
多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比は、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し40%以下であることが好ましい。
ここで、InN混晶比の測定は、X線回折により行なう。例えば、多重量子井戸構造の超格子の衛星反射から測定されるInN混晶比を、量子井戸層と障壁層の平均的なInN混晶比とし、量子井戸層と障壁層の膜厚の割合から、量子井戸層のInN混晶比を算出する方法が挙げられる。
また電荷注入による発光波長から、量子井戸層におけるInN混晶比の算出は、以下の方法で行う。
一般に発光デバイスに用いられる半導体の発光波長λ(nm)は、該半導体のバンドギャップエネルギーをEg(eV)とすると、
λ=1240/Eg (1)
で表すことができる。
一方、化合物半導体の場合のバンドギャップエネルギーはその混晶比から算出することが可能である。例えば、InNとGaNの混晶であるInαGa1-αNの場合においては、InNのバンドギャップエネルギーは0.8eVであり、GaNのバンドギャップエネルギーは3.42eVであるので、該化合物半導体のバンドギャップエネルギー(Eg)は、
Eg=0.8α+3.42(1−α) (2)
で表すことができる。従って、該3−5族化合物半導体のInN混晶比αは、 (1)と(2)より、
α=(3.42−(1240/λ))/(3.42−0.8)
と算出することができる。発光波長が470nmの場合は、α=0.298となる。
ここで、上記の方法でInN混晶比を求めることができるのは、量子井戸層の中に含まれる不純物濃度が低く、電流注入によって所謂バンド端発光と呼ばれる発光が観測される場合である。バンド端発光を示す量子井戸を形成するための量子井戸中の不純物濃度は1021cm-3以下である。好ましくは1019cm-3以下、さらに好ましくは1017cm-3以下である。不純物濃度が高く、不純物準位を介した発光が観測される場合には、その不純物準位のエネルギー値を用いて算出する必要がある。例えばジャーナルオブバキュームサイエンスアンドテクノロジーA 13(3)巻705ページにはZnとSiを添加したInGaNを発光層とする発光ダイオードを作製し、その発光ピーク波長からZnによる準位の深さが0.4〜0.5eVであるとしている。これより逆にZnの発光準位を用いた発光ダイオードの発光エネルギー値から0.4〜0.5eVを差し引き、残りのエネルギー値からInN混晶比を算出することが可能である。
上記のInN混晶比を有する量子井戸構造は、熱処理することにより製造し得る。量子井戸層は、通常650〜850℃で、障壁層は、通常650〜1000℃で成長するが、例えばこの量子井戸層の成長終了後から次の障壁層成長開始までの成長中断工程を、量子井戸層の成長温度で一定時間行うまたは量子井戸層の成長温度より高い温度で行うことにより製造し得る。
該中断工程を量子井戸層の成長温度で行う場合、中断時間は、10分以上であることが好ましい。更に好ましくは15分以上であり、上限は特に無いが通常60分程度までである。ここで、成長工程、中断工程いずれにおいても、30kPaを超える圧力下で実施するのが通常であるが、20kPa以下のは、中断時間は1分〜5分程度であることが好ましい。
また該中断工程を量子井戸層成長温度より高い温度で行う場合は、量子井戸層の成長温度より10℃程度以上高いことが好ましい。より好ましくは30℃以上、最も好ましくは50℃以上高いことが好ましい。上限は特に無いが、通常、量子井戸層成長温度より100℃程度高い温度以下で実施される。その中断時間は、温度にもよるが、通常1分以上、好ましくは3分以上、より好ましくは5分以上、最も好ましくは7分以上であり、上限は特に無いが通常60分程度である。かかる中断時間は、量子井戸層成長後の障壁層成長までの昇温時間であることが好ましい。
成長中断工程においては、3族原料の供給は停止される。5族原料、キャリアガスは供給してもしなくても良いが、5族原料は供給することが好ましく、この供給により量子井戸層における窒素の減少を防止し得る。
上記のような熱処理により、多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比を低減せしめることができ、上記のような特定のInN混晶比を有する量子井戸層からなる量子井戸構造を製造し得る。
本発明の3−5族化合物半導体は、上記のような特定のInN混晶比を有する量子井戸層からなる量子井戸構造を有するのみならず一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表され、その合計膜厚が300nm以上であるるp型層を有することを特徴とする。 p型層の膜厚を厚くすることにより、静電耐圧が向上する。
該p型層の合計膜厚は、好ましくは400nm、より好ましくは500nm以上、最も好ましくは600nm以上である。ここで500nm以上である場合は、光出力も一層向上するので、p型層の合計膜厚を500nm以上とすることにより、光出力、静電耐圧ともに一層優れた発光素子を提供することができる。
またp層膜厚があまり厚すぎると、基板の反りを生じたり、製造時間が長くなるなどの問題を生じるため好ましくない。好ましくは3μm以下である。
p型層における不純物としては、Mg、Zn、Caなどの金属、これら2種以上の混合物等が挙げられる。これらは有機金属の形で供給されるのが望ましい。その濃度は通常1×1017cm-3〜1×1021cm-3程度である。
またp型層の成長温度は、通常700〜1100℃程度である。
上記p型層の膜厚、前記反応中断の条件以外は、公知の条件に準拠して、本発明の3−5族化合物半導体を製造し得る。
次に本発明の3−5族化合物半導体を用いた素子構造の一例を図1に示す。
図1においては、n型GaN層1の上にノンドープのGaN層2が積層され、さらに障壁層としてのGaN層3が積層され、さらに量子井戸層としてのInGaN層4と障壁層としてのGaN層5が交互に4周期積層され、さらにInGaN層4とGaN層6が積層され、この上にMgをドープしたAlGaN層7、p型GaN層8とをこの順に積層したものである。n型GaN層1にn電極9、p型GaN層8にp電極10が形成され、このpn接合に順方向に電圧を加えることにより、注入された電子とホールが多重量子井戸層で再結合し、発光が得られる。
この3−5族化合物半導体の製造方法としては有機金属気相成長法(以下、MOCVD法と略記する)、分子線エピタキシー法(MBE法)、ハイドライド気相成長法(HVPE法)等を用いることができるが、量産性、均一性、界面急峻性に優れるMOCVD法が好適である。結晶成長装置としては公知のものを用いることができる。
またMOVPE法においては、以下のような原料を用いることができる。
3族原料としては、例えばトリメチルガリウム(以下、TMGと略記する)、トリエチルガリウム(以下TEGと略記する)等の一般式R123Ga(ここで、R1、R2、R3は、低級アルキル基を示す)で表されるトリアルキルガリウム;トリメチルアルミニウム(以下、TMAとと略記する)、トリエチルアルミニウム(以下、TEAと略記する)、トリイソブチルアルミニウム等の一般式R123Al(ここで、R1、R2、R3は、低級アルキル基を示す。)で表されるトリアルキルアルミニウム;トリメチルアミンアラン[(CH3)3N:AlH3];トリメチルインジウム(以下、TMIと略記する)、トリエチルインジウム等の一般式R123In(ここで、R1、R2、R3は、低級アルキル基を示す)で表されるトリアルキルインジウム、ジエチルインジウムクロライドなどのトリアルキルインジウムから1ないし3つのアルキル基をハロゲン原子に交換したもの、インジウムクロライドなど一般式InX(Xはハロゲン原子)で表わされるハロゲン化インジウム等が挙げられる。これらは、単独でまたは混合して用いられる。
次に、5族原料としては、例えばアンモニア、ヒドラジン、メチルヒドラジン、1,1−ジメチルヒドラジン、1,2−ジメチルヒドラジン、t−ブチルアミン、エチレンジアミンなどが挙げられる。これらは単独でまたは混合して用いられる。これらの原料のうち、アンモニアとヒドラジンは、分子中に炭素原子を含まないため、半導体中への炭素の汚染が少なく好適である。
該3−5族化合物半導体を成長する基板としては、サファイア、ZnO、ZrB2などの金属硼化物、SiC、GaN、AlNを単独、あるいは複数の基板を積層して用いる事が可能である。
本発明の量子井戸層を用いることにより、p型層成長中における量子井戸層の熱的劣化を抑制することができるが、特にp型層にInを含む一般式IngGahN(g+h=1、0<g≦1、0≦h<1)で表される3−5族半導体を用いる場合は比較的低温例えば、650〜950℃で結晶成長可能であり、量子井戸層の熱的劣化をさらに抑制することが容易である。
p型層を成長した後、電極形成の前あるいは電極形成後に、電極との良好な接触抵抗を得るためにアニーリングを行ってもよい。アニーリングを行う雰囲気は、不活性ガス中でもよい。また、実質的に水素を含むガスでもよいし、あるいは、これらのガスに酸素を含むガスを加えてもよい。また、これらのガスを単独で用いてもよいし、複数のガスを混合してもよい。アニーリングの温度は、200℃以上であり、好ましくは400℃以上である。
また量子井戸層とp型層の間にキャップ層として一般式IniGajAlkN(i+j+k=1、0≦i≦1、0≦j≦1、0≦k≦1)を含んだ層を1層または2層以上形成してもよい。特にAlN混晶を含むと耐熱性が向上し、発光層の相分離などの熱劣化を抑制することがある。該キャップ層には、Mg,Zn,Caなどのp型ドーパントおよび/または、Si,O,S,Seなどのn型ドーパントをドープしてもよい。
本発明の3−5族化合物半導体の製造方法に用いられるMOVPE法による結晶成長装置としては、公知の構造のものを用いることができる。
具体的には、基板の上部から原料ガスを吹き付けるもの、基板の側方から原料を吹き付けるものなどを挙げることができる。これらは、基板をおおよそ上向きに配置したものであるが、逆に基板を下向きに配置したものも用いることができる。この場合、原料を基板の下部から供給するもの、または基板の側方から吹き付けるものが挙げられる。これらの反応炉で、基板の角度は、正確に水平を向いている必要はなく、ほとんど垂直、または完全に垂直な場合も含まれる。
また、これらの基板とガス供給の配置を応用した、複数枚の基板を同時に処理できる成長装置についても同様である。原料の吹き付けでは、3族原料と5族原料を個別に原料供給装置から供給し、反応炉導入直前に混合することで原料の前反応を抑えることができる。
以下、実施例により本発明を詳しく説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
実施例1
サファイアC面上に、TMGとアンモニアを原料とし、キャリアガスとして水素を用いて490℃にて、GaN低温成長バッファ層を成長した。
次に、TMGの供給を一旦停止し、1090℃まで昇温し、TMGとアンモニアとシランを原料とし、キャリアガスとして水素を用いて、用いて、3μmのn型GaN層を成長した後シランの供給を停止し300nmのノンドープGaN層を成長した。TMGとシランの供給を停止し、785℃まで降温したのち、TEGとアンモニアを原料とし、キャリアガスとして窒素を用いて100nmのGaN層を成長し、引き続きTEG、TMIとアンモニアを原料として、キャリアガスとして窒素を用いて50kPaの圧力下、3nmのInGaN層と15nmのGaN層を5回繰り返して成長した。詳しい成長の手順は、アンモニアとTEG、TMIを供給して、InGaN層を3nm成長した。この後、TMIとTEGの供給を停止し、アンモニアとキャリアガスのみ供給し、成長中断を15分実施した。引き続きノンドープGaN層を15nm成長した。
この手順を5回繰り返した後、連続してTEGとアンモニアを供給し、ノンドープGaN層を3nm成長し、ノンドープGaN層の膜厚を最終的に18nmとした。その後TEGの供給を停止し、940℃まで昇温し、TEG、TMAとアンモニアとp型ドーパント原料としてビスエチルシクロペンタジエニルマグネシウムを供給し、マグネシウムドープAlGaN層を30nm成長した。TEG、TMA、ビスエチルシクロペンタジエニルマグネシウムの供給を停止した後、1010℃まで昇温し、TMGとアンモニアとp型ドーパント原料としてビスエチルシクロペンタジエニルマグネシウムを供給し、p型GaN層を600nm成長した。
得られた試料をエッチング加工した後、NiAuのp電極、Alのn電極を形成した。
こうして得られたLED試料に20mAの順方向電流を流したところ、どの試料も明瞭な青色発光を示した。輝度は6028mcdであり、発光ピーク波長は473nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、In混晶比は30.4%と算出された。
またX線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では1.93%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、11.58%であることが示され、電流注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し38.1%であった。
このLED試料の静電耐圧試験を行ったところ、逆方向で225Vの耐圧値が得られた。
実施例2
p型GaN層の膜厚を450nmとすることを除いては実施例1と同様にLED構造を成長し、評価を行ったところ、順方向電流20mAでの輝度は3472mcdであり、発光ピーク波長は473nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、In混晶比は30.5%と算出された。
またこのLED試料の静電耐圧試験を行ったところ、逆方向で140Vの耐圧値が得られた。
尚この試料をX線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では1.92%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、11.52%であることが示され、電流注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し37.8%であった。
実施例3
p型GaN層の膜厚を300nmとすることを除いては実施例1と同様にLED構造を成長し、評価を行ったところ、順方向電流20mAでの輝度は2496mcdであり、発光ピーク波長は469nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、In混晶比は29.6%と算出された。
またこのLED試料の静電耐圧試験を行ったところ、逆方向で88Vの耐圧値が得られた。
尚この試料をX線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では1.96%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、11.73%であることが示され、電流注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し39.6%であった。
参考例1
p型GaN層の膜厚を150nmとすることを除いて、実施例1と同様にLED構造を成長し、評価を行ったところ、順方向電流20mAでの輝度は4089mcdであり、発光波長は474nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、In混晶比は30.4%と算出された。
またこのLED試料の静電耐圧試験を行ったところ、逆方向で83Vの耐圧値であった。
尚この試料をX線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では1.96%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、11.73%であることが示され、電流注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し38.3%であった。
比較例1
参考例1において、InGaN層成長後に成長中断工程を設けず、連続してGaN層を成長し、p型GaN層の膜厚が150nmであるLED構造を成長した。順方向電流20mAでの輝度は1844mcdであり、発光ピーク波長は450nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、In混晶比は25.4%と算出された。
またこのLED試料の静電耐圧試験を行ったところ、逆方向で75Vの耐圧値が得られた。
尚この試料をX線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では2.89%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、17.34%であることが示され、電流注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し68.3%であった。
比較例2
実施例1において、InGaN層成長後に成長中断工程を設けず、連続してGaN層を成長し、p型GaN層の膜厚が600nmであるLED構造を成長した。順方向電流20mAでの輝度は1120mcdであり、発光ピーク波長は445nmであった。この発光波長から、InGaN活性層中における、In混晶比は24.3%と算出された。
またこのLED試料の静電耐圧試験を行ったところ、逆方向で180Vの耐圧値が得られた。
尚この試料をX線回折による多重量子井戸構造の衛星反射を評価したところ、InN混晶比は、多重量子井戸全体の平均では2.97%であり、このことからInGaN活性層のInN混晶比は、17.79%であることが示され、電流注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し73.2%であった。
本発明の1つの実施形態に係る素子の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 n型GaN層
2 ノンドープGaN層
3 GaN層(低温成長層)
4 InGaN層(量子井戸層)
5 GaN層(障壁層)
6 GaN層(第1キャップ層)
7 MgドープAlGaN層(第2キャップ層)
8 p型GaN層
9 p電極
10 n電極

Claims (5)

  1. n型層と一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型層の間に、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を少なくとも2つ含む多重量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、該多重量子井戸構造のX線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下であり、かつ該p型層の合計膜厚が300nm以上であることを特徴とする3−5族化合物半導体。
  2. n型層と一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型層の間に、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる単一量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体であって、X線回折により測定される量子井戸層における平均InN混晶比が、該3−5族化合物半導体への電荷注入により発光する発光波長から算出されるInN混晶比に対し42.5%以下となるように形成せしめてなり、かつ該p型層の合計膜厚が300nm以上であることを特徴とする3−5族化合物半導体。
  3. n型層と一般式InaGabAlcN(a+b+c=1、0≦a<1、0<b≦1、0≦c<1)で表されるp型層の間に、一般式InxGayAlzN(x+y+z=1、0<x<1、0<y<1、0≦z<1)で表される量子井戸層と、該量子井戸層を挟む2つの障壁層とからなる量子井戸構造を有する3−5族化合物半導体を製造するに当り、量子井戸層の成長終了後から障壁層成長開始までの成長中断を、量子井戸の成長温度で行うまたは量子井戸の成長温度より高い温度で行い、かつ該p型層を、その合計膜厚が300nm以上になるように積層することを特徴とする3−5族化合物半導体の製造方法。
  4. 成長中断を、3族原料の供給停止下に実施することを特徴とする請求項3記載の3−5族化合物半導体の製造方法。
  5. 請求項1もしくは請求項2記載の3−5族化合物半導体を又は請求項3もしくは請求項4記載の製造方法によって得られた3−5族化合物半導体を用いてなることを特徴とする3−5族化合物半導体発光素子。


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