JP2006128156A - 埋め込み電極型太陽電池およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基体上に光活性層がある構成において、光活性層との充分なコンタクトの接触面積を確保し得る特性の良好な埋め込み電極型太陽電池を提供する。
【解決手段】 基体上に形成された光活性層を用いた太陽電池において、光入射側に設けられた埋め込み電極104の断面形状が概略矩形または台形であり、埋め込み電極104の深さが光活性層102の厚さよりも大きいことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は太陽電池およびその製造方法に関し、より詳細には、低コストで高性能な太陽電池およびその製造方法に関する。
各種機器の駆動エネルギー源や商用電力と系統連結させる電源として、太陽電池が広く研究されている。
太陽電池はコスト的要請から低価格基板上に素子を形成できることが望まれる。一方、太陽電池を構成する半導体としては一般にSiが用いられる。中でも、光エネルギーを起電力に変換する効率すなわち光電変換効率の観点からは、単結晶Siが最も優れている。しかし、大面積化および低コスト化の観点からは、アモルファスSiが有利とされている。また、近年においては、アモルファスSiなみの低コストと単結晶なみの高エネルギー変換効率とを得る目的で、多結晶Siの使用が検討されている。
しかしながら、従来の単結晶Siや多結晶Siからなる太陽電池では、塊状の結晶をスライスし、板状体に加工して用いるため、その厚さを0.3mm以下にすることは困難であった。したがって、光量を吸収するのに必要十分な厚さ以上となっているため、材料の有効利用が不十分であった。すなわち、コストを下げるためには、さらなる薄型化を図る必要があった。
最近では、上述した薄型化を実現する方法として、溶融したSiの液滴を鋳型に流し込むスピン法によりSiシートを形成する方法が提案されている。しかし、この方法によっても、厚さは最小0.1mm〜0.2mm程度であり、結晶Siとして光吸収に必要十分な膜厚(20〜50μm)に比べて、まだ薄型化が不十分である。また、このような薄型化によって、Siシート自体が基体としての強度を維持することが困難となる。その結果、必然的にSiシートを支持する別の安価な基体が要求される。
このような別の安価な基体としては、例えば金属級Siが挙げられる。例えば非特許文献1には、金属級Siを用いて基体を形成し、その上に光吸収に必要十分な膜厚のSi層を形成して太陽電池とする試みが報告されている。
ところで、一般に太陽電池を作製する場合、光入射側に集電電極(グリッド)がある構成では電極の面積分のロス(シャドウロス)が発生する。シャドウロスを極力減らすにはグリッドパターンを微細にする必要があるが、直列抵抗が増加する。直列抵抗を抑えるにはグリッド厚を厚くしなければならないが、現状の太陽電池作製工程で使用されるAgペースト等の印刷では20μm以上にすることは困難であり、直列抵抗を下げるためにはフィンガー本数を増やすことになり結局シャドウロスの低減に限度がある。光入射側の開口率をほぼ100%にする方法として裏面集中接合型の太陽電池が提案されている(例えば非特許文献2及び特許文献1等)。しかしながら、基体上にSi層などの光活性層を形成して太陽電池とする場合にはこの構造をとることはできない。
一方、基体上に光活性層がある構成において光入射側の集電電極のロスを低減する手法として埋め込み電極を形成する方法があるものの、基体上に形成された光活性層に電極を埋め込むと、埋め込み電極の深さを光活性層の厚み(せいぜい10〜50μm程度)よりも深くすることはできず、充分なコンタクトの接触面積を確保することが困難である。
特開平9−172196号公報 T.Warabisako, T.Saitoh, E.Kuroda, H.Itoh, N.Nakamura and T.Tokuyama, "Efficient Solar Cells from Metallurgical−Grade Silicon", Proceedings of the 11th Conferenceon Solid State Devices, Tokyo, 1979; Japanese Journal of Applied Physics, 19 (1980) Supplement 19−1, p.539 R.A.Sinton他、「Large−Area 21% Efficient Si Solar Cells」、Conference Record 23rd IEEE Photovoltaic Specialists Conference, p.157(1993)
そこで本発明は、基体上に光活性層がある構成において、光活性層との充分なコンタクトの接触面積を確保し得る特性の良好な埋め込み電極型太陽電池を提供することを目的とするものである。
本発明は、上述の従来技術における問題を解決すべく本発明者らが鋭意研究を重ねた結果完成に至ったものであり、以下の構成を有する。
すなわち、本発明は、基体上に形成された光活性層を用いた太陽電池において、光入射側に設けられた埋め込み電極の断面形状が概略矩形または台形であり、該埋め込み電極の深さが光活性層の厚さよりも大きいことを特徴とする埋め込み電極型太陽電池である。
上記本発明の埋め込み電極型太陽電池は、
「前記埋め込み電極の側面および底部が前記光活性層に接していること」、
「前記基体表面に前記光活性層の厚みの2倍に前記埋め込み電極の幅を足した分の幅を有する概略矩形または台形状の溝が設けられ、且つ、該溝の深さが形成すべき光活性層の厚みよりも大きいこと」、
「前記溝の深さが50〜100μmであること」、
「前記溝の底が概略べべリング形状となっていること」、
「前記光活性層の表面にエミッタ層が積層されていること」、
「前記光活性層がSiであること」、
「前記光活性層の厚みが10〜50μmであること」、
をその好ましい態様として含むものである。
また、本発明は、基体上に形成された光活性層に埋め込み電極を形成する太陽電池の製造方法において、基体表面に幅が少なくとも形成すべき光活性層の厚みの2倍の幅と埋め込み電極の幅とを足した値で、且つ、深さが形成すべき光活性層の厚みよりも大きい、断面が概略矩形または台形状の溝を形成する工程と、前記基体表面に光活性層を形成して前記溝の内側を前記光活性層で覆う工程と、前記光活性層で覆われた溝の内部に埋め込み電極を形成する工程とを含むことを特徴とする埋め込み電極型太陽電池の製造方法である。
上記本発明の埋め込み電極型太陽電池の製造方法は、
「前記溝の形成が回転ブレードにより行われること、
「前記溝の形成がエッチングにより行われること」、
「前記溝の形成がレーザー照射により行われること」、
「前記光活性層がSiであること」、
「前記光活性層の厚みが10〜50μmであること」、
「前記溝の深さが50〜100μmであること」、
「前記光活性層は液相成長法により形成されること」、
「前記光活性層はCVD法により形成されること」、
「前記埋め込み電極は電解または無電解メッキにより形成されること」、
「前記埋め込み電極は金属ペーストの印刷・焼成により形成されること」、
「前記溝の底が概略べべリング形状となっていること」、
「前記埋め込み電極を形成する前に前記光活性層の表面にエミッタ層を形成する工程が行われること」、
をその好ましい態様として含むものである。
本発明の埋め込み電極型太陽電池によれば、埋め込み電極の深さは光活性層の厚みを超えて充分深くできるのでコンタクトの接触面積を大きくとることが可能であり、基体上に形成した光活性層を用いて特性の良好な埋め込み電極型太陽電池を実現でき、量産性のある良質の太陽電池を市場に提供することができる。
また本発明の埋め込み電極型太陽電池の製造方法によれば、基体の表面に予め所定の溝を設けておくことで基体上に光活性層を形成後にセルフアラインで埋め込み電極用のスペースが確保される。このとき、埋め込み電極の深さは光活性層の厚みを超えて充分深くできるのでコンタクトの接触面積を大きくとることが可能となる。
本発明の埋め込み電極型太陽電池の実施形態の一例として、図1に示す太陽電池の製造方法を図2を用いて説明する。これらの図において、101、201は基体、102、202は光活性層、103、203はエミッタ層、104、204は埋め込み電極(金属電極)、105は金属タブ、106は裏面電極である。
まず、図2(a)に示すように低抵抗なウエハ等を基体201として用意し、基体201の表面に図2(b)のように機械的手段、エッチングあるいはレーザー照射等により溝205を形成する。このとき、溝205の断面形状は概略矩形または台形状とし、溝205の幅は、少なくとも形成すべき光活性層の厚みの2倍と予定する埋め込み電極の幅とを足した分とする。また、溝205の深さは、形成すべき光活性層の厚みよりも大きくする。
次に基体201の表面にCVD(化学気相成長)法や液相成長法等により所望の厚さの光活性層202を堆積する(図2(c))。光活性層堆積後には所定の幅と深さの埋め込み電極用の溝207が自動的に形成される。
次に光活性層202の表面に不純物拡散により、または不純物を含む光活性層を薄く堆積して導電型の異なるエミッタ層203を形成する(図2(d))。
次に印刷あるいは電解メッキ等により金属電極204を溝207中に埋め込み、裏面側にも金属ペースト等の印刷・焼成を行って裏面電極206を形成する。また必要に応じて金属電極204間を繋ぐ金属タブ(図示せず:図1の105に相当)を半田等により溶着してもよい。
最後に表面反射防止層208を蒸着等により付けて太陽電池を完成する(図2(e))。
上記のように構成される本発明の埋め込み電極型太陽電池によれば、埋め込み電極の深さは光活性層の厚みを超えて充分深くできるのでコンタクトの接触面積を大きくとることができる。
なお、埋め込み電極の構成としては図7に示すようないわゆるテクスチャ構造の谷間に表面電極704を配置することも考えられる。この場合も光活性層702の厚みを超えてAgペースト等を塗布することが可能であるが、同じ線幅(シャドウロスが同じ)で考えた場合、光活性層への接触面積および電極断面積ともに本発明のように矩形または台形の方が有利となる。
本発明に使用される基体としては半導体が好適に用いられるが、特にコスト的観点からSiが好ましい。またその構造としては単結晶または多結晶のものが適当であり、ウエハ状に加工されたものが好適に用いられる。多結晶基体の場合、結晶粒径の大きさとしては、特に制限はないが、実用上200μm〜数cmの範囲のものが利用しやすい。
本発明において基体に溝を設ける手段としてはダイシング装置の回転ブレードでの研削や、化学的なエッチング、またレーザー照射による昇華等により行うことができる。溝の断面形状としては概略矩形または台形状であり、溝の幅としては基体上に形成される光活性層の厚みの2倍の幅に埋め込み電極の幅を足した分となるようにする。このとき溝の底がべべリング(傾斜形状)を有していてもよい。溝の深さとしては形成される光活性層の厚みや基体の強度などを勘案して50〜100μm程度とするのが好ましい。
本発明において使用される光活性層の代表的なものとしてはSiが挙げられ、またGaAs等の化合物半導体も適用可能である。光活性層の厚みとしてはその種類によって適宜決められるが、Siの場合10〜50μm程度とするのが好ましい。
本発明においてSi層等の光活性層の形成に使用される結晶成長法には熱CVD法、LPCVD法、プラズマCVD法、光CVD法、スパッタ法または液相成長法等がある。
例えば、熱CVD法、LPCVD法、プラズマCVD法または光CVD法等の気相成長法の場合に使用される原料ガスとしては、例えばSi層の形成の場合には、SiH2Cl2、SiCl4、SiHCl3、SiH4、Si26、SiH22、Si26等のシラン類およびハロゲン化シラン類が代表的なものとして挙げられる。上述の結晶成長法を用いることで基体表面および溝内面にはほぼ同一の厚さの光活性層を形成することができる。またキャリアガスとしてあるいは結晶成長を促進させる還元雰囲気を得る目的で前記の原料ガスに加えて水素(H2)が添加される。前記原料ガスと水素との量の割合は形成方法および原料ガスの種類さらに形成条件により適宜所望に従って決められるが、好ましくは1:10以上1:1000以下(導入流量比)が適当であり、より好ましくは1:20以上1:800以下とするのが望ましい。
液相成長を用いる場合にはH2あるいはN2雰囲気中でGa,In,Sb,Bi,Sn等の溶媒中にSiを溶解させて溶媒を徐冷あるいは溶媒中に温度差をつけることによりエピタキシャル成長を行う。
また本発明で使用される結晶成長法における温度および圧力としては、形成方法および使用する原料(ガス)の種類等によって異なるが、温度については例えば通常の熱CVD法でSiを成長する場合は概ね800℃以上1250℃以下が適当であり、より好ましくは850℃以上1200℃以下に制御されるのが望ましい。液相成長法の場合には溶媒の種類によるが溶媒にSn,Inを用いてSiを成長する場合には600℃以上1050℃以下に制御されるのが望ましい。プラズマCVD法等の低温プロセスでは概ね200℃以上600℃以下が適当であり、より好ましくは200℃以上500℃以下に制御されるのが望ましい。
同様に圧力については概ね1Pa〜105Paが適当であり、より好ましくは10Pa〜105Paの範囲が望ましい。
本発明において光活性層の表面に光電流を収集するためにエミッタ層が形成され、光活性層がSiの場合にはPやB等の不純物の熱拡散やイオン注入、あるいは上述の結晶成長中に不純物を混入させる等により行うことができる。
また本発明で使用される埋め込み電極は、Ni、Cu、Au、Ag、Cr等の電解・無電解メッキあるいはAg、Al、Cu等の金属ペーストの印刷・焼成により形成することができる。
本発明の太陽電池において入射光の反射損を減らす目的で光活性層の表面にテクスチャ処理を施すことができる。Siの場合にはヒドラジンやNaOH、KOH等の薬品あるいは塩素系ガスによるRIE(Reactive Ion Etching)を用いて行われる。形成されるテクスチャのピラミッドの高さとしては0.1μm〜数μmの範囲が適当である。
以下、本発明の方法を実施して所望の埋め込み電極型太陽電池を形成するところをより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
[実施例1]
本例では図2に示すプロセスにより、単結晶Siを基体として溝を設け、その上にSiエピタキシャル層を形成して埋め込み電極型太陽電池を得るところを示す。
+単結晶Siウエハ(ρ=0.01Ω・cm)201を用意し、その表面に耐エッチング性のレジスト211を印刷により塗布して開口部を設け、フッ酸/硝酸系の等方性エッチング液により溝205を形成した(図2(a)、(b))。このとき、溝205の幅は、形成するSiエピタキシャル層(光活性層)の厚みを約30μm、埋め込み電極の幅を約50μmと設定して約110μmとした。また溝205の深さは60μmとした。レジスト除去後に単結晶Si基体201表面に、Inを溶媒に用いたスライダー方式の液相成長装置により表1の形成条件でエピタキシャル成長を行いSi層202の膜厚を30μmとした。このとき、溶媒中に微量のGa(In量に対して0.1atm%程度)を添加して成長Si層202をp-型にした(図2(c))。
Figure 2006128156
この結果、Siエピタキシャル層202には基体201に設けられた溝205に対応した埋め込み電極用の新たな溝(幅約50μm)207がセルフアラインで形成される。また得られたSi層は下地単結晶Siウエハ201の結晶方位を引き継いだものとなった。
Si層202の表面に、POCl3を拡散源として900℃の温度でPの熱拡散を行い、n+層(エミッタ層203)を形成した。その接合深さは、0.5μm程度であった。形成されたn+層表面のデッド層をエッチングにより除去し、その結果約0.2μmの適度な表面濃度をもった接合深さを形成した(図2(d))。
次にスクリーン印刷によりAgペーストを塗布して溝207内に埋め込み、オーブンで150℃で乾燥を行った。基体裏面側にも印刷によりAlペーストを塗布・乾燥し、ベルト焼成炉により800℃の温度で焼成を行い、表面の埋め込み電極204および裏面電極206を形成した。最後にSi層表面に反射防止膜208としてTiO2をスパッタ装置により80nm堆積して埋め込み電極型太陽電池を得た(図2(e))。
得られた埋め込み電極型太陽電池に対して、AM1.5(100mW/cm2)光照射下でのI−V特性を測定した。その結果、セル面積2cm2で、開放電圧0.64V、短絡光電流32.7mA/cm2、曲線因子0.802となり、変換効率16.8%を得た。
比較のため、基体に溝を設けないでSi層、n+層を上述と同一条件で形成し、Agペーストを印刷により幅100μm、厚み20μmでSi層表面に塗布して焼成(800℃)を行って表面電極とし、その他の工程は上述と同じとした場合には、開放電圧0.62V、短絡光電流30.8mA/cm2、曲線因子0.75となり、変換効率14.3%となった。
これらのことから本発明の埋め込み電極型太陽電池の構成が基体上に形成された光活性層に対して大変有用であることが明らかとなった。
[実施例2]
本例では図3に示すプロセスにより、多結晶Siを基体として溝を設け、その上にSi層を形成して埋め込み電極型太陽電池を得るところを示す。
+多結晶Siウエハ(ρ=0.02Ω・cm)301を用意し、その表面にダイシング装置を用いて回転ブレード(ブレードの厚み:100μm)により溝305を形成した(図3(a)、(b))。このとき、溝305の幅は、形成するSi層(光活性層)の厚みを約50μm、埋め込み電極の幅を約60μmと設定して約160μmとした。1つの溝を掘るのにブレードの送り量を調整して2回切削を行い溝の幅が所定の値となるようにした。また溝の深さは80μmとした。ブレードの刃の先端にはべべリングがあるため、切削後の溝305の断面は図3(b)に示すように底付近でべべリング形状となる。
切削によるダメージを除去するために基体表面をフッ酸/硝酸系のエッチング液で数μm程度エッチングを行った後に、通常の熱CVD装置により表2の形成条件で結晶成長を行い、Si層302(膜厚約50μm)を形成した(図3(c))。このとき、成長中にB26の量を0.数ppm〜数ppm程度として成長Si層をp-型にした。また得られたSi層は下地多結晶Siウエハ301の結晶方位・粒径を引き継いだものとなった。
Figure 2006128156
次にSi層302の表面に、POCl3を拡散源として900℃の温度でPの熱拡散を行い、n+層(エミッタ層303)を形成した。その接合深さは、0.5μm程度であった。形成されたn+層表面のデッド層をエッチングにより除去し、その結果約0.2μmの適度な表面濃度をもった接合深さを形成した(図3(d))。
次にドライ酸化炉に上記基体を投入して、酸素雰囲気中で800℃で酸化を行い、n+層303の表面に15nm程度の薄い酸化Si層(図示せず)を形成した。
次にスクリーン印刷によりドーパントとしてPを含むAgペーストを塗布して溝307内に埋め込み、オーブンで150℃で乾燥を行った。基体裏面側にも印刷によりAlペーストを塗布・乾燥し、ベルト焼成炉により850℃の温度で焼成を行い、表面の埋め込み電極304および裏面電極306を形成した。このとき、溝307内ではAgペーストが酸化Si層を突き抜けてn+層303内に達し、同時にP原子を拡散させるのでn+層に対して良好なコンタクトを取ることができる。
最後にプラズマCVD装置によりSiH4+NH3混合ガスから非晶質SiNをSi層表面に反射防止膜308として82nm堆積して埋め込み電極型太陽電池を得た(図3(e))。
得られた埋め込み電極型太陽電池に対して、AM1.5(100mW/cm2)光照射下でのI−V特性を測定した。その結果、セル面積2cm2で、開放電圧0.62V、短絡光電流33.8mA/cm2、曲線因子0.791となり、変換効率16.6%を得た。
比較のため、基体に溝を設けないでSi層、n+層を上述と同一条件で形成し、Agペーストを印刷により幅80μm、厚み20μmでSi層表面に塗布して焼成(800℃)を行って表面電極とし、その他の工程は上述と同じとした場合には、開放電圧0.605V、短絡光電流31.5mA/cm2、曲線因子0.74となり、変換効率14.1%となった。
[実施例3]
本例では図4に示すプロセスにより、金属級Siを基体として溝を設け、その上にSi層を形成して埋め込み電極型太陽電池を得るところを示す。
純度98%の金属級Siを原料として、キャスティング法を用いて一方向性凝固によりSiインゴットを作製した。できたインゴットをワイヤーソーでスライスして厚さ350μmの多結晶の金属級Siウエハ401を得た(図4(a))。このとき、インゴット作成時に金属級Siに含まれるFe、Cr、Cu、Mn、Ni、Mg、Ti、V等の不純物はかなり少なく、Feで0.1ppm程度であった。またB、Al、Pの不純物は比較的多く、各々100ppm、1ppm、20ppm程度であり、その結果得られた金属級Siウエハ401はp+型(ρ〜0.02Ω・cm)となった。
金属級Siウエハ401の表面にXeClエキシマレーザー409を用いて溝405を形成した(図4(b))。このとき、溝405の幅は、形成するSiエピタキシャル層(光活性層)の厚みを約50μm、埋め込み電極の幅を約50μmと設定して約150μmとし、所定の溝幅になるようにアパーチャーでレーザー光を成形した。また、レーザーの出力を調整して(レーザーエネルギー密度:23.6J/cm2、発振周波数:200Hz)溝の深さを70μmとした。
次に金属級Si基体401表面に、通常の熱CVD装置により表2の形成条件で結晶成長を行い、Si層402(膜厚約50μm)を形成した(図4(c))。このとき、成長中にB26の量を0.数ppm〜数ppm程度として成長Si層をp-型にした。また得られたSi層は下地の金属級Si基体401の結晶方位・粒径を引き継いだものとなった。
次に成長したSi層402表面に対してP25を含む拡散剤を塗布して860℃の温度でPの熱拡散を行ってn+層(エミッタ層403)を形成した(図4(d))。拡散終了後、表面の拡散剤をエッチングで除去した後に表面に蒸着装置によりTiO2膜の反射防止層408を81nmの厚さで堆積した(図4(e))。このとき、基体表面に対して蒸着のビーム410が浅い角度で入射するように基体を配置することで、溝407の内面にはTiO2膜をほとんど堆積させないようにすることができる。
このようにして溝407以外の表面をTiO2膜で覆った上記基体を電解層(図示せず)に入れて最初にNiを1μm程度、次いでCuを溝407が充分埋まるまで電解メッキにより付け、埋め込み電極404を形成した。最後に裏面電極406としてAlを蒸着し、埋め込み電極型太陽電池を得た(図4(f))。
得られた埋め込み電極型太陽電池に対して、AM1.5(100mW/cm2)光照射下でのI−V特性を測定した。その結果、セル面積2cm2で、開放電圧0.61V、短絡光電流33.3mA/cm2、曲線因子0.789となり、変換効率16.0%を得た。
[実施例4]
本例では図5に示すプロセスにより単結晶Siを基体として溝を設け、その上にGaAs/AlGaAsSiエピタキシャル層を形成して埋め込み電極型太陽電池を得るところを示す。
実施例1と同様にしてp+単結晶Siウエハ(ρ=0.01Ω・cm)501を用意し、その表面に耐エッチング性のレジストを印刷により塗布して開口部を設け(図示せず)、フッ酸/硝酸系のエッチング液により溝505を形成した(図5(a)、(b))。このとき、溝505の幅は、形成するGaAs/AlGaAsSiエピタキシャル層(光活性層)の全体の厚みを約10μm、埋め込み電極の幅を約50μmと設定して約70μmとした。また溝505の深さは30μmとした。レジスト除去後に単結晶Si基体501表面に、MOCVD(有機金属気相成長)装置によりタンデム構成のGaAs/AlGaAs層(単結晶)502を堆積した(図5(c))。GaAs/AlGaAs層502の内、点線の円で囲んだ部分のより詳しい構成を図6に示す。
図6に示すように、GaAs/AlGaAs層502は、pGaAs層602、nGaAs層603、n+Al0.9Ga0.1As層604、nAl0.37Ga0.63As層605、n+AlxGa1-xAs層606、pAl0.37Ga0.63As層607、p+AlxGa1-xAs層608、pAl0.37Ga0.63As層609、nAl0.37Ga0.63As層610、n+AlxGa1-xAs層611、n+GaAs層612からなる。
得られたGaAs/AlGaAs層の表面に蒸着装置によりTiO2膜の反射防止層508を基体表面に対して蒸着のビーム510が浅い角度で入射するように堆積し、溝507の内面にはTiO2膜をほとんど堆積させないようにした(図5(d))。
次に溝507の内部において、最表面層であるn+GaAs層612をエッチングしてn+AlxGa1-xAs層611を露出させ、基体501を電解層(図示せず)に入れて最初にAuを0.2μm程度、次いでNiを1μm程度、さらにCuを溝が充分埋まるまで電解メッキにより付け、埋め込み電極504を形成した。さらに基体表面側に2層目の反射防止膜としてMgOをスパッタ装置により堆積し、最後に裏面電極506としてAlを蒸着し、埋め込み電極型太陽電池を得た(図5(e))。
このようにして得られた埋め込み電極型太陽電池についてAM1.5(100mW/cm2)光照射下でのI−V特性について測定したところ、セル面積4cm2で開放電圧2.3V、短絡光電流13.9mA/cm2、曲線因子0.803となり、エネルギー変換効率25.7%を得た。
[実施例5]
本例では図8に示すプロセスにより、単結晶Siを基体として溝を設け、その上にSiエピタキシャル層を形成して埋め込み電極型太陽電池を得るところを示す。
+単結晶Siウエハ(面方位(100)、ρ=0.01Ω・cm)801を用意して基体表面にSiN膜811をプラズマCVDで堆積し、図8(a)に示すような結晶方位の位置関係を保ちながら、耐エッチング性のレジスト(図示せず)を印刷により塗布してSiN膜に開口部を設け、このSiN膜の開口部を通してKOHの異方性エッチング液により断面が台形状の溝805を形成した(図8(b))。このとき、溝805の幅は、形成するSiエピタキシャル層(光活性層)の厚みを約30μm、埋め込み電極のエピタキシャル層表面位置での幅を約50μmと設定して約110μmとした。また溝805の深さとしては60μmとした。SiN膜除去後に単結晶Si基体801表面に、Inを溶媒に用いたスライダー方式の液相成長装置により表3の形成条件でエピタキシャル成長を行いSi層802の膜厚を30μmとした。このとき、溶媒中に微量のGa(In量に対して0.1atm%程度)を添加して成長Si層802をp-型にした(図8(c))。
Figure 2006128156
この結果、Siエピタキシャル層802には基体801に設けられた溝805に対応した埋め込み電極用の新たな溝(エピタキシャル層表面位置での幅約50μm)807がセルフアラインで形成される。また得られたSi層は下地単結晶Siウエハ801の結晶方位を引き継いだものとなった。
Si層802の表面に、POCl3を拡散源として900℃の温度でPの熱拡散を行い、n+層(エミッタ層803)を形成した。その接合深さは、0.5μm程度であった。形成されたn+層表面のデッド層をエッチングにより除去し、その結果約0.2μmの適度な表面濃度をもった接合深さを形成した(図8(d))。
次にスクリーン印刷によりAgペーストを基体表面全面に塗布し、ゴム製ブレード(スキージ:図示せず)で基体表面を掻いて溝807内にのみAgペーストを埋め込み、オーブンで150℃で乾燥を行った。基体裏面側にも印刷によりAlペーストを塗布・乾燥し、ベルト焼成炉により780℃の温度で焼成を行い、表面の埋め込み電極804および裏面電極806を形成した。最後にSi層表面に反射防止膜808としてTiO2をスパッタ装置により80nm堆積して埋め込み電極型太陽電池を得た(図8(e))。
得られた埋め込み電極型太陽電池に対して、AM1.5(100mW/cm2)光照射下でのI−V特性を測定した。その結果、セル面積2cm2で、開放電圧0.64V、短絡光電流32.6mA/cm2、曲線因子0.799となり、変換効率16.7%を得た。
比較のため、基体に溝を設けないでSi層、n+層を上述と同一条件で形成し、Agペーストを印刷により幅150μm、厚み20μmでSi層表面に塗布して焼成(800℃)を行って表面電極とし、その他の工程は上述と同じとした場合には、開放電圧0.62V、短絡光電流30.1mA/cm2、曲線因子0.76となり、変換効率14.2%となった。
以上、本発明の実施例について具体的に説明したが、本発明は上述の実施例により何ら限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上述の各実施例において、基体に溝を形成する前に予め基体表面をエッチング等でテクスチャ化しておくことで、光活性層形成後の表面がテクスチャ形状を有することも可能となる。あるいは基体に溝を設けて光活性層形成後の表面にテクスチャ処理を施しても良い(この場合、直列抵抗増を避けるため溝内部の光活性層表面の凹凸があまり激しくならないように注意を要する。)。
また上述の実施例ではシリコン基体上に光活性層を形成する場合について示したが、SUSを始めとする金属基板、グラファイトやグラッシーカーボン等の導電性基板、あるいはさらにムライト(3Al23−2SiO2)基板等の絶縁基板上に光活性層を形成した場合にも本発明は適用可能である。
本発明の埋め込み電極型太陽電池の一構成例を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施例1に係る埋め込み電極型太陽電池の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施例2に係る埋め込み電極型太陽電池の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施例3に係る埋め込み電極型太陽電池の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施例4に係る埋め込み電極型太陽電池の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施例4に係る埋め込み電極型GaAs/AlGaAs太陽電池の層構成を示した概略断面図である。 参考例の埋め込み電極の構成を示す図である。 本発明の実施例5に係る埋め込み電極型太陽電池の製造方法を説明するための図である。
符号の説明
101、201、301、401、501、601、701、801…基体
102、202、302、402、502、702、802…光活性層
103、203、303、403、703、803…n+層(エミッタ層)
104、204、304、404、504、704、804…埋め込み電極
205、207、305、307、405、407、505、507、805、807…溝
105…金属タブ
106、206、306、406、506、806…裏面電極
208、308、408、508、511、808…反射防止層
409…レーザービーム
410、510…蒸着ビーム
211、811…エッチング用マスク材
602…pGaAs
603…nGaAs
604…n+Al0.9Ga0.1As
605…nAl0.37Ga0.63As
606…n+AlxGa1-xAs
607…pAl0.37Ga0.63As
608…p+AlxGa1-xAs
609…pAl0.37Ga0.63As
610…nAl0.37Ga0.63As
611…n+AlxGa1-xAs
612…n+GaAs

Claims (21)

  1. 基体上に形成された光活性層を用いた太陽電池において、光入射側に設けられた埋め込み電極の断面形状が概略矩形または台形であり、該埋め込み電極の深さが光活性層の厚さよりも大きいことを特徴とする埋め込み電極型太陽電池。
  2. 前記埋め込み電極の側面および底部が前記光活性層に接していることを特徴とする請求項1に記載の埋め込み電極型太陽電池。
  3. 前記基体表面に前記光活性層の厚みの2倍に前記埋め込み電極の幅を足した分の幅を有する概略矩形または台形状の溝が設けられ、且つ、該溝の深さが形成すべき光活性層の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の埋め込み電極型太陽電池。
  4. 前記溝の深さが50〜100μmであることを特徴とする請求項3に記載の埋め込み電極型太陽電池。
  5. 前記溝の底が概略べべリング形状となっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の埋め込み電極型太陽電池。
  6. 前記光活性層の表面にエミッタ層が積層されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池。
  7. 前記光活性層がSiであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池。
  8. 前記光活性層の厚みが10〜50μmであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池。
  9. 基体上に形成された光活性層に埋め込み電極を形成する太陽電池の製造方法において、基体表面に、幅が少なくとも形成すべき光活性層の厚みの2倍の幅と埋め込み電極の幅とを足した値で、且つ、深さが形成すべき光活性層の厚みよりも大きい、断面が概略矩形または台形状の溝を形成する工程と、前記基体表面に光活性層を形成して前記溝の内側を前記光活性層で覆う工程と、前記光活性層で覆われた溝の内部に埋め込み電極を形成する工程とを含むことを特徴とする埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  10. 前記溝の形成が回転ブレードにより行われることを特徴とする請求項9に記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  11. 前記溝の形成がエッチングにより行われることを特徴とする請求項9に記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  12. 前記溝の形成がレーザー照射により行われることを特徴とする請求項9に記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  13. 前記光活性層がSiであることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  14. 前記光活性層の厚みが10〜50μmであることを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  15. 前記溝の深さが50〜100μmであることを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  16. 前記光活性層は液相成長法により形成されることを特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  17. 前記光活性層はCVD法により形成されることを特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  18. 前記埋め込み電極は電解または無電解メッキにより形成されることを特徴とする請求項9乃至17のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  19. 前記埋め込み電極は金属ペーストの印刷・焼成により形成されることを特徴とする請求項9乃至17のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  20. 前記溝の底が概略べべリング形状となっていることを特徴とする請求項9乃至19のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
  21. 前記埋め込み電極を形成する前に前記光活性層の表面にエミッタ層を形成する工程が行われることを特徴とする請求項9乃至20のいずれかに記載の埋め込み電極型太陽電池の製造方法。
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