JP2006126160A - ガスセンサ用外装構成体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスセンサに高速応答性、高い防爆性能性、高い出力電圧安定性および高耐食性を付与する外装構成体を得ること。
【解決手段】ガスセンサの外装構成体を、ガス透過性セラミックス製キャップ1およびガス透過性セラミックス製マウントベース2およびガス透過セラミックス製熱遮蔽板3により構成する。このような構成の外装構成体を用いたガスセンサは、検知対象ガスを全方向から採り入れることができるので、従来の一方向からのガス導入構造のガスセンサと比べて高速に出力を得ることができる。また、ガスセンサ内部における温湿度の均一化を速やかに得ることができるので、高い出力電圧の安定性を実現することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可燃性ガスを検知するガスセンサの外装部分を構成するガスセンサ用外装構成体に関する。
従来より、水素ガスやメタンガス等を検知対象とする可燃性ガスセンサとして、接触燃焼式ガスセンサや半導体式ガスセンサ等がある。これらのガスセンサはいずれも、可燃性ガスを検知するのに利用される熱源を内蔵している。例えば接触燃焼式ガスセンサは、熱源として燃焼触媒を備えたヒーターコイルを有しており、この燃焼触媒上で生成される可燃性ガスの接触燃焼熱によるヒーターコイルの抵抗値変化を電圧変化として出力することにより、可燃性ガスの存在を検知するものである。
また、例えば半導体式ガスセンサは、熱源として半導体層を備えたヒーターコイルを有しており、この半導体層における可燃性ガスの吸着現象により発生する半導体層の電気伝導度変化を電圧変化として出力することにより、可燃性ガスの存在を検知するものである。これらの既存のガスセンサにおいては、上述したように可燃性ガスを検知するための熱源があり、その熱平衡性能の安定化を図り、また可燃性ガスに対する防爆性能を確保するために、金網、金属焼結体または多孔質セラミックス等で構成されたガス透過性キャップが装備されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、これらの既存のガスセンサには、ガス透過性を有さない合成樹脂製のマウントベースが設けられている。このマウントベースの機能は、ガス検知素子に電気的に結合される電極ピンで代表される充電部を、ガスセンサ内部に貫通させた状態で支持することである。また、接触燃焼式ガスセンサにおいては、検知素子と併せて、同等の熱平衡性能を有する補償素子が装備されている。そして、検知素子と補償素子が同一筐体内に設置される場合、両素子の熱干渉を防止するとともに、ガスセンサの設置環境における温度と湿度の均一化を図るために、金属製または合成樹脂製の熱遮蔽板が両素子の間に装備されている。
特開昭55−82954号公報(図1、図2)
上述したように、ガスセンサに装備されるガス透過性キャップは、環境要因に対する検知素子の防護という機能を有するが、その一方で、ガス透過性に制限を生じるため、センサの応答性能を損なう原因になるという問題点がある。また、既存のマウントベースは、検知対象ガスがセンサ内部へ透過するにあたっては何ら貢献していないため、センサの応答性能に寄与しない。さらに、接触燃焼式ガスセンサにおける熱遮蔽板は、検知素子と補償素子の相互の断熱を目的として設けられているが、その一方で、センサ内部における両素子の雰囲気環境を遮断してしまうため、ガスセンサの温湿度特性に対する出力電圧の安定性に対しては必ずしも好ましいとはいえない。
また、金網や金属焼結体または従来の多孔質セラミックスよりなるキャップにおいては、それ自体に、センサのガス検知機能に対する妨害要因となる有機溶剤ガスなどに対する保護機能がない。そのため、このような妨害要因となるガスを除去するための補助的な活性炭フィルターなどの付加装備が必要であり、コストの増大を招くという問題点がある。また、金属製の部材には、腐食環境における耐食性という問題点がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、設置環境からの検知対象ガスを高速にセンサ内部に導入することができ、それによってガスセンサ出力の応答性能を向上させることができるガスセンサ用外装構成体を提供することを目的とする。また、本発明は、設置環境の温湿度変化に対するガスセンサ出力の安定化を実現することができるガスセンサ用外装構成体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、ガスセンサに用いられ、防風または防爆用のキャップと、素子を電気的に結合するための電極ピンと、該電極ピンを支持するマウントベースと、キャップとマウントベースにより囲まれる空間に設置される素子と素子とを断熱するための熱遮蔽板と、を有するガスセンサ用外装構成体であって、キャップ、マウントベースおよび熱遮蔽板は、セラミックスでできていることを特徴とする。また、キャップ、マウントベースまたは熱遮蔽板は、多孔質セラミックスでできていることが好ましい。
本発明のガス透過性を有するキャップ、マウントベースおよび熱遮蔽板を用いてガスセンサを構成することにより、検知対象ガスがセンサ内部に対して全方向から流入可能である。従って、当該ガスセンサ内部のガス濃度を周囲環境のそれに高速に一致させることができる。
また、キャップ、マウントベースおよび熱遮蔽板は、アルミナ−ジルコニア系セラミックスまたはアルミナ−珪藻土系セラミックスで合成されているとよい。そうすれば、アルミナ母材に分散したジルコニア質またはアルミナ母材に分散した珪藻土質により、エチルアルコールなどの有機溶剤ガスに対する吸着性能が付与されるので、ガスセンサ内部への有機溶剤ガスの流入を防止することができる。
キャップおよびマウントベースは、通気率が0.1以上であり、2mm以上の厚みを有しているのが好ましい。この場合には、ガスセンサの設置環境に存在する風速5m/秒の風を0.1m/秒以下に減速する効果があり、センサ内部の検知素子または補償素子が風によって一方的に冷却される現象を防ぐことができる。ここで、通気率は、次式により定義される。
流量(ml/秒)=通気率×断面積(cm2)×圧力(atm)×103/厚み(cm)
キャップおよびマウントベースは、通気率が0.1以上であり、2mm以上の厚みを有しているのが好ましい。この場合には、センサ内部で発生した火炎に対して、酸素が供給されるのを阻害する効果と、セラミックスによる冷却効果を発揮することから、火炎がセンサの外部に漏洩するのを防ぐことができる。
また、マウントベースには、検知素子または補償素子を結合する電極ピンが取り付けられている。この電極ピンは、電気的にセンサ外部と唯一接続される経路となる。この電極ピンには、ニッケル−クロム−モリブデン系合金などの高耐食性材料が用いられる。
マウントベースには、電極ピンを通すための貫通孔が設けられている。そして、電極ピンは、電気絶縁性および耐食性に優れたガラス接着剤によりマウントベースに固定されているのが好ましい。また、マウントベースには、熱遮蔽板を固定するための溝が設けられているのが好ましい。そうすれば、検知素子と補償素子の中間位置に設置されるべき熱遮蔽板の取り付け位置を容易に確定することができる。
また、熱遮蔽板は、同一筐体内にある検知素子または補償素子から放射される熱線(赤外線)を両素子間で遮断することができるので、両素子相互間の熱干渉を防止し、ガスセンサのゼロ点電圧の安定化に寄与する。また、熱遮蔽板があっても検知素子および補償素子のガスセンサ内部における各占有空間相互において雰囲気の透過が可能であることから、ガスセンサの設置された環境の温度、湿度および風速等が激変しても、ガスセンサ内部の各占有空間におけるそれら変動要因の速やかな均一化が図られる。従って、ガスセンサのゼロ点電圧の安定化に寄与する。
また、本発明は、ガスセンサに用いられ、防風または防爆用のキャップと、素子を電気的に結合するための電極ピンと、該電極ピンを支持するマウントベースと、キャップとマウントベースにより囲まれる空間に設置される素子と素子とを断熱するための熱遮蔽板と、を有するガスセンサ用外装構成体であって、電極ピンは、その表面に凹凸面を有し、マウントベース内を貫通した状態でマウントベース内で接着材料によって固定されており、該接着材料としてアルミナ系セラミックス、アルミナ−ジルコニア系セラミックスまたはアルミナ−珪藻土系セラミックスが、ガラス材料とともに用いられていることを特徴とする。以下、本明細書においては、この接着剤をセラミックスとガラスとの混合接着材料と称す。
マウントベースは、電極ピンを貫通した状態で固定させるために接着材料が充填される凹部、またはマウントベース内で電極ピンと同軸方向に貫通する空洞部を有するのが好ましい。そして、電極ピンは、マウントベースを貫通した状態で固定されるよう、電極ピンのマウントベースに収まる範囲においてその表面に凹凸面が設けられているとよい。そうすれば、電極ピンと接着材料との密着性が向上し、電極ピンが強固にマウントベースに固定される。
本発明にかかるガスセンサ用外装構成体を用いることによって、全周囲からセンサ内部に検知対象ガスの流入が可能となるので、高速にガスを検知することができる。また、外装構成体の素材であるアルミナ−ジルコニア系セラミックスまたはアルミナ−珪藻土系セラミックスによる有機溶剤ガスに対する高い吸着性能により、優れた雑ガス特性を有する。また、多孔質セラミックスの有する酸素供給遮断性能および冷却性能により、ガスセンサの高い防爆性能が実現される。熱遮蔽板の多孔質化により、検知素子および補償素子相互間の熱干渉の防止と、ガスセンサの設置環境における温度および湿度の均一化を両立させることができるので、センサ出力信号の安定化が図れる。
本発明によれば、応答特性に優れ、安定性に優れ、高い防爆性能を有し、雑ガス特性に優れたガスセンサを実現することができる。また、セラミックスの有する酸素供給遮断性能および冷却性能により、ガスセンサの高い防爆性能を安定して実現することができる。さらに、熱遮蔽板をセラミックスで構成することにより、検知素子および補償素子相互間の熱干渉の防止と、ガスセンサの設置環境における温度および湿度の均一化を両立させることができるので、センサ出力信号の安定化を実現することができる。また、電極ピンの凹凸面とマウントベースとを、セラミックスとガラスの混合接着材料を用いて接着することにより、センサ特性を損なうことなく、電極ピンとマウントベースとの密着性が向上するので、より堅牢なガスセンサを実現することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるガスセンサ用外装構成体の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1〜図4は、本発明の実施の形態1にかかるガスセンサ用外装構成体を示す図である。また、図5および図6は、それぞれ本発明の実施の形態1にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの取り付け部分および熱遮蔽板の取り付け部分を示す図である。なお、ガスセンサの内部の構成がわかるように、図1および図2では、外装構成体を構成するキャップの一部が破断されている。
本実施の形態1では、キャップ1およびマウントベース2および熱遮蔽板3はいずれも、ガス透過性を有するセラミックス体であり、相互にガラス材料、例えばガラス接着剤で結合されている。図5に示すように、電極ピン4は、マウントベース2に設けられた貫通孔に沿ってマウントベース2を貫通しており、ガラス接着剤8で接着されている。例えば、接触燃焼式ガスセンサの場合、図6に示すように、4本の電極ピン4のうちの2本が検知素子5と結合されており、別の2本が補償素子6と結合されている。本実施の形態1では、セラミックス体に、アルミナに珪藻土を分散させたアルミナ−珪藻土系セラミックスが用いられている。
マウントベース2における電極ピン4の貫通部の片方には、ピンベース7が設けられている。図4に示すように、このピンベース7が設けられていることによって、ガスセンサとして制御回路基板10に取り付けられた際にマウントベース2と制御回路基板10との間に空間が設けられることになる。それによって、マウントベース2を透過するガスの流入経路がガスセンサの下面側にも確保されることになる。
上述した構成で接触燃焼式ガスセンサとして組み立て、検知対象ガス(4000ppm)に対するガスセンサの出力信号の90%安定値への到達時間(以下、応答時間という)を評価した結果を表1に示す。表1において、「実施例(全セラミックス)」は、キャップ1とマウントベース2をガス透過性のあるセラミックスで構成したガスセンサであり、「実施例(キャップのみ)」は、キャップ1のみをガス透過性を有するセラミックスで構成し、従来のガス透過性のないマウントベースを用いたガスセンサである。また、「従来例(金網)」は、キャップ1の代わりに金網を用い、かつガス透過性のないマウントベースを用いたガスセンサである。
Figure 2006126160
表1の結果から、実施例(全セラミックス)の応答時間が他の2例に比べて短いことがわかる。これは、実施例(全セラミックス)では、ガスセンサ内部に全方向から検知対象ガスが流入するからである。
上述した構成で接触燃焼式ガスセンサとして組み立て、エタノールガスの感度特性を評価した結果を表2に示す。表2において、「実施例(全セラミックス)」は、キャップ1とマウントベース2をガス透過性のあるアルミナ−珪藻土系セラミックスで構成したガスセンサであり、「従来例(金網)」は、キャップ1の代わりに金網を用い、かつ合成樹脂製のマウントベースを用いたガスセンサである。
水素ガスやメタンガスなどを検知対象とする漏洩監視用センサでは、エタノールガスは雑ガスである。従って、エタノールガスに対するガス感度は低いのが望ましい。ここで、ガス感度とは、検知ガス環境におけるガスセンサの出力電圧から、清浄大気中におけるガスセンサの出力電圧を差し引いた値である。
Figure 2006126160
表2の結果から、実施例(全セラミックス)のエタノールガス感度が低いことがわかる。これより、実施例(全セラミックス)が、エタノールガスに対する良好な不透過特性を有していることがわかる。キャップ1とマウントベース2をアルミナ−ジルコニア系セラミックスで構成した場合にも同様の特性が得られる。また、エタノールガス以外の有機溶剤ガスに対しても同様の特性が得られる。これは、アルミナ母材に分散したジルコニア質またはアルミナ母材に分散した珪藻土質により、これらのセラミックスが有機溶剤ガスに対する吸着性能を有しており、このような外装構成体を用いることによって、ガスセンサ内部への有機溶剤ガスの流入が防止されているからである。
上述した構成で接触燃焼式ガスセンサとして組み立て、防風特性を評価した結果を表3に示す。表3において、「実施例(全セラミックス)」は、キャップ1とマウントベース2と熱遮蔽板3をガス透過性のあるセラミックスで構成したガスセンサであり、「従来例(金網)」は、キャップ1の代わりに金網を用い、かつ合成樹脂製のマウントベースを用いたガスセンサである。この防風特性の評価では、試験用の風を検知素子側から一方的に1m/秒、3m/秒または5m/秒の風速で当てている。
Figure 2006126160
風速0.1m/秒以下の風の影響によるゼロ点値変動は、水素濃度換算で約200ppm程度である。従って、表3の結果から、実施例(全セラミックス)は、従来例(金網)と比べて、風の影響によるゼロ点変動が少ないことがわかる。これより、実施例(全セラミックス)では、ガスセンサ内部における風速が減速されていることがわかる。
また、表3の「実施例(全セラミックス)」と同じ構成のガスセンサを用いて防爆性能評価を行った結果、水素ガスの爆発下限濃度である4%濃度環境においても試験系への誘爆が発生しなかった。つまり、高い防爆性能を有することが確認された。
次に、マウントベース2に対する熱遮蔽板3の取り付け構造について説明する。図6に示すように、マウントベース2に対する熱遮蔽板3の結合部位は、マウントベース2に設けられた固定溝9である。本実施の形態1では、熱遮蔽板3は、マウントベース2とは別途の工程で製作される。そして、熱遮蔽板3は、マウントベース2の固定溝9にガラス接着剤8を介して結合される。
この固定溝9を介して熱遮蔽板3がマウントベース2に結合されることにより、熱遮蔽板3をマウントベース2の所定の位置に高精度で取り付けることができる。また、半導体式ガスセンサでは熱遮蔽板3が不要であるが、そのようなガスセンサに対しては、熱遮蔽板3を取り付けなければよい。つまり、本実施の形態1のガスセンサ用外装構成体は、接触燃焼式ガスセンサ用であるとともに、半導体式ガスセンサ用にもなる。
接触燃焼式ガスセンサは、上述したように、検知対象ガスの接触燃焼熱によって検知素子5内のヒーターコイルの抵抗値が変化し、それに基づいて出力電圧が変化することを利用している。それゆえ、補償素子6の放射熱によって検知素子の抵抗値が変化するのを防ぐために、熱遮蔽板3が必要となる。一方、補償素子6は、検知素子5と同一の温湿度環境に存在することによって、ガスセンサの出力電圧の温湿度変化に対する追随性を鈍化させる、すなわち温湿度変化に対してセンサ出力を安定化させるために設けられている。従って、熱遮蔽板3により隔てられた検知素子5の占有空間と補償素子6の占有空間とでは、それらの温湿度が可能な限り一致していることが望ましい。
実施の形態1によれば、熱遮蔽板3の熱遮断特性により、検知素子5からの放射熱および補償素子6からの放射熱が互いに相手に影響を及ぼすのを防ぐことができる。また、熱遮蔽板3が多孔質セラミックスでできており、その多孔質セラミックスのガス透過性により、検知素子5の占有空間と補償素子6の占有空間との間でガスの流通が起こるので、両占有空間の温湿度が一致、またはほぼ一致する。また、上述したガスセンサ用セラミックス製外装構成体は、従来の金属製外装構成体と比べて、耐酸性および耐アルカリ性に優れているので、このセラミックス製外装構成体を用いることによって、ガスセンサの耐環境特性が大きく改善される。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの取り付け部分を示す図である。図7に示すように、実施の形態2は、実施の形態1のマウントベース2、電極ピン4およびそれらを結合するガラス接着剤8に代えて、凹部31を有するマウントベース22と凹凸面29を有する電極ピン24を用い、それらをセラミックスとガラスの混合接着材料28により固定したものである。マウントベース22は、実施の形態1と同様に、ガス透過性を有するセラミックス体でできている。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
電極ピン24は、マウントベース22内に収まる範囲内では、その表面に例えばローレット仕上げが施された凹凸面29を有している。マウントベース22における電極ピン24の貫通部の片側には、凹部31が設けられている。この凹部31には、電極ピン24がマウントベース22を貫通した状態で固定されるよう、セラミックスとガラスの混合接着材料28が充填される。
セラミックスとガラスの混合接着材料28では、ガラス遷移温度に到達するとガラス材料が軟化する。それによって、この混合接着材料28に含まれるセラミックスの粒子同士が結合する。また、軟化したガラス材料が多孔質セラミックス製のマウントベース22または電極ピン24の表面の凹凸面29に流れるので、セラミックスとガラスの混合接着材料28自体が、電極ピン24およびマウントベース22と密着性を保ちながら多孔質化する。
凹部31にセラミックスとガラスの混合接着材料28が充填された後、凹部31の底面にはピンベース7が設けられる。実施の形態2では、ピンベース7は、セラミックスとガラスの混合接着材料28に含まれるガラス材料が軟化したときに、この接着剤の成分がガスセンサ筐体の外部へ染み出るのを防ぐ効果を有する。
マウントベース22の凹部31に充填されたセラミックスとガラスの混合接着材料28がガラス遷移温度に到達したとき、この混合接着材料28に含まれるガラス材料が軟化することによって、マウントベース22、電極ピン24およびピンベース7のそれぞれの界面において、セラミックスとガラスの混合接着材料28を介して密着性を確保することができる。セラミックスとガラスの混合接着材料28におけるガラス材料の構成割合は、30mol%以下であるのが好ましい。以下に説明する評価においては、特に断らない限り、セラミックスとガラスの混合接着材料28のガラス材料は、ガラス遷移温度が800℃以下である低融点ガラスであり、その混合割合は4mol%である。
上述した構成で接触燃焼式ガスセンサとして組み立て、検知対象ガス(4000ppm)に対するガスセンサの応答時間を評価した結果を表4に示す。表4において、「実施例(アルミナ系セラミックスとガラス材料)」、「実施例(アルミナ−ジルコニア系セラミックスとガラス材料)」および「実施例(アルミナ−珪藻土系セラミックスとガラス材料)」は、それぞれセラミックスとガラスの混合接着材料28のセラミックスとして、アルミナ系セラミックス、アルミナ−ジルコニア系セラミックスおよびアルミナ−珪藻土系セラミックスを用いたガスセンサである。また、「比較例(ガラス材料のみ)」は、従来のガラス材料のみからなる接着材料を用いてマウントベース22に電極ピン24を固定したガスセンサである。
Figure 2006126160
表4の結果から、いずれの実施例も比較例よりも応答時間が短いことがわかる。これは、マウントベース22と電極ピン24を一体化する接着材料28自体が多孔質化することによって、ガスセンサ筐体内部へのガスの流動性が向上しており、それによってセンサの検知速度が向上するからである。
上述した構成で接触燃焼式ガスセンサとして組み立て、マウントベース22に固定された電極ピン24の引き抜き強度を評価した結果を表5に示す。表5において、「実施例(アルミナ系セラミックスとガラス材料)」、「実施例(アルミナ−ジルコニア系セラミックスとガラス材料)」、「実施例(アルミナ−珪藻土系セラミックスとガラス材料)」および「比較例(ガラス材料のみ)」は、それぞれ表4で評価した4つのガスセンサと同じ構成である。ここで、引き抜き強度とは、マウントベースの貫通孔に接着材料により固定された電極ピンを引き抜くのに要する荷重のことである。
Figure 2006126160
表5の結果から、いずれの実施例も比較例よりも引き抜き強度が高いことがわかる。これは、凹部31に充填されたガラス材料が、ガラス遷移温度で軟化して電極ピン24の凹凸面29またはマウントベース22に染み込むことにより、密着性が向上するからである。
比較例(ガラス材料のみ)では、セラミックス製のマウントベース22と金属製の電極ピン24とガラス材料のみからなる接着材料で熱膨張係数が異なるため、高温環境下にさらされた場合に、接着材料と電極ピン24との密着性が損なわれることがある。そのため、ガスセンサを組み立て、電極ピン24を制御回路基板10に取り付ける際に、電極ピン24がマウントベース22から脱落することがある。しかし、実施の形態2によれば、電極ピン24の引き抜き強度が高いので、電極ピン24の脱落を防ぐことができる。
なお、電極ピン24の凹凸面29を、図8に示すように、ねじ切りしたような山または溝を有する表面としてもよいし、図9に示すように、いわゆる梨地と呼ばれるざらざらした表面としてもよいし、図10に示すように、ペンチ等により挟み、潰して広げたような表面としてもよい。また、マウントベース22の凹部31を、図11に示すように、電極ピン24と同軸方向にマウントベース22を貫通する空洞部としてもよいし、図12に示すように、すり鉢状にして電極ピン24が傾きにくい構造としてもよい。図8〜図12のいずれの変形例によっても、高い引き抜き強度が得られる。以上において本発明は、上述した各実施の形態に限らず、種々変更可能である。
以上のように、本発明にかかるガスセンサ用外装構成体は、それを利用することによってガスセンサに高速応答性、高防爆性能性、高安定性および高耐食性を付与し、また、より堅牢となるので、このような特性を有するガスセンサは、家庭用または産業用のガス漏れ検知装置あるいはガス濃度監視装置に有用であり、特に燃料電池システムにおける燃料ガス検知に適している。
本発明の実施の形態1にかかるガスセンサ用外装構成体を示す平面図である。 本発明の実施の形態1にかかるガスセンサ用外装構成体を示す正面図である。 本発明の実施の形態1にかかるガスセンサ用外装構成体を示す下面図である。 本発明の実施の形態1にかかるガスセンサ用外装構成体を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの取り付け部分を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかるガスセンサ用外装構成体の熱遮蔽板の取り付け部分を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの取り付け部分を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの変形例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの変形例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの変形例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの取り付け部分の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかるガスセンサ用外装構成体の電極ピンの取り付け部分の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 キャップ
2,22 マウントベース
3 熱遮蔽板
4,24 電極ピン
5 検知素子
6 補償素子
7 ピンベース
8 ガラス接着剤
9 固定溝
10 制御回路基板
28 セラミックスとガラスの混合接着材料
29 凹凸面
31 凹部


Claims (8)

  1. ガスセンサに用いられ、防風または防爆用のキャップと、素子を電気的に結合するための電極ピンと、該電極ピンを支持するマウントベースと、前記キャップと前記マウントベースにより囲まれる空間に設置される素子と素子とを断熱するための熱遮蔽板と、を有するガスセンサ用外装構成体であって、
    前記キャップ、前記マウントベースおよび前記熱遮蔽板は、セラミックスでできていることを特徴とするガスセンサ用外装構成体。
  2. 前記キャップ、前記マウントベースまたは前記熱遮蔽板は、多孔質セラミックスでできていることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ用外装構成体。
  3. 前記キャップまたは前記マウントベースは、アルミナ系セラミックス、アルミナ−ジルコニア系セラミックスまたはアルミナ−珪藻土系セラミックスでできていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスセンサ用外装構成体。
  4. 前記キャップまたは前記マウントベースは、有機溶剤ガスに対する不透過特性を有することを特徴とする請求項3に記載のガスセンサ用外装構成体。
  5. 前記マウントベースには、ガスセンサを構成する検知素子または補償素子を結合する電極ピンが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のガスセンサ用外装構成体。
  6. 前記マウントベースには、前記熱遮蔽板を固定する溝が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のガスセンサ用外装構成体。
  7. ガスセンサに用いられ、防風または防爆用のキャップと、素子を電気的に結合するための電極ピンと、該電極ピンを支持するマウントベースと、前記キャップと前記マウントベースにより囲まれる空間に設置される素子と素子とを断熱するための熱遮蔽板と、を有するガスセンサ用外装構成体であって、
    前記電極ピンは、その表面に凹凸面を有し、前記マウントベース内を貫通した状態で前記マウントベース内で接着材料によって固定されており、該接着材料としてアルミナ系セラミックス、アルミナ−ジルコニア系セラミックスまたはアルミナ−珪藻土系セラミックスが、ガラス材料とともに用いられていることを特徴とするガスセンサ用外装構成体。
  8. 前記マウントベースには、前記電極ピンを貫通した状態で固定させるために前記接着材料が充填される凹部、または前記マウントベース内で電極ピンと同軸方向に貫通する空洞部が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のガスセンサ用外装構成体。


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