JP2006125810A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2006125810A
JP2006125810A JP2004318279A JP2004318279A JP2006125810A JP 2006125810 A JP2006125810 A JP 2006125810A JP 2004318279 A JP2004318279 A JP 2004318279A JP 2004318279 A JP2004318279 A JP 2004318279A JP 2006125810 A JP2006125810 A JP 2006125810A
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JP
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refrigerator
screw
recess
shelf
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JP2004318279A
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Koji Maeda
浩二 前田
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Daiwa Industries Ltd
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Daiwa Industries Ltd
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Abstract

【課題】コストアップにならないように棚受け柱を冷蔵庫内壁の板金面に強固に取り付ける技術を提供する。
【解決手段】冷蔵庫10の内壁10bに棚受け柱11をねじ止めし、この棚受け柱11に受け金を介して棚を取り付けてなる冷蔵庫において、上記棚受け柱11のねじを嵌め入れるバカ穴13の周囲に窪み14を形成し、この窪み14の底面14bと棚受け柱11の脚部15の底面15bとが一致するようにした(請求項1)もので、上記窪み14の傾斜角αを、30〜60度(請求項2)、好ましくは30〜45度(請求項3)としたものであり、上記窪み14のバカ穴13の内径は、STねじ外径と同一乃至STねじの外径に内壁素材の厚さ(t)の二倍を加えた(請求項4)範囲としたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、冷蔵庫の内壁に棚受け柱をねじ止めし、この棚受け柱に受け金を介して棚を取り付けてなる冷蔵庫に関する。
上記のように棚受け柱を冷蔵庫の内壁にねじ止めしする部分の構造は、図2に示すように、棚受け柱11はコ字状断面、または帽子状断面をしており、ねじが嵌るバカ穴13は、ねじの納まりをよくするために窪み14を形成しているが、その窪み14の底面は冷蔵庫10の内壁10bに当接せず隙間gがあいている。
内壁10bのねじが螺合する部分には、ねじの谷径に相当する下穴16が開けられ、セルフタッピングねじ(以下、STねじという)12により棚受け柱11がねじ止めされる。
このように棚受け柱11がねじ止めされると、棚受け柱11と冷蔵庫10の内壁10b間に隙間gが存在するため、ねじの螺合とともに内壁10bが引き寄せられ、その結果STねじ12が効かなくなってしまう。
この対策として、図2(b)の如く内壁10bのねじ止め部分に宛金Tを溶接して強度を高めることが考えられるが、この対策ではコストアップに繋がり好ましくない。
上記従来技術の問題に鑑みこの発明は、コストアップにならないように棚受け柱を冷蔵庫内壁の板金面に強固に取り付ける技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明は、冷蔵庫の内壁面に棚受け柱をねじ止めし、この棚受け柱に受け金を介して棚を取り付けてなる冷蔵庫において、上記棚受け柱のねじを嵌め入れるバカ穴の周囲に窪みを形成し、この窪みの底面と棚受け柱の脚部の底面とが一致するようにした(請求項1)もので、上記窪みの形状を擂鉢状とし(請求項2)、上記窪みの傾斜角αを、30〜60度(請求項3)、好ましくは30〜45度(請求項4)としたものであり、上記窪みのバカ穴の内径は、STねじ外径と同一乃至STねじの外径に内壁素材の厚さ(t)の二倍を加えた(請求項5)範囲としたものである。
上記の如く構成するこの発明によれば、棚受け柱に形成した窪みが、ねじを螺合する下穴の周囲に当接するのでSTねじを螺合しても、その部分が引き寄せられずバカにならず確実に取り付けることができる。
なお、窪みの傾斜角αを30〜60度、好ましくは30〜45度とするのは、STねじを窪みのバカ穴を通して締め付けたとき効果的に下穴の周囲を押えるためのものであり、窪みの底に穿設するバカ穴の内径をSTねじの外径に合わせるのは、バカ穴の内径がSTねじの外径より小さくなると、STねじが上記バカ穴と内壁(板金)に設けた下穴の両方に螺合して締め付け効果が発生しなくなるからであり、内径が大きくなると補強効果を発揮しなくなるからである。
次にこの発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。この発明に係る冷蔵庫10の棚受け柱11の取り付け部分は、その断面形状を図1に示すようにSTねじ12が嵌るバカ穴部分13に擂鉢状の窪み14を形成し、この窪み14の底面14bは棚受け柱11の脚部15の底面15bと一致するようになっている。言い替えると窪み14の底面14bは冷蔵庫10の内壁10bに当接するようになっている。
上記擂鉢状の窪み14の傾斜角αは、30度になるようにし、その窪み14の底面14bにはSTねじ12の外径と同一の内径のバカ穴13が開けられ冷蔵庫10の内壁10b(板金面)に当接するようになっている。なお、窪み14の底面14bに開けられるバカ穴13の内径をSTねじ12の外径に内壁10bの素材の肉厚の2倍を加えた外径まで大きくしてもよいが、それ以上大きくするとSTねじの締め付け効果が低下する。
上記のようにした棚受け柱11を冷蔵庫10の内壁10bに取り付けると、冷蔵庫10の内壁10bに設けた下穴16に上記窪み14の底面14bが当接し、STねじを締め付けても下穴16が引き寄せられてバカ穴になることがなく確実に締め付けられる。
以上説明したようにこの発明に係る冷蔵庫は、コストアップをすることなく、棚受け柱の冷蔵庫内壁への取り付けを確実にすることができ産業状の利用価値が高いものである。
本発明の実施例に係り(a)は冷蔵庫内面に棚板柱を取り付けた状態の斜視図、(b)は棚板柱のねじ止め前の取り付け部の断面図、(c)同、ねじ止め後の取り付け部の断面図 従来例に係り(a)は冷蔵庫内面に棚板柱を取り付けた状態の斜視図、(b)は棚板柱のねじ止め前の取り付け部の断面図、(c)同、ねじ止め後の取り付け部の断面図
符号の説明
10 冷蔵庫
10b 内壁
11 棚受け柱
12 セルフタッピングねじ(STねじ)
13 バカ穴
14 窪み
14b (窪みの)底面
15 脚部
15b (脚部の)底面
16 下穴
T 宛金

Claims (5)

  1. 冷蔵庫の内壁面に棚受け柱をねじ止めし、この棚受け柱に受け金を介して棚を取り付けてなる冷蔵庫において、上記棚受け柱のねじを嵌め入れるバカ穴の周囲に窪みを形成し、この窪みの底面と棚受け柱の脚部の底面とが一致するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 上記窪みの形状を擂鉢状としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 上記窪みの傾斜角αを、30〜60度としたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 上記傾斜角αを30〜45度としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 上記窪みのバカ穴の内径は、セルフタッピングねじ外径と同一乃至セルフタッピングねじの外径に内壁素材の厚さ(t)の二倍を加えた範囲としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷蔵庫。
JP2004318279A 2004-11-01 2004-11-01 冷蔵庫 Pending JP2006125810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103900333A (zh) * 2014-04-04 2014-07-02 合肥华凌股份有限公司 制冷设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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