JP2006122499A - トレーニングマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】大内転筋と中臀筋の鍛錬を合理的に行う。
【解決手段】右脚の接触圧を受ける右メインアーム202aが固定された回転軸と、左脚の接触圧を受ける左メインアーム202bが固定され且つ前記回転軸と互いに連動できる回転軸と、大内転筋鍛錬時に支点作用するアダクション支点滑車28と、中臀筋鍛錬時に支点作用するアブダクション支点滑車29と、右メインアーム202aが固定された回転軸が遊転可能に設けられ且つウェイトに繋がれた索条が連結された駆動部としての駆動盤23と、右メインアーム202aに具備されこのアームを駆動盤23に着脱自在に固定させる設置手段として設定レバー24とを備え、設定レバー24は、大内転筋鍛錬時と中臀筋鍛錬時の右メインアーム202aの揺動開始位置を設定すると共に中臀筋鍛錬時に前記アームの揺動開始時の遊びを最少にする。設定レバー24と駆動盤23は左利き仕様に構成してもよい。
【選択図】 図4
【解決手段】右脚の接触圧を受ける右メインアーム202aが固定された回転軸と、左脚の接触圧を受ける左メインアーム202bが固定され且つ前記回転軸と互いに連動できる回転軸と、大内転筋鍛錬時に支点作用するアダクション支点滑車28と、中臀筋鍛錬時に支点作用するアブダクション支点滑車29と、右メインアーム202aが固定された回転軸が遊転可能に設けられ且つウェイトに繋がれた索条が連結された駆動部としての駆動盤23と、右メインアーム202aに具備されこのアームを駆動盤23に着脱自在に固定させる設置手段として設定レバー24とを備え、設定レバー24は、大内転筋鍛錬時と中臀筋鍛錬時の右メインアーム202aの揺動開始位置を設定すると共に中臀筋鍛錬時に前記アームの揺動開始時の遊びを最少にする。設定レバー24と駆動盤23は左利き仕様に構成してもよい。
【選択図】 図4
Description
本発明は、所定部位の筋肉を鍛錬するための筋肉トレーニングマシン、特に、大内転筋及び中臀筋を鍛錬するトレーニングマシンに関する。
大内転筋を鍛錬する所謂アダクション型のトレーニングマシンは、荷重負荷装置において所望重量のウェイトを選択し、これを操作部に負荷し、この操作部に設けられた操作アームを両脚によって操作することにより、前記所定部位の鍛錬を行うものである。
図13は、前記アダクション型のトレーニングマシンの一例を示した概略構成図である。トレーニングマシン5は操作部6と荷重負荷装置7とを備える。操作部6は、荷重負荷装置7に連結され床面等に載置される所定長さの連結部62に一対の操作アーム60と着座シート61とを備えてなる。連結部62には足置き台620が設けられている。足置き台620の下部には、図示省略されているが、荷重負荷装置7に設置されたウェイト70に繋がれた索条71を操作アーム60に具備された駆動部としての駆動盤603に中継させる滑車が取り付けられている。
操作アーム60は、脚当てパッド600を備えたメインアーム601の揺動によって互いに異方向に回転する一対の回転軸602を備えている。一方の回転軸602には索条71が連結された駆動盤603が設けられている。また、回転軸602を保持している架台604は、メインアーム601の荷重負荷ポジションを選択できるレバー605を備えている。脚当てパッド600はクッションを外側に向けて支持バーを介してメインアーム601に具備されている。支持バーは鍛錬を行う使用者の足が掛けられる一対の足掛け607を備えた足掛け保持部606を有する。尚、着座シート61は、トレーニングを行なう使用者が着座するシートパッド610と、前記使用者の腰部を支えるランバーサポートパッド611と、前記使用者の背中を支える背当パッド612とを備えている。
トレーニングマシン5は、荷重負荷装置7内で昇降可能なウェイト70が選択された負荷に抗して、着座シート61に着座した使用者が脚当てパッド600にあてがった両脚によって操作アーム60を内側に回動させることにより、大内転筋を鍛錬できるようになっている。
また、中臀筋を鍛錬する所謂アブダクション型のトレーニングマシンは、荷重負荷装置内の所望重量のウェイトを操作部に負荷し、この操作部に設けられた操作アームを両脚によって外側に回動させることにより、前記所定部位の鍛錬を行うものである。
図14は前記アブダクション型のトレーニングマシンの一例を示した概略構成図である。トレーニングマシン8は操作部9と荷重負荷装置10とを備える。操作部9は、荷重負荷装置10に連結され床面等に載置される所定長さの連結部92に一対の操作アーム90と着座シート91とを備えてなる。連結部92には足置き台920が設けられている。足置き台920の下部には、図示省略されているが、荷重負荷装置10に設置されたウェイト100に繋がれた索条101を操作アーム90に具備された駆動部としての駆動盤903に中継させる滑車が取り付けられている。
操作アーム90は、脚当てパッド900を備えたメインアーム901の揺動によって互いに異方向に回転する一対の回転軸902を備えている。一方の回転軸902には索条101が連結された駆動盤903が設けられている。また、回転軸902を保持している架台904は、メインアーム901の荷重負荷ポジションを選択できるレバー905を備えている。脚当てパッド900はクッションを内側に向けて支持バーを介してメインアーム901に具備されている。支持バーは鍛錬を行う使用者の足が掛けられる一対の足掛け907を備えた足掛け支持部906を有する。尚、着座シート91は、トレーニングを行なう使用者が着座するシートパッド910と、前記使用者の腰部を支えるランバーサポートパッド911と、前記使用者の背中を支える背当パッド912とを備えている。
トレーニングマシン8は、荷重負荷装置10内で昇降可能なウェイト70が選択された負荷に抗して、着座シート91に着座した使用者が脚当てパッド900にあてがった両脚によって操作アーム90を外側に回動させることにより、中臀筋を鍛錬できるようになっている。
以上述べたアダクション型及びアブダクション型のトレーニングマシンの一例としては、非特許文献1に公開されたトレーニングマシンが知られている。
セノー株式会社ホームページ,"製品・サービス/フィットネス",[Online],2004年7月15日公開,2004年10月8日検索,インターネット<http://www.senoh.co.jp/fitness/shaft/bm75/index.html>,<http://www.senoh.co.jp/fitness/shaft/bm76/index.html>
セノー株式会社ホームページ,"製品・サービス/フィットネス",[Online],2004年7月15日公開,2004年10月8日検索,インターネット<http://www.senoh.co.jp/fitness/shaft/bm75/index.html>,<http://www.senoh.co.jp/fitness/shaft/bm76/index.html>
従来のトレーニングマシンを使用して大内転筋と中臀筋の鍛錬を行う場合、使用者は、例えば、前記アダクション型のトレーニングマシンにおいて大内転筋の鍛錬を行った後に、前記アブダクション型のトレーニングマシンに乗り換えて中臀筋の鍛錬を行わなければならない。
特に、公共の施設において前記従来のトレーニングマシンを用いて大内転筋と中臀筋の鍛錬を行う際には、個々のトレーニングマシンを独占的に使用できる状況は少なくなるので、合理的に大内転筋と中臀筋の鍛錬が行えない。
また、大内転筋と中臀筋の鍛錬を行なうために、個人的に前記アダクション型のトレーニングマシンと前記アブダクション型のトレーニングマシンを購入するとなると、個人の使用者にとっては経済的な負担が大きくなる。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたもので、その目的は、合理的に大内転筋と中臀筋の鍛錬を行なえるトレーニングマシンの提供にある。
請求項1記載のトレーニングマシンは、荷重負荷装置に設置されたウェイトに連結された操作アームを両脚で操作して大内転筋と中臀筋の鍛錬を行なうトレーニングマシンであって、前記操作アームは、右脚の接触圧を受ける右メインアームが固定された回転軸と、左脚の接触圧を受ける左メインアームが固定され且つ前記回転軸と互いに連動し前記回転軸の回転方向を異に回転する回転軸と、前記大内転筋の鍛錬時に前記ウェイトに繋がれた索条が架けられ前記ウェイトを昇降させる際の支点として作用するアダクション支点滑車と、前記中臀筋の鍛錬時に前記索条が架けられ前記ウェイトを昇降させる際の支点として作用するアブダクション支点滑車と、前記いずれかの回転軸が遊転可能に設けられ且つ前記索条が連結された駆動部と、前記いずれかのメインアームに具備され且つこのメインアームを前記駆動部に着脱自在に固定させる設定手段とを備え、前記設定手段は、大内転筋の鍛錬を行なうときの前記メインアームの揺動を開始させるポジションと、中臀筋の鍛錬を行なうときの前記メインアームをの揺動を開始させるポジションの設定が可能であることを特徴とする。
請求項2記載のトレーニングマシンは、請求項1記載のトレーニングマシンにおいて、前記設定手段は、ノブを有する円筒状のケースと、このケースの下端側面に設けられる突起部と、前記ケース内のスプリングの弾性変形によって前記ケース内に収納可能に上下動するシャフトと、前記いずれかのメインアームに取り付けられ且つ前記ケースが遊嵌される取り付け部とを備え、前記ノブによって引き上げられた前記ケースの突起部によって前記取り付け部を保持することで、前記メインアームの遊転を可能とすると共に、前記駆動部に前記メインアームを揺動させる開始ポジションとして前記駆動部の駆動ラインと平行に並んで形成された複数のシャフトホールのうちいずれか一つに前記シャフトを解除可能に挿入させることで、前記メインアームを前記駆動部に着脱自在に固定させることを可能としたことを特徴とする。
請求項3記載のトレーニングマシンは、請求項2記載のトレーニングマシンにおいて、前記複数のシャフトホールのうち前記駆動部における前記索条の連結点の最寄りに位置するシャフトホールが、中臀筋の鍛錬を行なうときの前記メインアームの揺動を開始させるポジションとして定められたことを特徴とする。
請求項4記載のトレーニングマシンは、請求項3記載のトレーニングマシンにおいて、前記駆動部の面には、前記索条の連結点の最寄りに位置するシャフトホールの近傍にピンが設けられ、前記設定手段は、前記突起部を前記ピンに接触させながら回転させることで前記駆動部を回動させ、これによる前記索条の連結点の回動により、前記索条のラインが前記アブダクション支点滑車の実負荷円周と前記駆動部の実負荷円周との間に位置する両円周の共通接線に対して平行に近づくように誘導させることで、中臀筋の鍛錬時に前記メインアームの揺動を開始させる際の前記揺動の遊びを最少とさせたことを特徴とする。
請求項5記載のトレーニングマシンは、請求項4記載のトレーニングマシンにおいて、前記設定手段は、前記取り付け部の裏面に、前記突起部の回動範囲を制限する一対の制限用ピンを設けたことを特徴とする。
請求項6記載のトレーニングマシンは、請求項1から5のいずれか1項に記載のトレーニングマシンにおいて、前記右メインアームには右脚の接触圧を直接受ける右脚当てパッドを反転可能に設けたこと、及び前記左メインアームには左脚の接触圧を直接受ける左脚当てパッドを反転可能に設けたことを特徴とする。
請求項7記載のトレーニングマシンは、請求項1から6のいずれか1項に記載のトレーニングマシンにおいて、前記右メインアームには使用者の右足が掛けられる右足掛けアームを反転可能に設けたこと、及び前記左メインアームには使用者の左足が掛けられる左足掛けアームを反転可能に設けたことを特徴とする。
請求項1〜7記載のトレーニングマシンによれば、単一のトレーニングマシンによって大内転筋と中臀筋の鍛錬を行なうことができる。
特に、請求項2〜7記載のトレーニングマシンによれば、操作アームの揺動開始ポジションを複数段階切換えることができる。
また、請求項3〜7記載のトレーニングマシンによれば、大内転筋の鍛錬から中臀筋の鍛錬への切換えが確実となる。
さらに、請求項4〜7記載のトレーニングマシンによれば、中臀筋の鍛錬の際、操作アームの揺動開始の遊びが最少となる。
また、請求項5〜7記載のトレーニングマシンによれば、設定手段に具備された突起部の可動範囲が制限されるので、使用者は前記突起部の所在を確認し易くなる。
さらに、請求項6または7記載のトレーニングマシンによれば、右脚当てパッド及び左脚当てパッドを大内転筋と中臀筋の鍛錬に兼用できる。
また、請求項7記載のトレーニングマシンによれば、右足掛けアーム及び左足掛けアームを大内転筋と中臀筋の鍛錬に兼用できる。
以上のことから明らかなように、本発明に係る請求項1〜7記載のトレーニングマシンによれば、合理的に大内転筋と中臀筋の鍛錬を行なえる。
特に、請求項2〜7記載のトレーニングマシンによれば、使用者の体格及び柔軟性に応じた大内転筋と中臀筋の鍛錬が行なえる。
また、請求項3〜7記載のトレーニングマシンによれば、確実に大内転筋の鍛錬から中臀筋の鍛錬への切換を行なえる。
さらに、請求項4〜7記載のトレーニングマシンによれば、中臀筋鍛錬時、操作アームの揺動開始の遊びが最少となっているので、より一層効果的な中臀筋の鍛錬を行なえる。
また、請求項5〜7記載のトレーニングマシンによれば、より効率的な大内転筋と中臀筋の鍛錬の切換えを行なえる。
さらに、請求項6及び7記載のトレーニングマシンによれば、快適な大内転筋と中臀筋の鍛錬を行なえる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態例について説明する。
図1は本実施形態例のトレーニングマシンに具備されているレバーの形態を示したものである。図2は荷重負荷装置側から観た前記トレーニングマシンの概略構成図である。図3は本実施形態例のトレーニングマシンを示した側面図である。図4は本実施形態例のトレーニングマシンを示した平面図である。
トレーニングマシン1は、アダクション(大内転筋の鍛錬)機能とアブダクション(中臀筋の鍛錬)機能とを有するトレーニングマシンであって、操作部2と荷重負荷装置3とを備える。
操作部2は、荷重負荷装置3に連結され床面等に載置される所定長さの連結部26に操作アーム20と着座シート21とを備えてなる。
操作アーム20は、図3及び図4に示されたように、右脚の接触圧を直接受ける右脚当てパッド200aを備えた右メインアーム202aが固定された回転軸22aと、左脚の接触圧を直接受ける左脚当てパッド200bを備えた左メインアーム202bが固定された回転軸22bと、回転軸22aが遊転可能に設けられる駆動部としての駆動盤23と、駆動盤23に右メインアーム202aを着脱自在に固定させる設定手段としての設定レバー24とを備える。駆動盤23には図3に示されたように索条33が連結されている。索条33は荷重負荷装置3に設けられたウェイト31に繋がれている。
回転軸22aと回転軸22bはブロック25によって回転可能に並置され且つ連結部26と補強部215とによって支持されている。回転軸22aと回転軸22bはそれぞれ駆動盤220a,220bを具備している。駆動盤220a,220bには索条221が架けられ、回転軸22bが回転軸22aの回転に連動し且つ回転軸22aの回転方向と異に回転できるようになっている。
右脚当てパッド200aは取り付け部201aによって反転可能に右メインアーム202aに設けられている。右メインアーム202aには使用者の右足が掛けられる右足掛けアーム204aが取り付け部205aによって反転可能に設けられている。同様に、左脚当てパッド200bは取り付け部201bによって反転可能に左メインアーム202bに設けられている。左メインアーム202bには使用者の左足が掛けられる左足掛けアーム204bが取り付け部205bによって反転可能に設けられている。尚、右足掛けアーム204a及び左足掛けアーム204bには足の接触圧を受ける保護部が適宜付帯される。
着座シート21は、図3に示されたように、筋肉トレーニングを行なう使用者が着座するシートパッド210と、前記使用者の腰部を支えるランバーサポートパッド211と、前記使用者の背中を支える背当パッド212とを備える。シートパッド210、ランバーサポートパッド211、背当パッド212、さらにハンドグリップ216及び調節レバー217は、支持部213に固定されている。支持部213は調節レバー217によって設置位置が自在に支持部214に設けられる。支持部214は、足踏み台260と連結部26によって支持されている。連結部26はストッパー27によって床面において支持される。尚、支持部214と連結部26間には補強部215によって適宜補強されている。
荷重負荷装置3は、図2及び図3に示されたように、ウェイトフレーム30内に荷重負荷の設定が任意に可能なウェイト31を備えている。ウェイトフレーム30はストッパー32によって床面において支持されている。ウェイト31は複数のウェイトブロック310からなり、使用者の要望に応じて荷重負荷が設定される。ウェイト31には索条33が連結されている。索条33は、滑車34,35,36及び37、さらに図4に示された足置き台260の下部に位置する滑車27、アダクション支点滑車28及びアブダクション支点滑車29を介して、図7に示された索条連結部230によって操作部2の駆動盤23に連結されている。尚、アダクション支点滑車28は、アダクション時にウェイト31を持上げる際、支点として作用する適宜の径に形成された滑車である。また、アブダクション支点滑車29は、アブダクション時にウェイト31を持上げる際、支点として作用する適宜の径に形成された滑車である。
さらに、荷重負荷装置3のウェイトフレーム30内においてはウェイト31の昇降を安定駆動させるために摺動レール37が設けられている。また、ウェイトフレーム30内の補強部38にはウェイトブロック310によって手などを挟まないようにするためのカバー311が適宜の高さで設けられている。尚、ウェイトフレーム30の上部にはトレーニングマシン1の使用方法を掲示すると共に滑車34を遮蔽するボックス300が取り付けられている。
駆動盤23と設定レバー24についてさらに詳細に述べる。
駆動盤23には、図7に示された駆動盤23周辺の外観図のように、アダクション機能設定時及びアブダクション機能設定時の操作アーム20の揺動開始ポジションとして、設定レバー24のシャフト243が解除可能に挿入されるシャフトホール231が駆動盤23の駆動ライン(ここでは円周方向)と平行に複数形成されている。シャフトホール231は7個形成されているが、シャフトホール231の望ましい個数はこれに限定されるものではない。また、駆動盤23に形成されたシャフトホール231のうち索条連結部230に最寄するアブダクション機能設定用のシャフトホール231aの近傍に設定レバー24によって右回り方向に誘導されるピン232が設けられている。ピン232は、少なくとも、駆動盤23において、アブダクション機能への切換え過程で、設定レバー24に具備された突起部241bの接触圧を受けて駆動盤23を右回り方向に回転させて右メインアーム202aの揺動開始時の遊びが最少となるような位置に設けられる。ピン232は駆動盤23にネジ止め固定されている。
設定レバー24は、図5に示したように取り付け部240を介して右メインアーム202aの側面に設けられ、そして図7に示したように駆動盤23に形成された操作アーム20の揺動開始ポジションであるシャフトホール231を任意に選択し、駆動盤23に操作アーム20の右メインアーム202aを着脱自在に固定することで、アブダクション機能とアブダクション機能の選択を行なえる。また、設定レバー24は、図4において実線で示したアブダクション機能設定位置に選択された操作アーム20の揺動開始の遊びを最少にする機能を有する。
設定レバー24は、取り付け部240aにパイプ240を介して遊嵌される円筒状のケース241内にスプリング242の接触圧を受けるシャフトリング243aを備え且つスプリング242の弾性変形によってケース241内に収納可能に上下動するシャフト243を設けている。シャフトリング243aはシャフト243の先端から一定の距離を隔てた位置、例えば駆動盤23の厚さと同じ程度隔てた位置に設けられる。また、シャフト243の頭部付近の側面に形成されたピンホール243bには、ケース241側面に形成された開口部241aを介してスプリングピン244が挿入固定され、シャフト243の上下動範囲を制限できるようにしてある。開口部241aは、図6(a)に示したように、シャフトリング243aがスプリング242の接触圧を受けてシャフト243が駆動盤23のシャフトホール231に挿入され、また、図6(c)に示したように、ケース241の端部が駆動盤23表面に接触したとき、スプリング242が駆動盤23の接触圧を受けて弾性変形し、シャフト243がケース241内に導入される程度に形成される。ケース241の頭部にはノブ245aを備えたバー245がナットとワッシャとによってネジ止め固定されている。また、ケース241の下部側面には、右メインアーム202aの遊転時にこのメインアームに取り付けられた取り付け部240aを保持すると共に駆動盤23に固定されたピン232を接触圧によって回動させて駆動盤23を図9に示したように右回り方向に回動させるための突起部241bが設けられている。図示された突起部241bは、直方体状に形成されているが、少なくともアブダクション機能への切換え過程で、接触圧によってピン232を右回り方向に回動させることで駆動盤23を右回り方向に回動させて右メインアーム202aの揺動開始時の遊びを最少にすることさえできればよいので、この形状に限定されない。尚、取り付け部240aの裏面には図7に示されたようにケース241の回転によって回動する突起部241bの回動範囲を制限する制限用ピン240b,240cを設けることで、使用者が突起部241bの所在の確認を容易にできるようになっている。
次に、図4及び図6〜図12を参照しながら本実施形態例のトレーニングマシンの動作例について説明する。
例えば、大内転筋の鍛錬を行なう場合、設定レバー24のノブ245aを掴んで設定レバー24を引き上げると、設定レバー24の突起部241bが取り付け部240aに設けられたパイプ240の端部に接触し、これによってメインアーム202aを保持することができるので、設定レバー24によって操作アーム20のメインアーム202aを遊転させることができる。そして、この遊転操作により、図6(a)に示したように、設定レバー24に具備されたシャフト243の先端を駆動盤23に形成された好みのシャフトホール231に合わせる。このとき、設定レバー24を下げれば、シャフト243は、図6(b)に示されたように、シャフトホール231に挿入され、メインアーム202aが駆動盤23に固定される。ここで、使用者4は、図11に示したように、着座シート21に着座して、右足及び左足をそれぞれ右足掛けアーム204a及び左足掛けアーム204bに掛けた後に、ハンドグリップ216を掴み、そして右大腿部及び左大腿部の内側を右脚当てパッド200a及び左脚当てパッド200bに接触させながら荷重負荷装置3に適宜設定されたウェイト31の荷重に抗して両脚の力でを矢印の方向に回動すると、大内転筋の鍛錬を行なうことができる。
次に、中臀筋の鍛錬を行なう場合、使用者4は、着座シート21に着座したまま、先ず、右脚当てパッド200a及び左脚当てパッド200b並びに右足掛けアーム204a及び左足掛けアーム204bを180℃反転させる。そして、設定レバー24のノブ245aを掴んで設定レバー24引き上げて、操作アーム20のメインアーム202aを図4で示した実線からなるアブダクション設定位置方向に遊転移動させ、図8(a)に示したように、ケース241を持上げた状態でシャフト243の先端を駆動盤23上のピン232近傍まで誘導する。
ここで、シャフト243をシャフトホール231aに誘導する際に、図8(b)に示したように、突起部241bをピン232の側面に接触させながら設定レバー24のノブ245aを右回り方向に回転させて突起部241bを右回り方向に回転させると、ピン232は、図8(c)に示したように、突起部241bの接触圧を受けて右回り方向に回動する。そして、これと同時にケース241内のシャフト243は駆動盤23表面の接触圧から開放されてシャフトホール231aに挿入される。このとき、図10に示されたように、駆動盤23上の索条連結点233は右回り方向に移動し、索条33のラインL1は索条33が架かるアブダクション支点滑車29の実負荷円周と駆動盤23の実負荷円周の間に位置する前記両円周の共通接線L2に対して平行となり、操作アーム20の揺動開始の遊びが最少となる。中臀筋の鍛錬時、操作アーム20の揺動開始時に遊びがあると、ウェイト31負荷の掛かり始めが約10度の遊びがあり、これにより運動範囲が狭くなるので、使用者4の満足が得られない場合がある。そこで、先に述べた操作によって操作アーム20の揺動開始の遊びを最少にすることで、中臀筋の鍛錬をより一層効果的なものにしている。
そして、使用者4は、図12に示したように、ハンドグリップ216を掴み、そして右大腿部及び左大腿部の外側を右脚当てパッド200a及び左脚当てパッド200bに接触させながら荷重負荷装置3に適宜設定されたウェイト31の荷重に抗して両脚の力でを矢印の方向に回動すると、中臀筋の鍛錬を行なうことができる。
以上のように、本実施形態例に係るトレーニングマシン1によれば、大内転筋と中臀筋の鍛錬を合理的に行なえる。
尚、以上述べたトレーニングマシンは、操作アームの揺動開始ポジションの設定機構や遊びの対策機構等が右利き仕様となっているが、この仕様に限定されず、左利き仕様に構成してもよい。
1…トレーニングマシン
2…操作部
21…着座シート
20…操作アーム、200a…右脚当てパッド、200b…左脚当てパッド、202a…右メインアーム、202b…左メインアーム、204a…右足掛けパッド、204b…左足掛けパッド
22a,22b…回転軸
23…駆動盤、231,231a…シャフトホール、232…ピン
24…設定レバー、241…ケース、241a…開口部、241b…突起部、242…スプリング、243…シャフト、243a…シャフトリング、243b…ピンホール、244…スプリングピン、245…バー、245a…ノブ
3…荷重負荷装置
31…ウェイト、310…ウェイトブロック
33…索条
4…使用者
2…操作部
21…着座シート
20…操作アーム、200a…右脚当てパッド、200b…左脚当てパッド、202a…右メインアーム、202b…左メインアーム、204a…右足掛けパッド、204b…左足掛けパッド
22a,22b…回転軸
23…駆動盤、231,231a…シャフトホール、232…ピン
24…設定レバー、241…ケース、241a…開口部、241b…突起部、242…スプリング、243…シャフト、243a…シャフトリング、243b…ピンホール、244…スプリングピン、245…バー、245a…ノブ
3…荷重負荷装置
31…ウェイト、310…ウェイトブロック
33…索条
4…使用者
Claims (7)
- 荷重負荷装置に設置されたウェイトに連結された操作アームを両脚で操作して大内転筋と中臀筋の鍛錬を行なうトレーニングマシンであって、
前記操作アームは、右脚の接触圧を受ける右メインアームが固定された回転軸と、左脚の接触圧を受ける左メインアームが固定され且つ前記回転軸と互いに連動し前記回転軸の回転方向を異に回転する回転軸と、前記大内転筋の鍛錬時に前記ウェイトに繋がれた索条が架けられ前記ウェイトを昇降させる際の支点として作用するアダクション支点滑車と、前記中臀筋の鍛錬時に前記索条が架けられ前記ウェイトを昇降させる際の支点として作用するアブダクション支点滑車と、前記いずれかの回転軸が遊転可能に設けられ且つ前記索条が連結された駆動部と、前記いずれかのメインアームに具備され且つこのメインアームを前記駆動部に着脱自在に固定させる設定手段とを備え、
前記設定手段は、大内転筋の鍛錬を行なうときの前記メインアームの揺動を開始させるポジションと、中臀筋の鍛錬を行なうときの前記メインアームの揺動を開始させるポジションの設定が可能であること
を特徴とするトレーニングマシン。 - 前記設定手段は、ノブを有する円筒状のケースと、このケースの下端側面に設けられる突起部と、前記ケース内のスプリングの弾性変形によって前記ケース内に収納可能に上下動するシャフトと、前記いずれかのメインアームに取り付けられ且つ前記ケースが遊嵌される取り付け部とを備え、
前記ノブによって引き上げられた前記ケースの突起部によって前記取り付け部を保持することで、前記メインアームの遊転を可能とすると共に、
前記駆動部に前記メインアームを揺動させる開始ポジションとして前記駆動部の駆動ラインと平行に並んで形成された複数のシャフトホールのうちいずれか一つに前記シャフトを解除可能に挿入させることで、前記メインアームを前記駆動部に着脱自在に固定させることを可能としたこと
を特徴とする請求項1記載のトレーニングマシン。 - 前記複数のシャフトホールのうち前記駆動部における前記索条の連結点の最寄りに位置するシャフトホールが、中臀筋の鍛錬を行なうときの前記メインアームの揺動を開始させるポジションとして定められたこと
を特徴とする請求項2記載のトレーニングマシン。 - 前記駆動部の面には、前記索条の連結点の最寄りに位置するシャフトホールの近傍にピンが設けられ、
前記設定手段は、前記突起部を前記ピンに接触させながら回転させることで前記駆動部を回動させ、これによる前記索条の連結点の回動により、前記索条のラインが前記アブダクション支点滑車の実負荷円周と前記駆動部の実負荷円周との間に位置する両円周の共通接線に対して平行に近づくように誘導させることで、中臀筋の鍛錬時に前記メインアームの揺動を開始させる際の前記揺動の遊びを最少とさせたこと
を特徴とする請求項3記載のトレーニングマシン。 - 前記設定手段は、前記取り付け部の裏面に、前記突起部の回動範囲を制限する一対の制限用ピンを設けたこと
を特徴とする請求項4記載のトレーニングマシン。 - 前記右メインアームには右脚の接触圧を直接受ける右脚当てパッドを反転可能に設けたこと
前記左メインアームには左脚の接触圧を直接受ける左脚当てパッドを反転可能に設けたこと
を特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のトレーニングマシン。 - 前記右メインアームには使用者の右足が掛けられる右足掛けアームを反転可能に設けたこと
前記左メインアームには使用者の左足が掛けられる左足掛けアームを反転可能に設けたこと
を特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のトレーニングマシン。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2004-10-29 JP JP2004316955A patent/JP2006122499A/ja active Pending
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