JP2006122313A - 髪処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱体の温度制御回路を備えており、温度制御用の可変抵抗器の温度係数が変化するのを防止して、加熱ブロックを安定した温度状態に維持して、キューティクルを損傷することもなく髪処理を効果的に行える髪処理装置を提供する。
【解決手段】一対の挟み腕1・2を備えている髪処理装置において、第1挟み腕1のケース8に、送風ファン41およびモーター40と、イオン発生装置10と、髪を加熱する平板状の加熱ブロック5と、加熱ブロック5の発熱体36の発熱温度を調整する温度制御回路11とを収容する。ケース8に開口した空気吹出口19と送風ファン41との間の通風路Rのうち、送風ファン41の風下側に隣接して温度制御回路11を構成する可変抵抗器56を配置する。可変抵抗器56を送風ファン41から送られる空気流に晒すことにより、その温度状態を一定にして、可変抵抗器56の温度係数が変化するのを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、くせのある毛髪を真直ぐに伸ばし、あるいは直毛を縮れ変形させる際等に使用する髪処理装置、なかでも少なくとも片方の挟み腕の内部にマイナスイオン発生装置が組み込んである髪処理装置に関する。
この種の髪処理装置は、特許文献1および特許文献2に公知である。そこでは、一方の挟み腕の内部に、イオン発生装置と送風ファンを配置し、一対の挟み腕の対向面に板状の加熱ブロックを配置している。
特開2004−141439号公報(段落番号0027、図1) 特開2004−141438号公報(段落番号0031、図2)
この種の髪処理装置では、加熱ブロックの発熱体として、加熱温度を一定温度に自己制御できる正特性サーミスター(以下、PTCヒーターという)を使用することが多い。処理対象の髪の条件が常に一定である限り、加熱ブロックの表面温度は一定温度(140度前後)に維持すればよい。しかし、髪の物理的特性や生化学的特性には個人差がある。さらに毛染め処理、あるいはストレートパーマ処理などを施した直後の髪の状態は、髪表面のキューティクルが強いダメージを受けており、この種の髪処理を施してから数日後に髪処理装置を使用するような場合でも、一定温度に加熱された加熱ブロックで髪処理を行うことにより、キューティクルが破壊されてしまうおそれがある。
本発明者は、上記のような髪特性の個人差に対応し、あるいはキューティクル保護の観点から、加熱ブロックの表面温度を所定温度より低めに設定できる髪処理装置を試作した。具体的には、PTCヒーターの発熱温度を制御するためのボリウム(可変抵抗器)を含む温度制御回路を付加し、使用者自身が調整つまみを操作して、加熱ブロックの表面温度を一定温度以下の任意温度に設定できるようにした。試作した髪処理装置の使用テストを行ったところ、調整つまみで設定した温度が安定せず、一定の範囲でばらつくことが判った。その原因を特定し、さらに温度のばらつきを解消するための対策を究明した結果、本発明を提案するに至った。
本発明の目的は、発熱体の発熱温度を制御する温度制御回路を備えており、温度制御回路の調整つまみを調整操作することにより、加熱ブロックの表面温度を一定温度より低い任意温度に設定でき、これにより髪特性の個人差に適合した髪処理を行え、あるいはキューティクルの保護を確実に行える髪処理装置を提供することにある。
本発明の目的は、発熱体の発熱温度を制御するための可変抵抗器を備えている髪処理装置において、加熱ブロックを安定した温度状態に維持して、キューティクルを損傷することもなく髪処理を効果的に行える髪処理装置を提供することにある。
本発明の髪処理装置は、図1に示すように揺動軸3を介して揺動開閉可能に連結されている第1・第2の挟み腕1・2を備えている。第1挟み腕1のケース8には、送風ファン41およびモーター40と、イオン発生部48と、髪を加熱する平板状の加熱ブロック5と、加熱ブロック5の発熱体36の発熱温度を調整する温度制御回路11を収容し、ケース8に開口した空気吹出口19と送風ファン41との間の通風路Rに、温度制御回路11を構成する可変抵抗器56が配置してあることを特徴とする。
ケース8は、グリップ部A1と、グリップ部A1に隣接する処理部A2とを備えており、ケース8の処理部A2内に可変抵抗器56を配置し、ケース8の外面に可変抵抗器56の抵抗値を調整操作する調整つまみ25を配置することができる。
ケース8の処理部A2内には、送風ファン41を配置し、送風ファン41の風下側に可変抵抗器56を隣接配置することができる。
モーター40用の電源回路63はドロッパー抵抗64を含み、ドロッパー抵抗64は、送風ファン41の吸風口18と空気吹出口19との間の通風路Rに配置することができる。ドロッパー抵抗64は、送風ファン41と吸風口18との間の通風路Rに配置することができる。
本発明では、一対の挟み腕1・2を有する髪処理装置に、可変抵抗器56を含む温度制御回路11を付加し、可変抵抗器56の調整つまみ25を調整操作することにより、加熱ブロック5・6の表面温度を一定温度より低い任意温度に設定できるようにしたので、個人で異なる髪特性に対応して髪処理を行え、あるいは髪を過熱することによるキューティクルの傷みを解消できる。
また、第1挟み腕1のケース8に開口した空気吹出口19と送風ファン41との間の通風路Rに、温度制御回路11を構成する可変抵抗器56を配置して、可変抵抗器56が送風ファン41から送給される空気流に常に晒されるようにしたので、可変抵抗器56の表面および内部の温度を、ケース8内の温度変化とは無関係にほぼ一定の温度状態に維持できる。可変抵抗器56は自己の抵抗熱と空気流の温度によって決まる温度状態を維持するからである。したがって、可変抵抗器56の温度係数の変化に伴う抵抗値の変化がなく、加熱ブロック5・6の発熱温度を安定化して、キューティクルを損傷することもなく髪処理を効果的に行える。
ケース8の処理部A2内に可変抵抗器56を配置し、ケース8の外面に可変抵抗器56の抵抗値を調整操作する調整つまみ25が配置されていると、グリップ部A1を握って髪を梳き流す場合などに、誤って調整つまみ25に触れることがなく、両挟み腕1・2で髪を挟むとき調整つまみ25が頭部や髪塊に接触することもない。したがって、使用者の明確な意図がない限りは、調整つまみ25が調整操作されるのを防止し、加熱ブロック5・6の温度を設定温度に維持できる。片手でグリップ部A1を握った状態のまま、他方の手で調整つまみ25を回転操作できるので、調整つまみ25の調整操作を楽にしかも確実に行える利点もある。
送風ファン41の風下側に可変抵抗器56を隣接配置する場合には、可変抵抗器56を勢いの強い空気流で包み込むことができるので、その温度状態をより安定した状態に維持しでき、したがって、加熱ブロック5・6の発熱温度を安定化できる。
電源回路63を構成するドロッパー抵抗64が、送風ファン41の吸風口18と空気吹出口19との間の通風路Rに配置されていると、ドロッパー抵抗64これ自身の抵抗熱によって、送風ファン41から送給される空気流を加熱できるので、一定温度に加熱された空気流を加熱ブロック5・6に送給できる。このように、ドロッパー抵抗64で加熱された空気を加熱ブロック5・6に送給すると、ドロッパー抵抗64で加熱されていない常温の空気を加熱ブロック5・6に送給する場合に避けられない、加熱ブロック5・6の表面の温度上昇が阻害されることを防止でき、したがって、加熱ブロック5・6の表面温度が周囲の温度条件によってばらつくのを防止できる。また、ドロッパー抵抗64を強制的に冷却できるので、その温度状態を安定した状態に維持し、抵抗値が変動するのを防止できる。
送風ファン41と吸風口18との間の通風路Rにドロッパー抵抗64が配置されていると、ドロッパー抵抗64で加熱された空気と、ドロッパー抵抗64に触れなかった空気とが、送風ファン41を通過する間に攪拌されるので、空気吹出口19から吹き出される空気流の温度を均一化して、加熱ブロック5・6に温度むらのない空気流を吹き付けることができる。
図1ないし図9は、本発明をストレータ(髪処理装置)に適用した実施例を示す。ストレータは縮れた毛髪やくせのある毛髪を真直ぐに伸ばすために使用する。
図1および図2においてストレータは、上下に対向配置した第1・第2の挟み腕1・2の基端どうしを揺動軸3で連結して構成してあり、各挟み腕1・2の基端側半分にグリップ部A1が設けられ、残る半分に処理部A2が設けられている。
両挟み腕1・2は揺動軸3まわりに揺動開閉でき、両腕1・2の基端間に設けた圧縮コイル形のばね4で開き勝手に揺動付勢することにより、自由状態において、図2の実線で示す開放姿勢に位置保持されている。開放姿勢にある両挟み腕1・2のグリップ部A1を片方の手で握り込むことによって、両挟み腕1・2の対向面のそれぞれに設けた上下の加熱ブロック5・6で髪を挟むことができる。
図2および図3において第1挟み腕1は、羽子板状のケース8と、ケース8の処理部A2側の内部に配置したファンユニット9、イオン発生装置10、加熱ブロック5、および加熱ブロック5に収容された発熱体36の発熱温度を調整する温度制御回路11などで構成する。第1挟み腕1のグリップ部A1の中央一側には、前後方向へスライドして電源スイッチ13をオンオフいずれかに切り換えるスイッチノブ14と、表示灯15とが配置してある。
ケース8は、上下に2分割された上ケース8aと下ケース8bとを蓋合わせ状に結合して、中空ケース状に構成してある。上ケース8aは下面側が開口する舟形容器状のプラスチック成形品からなり、図3に示すようにそのグリップ部A1側が細く形成してあるのに対し、加熱ブロック5、ファンユニット9、およびイオン発生装置10などを収容する処理部A2側は幅広に形成してある。
下ケース8bは上ケース8aと同じ外郭線形状の浅い皿状のプラスチック成形品からなり、側面から見て、処理部A2がグリップ部A1より下方に位置するように、両者間が斜め下向きに傾斜しており、その分だけケース8の処理部A2側の上下寸法が、グリップ部A1側の上下寸法より僅かに大きい。
図3において下ケース8bの底壁の揺動軸3寄りには、吸風口18を開口してあり、処理部A2側の底壁に加熱ブロック5をケース外へ露出させるための開口を有する。上記のように下ケース8bの下面に吸風口18を開口すると、グリップ部A1を手で握り締めた状態において、吸風口18の外面が使用者の手で塞がれるのを確実に防止できる。
図3において加熱ブロック5用の開口の左右両側には、ファンユニット9から送給される空気の空気吹出口19の一群と、一対のイオン吹出口20とがそれぞれ開口している。空気吹出口19は、加熱ブロック5の長辺部に沿って断続的に開口してあり、イオン吹出口20は空気吹出口19の前後中央に形成されている。加熱ブロック5に臨む下ケース8bの左右両側には、絡んだ髪を整然と梳き通すために、一群の整髪用の櫛歯21が、加熱ブロック5の長辺部に沿って直線列状に突設されている。
ケース8の処理部A2側の全体厚み寸法が大きくなるのを避けながら、より大形で大容量の送風ファン41を使用できるようにするために、図2に示すように、ケース8の第2挟み腕2との対向面で、加熱ブロック5に隣接する個所に瘤状の張出部24が形成してある。
上記のようにケース8の下面側に張出部24を設けてあると、張出部24におけるケース8内の上下間隔を大きくして、その内部に収容される送風ファン41のファン直径を大きくできる。このことは、送風ファン41の駆動回転数を大きくするまでもなく、より大量の加圧空気を送給でき、さらに駆動回転数が低い分だけファン騒音を低減できる。張出部24は、両挟持腕1・2の間に挟んだ髪が吸風口18の側へずれ動こうとするのを受け止めて、髪が吸風口18から吸い込まれるのを防ぎ、髪を挟んだ状態において、第1・第2の両挟み腕1・2が左右方向へずれ動くのを規制することにも役立っている。
ケース8の処理部A2の上面には、後述する可変抵抗器56の抵抗値を調整操作する調整つまみ25と、調整つまみ25の周囲を覆う半楕円状の表示パネル26と、透明プラスチック材で形成した半楕円状の化粧パネル27とが配置してある(図4参照)。化粧パネル27の内面には装飾シート28とが介装してある。調整つまみ25は丸ボタン状に形成してあり、その下面側に可変抵抗器56を操作する操作軸25aが突設してある。
第2挟み腕2は、第1挟み腕1と同じ外郭線形状に形成した羽子板状のケース30と、挟み腕1の加熱ブロック5に対応してケース30の上面に固定される加熱ブロック6とで構成されている。ケース30は、上面が開口する浅い皿状の下ケース30bと、下ケース30bの開口上面を塞ぐ上ケース30aとからなる。上下ケース30a・30bは、それぞれプラスチック成形品である。加熱ブロック6に臨む上ケース30aの左右両側には、整髪用の櫛歯34の一群が、加熱ブロック6の長辺部に沿って直線列状に突設されている。
図3および図5において櫛歯34の櫛歯列の左右間隔は、第1挟み腕1に設けた櫛歯21の櫛歯列の左右間隔より小さく寸法設定してある。内外の両櫛歯21・34は、両挟み腕1・2を接合した状態、つまり加熱ブロック5・6が互いに接合した状態において、図3に示すように同じ前後ピッチで、前後位置が一致するように配置してある。その意味は後述する。
上ケース30aおよび下ケース30bの処理部A2側は、第1挟み腕1の下ケース8bの下面形状に沿って下面側に膨出している。上ケース30aの上面には、加熱ブロック6をケース外へ露出させるための開口が形成されており、この開口に隣接して張出部24を受け入れる凹部31が凹み形成されている(図2参照)。さらに、凹部31に隣接して丸軸状の規制ピン32が突設してある。
規制ピン32は、第1挟み腕1の下ケース8bに凹み形成したビス穴33と係合でき、これら両者32・33が、張出部24および凹部31よりも先に係合することにより、第1挟み腕1と第2挟み腕2との間を、加熱ブロック5・6側とグリップ部A1側とに区分して、加熱ブロック5・6に挟まれた髪が、吸風口18の側へずれ動くのを規制し、髪が吸風口18に吸い込まれるのを防止できる。また、髪を挟む際に、第1・第2の両挟み腕1・2が左右方向へずれ動くのを規制して、加熱ブロック5・6を常に正対させることができ、その結果髪処理を効果的に行える。
図1において加熱ブロック5は、後述する電装ホルダー45の下面に区画される前後に長い角枠状のケース部35と、ケース部35に装填される発熱体36と、電装ホルダー45に締結固定されて発熱体36をケース部35と協同して挟持固定する金属板製の外ケース37と、発熱体36と外ケース37との間に配置される絶縁シートとを含む。第2挟み腕2側の加熱ブロック6も同様に構成するが、発熱体36を収容するケース部35が独立した部品で角箱状に形成してある点が異なる(図5参照)。
発熱体36は、平板ブロック状のPTCヒーターからなり、ケース内に設けたホルダーで遊動不能に固定保持してある。外ケース37はその平坦面で毛髪を挟み、発熱体36から伝導される熱によって毛髪を加熱する。なお、上下の加熱ブロック5・6は各挟み腕1・2に上下に反転した状態で装着して使用する。
図4および図6においてファンユニット9は、モーター40と、モーター40の出力軸に固定される軸流式の送風ファン41とからなる。モーター40を上ケース8aの内面に設けたリブに差し込み装填することにより、ファンユニット9を上ケース8aに位置決め装着できる。
イオン発生装置10は、構成部品の全てを1個のユニット部品としてまとめてある。詳しくは、プラスチック成形品からなる電装ホルダー45に、放電電流調整回路46と、電装ホルダー45に組み付けられるトランス47および左右一対のイオン発生部48などを組み込んでユニット部品化している。電装ホルダー45の左右両側には、イオン発生部48を組み付けるためのボス49が一体に設けられている(図5参照)。
図7において放電電流調整回路46は、商用電源(100V)を半波整流する整流回路46aと、整流された電流をパルス電流に変換するパルス発生回路46bと、パルス電流を昇圧するトランス47などで構成してあり、トランス47を除く回路構成部品が基板上に実装してある。この基板は、トランス47の昇圧コイルとともにプラスチックブロック内に鋳込まれている(図1参照)。パルス発生回路46bから出力されたパルス電流は、トランス47で例えば4kVに昇圧したのちイオン発生部48に供給する。図7においてイオン発生部48は、電装ホルダー45のボス49の中心に固定される針状の中心電極51と、ボス49の外周面に固定される円筒状の周囲電極52と、ボス49の内周面に固定される絶縁筒53とからなる。
中心電極51と周囲電極52との間の放電作用によって、両電極51・52の周辺の空気中に浮遊する酸素分子や水分子がマイナスイオン化され、送風ファン41から送給される空気流とともにイオン吹出口20から放出される。イオン吹出口20と、イオン吹出口20に隣接する空気吹出口19とは、ケース内部で連通しているので、マイナスイオンの一部は空気吹出口19からも吹き出される。
水分を含むマイナスイオンは、プラスに帯電した髪を中和して髪のぱさつきを防止する。さらに、水分を髪の内部深くまで浸透させる。したがって、加熱ブロック5・6で加熱される前の髪の水分率を高めて、髪のくせ伸ばしを効果的に行うことができる。加熱ブロック5・6を通過するとき、髪に浸透した水分の一部は蒸散するが、加熱ブロック5・6を通過した髪は、水分を含むマイナスイオンに再び晒されて潤いを取り戻すことができる。
加熱ブロック5・6の表面温度は140度に設定してあるが、髪の状態に応じて、あるいはキューティクル保護のために、温度制御回路11を設けて前記温度を140度以下の任意温度(70〜140℃)に設定できるようにしている。
温度制御回路11は、発熱体36に密着配置されてその発熱温度を検出する負特性サーミスター(NTC)55と、可変抵抗器56、温度制御用のICチップ57、および発熱体36に印加される交流電力を制御するトライアック58などで構成してあり、可変抵抗器56の抵抗値を調整つまみ25で調整変更することにより、発熱体36の発熱温度を変更できる。各回路構成部品のうち可変抵抗器56と2個の調整抵抗59とは基板60に実装されて、調整つまみ25内方の上ケース8aの内面に締結固定され、他の回路構成部品は別の基板61に実装されて、上ケース8aの前端内面に締結固定される。
図7において符号63はモーター40用の電源回路である。電源回路63は、3個のドロッパー抵抗64と、ヒューズ65と、整流用のダイオードブリッジ66などで構成してあり、各回路構成部品は基板67に実装されて、ケース8のグリップ部A1の内部に締結固定してある。
上記のように構成したストレータによれば、スイッチノブ14をオン操作することにより、送風ファン41、発熱体36およびイオン発生装置10が同時に駆動され、これらの電気機器が駆動状態にあることを表示灯15で点灯表示できる。吸風口18から吸い込まれた空気は、送風ファン41によって加圧され、空気吹出口19およびイオン吹出口20から吹き出る。
同時に、加熱ブロック5の左右両側に設けた一対のイオン吹出口20、およびその前後に隣接する空気吹出口19から、マイナスイオン化された酸素分子や水分子を吹き出すので、加熱ブロック5・6を通過する直前の髪と、通過した後の髪の水分率とを高めることができる。つまり、前処理しない状態のままで髪処理を行う場合であっても、くせ付け直前には髪をしなやかで潤いのある状態にでき、くせ付け直後の乾燥した髪に水分を染み込ませて潤いのある状態に戻すことができる。加熱ブロック5・6は、使用者の好みにあう温度に加熱されて、両ブロック5・6で挟んだ髪を加熱しそのくせを伸ばす。
本発明は、上記構成のストレータにおいて、ケース8に開口した吸風口18から送風ファン41を経由して空気吹出口19にいたる通風路Rのうち、空気吹出口19と送風ファン41との間の通風路Rに、温度制御回路11を構成する可変抵抗器56を配置する点に特徴を有する。より具体的には、可変抵抗器56が実装された基板60を送風ファン41の風下側に隣接配置し、ケース8の処理部A2の外面に可変抵抗器56を調整操作する調整つまみ25を配置する。
使用状態におけるケース8の内部温度は、常温から140度未満の範囲内で変化する。そのため、可変抵抗器56の内部に設けられた抵抗素子や金属部品などの熱膨張によって温度係数が変化し、可変抵抗器56の抵抗値が変化する。つまり、ケース8内の温度が変化すると、可変抵抗器56の抵抗値が変化する結果、発熱体36の発熱温度が一定せず、設定温度に対して一定範囲でばらつきを生じる。
しかし、上記のように送風ファン41の風下側に可変抵抗器56を隣接配置すると、可変抵抗器56が送風ファン41から送給される空気流に常に晒されるので、可変抵抗器56の表面および内部の温度は、自己の抵抗熱と空気流の温度に依存するのみで、ほぼ一定の温度状態を維持できる。したがって、温度係数の変化に伴う可変抵抗器56の抵抗値の変化がなく、発熱体36の発熱温度を安定化できる。とくに、送風ファン41の風下に隣接して可変抵抗器56を配置する場合には、可変抵抗器56が勢いの強い空気流に包み込まれるので、その温度状態をより安定した状態に維持できる。
可変抵抗器56を操作する調整つまみ25は、ケース8の処理部A2の上面に配置される。そのため、グリップ部A1を握って髪を梳き流す場合などに、誤って調整つまみ25に触れることがないうえ、両挟み腕1・2で髪を挟むとき、調整つまみ25が頭部や髪塊に接触することもないので、使用者の意図しない加熱ブロック5・6の温度変化を確実に防止できる。片手でグリップ部A1を握った状態のまま、他方の手で調整つまみ25を回転操作できるので、調整つまみ25の調整操作を楽にしかも確実に行える利点もある。
モーター40の電源回路13に設けられるドロッパー抵抗64は、自己の抵抗熱によって発熱する。この熱を利用して送風ファン41で送給される空気流を加熱することにより、加熱ブロック5・6の表面温度が周囲の温度条件によってばらつくのを防止できる。基本的には、送風ファン41の吸風口18と空気吹出口19との間の通風路Rであれば、ドロッパー抵抗64はどこに配置してあっても、送風ファン41で送給される空気流を加熱できる。
より好ましくは、図6に示すように送風ファン41と吸風口18との間の通風路Rにドロッパー抵抗64を配置する。このように、送風ファン41より風上側にドロッパー抵抗64が配置してあると、ドロッパー抵抗64で加熱された空気と、ドロッパー抵抗64に触れなかった空気とが、送風ファン41を通過する間に攪拌されるので、空気吹出口19から吹き出される空気流の温度を均一化して、加熱ブロック5・6に温度むらのない空気流を吹き付けることができるからである。なお、先の可変抵抗56は、ドロッパー抵抗64で加熱された空気流に晒されるが、空気流の温度が一定であるので、その温度状態を安定した状態に維持し、抵抗値が変動するのを防止できる。
一対の挟み腕1・2で挟んだ髪を梳き流すとき、両挟み腕1・2に挟まれた扁平な髪塊は、各加熱ブロック5・6の左右両側に設けた櫛歯21・34で前後に区分される。このとき、内外の両櫛歯21・34は、図3に示すように同じ前後ピッチで、前後位置が一致するように配置してある。もちろん、左右の両櫛歯21・34の前後ピッチ、および前後位置も一致するように配置してある。そのため、各櫛歯21・34の先端が対向するケース30・8の表面に接当していない状態であっても、髪を確実に梳き分けることができる。
詳しくは、各櫛歯21・34と対向するケース30・8と、各櫛歯21・34の先端との間に髪が挟まれた場合にでも、下向きに突出する櫛歯21と、上向きに突出する櫛歯34とが、同じ前後位置において髪を上下面から確実に梳き分けることができるので、髪を直線状に案内して、強いくせ毛でも効果的にくせを伸ばして直毛化できる。髪を効果的に直毛化できる分だけ髪の梳き流し回数を減らして、キューティクルが傷むのを抑止できる利点もある。
因みに、内外の櫛歯が千鳥状に配置してある場合には、各櫛歯の先端と、各櫛歯と対向するケースとの間に挟まれた髪が、櫛歯で案内されない状態のまま加熱ブロックを通過するので、くせを伸ばし処理を効果的に行うのが難しい。髪が前後位置の異なる内外の櫛歯でく字状に案内される場合には、強い外力が作用してキューティクルを傷めるおそれもある。
図8および図9において調整つまみ25、表示パネル26、化粧パネル27、および装飾シート28は、次の手順でケース8に組み付ける。まず、調整つまみ25をケース8に組み付けて、その操作軸25aを可変抵抗器56の中央の連結穴に差し込み連結する。
次に、透明な化粧パネル27をケース8の上面に凹み形成した装着座70に嵌め込んで、その周縁3箇所に設けた係合爪71を装着座70の前半周縁に開口した係合穴に圧嵌係合する。この状態で装飾シート28を操作つまみ25の側から、化粧パネル27と装着座70との間に差し込み装填する。
最後に、表示パネル26を操作つまみ25の外面に被せ付け、その周縁3箇所に設けた係合爪72を装着座70の後半周縁に開口した係合穴に圧嵌係合して、化粧パネル27および装飾シート28の後方への動きを規制する。
上記のように、化粧パネル27を装着座70に組み付けたのち、両者の間に装飾シート28を差し込むと、装飾シート28を先に装着座70に載置した状態で化粧パネル27を組み付ける場合に比べて、装飾シート28がずれ動き、あるいは皺やたるみが生じるのを確実に防止でき、常に適正な状態で装飾シート28を化粧パネル27の内面に組むことができる。
装飾シート28は、ポリカーボネイトやポリプロピレンなどの透明なプラスチックシートの片面に金属蒸着層を形成した、見かけがメタリックな印象を醸すシート材からなり、光を反射する際に虹彩色を発する。装飾シート28の外面を透明な化粧パネル27で覆うことにより、化粧パネル27を透かして装飾シート28の呈色状態を見ることになるので、さらに深みのある呈色状態が得られ、高級感を発揮できる。必要があれば金属製のシートで装飾シート28を形成することができる。
上記の実施例では、髪のくせを伸ばすストレータについて説明したが、本発明の髪処理装置は、真直ぐの髪を縮れ変形処理するワッフルとして構成してあってもよい。その場合には、加熱ブロック5・6の対向面のそれぞれに断面波型の凹凸を形成しておく。送風ファン41としては軸流式のファン以外に、遠心式ファンを適用でき、その場合には送風ファン41を上ケース8aの内面に隣接させ、モーター41の下端側を張出部24に収容する。本発明のおける可変抵抗器56は半固定抵抗を含む。発熱体36は、PTCヒーター以外に、コイルヒーターを適用することができる。調整つまみ25は往復スライドする形態を採ることができる。
加熱ブロック5・6は、第1・第2の両挟み腕1・2に設けてあることが好ましいが、少なくともイオン発生装置10を備えた第1挟み腕1側に設けてあればよい。イオン吹出口18は左右に長い1個のスロットや、断続する短いスロット、あるいは孔の列で形成してもよい。イオン発生部48は1個または3個以上設けることができる。イオン発生装置10は、実施例で説明したようにユニット部品化してあることが好ましいが、必ずしもその必要はなく、ケース8の構造に応じて、ケース内部に分散した状態で直接組むことができる。また、イオン発生部48のみを通風路R内に設け、他の構成部品をイオン発生部48から離れた第1挟み腕1のグリップ部A1内や、第2挟み腕A2の側に組込むことができる。
イオン発生部48は、マイカ、セラミックなどの板状絶縁体の表と裏とに放電電極を配置した沿面放電型や、2個の針状電極を対向配置した電極構造などに変更でき、イオンの発生が可能であれば、その構造は何ら限定しない。
髪処理装置の縦断側面図である。 髪処理装置の側面図である。 第1挟み腕の底面図である。 第1挟み腕の分解斜視図である。 髪処理装置の縦断正面図である。 第1挟み腕の縦断側面図である。 髪処理装置の電気回路図である。 調整つまみの周辺構造を示す分解斜視図である。 調整つまみの周辺構造を示す平面図である。
符号の説明
1 第1挟み腕
2 第2挟み腕
5・6 加熱ブロック
8 ケース
10 イオン発生装置
11 温度制御回路
18 吸風口
19 空気吹出口
25 調整つまみ
36 発熱体
40 モーター
41 送風ファン
56 可変抵抗器
63 電源回路
64 ドロッパー抵抗
A1 グリップ部
A2 処理部
R 通風路

Claims (5)

  1. 揺動軸(3)を介して揺動開閉可能に連結されている第1・第2の挟み腕(1・2)を備えている髪処理装置であって、
    第1挟み腕(1)のケース(8)に、送風ファン(41)およびモーター(40)と、イオン発生部(48)と、髪を加熱する平板状の加熱ブロック(5)と、加熱ブロック(5)の発熱体(36)の発熱温度を調整する温度制御回路(11)とが収容されており、
    ケース(8)に開口した空気吹出口(19)と送風ファン(41)との間の通風路(R)に、温度制御回路(11)を構成する可変抵抗器(56)が配置してあることを特徴とする髪処理装置。
  2. ケース(8)が、グリップ部(A1)と、グリップ部(A1)に隣接する処理部(A2)とを備えており、
    ケース(8)の処理部(A2)内に可変抵抗器(56)が配置され、ケース(8)の外面に可変抵抗器(56)の抵抗値を調整操作する調整つまみ(25)が配置してある請求項1記載の髪処理装置。
  3. ケース(8)の処理部(A2)内に送風ファン(41)が配置され、送風ファン(41)の風下側に可変抵抗器(56)が隣接配置してある請求項1または2記載の髪処理装置。
  4. モーター(40)用の電源回路(63)がドロッパー抵抗(64)を含んでおり、
    ドロッパー抵抗(64)が、送風ファン(41)の吸風口(18)と空気吹出口(19)との間の通風路(R)に配置してある請求項1または2または3記載の髪処理装置。
  5. ドロッパー抵抗(64)が、送風ファン(41)と吸風口(18)との間の通風路(R)に配置してある請求項4記載の髪処理装置。
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