JP2006121543A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 IF段における急峻なフィルタ特性を維持した上で、回路規模を削減しつつ、アナログテレビジョン放送とデジタルテレビジョン放送との両者を受信できるようにする。
【解決手段】 デジタル方式のテレビジョン信号と、アナログ方式のテレビジョン信号との双方を受信可能なテレビジョン受信機において、IF段におけるデジタル用SAWフィルタをアナログ用SAWフィルタ3と共通化し、アナログSAWフィルタ3の位相特性F1が平坦となる部分W2の帯域内で、デジタル放送の受信状態が最も良くなるように、中間周波信号の中心周波数を選定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は受信装置に関し、特に、デジタル方式のテレビジョン信号と、アナログ方式のテレビジョン信号との双方を受信可能なテレビジョン受信機に適用して好適なものである。
デジタルCS(Communication Satellite )放送やBS(Broadcast Satellite )放送、デジタル地上波放送等、テレビジョン放送のデジタル化が進められてきており、アナログのテレビジョン放送からデジタルのテレビジョン放送への移行が進められている。
一方、テレビジョン放送のデジタル化が進められても、既存のアナログのテレビジョン放送を直ちに停止することにはならず、アナログのテレビジョン放送からデジタルのテレビジョン放送へ移行する過渡期においては、アナログのテレビジョン放送とデジタルのテレビジョン放送とが共存することになる。
このため、アナログのテレビジョン放送とデジタルのテレビジョン放送との双方が行われるような場合には、アナログテレビジョン放送とデジタルテレビジョン放送との両者が受信できるテレビジョン受像機が要望される。
ここで、特許文献1には、アナログテレビジョン放送とデジタルテレビジョン放送との両者が受信できるテレビジョン受像機において、アナログチューナとデジタルチューナとを共通化することにより、回路規模を削減する方法が開示されている。
すなわち、アナログ放送受信時には選局チャンネル帯域内において平坦な周波数特性を有するアナログ/デジタル共用チューナが設けられる。そして、アナログ/デジタル共用チューナの後段に第1のSAW(Surface Acoustic Wave)フィルタが設けられ、第1のSAWフィルタとアナログ復調回路との間に第2のSAWフィルタが設けられ、第1のSAWフィルタとデジタル復調回路との間に、第3のSAWフィルタが設けられる。アナログ放送受信時には、第1のSAWフィルタと、S第2のAWフィルタとにより、アナログ放送受信時に必要な特性のフィルタが構成される。デジタル放送受信時には、第1のSAWフィルタと第3のSAWフィルタとにより、デジタル放送受信時に必要な特性のフィルタが構成される。
特開2003−44557号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、アナログチューナとデジタルチューナとを単に共通化しただけであるため、IF(中間周波数)段においてSAWフィルタが3個必要となり、サイズ、質量およびコスト面での改善が不充分だった。さらに、SAWフィルタを縦続接続すると、挿入損失が増えるため、アンプで利得を補償する必要があり、サイズ、質量、コストおよび消費電力の増大を招くという問題があった。
そこで、本発明の目的は、IF段における急峻なフィルタ特性を維持した上で、回路規模を削減しつつ、アナログテレビジョン放送とデジタルテレビジョン放送との両者を受信することが可能な受信装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る受信装置によれば、アナログ方式のテレビジョン信号およびデジタル方式のテレビジョン信号の選局を行うチューナと、前記チューナの後段に接続され、前記アナログ方式のテレビジョン信号に対応して減衰特性が設定されたアナログ用SAWフィルタと、前記アナログ用SAWフィルタを通過したアナログ方式のテレビジョン信号の検波処理を行う検波回路と、前記アナログ用SAWフィルタを通過したデジタル方式のテレビジョン信号の復調処理を行う復調部とを備えることを特徴とする。
これにより、アナログ用SAWフィルタを用いることで、デジタル方式のテレビジョン信号に対しても隣接チャンネル妨害を除去することができる。このため、デジタル方式のテレビジョン信号における隣接チャンネル妨害を除去するために、デジタル用SAWフィルタを別個に設ける必要がなくなり、アナログテレビジョン放送とデジタルテレビジョン放送との両者を受信できるようにした場合においても、IF段における急峻なフィルタ特性を維持しつつ、回路規模を削減することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記アナログ用SAWフィルタの通過帯域の一部に対応するように、前記デジタル方式のテレビジョン信号の受信帯域が設定されていることを特徴とする。
これにより、デジタル方式のテレビジョン信号についてのフィルタ処理を行う際に、アナログ用SAWフィルタの位相特性の平坦な部分を用いることができる。このため、アナログ用SAWフィルタの位相特性に乱れがある場合においても、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制することができ、アナログ用SAWフィルタとデジタル用SAWフィルタとを共通化することができる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記デジタル方式のテレビジョン信号の受信帯域は地上デジタル放送の1〜3セグメント分に対応していることを特徴とする。
これにより、地上デジタル放送の受信帯域を430kHz〜1.3MHz程度の範囲内に収めることができる。このため、デジタル方式のテレビジョン信号についてのフィルタ処理を行う際に、アナログ用SAWフィルタの位相特性の平坦な部分を用いることができ、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制しつつ、アナログ用SAWフィルタとデジタル用SAWフィルタとを共通化することができる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記デジタル方式のテレビジョン信号の受信帯域は前記アナログ用SAWフィルタの減衰特性および位相特性の平坦な部分に対応するように設定することを特徴とする。
これにより、音声信号が映像信号に及ぼす影響が軽減されるようにアナログ用SAWフィルタの減衰特性を設定することが可能となるとともに、デジタル方式のテレビジョン信号についてのフィルタ処理をアナログ用SAWフィルタにて行った場合においても、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制することができ、アナログ用SAWフィルタとデジタル用SAWフィルタとを共通化することができる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記チューナに設けられ、第1局部発振信号を受信信号に混合することにより、前記受信信号を第1中間周波信号に変換する第1周波数変換部と、前記アナログ用SAWフィルタと前記復調部との間に設けられ、第2局部発振信号を前記第1中間周波信号に混合することにより、前記第1中間周波信号を第2中間周波信号に変換する第2周波数変換部とを備えることを特徴とする。
これにより、アナログテレビジョン放送とデジタルテレビジョン放送との両者を受信できる受信機において、アナログ用SAWフィルタとデジタル用SAWフィルタとを共通化した場合においても、ダブルスーパー方式のスーパーヘテロダイン受信を行うことが可能となる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記復調部にて復調された信号の誤り率を検出する誤り率検出部と、前記誤り率検出部にて検出された誤り率に基づいて、前記第1局部発振信号および前記第2局部発振信号の局発周波数を制御する局発周波数制御部とを備えることを特徴とする。
これにより、アナログ用SAWフィルタの通過帯域のうちデジタル放送の受信品質が最もよくなる部分を使用することができ、アナログ用SAWフィルタの位相特性に乱れがある場合においても、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記第1局部発振信号の局発周波数を設定する周波数データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された周波数データに基づいて、前記第1局部発振信号および前記第2局部発振信号の局発周波数を制御する局発周波数制御部とを備えることを特徴とする。
これにより、アナログ用SAWフィルタの通過帯域のうちデジタル放送の受信品質が最もよくなる部分を受信機ごとに予め登録することができ、デジタル放送の受信時に受信品質を常に監視することなく、アナログ用SAWフィルタの通過帯域のうちデジタル放送の受信品質が最もよくなる部分を使用することができる。このため、アナログ用SAWフィルタとデジタル用SAWフィルタとを共通化した場合においても、受信処理の負荷を軽減しつつ、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る受信装置によれば、前記局発周波数制御部は、前記第1中間周波信号の本来の中心周波数からのずれを補償するように前記第2局部発振信号の局発周波数を設定することを特徴とする。
これにより、デジタル放送の受信品質が最もよくなるように第1局部発振信号の局発周波数が設定されたために、第1中間周波信号の中心周波数が本来の中心周波数からずれた場合においても、第2中間周波信号の中心周波数を本来の中心周波数に一致させることができる。このため、アナログ用SAWフィルタとデジタル用SAWフィルタとを共通化した場合においても、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制しつつ、復調処理を正常に行わせることができる。
以下、本発明の実施形態に係る受信装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、受信装置には、デジタル方式のテレビジョン放送およびアナログ方式のテレビジョン放送の電波を受信するアンテナ1、アナログ方式のテレビジョン信号およびデジタル方式のテレビジョン信号の選局を行うアナログ/デジタル共用チューナ2、アナログ/デジタル共用チューナ2の後段に接続され、アナログ方式のテレビジョン信号に対応して減衰特性が設定されたアナログ用SAWフィルタ3、アナログ用SAWフィルタ3を通過したデジタル方式のテレビジョン信号のOFDM(Orthogonal Frequency Division Mutiplexing)復調処理を行うOFDM復調部6、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式による復調処理を行うMPEG復調部7、アナログ用SAWフィルタ3を通過したアナログ方式のテレビジョン信号の検波処理を行う検波回路8、テレビジョン放送の音声を出力するスピーカ12、テレビジョン放送の映像を表示するディスプレイ13、アナログ用SAWフィルタ3との接続をOFDM復調部6または検波回路8に切り替えるスイッチ4、スピーカ12への接続をMPEG復調部7と検波回路8との間で切り替えるスイッチ10、ディスプレイ13への接続をMPEG復調部7と検波回路8との間で切り替えるスイッチ11、アナログ/デジタル共用チューナ2の選局制御およびスイッチ4、10、11の切り替え制御を行う制御部9が設けられている。
そして、デジタル方式のテレビジョン信号を受信する場合、制御部9は、OFDM復調部6側にスイッチ4を切り替えるとともに、MPEG復調部7側にスイッチ10、11を切り替える。そして、アンテナ1にて受信されたデジタル方式のテレビジョン信号はアナログ/デジタル共用チューナ2に送られる。
そして、アンテナ1から送られたRF(Radio Frequency)信号の中から所望のデジタル放送の搬送周波数信号が選択され、このデジタル放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換される。ここで、アナログ/デジタル共用チューナ2には、局部発振信号を搬送周波数信号に混合することにより、搬送周波数信号を中間周波信号に変換する混合器を設けることができる。そして、制御部9は、局部発振信号の局発周波数を設定し、その局部発振信号と搬送周波数信号とを混合器に混合させることにより、デジタル放送の搬送周波数信号を中間周波信号に変換させることができる。
そして、アナログ/デジタル共用チューナ2にてデジタル放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換されると、アナログ/デジタル共用チューナ2から出力された中間周波信号はアナログ用SAWフィルタ3に出力される。そして、アナログ用SAWフィルタ3にて中間周波信号のフィルタ処理が行われ、デジタル放送における隣接チャンネル妨害が除去される。そして、アナログ用SAWフィルタ3を通過した中間周波信号はスイッチ4を介してOFDM復調部6に送られ、OFDM復調部6にて復調処理が行われる。
そして、OFDM復調部6にて復調されたデジタル信号はMPEG復調部7に送られ、MPEG復調部7にて映像信号および音声信号に復調される。そして、MPEG復調部7にて復調された音声信号はスイッチ10を介してスピーカ12に送られ、スピーカ12からテレビジョン放送の音声が出力される。また、MPEG復調部7にて復調された映像信号はスイッチ11を介してディスプレイ13に送られ、ディスプレイ13にてテレビジョン放送の映像が表示される。
一方、アナログ方式のテレビジョン信号を受信する場合、制御部9は、検波回路8側にスイッチ4、10、11を切り替える。そして、アンテナ1にて受信されたアナログ方式のテレビジョン信号はアナログ/デジタル共用チューナ2に送られる。そして、アンテナ1から送られたRF信号の中から所望のアナログ放送の搬送周波数信号が選択され、このアナログ放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換される。
そして、アナログ/デジタル共用チューナ2にてアナログ放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換されると、アナログ/デジタル共用チューナ2から出力された中間周波信号はアナログ用SAWフィルタ3に出力される。そして、アナログ用SAWフィルタ3にて中間周波信号のフィルタ処理が行われ、アナログ放送における隣接チャンネル妨害が除去される。
そして、アナログ用SAWフィルタ3を通過した中間周波信号はスイッチ4を介して検波回路8に送られ、検波回路8にて検波処理が行われる。そして、検波回路8にて検波された音声信号はスイッチ10を介してスピーカ12に送られ、スピーカ12からテレビジョン放送の音声が出力される。また、検波回路8にて検波された映像信号はスイッチ11を介してディスプレイ13に送られ、ディスプレイ13にてテレビジョン放送の映像が表示される。
これにより、デジタル用SAWフィルタをアナログ用SAWフィルタ3と共通化することが可能となり、デジタル方式のテレビジョン信号における隣接チャンネル妨害を除去するために、デジタル用SAWフィルタを別個に設ける必要がなくなる。このため、アナログテレビジョン放送とデジタルテレビジョン放送との両者を受信できるようにした場合においても、IF段における急峻なフィルタ特性を維持しつつ、回路規模を削減することが可能となる。
また、デジタル用SAWフィルタをアナログ用SAWフィルタ3と共通化することにより、アナログテレビジョン放送とデジタルテレビジョン放送との両者を受信できるようにした場合においても、IF段のSAWフィルタを1個で済ますことができ、サイズ、質量およびコストを削減することができる。また、IF段においてSAWフィルタを縦続接続する必要がなくなり、挿入損失を抑制することが可能となる。このため、SAWフィルタによる挿入損失を補償するためのアンプを新たに追加する必要がなくなり、消費電力の増大を抑制することが可能となる。
ここで、デジタル方式のテレビジョン信号の受信帯域は、アナログ用SAWフィルタ3の通過帯域の一部に対応するように設定することが好ましい。これにより、デジタル方式のテレビジョン信号についてのフィルタ処理を行う際に、アナログ用SAWフィルタ3の位相特性の平坦な部分を用いることができる。このため、アナログ用SAWフィルタ3の位相特性に乱れがある場合においても、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制することができ、デジタル用SAWフィルタをアナログ用SAWフィルタ3と共通化することができる。
図2はSAWフィルタの減衰特性および位相特性を示す図である。なお、図2(a)はアナログ用SAWフィルタの減衰特性G1および位相特性F1を示す図、図2(b)はデジタル用SAWフィルタの減衰特性G2および位相特性F2を示す図である。
図2(a)において、例えば、日本仕様の場合、アナログ用SAWフィルタ3の全体の通過帯域幅は約6MHzである。そして、音声信号が映像信号に及ぼす影響を軽減するために、アナログ用SAWフィルタ3の減衰特性G1は、58.75MHzの映像キャリアに対して、54.25MHzの音声キャリアが20dB程度減衰されるように設定されている。
ここで、映像キャリアに対して音声キャリアが減衰されるような減衰特性G1をアナログ用SAWフィルタ3に持たせると、音声キャリアの周波数の付近で位相特性F1に乱れが生じるが、アナログ信号の場合では、品位はほとんど劣化することはない。また、減衰特性G1および位相特性F1が平坦となる部分W2は3MHz程度確保することができる。
一方、図2(b)において、デジタルSAWフィルタでは、例えば、日本仕様の場合、位相特性F2の変動によるデジタル信号の特性悪化を防止するため、57MHzを中心に減衰特性G2および位相特性F2とも平坦になるように設定されている。このため、デジタル信号の帯域とアナログ信号の帯域とが等しい場合、デジタル信号の特性悪化を防止するためには、デジタル用SAWフィルタをアナログ用SAWフィルタ3とは別個に設けることが必要である。
しかし、例えば、地上デジタル放送に対応した移動体通信では、13個あるセグメントのうち1〜3セグメント分が用いられる。このため、地上デジタル放送の帯域W3は約430KHzから1.3Mとなり、地上デジタル放送の帯域W3をアナログSAWフィルタ3の位相特性F1の平坦な部分W2に収めることができる。この結果、地上デジタル放送の帯域W3をアナログSAWフィルタ3の位相特性F1の平坦な部分W2に対応させることが可能となり、デジタル用SAWフィルタをアナログ用SAWフィルタ3と共通化した場合においても、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制することができる。
また、アナログSAWフィルタ3の位相特性F1が平坦となる部分W2の帯域内で、デジタル放送の受信状態が最も良くなるように、中間周波信号の中心周波数を選定することができる。さらに、中間周波信号の中心周波数の選定は、製品の工場出荷時に行うことができる。なお、デジタル放送は、テレビジョン放送だけでなく、音声放送の場合にも適用可能である。
図3は、本発明の第2実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図である。
図3において、受信装置には、デジタル方式のテレビジョン放送およびアナログ方式のテレビジョン放送の電波を受信するアンテナ21、アナログ方式のテレビジョン信号およびデジタル方式のテレビジョン信号の選局を行うアナログ/デジタル共用チューナ22、アナログ/デジタル共用チューナ22の後段に接続され、アナログ方式のテレビジョン信号に対応して減衰特性が設定されたアナログ用SAWフィルタ23が設けられている。ここで、アナログ/デジタル共用チューナ22には、第1局部発振信号を搬送周波数信号に混合することにより、搬送周波数信号を第1中間周波信号に変換する第1混合器22aが設けられている。
また、受信装置には、アナログ用SAWフィルタ23を通過した第1中間周波信号に第2局部発振信号を混合することにより、第1中間周波信号を第2中間周波信号に変換する第2混合器25、第2混合器25から出力された第2中間周波信号のOFDM復調処理を行うOFDM復調部26、MPEG方式による復調処理を行うMPEG復調部27、アナログ用SAWフィルタ23を通過したアナログ方式のテレビジョン信号の検波処理を行う検波回路28、テレビジョン放送の音声を出力するスピーカ32、テレビジョン放送の映像を表示するディスプレイ33、アナログ用SAWフィルタ23との接続をOFDM復調部26または検波回路28に切り替えるスイッチ24、スピーカ32への接続をMPEG復調部27と検波回路28との間で切り替えるスイッチ30、ディスプレイ33への接続をMPEG復調部27と検波回路28との間で切り替えるスイッチ31、アナログ/デジタル共用チューナ22の選局制御およびスイッチ24、30、31の切り替え制御を行う制御部29、OFDM復調された信号の誤り率を検出する誤り率検出部35、誤り率検出部35にて検出された誤り率に基づいて、第1局部発振信号および第2局部発振信号の局発周波数を制御する局発周波数制御部36が設けられている。
そして、デジタル方式のテレビジョン信号を受信する場合、制御部29は、第2混合器25側にスイッチ24を切り替えるとともに、MPEG復調部27側にスイッチ30、31を切り替える。そして、アンテナ21にて受信されたデジタル方式のテレビジョン信号はアナログ/デジタル共用チューナ22に送られる。そして、アンテナ21から送られたRF信号の中から所望のデジタル放送の搬送周波数信号が選択され、このデジタル放送の搬送周波数信号が第1中間周波信号に変換される。ここで、制御部29は、第1局部発振信号および第2局部発振信号の局発周波数を局発周波数制御部36に設定させ、第1局部発振信号と搬送周波数信号とを第1混合器22aに混合させることにより、デジタル放送の搬送周波数信号を第1中間周波信号に変換させる。
そして、第1混合器22aにてデジタル放送の搬送周波数信号が第1中間周波信号に変換されると、その第1中間周波信号はアナログ用SAWフィルタ23に出力される。そして、アナログ用SAWフィルタ23にて第1中間周波信号のフィルタ処理が行われ、デジタル放送における隣接チャンネル妨害が除去される。そして、アナログ用SAWフィルタ23を通過した第1中間周波信号はスイッチ24を介して第2混合器25に送られ、第1中間周波信号に第2局部発振信号が混合されることにより、第1中間周波信号が第2中間周波信号に変換される。
そして、第1中間周波信号が第2中間周波信号に変換されると、第2中間周波信号はOFDM復調部26に送られ、OFDM復調部26にて復調処理が行われる。ここで、誤り率検出部35は、OFDM復調部26にてOFDM復調が行われると、その時の誤り率を検出する。そして、局発周波数制御部36は、第1局部発振信号を掃引し、誤り率検出部35にて検出された誤り率に基づいて、第1局部発振信号の局発周波数を制御することにより、受信品質が最もよくなる局発周波数を選択する。ここで、第1局部発振信号を掃引する場合、図2(a)の減衰特性G1が平坦となる部分W2の帯域内で行うことができる。
そして、局発周波数制御部36にて第1局部発振信号の局発周波数が選択されると、第1混合器22aは、その第1局部発振信号を搬送周波数信号に混合することにより、第1中間周波信号の中心周波数を変化させながら、搬送周波数信号を第1中間周波信号に変換することができる。
これにより、アナログ用SAWフィルタ23の通過帯域のうちデジタル放送の受信品質が最もよくなる部分を使用することができ、アナログ用SAWフィルタ23の位相特性に乱れがある場合においても、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制することができる。
また、局発周波数制御部36は、第1中間周波信号の本来の中心周波数(=57MHz)からのずれを補償するように第2局部発振信号の局発周波数を設定する。ここで、第1中間周波信号の本来の中心周波数からのずれを補償するように第2局部発振信号の局発周波数を設定する場合、第1局部発振信号と第2局部発振信号とで周波数の変化量は一定となるので、第2局部発振信号の周波数制御を簡単に行うことができる。
そして、局発周波数制御部36にて第2局部発振信号の局発周波数が制御されると、第2混合器25は、その第2局部発振信号を搬送周波数信号に混合することにより、第2中間周波信号の中心周波数を変化させながら、第1中間周波信号を第2中間周波信号に変換することができる。
ここで、第1中間周波信号の本来の中心周波数からのずれを補償するように第2局部発振信号の局発周波数を設定することにより、第1中間周波信号の中心周波数が本来の中心周波数からずれた場合においても、第2中間周波信号の中心周波数を本来の中心周波数に一致させることができる。このため、デジタル用SAWフィルタをアナログ用SAWフィルタ23と共通化した場合においても、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制しつつ、OFDM復調を正常に行わせることができる。
そして、OFDM復調部26にて復調されたデジタル信号はMPEG復調部27に送られ、MPEG復調部27にて映像信号および音声信号に復調される。そして、MPEG復調部27にて復調された音声信号はスイッチ30を介してスピーカ32に送られ、スピーカ32からテレビジョン放送の音声が出力される。また、MPEG復調部27にて復調された映像信号はスイッチ31を介してディスプレイ33に送られ、ディスプレイ33にてテレビジョン放送の映像が表示される。
一方、アナログ方式のテレビジョン信号を受信する場合、制御部29は、検波回路28側にスイッチ24、30、31を切り替える。そして、アンテナ21にて受信されたアナログ方式のテレビジョン信号はアナログ/デジタル共用チューナ22に送られる。そして、アンテナ21から送られたRF信号の中から所望のアナログ放送の搬送周波数信号が選択され、このアナログ放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換される。
そして、アナログ/デジタル共用チューナ22にてアナログ放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換されると、アナログ/デジタル共用チューナ22から出力された中間周波信号はアナログ用SAWフィルタ23に出力される。そして、アナログ用SAWフィルタ23にて中間周波信号のフィルタ処理が行われ、アナログ放送における隣接チャンネル妨害が除去される。
そして、アナログ用SAWフィルタ23を通過した中間周波信号はスイッチ24を介して検波回路28に送られ、検波回路28にて検波処理が行われる。そして、検波回路28にて検波された音声信号はスイッチ30を介してスピーカ32に送られ、スピーカ32からテレビジョン放送の音声が出力される。また、検波回路28にて検波された映像信号はスイッチ31を介してディスプレイ33に送られ、ディスプレイ33にてテレビジョン放送の映像が表示される。
図4は、本発明の第3実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図である。
図4において、受信装置50には、デジタル方式のテレビジョン放送およびアナログ方式のテレビジョン放送の電波を受信するアンテナ51、アナログ方式のテレビジョン信号およびデジタル方式のテレビジョン信号の選局を行うアナログ/デジタル共用チューナ52、アナログ/デジタル共用チューナ52の後段に接続され、アナログ方式のテレビジョン信号に対応して減衰特性が設定されたアナログ用SAWフィルタ53が設けられている。ここで、アナログ/デジタル共用チューナ52には、第1局部発振信号を搬送周波数信号に混合することにより、搬送周波数信号を第1中間周波信号に変換する第1混合器52aが設けられている。
また、受信装置50には、アナログ用SAWフィルタ53を通過した第1中間周波信号に第2局部発振信号を混合することにより、第1中間周波信号を第2中間周波信号に変換する第2混合器55、第2混合器55から出力された第2中間周波信号のOFDM復調処理を行うOFDM復調部56、MPEG方式による復調処理を行うMPEG復調部57、アナログ用SAWフィルタ53を通過したアナログ方式のテレビジョン信号の検波処理を行う検波回路58、テレビジョン放送の音声を出力するスピーカ62、テレビジョン放送の映像を表示するディスプレイ63、アナログ用SAWフィルタ53との接続をOFDM復調部56または検波回路58に切り替えるスイッチ54、スピーカ62への接続をMPEG復調部57と検波回路58との間で切り替えるスイッチ60、ディスプレイ63への接続をMPEG復調部57と検波回路58との間で切り替えるスイッチ61、アナログ/デジタル共用チューナ52の選局制御およびスイッチ54、60、61の切り替え制御を行う制御部59、第1局部発振信号の局発周波数を設定する周波数データを記憶するROM67、ROM67に記憶された周波数データに基づいて、第1局部発振信号および第2局部発振信号の局発周波数を制御する局発周波数制御部66が設けられている。
そして、受信装置50の工場出荷時において、デジタル方式のテレビジョン信号を発生させる信号発生器70をアナログ/デジタル共用チューナ52に接続するとともに、OFDM復調された信号の誤り率を検出する誤り率検出器71をOFDM復調部56に接続する。そして、第2混合器55側にスイッチ54を切り替えるとともに、信号発生器70から出力された信号をアナログ/デジタル共用チューナ52に入力する。そして、局発周波数制御部36にて第1局部発振信号を掃引させながら、アナログ/デジタル共用チューナ52、アナログ用SAWフィルタ53および第2混合器55を介し、信号発生器70から出力された信号をOFDM復調部56に入力させる。
そして、OFDM復調部56にてOFDM復調が行われると、その時の誤り率を誤り率検出器71にて検出させる。そして、誤り率検出器71にて検出された誤り率に基づいて、受信品質が最もよくなるように第1局部発振信号の局発周波数を局発周波数制御部66に制御させる。そして、受信品質が最もよくなる局発周波数を局発周波数制御部66に選択させ、その時の周波数データをROM67に書き込む。ここで、第1局部発振信号を局発周波数制御部66に掃引させる場合、図2(a)の減衰特性G1が平坦となる部分W2の帯域内で行わせることができる。そして、受信品質が最もよくなる局発周波数を指定する周波数データがROM67に書き込まれると、信号発生器70および誤り率検出器71を受信装置50から切り離し、受信装置50を出荷することができる。
ここで、受信品質が最もよくなる局発周波数は、アナログ用SAWフィルタ53個体の特性のバラツキでほぼ決定され、受信環境の影響はほとんどない。このため、受信状況に応じて受信品質が最もよくなるようにその都度局発周波数を適応させることなく、受信品質が最もよくなる局発周波数を決定することができる。
そして、デジタル方式のテレビジョン信号を受信する場合、制御部59は、第2混合器55側にスイッチ54を切り替えるとともに、MPEG復調部57側にスイッチ60、61を切り替える。そして、アンテナ51にて受信されたデジタル方式のテレビジョン信号はアナログ/デジタル共用チューナ52に送られる。そして、アンテナ51から送られたRF信号の中から所望のデジタル放送の搬送周波数信号が選択され、このデジタル放送の搬送周波数信号が第1中間周波信号に変換される。ここで、局発周波数制御部56は、ROM67に記憶された周波数データに基づいて第1局部発振信号の局発周波数を設定し、第1局部発振信号と搬送周波数信号とを第1混合器52aに混合させることにより、デジタル放送の搬送周波数信号を第1中間周波信号に変換させる。
これにより、アナログ用SAWフィルタ53の通過帯域のうちデジタル放送の受信品質が最もよくなる部分を受信装置50ごとにROM67に予め登録することができ、デジタル放送の受信時に受信品質を常に監視することなく、アナログ用SAWフィルタ53の通過帯域のうちデジタル放送の受信品質が最もよくなる部分を使用することができる。このため、デジタル用SAWフィルタをアナログ用SAWフィルタ53と共通化した場合においても、受信処理の負荷を軽減しつつ、デジタル方式のテレビジョン信号の特性が劣化することを抑制することができる。
そして、第1混合器52aにてデジタル放送の搬送周波数信号が第1中間周波信号に変換されると、その第1中間周波信号はアナログ用SAWフィルタ53に出力される。そして、アナログ用SAWフィルタ53にて第1中間周波信号のフィルタ処理が行われ、デジタル放送における隣接チャンネル妨害が除去される。そして、アナログ用SAWフィルタ53を通過した第1中間周波信号はスイッチ54を介して第2混合器55に送られ、第1中間周波信号に第2局部発振信号が混合されることにより、第1中間周波信号が第2中間周波信号に変換される。
ここで、局発周波数制御部66は、第1中間周波信号の本来の中心周波数(=57MHz)からのずれを補償するように第2局部発振信号の局発周波数を設定する。なお、第1中間周波信号の本来の中心周波数からのずれを補償するように第2局部発振信号の局発周波数を設定する場合、第1局部発振信号と第2局部発振信号とで周波数の変化量は一定となるので、第2局部発振信号の周波数制御を簡単に行うことができる。
そして、第1中間周波信号が第2中間周波信号に変換されると、第2中間周波信号はOFDM復調部56に送られ、OFDM復調部56にて復調処理が行われる。そして、OFDM復調部56にて復調されたデジタル信号はMPEG復調部57に送られ、MPEG復調部57にて映像信号および音声信号に復調される。そして、MPEG復調部57にて復調された音声信号はスイッチ60を介してスピーカ62に送られ、スピーカ62からテレビジョン放送の音声が出力される。また、MPEG復調部57にて復調された映像信号はスイッチ61を介してディスプレイ63に送られ、ディスプレイ63にてテレビジョン放送の映像が表示される。
一方、アナログ方式のテレビジョン信号を受信する場合、制御部59は、検波回路58側にスイッチ54、60、61を切り替える。そして、アンテナ51にて受信されたアナログ方式のテレビジョン信号はアナログ/デジタル共用チューナ52に送られる。そして、アンテナ51から送られたRF信号の中から所望のアナログ放送の搬送周波数信号が選択され、このアナログ放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換される。
そして、アナログ/デジタル共用チューナ52にてアナログ放送の搬送周波数信号が中間周波信号に変換されると、アナログ/デジタル共用チューナ52から出力された中間周波信号はアナログ用SAWフィルタ53に出力される。そして、アナログ用SAWフィルタ53にて中間周波信号のフィルタ処理が行われ、アナログ放送における隣接チャンネル妨害が除去される。
そして、アナログ用SAWフィルタ53を通過した中間周波信号はスイッチ54を介して検波回路58に送られ、検波回路58にて検波処理が行われる。そして、検波回路58にて検波された音声信号はスイッチ60を介してスピーカ62に送られ、スピーカ62からテレビジョン放送の音声が出力される。また、検波回路58にて検波された映像信号はスイッチ61を介してディスプレイ63に送られ、ディスプレイ63にてテレビジョン放送の映像が表示される。
本発明の第1実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図。 SAWフィルタの減衰特性および位相特性を示す図。 本発明の第2実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の第3実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図。
符号の説明
1、21、51 アンテナ、2、22、52 アナログ/デジタル共用チューナ、3、23、53 アナログ用SAWフィルタ、4、10、11、24、30、31、54、60、61 スイッチ、6、26、56 OFDM復調部、7、27、57 MPEG復調部、8、28、58 検波回路、9、29、59 制御部、12、32、62 スピーカ、13、33、63 ディスプレイ、22a、52a 第1混合器、25、55 第2混合器、35 誤り率検出部、36、66 局発周波数制御部、50 受信装置、67 ROM、70 信号発生器、71 誤り率検出器

Claims (8)

  1. アナログ方式のテレビジョン信号およびデジタル方式のテレビジョン信号の選局を行うチューナと、
    前記チューナの後段に接続され、前記アナログ方式のテレビジョン信号に対応して減衰特性が設定されたアナログ用SAWフィルタと、
    前記アナログ用SAWフィルタを通過したアナログ方式のテレビジョン信号の検波処理を行う検波回路と、
    前記アナログ用SAWフィルタを通過したデジタル方式のテレビジョン信号の復調処理を行う復調部とを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記アナログ用SAWフィルタの通過帯域の一部に対応するように、前記デジタル方式のテレビジョン信号の受信帯域が設定されていることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記デジタル方式のテレビジョン信号の受信帯域は地上デジタル放送の1〜3セグメント分に対応していることを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記デジタル方式のテレビジョン信号の受信帯域は前記アナログ用SAWフィルタの減衰特性および位相特性の平坦な部分に対応するように設定することを特徴とする請求項3記載の受信装置。
  5. 前記チューナに設けられ、第1局部発振信号を受信信号に混合することにより、前記受信信号を第1中間周波信号に変換する第1周波数変換部と、
    前記アナログ用SAWフィルタと前記復調部との間に設けられ、第2局部発振信号を前記第1中間周波信号に混合することにより、前記第1中間周波信号を第2中間周波信号に変換する第2周波数変換部とを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項載の受信装置。
  6. 前記復調部にて復調された信号の誤り率を検出する誤り率検出部と、
    前記誤り率検出部にて検出された誤り率に基づいて、前記第1局部発振信号および前記第2局部発振信号の局発周波数を制御する局発周波数制御部とを備えることを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  7. 前記第1局部発振信号の局発周波数を設定する周波数データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された周波数データに基づいて、前記第1局部発振信号および前記第2局部発振信号の局発周波数を制御する局発周波数制御部とを備えることを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  8. 前記局発周波数制御部は、前記第1中間周波信号の本来の中心周波数からのずれを補償するように前記第2局部発振信号の局発周波数を設定することを特徴とする請求項6または7記載の受信装置。
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