JP2006121449A - 携帯端末装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU101は、カメラ撮影時に撮影を中止するかを問い合わせる確認メニュー画面を表示出力させる際に、メイン操作部4が覆い隠されて操作不可能な状態の「ビュースタイル」か、操作可能な「オープンスタイル」かを第1磁気センサ8、第2磁気センサ9からの検出信号に基づいて判別する。「オープンスタイル」であれば、メイン操作部4の数値キー操作で入力された数値データによって任意のメニュー項目をダイレクト選択することが可能な選択肢情報付きのメニュー項目を複数配置して成る確認第1メニュー画面をメイン表示部3に出力させ、「ビュースタイル」であれば、確認第1メニュー画面から選択肢情報を除いた同一内容の確認第2メニュー画面をメイン表示部3に出力させる。
【選択図】 図1
Description
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項8記載の発明)。
前記装置本体は、表示部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とがヒンジ機構部を介して開閉可能に取り付けられていると共に、第1の筐体が前記ヒンジ機構部を介して回転可能に取り付けられた折畳型・回転型の装置本体であり、前記判別手段は、前記ヒンジ機構部を介して前記第1の筐体と第2の筐体とを開くことによって第2の筐体のキー操作部が出現している状態を操作可能なスタイルであると判別し、前記第1の筐体と第2の筐体とが開いた状態において前記ヒンジ機構部を介して第1の筐体を逆向きに回転させた後に前記ヒンジ機構部を介して第1の筐体を第2の筐体に重ね合わせることによって第2の筐体のキー操作部が第1の筐体によって覆い隠されている状態を操作不可能なスタイルであると判別する(請求項2記載の発明)。
前記判別手段は、キー操作部を操作不可能な状態のスタイルであると判別した際には、さらに、前記コネクタ部に外部機器が接続されているか否かを判別し、前記第1の表示制御手段は、キー操作部を操作不可能なスタイルであっても、前記外部機器が接続されている場合には、第1のメニュー画面を表示出力させる(請求項6記載の発明)
また、カーソルキーは、装置本体の周側部分に配置すると共に、選択メニューの実行を指示する実行キーもカーソルキーの近傍に配置したから(請求項5記載の発明)、どのようなスタイルでも操作可能となる。また、キー操作部を備えた外部機器が接続された場合には、第1のメニュー画面を表示出力するようにしたから(請求項6記載の発明)、外部機器側からのキー操作によってメニュー選択が可能となる。選択肢情報は、各メニュー項目に割り当てられた数値、文字、記号、図形のうち、少なくともその何れかの情報であると共に、キー操作部内に配置されている複数のデータ入力キーに対応付けられた情報であるから、選択肢情報とキーとの対応関係によってダイレクト操作が可能となる。
図1は、この実施例における折畳・回転型(複合型)のカメラ付き携帯電話装置の外観図であり、(A)は、装置本体を閉じた状態を示した正面図、(B)は、装置本体を開いた状態の正面図、(C)は、装置本体を開いた状態の背面図である。
この装置本体は、2つの筐体1、2から構成されており、メイン表示部3を備えた第1の筐体(上部筐体)1と、キー操作部4を備えた第2の筐体(下部筐体)2とは、ヒンジ機構部(連結部)5を介して取り付けられている。このヒンジ機構部5は、上部筐体1と下部筐体2とを開閉可能に連結する折畳構造(開閉ヒンジ機構)のほかに、下部筐体2に対して上部筐体1を180°回転可能に連結する回転構造(回転ヒンジ機構)を有している。この場合、上部筐体1と下部筐体2とを開いた状態において、ヒンジ機構部5を構成する回転支軸6を介して上部筐体1を180°回転させることによって上部筐体1のメイン表示部3を逆向き(背面側)に反転させることが可能となっている。
以下、図1(A)に示すように、上部筐体1が下部筐体2に重なり合っている状態を「クローズスタイル」と呼称し、また、図1(B)に示すように、上部筐体1と下部筐体2とが開いた状態を「正転オープンスタイル」、図2(A)に示すように、メイン表示部3を逆向きにに回転させた状態が「反転オープンスタイル」、図2(B)に示すように、メイン表示部3を逆向きに回転させた状態から上部筐体1を下部筐体2に重ね合わせた状態を「ビュースタイル」と呼称する。なお、「反転オープンスタイル」は、「正転オープンスタイル」から「ビュースタイル」に変更する過程での過渡的なスタイルであるが、相手に画面を見せるときにも使用可能なスタイルである。
このコマンドテーブル13は、確認メニュー画面内の選択メニューに対応するコマンドを定義するもので、選択肢情報である「数値」“1”〜“3”とその「項目名」と「コマンド」とを対応付けたテーブルである。すなわち、「数値」“1”に対応してその「項目名」として、“中止する”、「コマンド」として“中止コマンド”が設定され、また、「数値」“2”に対応してその「項目名」として、“中止しない”、「コマンド」として“再開コマンド”が設定され、さらに、「数値」“3”に対応してその「項目名」として、“保存する”、「コマンド」として“保存コマンド”が設定されている。
CPU101は、記憶部102内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部102は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、たとえば、ROM(フラッシュメモリなど)によって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図6〜図8に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。メモリ(たとえば、スタティックRAM)103は、ワーク領域を有する内部メモリであり、また、メモリカード104は、着脱自在な記録メディアであり、たとえば、スマートメディア、ICカード、メモリスティックなどによって構成され、RAM103との間において画像データなどの授受が行われる。
先ず、CPU101は、電源投入に伴って待受モードとなり、予め設定されている壁紙用の待受画像が読み出されてメイン表示部3に貼り付け表示される (ステップS1)。この待受状態において、通話着信あるいはメール受信を検出すると(ステップS2でYES)、報知用スピーカ111から着信音を出力させると共に、報知用LED113を点滅駆動させて着信報知を行うと共に、着信対応処理が行われる(ステップS3)。この場合、電話着信時には、オンフック操作(応答操作)に応じて通話可能状態となり、通話を切るオフフック操作(終了操作)が行われるまで電話着信処理が継続される。また、メール受信時には、受信メールをメールボックスに格納した後に、メール開封操作に応じて受信メールをメイン表示部3に表示させる。
先ず、CPU101は、第1磁気センサ8 第2磁気センサ9からの検出信号に基づいて現在のスタイルは、「オープンスタイル」か「ビュースタイル」かを調べる(ステップS30)。ここで、第1および第2磁気センサ8、9からの検出信号が共にローレベルであれば、「オープンスタイル」であると判別して(ステップS31でYES)、図3(A)に示した内容の確認第1メニュー画面をメイン表示部3に出力させた後(ステップS32)、キー入力待ち状態となる(ステップS33)。
図10(A)〜(C)は、回転型の携帯電話装置、図11〜図13は、スライド型の携帯電話装置を説明するための図である。この回転型、スライド型の携帯電話装置においても、上述した折畳・回転型(複合型)と同様に、装置本体のスタイル変化に拘らず、内容的に同一の確認メニュー画面を同一の表示部に出力可能であると共に、どのようなスタイルでもメニュー選択操作が可能としたものである。
ここで、図10(A)は、装置本体を閉じて状態、つまり、上部筐体201と下部筐体202とを重ね合わせた状態(クローズスタイル)を示し、(B)は、連結軸 (回転支軸)206を中心として下部筐体202を回転し始めた途中の過渡状態を示し、(C)は、装置本体を開いた状態、つまり、上部筐体201と下部筐体202とが直線的になるように上部筐体201を180°回転させた状態(オープンスタイル)を示している。
この装置本体は、2つの筐体301、302から構成されており、表示部303およびキー操作部(サブ操作部)304を備えた上部筐体301と、キー操作部(メイン操作部)305を備えた下部筐体302とを重ね合わせてスライド可能に取り付けられたスライド型の装置本体である。ここで、キー操作部(サブ操作部)304には、メニューキー304A、4方向のカーソルキー304B、決定キー304Cが設けられており、キー操作部(メイン操作部)305には、数値キー(図示せず)などが設けられている。
上部筐体301の下面においてその両縁部には、断面L型状の一対のレール部材306a、306bが敷設され、また、下部筐体302の上面においてキー操作部(メイン操作部)305以外の両縁部には、断面L型状の一対のレール部材307a、307bが敷設されている。この場合、上部筐体301側のレール部材306a、306bと下部筐体302側のレール部材307a、307bとを互に掛かり合わせることで、上部筐体301と下部筐体302とがスライド可能に連結されている。なお、上部筐体301側のレール部材306a、306bに比べて下部筐体2側のレール部材7a、7bの長さは短く、少なくとも、キー操作部305の縦幅(スライド方向の長さ)以上短くすることによって「オープンスタイル」にセットした際に、キー操作部(メイン操作部)305の全てが出現するようにしている。
その他、装置本体は、上部筐体と下部筐体に限らず、3種類の筐体によって構成してもよい。また、携帯電話装置に限らず、たとえば、PDAなどの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
2、202、302 下部筐体
3 メイン表示部
4、205、305 キー操作部(メイン操作部)
5 連結部
6 回転支軸
8 第1磁気センサ
9 第2磁気センサ
10、204、304 サブ操作部
10B 上カーソルキー
10C 下カーソルキー
10D 決定キー
13 コマンドテーブル
101 CPU
102 記憶部
103 メモリ
117 外部コネクタ
203、303 表示部
206 連結軸 (回転支軸)
306a、306b、307a、307b レール部材
308 マグネット
309 磁気センサ
Claims (8)
- 装置本体を構成する複数の筐体の位置関係に応じて装置本体の形態を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、
前記複数の筐体の位置関係を検出する検出手段と、
メニュー画面を表示出力させる際に、何れかの筐体に備えられているキー操作部が他の筐体によって覆い隠されてしまって操作不可能な状態のスタイルであるか、操作可能な状態のスタイルであるかを前記検出手段によって検出された位置関係に基づいて判別する判別手段と、
この判別手段によってキー操作部を操作可能な状態のスタイルであることが判別された際に、当該キー操作部からのキー入力データによって任意のメニュー項目をダイレクト選択することが可能な選択肢情報付きのメニュー項目を複数配置して成る第1のメニュー画面を表示部に出力させる第1の表示制御手段と、
前記判別手段によってキー操作部を操作不可能な状態のスタイルであることが判別された際に、前記第1のメニュー画面から前記選択肢情報を除いた同一内容の第2のメニュー画面を前記表示部に出力させる第2の表示制御手段と、
を具備し、装置本体のスタイルに拘らず操作可能な位置に設けられているカーソルキーによって前記第2のメニュー画面内から任意のメニュー項目を選択可能としたことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記装置本体は、表示部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とがヒンジ機構部を介して開閉可能に取り付けられていると共に、第1の筐体が前記ヒンジ機構部を介して回転可能に取り付けられた折畳型・回転型の装置本体であり、
前記判別手段は、前記ヒンジ機構部を介して前記第1の筐体と第2の筐体とを開くことによって第2の筐体のキー操作部が出現している状態を操作可能なスタイルであると判別し、前記第1の筐体と第2の筐体とが開いた状態において前記ヒンジ機構部を介して第1の筐体を逆向きに回転させた後に前記ヒンジ機構部を介して第1の筐体を第2の筐体に重ね合わせることによって第2の筐体のキー操作部が第1の筐体によって覆い隠されている状態を操作不可能なスタイルであると判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記装置本体は、表示部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とを重ね合わせてスライド可能に取り付けられたスライド型の装置本体であり、
前記判別手段は、第1の筐体の下側に第2の筐体が重なり合って第2の筐体のキー操作部が第1の筐体によって覆い隠されている状態を操作不可能なスタイルであると判別し、一方の筐体を他方の筐体に対してスライドされることで第2の筐体上のキー操作部が引き出された状態を操作可能なスタイルであると判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記装置本体は、表示部を備えた第1の筐体とキー操作部を備えた第2の筐体とが連結軸を介して回転可能に取り付けられた回転型の装置本体であり、
前記判別手段は、第1の筐体の下側に第2の筐体が重なり合って第2の筐体のキー操作部が第1の筐体によって覆い隠されている状態を操作不可能なスタイルであると判別し、前記連結軸を介して一方の筐体を他方の筐体に対して回転されることで第2の筐体上のキー操作部が第1の筐体の下側から出現した状態を操作可能なスタイルであると判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記カーソルキーは、装置本体の周側部分のうち、装置本体のスタイルに拘らず操作可能な個所に配置されたサイドキーであると共に、前記第2のメニュー画面内の何れかの項目位置にカーソルを移動させることによって当該メニュー項目を選択指定するためのメニュー選択キーであり、
前記カーソルキーによって所望するメニュー項目を選択指定した後に、この選択メニューの実行を指示する実行キーを当該カーソルキーの近傍の前記周側部分に配置する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記装置本体は、キー操作部を備えた外部機器が接続可能なコネクタ部を有し、
前記判別手段は、キー操作部を操作不可能な状態のスタイルであると判別した際には、さらに、前記コネクタ部に外部機器が接続されているか否かを判別し、
前記第1の表示制御手段は、キー操作部を操作不可能なスタイルであっても、前記外部機器が接続されている場合には、第1のメニュー画面を表示出力させる、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記キー操作部からのキー入力データによって任意のメニュー項目をダイレクト選択することが可能な選択肢情報は、各メニュー項目に割り当てられた数値、文字、記号、図形のうち、少なくともその何れかの情報であると共に、前記キー操作部内に配置されている複数のデータ入力キーに対応付けられた情報である、ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
- コンピュータに対して、
メニュー画面を表示部に出力させる際に、何れかの筐体に備えられているキー操作部が他の筐体によって覆い隠されてしまって操作不可能な状態のスタイルであるか、操作可能な状態のスタイルであるかを複数の筐体の位置関係に基づいて判別する機能と、
前記キー操作部を操作可能な状態のスタイルであることが判別された際に、当該キー操作部からのキー入力データによって任意のメニュー項目をダイレクト選択することが可能な選択肢情報付きのメニュー項目を複数配置して成る第1のメニュー画面を表示部に出力する機能と、
前記キー操作部を操作不可能な状態のスタイルであることが判別された際に、前記第1のメニュー画面から前記選択肢情報を除いた同一内容の第2のメニュー画面を表示部に出力する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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