JP2006121057A - 拡散器重力支持体 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱と重力でガス分配プレートが変形する事を防ぐガス分配プレートを提供する。
【解決手段】少なくとも1つの支持部材15は、拡散器20を通る1つ以上ののガスの流れを妨げることのない噛み合い接続によって拡散器20と係合し、かつ拡散器から外すができ、また、その周辺を支持された拡散器20を垂直方向に吊り下げるように設計され、あるいは周辺支持体を備えることなく、拡散器を支持することができる。1つの態様においては、少なくとも1つの支持部材15は、ガス供給導管の一部分であり、拡散器の中央領域を垂直方向に並進させて持ち上げ、あるいは垂直方向に圧縮することができる。
【選択図】 図1

Description

発明の背景
発明の分野
[0001]本発明の実施形態は、一般的には、1つ以上ののガスをプラズマチャンバに供給することに関する。より詳細には、本発明は、チャンバ内においてガス分配プレートを支持することに関する。
関連技術の説明
[0002]フラットパネルディスプレイは、絶縁体、導体、および薄膜トランジスタ(TFT)のような電子デバイスからなるアクティブマトリックスを用い、テレビモニタ、携帯情報端末(PDA)、およびコンピュータ画面のような様々なデバイスに使用されるフラットスクリーンを製造する。一般的には、これらのフラットパネルディスプレイは、ガラス、高分子材料、またはその他の適切な基板材料からなる2つの薄いパネルから作られる。液晶材料または金属接点のマトリックスからなる層、半導体アクティブ層、および誘電体層は、一連のステップによって堆積され、2つの薄いパネルの間にサンドイッチ状に挟まれ、この2つの薄いパネルは、お互いに結合され、その上に設置された少なくとも1つのフラットパネルディスプレイを有する大面積基板を形成する。パネルの少なくとも一方は、電源に結合される導電膜を含み、この電源は、液晶材料の配向を変化させ、パターン化された表示をスクリーン面上に作成する。
[0003]これらのプロセスは、典型的には、アクティブマトリックス材料を基板上に堆積する一連の複数のプロセスステップを大面積基板に施すことを必要とする。化学気相成長法(CVD)およびプラズマ化学気相成長法(PECVD)は、この堆積のための周知のプロセスの1つである。これらの既知のプロセスは、大面積基板の温度を約300℃〜約400℃かまたはそれ以上にし、かつ堆積される層の均一性を保証するために、堆積中に大面積基板をガス分配プレートまたは拡散器に対して定位置に維持することを必要とする。拡散器は、一般的には、基板の面積に等しいかまたはそれよりも大きい面積を画成する。拡散器が、堆積中に何らかの理由で撓めば、プロセスは、均一な堆積をもたらさないことがあり、その結果として、使用できないフラットパネルディスプレイとなることがある。
[0004]フラットパネルディスプレイは、この技術が市場で受け入れられたために、寸法がここ数年で劇的に増加した。前世代の大面積基板は、約500mm×650mmの寸法を有し、そして、約1800mm×約2200mmかまたはそれ以上にまで寸法が増加した。この寸法の増加は、基板を完全に処理するのを可能にするために、拡散器の寸法の増加をもたらした。拡散器のより大きな寸法は、堆積中に高温に曝されたときのたるみを阻止する拡散器を設計するための新しい課題をもたらした。
[0005]拡散器は、一般的には、間隔を置いて大面積基板の上方に支持されるプレートであり、1つ以上のプロセスガスを分散させるように適合された複数の開口があり、典型的には、処理されるべき基板とほぼ同じ面積を有する。拡散器は、通常、アルミニウムから作られ、CVDプロセスまたはPECVDプロセスに耐えるとともに、膨張および収縮の作用に曝され、そして、通常、縁に沿って支持され、拡散器と基板との間の間隔が、制御される。しかしながら、この縁支持方式は、中央部分をまったく支持せず、それは、時間とともに、重力のために、たるむ傾向があり、あるいはクリープする傾向があり、CVDプロセスまたはPECVDプロセス中の高いプロセス温度によって悪化する。
発明の概要
[0006]本発明は、一般的には、プラズマチャンバ内においてガス分配プレートまたは拡散器を支持するための方法および装置に関する。一実施形態においては、拡散器は、内側または中央に設置された少なくとも1つの支持部材によって吊り下げられ、その支持部材は、ガス分配プレートおよびチャンバの壁に結合される。本発明は、プラズマ化学気相成長法中に発生する高温に耐えるとともに、拡散器に作用する重力および熱によって発生する力または圧力によって発生する力によって拡散器が変形するのを防止するのに有益である。少なくとも1つの支持部材は、チャンバ内において拡散器とバッキングプレートとの間に結合され、拡散器の平面姿勢を調節することができる。少なくとも1つの支持部材は、チャンバを排気する前に、あるいはチャンバを排気した後に、拡散器プロフィールを調節するように構成される。別の実施形態においては、少なくとも1つの支持部材は、少なくとも1つの支持部材に結合された複数のねじを調節することによって、拡散器プロフィールを調節するのを助ける。重力支持体は、拡散器を通る1種以上のガスの流れに影響を与えることなく、拡散器に取り付けられてもよい。
[0007]一実施形態においては、少なくとも1つの支持部材は、重力支持体である。重力支持体は、ガス入口を含み、ガス入口から拡散器プレートの複数のオリフィスまで流れるガスの流れを提供し、それと同時に、拡散器を垂直方向に支持する。また、重力支持体は、噛み合い機構を介して、拡散器から分離することができる。別の実施形態においては、オリフィスリングは、重力支持体に結合するように構成され、ガスの流れを調節するという態様を拡散器に提供する。
[0008]別の実施形態においては、ガス分配プレートは、チャンバ内の第1のプレートによってチャンバ内に支持され、第1のプレートは、それを貫通して形成された少なくとも1つの孔を備える中央領域を有する。第1のプレートの下方には、ガス分配プレートのような第2のプレートが、存在し、その第2のプレートは、第1のプレートの少なくとも1つの孔と垂直方向に整列する少なくとも1つの噛み合い部分を有する。少なくとも1つのねじ付き支持体は、少なくとも1つの噛み合い部分と係合するように適合され、それによって、ガス分配プレートの中央領域からガス分配プレートを支持する。少なくとも1つのねじ付き支持体は、拡散器とバッキングプレートとの間に結合される。バッキングプレートは、断面が、拡散器よりも比較的に厚く、そのために、実質的に静的な支持を提供する。拡散器は、相対的な厚さおよび拡散器の穿孔のために、バッキングプレートと比較すれば、より可鍛性があり、これは、少なくとも1つのねじ付き支持体を調節することによって拡散器プロフィールを調節するのを可能にする。
[0009]別の実施形態においては、プラズマチャンバ内の拡散器の水平方向プロフィールを変更する方法が記載される。この方法は、拡散器の中央領域に噛み合い機構を有する拡散器を支持するステップと、支持部材を噛み合い部分に係合させるステップと、拡散器の平面性を変更するために、支持部材を調節するステップと備える。1つの態様においては、この方法は、チャンバを減圧する前に、あるいはチャンバを減圧した後に、調節するのを可能にする。一実施形態においては、調節するステップは、平面の水平方向プロフィール、凹状の水平方向プロフィール、または凸状の水平方向プロフィールの中の1つを有するように拡散器の水平方向プロフィールを変更するステップを備える。
[0010]別の実施形態においては、少なくとも1つの支持部材は、ピボット支持体である。ピボット支持体は、上側ピボット部材に取り外し可能に結合されたボールスタッドを含む。上側ピボット部材は、チャンバ内のバッキングプレートに結合され、ボールスタッドは、拡散器に取り外し可能に結合するように適合される。ボールスタッドは、上側ピボット部材を貫通して延びるねじを切られた部分を有し、ねじを切られた部分に結合される少なくとも1つのナットによって、拡散器の水平方向プロフィールを調節することを提供する。
[0011]別の実施形態においては、基板上に薄膜を堆積する方法が記載される。この方法は、プロセスチャンバ内においてガス分配プレートの下方に存在する基板支持体上に基板を置くステップであって、ガス分配プレートは、調節可能な水平方向プロフィールを有する、上記基板を配置するステップと、ガス分配プレートに配置された複数の開口を介してプロセスガスを流し込むステップと、ガス分配プレートと基板との間にプラズマを形成するステップと、基板上に薄膜を堆積するステップとを備える。この方法は、約350℃から約450℃までの温度にプロセスチャンバを加熱するステップを更に備えてもよい。一実施形態においては、ガス分配プレートの水平方向プロフィールは、凹状の形状を呈する。別の実施形態においては、薄膜は、アモルファスシリコンである。別の実施形態においては、水平方向プロフィールは、少なくとも1つの支持部材を用いて調節され、別の実施形態においては、複数の支持部材が、水平方向プロフィールを調節するのに使用される。
[0012]別の実施形態においては、ガス分配プレートの水平方向プロフィールを調節する方法が記載され、平面の周辺および中央領域を有するガス分配プレートを提供するステップと、中央領域に結合された少なくとも1つの支持部材を調節するステップと、平面の周辺に比較して、平面、凹状、または凸状の少なくとも1つである中央領域における水平方向プロフィールを形成するステップとを備える。一実施形態においては、調節するステップは、真空条件下において実行される。
[0013]別の実施形態においては、ガス分配プレートの水平方向プロフィールを調節する方法が記載され、バッキングプレートと基板支持体との間にガス分配プレートを有するプロセスチャンバを提供するステップと、基板支持体とガス分配プレートとの間の距離を測定するステップと、ガス分配プレートおよびバッキングプレートに結合された少なくとも1つの支持部材を調節するステップと、基板支持体に比較して、平面、凹状、または凸状の少なくとも1つであるガス分配プレートの水平方向プロフィールを形成するステップとを備える。一実施形態においては、調節するステップは、少なくとも1つの支持部材を回転させるステップを備える。別の実施形態においては、調節は、プロセスチャンバが真空下にあるときに実行される。別の実施形態においては、少なくとも1つの支持部材は、プロセスガスをガス分配プレートに提供するように適合される。
[0014]本発明の上述した特徴を詳細に理解できるように、簡単に上述した本発明のより詳細な説明が、いくつかの実施形態を参照してなされ、それらの実施形態のいくつかが、添付の図面に示される。しかしながら、添付の図面は、本発明の典型的な実施形態をただ単に図示するためのものであり、したがって、本発明の範囲を限定するものと考えるべきではないことに注意されたい。なぜなら、本発明は、その他の同等の効果を有する実施形態を実現することができるからである。
詳細な説明
[0041]本発明の実施形態は、一般的には、プロセスチャンバ内においてガス分配プレートを支持するための装置および方法を提供する。一実施形態においては、少なくとも1つの支持部材は、ガス分配プレート支持するように構成され、重力および高いプロセス温度によって引き起こされる中央のたるみまたはそりを阻止するのを助け、それによって、ガス分配プレートにおける望ましい水平方向プロフィールを維持する。望ましい水平方向プロフィールは、平面の水平方向プロフィール、凸状の水平方向プロフィール、または凹状の水平方向プロフィールの中の少なくとも1つであってもよい。ガス分配プレートまたは拡散器の水平方向プロフィールまたは水平方向の姿勢は、ここで使用される場合、関連図面に示されるようなガス分配プレートの断面を意味する。すべての実施形態において、ガス分配プレートは、ガス分配プレートの中央領域に結合された少なくとも1つの支持部材を有し、少なくとも1つの支持部材を調節することによって、中央領域は、調節可能であり、平面、凹状、または凸状の中の少なくとも1つである水平方向プロフィールをガス分配プレートに与える。混乱を避けるために、図面において類似する構成要素を指示する共通の符号は、可能な限り、重複して使用される。
[0042]図1は、フラットパネルディスプレイの回路を大面積のガラス、ポリマー、またはその他の適切な基板上に加工するための化学気相成長(CVD)プロセスまたはプラズマ化学気相成長(PECVD)プロセスに適したチャンバ100の側面図である。チャンバ100は、液晶ディスプレイ(LCD)、またはフラットパネルディスプレイ、または太陽電池アレイのための光電池に使用される大面積基板上に構造体およびデバイスを形成するように構成される。構造体は、一連の複数の堆積ステップおよびマスクステップを備えてもよい複数の千鳥状に配置された反転エッチングバックチャンネル(ボトムゲート)薄膜トランジスタであってもよい。その他の構造体は、光電池のためのダイオードを形成するために、p−n接合を含むかもしれない。
[0043]チャンバ100は、大面積基板上に様々な材料を堆積するように構成され、それらの材料には、導電体(例えば、lTO、ZnO、W、Al、Cu、Ag、Au、Ru、またはそれらの合金)、誘電体(例えば、Si、SiO、SiO、HfO、HfSiO、ZrO、ZrSiO、TiO、Ta、Al、それらの誘導体、またはそれらを組み合わせたもの)、半導体(例えば、Si、Ge、SiGe、それらのドーパント、またはそれらの誘導体)、障壁材料(例えば、SiN、SiO、Ti、TiN、TiSi、Ta、TaN、TaSi、またはそれらの誘導体)、および接着/種材料(例えば、Cu、Al、W、Ti、Ta、Ag、Au、Ru、それらの合金、またはそれらを組み合わせたもの)が含まれる。チャンバ100によって堆積されてもよい金属含有化合物は、金属、金属酸化物、金属窒化物、金属シリサイド、またはそれらを組み合わせたものを含む。例えば、金属含有化合物は、タングステン、銅、アルミニウム、銀、金、クロム、カドミウム、テルル、モリブデン、インジウム、スズ、亜鉛、タンタル、チタン、ハフニウム、ルテニウム、それらの合金、またはそれらを組み合わせたものを含む。ゲート電極およびその他の導電層のような、チャンバ100によって大面積基板上に形成または堆積される導電性の金属含有化合物の具体的な例は、インジウムスズ酸化物、酸化亜鉛、タングステン、銅、アルミニウム、銀、それらの誘導体、またはそれらを組み合わせたものを含む。また、チャンバ100は、多結晶、アモルファス、またはエピタキシャルの状態にある誘電体および半導体を堆積するように構成される。例えば、誘電体および半導体は、シリコン、ゲルマニウム、炭素、それらの酸化物、それらの窒化物、それらのドーパント、またはそれらを組み合わせたものを含んでもよい。チャンバ100によって大面積基板上に形成または堆積される誘電体および半導体の具体的な例は、エピタキシャルシリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコン、シリコンゲルマニウム、ゲルマニウム、二酸化ケイ素、酸窒化ケイ素、窒化ケイ素、それらのドーパント(例えば、B、P、またはAs)、それらの誘導体、またはそれらを組み合わせたものを含んでもよい。また、チャンバ100は、パージガスまたはキャリアガスとして使用するために、アルゴン、水素、ヘリウム、またはそれらを組み合わせたもののようなガスを収容するように構成される(例えば、Ar、H、N、He、それらの誘導体、またはそれらを組み合わせたもの)。チャンバ100を用いて大面積基板上にアモルファスシリコン薄膜を堆積する1つの例は、水素キャリアガス中における前駆ガスとしてシランを使用することによって達成されてもよい。
[0044]チャンバ100を用いて大面積基板上に薄膜を堆積する様々な装置および方法の例は、2005年7月1日に出願された発明の名称が「Plasma Uniformity Control By Gas Diffuser Curvature」である米国特許出願第11/173,210号(代理人整理番号第APPM9230.P2号)から知ることができ、その明細書は、本明細書と矛盾しない範囲で本明細書に組み込まれる。チャンバ100を用いて形成されてもよい様々な装置のその他の例は、2004年7月12日に出願された発明の名称が「Plasma Uniformity Control by Gas Diffuser Hole Design」である米国特許出願第10/889,683号、および2004年4月20日に出願された発明の名称が「Controlling the Properties and Uniformity of a Silicon Nitride Film by Controlling the Film Forming Precursors」である米国特許出願第10/829,016号から知ることができ、それらの明細書は、本明細書と矛盾しない範囲で本明細書に組み込まれる。
[0045]チャンバ100は、チャンバ側壁10、底部11、大面積基板14を支持するサセプタのような基板支持体12からなる。また、チャンバ100は、選択的に開閉することによって大面積基板の移送を助けるスリットバルブのようなポート6を有する。また、チャンバ100は、ガス注入マニホルドを取り囲む排気チャンネル18を有する蓋を含み、そのガス注入マニホルドは、カバープレート16、バッキングプレート28のような第1のプレート、および例えば拡散器20であるガス分配プレートのような第2のプレートからなる。拡散器20は、チャンバ100に結合されたガス供給源5からの1つ以上のプロセスガスのための複数の通路を提供するように適合された実質的に平面であるいかなる固体であってもよい。拡散器20は、基板14の上方に位置決めされ、この実施形態においては拡散器重力支持体15である少なくとも1つの支持部材によって、垂直方向に吊り下げられる。この実施形態においては、拡散器20は、また、柔軟性のあるサスペンション57によって、排気チャンネル18の上部リップ55から離れて支持される。柔軟性のあるサスペンションは、2002年11月12日に発行された発明の名称が「Flexibly Suspended Gas Distribution Manifold for A Plasma Chamber」である米国特許第6,477,980号に詳細に開示されており、その明細書は、本明細書と矛盾しない範囲で本明細書に組み込まれる。柔軟性のあるサスペンション57は、拡散器20の縁から離れて拡散器20を支持し、かつ拡散器20の膨張および収縮を可能にするように適合される。拡散器20のその他の縁サスペンションが、拡散器重力支持体15とともに使用されてもよく、また、拡散器支持体15は、縁サスペンションなしで使用されてもよい。例えば、拡散器20は、柔軟性のない支持体によって、拡散器20の周辺を支持されてもよく、あるいは縁を支持されなくてもよい。拡散器重力支持体15は、支持体15に取り付けられたガスブロック17にプロセスガスを供給するガス供給源5に結合されてもよい。ガスブロック17は、支持体15内の縦方向の内腔19を介して拡散器20に連絡しており、拡散器20内の複数のオリフィス22にプロセスガスを供給する。チャンバ100に使用されてもよい拡散器の例は、2005年7月1日に出願された発明の名称が「Plasma Uniformity Control By Gas Diffuser Curvature」である米国特許出願第11/173,210号(代理人整理番号第APPM9230.P2号)に記載されており、その明細書は、すでに本明細書に組み込まれている。
[0046]拡散器重力支持体15は、バッキングプレート28に結合された実質的に対称な本体である。バッキングプレート28は、拡散器重力支持体15を収容するために中央領域を貫通する適切な内腔を有する実質的に平面のプレートであり、排気チャンネル18によって、その周辺を支持される。バッキングプレート28は、プレート28と排気チャンネル18とが接合する箇所において、適切なO−リング45および46によって、その周辺を密封され、それは、チャンバ100の内部を周囲環境から保護し、プロセスガスが漏れるのを防止する。拡散器重力支持体15は、バッキングプレート28からカバー16の適切な内腔を貫通して上方に延びる。この実施形態においては、拡散器20が取り付けられた重力支持体15は、大面積基板14および基板支持体12の上方において、その所定の位置に実質的に静止した状態のままであるように適合され、そして、基板支持体12は、移送位置およびプロセス位置へおよび移送位置およびプロセス位置から基板14を持ち上げおよび降ろすように適合される。
[0047]動作中、プロセスガスが、ガス供給源5から流され、そして、チャンバ100は、真空ポンプ29によって、適切な圧力にまで減圧されている。1つ以上のプロセスガスは、ガスブロック17、縦方向の内腔19、傾斜した内腔19aに沿って流れ、バッキングプレート28と拡散器20との間に作成された大きなプレナム21および拡散器20内の小さなプレナム23内に配置される。そして、1つ以上のプロセスガスは、大きなプレナム21および小さなプレナム23から拡散器20内の複数のオリフィス22に沿って流れ、拡散器20の下方にある領域において、プロセス空間80を生成する。動作中、大面積基板14は、このプロセス空間80まで持ち上げられ、1つ以上のプラズマ励起ガスが、その上に配置され、構造体が、大面積基板14上に形成される。プラズマは、チャンバ100に結合されたプラズマ源24によって、プロセス空間80内に形成されてもよい。プラズマ源24は、直流電源、無線周波(RF)電源、または遠隔プラズマ源であってもよい。RF電源は、チャンバ100に誘導結合または容量結合されてもよい。また、プラズマは、熱誘導プラズマのように、その他の手段によってチャンバ100内に形成されてもよい。この実施形態における重力支持体15に結合されたプラズマ源24が示されるが、プラズマ源24は、チャンバ100のその他の部分に結合されてもよい。
[0048]拡散器20は、導電性材料から作られ、あるいは導電性材料によってコーティングされ、そのために、拡散器20は、チャンバ100内における電極の役割をなしてもよく、そして、基板支持体12は、グラウンド25に接続されてもよく、それによって、基板支持体12も、同様に、チャンバ100内における電極の役割をなしてもよい。拡散器20のために選択される材料は、鋼、チタン、アルミニウム、またはそれらを組み合わせたものを含んでもよく、その表面は研磨され、あるいは陽極酸化されてもよい。基板支持体は、更に、基板支持体12に結合されあるいは基板支持体12内に配置された加熱コイルまたは抵抗ヒーターのような一体化されたヒーターによって加熱されてもよい。拡散器20は、お互いに接合されかつプロセスガスを供給するように適合された1つ以上の部品から作られてもよく、また、絶縁スペーサー34、35、37、38、および41によってチャンバ排気チャンネル18および壁10から電気的に絶縁される。
[0049]図2は、チャンバカバー16の平面図であり、カバー16の中央領域210に設置された拡散器重力支持体15の相対的な位置を示す。中央領域210は、本明細書では、カバー16、バッキングプレート28、および拡散器20の周辺内に存在する任意の場所として画成され、それは、拡散器20の支持点を提供してもよく、あるいは拡散器20の水平方向プロフィールを変えてもよい。更に、縦方向の内腔19が示され、その内腔19は、ガスブロック17に沿って延び、カラー53によって取り囲まれる。また、拡散器重力支持体15は、ただ単に、カバー16の中央領域210における拡散器支持体として使用されてもよく、1つ以上のガスは、チャンバ100の別の場所において、拡散器20に供給されてもよい。この図面には示されない拡散器20およびバッキングプレート28は、典型的には、カバー16の下方に設置される。拡散器20およびバッキングプレート28は、カバー16の寸法に実質的に等しい寸法を有する。拡散器20およびバッキングプレート28は、対応する中央領域210を有し、その対応する中央領域210は、この図面に示されるいずれかの構成要素が拡散器20およびバッキングプレート28と噛み合うのを可能にしてもよい。更に、この図面に描かれる構成要素は、バッキングプレート28と噛み合ってもよく、またはバッキングプレート28に沿って延びてもよい。
[0050]図3は、チャンバカバー16の別の実施形態の平面図であり、中央領域210内における拡散器重力支持体15の代替の場所を示す。図2の場合と同様に、拡散器20およびバッキングプレート28は、この図面には示されていないが、それらは、典型的には、カバー16の下方に設置される。拡散器20およびバッキングプレート28は、カバー16の寸法に実質的に等しい寸法を有する。拡散器20およびバッキングプレート28は、対応する中央領域210を有し、その対応する中央領域210は、この図面に示されるいずれかの構成要素が拡散器20およびバッキングプレート28と噛み合うのを可能にしてもよい。更に、この図面に描かれる構成要素は、バッキングプレート28と噛み合ってもよく、あるいはバッキングプレート28に沿って延びてもよい。拡散器重力支持体15は、カバー16において、中心からずれて示されているが、それでもやはり、中央領域210内に存在する。中央領域210は、カバー16の中央に設置されたいかなる領域(およびバッキングプレートおよび拡散器における対応する場所)であってもよく、その領域は、拡散器20のための支持点として定められる。拡散器重力支持体15によって拡散器に提供されるプロセスガスの代わりに、ガス通路300が、カバー16上に示される。
[0051]図4は、拡散器支持体の詳細側面図であり、拡散器重力支持体15によって支持された拡散器20を示し、バッキングプレート28に適切に接続された対称な支持シート51によって取り囲まれた縦方向の支持ブロック50を備える。縦方向の支持ブロック50は、強度とプロセス化学品に対する耐性とを選択された材料から作られ、対称な支持シート51と噛み合い、かつ対称な支持シート51によって支持されるように適合される。縦方向の支持ブロック50に使用される材料は、鋼、チタン、アルミニウム、またはそれらを組み合わせたものを含んでもよい。
[0052]図5は、対称な支持シート51内に配置された縦方向の支持ブロック50を有する拡散器重力支持体15の詳細分解図である。シート51は、バッキングプレート28の適切な内腔に沿って配置され、かつ溶接52または当分野において既知のその他の方法によって接続される。支持ブロック50は、支持シート51の内壁に押しつけて配置された適切なO−リング4および8によって密封される。支持ブロック50の上側部分56の外径は、上部領域表面66の内径よりも小さいかまたはそれに等しい。O−リング4および8を嵌め込むために、適切な溝が、上側部分56の外径に配置される。これらのO−リング4および8は、周囲大気がチャンバ100の内部に侵入するのを妨げるように、かつ1つ以上のプロセスガスがチャンバ100から漏れるのを防止するように構成され、それによって、チャンバ100を密封する。縦方向の支持ブロック50は、図2および図3からわかるように、カバー16の適切な内腔に沿って上方へ延びる。カバー16は、環状のカラー53を支持し、そのカラー53は、カバー16および対称な支持シート51と密封連絡した状態にある。複数のねじ1および3が、支持ブロック50を支持シート51に留め、そして、それに関しては、以下で詳細に記載する。
[0053]図5および図6Aを参照すると、複数のねじ1および3が、縦方向の支持ブロック50の平面図に示され、それらのねじは、拡散器20に結合される支持ブロック50を支持しかつその支持ブロック50を支持シート51に留める役割をなす。縦方向の支持ブロック50は、支持ブロック50の中央部分58よりも大きな径を有する対称なフランジ部分57を有する。フランジ部分57は、フランジ57と支持シート51とが接触したときに垂直運動を妨げることによって、重力支持体15の停止装置または制限装置として動作する。また、フランジ部分57は、フランジ57の選択された場所に適切な雌ねじを切ることによる噛み合い接続を複数のジャッキねじ1に提供することによって、調節機構の役割をなす。フランジ57に適切な間隔を置いて配置された個々の複数の内腔は、シート51の上部領域66に配置された適切にねじを切られた孔と機械的に連絡する状態にある複数の固定ねじ3に機械的な連絡を提供する。4つのジャッキねじ1および4つの固定ねじ3が示されるが、本発明は、これらの数に限定されることはなく、望ましい調節および支持を拡散器20に提供するために、いかなる数を使用してもよい。重力支持体15は、拡散器20とバッキングプレート28との間に結合される。バッキングプレート28は、断面が、拡散器20よりも比較的に厚く、そのために、実質的に静止して動かない支持点を提供する。拡散器20は、典型的には、相対的な厚さおよび拡散器20の穿孔のために、バッキングプレート28と比較すれば、より可鍛性がある。この相対的な可鍛性は、重力支持体のフランジ部分57を調節することによって、拡散器のプロフィールを調節するのを可能にする。
[0054]動作中、縦方向の支持ブロック50は、対称な支持シート51の中に挿入され、そして、拡散器20が、以下で詳細に説明する噛み合い接続60によって、支持ブロック50に接続される。この時点において、拡散器は、拡散器重力支持体15および柔軟性のあるサスペンション57(図1において説明した)によって吊り下げられる。そして、拡散器重力支持体15は、複数のジャッキねじ1によって垂直方向に調節され、平面、凹状、または凸状の中の少なくとも1つであってもよい望ましい水平方向プロフィールを発生させるように拡散器20を操作するのを可能にする。一実施形態においては、拡散器20の望ましい水平方向プロフィールは、基板支持体12の水平方向プロフィールとは異なる。別の実施形態においては、望ましい水平方向プロフィールは、基板支持体12の水平方向プロフィールに類似するものである。基板支持体12が、撓み、あるいは中央部分が、何らかの理由で、周辺よりも高ければ(あるいはその逆であれば)、拡散器20が、基板支持体12の水平方向プロフィールに実質的に一致するように調節され、それによって、任意の点において間隔が実質的に等しい基板14と拡散器20との間のプロセス空間80を提供してもよい。あるいは拡散器20は、基板支持体12の水平方向プロフィールとは異なるユーザまたはプロセスによって決定される水平方向プロフィールに合致するように調節されてもよく、拡散器20と基板14との間のプロセス空間80は、任意の点において、間隔が等しくなくてもよい。あるいは拡散器20の水平方向プロフィールは、基板支持体12の水平方向プロフィールに関係なく選択されてもよい。
[0055]拡散器20が、中央領域の任意の部分において、たるみ、かつ平面の水平方向プロフィールが、拡散器20のプロフィールとして望ましいのであれば、支持シート51の上部領域66と連絡するジャッキねじ1が、拡散器20の中央部分をしかるべく持ち上げるように調節され、重力または減圧によって発生する中央のたるみを拡散器20から除去してもよい。拡散器20の望ましい水平方向プロフィールが、凸状の水平方向プロフィールであれば、拡散器20は、拡散器20の中央部分を必要に応じて持ち上げるために、ジャッキねじ1によってしかるべく調節されてもよい。拡散器20の望ましい水平方向プロフィールが、凹状の水平方向プロフィールであれば、ジャッキねじ1は、適切に回転させることによって持ち上げられ、支持シート51の適切なねじ穴に配置された複数の固定ねじ3は、フランジ57に押しつけて適切に回転させられ、圧縮効果を拡散器20に伝達し、拡散器20の中央部分をより低い位置に移動させあるいは拡散器20の中央部分がより低い位置に移動するのを可能にし、それによって、凹状の水平方向プロフィールを拡散器20にもたらす。あるいは拡散器20は、垂直方向の調節を必要としないかもしれず、固定ねじ3は、その位置に拡散器を固定するように調節されてもよい。
[0056]拡散器20が、望ましい姿勢となるように調節され、かつ拡散器20が、望ましい水平方向プロフィールを呈すると、固定ナットまたはジャムナット2が、適切に回転させられ、ジャッキねじ1を固定し、それによって、拡散器20を並進させるかもしれないジャッキねじ1のその後の移動を防止する。そして、複数の固定ねじ3が、適切に締めつけられ、重力支持体15に関連する部品のその後の何らかの移動を防止する。上述したように、凹状の姿勢が、拡散器20において望ましいのであれば、ジャッキねじ1が、締めつけるために、適切に回転させられてもよく、そして、ジャムナット2は、重力支持体15に関連する部品のその後の移動を防止するのに使用される。言い換えれば、拡散器20の凹状の姿勢が、好ましい場合、固定ねじ3は、調節する役割をなし、ジャッキねじ1およびそれぞれのジャムナット2は、固定機構として動作する。
[0057]上述したプロセスは、周囲環境において記載されたが開示されるプロセスによって、拡散器20の水平方向プロフィールになされる何らかの調節は、圧力によって発生する基板支持体12、バッキングプレート28、または拡散器20の何らかの変形を補償するように拡散器20を調節するために、チャンバ100を減圧した後に行われてもよい。圧力によって発生する何らかの変化は、測定されてもよく、かつ拡散器20の望ましい水平方向プロフィールが作成されてもよい。減圧のために使用されないチャンバ100のすべての開口は、このプロセス中に密閉されてもよく、O−リング4および8は、縦方向支持ブロック50の運動を可能にするとともに適切な密封状態も提供するように適合される。周囲環境において、あるいは真空状態において、それらのいずれであろうが、調節パラメータ、および基板支持体12と拡散器20との相対的な距離は、拡散器の水平方向プロフィールを調節するときに、少なくとも1つのゲージのような測定装置を用いて、作業員によって決定されてもよい。
[0058]図5および図6B〜図6Cは、噛み合い接続60の一実施形態を示し、それは、本明細書では、スロットとキーの構成として描かれる。縦方向の支持ブロック50は、バッキングプレート28の下方および近傍における位置において、噛み合い接続60によって、拡散器20に接続される。一実施形態においては、拡散器20は、複数の対称なスロットのような雌型コネクタ31を含むように製造または改造され、支持ブロック50は、複数の対称なキーのような雄型コネクタ32を含むように製造される。雌型コネクタ31は、拡散器20に含まれ、雄型コネクタ32は、支持ブロック50に含まれる。4つの雌型コネクタ31および4つの雄型コネクタ32が、これらの例としての図面に示されるが、より多いかまたはより少ない数を使用してもよいことがわかる。あるいは雄型コネクタ32は、拡散器20内の適切な雌ねじと噛み合うように適合されたねじ付き部材であり、それによって、ねじ接続によって噛み合い接続60を作成してもよい。
[0059]図6Bは、噛み合い接続60の平面図を示し、図5の断面B−Bを図示する。縦方向の支持ブロック50の下側部分59が示され、縦方向の内腔19および傾斜した内腔19aを詳細に示し、傾斜した内腔19a間の領域に複数の雄型コネクタ32を備える。拡散器20が示され、オリフィス22、雄型コネクタ32を支持するように適合された複数の張り出し部分61、および雄型コネクタ32がそこに入り込めるように適合された複数の切り取り部分62を備える。
[0060]図5を参照すると、雄型コネクタ32は、直径に関して測定すれば、フランジ57の外径よりも小さい外径を有し、かつ支持シート51のショルダー領域65の内径に等しいかまたはそれよりも小さい外径を有する。支持シート51の上部領域表面66は、ショルダー領域65の内径よりも大きい内径を有する。支持ブロック50の下側部分59は、雄型コネクタ32の外径よりも小さい外径を有し、かつ中央部分58よりも小さい外径を有する。支持ブロック50の上側部分56は、フランジ57よりも小さい外径を有し、かつ中央部分58よりも大きい外径を有する。この直径に関するスキームは、支持ブロック50が2つの機械的な停止装置を、すなわち、その1つは、支持シート51のショルダー領域65において、およびもう1つは、フランジ57の下方に存在する領域および支持シート51の上部領域66において、提供するのを可能にする。
[0061]図6Bに描かれる噛み合い接続60は、傾斜した内腔19aの相対的な位置を示すために、固定されていない位置にあることがわかる。すでに詳細に説明した調節および固定する手順に先だって、支持ブロック50は、支持シート51の中に挿入され、雄型コネクタ32は、張り出し部分61の間の領域に存在する切り取り部分62の中に挿入され、それらの張り出し部分61および切り取り部分62は、拡散器20の一部分である。そして、図5Cに示されるように、支持シート51が、固定される位置へ45°だけ回転させられる。切り取り部分62は、拡散器20においてそのままであり、雄型コネクタ32は、張り出し部分61の真下に配置される。切り取り部分62は、傾斜した内腔19aと実質的に整列するチャンネル501のような間隙を作成し、その間隙は、縦方向の内腔19から大きなプレナム21および小さなプレナム23の中へ流れ込む実質的に層をなすガスの流れを提供してもよい。そして、プロセスガスは、プロセス中、拡散器20の複数のオリフィス22を通って分散する。オリフィス22は、重力支持体15によって占められる拡散器20の区域にも存在し、それによって、妥協のない1つ以上のガスの流れを拡散器20を介して提供することに注意されたい。
[0062]図7は、拡散器重力支持体15の別の実施形態の概略図である。縦方向の内腔19から延びた延長内腔19bを備える縦方向の支持ブロック50が示され、その内腔19bは、小さなプレナム23と連絡する。延長内腔19bは、より大量のプロセスガスを小さなプレナム23に提供し、それによって、縦方向の支持ブロック50の下方に存在する複数のオリフィス22を介してプロセス空間80へ流れ込むプロセスガスの量および流れを増大させるために、オプションとして追加されてもよい。
[0063]図8は、拡散器重力支持体15の別の実施形態である。この実施形態においては、縦方向の支持ブロック50は、複数の横方向の内腔19cと交差する縦方向の内腔19を有する。縦方向の支持ブロック50は、下側部分59に環状の間隙33を有し、その間隙33は、拡散器20内の小さなプレナム23の領域を拡大するように適合される。更に、バッキングプレート28の下側部分に外周チャンバ27を有するバッキングプレート28が示され、その外周チャンバ27は、大きなプレナム21の表面積を増加させるように適合される。
[0064]図9Aは、オリフィスリング800の平面図である。この実施形態においては、オリフィスリング800は、第1の湾曲部材810および第2の湾曲部材820のような少なくとも2つの部品からなる。第1の湾曲部材は、ねじ830のシャフトを収容するように適合された少なくとも1つの空洞840を有する。ねじ830は、ねじを切られた部分を有してもよく、その部分は、第2の湾曲部材820のねじを切られた空洞850に収容されてもよい。その他の実施形態、例えば、チャンバ内に適切に接合されかつ取り付けられた1つの部品または2つよりも多い部品からなるオリフィスリング800のようなものを考えることもできる。
[0065]図9Bは、図9Aに示されるオリフィスリング800の側面図である。オリフィスリング800は、外径804、第1の内径806、および第2の内径808を有する。第1の内径806は、縦方向の支持ブロック50の下側部分59の外径を取り囲むように構成される。第2の内径808は、第1の内径806よりも大きくてもよく、それぞれの内径は、環状のベベル870によって分離されてもよい。更に、環状のベベル870の下方におけるオリフィスリング800の周辺に沿った複数のオリフィスリング孔860が示される。
[0066]図10Aは、図8に描かれる実施形態に類似する拡散器重力支持体15の詳細図であり、オリフィスリング800を含む。オリフィスリング800は、縦方向の支持ブロック50の下側部分59を取り囲む第1の湾曲部材810および第2の湾曲部材820を有する。それぞれの湾曲部材は、外周に沿った複数のオリフィスリング孔860を有し、それらのオリフィスリング孔860は、一実施形態においては、複数の横方向の内腔19cと実質的に整列するように適合される。オリフィスリング800は、縦方向の内腔19からプロセス空間80への1つ以上のプロセスガスの流れを調整する面を提供する。孔860の径を変化させることによって、ガス流は、孔860の径に制限されてもよい。それに加えて、またはその代わりに、ガス流は、孔860と横方向の内腔19cとの整列を変化させることによって、制限されてもよい。
[0067]例えば、ガスが、拡散器重力支持体15に沿って流れるとき、ガスは、ほとんど制限されることなく、縦方向の内腔19を通って複数の横方向の内腔19cまで移動してもよい。複数のオリフィス孔860は、複数の横方向の内腔19cの径よりも小さい径であってもよい。横方向の内腔19cから流れ出るガスは、オリフィスリング孔860によって制限されてもよく、ガスの一部は、隙間空間910の中に流されてもよい。そして、隙間空間910内のガスは、下向きにチャンネル501を通って環状の間隙33の中へ移動し、それによって、オリフィス孔22に沿って流れるガス流を小さなプレナム23から補給してもよい。オリフィスリング800によって妨げられない流れは、オリフィスリング孔860を通って大きなプレナム21の中へ移動してもよい。オリフィスリング800は、オリフィスリング孔860を通って流れるガスの一部が、外周チャンバ27に衝突し、それによって、1つ以上のガスの一部が、下向きに方向転換するように位置決めされてもよい。また、本発明によって、オリフィスリング800は、隙間空間910を形成しなくてもよい、例えば、オリフィスリングは、ただ1つの内径を備えて製造されてもよいことが考えられる。その代わりに、またはそれと組み合わせて、縦方向の支持ブロック50の下側部分59は、1つ以上のガスのための流路を小さなプレナム23に提供するために、延長内腔19bを含んでもよい。上述したように、オリフィスリング800は、ユーザによって決定されるガスの流速または量に基づいて、製造され、位置決めされ、そして、調節されてもよい。
[0068]図10Bは、図4に描かれる実施形態に類似する拡散器重力支持体15の詳細図であり、オリフィスリング800を含む。オリフィスリング800は、縦方向の支持ブロック50の下側部分59を取り囲む第1の湾曲部材810および第2の湾曲部材820を有する。それぞれの湾曲部材は、外周に沿った複数のオリフィスリング孔860を有し、それらのオリフィスリング孔860は、一実施形態においては、複数の横方向の内腔19cと実質的に整列するように適合される。別の実施形態においては、オリフィスリング孔860は、横方向の内腔19cと完全に整列しなくてもよい。この実施形態においては、オリフィスリング800は、横方向の内腔19cから大きなプレナム21へのガス流を更に制限するために、回転させられてもよい。
[0069]図11Aは、チャンバ内においてガス分配プレートを支持するための支持部材の別の実施形態の平面図である。バッキングプレート28が示され、中央領域1010の至る所に形成された複数の内腔1063を有する。複数の内腔1063のそれぞれは、ボルトのようなねじ付き支持体1020を収容するように適合され、そのねじ付き支持体1020は、拡散器20の対応する噛み合い部分と噛み合うように構成される。この図面に示される拡散器20は、典型的には、バッキングプレート28の下方に設置される。拡散器20は、バッキングプレート28の寸法に実質的に等しい寸法を有する。拡散器20は、この図面に描かれる構成要素が拡散器20と噛み合うのを可能にするように適合された対応する中央領域1010を有する。対称なパターンを有する12の内腔が、この実施形態において示されるが、複数の内腔1063は、バッキングプレート28において、いかなるパターン、数、および寸法を有してもよい。また、バッキングプレート28に存在する開口1048が示され、その開口1048は、1つ以上のプロセスガスを拡散器20に供給するためのガス供給システム1050を収容するように適合される。また、拡散器は、ガス供給システム1050を収容するために、拡散器に形成された適切な結合点を有してもよい。
[0070]図11Bは、チャンバ内においてガス分配プレートを支持するための拡散器重力支持体の別の実施形態の平面図である。この実施形態は、ねじ付き支持体1020のパターンおよび中心からずれた開口1048の位置を除けば、図11Aに示される実施形態に類似している。図11Aの場合と同様に、拡散器20は、この図面には示されないが、典型的には、バッキングプレート28の下方に設置される。拡散器20は、バッキングプレート28の寸法に実質的に等しい寸法を有する。拡散器20は、この図面に描かれる構成要素が拡散器20と噛み合うのを可能にすることのできる対応する中央領域1010を有する。
[0071]図12は、チャンバ100内における拡散器20の概略部分側面図である。チャンバは、ガス供給組立品1050を収容するように適合された少なくとも1つの開口1048を中央領域に備えるカバー16を有する。ガス供給組立品1050は、ガス供給源5から1つ以上のプロセスガスを受け取り、そして、そのプロセスガスを、内腔1019を介して大きなプレナム21に供給するように構成される。そして、プロセスガスは、拡散器20の複数のオリフィス22を介してプロセス空間80に移動することができる。他の実施形態の場合と同様に、拡散器20は、プロセス空間80においてプラズマを実現するために、プラズマ源24に結合するように適合される。
[0072]チャンバ100は、ボルトのような複数のねじ付き支持体1020を有し、そのねじ付き支持体1020は、バッキングプレート28のような第1のプレートを貫通して拡散器20のような第2のプレートまで延びる。ガス供給組立品1050は、バッキングプレート28と一体化されたものであってもよく、またはバッキングプレート28は、バッキングプレート28の貫通孔1070に沿ってガス供給組立品1050を収容するように適合されてもよい。ねじ付き支持体1020は、ステンレス鋼、チタン、アルミニウム、またはそれらを組み合わせたもののような、高い引張強度を有しかつプロセス化学品と反応することのない材料から生産されてもよい。ねじ付き支持体1020は、上述した材料のいずれかから作られてもよく、更に、アルミニウムのようなプロセス耐性コーティングによってコーティングされてもよい。バッキングプレート28は、中央領域においてそのバッキングプレート28を貫通して形成された複数の孔1030を有する。ねじ付き支持体1020のそれぞれは、ねじを切られ、かつそのねじの一部分は、拡散器20における雌ねじ1040のような噛み合い部分によって収容されるように適合され、その噛み合い部分は、バッキングプレート28における複数の孔1030に対応する。雌ねじは、拡散器プレート20における複数のオリフィス22を邪魔することのない適切な内腔に配置される。更に、管状の隔壁1063、およびそれぞれの管状隔壁1063に蓋をするキャッププレート1065が示される。キャッププレート1065は、ねじ付き支持体1020にアクセスするのを可能にし、かつ管状の隔壁1063と一緒になって、周囲環境から密封された状態を提供する。キャッププレート1065は、キャッププレート1065を覆う締め付けリング1066のような何らかの既知の方法によって密封され、かつキャッププレート1065とカバー16との間に存在するO−リング1062とともに、ねじ1068によってカバー16に留められてもよい。この実施形態におけるガス供給組立品1050は、チャンバ100内においてその所定の位置に静止した状態にあるように適合され、かつ何らかの既知の方法によって周囲大気から密封されることに注意されたい。
[0073]動作中、ねじ付き支持体1020は、管状の隔壁1063に挿入され、孔1030を通り、そして、拡散器20のそれぞれの雌ねじ1040に係合させられる。ねじ付き支持体1020は、拡散器20の平面姿勢を調節するために、回転させられる。この実施形態においては、拡散器20の中央部分は、重力のような力、減圧、および熱に対してきわめて大きな許容度を有するように設計されたバッキングプレート28によって、垂直運動を制限される。バッキングプレート28は、これらの力によって撓むかもしれないが、拡散器20において発生するほどには撓まない。このように、拡散器20は、上述した力によって発生する変形を呈するかもしれないが、その変形は、バッキングプレート28によって、効果的に停止させられる。また、力パラメータが、定められてもよく、そして、バッキングプレート28および拡散器20における何らかの既知の変形は、ねじ付き支持体1020の調節によって相殺されてもよいことが考えられる。部分的な変形を許容するために、拡散器20が、調節されてもよいが、許容された変形は、ねじ付き支持体1020が、この例においては座金1052である停止装置に接触するような、機械的な限界に到達すれば、予め定められた点において停止させられる。ねじ付き支持体1020は、拡散器20とバッキングプレート28との間に結合される。バッキングプレート28は、拡散器20よりも断面がかなり厚く、そのために、実質的に静的な支持点を提供する。拡散器20は、相対的な厚さおよび拡散器20の穿孔のために、バッキングプレート28に比較してより可鍛性があり、それは、ねじ付き支持体1020の長さを調節することによって、拡散器のプロフィールを調節するのを可能にする。
[0074]別の態様においては、スペーサーのような少なくとも1つの調節部材1032が、拡散器20とバッキングプレート28との間の静的な距離を維持するのに使用されてもよく、それによって、ねじ付き支持体1020は、調節部材1032を所定の位置に固定するのに使用される。この実施形態においては、拡散器20は、少なくとも1つの調節部材1032の厚さを変化させることによって望ましい水平方向プロフィールを呈するように形成されてもよい。少なくとも1つの調節部材1032は、取り付けられるとき、拡散器20の中央部分に凸状の水平方向プロフィールを形成するために、より厚いものであってもよく、あるいは凹状の水平方向プロフィールを形成するために、より薄いものであってもよい。そして、調節部材1032を所定の位置に固定するために、ねじ付き支持体1020が、雌ねじ1040の中へ回転させられてもよい。1つの調節部材1032しか示されないが、本発明は、これに限定されることはなく、いかなる数の調節部材1032が、使用されてもよく、例えば、それぞれのねじ付き支持体1020が、それに結合された1つの調節部材を有してもよい。調節部材1032が、使用される場合、拡散器20の垂直運動は、熱、圧力、および重力のような力に反応したときのバッキングプレート28の何らかの運動に限定される。
[0075]図13は、ガス分配プレートを支持するための支持部材の別の実施形態であり、その支持部材は、この実施形態においては、ピボット支持体1300である。ピボット支持体1300は、単独で使用されてもよく、あるいは拡散器重力支持体15と組み合わせて使用されてもよい。また、ピボット支持体1300は、単独で使用されてもよく、あるいはねじ付き支持体1020と組み合わせて使用されてもよい。この実施形態におけるピボット支持体1300は、拡散器重力支持体15から外側に位置決めされ、かつ拡散器20およびバッキングプレート28に結合される。ピボット支持体1300は、拡散器20に結合されたボールスタッドハウジング1304およびバッキングプレート28に結合された上側ピボット部材1306に結合するように適合されたボールスタッド1302を備える。ボールスタッド1302は、その一端が、下側ピボット部材1308に結合され、かつ他端が、ねじを切られた部分1310を有する細長い部材である。ボールスタッド1302は、下側ピボット部材1308を備える一体部材として機械加工されてもよく、あるいは下側ピボット部材1308にねじ込まれあるいは結合されたボルトまたはロッドであってもよい。上側ピボット部材1306は、バッキングプレート28の上面に形成された支持シート1322に係合するように適合される。密封ブロック1324は、上側ピボット部材1306の上側部分をハウジングするために、また、チャンバ内部を周囲環境から密封するのを助けるために、バッキングプレート28の上面に結合するように適合される。カバーカップ1326は、ピボット支持体1300の露出部分を覆うために、また、チャンバ内部を更に密封するために、バッキングプレート28の上面に結合される。ピボット支持体1300を収容するために、バッキングプレート28は、支持シート1322の下方に存在する第1の内腔1328、およびボールスタッド1302およびボールスタッドハウジング1304の邪魔されることのない運動を可能にするように構成された拡張内腔1330を有する。
[0076]下側ピボット部材1308は、一般的には、球状固体であり、また、上側ピボット部材1306は、形が球状であり、ボールスタッド1302を収容するための中央内腔1320を有する。下側ピボット部材1308および上側ピボット部材1306は、プロセス化学品に対してきわめて小さな反応性しか備えない機械的な強度を呈する材料から作られる。ボールスタッド1302は、下側ピボット部材1308および上側ピボット部材1306に使用される材料と同じ材料から作られてもよい。ボールスタッド1302、上側ピボット部材1306、または下側ピボット部材1308に使用される材料は、ステンレス鋼、チタン、またはアルミニウム、およびそれらを組み合わせたものを含む。ボールスタッド1302の細長い部分が、プロセス化学品に対してある程度の反応性を有する材料から作られる場合、アルミニウムからなる管状のシールド1332が、ボールスタッド1302に結合されてもよい。
[0077]下側ピボット部材1308は、ボールスタッドハウジング1304に結合するように適合され、ボールスタッドハウジング1304は、結合機構1312によって拡散器20に結合するように適合される。ボールスタッドハウジング1304は、シートハウジング1316に結合された下側シート1314を有し、それによって、下側ピボット部材1308をハウジングする。この実施形態における結合機構1312は、縮小されていることを除けば、設計および機能が、図5および図6B〜図6Cにおいて説明した噛み合い接続60に類似している。シートハウジング1316は、拡散器20に形成された複数のスロット(図示しない)に選択的に係合する複数の雄型コネクタ1318を有する。拡散器20は、プロセスガスが大きなプレナム21からピボット支持体1300の下方に形成された複数のオリフィス22を通ってプロセス空間80に流れるのを助けるプレナム1323を有する。
[0078]図14は、ピボット支持体1300に結合された拡散器20の詳細図である。示されるように拡散器20に結合する前に、作業員は、バッキングプレート28および拡散器20から離れて、ボールスタッドハウジング1304を組み立ててもよい。組み立てるのを容易にするために、拡散器20およびバッキングプレート28は、チャンバから取り外され、組み立てのために適切な場所に配置されてもよい。ボールスタッド1302は、ボールスタッド1302の細長い部分を、シートハウジング1316に形成された円錐状の開口1408の中に挿入することによって、シートハウジング1316に結合されてもよい。下側ピボット部材1308を収容するために、下側シート1314は、シートハウジング1316の下面に形成された通路1404に沿って挿入される。下側シート1314およびシートハウジング1316は、ねじ接続1402によって噛み合うように構成される。シートハウジング1316は、雌ねじを有してもよく、下側シート1314は、雄ねじを有してもよい。通路1404は、下側シート1314がその中を通るのを可能にし、かつねじが噛み合うのを可能にするような寸法を有する。下側シート1314は、下側シートの上部がシートハウジング1316に形成されたショルダー1406に接触するまで、適切に回転させられてもよい。シートハウジング1316および下側シート1314は、それぞれ、下側ピボット部材1308を収容しかつ嵌め込み、それと同時に、ボールスタッド1302のピボット運動を助けるような形状を備える内面を有する。
[0079]ショルダー1406が、下側シート1314に接触させられるとき、下側シートがショルダー1406を後退させるのを防止するために、ピン1410が、使用されてもよい。すべてのボールスタッド1302が、ボールスタッドハウジング1304に結合されるとき、それぞれのボールスタッドハウジング1304は、雄型コネクタ1318と噛み合うように適合された拡散器20に形成されたスロットの中に挿入されてもよい。ボールスタッドハウジング1304は、45°だけ回転させられ、そして、シートハウジング1316に形成されたチャンネル1414の中に挿入された止めねじ1412によって固定されてもよい。チャンネル1414は、ねじを切られかつ止めねじ1412上のねじと噛み合う下側部分を有する。止めねじ1412は、適切に回転させられ、チャンネル1414に形成されたショルダーに接触する。止めねじ1412は、チャンネル1414のねじを切られた部分を越えて延びるように構成され、その延びた部分は、拡散器20に形成された凹部1416と噛み合い、それによって、ボールスタッドハウジング1304が、更に回転するのを防止する。すべてのボールスタッドハウジング1304が、拡散器20と結合され、かつ止めねじ1412によって固定されてしまえば、拡散器20は、更なる組み立てのために操作されてもよく、ボールスタッドハウジング1304は、そのままの状態であってもよい。
[0080]図15は、バッキングプレート28に結合されたピボット支持体1300の詳細図である。その中にボールスタッド1302を有するボールスタッドハウジング1304を取り付けた後、拡散器20は、バッキングプレート28に接合されてもよい。この例においては、バッキングプレート28は、チャンバの外側に逆さまに位置決めされ、それに結合された1つ以上のボールスタッド1302を有する拡散器20は、バッキングプレート28の上方に逆さまに位置決めされる。この位置に拡散器20を有することは、ボールスタッド1302のねじを切られた部分1310が、下向きに垂れ下がるのを可能にし、かつねじを切られた部分1310が、バッキングプレート28に形成された支持シート1322から、露出され、そして、突き出るまで、作業員が、ボールスタッド1302を拡張内腔1330および第1の内腔1328の中に挿入するのを可能にする。そして、ねじを切られた部分1310を中央内腔1320に沿って案内することによって、上側ピボット部材1306が、取り付けられてもよい。ねじを切られた部分1310が、中央内腔1320から突き出ると、ナット1516が、ねじを切られた部分1310に結合されてもよく、それによって、上側ピボット部材1306をボールスタッド1302にしっかりと固定する。別の実施形態においては、上側ピボット部材1306の中央内腔1320は、雌ねじを含んでもよく、ボールスタッド1302のねじを切られた部分1310は、ねじ接続によって上側ピボット部材に結合してもよい。
[0081]一実施形態においては、ボールスタッド1302の上側部分1506は、小さな径の部分1504を有してもよい。上側ピボット部材1306の中央内腔1320は、上側部分1506および小さな径の部分1504を収容する部分を有し、上側部分が、上側ピボット部材1306に形成されたショルダー領域1508に接触するまで、中央内腔1320内における垂直運動を助ける。ショルダー領域1508は、ボールスタッド1302のための垂直方向制限装置の役割をなし、それによって、調節中に、上側部分1506が、ショルダー領域1508に接触すると、ボールスタッド1302の垂直運動を停止させる。また、上側ピボット部材1306は、上側ピボット部材1306に形成された凹部に配置された少なくとも1つのO−リング1510を備え、プロセスガスがチャンバから漏れるのを防止し、かつボールスタッド1302と上側ピボット部材1306との間に真空密封を形成するように適合される。また、ピボット支持体1300は、バッキングプレート28に形成された凹部に配置されたO−リング1512を備え、プロセスガスが減損するのを防止し、かつ上側ピボット部材1306とバッキングプレート28との間を真空密封するのを助ける。O−リング1510および1512は、プロセス条件に耐えるようになされた高分子材料またはゴム材料のような適切な材料から作られてもよい。
[0082]ナット1516によってそれぞれのボールスタッド1302に結合された複数の上側ピボット部材1306によって、拡散器20およびバッキングプレート28は、複数のピボット支持体1300によって、お互いに結合される。拡散器20およびバッキングプレート28は、拡散器およびバッキングプレートがチャンバ内に取り付けられたときに位置決めされるべき所定の位置に表を上にして位置決めされてもよい。この時点において、拡散器重力支持体15は、支持シート51の中に挿入され(図5)、拡散器20に結合するために、適切に回転させられてもよい。あるいは拡散器20は、ガス供給組立品1050を使用してもよく、複数のねじ付き支持体1020(図12)が、拡散器に結合されてもよい。
[0083]また、ピボット支持体1300は、ボールスタッド1302のねじを切られた部分1310およびナット1516を収容するための中央開口1502を有する密封ブロック1324を備える。密封ブロック1324は、上側ピボット部材1306が制限されない運動をなすのを可能にするように構成された上側支持シート1526を上側ピボット部材1306に提供する。中央開口1502は、ナット1516またはオプションとしての座金1526が密封ブロック1324に接触することなく、上側ピボット部材1306およびボールスタッド1302が運動をなすのを可能にするように構成される。密封ブロック1324は、少なくとも1つのO−リング1514を備え、そのO−リング1514は、バッキングプレート28と周囲環境との間の更なる密封を提供し、かつボルトのような複数の留め具1524によってバッキングプレートに結合するように適合される。また、密封ブロックは、上面に形成されたO−リング溝1522を有する。
[0084]図16は、拡散器20に結合されたピボット支持体1300の別の実施形態の詳細図である。カバーカップ1326が示され、複数のカバーボルト1602によって、密封ブロック1324の上面に結合される。カバーボルトは、密封ブロックに形成された対応する孔にねじで接続されてもよく、あるいは密封ブロックを通って、バッキングプレートに形成された適切にねじを切られた孔まで延びてもよく、その場合には、複数のカバーボルト1602は、密封ブロック1324を結合するのに使用される複数の留め具1524とは異なるバッキングプレート28における孔のパターンを使用する。チャンバ内におけるピボット支持体1300の更なる密封を提供するために、ポリマーまたはゴムからなるカバーO−リング1604が、O−リング溝1522内に配置されてもよい。また、カバーカップ1326は、カバーカップ1326の内部の被覆領域1606を提供し、ねじを切られた部分1310およびナット1516の邪魔されることのない運動を可能にする。
[0085]図17Aは、それに結合された複数のピボット支持体1300を有するバッキングプレート28の一実施形態の平面図である。複数のピボット支持体1300および拡散器重力支持体15が示され、中央領域1010内においてバッキングプレート28に結合される。この図面には示されない拡散器20は、典型的には、バッキングプレート28の下方に設置される。拡散器20は、バッキングプレート28の寸法に実質的に等しい寸法を有する。拡散器20は、対応する中央領域1010を有し、その中央領域1010は、この図面に示されるいずれかの構成要素が拡散器20と噛み合うのを可能にしてもよい。この実施形態においては、対称なパターンを有する8つのピボット支持体1300が示されるが、ピボット支持体1300は、バッキングプレート28において、いかなるパターン、数、および寸法を有してもよい。
[0086]図17Bは、複数のピボット支持体1300およびガス供給システム1050のための少なくとも1つの開口1048を有するバッキングプレート28の別の実施形態の平面図である。すべての構成要素は、中央領域1010に設置されてもよく、あるいはその代わりに、代替のガス供給システム1050aを収容するように構成された別の開口1048aが、中央領域1010の外側において、バッキングプレートに結合されてもよい。この図面には示されない拡散器20は、典型的には、バッキングプレート28の下方に設置される。拡散器20は、バッキングプレート28の寸法に実質的に等しい寸法を有する。拡散器20は、対応する中央領域1010を有し、その中央領域1010は、この図面に示される中央領域1010内に存在するいずれかの構成要素が拡散器20と噛み合うのを可能にしてもよい。代替のガス供給システム1050aが、使用されるならば、拡散器は、それに形成された対応する結合点を有し、その結合点は、別の供給システムを収容するように適合される。この実施形態においては、対称なパターンを有する8つのピボット支持体1300が示されるが、ピボット支持体1300は、バッキングプレート28において、いかなるパターン、数、および寸法を有してもよい。
[0087]図17Cは、中央領域1010において複数のねじ付き支持体1020が追加されたことを除けば、図17Bに示される実施形態に類似するバッキングプレート28の別の実施形態の平面図である。この図面には示されない拡散器20は、典型的には、バッキングプレート28の下方に設置される。拡散器20は、バッキングプレート28の寸法に実質的に等しい寸法を有する。拡散器20は、対応する中央領域1010を有し、その中央領域1010は、この図面に描かれるいずれかの構成要素が拡散器20と噛み合うのを可能にしてもよい。この実施形態においては、12のねじ付き支持体1020および8つのピボット支持体1300が、対称なパターンで示されるが、複数のねじ付き支持体1020およびピボット支持体1300は、バッキングプレート28において、いかなるパターン、数、および寸法を有してもよい。また、バッキングプレート28に存在する開口1048が示され、その開口1048は、1つ以上ののプロセスガスを拡散器20に供給するためのガス供給システム1050を収容するように適合される。この実施形態においては、拡散器は、また、それに形成された適切な結合点を有し、ガス供給システム1050を収容する。また、代替のガス通路300が示され、単独でまたは開口1048と組み合わせて、プロセスガスを拡散器20に提供するのに使用されてもよい。
[0088]拡散器20は、約350℃〜約450℃のプロセス温度で動作するように適合され、そして、拡散器の材料に依存して、拡散器のいくつかの部分は、プロセスサイクル中に、膨張および収縮を呈してもよい。ピボット支持体1300の様々な部品およびバッキングプレート28の対応する部品は、拡散器20の横方向運動1608を可能にすることによって、この膨張または収縮に対処するものである。第1の内腔1328、円錐状の開口1408、および被覆領域1606は、ボールスタッド1302の運動のためのクリアランスを提供し、そして、拡張内腔1330は、ボールスタッドハウジング1304の運動のためのクリアランスを提供する。したがって、拡散器20に発生するあらゆる膨張および収縮に応じて、拡散器20のいくつかの部分の横方向運動1608が、可能である。一実施形態においては、ピボット支持体1300は、拡散器20のいくつかの部分の約0.25インチから約0.5インチまでの範囲にある運動1608を可能にする。
[0089]拡散器20は、特定の領域においてたるむ傾向があり、垂直方向に下向きに変形するかもしれないが、拡散器20のいくつかの部分が、膨張または収縮のために、水平方向に移動すれば、拡散器20の同じ部分またはその他の部分は、ピボット支持体1300の設計に固有の半径方向経路のために、垂直方向に移動することができる。垂直方向に上向きの運動は、拡張内腔1330の上面1610によって停止させられてもよく、その上面1610は、ボールスタッドハウジング1304が上面1610に接触するとき、停止装置の役割をなしてもよい。その代わりに、あるいはそれに加えて、ねじを切られた上側ピボット部材1306が、ボールスタッド1302に結合されてもよい。
[0090]別の実施形態においては、ピボット支持体1300は、拡散器20の特定の領域の既知の変形が水平方向の運動およびピボット支持体1300によって助長される何らかの垂直方向の運動を予測することを考慮して、その拡散器20の特定の領域の既知の変形によって調節されてもよい。この実施形態は、複数の支持部材を用いてチャンバ内部の拡散器を支持する方法を記載するものである。拡散器20が、基板支持体12(図1)の上方の特定の高さまたは距離において、バッキングプレート28およびオプションとしての柔軟性のあるサスペンション57から吊り下げられると、拡散器重力支持体15は、予め定められた高さに調節され、そして、図5および図6Aの説明において述べたように、所定の位置に固定されてもよい。基板支持体とピボット支持体1300の下にある拡散器20の部分との実際のまたは望ましい距離に基づいて、図14および図15の説明において述べたようにすでに取り付けられているピボット支持体1300は、ボールスタッド1302のねじを切られた部分1310に存在するナット1516を回転させることによって、上方へまたは下方へ調節されなければならないかもしれない。それぞれのピボット支持体1300の下にある拡散器のそれぞれの部分が、基板支持体12に対して望ましい距離に存在するように定められると、それぞれのねじを切られた部分1310上のナット1516は、しっかりと締められ、ジャムナット1518によって固定されてもよい。
[0091]基板支持体と拡散器との間の距離は、拡散器と基板支持体との間の複数の領域を調節および測定するための1つ以上のゲージを用いて、作業員によって調節されてもよい。これらの測定が、完了し、かつ拡散器重力支持体15およびボールスタッド1302のねじを切られた部分1310に結合されたナット1516を調節することによって、基板支持体の上方における拡散器の高さが、満足できるものであることがわかれば、ナット1516は、適切に回転させることによって緩められてもよい。このナット1516を緩めることは、それぞれのピボット支持体1300によって吊り下げられた部分を降下させ、それによって、影響を受けた点において、拡散器と基板支持体との間の距離を短くするかもしれない。ナット1516が、予め定められた量だけ緩められると、ジャムナット1518は、ナット1516に対して適切に締め付けられ、ナット1516を所定の位置に固定するかもしれない。ナット1516を緩め、その後に、拡散器が降下することは、拡散器のいくつかの部分の既知の膨張変形または収縮変形に対処するための意図的なものであってもよい。そして、プロセス条件に曝されるとき、これらの部分は、ナット1516と上側ピボット部材1306とが接触することによって、下向きの方向における変形が制限されてもよい。上述したように作業員によって予め調節された複数のピボット支持体1300は、基板支持体に対してどの点においてもすべて望ましい距離である拡散器の水平方向プロフィールをプロセス中にもたらしてもよい。あるいは拡散器20は、基板支持体12の水平方向プロフィールを考慮したあるいは考慮しない何らかのその他の方法によって調節されてもよい。
[0092]あるいはねじを切られた部分1310に結合された特定のナット1516を緩めることは、拡散器20を降下させなくてもよく、ナット1516は、上側ピボット部材1306に接触しない。ナット1516が、予め定められた量だけ緩められると、ジャムナット1518は、ナット1516に対して適切に締め付けられ、ナット1516を所定の位置に固定してもよい。この時、拡散器20は、ナット1516を緩める前と同じ高さであってもよい。ナット1516を緩めることは、拡散器のいくつかの部分の既知の膨張変形または収縮変形に対処するための意図的なものであってもよい。そして、プロセス条件に曝されるとき、これらの部分は、それぞれのナット1516が上側ピボット部材1306に接触するまで、垂直方向に下向きに変形することが可能であってもよい。上述したように作業員によって予め調節された複数のピボット支持体1300は、基板支持体に対してどの点においてもすべて望ましい距離である拡散器の水平方向プロフィールをプロセス中にもたらしてもよい。
[0093]拡散器のプロフィールを調節する上述した方法のすべては、拡散器の水平方向プロフィールを調節するためには必要とされない入口または出口に蓋をすることによって、真空条件下において、実施され、監視され、および調節されてもよい。例えば、ガスブロック17(図1)、ガス通路300、または開口1048は、密封されてもよく、ピボット支持体1300を使用する実施形態においては、密封ブロック1324は、バッキングプレート28に結合されてもよい。また、その他の使用されない開口は、すべて、密封されてもよく、チャンバは、バッキングプレート28または拡散器20のいくつかの部分をたるませるかもしれない適切な圧力まで減圧されてもよい。一実施形態においては、基板支持体に対する拡散器の高さを複数の点において監視および調節するために、1つ以上のゲージが、作業員によって使用されてもよい。別の実施形態においては、拡散器プロフィールは、基板支持体の水平方向の姿勢を考慮せずに、いずれかの方法によって調節されてもよい。調節は、拡散器重力支持体15、ねじ付き支持体1020、およびピボット支持体1300上のナット1516のような、拡散器に結合された調節部材を回転させることによって、実施されてもよい。
[0094]すべての調節が、真空下においてまたは周囲環境においてなされ、拡散器が、望ましい水平方向プロフィール、または既知の変形を予測するための予め定められた水平方向プロフィールを呈する場合、カバーカップ1326およびカバー16のような、それぞれのカバーは、チャンバに結合されてもよい。調節中にチャンバ内の負圧を助長するために所定の位置に存在するキャップおよびシールは、除去されてもよく、チャンバは、プロセスのための準備がなされてもよい。
[0095]拡散器の断面曲率または水平方向プロフィールを操作するための装置および方法が説明された。平面、凸状、または凹状の中の1つである水平方向プロフィールを提供するために、拡散器は、操作されてもよい。拡散器の水平方向プロフィールは、チャンバ内の基板支持体に対して調節されてもよい。理論に拘束されることを望まずに、基板支持体が、平面の水平方向プロフィールを呈し、かつ拡散器が、類似する水平方向プロフィールを呈するならば、シランおよび水素のような、プロセス空間に供給されるプロセスガスは、基板の中央領域における堆積と比較すれば基板の縁により大きな割合でアモルファスシリコンを堆積すると考えられる。一実施形態においては、基板支持体は、平面姿勢を呈してもよく、拡散器の水平方向プロフィールは、より大きな量のプロセスガスが基板の上方に案内されるのを可能にするプロセス空間を拡散器の中央領域の下方に作成するために、平面の基板支持体と比較して凹状になるように調節される。より大きな量のプロセスガスを有するこのプロセス空間は、大面積基板全体にわたるより均一な堆積を助長すると考えられる。
[0096]本発明のいくつかの実施形態が説明されたが、本発明のその他のおよび更なる実施形態が、本発明の基本的な範囲から逸脱せずに工夫されてもよく、本発明の範囲は、特許請求の範囲に規定される。
プラズマチャンバの側面図である。 チャンバカバーの一実施形態の平面図である。 チャンバカバーの別に実施形態の平面図である。 拡散器重力支持体の一実施形態の詳細図である。 図4に示される拡散器重力支持体の詳細分解図である。 ガスブロック調節器および噛み合い機構の一実施形態の詳細平面図である。 1つの側面における噛み合い機構の詳細図である。 別の態様における噛み合い機構詳細図である。 拡散器重力支持体の別の実施形態の概略図である。 拡散器重力支持体の別の実施形態の部分概略図である。 オリフィスリングの平面図である。 オリフィスリングの側面図である。 オリフィスリングを含む拡散器重力支持体の別の実施形態の部分概略図である。 オリフィスリングを含む拡散器重力支持体の別の実施形態の部分概略図である。 バッキングプレートの一実施形態の平面図である。 バッキングプレートの別の実施形態の平面図である。 拡散器重力支持体の別の実施形態の部分概略図である。 ピボット支持体の一実施形態を示す図である。 ピボット支持体に結合された拡散器の詳細図である。 バッキングプレートに結合されたピボット支持体の詳細図である。 拡散器に結合されたピボット支持体1300の詳細図である。 バッキングプレートに結合された複数のピボット支持体を有するバッキングプレートの一実施形態の平面図である。 複数のピボット支持体を有するバッキングプレートの別の実施形態の平面図である。 複数のピボット支持体および複数のねじ付き支持体を有するバッキングプレートの別の実施形態の平面図である。 凹状の水平方向プロフィールを有する拡散器の断面図である。 凸状の水平方向プロフィールを有する拡散器の断面図である。
符号の説明
1…ねじ、2…ジャムナット、3…ねじ、4…O−リング、5…ガス供給源、6…ポート、8…O−リング、10…側壁、11…底部、12…基板支持体、14…大面積基板、15…拡散器重力支持体、16…カバープレート、17…ガスブロック、18…排気チャンネル、19…縦方向の内腔、19a…傾斜した内腔、19b…延長内腔、19c…横方向の内腔、20…拡散器、21…大きなプレナム、22…オリフィス、23…小さなプレナム、24…プラズマ供給源、25…グラウンド、27…チャンバ、28…バッキングプレート、29…真空ポンプ、31…雌型コネクタ、32…雄型コネクタ、33…環状の間隙、34、35、37、38、41…絶縁スペーサー、45…O−リング、46…O−リング、50…支持ブロック、51…支持シート、52…溶接、53…環状カラー、55…上部リップ、56…上側部分の外周、57…柔軟性のあるサスペンション、57…フランジ、58…中央部分、59…下側部分、60…噛み合い接続、61…張り出し部分、62…切り取り部分、65…ショルダー領域、66…上部領域表面の内径、80…プロセス空間、100…チャンバ、210…中央領域、300…ガス通路、501…チャンネル、800…O−リング、804…外径、806…第1の内径、808…第2の内径、810…第1の湾曲部材、820…第2の湾曲部材、830…ねじのシャフト、840…空洞、850…ねじを切られた空洞、860…孔、870…環状のベベル、910…隙間空間、1010…中央領域、1019…内腔、1020…ねじ付き支持体、1030…孔、1032…調節部材、1040…雌型ねじ、1048…開口、1048a…別の開口、1050…ガス供給システム、1050a…ガス供給システム、1052…座金、1062…O−リング、1063…内腔、1063…管状の隔壁、1065…キャッププレート、1066…締め付けリング、1068…ねじ、1070…貫通孔、1300…ピボット支持体、1302…ボールスタッド、1304…ボールスタッドハウジング、1306…上側ピボット部材、1308…下側ピボット部材、1310…ねじを切られた部分、1312…結合機構、1314…下側シート、1316…シートハウジング、1318…雄型コネクタ、1320…中央内腔、1322…支持シート、1323…プレナム、1324…密封ブロック、1326…カバーカップ、1328…第1の内腔、1330…拡張内腔、1332…管状シールド、1402…ねじ接続、1404…通路、1406…ショルダー、1408…円錐状の開口、1410…ピン、1412…ねじ、1414…チャンネル、1416…凹部、1502…中央開口、1504…小さな径の部分、1506…上側部分、1508…ショルダー領域、1510…O−リング、1512…O−リング、1514…O−リング、1516…ナット、1518…ジャムナット、1522…O−リング溝、1524…留め具、1526…上側支持シート、1602…カバーボルト、1604…O−リング、1606…被覆領域、1608…可能な横方向運動、1610…上面。

Claims (46)

  1. チャンバ内においてガス分配プレートを支持するための装置であって、
    チャンバと、
    中央領域と中央領域に存在する少なくとも1つの開口とを有するチャンバ内におけるバッキングプレートと、
    中央領域を有するチャンバ内におけるガス分配プレートと、
    バッキングプレートにおける少なくとも1つの開口内に存在しかつガス分配プレートの中央領域に係合する少なくとも1つの支持部材であって、ガス分配プレートが、少なくとも1つの支持部材によって吊り下げられる、少なくとも1つの支持部材と、
    を備える装置。
  2. 少なくとも1つの支持部材が、拡散器重力支持体である、請求項1に記載の装置。
  3. 少なくとも1つの支持部材が、ねじ付き支持体である、請求項1に記載の装置。
  4. 少なくとも1つの支持体が、ピボット支持体である、請求項1に記載の装置。
  5. ガス分配プレートの少なくとも一部分が、チャンバに結合された柔軟性のある接続によって、周辺を支持される、請求項1に記載の装置。
  6. 拡散器重力支持体が、雄型の噛み合い機構を有し、ガス分配プレートが、雌型の噛み合い機構を有する、請求項2に記載の装置。
  7. 支持部材が、電源に結合するように構成され、かつガス分配プレートに電気的に結合するように構成される、請求項2に記載の装置。
  8. チャンバが、
    平面の水平方向プロフィールを有する基板支持体であって、基板支持体が、ガス分配プレートの下方に配置され、かつガス分配プレートが、凹状の水平方向プロフィールを有する基板支持体を、
    更に備える、請求項1に記載の装置。
  9. チャンバが、プロセスガスをガス分配プレートに供給するためのガス通路を更に備える、請求項1に記載の装置。
  10. プロセスガスをプロセスチャンバ内の反応域に供給するためのガス分配プレートであって、
    長方形プレートであって、この長方形プレートを貫通して形成された複数のオリフィスを備え、かつ中央領域を有する、長方形プレートと、
    少なくとも1つの取り外し可能な支持部材を収容するように適合された中央領域に形成された少なくとも1つの雌型噛み合い機構と、
    を備えるガス分配プレート。
  11. 少なくとも1つの雌型噛み合い機構が、ねじ接続である、請求項10に記載の装置。
  12. 少なくとも1つの雌型噛み合い機構が、複数のキーと噛み合うように適合された複数のスロットである、請求項10に記載の装置。
  13. 取り外し可能な支持部材が、プロセスガスを複数のオリフィスに供給するように構成される、請求項10に記載の装置。
  14. 取り外し可能な支持部材が、長方形プレートに電気的に結合するように構成される、請求項10に記載の装置。
  15. 長方形プレートが、平面の水平方向プロフィール、凹状の水平方向プロフィール、凸状の水平方向プロフィールの中の1つを呈する、請求項10に記載の装置。
  16. プロセスガスをチャンバ内の反応域に供給するための拡散器であって、
    長方形プレートであって、この長方形プレートを貫通して形成された複数の開口を有し、かつ4つの縁および1つの中央領域を有する、長方形プレートと、
    4つの縁のそれぞれに結合された支持体と、
    中央領域に結合された少なくとも1つの支持部材であって、少なくとも1つの支持部材を調節することによって、中央領域が、平面、凹状、または凸状の中の1つである水平方向プロフィールを提供するように調節可能である支持部材と、
    を備える拡散器。
  17. 水平方向プロフィールが、凹状であり、かつチャンバ内の基板支持体上に配置された基板の水平方向プロフィールが、平面である、請求項16に記載の拡散器。
  18. 中央領域に結合された複数の支持部材であって、複数の支持部材の中の1つが、ガス供給源に結合され、かつプロセスガスを長方形プレートに供給するように適合された支持部材を更に備える、請求項16に記載の拡散器。
  19. 複数の支持部材を収容するための複数の雌型噛み合い機構を更に備える、請求項18に記載の拡散器。
  20. 堆積チャンバ内においてガス分配プレートを支持するように適合された装置であって、
    長方形プレートであって、中央領域を有し、かつ堆積チャンバに結合される、長方形プレートと、
    少なくとも1つの取り外し可能な支持部材を収容するように適合された中央領域における少なくとも1つの開口と、
    を備える装置。
  21. 長方形プレートの下方に存在する拡散器であって、少なくとも1つの取り外し可能な支持部材を収容するために、この拡散器に形成された少なくとも1つの雌型噛み合い機構を有する、拡散器を更に備える、請求項20に記載の装置。
  22. 少なくとも1つの雌型噛み合い機構が、複数のキーと噛み合うように適合された複数のスロットである、請求項21に記載の装置。
  23. 少なくとも1つの雌型噛み合い機構が、拡散器に形成されたねじ接続と噛み合うように適合されたボルトである、請求項21に記載の装置。
  24. 取り外し可能な支持部材が、プロセスガスを複数のオリフィスに供給するように構成される、請求項21に記載の装置。
  25. 取り外し可能な支持部材が、長方形プレートに電気的に結合するように構成される、請求項21に記載の装置。
  26. 長方形プレートが、平面であり、拡散器が、平面の水平方向プロフィール、凹状の水平方向プロフィール、または凸状の水平方向プロフィールの中の1つを呈するように構成される、請求項21に記載の装置。
  27. プロセスガスをチャンバ内の反応域に供給するための拡散器であって、
    長方形プレートであって、この長方形プレートを貫通して形成された複数の開口を有し、かつ4つの縁および1つの中央領域を有する、長方形プレートと、
    4つの縁のそれぞれに結合された支持体と、
    中央領域に結合するように適合された少なくとも1つの支持部材であって、少なくとも1つの支持部材を調節することによって、中央領域が、平面、凹状、または凸状の中の1つである水平方向プロフィールを提供するように調節可能である、支持部材と、
    を備える拡散器。
  28. 水平方向プロフィールが、凹状であり、かつチャンバ内の基板支持体上に配置された基板の水平方向プロフィールが、平面である、請求項27に記載の拡散器。
  29. 中央領域に結合された複数の支持部材であって、複数の支持部材の中の1つが、ガス供給源に結合され、かつプロセスガスを長方形プレートに供給するように適合される、支持部材、
    を更に備える、請求項27に記載の拡散器。
  30. 複数の支持部材を収容するための複数の雌型噛み合い機構を更に備える、請求項27に記載の拡散器。
  31. ガス分配プレートを支持するための支持部材であって、
    第1の端部および第2の端部を有する本体であって、第2の端部が、ガス分配プレートに配置された雌型噛み合い機構に結合するように適合された雄型噛み合い機構を有する、本体を備える支持部材。
  32. 雄型噛み合い機構が、ねじ接続を備える、請求項31に記載の支持部材。
  33. 雄型噛み合い機構が、複数のキーを備える、請求項31に記載の支持部材。
  34. 支持部材が、ピボット支持体を備える、請求項31に記載の支持部材。
  35. 支持部材が、重力支持体を備える、請求項31に記載の支持部材。
  36. 薄膜堆積のためのガス分配プレートであって、
    長方形プレートを貫通して形成された複数のオリフィスを有する長方形プレートと、
    中央領域および周辺と、
    中央領域に形成された少なくとも1つの雌型噛み合い機構であって、周辺が平面であり、中央領域が凹状である、少なくとも1つの雌型噛み合い機構と、
    を備えるガス分配プレート。
  37. 少なくとも1つの雌型噛み合い機構が、支持部材を収容するように構成される、請求項36に記載のガス分配プレート。
  38. 支持部材が、重力支持体である、請求項37に記載のガス分配プレート。
  39. 支持部材が、ピボット支持体である、請求項37に記載のガス分配プレート。
  40. 支持部材が、ボルトである、請求項37に記載のガス分配プレート。
  41. 基板上に薄膜を堆積する方法であって、
    プロセスチャンバ内においてガス分配プレートの下方に存在する基板支持体上に基板を配置するステップであって、このガス分配プレートが、調節可能な水平方向プロフィールを有する、基板を配置するステップと、
    ガス分配プレートに配置された複数の開口を介してプロセスガスを流し込むステップと、
    ガス分配プレートと基板との間にプラズマを形成するステップと、
    基板上に薄膜を堆積するステップと、
    を備える方法。
  42. 水平方向プロフィールが、凹状の形状を呈するように調節される、請求項41に記載の方法。
  43. プラズマを形成するステップが、
    プロセスチャンバを約350℃から約450℃までの温度に加熱するステップ、
    を更に備える、請求項41に記載の方法。
  44. 薄膜が、アモルファスシリコンである、請求項41に記載の方法。
  45. 水平方向プロフィールが、少なくとも1つの支持部材を用いて調節される、請求項41に記載の方法。
  46. 水平方向プロフィールが、複数の支持部材を用いて調節される、請求項41に記載の方法。
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